JPS63300976A - 極性判定方式事故点標定装置 - Google Patents

極性判定方式事故点標定装置

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JPS63300976A
JPS63300976A JP13713687A JP13713687A JPS63300976A JP S63300976 A JPS63300976 A JP S63300976A JP 13713687 A JP13713687 A JP 13713687A JP 13713687 A JP13713687 A JP 13713687A JP S63300976 A JPS63300976 A JP S63300976A
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polarity
counter
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JP13713687A
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Toshihiro Takashima
稔弘 高島
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は送電線や地中線などの電力供給線において発
生する地絡事故等の事故発生位はの判定を容易に行なう
ことのできる極性判定方式事故点標定装置の構成に関す
る。
[従来の技術] 送電線や地中線などの電力供給線は十分な耐圧構成がと
られているにもかかわらず、地格事故発生時などにおい
ては絶縁性が破壊され大電流が流れる。このため、事故
発生地点を早急に検出し発生事故に備える必要がある。
第6図は従来の、事故点検出装置の構成の一例を示す図
である。以下、第6図を参照して従来の事故点標定装置
の構成および動作について説明する。
第6図において従来の事故点標定′Pimは、送電線1
の予め定められた地点A、Bの各々に設けられ、送Yi
線1を流れるM流を検出するたとえば変流器からなる電
流検出′B2a、2bと、クロック源4からのクロック
信号をカウントし、IFi流検比検出器2abからのそ
れぞれのサージ検出信号に応答してモのときのカウント
値を計算回路5へ与えるカウンタ3a 、3bと、カウ
ンタ3a、3bからのカウント値を受けて予め定められ
た演算を行なって事故点を標定する計算回路5と、計算
回路5の計算結果を表示する表示部6とから構成される
。カウンタ3a 、3bはクロックra4からのクロッ
ク信号により同期動作をしている。次に動作について説
明する。
送電線1の地点Pでたとえば地絡事故が発生すると、サ
ージ電流が地点A、8へ向かって流れる。
地点△、Bに設けられた電流検出器2a、2bは、一定
レベル以上のサージ電流を検出するとり一ジ電流検出信
号をカウンタ3a、3bへそれぞれ与える。カウンタ3
a 、3bはこのサージ電流検出信号に応答してそのと
きのカウント値を計算回路5へ与える(このとき、カウ
ンタ3a、3bはカウント動作を続ける)。計算回路5
は与えられたカウント値により次のような計算を行なう
。今、サージ電流の地点Δ、Bへの到達時間をそれぞT
1、T2とし、送電線1のサージ伝搬速度を■とする。
ここで予めT1+T2−Xは計算され計算回路5に記憶
されている。この値Xは、サージ伝搬速度Vと地点A、
B間の距離りとにより求められる。このとき地点Aへの
サージ到達時間は次式により与えられる。
T1− [(Tl+T2)+ (丁1−72)]/2−
  (X+Y)/2 よって、見−V−T1 但しY−T1−T2.uは地点Aから事故点Pまでの距
離。
したがって、各カウント値にクロック源4のクロック信
号の周期を乗算すれば時間TI、T2が求められ、上式
により地点Aから事故点Pまでの距1!1ltQ、が求
められる。この距allは表示部6で表示される。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の事故点標定装置は事故発生時に生じるサージのみ
を用いて判定を行なっているため、外部からインパルス
ノイズなどが与えられると、このインパルスノイズをサ
ージ電流として検出するため、誤動作する場合が多いと
いう問題点があった。
それゆえ、この発明の目的は上述の従来の事故点標定v
A置の有する欠点を除去し、インパルスノイズなどが発
生しても誤動作することのない事故点標定装置を提供す
ることである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る極性判定方式事故点標定装置は、電力供
給線の各地点において、電力供給線を流れる電流を検出
する電流検出器と、クロック源からのクロック信号によ
り互いに同期動作するカウンタと、電流検出器からのサ
ージ検出信号に応答してカウンタのカウント値を保持す
る保持手段と、電流検出器からの事故電流検出信号に応
答して事故電流の極性を判別する極性判別器と、少なく
とも1地点からの事故電流検出信号に応答して保持手段
の保持するカウント値と極性判別器からの極11情報と
を伝達する伝送手段とを設け、中央の演算装置において
各伝送手段からの伝送情報に基づいて事故区間および事
故地点を標定するようにしたち亡である。
[作用〕 保持手段が保持するカウント値は事故電流検出時のみ伝
送されるので、この事故電流検出の有無により保持手段
の保持するカウント値の有効・無効を判別することがで
き、インパルスノイズによる誤動作を防止することがで
きる。また、カウント値とともに事故電流極性も判定時
に考慮されるので、事故区間の判定も行なうことができ
、総合的な判断を行なうことが可能となる。
[発明の実施例] 第1図はこの発明による極性判定方式事故点標定装置の
原理的構成を示す図である。以下、第1図を参照してこ
の発明による極性判定方式事故点標定装置の原理的構成
について説明する。
第1図における構成においては、送電線1の所定の地点
A、Bの送電線電流を監視することにより事故区間およ
び事故点の標定が行なわれる。
地点Aには、送電線電流が誘起する磁界を検出すること
により送電線1を流れる電流を検出する磁界センサ10
aと、クロック[(図示せず)からのクロック信号CL
Kに同期して動作し、クロック信号CLKをカウントす
るカウンタ11aと、磁界センサ10aからのサージ検
出信号に応答してカウンタ11aのカウント値を保持し
、極性判定回路13aからの事故電流検出信号に応答し
てこの保持したカウント値を有効として伝送器14aへ
伝送するカウントホルダ12aと、磁界センサ10aか
らの事故電流検出信号により送電線1を流れる事故電流
の極性を判定する極性判定回路13aと、極性判定回路
13aおよびカウントボルダ12aからの情報を多重化
して伝送する伝送器14aとが設けられる。
地点Bには、地点Aと同様にして、磁界センナ10bと
、カウンタllaから伝送されるクロック信号CLKに
同期して動作し、クロック信号CLKの数をカウントす
るカウンタ12bと、磁界センサ11bからのサージ検
出信号に応答してカウンタ11bのカウント値を保持し
、極性判定回路13bからの事故電流検出信号に応答し
て保持したカウント値を有効データとして伝送514b
へ伝送するカウントホルダ12bと、磁界センサ10b
からの事故電流検出信号により事故電流の極性を判定し
て伝送器14bへ与える極性判定回路13bと、カウン
トホルダ12bと極性判定回路13bからの情報を多重
化して伝送する伝送器14bとが設けられる。
事故点および事故区間を標定するための装置として、伝
送器14a、14bからの情報を受けて所定の演算を行
なって事故区間および事故点の標定を行なう標定装置1
5と、標定装置15の標定結果を表示する表示装ff1
16とが設けられる・第2図は事故発生時に送電線を流
れる事故電流の挙動を示す波形図である。第2図に示さ
れるように、事故発生初期時点taには事故点から各地
点Δ、Bへ向かって大きなサージ電流が流れ、このサー
ジ電流に続い【安定な事故電流(周波数50/60旧2
)が流れる。事故電流は所定の正および負の基準値R1
,R2を周期T(Tは事故電流周期の1/2)ごとに越
えるので、この周期Tごとに基準値R1,R2を越えた
とき事故電流が流れていると判定し、基準値R1,R2
を越える電流のたとえば1.5波目の電流極性を1故電
流極性とする。このとき、事故発生から安定な事故電流
が流れるまでは過渡現象高調波が流れるが、この過渡現
象高調波は周期Tごとに基準値R1,R2を越えること
はないので、この過渡現象高調波を事故電流として誤判
断することはなく精度良く事故電流極性を判定すること
ができる。サージ電流の検出は所定の基準値R3,R3
’を越えたか否かにより行なわれる。ここで、好ましく
はR3゜R3’ >R1,R2に設定される。
区間判定は地点A、Bの事故電流の極性が同一の場合、
事故発生地点は区間外と判定され、事故電流の極性が異
なる場合には区間内と判定される。
ここで、カウンタ11a、11bはクロック信号CLK
により同期動作を行なっているが、地点A、B間の距離
が長い場合、クロック信号伝搬時間だけ地点Bのカウン
タ11bのカウント動作が地点Aのカウンタ11aのカ
ラン1〜動作より遅れる。しかし、カウンタ11a、1
1bは同一のクロック信qを用いて同期動作を行なって
いるので、この遅れは常に一定であり、この遅れを測定
することによりカウント動作の遅れを補正することがで
きる。
第3図は地点A、Bのカウンタのカウント動作の遅れを
補正する方法を示す図である。第3図を参照してカウン
ト遅れの測定方法について説明する。
まず地点Δのカウンタ11aのカウント動作開始と同時
にパルスを発生して地点Aから地点Bへ向かって伝送す
る。地点Bでは地点へから伝送されたパルスをそのまま
地点Aへ返送する。地点Aのカウンタ11aは返送され
たパルスに応答してカラン1〜a作を停止させる。この
とき、カウンタ11aが示すカウント値の半分が地点A
のカウンタ11aに対する地点Bのカウンタ11bのカ
ウント動作の遅れを示している。このデータをカウント
補正データとして用いることができる。次に第1図ない
し第3図を参照してこの発明による極性判定方式事故区
間標定装置の原理的動作について説明する。
まず送電線1にたとえば地絡事故が発生すると第2図に
示されるような電流が流れ、まずサージ電流が地点Δ、
Bに到達する。、磁界センサ10a。
10bはそれぞれ送電線1を流れる電流に応じた検出信
号をカウントホルダ12a、12bおよび極性判定回路
13a、13bへ与えている。カウントホルダ12a、
12bは磁界センサ10a。
10bからのサージ検出信号に応答してカウンタ11a
、11bのカウント数を取り込んで保持する(カウンタ
lla、11bはカウント動作を継続する)。一方、極
性判定回路13a、1311は磁界センサ10a、10
bからの電流検出信号に応答して、事故電流の極性を上
述の原理に基づいて判定する。カウントホルダ12a、
12bは極性判定回路13a、13bからの事故電流検
出信号(極性判定を行なったことを示す信号)に応答し
て、保持しているデータを有効データとして伝送器14
a、14bへ与える。またこのとき極性判定回路13a
、13bの事故電流極性情報も伝送器14a、14bへ
与えられる。伝送器14a。
14bは与えられた判定極性およびカウント値を多重化
して標定装置15へ与える。標定装置15は以下に述べ
るような演算を行なって事故地点および事故区間を判定
する。
今、クロック信号CLKの周波数をfH2,地点A、B
へのサージ到達時のカウンタホルダ12a、12bの保
持するカウント値をA(tA)、B(ta)、基準時刻
Toにおけるカウンタ11 。
a、11b(7)カラントイ直をA(to)、B(to
)、送電線のサージ伝搬速度をv1地点Δと地点Bのパ
ルス動作の遅れをτA6パルスとする。このとき基準時
刻1゜からサージ到達時点までの時間tOA + CO
[10間に各カウンタ11a、Ilbがカウントするり
[1ツク数は、 地点A:f−toA=A(tA)−A(to )地点B
:f−toa=[3(t[I)  B(to)で与えら
れる。〜方、地点A、Bの中央地点と事故点との距離X
は、以下の式で与えられる。
(【。A  joa)・V/2−X 但し×〉0は区間中点より8側、xくOは区間中点より
A側を示す。今サージ伝搬速度Vを光速Cとみなずと、 △(tA)  B(ta)≦L−f/cのとき、×=〈
△(tA)  B(ta)  rxa)”C/2f 1 Δ(tA) B(t[I)>L−f/cのとき、x−(
A(t A )+10m  B(ta)   rA n
)・C/2「 で与えられる。但しここでLは地点AS間の距離を示し
、mはカウンタの表示桁数を示す。
以下、具体的な例について説明する。カウンタ11a、
llbのカウント周波数(クロック信号の周波数)fを
30MHz  (1パルス10m相当)、カウンタ表示
を4桁(0000〜9999)とし、クロック伝搬遅延
に伴なうカウント動作の遅れを10パルスとする。また
地点A、B間距離を10Kmとする。
今、基準時刻t。におけるカウンタ11a、11bのカ
ウント値をそれぞれ0000.9990とし、サージ到
達時にカウントホルダ12a、12bに取込まれたカウ
ント数を0350,0640とする。そのとき地点△、
Bの中点から事故点までの距離Xは次式で与えられる。
X = [350−(640+10)]/2ここで1パ
ルスは1oIIIに相当するので一150X10−−1
.5Kfflが事故点と区間ABの中央点との距離を示
すことになる。
第2の例として基準時刻t。における地点A。
Bにおけるそれぞれのカウント数を9510.9500
とし、サージ到達時のカウント数を0505.9505
とする。このとき、地点A、B間のパルス数の差は、 [505−(9505+10)]]/ となる。ここで地点A、B間の距離が1・OKmの場合
、区間△、Bの中央点と事故地点との距離が5Kra以
上になることはなく、したがってそのパルス数の差が5
00パルス以上になることはない。
したがって誤差を見込んで1000パルス以上その差が
ある場合には、いずれかのカウンタがリセットされたた
めであると考えられる。したがって、上述の場合には地
点B側のカウンタがリセットされたためと考えられるの
で、5000パルスを加えることにより、正しい値が得
られる。すなわちこの場合、 −4505+5000−495、となり、区間ASの中
央点よりB側4950mの地点で事故が発生したと標定
することができる。
このパルス数の差が1000以上となった場合にはいず
れかのカウンタがリセットされているためなので、これ
は標定装置において場合に応じて補正される。
以上のようにして、標定装置15で標定された事故地点
は、極性判定回路13a、13bからの判定極性ととも
に表示装置16へ与えられ、区間内または区間外の事故
の有無および事故点までの距離が表示装置16で表示さ
れる。ここで、地点A、Bの区間外で事故が発生した場
合には、事故地点はたとえば地点Aまたは地点Bすなわ
ち事故点までの距離が5Km(地点A、8間の距離を1
0KIIとした場合)として表わされ、かつ極性判定回
路13a、13bからの区間内または区間外表示ととも
に表示されるので、地点△、Bの区間のどちら側の区間
外で事故が発生しているかを容易に知ることができる。
ここで、上記実施例においては極性判定回路13a、1
3bが共に事故電流を検出してその極性を判定する場合
を示したが、地点A、Bの接続経路によってはいずれか
一方の地点にしか事故゛層流が流れない場合が生じる。
たとえば地点Aが電源に接続され、事故が地点A、Bの
区間内で発生した場合、事故電流は地点へには流れるが
、地点Bには流れない。したがって、この場合、地点B
におけるカウントホルダは取込んだカウント値を無効と
判、定して伝送器14bへ与えないことが考えられる。
この場合、極性判定回路13aからの事故電流検出信号
を地点Bのカウントホルダ12bへ伝達し、そのカウン
トホルダ12bが保持しているカウント値を有効データ
とするように構成することにより、事故点の標定を確実
に行なうことができる。このとき、たとえば地点81.
:おいて事故電流が検出されない場合、伝送器14bか
らはカウント値とともに極性判定不能結果が標定装置1
5へ与えられる。
第4図はこの発明による極性判定方式事故点標定装置の
具体的構成の一例を示す図である。第4図において、送
電線の地点A、B、CおよびDの各地点に送電線電流を
監視するために、地点Δには子局US20、地点Bに子
局LS21.地点Cに子局LS22、地点りに子局LS
23がそれぞれ設けられる。
子局LS20は、親局MSからのクロック信号CLKを
光フフイバを介して受けて電気信号に変換するO/E変
換器101と、O/E変換器101からの電気信号を光
信号に変換して子局LS21へクロック信号CLKとし
て伝達するE10変換器102と、O/E変換器101
からのクロック信号に同期して動作しそのクロック信丹
数をカウントするカウンタ△103と、カウンタAlO
3からの所定時間ごとに発生されるスタートパルスに応
答してカウント動作を開始し、O/E変換1105から
のストップ信号に応答してカウント動作を停止するカウ
ンタB104と、磁界センサ106からの検出信号を受
けて電気−光変換しかつ光−電気変換する電気−光一電
気変換器107と、電気−光一電気変換器107からの
サージ検出信号に応答してカウンタAlO3のカウント
数を取込むデータ取込み部108と、電気−光一電気変
換器107からの事故電流検出信号に応答して事故電流
の極性を判定する極性判定回路109と、極性判定回路
109からの事故電流検出信号に応答してデータ取込み
部108で取込まれたカウント値を保持するデータ保持
部110と、データ保持部110が保持するカウント値
および極性判定回路109からの極性判定データを多重
化して伝送するためのデータ多重伝送部111と、デー
タ多重伝送部111からの多重化されたデータを電気−
光変換して出力する変換部112とを備える。ここで光
−電気変換器および電気−光変換器が用いられているの
は、各部間の接続に光ファイバが用いられているためで
ある。データ多重伝送部111はまた、カウンタB10
4の保持するカウント値も多m化して伝送する。ここで
カウンタB104はカウンタΔ103からの所定期間ご
とに発生されるスタートパルスによりカウント動作を開
始し、子局LS21のカウンタΔ204からのスタート
開始信号によりカウント・動作を停止する。したがって
カウンタB104のカウント値は子局LS20と子局L
S21との間のクロック信号伝搬遅延に伴なうカウント
動作の遅れを補正するデータを発生する。
子局LS21は、電気−光変換器102からのクロック
信号を受けて電気信号に変換する光−電気変換器201
と、光−電気変換器201からの電気信号を光変換信号
に変換して子局LS22へ伝達するE10変換器202
と、光−電気変換器201からのクロック信号を光信号
に変換して子局LS23へ伝達する電気−光変換器20
3と、光−電気変換器201からのクロック信号CLK
をカウントするカウンタA204と、カウンタA204
からの所定期間ごとに発生されるスタートパルスに応答
してカウント動作を開始し、子局し822からのストッ
プ信号に応答してカウント動作を停止するカウンタ82
05と、子局1822からのストップ信号を光ファイバ
を介して受けて電気信号に変換しCカウンタB2O5へ
与える光−電気変換器206と、カウンタA204から
のスタート信号に同期してり0ツク信号CLKのカウン
ト動作を開始し、子局LS23からの光ファイバを介し
て与えられるストップ信号に応答してカウント動作を停
止するカウンタC207と、子局LS23からのストッ
プ(i号を電気信号に変換してカウンタC207へ与え
る光−電気変換器2o8と、磁界センサ209からの信
号を電気−光−電気変換してデータ取込み部210およ
び極性判定回路211へ与える電気−光一電気変換器2
12と、電気−光一電気変換器212からのサージ検出
信号に応答してカウンタAのカウント数を取込むデータ
取込み部210と、極性判定回路211からの事故電流
検出信号に応答してデータ取込み部210が取込んだデ
ータを保持するデータ保持部213と、極性判定回路2
11、データ保持部213およびカウンタB2O5,2
07からのデータを多重化して伝送するデータ伝送部2
14とを備える。データ伝送部214には信号を所望の
光信号または電気信号に変換するための変換器215.
216および217が設けられる。この構成において、
カウンタB2O5は、子局LS21と子局LS22との
間のクロック信号伝搬遅延に伴なうパルス数の差を与え
、カウンタC207は子局LS21と子局LS23との
間のクロック信号伝12遅延に伴なうパルス数の差を与
える。
子局LS22,1823も子局LS20またはLS21
とその接続構成により同様の構成を有する。
子局からのデータを処理するための親局MSは、クロッ
ク信号CLKを発生するためのクロック源301と、ク
ロック源301からのクロック信号を光信号に変換して
伝送する電気−光変換器302と、子局LS20からの
多重化伝送されたデータを受けて所定の処理を行なう演
算処理部303と、演算処理部303が処理した結果を
表示する表示部304とを備える。演算処理部303は
また、与えられたデータを処理するとともに、各局へ所
望の動作たとえばカウンタのリセットなどを指示する情
報を発生して各子局LS20.LS21、LS22.1
823へ与える。
上述の構成において、いずれか1つの子局において事故
電流が検出された場合そのデータは各局に設【−」られ
たデータ多重伝送部へ伝達され、これによりその子局に
おいて事故電流が検出されない場合においても事故が発
生したことを検知し、データ保持部が保持するカウント
値と極性判定回路からのデータ(事故電流が検出されな
い場合にはその場合極性判定不能データ)が多重化され
て伝送される。このような構成とすることにより、その
接続構成により事故′F5流が検出されない場合におい
ても、いずれか1つの子局において事故電流が発生すれ
ば、最初にカウント数取込みのトリガとなったサージが
事故発生に伴なうものであると各子局において判定され
るため、より確実に事故区間および地点を標定すること
が可能となる。
ここで、いずれの子局においても事故電流が検出されな
い場合には、トリがとなったサージがノイズパルスであ
ると判定され、演算処理部303からの情報により各カ
ウント値はリセットされる。
またカウンタB、Cのカウント数も多重化されて伝達さ
れるため、常に各子局間のカウント動作の遅れを監視す
ることができ、事故地点標定をより確実に行なうことが
確実となる。
第5図は事故電流発生時における中央処理部での判定結
果の一例を示す図である。図において、矢印方向は各地
点に設けられた子局のデータに基づいて検出されたナー
ジ電流の流れる方向を示し、ハツチングを施した部分は
事故発生区間を示す。
上述の構成のような場合、事故区間および事故地点の標
定は事故電流の極性情報、サージの伝搬方向(これは距
離表示の符号により判定することができる)および各区
間における事故点の標定位置を考慮することにより事故
地点の標定が行なわれている。しかし、何らかの誤動作
により、図に示すような事故判定結果が19られた場合
、サージ電流の流れる方向および事故区間表示とを考慮
することにより事故地点は区間F、G間で生じ、区間8
.0問および区間J、に&S設けられた子局し810、
LS9の寸−ジ伝搬方向は誤っていると判定される。し
たがってこの場合上述の判断基準情報すなわち、■事故
電流の極性情報、■サージの伝搬方向および■各区間の
事故点の位置に対しある重みをかけた情報を伝送し事故
点の標定を確率的に行なうことによりその事故区間標定
の精度を高めることが可能となる。このとき各判断基準
に対し付される重みの値は実験データに基づいて決めら
れる。このようにすれば、実際に事故が発生している区
間の標定確率は高くなり、誤って判定されている場合に
その標定確率は小さくなるので、その標定確率をあるし
きい値確率と比較することにより確実に事故地点を標定
することが可能となる。
なお上記実施例では送電線について説明したが、地中線
でも同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、事故発生時に流れるサ
ージ電流により各地点に設けられたカウンタのカウント
数を取込み、事故電流の検出の有無により取込んだデー
タ(カウント値)の有効無効を判定し、事故電流の極性
およびカウント数を用いて事故区間および事故点の標定
を行なっているので、各地点に設けられたカウンタを検
出されたサージによりスタート、ストップさせる際に生
じる誤差を除去することが可能となり測定精度を高める
ことが可能となり、また得られる情報が事故電流の極性
およびカウント数など豊富であるため中央において総合
的に事故区間を標定することが可能となり、ノイズパル
スなどの影響を除去し精度の高い事故区間および事故地
点を標定することが可能となる。
また、各地点に設けられたカウンタのカウント動作の遅
れは常に監視されているため、外部変化(温度、湿度)
やファイバ劣化などの影響によるクロック信号伝搬遅延
時間の変化に対しても常に対応することができ、標定精
度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による極性判定方式事故点標定装置の
原理的構成を示す図である。第2図は事故発生時に流れ
る事故電流の挙動を示す図である。 第3図はりOツク源とカウンタ設置地点との相違による
クロック信号伝I2遅延時間を測定する方法を示す図で
ある。第4図はこの発明の一実施例である極性判定方式
事故点標定装置の具体的構成の一例を示す図である。第
5図はこの発明の一実施例による権性判定方式事故点標
定装置の他の構成および事故点標定の方法を示す図であ
る。第6図は従来の事故点標定装置の構成を示ず図であ
る。 図において、1は送電線くまたは地中線)、10a 、
10b 、106.209は磁界センサ、11a 、1
 lb 、103,104.204,205゜207は
カウンタ、12a、12bはカウントホルダ、13a、
13bは極性判定回路、14a。 14bは伝送器、15は標定装置、16は表示装謂、1
08.210はデータ取込み部、110゜213はデー
タ保持部、111.214はデータ多重伝送部、301
はクロック源、303は演算処理部、304は表示部で
ある。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 (ほか2名) =    1 n    マ 尾 2 回 第 3 ロ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力供給線の事故発生地点を標定するための装置
    であって、前記事故発生時には電力供給線にサージ電流
    とそれに続く安定な事故電流が流れ、 クロック信号を発生するクロック源と、 前記電力供給線の予め定められた複数個の地点の各々に
    設けられ、該地点の電力供給線を流れる電流を検出する
    電流検出手段と、 前記複数個の地点の各々に設けられ、前記クロック源か
    らのクロック信号を計数するカウンタと、前記複数個の
    地点の各々に設けられ、対応する電流検出手段からのサ
    ージ電流検出信号に応答して対応するカウンタの計数値
    を保持する計数値保持手段と、 前記複数個の地点の各々に設けられ、対応する電流検出
    手段からの事故電流検出信号に応答して該事故電流の極
    性を判定する極性判定手段と、前記複数個の地点の各々
    に設けられ、少なくとも1地点に設けられた電流検出手
    段からの事故電流検出信号に応答して、対応する計数値
    保持手段の保持する計数値および対応する極性検出手段
    の検出した事故電流極性を伝送する伝送手段と、前記複
    数個の地点の伝送手段からの情報を受けて前記事故の発
    生地点を標定する事故地点標定手段とを備える、極性判
    定方式事故点標定装置。
  2. (2)前記カウンタ手段の各々は、前記クロック源と該
    設置地点との距離の相違により生じるクロック信号計数
    値のずれを補正する手段を備える、特許請求の範囲第1
    項記載の極性判定方式事故点標定装置。
JP13713687A 1987-05-29 1987-05-29 極性判定方式事故点標定装置 Pending JPS63300976A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194084A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Tokyo Electric Power Co Inc:The 配電線監視方法及び装置
JP2013217870A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Kansai Electric Power Co Inc:The 事故点標定装置

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JP2012194084A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Tokyo Electric Power Co Inc:The 配電線監視方法及び装置
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