JPS617486A

JPS617486A - レ−ダ装置

Info

Publication number: JPS617486A
Application number: JP59129592A
Authority: JP
Inventors: Masanobu Tsudo; 津藤　正信; Akira Hisanaga; 久永　彰; Yutaka Kinoshita; 木之下　裕; Masaki Yasufuku; 安福　正樹
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-06-21
Filing date: 1984-06-21
Publication date: 1986-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は方位等の識別機能を有するモノパルス方式の
レーダ装置に関するもので、特にアンテナの異常検出、
及びアンテナと送受ｗ機関の給電経路の異常検出技術に
関するものである。

［従来技術］従来この種のレーダ装置として第２図に示すものがあっ
た。図において、（１）は送受信機、（２）はアンテナ
で、給電経路（３）、（４）を介して上記送受信機（１
）に接続され、送受信機（１）内の送信器（５）にて発
生した送信波は送受切換器（８）、方向性結合器（７）
、及び給電経路（３）を経由してアンテナ（２）に導び
かれ、該アンテナ（２）においては、ハイブリッジ（８
）により二分され放射器Ａ（８）とＢ（１０）にて空間
へ送信されるようになされている。

他方、受信信号は上記放射器Ａ（９）とＢ（ｔｏ）で受
信されハイブリッド（８）を経由し、方向性結合器（７
）により受信器Ａ（１１）とＢ　（１２）に導びかれる
ようになされている。ここで、受信系が２つあるのは方
位の識別を行うためで、通常、この種のアンテナパター
ンは、第３図に示す如く、受信器Ａ（］１）側は（ａ）
のように和のパターンを有し、受信器Ｂ（１２）側は（
ｂ）のように差のパターンを有する。よって、受信器Ａ
（１１）と受信器Ｂ　（１２）の出力を図示しない次段
の信号処理器等で比較することにより、（ｃ）のような
角度−電圧特性を得れば、これに基づいて方位を判定す
ることができる。

しかして、（１３）と（１４）はモノパルスレーダにお
けるアンテナ（２）の異常検出、及びアンテナ（２）と
送受信機（１）間の給電経路（３）の異常検出を行うた
めのレベル検出器と比較回路で、次の如くして異常検出
を行う。すなわち、送受切換器（６）とアンテナ（２）
間に設けた方向性結合器（７）はアンテナ（２）側から
来る信号の一部を取り出すもので、その出力値はレベル
検出器（１３）にて観測されていて、ここで、アンテナ
（２）に異常が生じた場合、または給電経路（３）に断
線等の異常が生じた場合は、送信信号は大きく反射され
、レベル検出器（１３）の値が大きくなる。よってレベ
ル検出器（１３）の出力を比較回路（１４）において正
常値（図ではＶｌ）と比較することにより上記異常を検
出できる。

しかるに、従来装置は、以上のように構成されているの
で、差パターン側の給電経路（４）の異常検出は不可能
であり、また方向性結合器（７）が送信ラインに設置さ
れているため、送信信号を減衰させる等の欠点があった
。

［発明の概要］この発明は上記のような従来のも゛のの欠点を除去する
ためになされたもので、差パターン（受信器Ｂ）側に方
向性結合器を設置してその出力レベルを２種のレベルと
比較することにより、アンテナ及び給電経路の異常を検
出出来るようにしたものである。

し発明の実施例］　゛以下、この発明の一実施例を第２図と同一部分は同一符
号を附して示す第１図に基づいて説明する。図において
、本実施例の方向性結合器（７）は差のパータンを得る
受信器Ｂ　（１２）と給電経路（４）との間に設けられ
ており、その出力をレベル検出器（１３）にて測定し、
該レベル検出器（１３）の出力は２つの比較回路（１５
）　、（１Ｂ）にて比較されるようになっている。つま
り、比較回路（１５）では比較的大きな設定電圧値Ｖ２
と比較し、この設定電圧値ｖ２よりレベル検出器（１３
）の値が大であれば、アンテナ（２）の異常と判定し、
他方、比較回路（１６）では比較的小さな設定電圧値Ｖ
３と比較しこの設定電圧値Ｖ３よりレベル検出器（１３
）の値が小であれば、給電経路（３）、　（４）の異常
と判定するようになっている。

上記判定原理を詳しく説明すると、アンテナ（２）及び
給電経路（３）、（，４）とも正、常であれば、送信時
、給電経路（３）、ハイブリッド（８）及び給電経路（
４）を介したほぼ一部レベルの送信波の漏れ信号がレベ
ル検出器（１３）に発生する　（この値をｖＯとする）
。しかして、アンテナ（２）に異常が発生すれば、放射
器Ａ（９）または放射器Ｂ（１０）等で送信波が反射さ
れ、１／ベル検出器（１３）の値が大きくなる。

よって、比較回路（１５）に与える比較値をＶ３＝Ｖｏ
＋α（但しαは異常時のしきい値）のごとく設定してお
き、レベル検出器（、１３）の出力がこの値より大きい
場合はアンテナ（２）の異常と判定出来る。

他方、給電経路（３）、（４）の異常（ケーブルの断線
又はコネクタの離脱）の場合には、レベル検出器（１３
）の値が小さくなる。

よって、比較回路（１６）に与える比較値をＶ３＝Ｖｏ
−β（但しβは異常時のしきい値）のごとく設定してお
き、レベル検出器（１３）の出力がこの値より小さけれ
ば、給電経路（３）、（４）の異常と判定出来ることに
なる。

また、上記実施例によれば、方向性結合器（７）の位置
が、差パータン側にある故、本方向性結合器（７）の損
失によって送信波が減衰されることはなく、システムの
性能も向上することができる。

［発明の効果］以上のようにこの発明のよれば、モノパルス方式のレー
ダ装置において、受信専用経路側に方向性結合器を設置
すると共に、該方向性結合器のｍ力レベルを検出し、こ
れを一対の比較回路によってそれぞれ設定電圧値と比較
しアンテナの異常。

及びアンテナと送受信機間の給電経路の異常を検出する
ようにしたので、送信波の減衰をまねくことなく、かつ
差パータン側の給電経路の異常も検出可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるレーダ装置のブロック
図、第２図は従来例を示すブロック、第３図（ａ）〜（
ｃ）はモノパルス方式を説明する波形図である。（１）・・・送受信機、　　　　（２）・・・アンテナ
、（３）、（４）・・・給電経路、　（７）・・・方向
性結合器、（１１）、（１２）・・・受信器、　（１３
）・・・レベル検出器、（１５）、（１Ｂ）・・・比較
回路。代理人　　　　　大　　岩　　増　　雄手続補正書（自
発）２１発明の名称レーダ装置３、補正をする者代表者　片　山　仁　へ゛部４、代理人５、補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄。６、補正の内容明細書第２頁第６行の「ハイブリッジＪという記載を「
ハイブリッド」と補正する。以　　ト

Claims

【特許請求の範囲】

モノパルス方式のレーダ装置において、受信専用経路側
に方向性結合器を設けると共に、該方向性結合器の出力
検出レベルをそれぞれ所定の電圧値を比較する一対の比
較回路を備え、それらの比較結果に基づいてアンテナの
異常、およびアンテナと送受信機間の給電経路の異常を
検出可能としたことを特徴とするレーダ装置。