JP2658292B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2658292B2 JP63279946A JP27994688A JP2658292B2 JP 2658292 B2 JP2658292 B2 JP 2658292B2 JP 63279946 A JP63279946 A JP 63279946A JP 27994688 A JP27994688 A JP 27994688A JP 2658292 B2 JP2658292 B2 JP 2658292B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、鉄道車両やバス等に搭載される車両用空
調装置に関するものである。
[従来技術] 従来、鉄道車両やバス等に搭載される車両用冷房装置
において、分散タイプのクーリングユニットが搭載され
ている。このクーリングユニットには熱交換器(蒸発
器)及び送風機を備えている。そして、その分散タイプ
のクーリングユニットには2種類あり、そのうちの1つ
は多数の分散タイプのクーリングユニットを車室内の両
肩部に配置し、冷房ダクトを用いることなく当該ユニッ
トから直接冷風を車室内に吹出させるものである。他の
1つは2個乃至4個の分散タイプのクーリングユニット
を冷房ダクトを用い、クーリングユニットからの冷風を
のタクトに送り、このダクトに設けた空気吹出しグリル
から車室内に送込むものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前者の場合、車室内の全体の冷房は可能で
あるが、各乗員への冷風供給が行えないという問題があ
る。又、後者においては、全体冷房に併せて冷房ダウト
を介して各乗員への送風も可能であるが、クーリングユ
ニットとダクトの接続が面倒であるとともにダクトとク
ーリングユニットのシール性が問題となっていた。
この発明の目的は、架装性及びシール性に優れた車両
用空調装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するため、空気を熱交換す
る熱交換器と、前記空気を送風する送風機と、車両の長
手方向に延設されたダクトと、を備え、前記送風機によ
り前記熱交換器を通過した空気を前記ダクトを介して車
室内に吹出させる車両用空調装置において、前記熱交換
器がケースに収納された熱交換器ユニットと、前記送風
機がケースに収納された送風機ユニットと、前記ダクト
の一部を構成するダクトユニットとから構成したクーリ
ングユニットを複数設け、前記クーリングユニットは、
前記熱交換機ユニットと送風機ユニットとダクトの一部
を構成するダクトユニットをバンドにて束ねて一体化す
るとともに車両のフレームに対して固定したことを特徴
とする車両用空調装置をその要旨とする。
[作用] クーリングユニットの取付けの際には、熱交換器ユニ
ットと、送風機ユニットと、ダクトの一部を構成するダ
クトユニットとから構成したクーリングユニットをバン
ドにて束ねて一体化するともに車両のフレームに対して
固定する。この後、各ダクトの一部が連結される。
[実施例] 以下、この発明をバス用冷房装置に具体化した一実施
例を図面に従って説明する。
第2図はバスの全体を示し、その天井部には左右両側
において車両の長手方向にダクト1,2が延設されてい
る。この各ダクト1,2は第1図に示すように熱交換器と
しての蒸発器3と送風機4と前記ダクト1,2の一部とが
一体化されたクーリングユニット5が各3つづつ設けら
れた構造となっている。
このクーリングユニット5を詳細に説明すると、第3
図はクーリングユニット5の平面図であり、第4図は第
3図のA−A断面を示す。クーリングユニット5は第5
図に示すように熱交換器ユニット6と送風機ユニット7
とダクトユニット8とからなり、各ユニット6,7,8はバ
ンド10にて巻装され該バンド10の両端を車両の天井部に
架設されたフレーム9に固定することにより一体的に固
定されている。
熱交換器ユニット6は蒸発器3とケース11とからな
り、蒸発器3には冷凍サイクルの冷媒が供給される。
又、ケース11には空気吸入口11aと空気排出口11bが形成
されているとともに、ケース11には送風機ユニット7と
の間のエアシールを行なうためのインシュレータ12が設
けられている。送風機ユニット7は送風機4とケース13
とからなり、ケース13には前記熱交換器ユニット6の空
気排出口11bと対向する位置に空気吸入口13aが形成され
るとともに、空気排出口13bが形成されている。
ダクトユニット8はダクト1,2の一部を成し、前記送
風機ユニット7の空気排出口13bに対向する位置に空気
吸入口8aが形成されている。又、ダクトユニット8の両
端部は後記連結ダクト14と接続できるように僅かに小径
なる連結部15が形成されている(第1図及び第3図参
照)。さらに、ダクトユニット8には熱交換器ユニット
6及び送風機ユニット7との間のエアシールを行なうた
めのインシュレータ16が設けられるとともに、車両側化
粧カバー17とのエアシールを行なうためのインシュレー
タ18が設けられている。
そして、送風機4の駆動により、車両側化粧カバー17
に設けられた空気取入れ口19(第4図参照)から車室内
の空気が吸入され、熱交換器ユニット6の空気吸入口11
aを経て蒸発器3にて空気が熱交換される。そして、冷
風となった空気は送風機4を経て送風機ユニット7の空
気排出口13bからダクトユニット8内に送られるように
なっている。
前記各クーリングユニット5のダクトユニット8間は
連結ダクト14にて連結されている。この連結ダクト14は
ダクトユニット8とその断面形状が同一である。ダクト
ユニット8及び連結ダクト14の下部はグリル20が収納で
きるように切欠かれ、そのグリル20は車両側化粧カバー
17に固定されている。
従って、室内空気は送風機4にてクーリングユニット
5内に吸込まれ、蒸発器3にて冷却され、その冷風はダ
クトユニット8及び連結ダクト14からグリル20を介して
車室内に吹出されることとなる。
尚、冷凍サイクルの圧縮機21は第2図に示すように車
両の後部に設けられているとともに、凝縮器(図示略)
が車両の床面下に設けられている。
このバス用冷房装置の取付けるには、まず、バンド10
により各クーリングユニット5を天井に固定する。そし
て、クーリングユニット5のダクトユニット8間を所定
の長さに切断した連結ダクト14にて繋ぐ。この接続は僅
かに小径となっているダクトユニット8の連結部15の外
周部に連結ダクト14を挿入することにより簡単に行なう
ことができる。
このように本実施例においては、蒸発器3と、送風機
4と、ダクト1,2の一部であるダクトユニット8とを一
体化したクーリングユニット5とし、このユニット5を
複数設けた。従って、各クーリングユニット5を車両の
天井部に取付けた後に連結ダクト14にて連結するだけで
ダクト1,2が形成されるので、そのダクト取付作業が容
易となる。又、クーリングユニット5は、ダクト1,2の
一部となるダクトユニット8に対し蒸発器3及び送風機
4が一体化されているので、ダクト1,2とクーリングユ
ニット5のシールを確実に行なうことができる。さら
に、連結ダクト14の長さを調整することでクーリングユ
ニット5の搭載位置は自由に選択することが可能とな
る。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、送風機は1個の熱交換器に対し複数個備え
ていてもよいし、又、上記実施例では冷房装置に具体化
したが暖房装置に具体化してもよい。即ち、蒸発器3の
代りに温水等が供給されるヒータコアをユニット5内に
配置してもよい。又、バス以外にも鉄道車両に用いても
よい。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、クーリング
ユニットにはダクトの一部を備えているため、分散型タ
イプのクーラーとは異なり、クーリングユニット、すな
わち、クーリングユニットが備えるダクトの一部と他の
クーリングユニットが備えるダクトの一部間の接続が容
易にできる。
さらに、送風機ユニット、熱交換器ユニット、ダクト
の一部を構成するダクトユニットとをバンドにて束ねて
一体化し、車両のフレームに取り付けするため、ユニッ
ト化を簡単に行えるとともに、各装置の取付作業を容易
に行うことができ、このため、架装性の向上を図ること
ができる。
又、クーリングユニットにはダクトの一部を備えてお
り、車両の長手方向へ延びるダクトに吹出すことが可能
となるとともに、送風機の真下においても、ダクトの一
部がユニット化されて束ねられて配置されるため、吹き
出しが可能であり、この結果、各座席への吹出しを均一
にでき、各乗員に対して快適性を向上させることができ
る。この効果は特に観光バスでは重要である。
【図面の簡単な説明】
第1図はバス用冷房装置の側面図、第2図はバス用冷房
装置を搭載したバスの斜視図、第3図はバス用冷房装置
のクーリングユニットの平面図、第4図は第3図のA−
A断面図、第5図はクーリングユニットの分解図であ
る。 1,2はダクト、3は熱交換器としての蒸発器、4は送風
機、5はクーリングユニット、8はダクトユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を熱交換する熱交換器と、 前記空気を送風する送風機と、 車両の長手方向に延設されたダクトと、 を備え、前記送風機により前記熱交換器を通過した通気
    を前記ダクトを介して車室内に吹出させる車両用空調装
    置において、 前記熱交換器がケースに収納された熱交換器ユニット
    と、前記送風機がケースに収納された送風機と、前記ダ
    クトの一部を構成するダクトユニットとから構成したク
    ーリングユニットを複数設け、前記クーリングユニット
    は、前記熱交換器ユニットと送風機ユニットとダクトの
    一部を構成するダクトユニットをバンドにて束ねて一体
    化するともに車両のフレームに対して固定したことを特
    徴とする車両用空調装置。
JP63279946A 1988-11-04 1988-11-04 車両用空調装置 Expired - Fee Related JP2658292B2 (ja)

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