JP2654110B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP2654110B2 JP2654110B2 JP63194959A JP19495988A JP2654110B2 JP 2654110 B2 JP2654110 B2 JP 2654110B2 JP 63194959 A JP63194959 A JP 63194959A JP 19495988 A JP19495988 A JP 19495988A JP 2654110 B2 JP2654110 B2 JP 2654110B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(第2図) 発明が解決しようとする課題(第3図) 課題を解決するための手段 作用 実施例 本発明の一実施例(第1図) 発明の効果 〔概要〕 半導体装置の製造方法に関し、 第1のゲートによるトランジスタ領域内の第1のゲー
ト電極幅を安定にすることができ、第1のゲートによる
トランジスタの特性を安定にすることができる半導体装
置の製造方法を提供することを目的とし、 基板上に絶縁膜、耐酸化膜を順次形成する工程と、前
記耐酸化膜を選択的にエッチングすることにより、スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク
層、第1のゲートによるトランジスタ領域形成用のマス
ク層、及び第2のゲートによるトランジスタ領域形成用
のマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマスクと
して、前記基板を選択的に酸化することによりフィール
ド酸化膜を形成する工程と、前記マスク層及び前記絶縁
膜を選択的にエッチングすることにより前記基板を露出
させるとともに、スタックドゲートによるトランジスタ
領域、第1のゲートによるトランジスタ領域、及び第2
のゲートによるトランジスタ領域を形成する工程と、前
記フィールド酸化膜の形成されていない、露出された前
記基板を酸化することにより第1のゲート絶縁膜を形成
する工程と、スタックドゲートによるトランジスタ領域
と第1のゲートによるトランジスタ領域とを覆うように
第1のゲート金属層を選択的に形成する工程と、前記第
1のゲート金属層を覆うように、前記第2のゲートによ
るトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜除去用のマ
スク層を形成する工程と、前記第1のゲート絶縁膜除去
用のマスク層をマスクとして第2のゲートによるトラン
ジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜を選択的にエッチン
グして基板を露出させる工程と、前記第1のゲート絶縁
膜除去用のマスク層を除去する工程と、前記第1のゲー
ト金属層および露出された前記基板を酸化することによ
り前記第1のゲート金属層上に層間膜を形成するととも
に、露出された前記基板上に第2のゲート絶縁膜を形成
する工程と、前記層間膜及び前記第2のゲート絶縁膜を
覆うように第2のゲート金属層を形成する工程と、前記
スタックドゲートによるトランジスタ領域内の前記第2
のゲート金属層上にスタックドゲート形成用のマスク層
を選択的に形成するとともに、前記第2のゲートによる
トランジスタ領域内の第2のゲート金属層上に第2のゲ
ート形成用のマスク層を選択的に形成する工程と、前記
スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第2のゲー
ト形成用のマスク層をマスクとして、前記第2のゲート
金属層を選択的にエッチングすることにより前記スタッ
クドゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲートを
形成するとともに、前記第2のゲートによるトランジス
タ領域内に第2のゲートを形成する工程と、前記第1の
ゲートによるトランジスタ領域内の前記層間膜上、及び
前記第2のゲートによるトランジスタ領域内の第2のゲ
ートを覆うように第1のゲート形成用のマスク層を選択
的に形成する工程と、 前記スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第1
のゲート形成用のマスク層をマスクとして前記層間膜及
び前記第1のゲート金属層を選択的にエッチングするこ
とにより、スタックドゲートによるトランジスタ領域内
に第1のゲート、層間膜及び第2のゲートからなるスタ
ックドゲートを形成するとともに、第1のゲートによる
トランジスタ領域内に第1のゲートを形成する工程と、 前記スタックドゲート形成用のマスク層、前記第1の
ゲート形成用のマスク層、及び前記第2のゲート形成用
のマスク層を除去する工程とを含むように構成する。
ト電極幅を安定にすることができ、第1のゲートによる
トランジスタの特性を安定にすることができる半導体装
置の製造方法を提供することを目的とし、 基板上に絶縁膜、耐酸化膜を順次形成する工程と、前
記耐酸化膜を選択的にエッチングすることにより、スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク
層、第1のゲートによるトランジスタ領域形成用のマス
ク層、及び第2のゲートによるトランジスタ領域形成用
のマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマスクと
して、前記基板を選択的に酸化することによりフィール
ド酸化膜を形成する工程と、前記マスク層及び前記絶縁
膜を選択的にエッチングすることにより前記基板を露出
させるとともに、スタックドゲートによるトランジスタ
領域、第1のゲートによるトランジスタ領域、及び第2
のゲートによるトランジスタ領域を形成する工程と、前
記フィールド酸化膜の形成されていない、露出された前
記基板を酸化することにより第1のゲート絶縁膜を形成
する工程と、スタックドゲートによるトランジスタ領域
と第1のゲートによるトランジスタ領域とを覆うように
第1のゲート金属層を選択的に形成する工程と、前記第
1のゲート金属層を覆うように、前記第2のゲートによ
るトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜除去用のマ
スク層を形成する工程と、前記第1のゲート絶縁膜除去
用のマスク層をマスクとして第2のゲートによるトラン
ジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜を選択的にエッチン
グして基板を露出させる工程と、前記第1のゲート絶縁
膜除去用のマスク層を除去する工程と、前記第1のゲー
ト金属層および露出された前記基板を酸化することによ
り前記第1のゲート金属層上に層間膜を形成するととも
に、露出された前記基板上に第2のゲート絶縁膜を形成
する工程と、前記層間膜及び前記第2のゲート絶縁膜を
覆うように第2のゲート金属層を形成する工程と、前記
スタックドゲートによるトランジスタ領域内の前記第2
のゲート金属層上にスタックドゲート形成用のマスク層
を選択的に形成するとともに、前記第2のゲートによる
トランジスタ領域内の第2のゲート金属層上に第2のゲ
ート形成用のマスク層を選択的に形成する工程と、前記
スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第2のゲー
ト形成用のマスク層をマスクとして、前記第2のゲート
金属層を選択的にエッチングすることにより前記スタッ
クドゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲートを
形成するとともに、前記第2のゲートによるトランジス
タ領域内に第2のゲートを形成する工程と、前記第1の
ゲートによるトランジスタ領域内の前記層間膜上、及び
前記第2のゲートによるトランジスタ領域内の第2のゲ
ートを覆うように第1のゲート形成用のマスク層を選択
的に形成する工程と、 前記スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第1
のゲート形成用のマスク層をマスクとして前記層間膜及
び前記第1のゲート金属層を選択的にエッチングするこ
とにより、スタックドゲートによるトランジスタ領域内
に第1のゲート、層間膜及び第2のゲートからなるスタ
ックドゲートを形成するとともに、第1のゲートによる
トランジスタ領域内に第1のゲートを形成する工程と、 前記スタックドゲート形成用のマスク層、前記第1の
ゲート形成用のマスク層、及び前記第2のゲート形成用
のマスク層を除去する工程とを含むように構成する。
本発明は、半導体装置の製造方法に係り、詳しくは、
特にトランジスタ特性を良好にすることができる半導体
装置の製造方法に関するものである。
特にトランジスタ特性を良好にすることができる半導体
装置の製造方法に関するものである。
従来、例えばEPROMやE2PROMのようにスタックドゲー
トによるトランジスタを有する半導体装置の製造方法に
おいて、周辺回路にEPROMやE2PROMのフローティングゲ
ートとして機能する第1のゲート(1層目のゲート金属
層としての第1のゲート金属層がパターニングされて形
成されたもの)のみをゲート電極として構成しているト
ランジスタがある場合、第1のゲート形成のための第1
のゲート金属層のパターニング工程は、第2のゲート金
属層(2番目のゲート金属層)をパターニング(第2の
ゲート形成のためのパターニング)する工程の前に行わ
れていた。
トによるトランジスタを有する半導体装置の製造方法に
おいて、周辺回路にEPROMやE2PROMのフローティングゲ
ートとして機能する第1のゲート(1層目のゲート金属
層としての第1のゲート金属層がパターニングされて形
成されたもの)のみをゲート電極として構成しているト
ランジスタがある場合、第1のゲート形成のための第1
のゲート金属層のパターニング工程は、第2のゲート金
属層(2番目のゲート金属層)をパターニング(第2の
ゲート形成のためのパターニング)する工程の前に行わ
れていた。
以下、具体的に図面を用いて従来技術について説明す
る。
る。
第2図(a)〜(l)は従来の半導体装置の製造方法
を説明する図である。図示例はEPROMの製造方法に適用
した場合を示している。
を説明する図である。図示例はEPROMの製造方法に適用
した場合を示している。
これらの図において、1は例えばSiからなり、例えば
P型の基板、2は例えばSiO2からなる絶縁膜で、パッド
SiO2膜とも言われる。3は例えばSi3N4からなる耐酸化
膜、3a、3b、3cはマスク層、4はチャネルストッパ、5
は例えばSiO2からなるフィールド酸化膜、6は例えばSi
O2からなる第1のゲート絶縁膜、7a、7b、7cはレジスト
膜、8は例えばポリシリコンからなる第1のゲート金属
層、8aは第1のゲートで、第1のゲート金属層8が選択
的にエッチングされて形成されたものである。9は例え
ばSiO2からなる第2のゲート絶縁膜、9aは例えばSiO2か
らなる層間膜、9bは例えばSiO2からなる絶縁膜、10は例
えばポリシリコンからなる第2のゲート金属層、10aは
第2のゲートで、第2のゲート金属層10が選択的にエッ
チングされて形成されたものである。11は例えばレジス
トからなる耐エッチ性膜で、第2のゲート金属層10とエ
ッチングレートの差が大きくエッチング選択比がとれる
ものであればよい。12aはスタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域、12bは第1のゲートによるトランジスタ
領域、12cは第2のゲートによるトランジスタ領域、13
a、13bは開口部、14はスタックドゲートで、第2のゲー
ト10a、層間膜9a及び第1のゲート8aから構成されてい
る。21は例えばPSGからなる絶縁膜、22は例えばAlから
なる配線層、23は例えばPSGからなるカバー膜、24aは例
えばn+型のソース領域、24bは例えばn+型のドレイン領
域、25はチャネル、26はコンタクトホールである。
P型の基板、2は例えばSiO2からなる絶縁膜で、パッド
SiO2膜とも言われる。3は例えばSi3N4からなる耐酸化
膜、3a、3b、3cはマスク層、4はチャネルストッパ、5
は例えばSiO2からなるフィールド酸化膜、6は例えばSi
O2からなる第1のゲート絶縁膜、7a、7b、7cはレジスト
膜、8は例えばポリシリコンからなる第1のゲート金属
層、8aは第1のゲートで、第1のゲート金属層8が選択
的にエッチングされて形成されたものである。9は例え
ばSiO2からなる第2のゲート絶縁膜、9aは例えばSiO2か
らなる層間膜、9bは例えばSiO2からなる絶縁膜、10は例
えばポリシリコンからなる第2のゲート金属層、10aは
第2のゲートで、第2のゲート金属層10が選択的にエッ
チングされて形成されたものである。11は例えばレジス
トからなる耐エッチ性膜で、第2のゲート金属層10とエ
ッチングレートの差が大きくエッチング選択比がとれる
ものであればよい。12aはスタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域、12bは第1のゲートによるトランジスタ
領域、12cは第2のゲートによるトランジスタ領域、13
a、13bは開口部、14はスタックドゲートで、第2のゲー
ト10a、層間膜9a及び第1のゲート8aから構成されてい
る。21は例えばPSGからなる絶縁膜、22は例えばAlから
なる配線層、23は例えばPSGからなるカバー膜、24aは例
えばn+型のソース領域、24bは例えばn+型のドレイン領
域、25はチャネル、26はコンタクトホールである。
なお、マスク層3aはスタックドゲートによるトランジ
スタ領域形成用のマスク層であり、マスク層3bは第1の
ゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層であ
り、マスク層3cは第2のゲートによるトランジスタ領域
形成用のマスク層である。
スタ領域形成用のマスク層であり、マスク層3bは第1の
ゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層であ
り、マスク層3cは第2のゲートによるトランジスタ領域
形成用のマスク層である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第2図(a)に示すように、例えば熱酸化法に
より基板1上に絶縁膜2を形成した後、例えばCVD法に
より絶縁膜2上にSi3N4を堆積して耐酸化膜3を形成す
る。
より基板1上に絶縁膜2を形成した後、例えばCVD法に
より絶縁膜2上にSi3N4を堆積して耐酸化膜3を形成す
る。
次に、第2図(b)に示すように、例えばRIE法によ
り耐酸化膜3を選択的にエッチングすることにより、マ
スク層3a、3b、3cを形成する。この時、マスク層3aはス
タックドゲートによるトランジスタ領域12a、マスク層3
bは第1のゲートによるトランジスタ領域12b、及びマス
ク層3cは第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみ
が残るようにパターニングされる。次いで、不純物を導
入することにより、マスク層3a、3b、3cをマスクとして
チャネルストッパ4を形成する。チャネルストッパ4形
成用不純物としては、基板1がここではp型であるので
例えばB+を用いることができる。基板1がn型の場合は
例えばP+を用いることができる。
り耐酸化膜3を選択的にエッチングすることにより、マ
スク層3a、3b、3cを形成する。この時、マスク層3aはス
タックドゲートによるトランジスタ領域12a、マスク層3
bは第1のゲートによるトランジスタ領域12b、及びマス
ク層3cは第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみ
が残るようにパターニングされる。次いで、不純物を導
入することにより、マスク層3a、3b、3cをマスクとして
チャネルストッパ4を形成する。チャネルストッパ4形
成用不純物としては、基板1がここではp型であるので
例えばB+を用いることができる。基板1がn型の場合は
例えばP+を用いることができる。
次に、第2図(c)に示すように、例えば温度が900
〜1000℃の水蒸気雰囲気中でのフィールド酸化により、
マスク層3a、3b、3cをマスクとして基板1を選択的に酸
化することによりトランジスタ領域12a、12b、12c以外
にフィールド酸化膜5を形成する。
〜1000℃の水蒸気雰囲気中でのフィールド酸化により、
マスク層3a、3b、3cをマスクとして基板1を選択的に酸
化することによりトランジスタ領域12a、12b、12c以外
にフィールド酸化膜5を形成する。
次に、第2図(d)に示すように、例えばウエットエ
ッチングによりマスク層3a、3b、3cを全て選択的にエッ
チングした後、例えばウエットエッチングにより、フィ
ールド酸化膜5及び絶縁膜2を選択的にエッチングして
スタックドゲートによるトランジスタ領域12a、第1の
ゲートによるトランジスタ領域12b及び第2のゲートに
よるトランジスタ領域12cを形成する。この時、基板1
が露出する。ここでSi3N4からなる耐酸化膜3のエッチ
ャントとしては例えばリン酸溶液であり、SiO2からなる
絶縁膜2のエッチャントとしては例えばフッ酸溶液であ
る。
ッチングによりマスク層3a、3b、3cを全て選択的にエッ
チングした後、例えばウエットエッチングにより、フィ
ールド酸化膜5及び絶縁膜2を選択的にエッチングして
スタックドゲートによるトランジスタ領域12a、第1の
ゲートによるトランジスタ領域12b及び第2のゲートに
よるトランジスタ領域12cを形成する。この時、基板1
が露出する。ここでSi3N4からなる耐酸化膜3のエッチ
ャントとしては例えばリン酸溶液であり、SiO2からなる
絶縁膜2のエッチャントとしては例えばフッ酸溶液であ
る。
次に、第2図(e)に示すように、例えば熱酸化法に
よりフィールド酸化膜5の形成されていない、露出され
た基板1を酸化することにより第1のゲート絶縁膜6を
形成する。ここで、絶縁膜2を一度除去した後、再度酸
化して第1のゲート絶縁膜6を形成するのは良質な膜厚
の第1のゲート絶縁膜6を形成するためと、第1のゲー
ト絶縁膜6の膜質を精度良く形成するためである。次い
で、レジストを全面に塗布した後、例えば露光、現像に
より第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみを覆
うようにレジストを選択的にパターニングしてレジスト
膜7aを形成する。この時、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域12a、第1のゲートによるトランジスタ領
域12bが開口するように開口部13aが形成される。次い
で、レジスト膜7aをマスクとして、開口部13aを介して
表面濃度コントロール用の不純物をスタックドゲートに
よるトランジスタ領域12a及び第1のゲートによるトラ
ンジスタ領域12bのチャネル部に選択的に導入する。
よりフィールド酸化膜5の形成されていない、露出され
た基板1を酸化することにより第1のゲート絶縁膜6を
形成する。ここで、絶縁膜2を一度除去した後、再度酸
化して第1のゲート絶縁膜6を形成するのは良質な膜厚
の第1のゲート絶縁膜6を形成するためと、第1のゲー
ト絶縁膜6の膜質を精度良く形成するためである。次い
で、レジストを全面に塗布した後、例えば露光、現像に
より第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみを覆
うようにレジストを選択的にパターニングしてレジスト
膜7aを形成する。この時、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域12a、第1のゲートによるトランジスタ領
域12bが開口するように開口部13aが形成される。次い
で、レジスト膜7aをマスクとして、開口部13aを介して
表面濃度コントロール用の不純物をスタックドゲートに
よるトランジスタ領域12a及び第1のゲートによるトラ
ンジスタ領域12bのチャネル部に選択的に導入する。
次に、第2図(f)に示すように、レジスト膜7aを除
去し、次いで例えばCVD法により、第1のゲート絶縁膜
6及びフィールド酸化膜5上にポリシリコンを堆積した
後、例えばCCl4ガス(例えばSF6ガス等のフッ素系ガス
でもよい)によるRIE法によりポリシリコンの不要な部
分をエッチングして、スタックドゲートによるトランジ
スタ領域12aに第1のゲート金属層8を形成するととも
に、第1のゲートによるトランジスタ領域12bに第1の
ゲート8aを形成する。この時、スタックドゲートによる
トランジスタ領域12aでは第1のゲート金属層8がスタ
ックドゲートによるトランジスタ領域12a全てを覆って
おり、第1のゲートによるトランジスタ領域12bでは第
1のゲート8aがゲートとして機能するような形状にエッ
チングされており、第2のゲートによるトランジスタ領
域12cではポリシリコンが全てエッチングされて第1の
ゲート絶縁膜6が露出されている。
去し、次いで例えばCVD法により、第1のゲート絶縁膜
6及びフィールド酸化膜5上にポリシリコンを堆積した
後、例えばCCl4ガス(例えばSF6ガス等のフッ素系ガス
でもよい)によるRIE法によりポリシリコンの不要な部
分をエッチングして、スタックドゲートによるトランジ
スタ領域12aに第1のゲート金属層8を形成するととも
に、第1のゲートによるトランジスタ領域12bに第1の
ゲート8aを形成する。この時、スタックドゲートによる
トランジスタ領域12aでは第1のゲート金属層8がスタ
ックドゲートによるトランジスタ領域12a全てを覆って
おり、第1のゲートによるトランジスタ領域12bでは第
1のゲート8aがゲートとして機能するような形状にエッ
チングされており、第2のゲートによるトランジスタ領
域12cではポリシリコンが全てエッチングされて第1の
ゲート絶縁膜6が露出されている。
次に、第2図(g)に示すように、レジストを全面に
塗布した後、例えば露光、現像によりスタックドゲート
によるトランジスタ領域12a、第1のゲートによるトラ
ンジスタ領域12bを覆うようにしてレジストを選択的に
パターニングしてレジスト膜7bを形成する。この時、開
口部13bが形成される。次いで、例えばフッ酸溶液のウ
エットエッチングによりレジスト膜7bをマスクとして開
口部13bを介して第2のゲートによるトランジスタ領域1
2c内の第1のゲート絶縁膜6を選択的にエッチングす
る。この時、第2のゲートによるトランジスタ領域12c
内の基板1が露出し、フィールド酸化膜5のレジスト膜
7bで覆っていない部分も少しエッチングされる。
塗布した後、例えば露光、現像によりスタックドゲート
によるトランジスタ領域12a、第1のゲートによるトラ
ンジスタ領域12bを覆うようにしてレジストを選択的に
パターニングしてレジスト膜7bを形成する。この時、開
口部13bが形成される。次いで、例えばフッ酸溶液のウ
エットエッチングによりレジスト膜7bをマスクとして開
口部13bを介して第2のゲートによるトランジスタ領域1
2c内の第1のゲート絶縁膜6を選択的にエッチングす
る。この時、第2のゲートによるトランジスタ領域12c
内の基板1が露出し、フィールド酸化膜5のレジスト膜
7bで覆っていない部分も少しエッチングされる。
次に、第2図(h)に示すように、レジスト膜7bを除
去した後、例えば熱酸化法により第2のゲートによるト
ランジスタ領域12cの基板1上に第2のゲート絶縁膜9
を形成するとともに、スタックドゲートによるトランジ
スタ領域12aの第1のゲート金属層8上に層間膜9aを形
成する。この時、第1のゲートによるトランジスタ領域
12bの第1のゲート8aも酸化されて絶縁膜9bが形成され
る。次いで、表面濃度コントロール用の不純物を第2の
ゲートによるトランジスタ領域12cのチャネル部に選択
的に導入する。
去した後、例えば熱酸化法により第2のゲートによるト
ランジスタ領域12cの基板1上に第2のゲート絶縁膜9
を形成するとともに、スタックドゲートによるトランジ
スタ領域12aの第1のゲート金属層8上に層間膜9aを形
成する。この時、第1のゲートによるトランジスタ領域
12bの第1のゲート8aも酸化されて絶縁膜9bが形成され
る。次いで、表面濃度コントロール用の不純物を第2の
ゲートによるトランジスタ領域12cのチャネル部に選択
的に導入する。
次に、第2図(i)に示すように、例えばCVD法によ
り全面にポリシリコンを堆積して第2のゲート金属層10
を形成した後、レジストを全面に塗布し、次いで例えば
露光,現像によりレジストを選択的にパターニングし
て、第2のゲート金属層10上に第2のゲート形成用の耐
エッチ性膜11を形成する。この時、耐エッチ性膜11は第
2のゲート金属層10上の、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域12a及び第2のゲートによるトランジスタ
領域12cの部分に選択的に形成されており、第2のゲー
ト金属層10上の、第1のゲートによるトランジスタ領域
12bの部分には形成されていない。
り全面にポリシリコンを堆積して第2のゲート金属層10
を形成した後、レジストを全面に塗布し、次いで例えば
露光,現像によりレジストを選択的にパターニングし
て、第2のゲート金属層10上に第2のゲート形成用の耐
エッチ性膜11を形成する。この時、耐エッチ性膜11は第
2のゲート金属層10上の、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域12a及び第2のゲートによるトランジスタ
領域12cの部分に選択的に形成されており、第2のゲー
ト金属層10上の、第1のゲートによるトランジスタ領域
12bの部分には形成されていない。
次に、第2図(j)に示すように、例えばCCl4ガスに
よるRIE法により耐エッチ性膜11をマスクとして第2の
ゲート金属層10を選択的にエッチングして、スタックド
ゲートによるトランジスタ領域12aに第2のゲート10aを
形成するとともに、第2のゲートによるトランジスタ領
域12cに第2のゲート10aを形成する。
よるRIE法により耐エッチ性膜11をマスクとして第2の
ゲート金属層10を選択的にエッチングして、スタックド
ゲートによるトランジスタ領域12aに第2のゲート10aを
形成するとともに、第2のゲートによるトランジスタ領
域12cに第2のゲート10aを形成する。
次に、第2図(k)に示すように、レジストを全面に
塗布し、次いで、例えば露光、現像により第1のゲート
によるトランジスタ領域12b及び第2のゲートによるト
ランジスタ領域12cを覆うようにレジストを選択的にパ
ターニングしてレジスト膜7cを形成した後、レジスト膜
7c及び耐エッチ性膜11をマスクにして、スタックドゲー
トによるトランジスタ領域12aの層間膜9a及び第1のゲ
ート金属層8を選択的にエッチングして第2のゲート10
a、層間膜9a及び第1のゲート8aからなるスタックドゲ
ート14を形成する。
塗布し、次いで、例えば露光、現像により第1のゲート
によるトランジスタ領域12b及び第2のゲートによるト
ランジスタ領域12cを覆うようにレジストを選択的にパ
ターニングしてレジスト膜7cを形成した後、レジスト膜
7c及び耐エッチ性膜11をマスクにして、スタックドゲー
トによるトランジスタ領域12aの層間膜9a及び第1のゲ
ート金属層8を選択的にエッチングして第2のゲート10
a、層間膜9a及び第1のゲート8aからなるスタックドゲ
ート14を形成する。
そして、レジスト膜7c及び耐エッチ性膜11を除去した
後、ソース領域24a、ドレイン領域24b、チャネル25、絶
縁膜膜21(層間膜)、コンタクトホール26及びカバー膜
23、及び配線層22とのコンタクト工程を経ることにより
第2図(l)に示すような構造の半導体装置が完成す
る。
後、ソース領域24a、ドレイン領域24b、チャネル25、絶
縁膜膜21(層間膜)、コンタクトホール26及びカバー膜
23、及び配線層22とのコンタクト工程を経ることにより
第2図(l)に示すような構造の半導体装置が完成す
る。
しかしながら、従来の半導体装置の製造方法にあって
は、第2図(h)に示す第2のゲート絶縁膜9及び層間
膜9aを形成する際に、第1のゲートによるトランジスタ
領域12b内の第1のゲート8aが酸化されて絶縁膜9bが形
成されてしまい、具体的には第3図に示すように、第1
のゲート8aの幅Aは、第3図(a)から第3図(b)に
示す如く、第1のゲート8aが側面からも酸化されるた
め、幅がA→A′の如くやせて細くなり、第1のゲート
8aのエッジがB→B′の如く、くさびが打ち込まれたよ
うな形状になってしまい、第1のゲート8aによるトラン
ジスタの特性が不安定になり易いという問題点があっ
た。これは微細化すればする程顕著になる傾向がある。
トランジスタ特性が不安定であるのは、具体的にはVth
が変化したり、特にショートチャネルトランジスタの場
合、ソース・ドレイン間のパンチスルー耐圧が劣化した
りするのである。これはゲート電極幅がばらつくことに
よるものである。
は、第2図(h)に示す第2のゲート絶縁膜9及び層間
膜9aを形成する際に、第1のゲートによるトランジスタ
領域12b内の第1のゲート8aが酸化されて絶縁膜9bが形
成されてしまい、具体的には第3図に示すように、第1
のゲート8aの幅Aは、第3図(a)から第3図(b)に
示す如く、第1のゲート8aが側面からも酸化されるた
め、幅がA→A′の如くやせて細くなり、第1のゲート
8aのエッジがB→B′の如く、くさびが打ち込まれたよ
うな形状になってしまい、第1のゲート8aによるトラン
ジスタの特性が不安定になり易いという問題点があっ
た。これは微細化すればする程顕著になる傾向がある。
トランジスタ特性が不安定であるのは、具体的にはVth
が変化したり、特にショートチャネルトランジスタの場
合、ソース・ドレイン間のパンチスルー耐圧が劣化した
りするのである。これはゲート電極幅がばらつくことに
よるものである。
そこで本発明は、第1のゲートによるトランジスタ領
域内の第1のゲート電極幅を安定にすることができ、第
1のゲートによるトランジスタ特性を安定にすることが
できる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
域内の第1のゲート電極幅を安定にすることができ、第
1のゲートによるトランジスタ特性を安定にすることが
できる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
本発明による半導体装置の製造方法は上記目的達成の
ため、基板上に絶縁膜、耐酸化膜を順次形成する工程
と、前記耐酸化膜を選択的にエッチングすることによ
り、スタックドゲートによるトランジスタ領域形成用の
マスク層、第1のゲートによるトランジスタ領域形成用
のマスク層、及び第2のゲートによるトランジスタ領域
形成用のマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマ
スクとして、前記基板を選択的に酸化することによりフ
ィールド酸化膜を形成する工程と、前記マスク層及び前
記絶縁膜を選択的にエッチングすることにより前記基板
を露出させるとともに、スタックドゲートによるトラン
ジスタ領域、第1のゲートによるトランジスタ領域及び
第2のゲートによるトランジスタ領域を形成する工程
と、前記フィールド酸化膜の形成されていない、露出さ
れた前記基板を酸化することにより第1のゲート絶縁膜
を形成する工程と、前記スタックドゲートによるトラン
ジスタ領域と前記第1のゲートによるトランジスタ領域
とを覆うように第1のゲート金属層を選択的に形成する
工程と、前記第1のゲート金属層を覆うように第2のゲ
ートによるトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜除
去用のマスク層を形成する工程と、前記第1のゲート絶
縁膜除去用のマスク層をマスクとして、第2のゲートに
よるトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜を選択的
にエッチングして基板を露出させる工程と、前記第1の
ゲート絶縁膜除去用のマスク層を除去する工程と、前記
第1のゲート金属層および露出された前記基板を酸化す
ることにより前記第1のゲート金属層上に層間膜を形成
するとともに、前記露出された基板上に第2のゲート絶
縁膜を形成する工程と、前記層間膜及び前記第2のゲー
ト絶縁膜を覆うように第2のゲート金属層を形成する工
程と、スタックドゲートによるトランジスタ領域内の前
記第2のゲート金属層上にスタックドゲート形成用のマ
スク層を選択的に形成するとともに、第2のゲートによ
るトランジスタ領域内の第2のゲート金属層上に第2の
ゲート形成用のマスク層を選択的に形成する工程と、前
記スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第2のゲ
ート形成用のマスク層をマスクとして、前記第2のゲー
ト金属層を選択的にエッチングすることにより前記スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲート
を形成するとともに、前記第2のゲートによるトランジ
スタ領域内に第2のゲートを形成する工程と、前記第1
のゲートによるトランジスタ領域内の前記層間膜上、及
び前記第2のゲートによるトランジスタ領域内の第2の
ゲートを覆うように第1のゲート形成用のマスク層を形
成する工程と、前記スタックドゲート形成用のマスク層
及び、前記第1のゲート形成用のマスク層をマスクとし
て前記層間膜及び前記第1のゲート金属層を選択的にエ
ッチングすることにより、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域内に第1のゲート、層間膜及び第2のゲー
トからなるスタックドゲートを形成するとともに、第1
のゲートによるトランジスタ領域内に第1のゲートを形
成する工程と、前記スタックドゲート形成用のマスク
層、前記第1のゲート形成用のマスク層、及び前記第2
のゲート形成用のマスク層を除去する工程とを含むもの
である。
ため、基板上に絶縁膜、耐酸化膜を順次形成する工程
と、前記耐酸化膜を選択的にエッチングすることによ
り、スタックドゲートによるトランジスタ領域形成用の
マスク層、第1のゲートによるトランジスタ領域形成用
のマスク層、及び第2のゲートによるトランジスタ領域
形成用のマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマ
スクとして、前記基板を選択的に酸化することによりフ
ィールド酸化膜を形成する工程と、前記マスク層及び前
記絶縁膜を選択的にエッチングすることにより前記基板
を露出させるとともに、スタックドゲートによるトラン
ジスタ領域、第1のゲートによるトランジスタ領域及び
第2のゲートによるトランジスタ領域を形成する工程
と、前記フィールド酸化膜の形成されていない、露出さ
れた前記基板を酸化することにより第1のゲート絶縁膜
を形成する工程と、前記スタックドゲートによるトラン
ジスタ領域と前記第1のゲートによるトランジスタ領域
とを覆うように第1のゲート金属層を選択的に形成する
工程と、前記第1のゲート金属層を覆うように第2のゲ
ートによるトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜除
去用のマスク層を形成する工程と、前記第1のゲート絶
縁膜除去用のマスク層をマスクとして、第2のゲートに
よるトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜を選択的
にエッチングして基板を露出させる工程と、前記第1の
ゲート絶縁膜除去用のマスク層を除去する工程と、前記
第1のゲート金属層および露出された前記基板を酸化す
ることにより前記第1のゲート金属層上に層間膜を形成
するとともに、前記露出された基板上に第2のゲート絶
縁膜を形成する工程と、前記層間膜及び前記第2のゲー
ト絶縁膜を覆うように第2のゲート金属層を形成する工
程と、スタックドゲートによるトランジスタ領域内の前
記第2のゲート金属層上にスタックドゲート形成用のマ
スク層を選択的に形成するとともに、第2のゲートによ
るトランジスタ領域内の第2のゲート金属層上に第2の
ゲート形成用のマスク層を選択的に形成する工程と、前
記スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第2のゲ
ート形成用のマスク層をマスクとして、前記第2のゲー
ト金属層を選択的にエッチングすることにより前記スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲート
を形成するとともに、前記第2のゲートによるトランジ
スタ領域内に第2のゲートを形成する工程と、前記第1
のゲートによるトランジスタ領域内の前記層間膜上、及
び前記第2のゲートによるトランジスタ領域内の第2の
ゲートを覆うように第1のゲート形成用のマスク層を形
成する工程と、前記スタックドゲート形成用のマスク層
及び、前記第1のゲート形成用のマスク層をマスクとし
て前記層間膜及び前記第1のゲート金属層を選択的にエ
ッチングすることにより、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域内に第1のゲート、層間膜及び第2のゲー
トからなるスタックドゲートを形成するとともに、第1
のゲートによるトランジスタ領域内に第1のゲートを形
成する工程と、前記スタックドゲート形成用のマスク
層、前記第1のゲート形成用のマスク層、及び前記第2
のゲート形成用のマスク層を除去する工程とを含むもの
である。
本発明では、基板上に絶縁膜、耐酸化膜が順次形成さ
れ、耐酸化膜の選択的なエッチングにより、スタックド
ゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層、第1
のゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層、及
び第2のゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク
層が形成された後、前記3層のマスク層をマスクとし
て、基板の選択的な酸化によるフィールド酸化膜が形成
される。次いで、前記3層のマスク層及び絶縁膜の選択
的なエッチングにより基板が露出させられるとともに、
スタックドゲートによるトランジスタ領域、第1のゲー
トによるトランジスタ領域、及び第2のゲートによるト
ランジスタ領域が形成され、フィールド酸化膜の形成さ
れていない基板の酸化により第1のゲート絶縁膜が形成
された後、スタックドゲートによるトランジスタ領域と
第1のゲートによるトランジスタ領域とが覆われるよう
に第1のゲート金属層が選択的に形成される。次いで、
第1のゲート金属層が覆われるように、第2のゲートに
よるトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜除去用の
マスク層が形成され、第1のゲート絶縁膜除去用のマス
ク層をマスクとして第2のゲートによるトランジスタ領
域内の第1のゲート絶縁膜が選択的にエッチングされ基
板が露出させられた後、第1のゲート絶縁膜除去用のマ
スク層が除去される。次いで、第1のゲート金属層及び
露出された基板の酸化により、第1のゲート金属層上に
層間膜が形成されるとともに、露出された基板上に第2
のゲート絶縁膜が形成され、層間膜及び第2のゲート絶
縁膜が覆われるように第2のゲート金属層が形成された
後、スタックドゲートによるトランジスタ領域内の前記
第2のゲート金属層上にスタックドゲート形成用のマス
ク層が選択的に形成されるとともに、第2のゲートによ
るトランジスタ領域内の第2のゲート金属層上に第2の
ゲート形成用のマスク層が選択的に形成される。次い
で、スタックドゲート形成用のマスク層及び第2のゲー
ト形成用のマスク層をマスクとして、第2のゲート金属
層の選択的なエッチングによりスタックドゲートによる
トランジスタ領域内に第2のゲートが形成されるととも
に、第2のゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲ
ートが形成され、第1のゲートによるトランジスタ領域
内の層間膜上、及び第2のゲートによるトランジスタ領
域内の第2のゲートが覆われるように第1のゲート形成
用のマスク層を形成される。
れ、耐酸化膜の選択的なエッチングにより、スタックド
ゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層、第1
のゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層、及
び第2のゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク
層が形成された後、前記3層のマスク層をマスクとし
て、基板の選択的な酸化によるフィールド酸化膜が形成
される。次いで、前記3層のマスク層及び絶縁膜の選択
的なエッチングにより基板が露出させられるとともに、
スタックドゲートによるトランジスタ領域、第1のゲー
トによるトランジスタ領域、及び第2のゲートによるト
ランジスタ領域が形成され、フィールド酸化膜の形成さ
れていない基板の酸化により第1のゲート絶縁膜が形成
された後、スタックドゲートによるトランジスタ領域と
第1のゲートによるトランジスタ領域とが覆われるよう
に第1のゲート金属層が選択的に形成される。次いで、
第1のゲート金属層が覆われるように、第2のゲートに
よるトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜除去用の
マスク層が形成され、第1のゲート絶縁膜除去用のマス
ク層をマスクとして第2のゲートによるトランジスタ領
域内の第1のゲート絶縁膜が選択的にエッチングされ基
板が露出させられた後、第1のゲート絶縁膜除去用のマ
スク層が除去される。次いで、第1のゲート金属層及び
露出された基板の酸化により、第1のゲート金属層上に
層間膜が形成されるとともに、露出された基板上に第2
のゲート絶縁膜が形成され、層間膜及び第2のゲート絶
縁膜が覆われるように第2のゲート金属層が形成された
後、スタックドゲートによるトランジスタ領域内の前記
第2のゲート金属層上にスタックドゲート形成用のマス
ク層が選択的に形成されるとともに、第2のゲートによ
るトランジスタ領域内の第2のゲート金属層上に第2の
ゲート形成用のマスク層が選択的に形成される。次い
で、スタックドゲート形成用のマスク層及び第2のゲー
ト形成用のマスク層をマスクとして、第2のゲート金属
層の選択的なエッチングによりスタックドゲートによる
トランジスタ領域内に第2のゲートが形成されるととも
に、第2のゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲ
ートが形成され、第1のゲートによるトランジスタ領域
内の層間膜上、及び第2のゲートによるトランジスタ領
域内の第2のゲートが覆われるように第1のゲート形成
用のマスク層を形成される。
そして、スタックドゲート形成用のマスク層及び第1
のゲート形成用のマスク層をマスクとして、層間膜及び
第1のゲート金属層の選択的なエッチングにより、スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域内に第1のゲー
ト、層間膜、及び第2のゲートからなるスタックドゲー
トが形成されるとともに、第1のゲートによるトランジ
スタ領域内に第1のゲートが形成された後、スタックド
ゲート形成用のマスク層、第1のゲート形成用のマスク
層、及び第2のゲート形成用のマスク層が除去される。
のゲート形成用のマスク層をマスクとして、層間膜及び
第1のゲート金属層の選択的なエッチングにより、スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域内に第1のゲー
ト、層間膜、及び第2のゲートからなるスタックドゲー
トが形成されるとともに、第1のゲートによるトランジ
スタ領域内に第1のゲートが形成された後、スタックド
ゲート形成用のマスク層、第1のゲート形成用のマスク
層、及び第2のゲート形成用のマスク層が除去される。
したがって、第1のゲートによるトランジスタ領域内
の第1のゲートが側面から酸化されるようなことがなく
なり、第1のゲートの幅を安定にすることができるよう
になり、トランジスタ特性を安定にすることができるよ
うになる。
の第1のゲートが側面から酸化されるようなことがなく
なり、第1のゲートの幅を安定にすることができるよう
になり、トランジスタ特性を安定にすることができるよ
うになる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図(a)〜(k)は本発明に係る半導体装置の製
造方法の一実施例を説明する図である。
造方法の一実施例を説明する図である。
この図において、第2図(a)〜(l)と同一符号は
同一または相当部分を示す。
同一または相当部分を示す。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第1図(a)に示すように、例えば熱酸化法に
より基板1上に絶縁膜2を形成した後、例えばCVD法に
より絶縁膜2上にSi3N4を堆積して耐酸化膜3を形成す
る。これが本発明の、基板上に絶縁膜、耐酸化膜を順次
形成する工程に該当する。
より基板1上に絶縁膜2を形成した後、例えばCVD法に
より絶縁膜2上にSi3N4を堆積して耐酸化膜3を形成す
る。これが本発明の、基板上に絶縁膜、耐酸化膜を順次
形成する工程に該当する。
次に、第1図(b)に示すように、例えばRIE法によ
り耐酸化膜3を選択的にエッチングすることによりマス
ク層3a、3b、3cを形成する。この時、マスク層3aはスタ
ックドゲートによるトランジスタ領域12a、マスク層3b
は第1のゲートによるトランジスタ領域12b、マスク層3
cは第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみが残る
ようにパターニングされる。これが本発明の、耐酸化膜
を選択的にエッチングすることにより、スタックドゲー
トによるトランジスタ領域形成用のマスク層、第1のゲ
ートによるトランジスタ領域形成用のマスク層及び第2
のゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層を形
成する工程に該当する。次いで、例えばB+の不純物を導
入することによりマスク層3a、3b、3cをマスクとして、
チャネルストッパ4を形成する。
り耐酸化膜3を選択的にエッチングすることによりマス
ク層3a、3b、3cを形成する。この時、マスク層3aはスタ
ックドゲートによるトランジスタ領域12a、マスク層3b
は第1のゲートによるトランジスタ領域12b、マスク層3
cは第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみが残る
ようにパターニングされる。これが本発明の、耐酸化膜
を選択的にエッチングすることにより、スタックドゲー
トによるトランジスタ領域形成用のマスク層、第1のゲ
ートによるトランジスタ領域形成用のマスク層及び第2
のゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク層を形
成する工程に該当する。次いで、例えばB+の不純物を導
入することによりマスク層3a、3b、3cをマスクとして、
チャネルストッパ4を形成する。
次に、第1図(c)に示すように、例えば温度が900
〜1000℃の水蒸気雰囲気中でのフィールド酸化によりマ
スク層3a、3b、3cをマスクとして、基板1を選択的に酸
化してトランジスタ領域以外にフィールド酸化膜5を形
成する。これが本発明の基板を選択的に酸化することに
よりフィールド酸化膜を形成する工程に該当する。
〜1000℃の水蒸気雰囲気中でのフィールド酸化によりマ
スク層3a、3b、3cをマスクとして、基板1を選択的に酸
化してトランジスタ領域以外にフィールド酸化膜5を形
成する。これが本発明の基板を選択的に酸化することに
よりフィールド酸化膜を形成する工程に該当する。
次に、第1図(d)に示すように、例えばリン酸溶液
のウエットエッチングによりマスク層3a、3b、3cを全て
選択的に除去した後、例えばフッ酸溶液のウエットエッ
チングによりフィールド酸化膜5及び絶縁膜2を選択的
にエッチングしてスタックドゲートによるトランジスタ
領域12a、第1のゲートによるトランジスタ領域12b、及
び第2のゲートによるトランジスタ領域12cを形成す
る。この時、基板1が露出する。これが本発明の基板を
露出させるとともに、スタックドゲートによるトランジ
スタ領域、第1のゲートによるトランジスタ領域及び第
2のゲートによるトランジスタ領域を形成する工程に該
当する。
のウエットエッチングによりマスク層3a、3b、3cを全て
選択的に除去した後、例えばフッ酸溶液のウエットエッ
チングによりフィールド酸化膜5及び絶縁膜2を選択的
にエッチングしてスタックドゲートによるトランジスタ
領域12a、第1のゲートによるトランジスタ領域12b、及
び第2のゲートによるトランジスタ領域12cを形成す
る。この時、基板1が露出する。これが本発明の基板を
露出させるとともに、スタックドゲートによるトランジ
スタ領域、第1のゲートによるトランジスタ領域及び第
2のゲートによるトランジスタ領域を形成する工程に該
当する。
次に、第1図(e)に示すように、例えば熱酸化法に
よりフィールド酸化膜5をマスクとして基板1に選択的
に酸化することにより第1のゲート絶縁膜6を形成す
る。これが本発明の、基板を選択的に酸化することによ
り第1のゲート絶縁膜を形成する工程に該当する。次い
で、レジストを全面に塗布した後、例えば露光、現像に
より第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみを覆
うようにレジストを選択的にパターニングしてレジスト
膜7aを形成する。この時、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域12a、第1のゲートによるトランジスタ領
域12bが開口するように開口部13aが形成される。次い
で、レジスト膜7aをマスクとして、表面濃度コントロー
ル用の不純物をスタックドゲートによるトランジスタ領
域12a及び第1のゲートによるトランジスタ領域12bのチ
ャネル部に選択的に導入する。
よりフィールド酸化膜5をマスクとして基板1に選択的
に酸化することにより第1のゲート絶縁膜6を形成す
る。これが本発明の、基板を選択的に酸化することによ
り第1のゲート絶縁膜を形成する工程に該当する。次い
で、レジストを全面に塗布した後、例えば露光、現像に
より第2のゲートによるトランジスタ領域12cのみを覆
うようにレジストを選択的にパターニングしてレジスト
膜7aを形成する。この時、スタックドゲートによるトラ
ンジスタ領域12a、第1のゲートによるトランジスタ領
域12bが開口するように開口部13aが形成される。次い
で、レジスト膜7aをマスクとして、表面濃度コントロー
ル用の不純物をスタックドゲートによるトランジスタ領
域12a及び第1のゲートによるトランジスタ領域12bのチ
ャネル部に選択的に導入する。
次に、第1図(f)に示すように、レジスト膜7aを除
去した後、例えばCVD法により第1のゲート絶縁膜6及
びフィールド酸化膜5上にポリシリコンを堆積した後、
例えばCCl4ガスによるRIE法によりポリシリコンの不要
な部分をエッチングしてスタックドゲートによるトラン
ジスタ領域12a及び第1のゲートによるトランジスタ領
域12bを覆うように第1のゲート金属層8を選択的に形
成する。この時、第2のゲートによるトランジスタ領域
12cではポリシリコンが全てエッチングされて第1のゲ
ート絶縁膜6が露出されている。これが本発明の、スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域と第1のゲートに
よるトランジスタ領域とを覆うように第1のゲート金属
層を選択的に形成する工程に該当する。
去した後、例えばCVD法により第1のゲート絶縁膜6及
びフィールド酸化膜5上にポリシリコンを堆積した後、
例えばCCl4ガスによるRIE法によりポリシリコンの不要
な部分をエッチングしてスタックドゲートによるトラン
ジスタ領域12a及び第1のゲートによるトランジスタ領
域12bを覆うように第1のゲート金属層8を選択的に形
成する。この時、第2のゲートによるトランジスタ領域
12cではポリシリコンが全てエッチングされて第1のゲ
ート絶縁膜6が露出されている。これが本発明の、スタ
ックドゲートによるトランジスタ領域と第1のゲートに
よるトランジスタ領域とを覆うように第1のゲート金属
層を選択的に形成する工程に該当する。
次に、第1図(g)に示すように、レジストを全面に
塗布した後、例えば露光、現像により第1のゲート金属
層8を覆うようにレジストを選択的にパターニングして
レジスト膜7bを形成する。この時、開口部13bが形成さ
れる。これが本発明の、第1のゲート金属層を覆うよう
に第2のゲートによるトランジスタ領域内の第1のゲー
ト絶縁膜除去用のマスク層を形成する工程に該当する。
次いで、例えばフッ酸溶液のウエットエッチングにより
開口部13bを介して第2のゲートによるトランジスタ領
域12c内の第1のゲート絶縁膜6を選択的にエッチング
する。この時、第2のゲートによるトランジスタ領域12
cの基板1が露出し、フィールド酸化膜5のレジスト膜7
bで覆っていない部分も少しエッチングされる。これが
本発明の、第2のゲートによるトランジスタ領域内の第
1のゲート絶縁膜を選択的にエッチングして基板を露出
させる工程に該当する。
塗布した後、例えば露光、現像により第1のゲート金属
層8を覆うようにレジストを選択的にパターニングして
レジスト膜7bを形成する。この時、開口部13bが形成さ
れる。これが本発明の、第1のゲート金属層を覆うよう
に第2のゲートによるトランジスタ領域内の第1のゲー
ト絶縁膜除去用のマスク層を形成する工程に該当する。
次いで、例えばフッ酸溶液のウエットエッチングにより
開口部13bを介して第2のゲートによるトランジスタ領
域12c内の第1のゲート絶縁膜6を選択的にエッチング
する。この時、第2のゲートによるトランジスタ領域12
cの基板1が露出し、フィールド酸化膜5のレジスト膜7
bで覆っていない部分も少しエッチングされる。これが
本発明の、第2のゲートによるトランジスタ領域内の第
1のゲート絶縁膜を選択的にエッチングして基板を露出
させる工程に該当する。
次に、第1図(h)に示すように、レジスト膜7bを除
去したの後、例えば熱酸化法により第1のゲート金属層
8上に層間膜9aを形成するとともに、露出された基板1
上に第2のゲート絶縁膜9を形成する。これが本発明
の、第1のゲート絶縁膜除去用のマスク層を除去する工
程と、第1のゲート金属層及び露出された基板を酸化す
ることにより第1のゲート金属層上に層間膜を形成する
とともに、露出された基板上に第2のゲート絶縁膜を形
成する工程に該当する。次いで、表面濃度コントロール
用の不純物を第2のゲートによるトランジスタ領域12c
のチャネル部に選択的に導入する。
去したの後、例えば熱酸化法により第1のゲート金属層
8上に層間膜9aを形成するとともに、露出された基板1
上に第2のゲート絶縁膜9を形成する。これが本発明
の、第1のゲート絶縁膜除去用のマスク層を除去する工
程と、第1のゲート金属層及び露出された基板を酸化す
ることにより第1のゲート金属層上に層間膜を形成する
とともに、露出された基板上に第2のゲート絶縁膜を形
成する工程に該当する。次いで、表面濃度コントロール
用の不純物を第2のゲートによるトランジスタ領域12c
のチャネル部に選択的に導入する。
次に、第1図(i)に示すように、例えばCVD法によ
り層間膜9a及び第2のゲート絶縁膜9を覆うようにポリ
シリコンを堆積して第2のゲート金属層10を形成する。
これが本発明の、第2のゲート金属層を形成する工程に
該当する。次いで、レジストを全面に塗布した後、例え
ば露光、現像によりレジストを選択的にパターニングす
ることにより、スタックドゲートによるトランジスタ領
域12a内の第2のゲート金属層10上にスタックドゲート
形成用の耐エッチ性膜11aを形成するとともに、第2の
ゲートによるトランジスタ領域12c内の第2のゲート金
属層10上に第2のゲート形成用の耐エッチ性膜11bを形
成する。これが本発明の、スタックドゲート形成用のマ
スク層を形成するとともに、第2のゲート形成用のマス
ク層を形成する工程に該当する。
り層間膜9a及び第2のゲート絶縁膜9を覆うようにポリ
シリコンを堆積して第2のゲート金属層10を形成する。
これが本発明の、第2のゲート金属層を形成する工程に
該当する。次いで、レジストを全面に塗布した後、例え
ば露光、現像によりレジストを選択的にパターニングす
ることにより、スタックドゲートによるトランジスタ領
域12a内の第2のゲート金属層10上にスタックドゲート
形成用の耐エッチ性膜11aを形成するとともに、第2の
ゲートによるトランジスタ領域12c内の第2のゲート金
属層10上に第2のゲート形成用の耐エッチ性膜11bを形
成する。これが本発明の、スタックドゲート形成用のマ
スク層を形成するとともに、第2のゲート形成用のマス
ク層を形成する工程に該当する。
次に、第1図(j)に示すように例えばCCl4ガスによ
るRIE法によりスタックドゲート形成用の耐エッチ性膜1
1a及び第2のゲート形成用の耐エッチ性膜11bをマスク
として第2のゲート金属層10を選択的にエッチングする
ことにより、スタックドゲートによるトランジスタ領域
12a内に第2のゲート10aを形成するとともに、第2のゲ
ートによるトランジスタ領域12c内に第2のゲート10aを
形成する。これが本発明の、スタックドゲートによるト
ランジスタ領域内に第2のゲートを形成するとともに、
第2のゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲート
を形成する工程に該当する。
るRIE法によりスタックドゲート形成用の耐エッチ性膜1
1a及び第2のゲート形成用の耐エッチ性膜11bをマスク
として第2のゲート金属層10を選択的にエッチングする
ことにより、スタックドゲートによるトランジスタ領域
12a内に第2のゲート10aを形成するとともに、第2のゲ
ートによるトランジスタ領域12c内に第2のゲート10aを
形成する。これが本発明の、スタックドゲートによるト
ランジスタ領域内に第2のゲートを形成するとともに、
第2のゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲート
を形成する工程に該当する。
次に、第1図(k)に示すように、レジストを全面に
塗布した後、例えば露光、現像により第2のゲートによ
るトランジスタ領域12c内の第2のゲート10aを覆うよう
に、第1のゲート形成用のレジスト膜7cを形成する。こ
の時、レジスト膜7cは第1のゲートによるトランジスタ
領域12b内の層間膜9a上にも形成される。これが本発明
の、第1のゲートによるトランジスタ領域内の層間膜
上、及び第2のゲートよるトランジスタ領域内の第2の
ゲートを覆うように、第1のゲート形成用のマスク層を
形成する工程に該当する。次いで、スタックドゲート形
成用のマスク層11a及び第1のゲート形成用のマスク層7
cをマスクとして層間膜9a及び第1のゲート金属層8を
選択的にエッチングすることによりスタックドゲートに
よるトランジスタ領域12a内に第2のゲート10a、層間膜
9a及び第1のゲート8aからなるスタックドゲート14を形
成するとともに、第1のゲートによるトランジスタ領域
12b内に第1のゲート8aを形成する。この時、第1のゲ
ート8a上には絶縁膜9cが形成される。これが本発明の、
スタックドゲートを形成するとともに、第1のゲートを
形成する工程に該当する。
塗布した後、例えば露光、現像により第2のゲートによ
るトランジスタ領域12c内の第2のゲート10aを覆うよう
に、第1のゲート形成用のレジスト膜7cを形成する。こ
の時、レジスト膜7cは第1のゲートによるトランジスタ
領域12b内の層間膜9a上にも形成される。これが本発明
の、第1のゲートによるトランジスタ領域内の層間膜
上、及び第2のゲートよるトランジスタ領域内の第2の
ゲートを覆うように、第1のゲート形成用のマスク層を
形成する工程に該当する。次いで、スタックドゲート形
成用のマスク層11a及び第1のゲート形成用のマスク層7
cをマスクとして層間膜9a及び第1のゲート金属層8を
選択的にエッチングすることによりスタックドゲートに
よるトランジスタ領域12a内に第2のゲート10a、層間膜
9a及び第1のゲート8aからなるスタックドゲート14を形
成するとともに、第1のゲートによるトランジスタ領域
12b内に第1のゲート8aを形成する。この時、第1のゲ
ート8a上には絶縁膜9cが形成される。これが本発明の、
スタックドゲートを形成するとともに、第1のゲートを
形成する工程に該当する。
次に、スタックドゲート形成用の耐エッチ性膜11a、
第1のゲート形成用のレジスト膜7c、及び第2のゲート
形成用の耐エッチ性膜11bを除去する。これが本発明
の、スタックドゲート形成用のマスク層、第1のゲート
形成用マスク層、及び第2のゲート形成用の耐エッチ性
膜を除去する工程に該当する。そして、ソース領域、ド
レイン領域、チャネル、層間膜、コンタクトホール及び
カバー膜、及び配線層とのコンタクト工程等を経ること
により半導体装置が完成する。
第1のゲート形成用のレジスト膜7c、及び第2のゲート
形成用の耐エッチ性膜11bを除去する。これが本発明
の、スタックドゲート形成用のマスク層、第1のゲート
形成用マスク層、及び第2のゲート形成用の耐エッチ性
膜を除去する工程に該当する。そして、ソース領域、ド
レイン領域、チャネル、層間膜、コンタクトホール及び
カバー膜、及び配線層とのコンタクト工程等を経ること
により半導体装置が完成する。
すなわち、上記実施例では、第1図(h)に示すよう
に、第1のゲートによるトランジスタ領域12bの第1の
ゲート8aを形成する前に第1のゲートによるトランジス
タ領域12bを覆った第1のゲート8を酸化して層間膜9a
を形成し、第1図(k)に示すように、第1のゲートに
よるトランジスタ領域12bの第1のゲート8aを形成する
ためのパターニングを、スタックドゲートによるトラン
ジスタ領域12aの第1のゲート8aを形成するのと同時に
行うようにしたので、第3図(a)、(b)で説明した
ような第1のゲート8aが側面から酸化されるようなこと
がなくなり、第1のゲートによるトランジスタ領域12b
の第1のゲート8aの幅を安定にすることができ、第1の
ゲート8aによるトランジスタ特性を安定にすることがで
きる。
に、第1のゲートによるトランジスタ領域12bの第1の
ゲート8aを形成する前に第1のゲートによるトランジス
タ領域12bを覆った第1のゲート8を酸化して層間膜9a
を形成し、第1図(k)に示すように、第1のゲートに
よるトランジスタ領域12bの第1のゲート8aを形成する
ためのパターニングを、スタックドゲートによるトラン
ジスタ領域12aの第1のゲート8aを形成するのと同時に
行うようにしたので、第3図(a)、(b)で説明した
ような第1のゲート8aが側面から酸化されるようなこと
がなくなり、第1のゲートによるトランジスタ領域12b
の第1のゲート8aの幅を安定にすることができ、第1の
ゲート8aによるトランジスタ特性を安定にすることがで
きる。
なお、上記実施例では、第2のゲートによるトランジ
スタ領域12cのチャネル部への表面濃度コントロール用
の不純物の導入は、第1図(h)に示す第2のゲート絶
縁膜9及び層間膜9aを形成した後に行う場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第
1図(k)に示すレジスト膜7c及び耐エッチ性膜11a、1
1aを除去した後に行う場合であってもよい。
スタ領域12cのチャネル部への表面濃度コントロール用
の不純物の導入は、第1図(h)に示す第2のゲート絶
縁膜9及び層間膜9aを形成した後に行う場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第
1図(k)に示すレジスト膜7c及び耐エッチ性膜11a、1
1aを除去した後に行う場合であってもよい。
本発明によれば、第1のゲートによるトランジスタ領
域内の第1のゲート電極幅を安定にすることができ、第
1のゲートによるトランジスタの特性を安定にすること
ができるという効果がある。
域内の第1のゲート電極幅を安定にすることができ、第
1のゲートによるトランジスタの特性を安定にすること
ができるという効果がある。
第1図は本発明に係る半導体装置の製造方法の一実施例
を説明する図、 第2図は従来の半導体装置の製造方法を説明する図、 第3図は従来例の課題を説明する図である。 1……基板、 2……絶縁膜、 3……耐酸化膜、 3a、3b、3c……マスク層、 4……チャネルストッパ、 5……フィールド酸化膜、 6……第1のゲート絶縁膜、 7a、7b、7c……レジスト膜、 8……第1のゲート金属層、 8a……第1のゲート、 9……第2のゲート絶縁膜、 9a……層間膜、 9c……絶縁膜、 10……第2のゲート金属層、 10a……第2のゲート、 11a……スタックドゲート形成用の耐エッチ性膜、 11b……第2のゲート形成用の耐エッチ性膜、 12a……スタックドゲートによるトランジスタ領域、 12b……第1のゲートによるトランジスタ領域、 12c……第2のゲートによるトランジスタ領域、 13a、13b……開口部、 21……絶縁膜、 22……配線層、 23……カバー膜、 24a……ソース領域、 24b……ドレイン領域、 25……チャネル。
を説明する図、 第2図は従来の半導体装置の製造方法を説明する図、 第3図は従来例の課題を説明する図である。 1……基板、 2……絶縁膜、 3……耐酸化膜、 3a、3b、3c……マスク層、 4……チャネルストッパ、 5……フィールド酸化膜、 6……第1のゲート絶縁膜、 7a、7b、7c……レジスト膜、 8……第1のゲート金属層、 8a……第1のゲート、 9……第2のゲート絶縁膜、 9a……層間膜、 9c……絶縁膜、 10……第2のゲート金属層、 10a……第2のゲート、 11a……スタックドゲート形成用の耐エッチ性膜、 11b……第2のゲート形成用の耐エッチ性膜、 12a……スタックドゲートによるトランジスタ領域、 12b……第1のゲートによるトランジスタ領域、 12c……第2のゲートによるトランジスタ領域、 13a、13b……開口部、 21……絶縁膜、 22……配線層、 23……カバー膜、 24a……ソース領域、 24b……ドレイン領域、 25……チャネル。
Claims (1)
- 【請求項1】基板上に絶縁膜、耐酸化膜を順次形成する
工程と、 前記耐酸化膜を選択的にエッチングすることにより、ス
タックドゲートによるトランジスタ領域形成用のマスク
層、第1のゲートによるトランジスタ領域形成用のマス
ク層、及び第2のゲートによるトランジスタ領域形成用
のマスク層を形成する工程と、 前記マスク層をマスクとして、前記基板を選択的に酸化
することによりフィールド酸化膜を形成する工程と、 前記マスク層及び前記絶縁膜を選択的にエッチングする
ことにより前記基板を露出させるとともに、スタックド
ゲートによるトランジスタ領域、第1のゲートによるト
ランジスタ領域及び第2のゲートによるトランジスタ領
域を形成する工程と、 前記フィールド酸化膜の形成されていない、露出された
前記基板を酸化することにより第1のゲート絶縁膜を形
成する工程と、 前記スタックドゲートによるトランジスタ領域と前記第
1のゲートによるトランジスタ領域とを覆うように第1
のゲート金属層を選択的に形成する工程と、 前記第1のゲート金属層を覆うように、前記第2のゲー
トによるトランジスタ領域内の第1のゲート絶縁膜除去
用のマスク層を形成する工程と、 前記第1のゲート絶縁膜除去用のマスク層をマスクとし
て、第2のゲートによるトランジスタ領域内の第1のゲ
ート絶縁膜を選択的にエッチングして基板を露出させる
工程と、 前記第1のゲート絶縁膜除去用のマスク層を除去する工
程と、 前記第1のゲート金属層及び露出された前記基板を酸化
することにより前記第1のゲート金属層上に層間膜を形
成するとともに、前記露出された基板上に第2のゲート
絶縁膜を形成する工程と、 前記層間膜及び前記第2のゲート絶縁膜を覆うように第
2のゲート金属層を形成する工程と、 前記スタックドゲートによるトランジスタ領域内の前記
第2のゲート金属層上にスタックドゲート形成用のマス
ク層を選択的に形成するとともに、前記第2のゲートに
よるトランジスタ領域内の第2のゲート金属層上に第2
のゲート形成用のマスク層を選択的に形成する工程と、 前記スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第2の
ゲート形成用のマスク層をマスクとして、前記第2のゲ
ート金属層を選択的にエッチングすることにより前記ス
タックドゲートによるトランジスタ領域内に第2のゲー
トを形成するとともに、前記第2のゲートによるトラン
ジスタ領域内に第2のゲートを形成する工程と、 前記第2のゲートによるトランジスタ領域を覆い、前記
第1のゲートによるトランジスタ領域内の前記層間膜上
の一部に第1のゲート形成用のマスク層を選択的に形成
する工程と、 前記スタックドゲート形成用のマスク層及び前記第1の
ゲート形成用のマスク層をマスクとして、前記層間膜及
び前記第1のゲート金属層を選択的にエッチングするこ
とにより、第1のゲート、層間膜、及び第2のゲートか
らなるスタックドゲートトランジスタのゲートを形成す
るとともに、第1のゲートによるトランジスタゲートを
形成する工程と、 前記スタックドゲート形成用のマスク層、前記第1のゲ
ート形成用のマスク層及び前記第2のゲート形成用のマ
スク層を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63194959A JP2654110B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63194959A JP2654110B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0243764A JPH0243764A (ja) | 1990-02-14 |
JP2654110B2 true JP2654110B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=16333178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63194959A Expired - Fee Related JP2654110B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654110B2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP63194959A patent/JP2654110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0243764A (ja) | 1990-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |