JPH0535385B2 - - Google Patents
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- JPH0535385B2 JPH0535385B2 JP59057311A JP5731184A JPH0535385B2 JP H0535385 B2 JPH0535385 B2 JP H0535385B2 JP 59057311 A JP59057311 A JP 59057311A JP 5731184 A JP5731184 A JP 5731184A JP H0535385 B2 JPH0535385 B2 JP H0535385B2
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- optical
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 6
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電磁光学素子を用いた光センサによる
送配電系統の事故点検出方法に関するものであ
る。
送配電系統の事故点検出方法に関するものであ
る。
送配電系統においては事故発生点を迅速かつ適
確に検出して、停電回復のための適切な措置をと
ることがサービスの向上にとつて重要である。そ
こで長大な送電線においては早くから故障点標定
器、例えば両端の電気所から標定用のパルス波を
送電線中に発射し、故障点からの反射波の帰来ま
での時間をそれぞれ測定して、電気所から故障点
までの距離を求める故障点標定器が採用されてい
る。しかし送電線に比べて面的な拡がりをもち、
しかも各種ノイズ源をもつ配電系統においてはそ
の適用が難かしい場合が多い。
確に検出して、停電回復のための適切な措置をと
ることがサービスの向上にとつて重要である。そ
こで長大な送電線においては早くから故障点標定
器、例えば両端の電気所から標定用のパルス波を
送電線中に発射し、故障点からの反射波の帰来ま
での時間をそれぞれ測定して、電気所から故障点
までの距離を求める故障点標定器が採用されてい
る。しかし送電線に比べて面的な拡がりをもち、
しかも各種ノイズ源をもつ配電系統においてはそ
の適用が難かしい場合が多い。
そこで配電系統においては、例えば配電線の適
当距離毎に区分開閉器を設けておき、事故により
停電した線路の区分開閉器を変電所から順次投入
して行き、線路に異常な電気量の変化を生じた投
入区分開閉器以降に事故が発生したことを検出す
る方法がとられている。しかしこれでは迅速に事
故点を検出して対策を施こし、早期に停電を回復
することができないため、サービスの低下を来す
ことになる。
当距離毎に区分開閉器を設けておき、事故により
停電した線路の区分開閉器を変電所から順次投入
して行き、線路に異常な電気量の変化を生じた投
入区分開閉器以降に事故が発生したことを検出す
る方法がとられている。しかしこれでは迅速に事
故点を検出して対策を施こし、早期に停電を回復
することができないため、サービスの低下を来す
ことになる。
そこで最近高電圧回路における電圧電流などの
無接触測定法として利用されている光センサ、例
えば第1図のように電圧または電流の電磁作用に
より、光の偏光面を変化するポツケルス効果素子
や、フアラデイ効果素子などの電磁光学効果素子
1と、第1、第2集光レンズ2,3、第1、第2
偏光子4,5などよりなる光センサPSと、これ
を介して光を送受光する光フアイバ線路PLとに
より検出系を形成して、事故点を検出しようとす
る案が本発明者等によつて出されている。
無接触測定法として利用されている光センサ、例
えば第1図のように電圧または電流の電磁作用に
より、光の偏光面を変化するポツケルス効果素子
や、フアラデイ効果素子などの電磁光学効果素子
1と、第1、第2集光レンズ2,3、第1、第2
偏光子4,5などよりなる光センサPSと、これ
を介して光を送受光する光フアイバ線路PLとに
より検出系を形成して、事故点を検出しようとす
る案が本発明者等によつて出されている。
この方法は例えば第2図のように線路Lの適当
間隔毎に、それぞれ設けた光センサPSa,PSb,
PSc…PSoをそれぞれ介して、光をそれぞれ送受
光する光フアイバ線路PLa,PLb,PLc…PLoを設
けて、事故発生時生じた電圧電流の変化による、
第1図中にa,bによつて示すような電磁光学効
果素子1を通る光の偏光面の変化により、光フア
イバ中を送られる光信号にレベルの変化を与え、
このレベル変化を生じた光信号から事故点を検出
しようとするものである。
間隔毎に、それぞれ設けた光センサPSa,PSb,
PSc…PSoをそれぞれ介して、光をそれぞれ送受
光する光フアイバ線路PLa,PLb,PLc…PLoを設
けて、事故発生時生じた電圧電流の変化による、
第1図中にa,bによつて示すような電磁光学効
果素子1を通る光の偏光面の変化により、光フア
イバ中を送られる光信号にレベルの変化を与え、
このレベル変化を生じた光信号から事故点を検出
しようとするものである。
この方法は光信号を光フアイバ中において伝送
するため、電気パルス波を利用する故障点標定器
のように、ノイズにより誤標定を行うことがな
く、光センサによる検出点を数多く設けることに
よつて各種の事故による事故発生点を確実にかつ
迅速に検出しうる。しかしこの方法では各光セン
サ毎に光フアイバ線路とレベルの検出器を設ける
必要がある。従つて検出系が極めて複雑高価とな
り、また大量の光フアイバを必要とするため、配
電コストの上昇を招くのを避けることができな
い。
するため、電気パルス波を利用する故障点標定器
のように、ノイズにより誤標定を行うことがな
く、光センサによる検出点を数多く設けることに
よつて各種の事故による事故発生点を確実にかつ
迅速に検出しうる。しかしこの方法では各光セン
サ毎に光フアイバ線路とレベルの検出器を設ける
必要がある。従つて検出系が極めて複雑高価とな
り、また大量の光フアイバを必要とするため、配
電コストの上昇を招くのを避けることができな
い。
本発明は故障時流れる零相電流により、電気所
において或る程度の検出が可能な地絡事故に対し
て、故障を示す電気量が電気所に流れることがな
く、電気所における事故発生点の検出が困難であ
る配電系統において多く発生する断線事故の発生
点を、光センサと光フアイバ線路を用いて確実迅
速に検出する方法を提供し、零相電流による事故
の検出と併せて、各種事故に対して迅速な対策を
とりうるようにして、サービスの向上を図りうる
ようにしたものである。次に図面を用いてその詳
細を説明する。
において或る程度の検出が可能な地絡事故に対し
て、故障を示す電気量が電気所に流れることがな
く、電気所における事故発生点の検出が困難であ
る配電系統において多く発生する断線事故の発生
点を、光センサと光フアイバ線路を用いて確実迅
速に検出する方法を提供し、零相電流による事故
の検出と併せて、各種事故に対して迅速な対策を
とりうるようにして、サービスの向上を図りうる
ようにしたものである。次に図面を用いてその詳
細を説明する。
本発明の特徴とするところは要するに次の点に
ある。即ち第3図に示すように各事故検出点a,
b,c,d,…nにそれぞれ設けた各光センサ
PSa,PSb,PSc,PSd,…PSoを串刺し状にして
各光センサに直列に光を通す光フアイバ線路PL
を設けて、図中矢印のようにその端部A→B、B
→Aの順逆双方向に、例えば第4図a,bに示す
第1、第2の光パルス列信号PA,PBを送信する。
そして断線事故が例えば第3図のc点に発生した
とき、検出点cからnまでの光センサを通る光の
偏光面が、c〜nの各検出点に現われる事故にも
とづく電気量(例えば零相電圧)により変化し
て、A,B端から光フアイバ線路PL内に送り込
まれた光パルス列信号PA,PBにレベルの変化を
与え、このレベルの変化を受けてA,B端に到達
した光パルス列信号PA′,PB′のレベル最低点間
に第4図c,dのよな事故発生位置にもとづく時
間差tを生ずることを利用して検出することを特
徴とするものである。次に本発明の実施例を第5
図によつて説明する。
ある。即ち第3図に示すように各事故検出点a,
b,c,d,…nにそれぞれ設けた各光センサ
PSa,PSb,PSc,PSd,…PSoを串刺し状にして
各光センサに直列に光を通す光フアイバ線路PL
を設けて、図中矢印のようにその端部A→B、B
→Aの順逆双方向に、例えば第4図a,bに示す
第1、第2の光パルス列信号PA,PBを送信する。
そして断線事故が例えば第3図のc点に発生した
とき、検出点cからnまでの光センサを通る光の
偏光面が、c〜nの各検出点に現われる事故にも
とづく電気量(例えば零相電圧)により変化し
て、A,B端から光フアイバ線路PL内に送り込
まれた光パルス列信号PA,PBにレベルの変化を
与え、このレベルの変化を受けてA,B端に到達
した光パルス列信号PA′,PB′のレベル最低点間
に第4図c,dのよな事故発生位置にもとづく時
間差tを生ずることを利用して検出することを特
徴とするものである。次に本発明の実施例を第5
図によつて説明する。
第5図においてPSa,PSb,PSc,PSd…PSoは
光センサであつて、例えば電圧によつて光の偏光
面の変化を生ずるポツケルス効果素子などにより
前記第1図の光センサが使用される。Fa,Fb,
Fc,Fd…Foは零相電圧検出器を示し、各事故検
出点a,b,c…nの零相電圧を検出してポツケ
ルス効果素子の電極に加える。PLは光フアイバ
線路であつて、各光センサを直列に貫通して光を
送りうるように各光センサを串刺しにするように
線路Lに沿つて設けられる。CPは信号処理部で
あつて、次の各部から形成される。6は電気パル
ス信号発振器、7,8は光パルス信号送信器、
9,10は光結合器例えばハーフミラーであつ
て、光パルス信号送信器7,8はパルス信号発振
器6の出力により共通に制御されて、第4図a,
bに示す同期した第1、第2光パルス列信号PA,
PBを連続的に送出し、光結合器9,10はこれ
をA端とB端とから光フアイバ線路PL内に送り
こむ。11,12は光受信器であつて、A端から
送りこまれてB端に達しと光パルス列信号PA′と
B端から送りこまれてA端に達した光パルス信号
PB′を電気信号PaとPbに変換する。13,14は
レベル変化検出器、15はクロツクパルス発振
器、16,17は時間検出器、18は事故点検出
器であつて、これらは次のように動作する。
光センサであつて、例えば電圧によつて光の偏光
面の変化を生ずるポツケルス効果素子などにより
前記第1図の光センサが使用される。Fa,Fb,
Fc,Fd…Foは零相電圧検出器を示し、各事故検
出点a,b,c…nの零相電圧を検出してポツケ
ルス効果素子の電極に加える。PLは光フアイバ
線路であつて、各光センサを直列に貫通して光を
送りうるように各光センサを串刺しにするように
線路Lに沿つて設けられる。CPは信号処理部で
あつて、次の各部から形成される。6は電気パル
ス信号発振器、7,8は光パルス信号送信器、
9,10は光結合器例えばハーフミラーであつ
て、光パルス信号送信器7,8はパルス信号発振
器6の出力により共通に制御されて、第4図a,
bに示す同期した第1、第2光パルス列信号PA,
PBを連続的に送出し、光結合器9,10はこれ
をA端とB端とから光フアイバ線路PL内に送り
こむ。11,12は光受信器であつて、A端から
送りこまれてB端に達しと光パルス列信号PA′と
B端から送りこまれてA端に達した光パルス信号
PB′を電気信号PaとPbに変換する。13,14は
レベル変化検出器、15はクロツクパルス発振
器、16,17は時間検出器、18は事故点検出
器であつて、これらは次のように動作する。
今事故の発生がないものとすれば各事故検出点
毎に設けた零相電圧検出器Fa,Fb,Fc,Fd…Fo
の出力は零である(各相電圧は3相平衡している
ものとする)。従つて各光センサPSa,PSb,…
PSoにおける偏光面の変化はなく、送られる光パ
ルス列信号PA,PBはレベルの変化を受けること
がないので、送信レベルと殆ど同じレベルPOで
B端とA端にPA′とPB′として到達する。その結
果レベル変化検出器13,14はレベル変化を検
出することがないので、時間検出器16,17、
事故点検出器18は動作することがなく、事故点
の検出動作は行われない。
毎に設けた零相電圧検出器Fa,Fb,Fc,Fd…Fo
の出力は零である(各相電圧は3相平衡している
ものとする)。従つて各光センサPSa,PSb,…
PSoにおける偏光面の変化はなく、送られる光パ
ルス列信号PA,PBはレベルの変化を受けること
がないので、送信レベルと殆ど同じレベルPOで
B端とA端にPA′とPB′として到達する。その結
果レベル変化検出器13,14はレベル変化を検
出することがないので、時間検出器16,17、
事故点検出器18は動作することがなく、事故点
の検出動作は行われない。
しかし例えば第3図のように光センサPSCの設
置点とcとdの間において1線断線事故が発生し
たすると、電気所Tから事故発生点cまでの各零
相電圧検出器Fa,Fb,Fcの出力は零であるが事
故発生点c以後の各零相電圧検出器Fd,Fe…Fo
には出力が現われる。従つて電気所Tから事故発
生点までの各光センサPSa,PSb,PScを通る光の
偏光面の変化はなく、事故発生点cから以下の光
センサPSd,PSe,…PSoを通る光に偏光面の変
化を生ずる。そこで光フアイバ線路PLのA端か
ら送り込まれる光パルス列信号PAの1つの信号
について考えると、この光パルス信号は第6図a
のように電気所Tから検出点cまではa〜c点に
設置された光センサによつてレベルの変化を受け
ることがないので送信レベルPOで進む。そして
事故発生点cを過ぎるとd〜nの光センサによ
り、レベルの変化を受けてB端にPA′として達す
る。一方B端から光フアイバ線路PL内に送りこ
まれた光パルス列信号PBの1つの光パルス信号
は、第6図bのようにB端から事故発生点cまで
の各光センサによるレベル変化を受け、また事故
発生点cから電気所Tの間においては、c〜a点
に設置された光センサによるレベル変化を受ける
ことなくA端に到達する。そして以上のレベル変
化はパルス信号列PA,PBの第2波以降について
も同様に生ずる。即ち第4図cのように事故が起
つたとき、A端に向つている光パルス列信号
PB′のうちa〜cの区間に存在していたパルスa′,
b′,c′はそのまゝA端に到達し、c〜d間に存在
した光パルス信号d′はc点においてレベル変化を
受け、d〜e,e〜f,f〜g,…n−l〜n間
に存在していた光パルスe′,f′,g′…n−l′は各光
センサにおいてレベル変化を受け、受信光パルス
列のレベルは第4図cのようになる。一方B端に
向つている光パルス列PA′は事故が起つたときか
ら変化を受けるので第4図dのようになる。
置点とcとdの間において1線断線事故が発生し
たすると、電気所Tから事故発生点cまでの各零
相電圧検出器Fa,Fb,Fcの出力は零であるが事
故発生点c以後の各零相電圧検出器Fd,Fe…Fo
には出力が現われる。従つて電気所Tから事故発
生点までの各光センサPSa,PSb,PScを通る光の
偏光面の変化はなく、事故発生点cから以下の光
センサPSd,PSe,…PSoを通る光に偏光面の変
化を生ずる。そこで光フアイバ線路PLのA端か
ら送り込まれる光パルス列信号PAの1つの信号
について考えると、この光パルス信号は第6図a
のように電気所Tから検出点cまではa〜c点に
設置された光センサによつてレベルの変化を受け
ることがないので送信レベルPOで進む。そして
事故発生点cを過ぎるとd〜nの光センサによ
り、レベルの変化を受けてB端にPA′として達す
る。一方B端から光フアイバ線路PL内に送りこ
まれた光パルス列信号PBの1つの光パルス信号
は、第6図bのようにB端から事故発生点cまで
の各光センサによるレベル変化を受け、また事故
発生点cから電気所Tの間においては、c〜a点
に設置された光センサによるレベル変化を受ける
ことなくA端に到達する。そして以上のレベル変
化はパルス信号列PA,PBの第2波以降について
も同様に生ずる。即ち第4図cのように事故が起
つたとき、A端に向つている光パルス列信号
PB′のうちa〜cの区間に存在していたパルスa′,
b′,c′はそのまゝA端に到達し、c〜d間に存在
した光パルス信号d′はc点においてレベル変化を
受け、d〜e,e〜f,f〜g,…n−l〜n間
に存在していた光パルスe′,f′,g′…n−l′は各光
センサにおいてレベル変化を受け、受信光パルス
列のレベルは第4図cのようになる。一方B端に
向つている光パルス列PA′は事故が起つたときか
ら変化を受けるので第4図dのようになる。
従つてA端とB端に達したパルス列信号PA′と
PB′のレベル、即ち光受信器11,12の出力レ
ベルは、事故発生前と発生後において第4図a,
bからc,dのように変化し、各受信々号におけ
る最低レベルの発生点には、第5図に示すA端か
ら事故発生点cまでの線路の距離l1と、B端から
事故発生点までの線路の距離l2の相異にもとづく
時間差tを生ずることになる。そこでレベル変化
検出器13,14により、事故発生前におけるレ
ベルPOに対するレベルをそれぞれを求めて、レ
ベル差を生じたとき出力を送出し、発振器15の
クロツクパルスを基準としてレベルの変化時点を
時間検出器16,17により検出して事故点検出
器18において時間差tをとれば、これから事故
発生点cを知ることができる。
PB′のレベル、即ち光受信器11,12の出力レ
ベルは、事故発生前と発生後において第4図a,
bからc,dのように変化し、各受信々号におけ
る最低レベルの発生点には、第5図に示すA端か
ら事故発生点cまでの線路の距離l1と、B端から
事故発生点までの線路の距離l2の相異にもとづく
時間差tを生ずることになる。そこでレベル変化
検出器13,14により、事故発生前におけるレ
ベルPOに対するレベルをそれぞれを求めて、レ
ベル差を生じたとき出力を送出し、発振器15の
クロツクパルスを基準としてレベルの変化時点を
時間検出器16,17により検出して事故点検出
器18において時間差tをとれば、これから事故
発生点cを知ることができる。
また事故が第3図のd点において発生した場合
には、レベルの最低点間に生ずる時間差tは光セ
ンサ一つ分だけ長くなるので、これによつて事故
発生点がdであることを検出できる。
には、レベルの最低点間に生ずる時間差tは光セ
ンサ一つ分だけ長くなるので、これによつて事故
発生点がdであることを検出できる。
以上本発明の一実施例を一線断線事故について
説明したが、二線断線事故についても同様に検出
できる。また更に以上においては、一本の光フア
イバ線路の両端から光パルス列信号を送り込んで
双方向に伝送する場合を説明したが、光センサと
光フアイバ線路による建設コストが高くなること
を承知であれば、各検出点毎にそれぞれ2箇の光
センサをそれぞれ設け、これらによる2組の光セ
ンサ系を串刺しにするように2本の光フアイバ線
路を設けて、順逆両方向の光の送受光系を形成し
て実施することができる。また検出点間の距離を
縮めたい場合には光センサと光フアイバを更に挿
入すればよいので、拡張性にすぐれている。
説明したが、二線断線事故についても同様に検出
できる。また更に以上においては、一本の光フア
イバ線路の両端から光パルス列信号を送り込んで
双方向に伝送する場合を説明したが、光センサと
光フアイバ線路による建設コストが高くなること
を承知であれば、各検出点毎にそれぞれ2箇の光
センサをそれぞれ設け、これらによる2組の光セ
ンサ系を串刺しにするように2本の光フアイバ線
路を設けて、順逆両方向の光の送受光系を形成し
て実施することができる。また検出点間の距離を
縮めたい場合には光センサと光フアイバを更に挿
入すればよいので、拡張性にすぐれている。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば光センサと光フアイバ線路を用いる従来の方法
に比べて、遥かに建設コストが安価であつて迅速
確実に断線事故の発生点を検出できる方法を提出
しうるもので、送配電線に適用してその効果は大
きい。
ば光センサと光フアイバ線路を用いる従来の方法
に比べて、遥かに建設コストが安価であつて迅速
確実に断線事故の発生点を検出できる方法を提出
しうるもので、送配電線に適用してその効果は大
きい。
第1図は光センサの構成概略図、第2図は光セ
ンサによる事故点検出の従来方法を示す図、第3
図および第4図は本発明の原理説明用の回路図お
よび動作説明用パルス信号波形図、第5図および
第6図は本発明の一実施例回路図および動作説明
用の信号レベル波形図である。 1……電磁光学効果素子、2,3……集光レン
ズ、4,5……偏光子、PSa,PSb,PSc…PSo…
…光センサ、PL……光フアイバ線路、L……配
電線路、Fa,Fb,Fc…Fo……零相電圧検出器、
CP……信号処理部、6……電気パルス信号発振
器、7,8……光パルス信号送信器、9,10…
…光結合器、11,12……光受信器、13,1
4……レベル変化検出器、15……クロツクパル
ス発振器、16,17……時間検出器、18……
事故点検出器。
ンサによる事故点検出の従来方法を示す図、第3
図および第4図は本発明の原理説明用の回路図お
よび動作説明用パルス信号波形図、第5図および
第6図は本発明の一実施例回路図および動作説明
用の信号レベル波形図である。 1……電磁光学効果素子、2,3……集光レン
ズ、4,5……偏光子、PSa,PSb,PSc…PSo…
…光センサ、PL……光フアイバ線路、L……配
電線路、Fa,Fb,Fc…Fo……零相電圧検出器、
CP……信号処理部、6……電気パルス信号発振
器、7,8……光パルス信号送信器、9,10…
…光結合器、11,12……光受信器、13,1
4……レベル変化検出器、15……クロツクパル
ス発振器、16,17……時間検出器、18……
事故点検出器。
Claims (1)
- 1 送配電線路に沿つて光フアイバ線路を設け、
この光フアイバ線路の前記送配電線路の事故検出
点に電磁光学効果素子よりなる光センサを設け
て、前記送配電線路の事故発生時に生ずる電気量
により前記光フアイバ線路を通過する光に偏向面
の変化が起きるようにすると共に、前記光フアイ
バ線路の両端に相互に同期がとれた第1、第2の
光パルス列信号を両端から送信し、かつこの光パ
ルス列信号をその他方両端で受信する送受光系を
形成し、この送受光系で前記送配電線路の事故発
生に伴う前記光フアイバ線路の電磁光学効果素子
による前記第1、第2の光パルス列信号の両受信
側での最低レベルへの変化時点を検出し、この両
変化時点の時間差により事故発生点を検出するよ
うにしたことを特徴とする光センサによる送配電
線の事故点検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5731184A JPS60201269A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 光センサによる送配電線の事故点検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5731184A JPS60201269A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 光センサによる送配電線の事故点検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60201269A JPS60201269A (ja) | 1985-10-11 |
JPH0535385B2 true JPH0535385B2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=13052012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5731184A Granted JPS60201269A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 光センサによる送配電線の事故点検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60201269A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01184474A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ケーブルの部分放電位置標定装置 |
CN106124925A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-16 | 广东电网有限责任公司惠州供电局 | 输电线路故障的测距方法和装置以及定位验证方法和系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139079A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 送電線の事故点検出装置 |
JPS58142265A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-24 | Toshiba Corp | ガス絶縁開閉装置用送電線故障点標定装置 |
JPS58215569A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-15 | Hitachi Cable Ltd | 落雷区間検知方法 |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP5731184A patent/JPS60201269A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139079A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 送電線の事故点検出装置 |
JPS58142265A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-24 | Toshiba Corp | ガス絶縁開閉装置用送電線故障点標定装置 |
JPS58215569A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-15 | Hitachi Cable Ltd | 落雷区間検知方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60201269A (ja) | 1985-10-11 |
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