JP2655589B2 - 伝送路監視システム - Google Patents
伝送路監視システムInfo
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- JP2655589B2 JP2655589B2 JP5336917A JP33691793A JP2655589B2 JP 2655589 B2 JP2655589 B2 JP 2655589B2 JP 5336917 A JP5336917 A JP 5336917A JP 33691793 A JP33691793 A JP 33691793A JP 2655589 B2 JP2655589 B2 JP 2655589B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路の故障の識別や伝
送路の劣化状況を判定するために正弦波パイロット信号
を障害監視用として使用する伝送路監視システムに関
し、特に伝送路に複数台の通信装置が接続され、これら
の通信装置の活性状態/非活性状態が運用状況に応じて
個々に異なり、活性状態の通信装置の通信数が変動する
場合においても、ソフトウェアなどの論理的手段と合わ
せることによって伝送路異常の内容を検知することがで
きる伝送路監視システムに関する。
送路の劣化状況を判定するために正弦波パイロット信号
を障害監視用として使用する伝送路監視システムに関
し、特に伝送路に複数台の通信装置が接続され、これら
の通信装置の活性状態/非活性状態が運用状況に応じて
個々に異なり、活性状態の通信装置の通信数が変動する
場合においても、ソフトウェアなどの論理的手段と合わ
せることによって伝送路異常の内容を検知することがで
きる伝送路監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の伝送路監視システムは、
FDM信号をPCM信号に変換する装置およびその逆に
変換する装置ならびに伝送路等における障害探知、障害
監視を目的として用いられている。例えば、特開昭60
−223347号公報には、送信側のFDM信号の帯域
外に正弦波パイロット信号を挿入し、受信側でパイロッ
ト信号を検出し、併せて、本パイロット信号による高調
波歪を除去する技術が記載されている。
FDM信号をPCM信号に変換する装置およびその逆に
変換する装置ならびに伝送路等における障害探知、障害
監視を目的として用いられている。例えば、特開昭60
−223347号公報には、送信側のFDM信号の帯域
外に正弦波パイロット信号を挿入し、受信側でパイロッ
ト信号を検出し、併せて、本パイロット信号による高調
波歪を除去する技術が記載されている。
【0003】また、上記以外の従来技術例として、端末
間で通信が正常に行なわれているかどうかを確認するた
めに、ソフトウェア等を用いた論理的手段、即ち、通信
装置上のソフトウェアなどにより応答確認するなどの手
法により、論理的な接続状況確認の手法が用いられてい
る。
間で通信が正常に行なわれているかどうかを確認するた
めに、ソフトウェア等を用いた論理的手段、即ち、通信
装置上のソフトウェアなどにより応答確認するなどの手
法により、論理的な接続状況確認の手法が用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開昭60−
223347号に開示されているような従来技術を用い
た伝送路監視システムにおいては、以下に示すような課
題がある。
223347号に開示されているような従来技術を用い
た伝送路監視システムにおいては、以下に示すような課
題がある。
【0005】伝送路に接続されている複数台の通信装置
が、電源のON/OFF等によってパイロット信号の送
信/非送信がダイナミックに変更される場合、電源OF
F等の通信装置はパイロット信号を出力できないため、
伝送路異常と判断される等の誤検知や伝送路の異常か、
あるいは通信装置の断状態かの識別が困難であるという
の課題がある。
が、電源のON/OFF等によってパイロット信号の送
信/非送信がダイナミックに変更される場合、電源OF
F等の通信装置はパイロット信号を出力できないため、
伝送路異常と判断される等の誤検知や伝送路の異常か、
あるいは通信装置の断状態かの識別が困難であるという
の課題がある。
【0006】複数台の通信装置(1、2、3、…、N-1
、N )の全てに正弦波パイロット信号(P1、…、Pn、
…、PN)および正弦波パイロット信号(Pa、Pb)を検出
する検出回路を実装する場合、通信装置(1、2、3、
…、N-1 、N )の小型化/低価格化ができにくいという
課題がある。
、N )の全てに正弦波パイロット信号(P1、…、Pn、
…、PN)および正弦波パイロット信号(Pa、Pb)を検出
する検出回路を実装する場合、通信装置(1、2、3、
…、N-1 、N )の小型化/低価格化ができにくいという
課題がある。
【0007】また、ソフトウェアによる通信確認のみで
は、次のような課題がある。
は、次のような課題がある。
【0008】応答要求に対する無応答が伝送路異常によ
るのか、あるいは通信装置内部における異常や電源OF
F等によるのか、その判断が困難である。
るのか、あるいは通信装置内部における異常や電源OF
F等によるのか、その判断が困難である。
【0009】終端装置と基幹伝送路との接続不良や基幹
伝送路断の場合等では、伝送路異常の一部の判定が困難
である。
伝送路断の場合等では、伝送路異常の一部の判定が困難
である。
【0010】本発明は従来技術における上記した事情に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、伝送路の異常と通信装置内部での異常との間の識別
をより効果的に行なうことができると共に、、各通信装
置のパイロット信号受信回路を小型化および低価格化し
得る伝送路監視システムを提供することにある。
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、伝送路の異常と通信装置内部での異常との間の識別
をより効果的に行なうことができると共に、、各通信装
置のパイロット信号受信回路を小型化および低価格化し
得る伝送路監視システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送路監視方法
は、通信データを伝送するバス型の伝送路に接続される
N 台(ただし、N は2以上の自然数)の各通信装置毎に
異なった周波数F1、…、 Fn、…、 FN(ただし、n は1≦
n ≦N なる自然数)の正弦波パイロット信号P1、…、P
n、…、PNを出力する通信装置と、前記伝送路の片側に
配置されて前記伝送路とのインピーダンス整合をとり、
かつ周波数Fa(Fn ≠Fa) の正弦波パイロット信号Paを出
力する第1終端装置と、該第1終端装置とは反対側の伝
送路に配置されて前記伝送路とのインピーダンス整合を
とり、かつ周波数Fb (Fn≠Fb) の正弦波パイロット信号
Pbを出力する第2終端装置とを有し、前記第1および第
2終端装置は複数台の通信装置が出力する正弦波パイロ
ット信号P1、…、Pn、…、PNの受信レベル和に比例した
正弦波パイロット信号PaおよびPbをそれぞれ出力するよ
うに構成されている。
は、通信データを伝送するバス型の伝送路に接続される
N 台(ただし、N は2以上の自然数)の各通信装置毎に
異なった周波数F1、…、 Fn、…、 FN(ただし、n は1≦
n ≦N なる自然数)の正弦波パイロット信号P1、…、P
n、…、PNを出力する通信装置と、前記伝送路の片側に
配置されて前記伝送路とのインピーダンス整合をとり、
かつ周波数Fa(Fn ≠Fa) の正弦波パイロット信号Paを出
力する第1終端装置と、該第1終端装置とは反対側の伝
送路に配置されて前記伝送路とのインピーダンス整合を
とり、かつ周波数Fb (Fn≠Fb) の正弦波パイロット信号
Pbを出力する第2終端装置とを有し、前記第1および第
2終端装置は複数台の通信装置が出力する正弦波パイロ
ット信号P1、…、Pn、…、PNの受信レベル和に比例した
正弦波パイロット信号PaおよびPbをそれぞれ出力するよ
うに構成されている。
【0012】さらに、前記終端装置は、前記伝送路に接
続された通信装置数の前記パイロット信号Pn(n は1 ≦
n ≦Nなる自然数)を受信するパイロット信号受信回路
と、該パイロット信号受信回路に接続された受信信号線
から受信信号レベルを検知し、その検知結果を通知する
パイロット信号受信レベル検知回路と、パイロット信号
源である周波数FaまたはFbの信号を出力する発振回路
と、該発振回路の出力信号を入力し、前記パイロット信
号受信レベル検知回路の出力信号により出力するパイロ
ット信号の信号レベルを可変制御するパイロット信号送
信回路とを有する。
続された通信装置数の前記パイロット信号Pn(n は1 ≦
n ≦Nなる自然数)を受信するパイロット信号受信回路
と、該パイロット信号受信回路に接続された受信信号線
から受信信号レベルを検知し、その検知結果を通知する
パイロット信号受信レベル検知回路と、パイロット信号
源である周波数FaまたはFbの信号を出力する発振回路
と、該発振回路の出力信号を入力し、前記パイロット信
号受信レベル検知回路の出力信号により出力するパイロ
ット信号の信号レベルを可変制御するパイロット信号送
信回路とを有する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の伝送路監視システムを添付の
図面に示した実施例に関連して説明する。
図面に示した実施例に関連して説明する。
【0014】図1(A)は本発明の伝送路監視システム
を用いたバス型ローカルエリアネットワークの一例を示
すブロック図である。
を用いたバス型ローカルエリアネットワークの一例を示
すブロック図である。
【0015】図1(A)のバス型ローカルエリアネット
ワークは、第1終端装置T1、第2終端装置T2、複数台の
通信装置1、2、3、…、N-1 、N および伝送路L (支
線伝送路L1、基幹伝送路L2)より構成されている。
ワークは、第1終端装置T1、第2終端装置T2、複数台の
通信装置1、2、3、…、N-1 、N および伝送路L (支
線伝送路L1、基幹伝送路L2)より構成されている。
【0016】各通信装置1、2、3、…、N-1 、N がバ
ス上の伝送路L に接続され、複数台の通信装置1、2、
3、…、N-1 、N 相互に伝送路L の障害や異常を検知す
る目的で、各通信装置1、2、3、…、N-1 、N 毎に異
なった信号を通信帯域外に出力する。
ス上の伝送路L に接続され、複数台の通信装置1、2、
3、…、N-1 、N 相互に伝送路L の障害や異常を検知す
る目的で、各通信装置1、2、3、…、N-1 、N 毎に異
なった信号を通信帯域外に出力する。
【0017】通信装置n の正弦波パイロット信号Pnの信
号レベルをS(Pn) とすると、 S(P1) ≒…S(Pn) ≒…≒S(PN) である。
号レベルをS(Pn) とすると、 S(P1) ≒…S(Pn) ≒…≒S(PN) である。
【0018】各通信装置1、2、3、…、N-1 、N は、
通信データを送信する活性化状態においてのみパイロッ
ト信号Pnを出力する。即ち、通信装置1、2、3、…、
N-1、N は、電源ON/OFFや非活性状態において
は、正弦波パイロット信号P1、Pn、…、PNを出力しな
い。
通信データを送信する活性化状態においてのみパイロッ
ト信号Pnを出力する。即ち、通信装置1、2、3、…、
N-1、N は、電源ON/OFFや非活性状態において
は、正弦波パイロット信号P1、Pn、…、PNを出力しな
い。
【0019】伝送路L の両端に実装する第1終端装置T1
と第2終端装置T2は、伝送路L のインピーダンス整合を
とり、かつ周波数Fa (Fn≠Fa) およびFb (Fn≠Fb) の正
弦波パイロット信号PaおよびPbをそれぞれ出力する。
と第2終端装置T2は、伝送路L のインピーダンス整合を
とり、かつ周波数Fa (Fn≠Fa) およびFb (Fn≠Fb) の正
弦波パイロット信号PaおよびPbをそれぞれ出力する。
【0020】各正弦波パイロット信号の周波数Fn (1<
n ≦N)やFa、Fbは図1(B)のように配置される。図1
(B)において、横軸は周波数軸を示し、縦軸は信号レ
ベルを模擬的に示している。図1(B)のようにパイロ
ット信号が配置される場合、周波数帯域Fa〜Fbは通信デ
ータを伝送する帯域とは別帯域である。
n ≦N)やFa、Fbは図1(B)のように配置される。図1
(B)において、横軸は周波数軸を示し、縦軸は信号レ
ベルを模擬的に示している。図1(B)のようにパイロ
ット信号が配置される場合、周波数帯域Fa〜Fbは通信デ
ータを伝送する帯域とは別帯域である。
【0021】続いて、第1終端装置T1や第2終端装置T2
に関して、図2の一構成例を用いてさらに説明する。
に関して、図2の一構成例を用いてさらに説明する。
【0022】図2において、第1終端装置T1および第2
終端装置T2は各々、パイロット信号受信回路11、パイ
ロット信号受信レベル検知回路12、発信回路13、パ
イロット信号送信回路14より構成されている。
終端装置T2は各々、パイロット信号受信回路11、パイ
ロット信号受信レベル検知回路12、発信回路13、パ
イロット信号送信回路14より構成されている。
【0023】パイロット信号受信回路11は、基幹伝送
路L2から入力する通信装置1、2、3、…、N-1 、N が
出力した正弦波パイロット信号P1、…、Pn、…、PNを受
信し、図1(B)の周波数帯域の場合、周波数F1…Fn…
FN、すなわち帯域W(Fa<W <Fb) のみ透過かつ波形整形
し、増副した後に受信信号線112へ出力する。
路L2から入力する通信装置1、2、3、…、N-1 、N が
出力した正弦波パイロット信号P1、…、Pn、…、PNを受
信し、図1(B)の周波数帯域の場合、周波数F1…Fn…
FN、すなわち帯域W(Fa<W <Fb) のみ透過かつ波形整形
し、増副した後に受信信号線112へ出力する。
【0024】パイロット信号受信レベル検知回路12
は、受信信号線112の信号の以下に示す算術式を満足
する計算を行ない、信号レベル制御線121へ出力す
る。 ただし、k1は比例定数である。
は、受信信号線112の信号の以下に示す算術式を満足
する計算を行ない、信号レベル制御線121へ出力す
る。 ただし、k1は比例定数である。
【0025】発振回路13は、第1終端装置T1や第2終
端装置T2がそれぞれ出力するパイロット信号の周波数F
a、Fbの基準信号を基準信号線131へ出力する。
端装置T2がそれぞれ出力するパイロット信号の周波数F
a、Fbの基準信号を基準信号線131へ出力する。
【0026】パイロット信号送信回路14は、入力する
基準信号線131を信号レベル制御線121に基づいて
増副し、それをパイロット信号出力線141へ出力す
る。
基準信号線131を信号レベル制御線121に基づいて
増副し、それをパイロット信号出力線141へ出力す
る。
【0027】従って、第1終端装置T1や第2終端装置T2
は、図3に示すように、伝送路L より入力する通信装置
1、2、3、…、N-1 、N がここに出力したパイロット
信号の信号和に比例したパイロット信号PaおよびPbの出
力レベルをそれぞれ制御できる。
は、図3に示すように、伝送路L より入力する通信装置
1、2、3、…、N-1 、N がここに出力したパイロット
信号の信号和に比例したパイロット信号PaおよびPbの出
力レベルをそれぞれ制御できる。
【0028】従って、第1終端装置T1および第2終端装
置T2は、通信装置1、2、3、…、N-1 、N の電源ON
/OFFや非活性状態においては正弦波パイロット信号
P1、…、Pn、…、PNが出力されないため、正弦波パイロ
ット信号PaおよびPbの出力レベルをそれぞれ低下させる
ことができる。
置T2は、通信装置1、2、3、…、N-1 、N の電源ON
/OFFや非活性状態においては正弦波パイロット信号
P1、…、Pn、…、PNが出力されないため、正弦波パイロ
ット信号PaおよびPbの出力レベルをそれぞれ低下させる
ことができる。
【0029】また、各通信装置1、2、3、…、N-1 、
N の全てまたは一部は、ソフトウェアなどの論理的手段
を用い、応答確認などを実行することにより、異なった
通信装置との通信路の確認を行なうことができる。この
場合、通信路は、支線伝送路L1、基幹伝送路L2、および
通信装置n 自体の送受信回路等の内部回路である。この
ため、応答確認によって通信可能装置数の存在確認と、
何れの通信装置n が無応答であるかの確認ができる。
N の全てまたは一部は、ソフトウェアなどの論理的手段
を用い、応答確認などを実行することにより、異なった
通信装置との通信路の確認を行なうことができる。この
場合、通信路は、支線伝送路L1、基幹伝送路L2、および
通信装置n 自体の送受信回路等の内部回路である。この
ため、応答確認によって通信可能装置数の存在確認と、
何れの通信装置n が無応答であるかの確認ができる。
【0030】各通信装置1、2、3、…、N-1 、N の全
てまたは一部は、前述したソフトウェア等の論理的確認
手段と第1終端装置T1、第2終端装置T2からの正弦波パ
イロット信号Pa、Pbの受信レベルより通信装置1、2、
3、…、N-1 、N の通信装置の活性状態装置数の把握が
可能となる。
てまたは一部は、前述したソフトウェア等の論理的確認
手段と第1終端装置T1、第2終端装置T2からの正弦波パ
イロット信号Pa、Pbの受信レベルより通信装置1、2、
3、…、N-1 、N の通信装置の活性状態装置数の把握が
可能となる。
【0031】ソフトウェアなどによる論理的確認手段
と、正弦波パイロット信号PaおよびPbの受信レベルから
判断した活性化通信装置数との矛盾の有無によって、図
4の表に示すように、異常の検知と識別が可能になる。
と、正弦波パイロット信号PaおよびPbの受信レベルから
判断した活性化通信装置数との矛盾の有無によって、図
4の表に示すように、異常の検知と識別が可能になる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の伝送路監視システムによれば、図4の表に示すような
判断が可能なため、以下に示す異常の識別の具体化や、
該識別の精度をさらに上げる効果が得られる。 1.伝送路に接続されている複数台の通信装置が、電源
のON/OFF等によってパイロット信号の送信/非送
信がダイナミックに変更される場合でも、伝送路の異常
なのか、それとも通信装置の断状態なのか、その識別を
より正確に行なうことができる。 2.応答要求に対する無応答が伝送路異常によるものな
のか、それとも通信装置内部における異常なのか、その
判断が可能である。 3.終端装置と基幹伝送路との接続不良や基幹伝送路断
の場合、伝送路の異常判定を行うことがができる。
の伝送路監視システムによれば、図4の表に示すような
判断が可能なため、以下に示す異常の識別の具体化や、
該識別の精度をさらに上げる効果が得られる。 1.伝送路に接続されている複数台の通信装置が、電源
のON/OFF等によってパイロット信号の送信/非送
信がダイナミックに変更される場合でも、伝送路の異常
なのか、それとも通信装置の断状態なのか、その識別を
より正確に行なうことができる。 2.応答要求に対する無応答が伝送路異常によるものな
のか、それとも通信装置内部における異常なのか、その
判断が可能である。 3.終端装置と基幹伝送路との接続不良や基幹伝送路断
の場合、伝送路の異常判定を行うことがができる。
【0033】さらに、以下に示す効果もある。 4.各通信装置1、2、3、…、N-1 、N の全てまたは
一部の装置に、正弦波パイロット信号P1、…、Pn、…、
PNならびに正弦波パイロット信号Pa、Pbの両方を検出す
る2種類の検出回路を実装する必要がなく、正弦波パイ
ロット信号Pa、Pbを検出する検出回路のみの実装で良い
ため、通信装置1、2、3、…、N-1 、Nの小型化およ
び低価格化が図れる。
一部の装置に、正弦波パイロット信号P1、…、Pn、…、
PNならびに正弦波パイロット信号Pa、Pbの両方を検出す
る2種類の検出回路を実装する必要がなく、正弦波パイ
ロット信号Pa、Pbを検出する検出回路のみの実装で良い
ため、通信装置1、2、3、…、N-1 、Nの小型化およ
び低価格化が図れる。
【図1】(A)は本発明の伝送路監視システムを用いた
バス型ローカルエリアネットワークの一例を示すブロッ
ク図であり、(B)はパイロット信号の配置例を示す説
明図である。
バス型ローカルエリアネットワークの一例を示すブロッ
ク図であり、(B)はパイロット信号の配置例を示す説
明図である。
【図2】本発明の終端装置の構成例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】パイロット信号Pnの入力レベルに対するパイロ
ット信号PaまたはPb出力の一例を示すグラフである。
ット信号PaまたはPb出力の一例を示すグラフである。
【図4】異常検知/判定の例を示す表である。
1、2、3、…、N-1、 N 通信装置 T1 第1終端装置 T2 第2終端装置 L 伝送路 L1 支線伝送路 L2 基幹伝送路 11 パイロット信号受信回路 112 受信信号線 12 パイロット信号受信レベル検知回路 121 信号レベル制御線 13 発振回路 131 基準信号線 14 パイロット信号送信回路 141 パイロット信号出力線
Claims (2)
- 【請求項1】 正弦波パイロット信号を挿入し該正弦波
パイロット信号を障害監視用として使用する伝送路監視
方式において、 通信データを伝送するバス型の伝送路に接続されるN 台
(ただし、N は2以上の自然数)の各通信装置毎に異な
った周波数F1、…、 Fn、…、FN(ただし、n は1≦n ≦
N なる自然数)の正弦波パイロット信号P1、…、 Pn、
…、PNを出力する通信装置と、 前記伝送路の片側に配置されて前記伝送路とのインピー
ダンス整合をとり、かつ周波数Fa(Fn≠Fa)の正弦波パ
イロット信号Paを出力する第1終端装置と、 該第1終端装置とは反対側の伝送路に配置されて前記伝
送路とのインピーダンス整合をとり、かつ周波数Fb(Fn
≠Fb)の正弦波パイロット信号Pbを出力する第2終端装
置とを有し、 前記第1および第2終端装置は、複数台の通信装置が出
力する正弦波パイロット信号P1、…、Pn、…、PNの受信
レベル和に比例した正弦波パイロット信号PaおよびPbを
それぞれ出力することを特徴とする伝送路監視システ
ム。 - 【請求項2】 前記終端装置が、 前記伝送路に接続された通信装置数の前記パイロット信
号Pn(n は1≦n ≦Nなる自然数)を受信するパイロッ
ト信号受信回路と、 該パイロット信号受信回路に接続された受信信号線から
受信信号レベルを検知し、その検知結果を通知するパイ
ロット信号受信レベル検知回路と、 パイロット信号源である周波数FaまたはFbの信号を出力
する発振回路と、 該発振回路の出力信号を入力し、前記パイロット信号受
信レベル検知回路の出力信号により出力するパイロット
信号の信号レベルを可変制御するパイロット信号送信回
路とを有することを特徴とする請求項1記載の伝送路監
視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336917A JP2655589B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 伝送路監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336917A JP2655589B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 伝送路監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202915A JPH07202915A (ja) | 1995-08-04 |
JP2655589B2 true JP2655589B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=18303832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5336917A Expired - Lifetime JP2655589B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 伝送路監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2655589B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5751138B2 (ja) * | 2011-06-03 | 2015-07-22 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 通信システム及び通信方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5336917A patent/JP2655589B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07202915A (ja) | 1995-08-04 |
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