JPH02188034A - 電力系統の系統情報収集方法、その方法を用いてなる系統監視制御装置 - Google Patents

電力系統の系統情報収集方法、その方法を用いてなる系統監視制御装置

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JPH02188034A
JPH02188034A JP1008246A JP824689A JPH02188034A JP H02188034 A JPH02188034 A JP H02188034A JP 1008246 A JP1008246 A JP 1008246A JP 824689 A JP824689 A JP 824689A JP H02188034 A JPH02188034 A JP H02188034A
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JP1008246A
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Kazuo Nishijima
一夫 西島
Terunobu Miyazaki
宮崎 照信
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、電力系統の系統情報収集方法およびその方法
を用いてなる系統監視制御装置に係り、特に電力系統に
適宜分散配置された子局により系統情報を検出し、この
検出された系統情報を親局で収集し、系統の劣化予知、
事故の予防保全、事故波及状況等の監視制御に供する好
適なものに関する。
〔従来の技術〕
かかる系統情報の収集においては、各子局で検出した系
統情報(例えば、地絡、短絡等のような事故情報あるい
は電流、電圧等の系統状態量)相互の時間軸を合わせる
ことが、正確な監視制御を行ううえで基本的に重要であ
る。そこで、従来は、特公昭63−25754号公報に
記載されているように、分散配置した子局にそれぞれタ
イマを持たせ、検出した系統情報を各自のタイマに基づ
いた時間軸に対応させて記憶させるようにし、それら各
局の時間軸は親局から定期的に一括又は個別に整合補正
を行ない、これにより、システム全体の時間軸を親局の
絶対時刻に一致させて、各子局で検出される系統情報の
同時性をとる時間管理が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術によれば、システム全体の時間軸合せは
一定の精度で満たされる。しかし、各子局で連続的に検
出される複数の系統情報相互間の相対的な時間関係を微
細に把握するという点については配慮されていないこと
から、微小時間で変化するような系統の現象を適確に解
析することができないという問題がある。
特に、配電系統のように広域な系統を監視・制御するう
えで、異常現象の前兆の発生状況(例えば、微地絡に係
る前兆としての絶縁劣化の発生など)、異常現象の波及
状況等を把握するうえでは、秒単位で正確な時刻合せが
できても、それらの現象解析を十分適確に行うことがで
きないという問題がある。
また、親局によるシステム全体の時間軸合せ処理も煩雑
であるという問題がある。
本発明の目的は、システム全体の時間軸合せ処理を簡単
化するとともに、微小時間内で発生する系統情報変化の
相対時間関係をも把握できる系統情報収集方法を提供す
ること、及びその方法を用いてなる系統監視制御装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明は電力系統に複数の子
局を分散配置し、該子局により系統各部の系統状態の変
化を含む系統情報を検出し、該検出された系統情報を親
局で収集して当該電力系統の監視・制御に供する電力系
統の系統情報収集方法において、前記各子局は当該電力
系統の電圧又は電流波形の周期に基づいて時間軸データ
を生成し、該時間軸データに基づいて前記系統情報の検
出時刻を特定することを特徴とする。
また、各子局相互の系統情報の相対的時刻合せは前記各
子局において前記親局から系統情報収集指令が入力され
たとき、該収集指令入力時刻を前記時間軸データに基づ
いて特定し、該収集指令入力時刻との相対関係を付して
前記検出系統情報と検出時間データを親局に送出するこ
とにより達成できる。
また、上記時刻合せは、前記各子局において電力系統に
共通する特定の系統状態の変化タイミングを前記時間軸
データに基づいて特定して基準時刻とし、該基準時刻と
の相対関係を付して前記検出系統情報と検出時間データ
を親局に送出することにより達成できる。なお、この特
定の系統状態の変化タイミングとして零相電圧の変化タ
イミング(例えば、地絡事故に起因する変化)を用いる
ことが望ましいが、短絡事故に起因する系統の電流変化
タイミングを用いることもできる。
また、電力系統に停電が発生すると、系統の電圧又は電
流波形に基づく前記時間軸データの計時動作が停止され
るため、前記子局において電力系統の停電を検出したと
きは、該停電時間を無停電電源により駆動されるタイマ
により計時して前記検出時間データを補正して時刻の相
対関係を保持する。
次に、本発明の系Mvi視制御装置は、各子局に当該電
力系統の電圧又は電力波形の周期を検出し、該周期に同
期させたクロックパルスを発生するクロック発生手段と
、該クロックパルスを計数するカウンタと、系統状態の
変化を検出する状態変化検出手段から状変検出信号が入
力されたタイミングにおける前記カウンタの内容と当該
状態変化の内容とを不揮発性メモリに格納する論理演算
手段と、を含んでなることを特徴とする。
また、各子局相互間の時間軸合せは、前記論理演算手段
にて、親局からの系統情報収集指令入力時刻又は系統に
共通する特定の系統状態の変化タイミングを基準時刻と
して演算処理することにより実現できる。
また、停電時間の補正は、各子局に、電力系統の停電を
検出する停電検出手段と、停電時間を計時する無停電電
源駆動のタイマとを含み、前記論理演算手段は該停電時
間に基づいて前記検出時間データを補正することにより
実現できる。
〔作用〕
このように構成されることから1本発明によれば1次の
作用により、上記目的が達成される。
配電系統などの電力系統にあっては、系統周波数の管理
が厳密になされている。したがって、同一電力系統の各
部における電圧、電流の周波数は完全に一致している。
しかして、本発明によれば。
各子局は電力系統の電圧又は電流波形の周期に基づいて
生成した時間軸データによって、系統情報の検出時刻を
特定するようにしていることから、親局によるシステム
全体の時刻合せをしなくても、各子局の時間軸は完全に
一致したものとなる。
また、系統周波数に基づいた時間軸データは、単相系で
180°ピッチ単位、3相系で60’ ピッチ単位で同
期化することができる。例えば、50 Hz系では10
n+sec又は10 / 3 rssec間隔の微細な
時間隔で同期化された時間軸データが得られる。したが
って、微小時間内で発生する系統情報変化の相対時間関
係をも正確に把握することが可能になり、系統の現象を
適確に解析することが可能になる。
また、各子局相互間の時間軸データの相対的な時刻合せ
は、親局から出力される系統情報収集指令が入力された
タイミングを基準とすることにより、親局において各子
局に系統情報収集指令を出力した時刻は既知であること
から、容易に時刻合せをすることが可能である。
また、上記時刻合せは、系統に共通する特定の系統状態
の変化タイミングを基準時刻とすることにより、容易に
時刻合せをすることが可能である。
すなわち、例えば系統の零相電圧は全く同時に変動する
から、各子局で零相電圧の変化タイミングを基準時刻と
すれば、各子局の時間軸の時刻合せを容易に行うことが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に本発明に係る電力系統の監視制御装置の全体構
成図を示し、第2図に主要部である子局のブロック構成
図を示す。第1図は配電系統に適用した例を示しており
、配電用変圧器1の二次側に、系統全体の情報を収集す
る親局2が設置されている。この親局2は専用通信RI
A3を介して図示していない営業所と通信する機能を有
している。
また、収集した系統情報を表示記録する出力装置4、お
よび面状に拡がった高圧配電線6に沿って分散設置した
子局7〜19群と通信する通信装置5が設けられている
。子局7〜19は系統の各種状態量を取込み、系統の異
常(状態変化)を検出する機能と、親局2との通信機能
を有して構成されている。
ここで、第2図に基づいて、子局7〜19の構成及び動
作を説明する。入力部23は3相の高圧配Wl線6から
、電流変成器2oを介して、線路電流を取込みA/D変
換を含む処理を行うようになっている。この入力部23
により処理された線路電流は短絡事故を検出するOC要
素24に入力されている。高圧配電線6に設けられた零
相電流変成器21により検出された零相電流は、入力部
25にてA/D変換を含む入力処理がなされる。また、
零相電圧検出部26は高圧配電線6の3相の各相の対地
間電圧を取込み、零相電圧を検出するようになっている
。この検出された零相電圧は前記入力部25から出力さ
れる零相電流とともに、地絡方向を検出するDG要素2
7に入力されている。また、検出された零相電圧は零相
過電圧を検出するOVG要素28に入力されている。こ
れらOC要素24、DG要素27.OVG要素28によ
り検出された系統の状態変化の系統情報は論理演算部3
1に入力されている。論理演算部31は入力される状態
変化等の系統情報に基づいて系統の異常を検出し、図示
していない開閉器などにしゃ断指令等の制御指令を出力
するようになっている。なお、各要素24,27.28
共に、配電線6の引出口に設ける保護リレーに比べ、高
感度に検出するため検出値は低いレベルとし、瞬時地絡
瞬時短絡等に対し、敏感に応動するように整定されてい
る。
一方、クロック発生部29は配電4@6の1相の対地間
電圧を入力とし、その電圧波形から系統周波数を検出し
、その周波数に同期したクロックパルスを生成してカウ
ンタ3oに出力するようになっている。具体的な系統周
波数の検出方法としては波形上の特異点を検出すればよ
いが、系統電圧波形の正負変化点であるゼロクロス点(
1相の場合は電気角で180°ピツチ)を検出するのが
一般的である。そして、クロック発生部29は、ゼロッ
クス点に同期させてクロックパルスを生成する。このと
き、系統周期よりも短い周期のクロックパルスを生成す
るようにすれば、さらに微細な時間軸データにより系統
の状態変化を把握することが可能である。また、3相の
電圧波形を用いれば、電気角で60″ピツチのりaツク
パルスを生成できる。
カウンタ30は入力されるクロッパルスを計数して計時
を行う。カウンタ30のセット、リセットは論理演算部
31により制御される。論理演算部31は前記各要素2
4,27.28から系統の状態変化情報が入力される度
に、そのときのカウンタの計数値を読み込み、不揮発性
メモリ32に状態変化情報と計数値の内容を対応させて
格納するようになっている。
また、上述のクロック発生部29とカウンタ30からな
る時間軸データの生成手段は、配電線6が停電している
期間は計時機能が停止してしまう。
そこで、停電時間を計時して上記時間軸データを補正す
る必要がある。停電時間は、配電線6の電圧を電圧変換
器22を介して停電検出部33に導びき、停電検出部3
3において停電を検出したときにバックアップタイマ3
4をスタートさせ、停電が回復(復電)したときに停止
させることにより計時する。なお、バックアップタイマ
34等は無停電電源により叩動する。このバックアップ
タイマ34の内容は論理演算部31により読み取られ、
前記不揮発メモリ32に格納されるようになっている。
子局と親局は通信回線を介して双方向通信が可能になっ
ており、専用回線方式あるいは電力線搬送方式等の周知
の通信方式を適用することができる。子局側の通信装置
35は通信回路接続部36、通信制御部37、解読部3
8、通信情報編集部39を含んで構成されている。通信
回線接続部36を介して取り込まれる親局情報は、通信
制御部37にて自局宛のものが抽出される。この抽出さ
れた親局からの情報は解読部38で解読されて論理演算
部31に伝送される。一方、子局から親局への送信は、
論理演算部31から出力される情報を送信情報編集部3
9で所定の伝送フォーマットに変換し1通信制御部37
と通信回線接続部36を介してなされるようになってい
る。
このように構成される実施例の動作について、系統の状
態変化(異常)を検出したときの系統情報と検出時刻の
収集を中心として説明する。
第3図に、系統における異常発生とその復帰の様子を表
わすタイムチャートを示す。図において。
符号Aは○VG要素、BはDG要素、CはOC要素に関
するものとし、マは異常の発生タイミングを、Δはその
復帰タイミングをそれぞれ示す。子局が時期状態にある
ときのt0時にOvG要素28が動作して出力が発生す
ると、論理演算部31はカウンタ30を起動させるとと
もに、「A工発生」情報とカウンタ30の計数値の初期
値t0を第4図に示すように不揮発性メモリ32の所定
のエリアに格納する。その後、OVG要素28の復帰情
報が入力されると、「A0復帰」とその時の計数値t、
を不揮発性メモリ32に格納する。なお、−旦OVG要
素28等の状態変化検出がなされると、論理演算部31
はカウンタ30の計数処理を断続させるとともに、系統
の電圧V、電流I、零相電圧v0、零相電流Io等の波
形データ、各波形の周波数分析や、相互の位相差その他
の状態量データを検出又は処理し、親局の監視制御に適
した内容に加工のうえ、相対時間を付して不揮発性メモ
リ32に格納する。
その後、t2時に再びOVG要素28が動作して出力が
発生すると、論理演算部31は「A2発生」とその時の
計数値t2を不揮発性メモリ32に格納する。このよう
にして第3図の動作に対応して第4図に示すように状態
量変化に係る系統情報と計数値が不揮発性メモリ32に
格納される。
ここで、親局から当該子局に情報収集指令40が入力さ
れると、子局の論理演算部31はその指令入力時のカウ
ンタ30の計数値L6を取り込み、この指令入力時t6
を基準時刻として前記状態変化の発生時刻等を相対的に
演算する。この演算結果の内容を第5図に示す。図示の
ように、OVG要素28については、Ds  to)前
に、Di−to)時間動作が継続したというように、各
要素ごとに、その発生回数、発生時期(時刻)、発生時
間等の項目に整理する。そしてこの整理した系統情報と
検出時刻データを親局に送信する。送信後、論理演算部
31は不揮発性メモリ32の対応する内容をクリア(初
期化)し、カウンタ30をリセットする。
上述したように子局が動作することにより、親局は子局
を呼出した時刻を基準に、系統周波を時間単位として、
何サイクル前にどんな現象を各子局が検出したかを把握
することができる。したがって、面状に分散した各地の
子局からの情報を収集する事により、系統の異常現象が
、どの地域に、どういうタイミングで発生したかを解析
可能となる。
また、配電系統に停電事故が発生した場合には、停電中
の計数処理が停止するが、停電検出により電源バックア
ップタイマ34が起動し、復電時に論理演算部31が5
 「停電発生」情報と、停止した時点でのカウンタ30
の計数値(不揮発性メモリ32に格納しておく)、及び
、復電時の電源バックアップタイマ34の計時値を不揮
発性メモリ31に格納すると共に、再び計数処理を継続
させる。第3図のt□とt2の間に3秒間の停電があっ
た場合の不揮発性メモリ32に格納されるデータと、親
局へ返信する時の整理したデータを第6図と第7図に示
す。
なお、上記実施例では、子局が親局に送信する際、監視
中に検出した情報を初期化し、計数処理を停止すること
として説明したが1、これは、計数値のオーバーフロー
、不揮発性メモリーの書込み位W(ポインター)等の管
理を容易にするためである。しかし、計数処理を停止さ
せずに、計数値のオーバーフロー情報を不揮発性メモリ
に記憶させることによっても対応できる。また、不揮発
性メモリーの領域のオーバーについては、最終領域に到
達した後は、改めて先頭から記録するエンドレステーブ
ルとして管理することで処理できる。
また、上記実施例では、子局が系統を常時監視すること
として説明したが、親局が、子局に対して一括又は個別
に「監視開始」指令、r監視停止」指令を発生し、特定
の時間帯だけ系統監視させるようにすることもできる。
さらに、常時監視している子局に対して、条件付きで情
報収集させることもできる。例えば、親局からの「情報
収集A指令」については、当該指令を受信した1分前か
らの系統の異常現象のみ返信するようにすることができ
る。また、r情報収集B指令」については、停電検出が
あれば、停電発生1分前及び復電後1分間の監視結果を
返信するようにすることが可能である。
また、上記実施例では、系統の状態変化検出について説
明したが、状態量の計測などは連続的に計測した値を子
局が常時記憶することとし、短時間の計測結果を解析用
データとして用いることにも応用できる。
また、上記実施例では、親局からの情報収集指令入力時
を基準時刻として、各子局の時間軸データの相対関係と
合わせるものについて説明したが、次に述べるようにす
ることも可能である。
まず、系統の零相電圧は同−系統内では全く同一の変動
となるものである。そこで、各子局にて零相電圧がある
レベルを超えた時、例えばOVG要素28が動作した時
を基準時刻として各子局の時間軸の相関をとれば、容易
に時刻合せをすることができる。すなわち、第4図に示
したt。又はt2に対応する各局の計数値は同一時刻の
ものであるから、親局は集められたデータを、OVa要
素28の動作時を基準として整理することにより、各子
局の時刻合わせを特別な同期化手段を設けることなく容
易に実現することができる。なお、上記OVG要素28
の動作に代えて、OC要素24の動作時を基準時刻とす
ることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれは、各子局は電力系
統の電圧又は電流波形の周期に基づいて生成した時間軸
データにより、系統情報の検出時刻を特定するようにし
ていることから、親局によるシステム全体の時刻合せを
する必要がなく、各子局の時間軸は完全に一致するとと
もに、微小時間内で発生する系統情報の変化の相対時間
関係をも正確に把握することができる。この結果、系統
の現象を適格に解析することが可能になる。
また、各子局相互間の時間軸同志の時刻合せ(同期化)
は、親局からの情報収集指令入力時又は系統に共通する
状態変化時を基準として行うようにしていることから、
格別な同期化手段を設けることなく容易に時刻合せでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の系統監視制御装置の一実施例の全体構
成図、第2図は第1図実施例の子局の詳細構成図、第3
図は動作説明のためのタイムチャート、第4図〜第7図
はそれぞれ検出された系統情報および時間データの一例
を示す図である。 2・・・親局、5・・・通信装置、6・・・高圧配電線
。 7〜19・・・子局、20・・・電流変成器、21・・
・零相電流変成器、22・・・電圧変換器、23・・・
入力部、24・・・OC要素、25・・・入力部、26
・・・零相電圧検出部、27・・・DG要素。 28・・・OVG要素、29・・・クロック発生部、3
0・・・カウンタ、31・・・論理演算部、32・・・
不揮発性メモリ、33・・・停電検出部、34・・・バ
ックアップタイマ、35・・・通信装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電力系統に複数の子局を分散配置し、該子局により
    系統各部の系統状態の変化を含む系統情報を検出し、該
    検出された系統情報を親局で収集して当該電力系統の監
    視・制御に供する電力系統の系統情報収集方法において
    、前記各子局は当該電力系統の電圧又は電流波形の周期
    に基づいて時間軸データを生成し、該時間軸データに基
    づいて前記系統情報の検出時刻を特定することを特徴と
    する電力系統の系統情報収集方法。 2、前記各子局は前記親局から系統情報収集指令が入力
    されたとき、該収集指令入力時刻を前記時間軸データに
    基づいて特定し、該収集指令入力時刻との相対関係を付
    して前記検出系統情報と検出時間データを親局に送出す
    ることを特徴とする請求項1記載の電力系統の系統情報
    収集方法。 3、前記各子局は電力系統に共通する特定の系統状態の
    変化タイミングを前記時間軸データに基づいて特定して
    基準時刻を生成し、該基準時刻との相対関係を付して前
    記検出系統情報と検出時間データを親局に送出すること
    を特徴とする請求項1記載の電力系統の系統情報収集方
    法。 4、前記特定の系統状態の変化タイミングが零相電圧の
    変化タイミングであることを特徴とする請求項3記載の
    電力系統の系統情報収集方法。 5、前記子局は電力系統の停電を検出したときは、該停
    電時間を無停電電源により駆動されるタイマにより計時
    して前記検出時間データを補正することを特徴とする請
    求項1、2、3、4いずれかに記載の電力系統の系統情
    報収集方法。 6、電力系統に複数の子局を分散配置し、該子局により
    系統各部の系統状態の変化を含む系統情報を検出し、該
    検出された系統情報を親局で収集して当該電力系統の監
    視・制御をする系統監視制御装置において、前記各子局
    は、当該電力系統の電圧又は電力波形の周期を検出し、
    該周期に同期させたクロックパルスを発生するクロック
    発生手段と、該クロックパルスを計数するカウンタと、
    系統状態の変化を検出する状態変化検出手段から状変検
    出信号が入力されたタイミングにおける前記カウンタの
    内容と当該状態変化の内容とを不揮発性メモリに格納す
    る論理演算手段と、を含んでなることを特徴とする系統
    監視制御装置。 7、前記各子局の論理演算手段は親局から系統情報収集
    指令が入力されたときの前記カウンタの内容を基準時刻
    とし、前記不揮発性メモリに格納されているカウンタの
    内容を前記基準時刻を基準とした検出時間データに変換
    して親局に送出するものとしたことを特徴とする請求項
    6記載の系統監視制御装置。 8、前記各子局の論理演算手段は、電力系統に共通する
    特定の系統状態の変化タイミングにおける前記カウンタ
    の内容を基準時刻とし、前記不揮発性メモリに格納され
    ているカウンタの内容を前記基準時刻を基準とした検出
    時間データに変換して親局に送出するものとしたことを
    特徴とする請求項6記載の系統監視制御装置。 9、前記子局は電力系統の停電を検出する停電検出手段
    と、停電時間を計時する無停電電源駆動のタイマとを含
    み、前記論理演算手段は該停電時間に基づいて前記検出
    時間データを補正することを特徴とする請求項6、7、
    8いずれかに記載の系統監視制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208047A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Tokyo Electric Power Co Inc:The 多点同時測定データ処理装置及び方法
CN109947070A (zh) * 2019-04-28 2019-06-28 广东德圳智能技术有限公司 生产设备数据采集方法及其数据传输处理器

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