JP2650591B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

Info

Publication number
JP2650591B2
JP2650591B2 JP4336668A JP33666892A JP2650591B2 JP 2650591 B2 JP2650591 B2 JP 2650591B2 JP 4336668 A JP4336668 A JP 4336668A JP 33666892 A JP33666892 A JP 33666892A JP 2650591 B2 JP2650591 B2 JP 2650591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chord
accompaniment
sound
reading
pitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4336668A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06161452A (ja
Inventor
隆志 池田
敏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP4336668A priority Critical patent/JP2650591B2/ja
Priority to US08/157,612 priority patent/US5418326A/en
Publication of JPH06161452A publication Critical patent/JPH06161452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2650591B2 publication Critical patent/JP2650591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/38Chord
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/571Chords; Chord sequences
    • G10H2210/576Chord progression
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/22Chord organs

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指定された和音、リズ
ムの種類等に基づいてコードバッキング音、ベース音及
び打楽器音を所定のパターンに従って自動的に発生する
自動伴奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】予めCメジャーで記憶された伴奏パター
ンから伴奏データを読み出し、その読み出した伴奏デー
タを入力された和音に応じて音高変換して再生するよう
にした自動伴奏装置は従来より知られている(例えば特
開昭63−193199号公報)。この装置では、入力
された和音の種類及び入力された和音の根音と読み出し
た伴奏データとの相対音高に応じて伴奏データの音高を
制御し、その伴奏データの音高を入力された和音の根音
に応じてシフトすることによって伴奏データの音高変換
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置によれば、入力された和音に応じて伴奏音の音
高が逐次的に制御されるため、和音が変化するとその変
化の前後で伴奏音の音高が大きく変化し、伴奏の流れが
不自然なものとなることがあった。
【0004】本発明はこの問題を解決するためになされ
たものであり、より自然な流れの伴奏を行うことができ
る自動伴奏装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、和音を示す和音情報を複数記
憶する記憶手段と、この記憶手段から前記和音情報を読
み出す第1の読み出し手段と、所定の発音タイミング毎
に前記第1の読み出し手段によって読み出される和音情
報に基づいて伴奏音を形成する自動伴奏装置において、
前記記憶手段から前記第1の読み出し手段によって読み
出された和音情報の次に指定される和音を指定する次回
の和音情報を読み出す第2の読み出し手段と、前記第1
の読み出し手段によって読み出される和音情報と前記第
2の読み出し手段によって読み出される和音情報とを比
較し、和音の変化を判断する判断手段とを有し、前記判
断手段によって和音変化があると判断されたときに、前
回の発音タイミングにおける1つの伴奏音と、次回の発
音タイミングにおける1つの伴奏音との音程関係に応じ
て決まる音高の楽音を、前記和音変化の直前の発音タイ
ミングにおける伴奏音として発生させることを特徴とす
る。 また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自
動伴奏装置において、前記直前の発音タイミングにおけ
る伴奏音の音高は、前記次回の発音タイミングの伴奏音
に対して特定の音程関係を有する音高として決めること
を特徴とする。 また請求項3に記載の発明は、和音を示
す和音情報を複数記憶する記憶手段から前記和音情報を
読み出し、該読み出した和音情報に基づいて伴奏音を所
定の発音タイミング毎に形成する自動伴奏方法におい
て、前記記憶手段から前記和音情報を読み出す第1ステ
ップと、該第1ステップで読み出された和音情報の次に
指定される和音を指定する次回の和音情報を読み出す第
2ステップと、前記第1ステップで読み出される和音情
報と前記第2ステップで読み出される和音情報とを比較
し、和音の変化を判断する第3ステップと、前記第3ス
テップで和音変化があると判断されたときに、前回の発
音タイミングにおける1つの伴奏音と、次回の発音タイ
ミングにおける1つの伴奏音との音程関係に応じて決ま
る音高の楽音を、前記和音変化の直前の発音タイミング
における伴奏音として発生させる第4ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】和音変化があると判断されたときは、前回の発
音タイミングにおける1つの伴奏音と、次回の発音タイ
ミングにおける1つの伴奏音との音程関係に応じて決ま
る音高の楽音を、和音変化の直前の発音タイミングにお
ける伴奏音として発生させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】図1は、本発明の一実施例に係る自動伴奏
装置を備えた電子楽器の全体構成を示すブロック図であ
る。同図において鍵盤1及びスイッチパネル2はバスラ
イン3を介して中央処理装置(CPU)4に接続されて
おり、押鍵状態を示す信号(例えば、キーオン信号、キ
ーコード信号等)及び各種スイッチの操作状態を示す信
号がCPU4に供給される。スイッチパネル2には、自
動伴奏の開始/停止を指示するスタート/ストップスイ
ッチ、自動伴奏のスタイルを選択するスタイル選択スイ
ッチ、調を設定する調設定スイッチ等が設けられてい
る。
【0009】CPU4には、クロック信号を供給するタ
イマが接続され、さらにバスライン3を介してプログ
ラムメモリ6、ワーキングメモリ7、コード進行メモリ
8に接続されたインターフェース9、伴奏パターンメモ
リ10及びトーンジェネレータ11が接続されている。
トーンジェネレータ11は、D/A変換器、増幅器スピ
ーカ等より成るサウンドシステム12に接続されてい
る。
【0010】CPU4は、鍵盤1の押鍵状態及びスイッ
チパネル2のスイッチの操作状態に応じて各種処理を行
うものであり、具体的にはプログラムメモリ6に格納さ
れたプログラムにしたがって後述する図3〜6に示す処
理を行い、トーンジェネレータ11に発音を指示する信
号を出力する。これにより、サウンドシステム12から
楽音が発音される。
【0011】プログラムメモリ6及び伴奏パターンメモ
リ10は、ROM(Read Only Memory)であり、それぞ
れCPU4を作動させプログラム及び伴奏パターンに関
するデータを格納するものである。伴奏パターンメモリ
10には、コードバッキング、ベース及び打楽器の各パ
ート毎に伴奏パターンが格納されており、スタイル番号
を指定することにより、必要な伴奏パターンを読出すよ
うに構成されている。ワーキングメモリ7は、RAM
(Random Access Memory)であり、それぞれCPU4に
おける演算途中のデータの一時的な記憶及び自動伴奏実
行時に選択された伴奏パターンの一時的な記憶に使用さ
れる。
【0012】コード進行メモリ8は、当該電子楽器本体
に着脱可能なRAMパックで構成され、演奏される曲の
コード進行データCHRD(P)が図2に示すように格
納されている。すなわち、和音の根音及び種類を1組の
データとして4分音符単位で順次格納され、最後にエン
ドデータが格納されている。図2のPは、コード進行メ
モリのアドレスを示すポインタである。
【0013】次に、図3〜図6を参照してCPU4で実
行される処理の内容を詳細に説明する。
【0014】図3はメインルーチンのフローチャートで
あり、ステップS1で各種パラメータの初期設定を行
い、次に鍵盤1においてキーイベント(押鍵又は離鍵)
が発生したか否かを判別する(ステップS2)。キーイ
ベントが発生したときには発音/消音処理を行う一方
(ステップS3)、キーイベントは発生していないとき
には直ちにステップS4に進む。ステップS4では、ス
イッチパネル2のスタート/ストップスイッチのイベン
トが発生したか否かを判別し、発生していないときは直
ちにステップS8に進む一方、発生しているときにはス
テップS5に進み、フラグRUNを反転させ(値1を値
0に又は値0を値1にし)、さらにフラグRUNが値1
であるか否かを判別する(ステップS6)。フラグRU
Nは、自動伴奏実行中値1に設定されるフラグであり、
これが値0のときには直ちにステップS8に進む一方、
値1のときにはステップS7に進み、コード進行メモリ
8における自動伴奏の開始アドレスを示すポインタPを
値0とするとともに発音タイミングのカウンタをリセッ
トする。
【0015】ステップS4〜S7によれば、フラグRU
Nが値0から値1に変化したとき、即ち自動伴奏開始の
指示があったときポインタPが値0とされ、発音タイミ
ングカウンタがリセットされる。
【0016】ステップS8では、スタイル選択スイッチ
のイベントが発生したか否かを判別し、イベントが発生
していなければ直ちにステップS10に進む一方、イベ
ントが発生したときには、スタイル選択スイッチによっ
て指定されたスタイル番号をSTYLとする(ステップ
S9)。ステップS10では、調設定スイッチのイベン
トが発生したか否かを判別し、イベントが発生していな
ければ直ちにステップS12に進む一方、イベントが発生
したときには、設定された調の主音をTN、調のモード
(長調又は短調)をMDとする(ステップS11)。続
くステップS12でその他の処理を行い、ステップS2
へ戻る。
【0017】ステップS8〜S11により、スイッチパ
ネル2上のスイッチ操作状態に対応したスタイル番号S
TYL,調の主音TN及び調のモードMDの設定が行わ
れる。
【0018】図4は自動伴奏の発音処理を行う割込みル
ーチンのフローチャートであり、本ルーチンは1/64
拍ごとに(4分音符の期間中に16回)実行される。
【0019】ステップS21では、フラグRUNが値1
であるか否かを判別し、値0であるときには、直ちに本
ルーチンを終了する。フラグRUNが値1のときにはま
ずスタイル番号STYL及び今回の割込みタイミングに
応じて、打楽器パートの伴奏パターンデータを伴奏パタ
ーンメモリ10から読出して再生する(ステップS2
2)。次にスタイル番号STYL及び今回の割込みタイ
ミングに応じてコードバッキングパートの伴奏パターン
データを伴奏パターンメモリ10から読出し、その読出
したデータをコード進行データCHRD(P),CHR
D(P+1)に応じて音高変換して再生する(ステップ
S23)。
【0020】続くステップS24では図5及び6に示す
ベースパートの発音処理ルーチンを実行する(後述)。
その後ステップS25で現在拍タイミングか否かが判断
され、拍タイミングであればステップS26に進み、次
のコードの和音根音及び種類を読みだすため、ポインタ
Pを2つ進める。拍タイミングでなければリターンす
る。拍タイミングの場合、ステップS26の後ステップ
S27で次コードがエンドデータかどうか判断する。エ
ンドデータであればRUNフラグを0にし(ステップS
28)、エンドデータでなければリターンする。
【0021】ステップS24のベースパートの発音につ
いて図5及び図6を参照して詳述する。図5において、
ステップS31では伴奏パターンを読出し、続くステッ
プS32ではコード進行メモリ8のアドレスポインタP
が値1より大きいか否かを判別する。ポインタPが値0
又は1のときには、ステップS43で拍のタイミングか
否か、即ち4分音符の開始タイミングか否かを判別し、
拍のタイミングのときにはステップS47で、ベースパ
ートのキーコード(以下「ベースキーコード」という)
BSKCを、前回のベースキーコードBSKCに近い、
音名CHRD(P)のキーコード(和音根音キーコー
ド)とし、図6のステップS48に進んでキーオン信号
及びベースキーコードBSKCをトーンジェネレータ1
1に出力して本ルーチンを終了する。なお、ステップS
47で前回のベースキーコードBSKCがないときは、
所定音域内の音名CHRD(P)のキーコードをBSK
する。
【0022】ステップS43の答が否定(NO)、即ち
拍のタイミングでないときには、ステップS31で読出
したパターンデータが発音データか否かを判別し(ステ
ップS44)、発音データでなければ直ちに本ルーチン
を終了する。読出したパターンデータが発音データのと
きには、図6のステップS45に進み、そのデータをコ
ード進行データの現在値CHRD(P)(根音)及びC
HRD(P+1)(種類)に応じて音高変換し、該変換
したデータをベースキーコードBSKCとする。次い
で、そのベースキーコードBSKCが伴奏音域外のとき
には、音域内に入るように1オクターブ音高をシフトし
て(ステップS46)、前記ステップS48に進む。
【0023】前記ステップS32の答が肯定(YE
S)、即ちP>1が成立するときには、コード進行デー
タの現在値CHRD(P)(根音)及びCHRD(P+
1)(種類)がそれぞれ前回値CHRD(P−2)及び
CHRD(P−1)に等しいか否かを判別し、いずれか
一方又は双方が異なるときには前記ステップS43に進
む。
【0024】以上のように、自動伴奏開始直後(P=0
又は1のとき)あるいは和音が変化したとき、ステップ
S43〜S47が実行される。
【0025】ステップS33の答が肯定(YES)、即
ちコード進行データの現在値CHRD(P),CHPD
(P+1)がそれぞれ前回値CHRD(P−2),CH
RD(P−1)と等しいときには、ステップS31で読
出したパターンデータが発音データか否かを判別し(ス
テップS34)、発音データでなければ直ちに本ルーチ
ンを終了する。発音データであるときには、そのデータ
が現拍中の最後の音符データか否か及びコード進行デー
タの次回値CHRD(P+2)がエンドデータか否かを
判別し(ステップS35,S36)、現拍中の最後の音
符データでないとき又はCHRD(P+2)がエンドデ
ータのときには、前記ステップS45(図6)に進む。
発音データが現拍中の最後の音符データであって、次の
コード進行データがエンドデータでないときには、図6
のステップS37に進み、コード進行データの現在値C
HRD(P),CHRD(P+1)がそれぞれ次回値C
HRD(P+2),CHRD(P+3)と等しいか否か
を判別し、等しければ前記ステップS45に進む。一
方、等しくないときには、所定音域内の音名CHRD
(P+2)のキーコードを行先音キーコードRTKCと
し(ステップS38)、これと前回のベースキーコード
BSKCとの差分Ι(=RTKC−BSKC)を算出す
る(ステップS39)。
【0026】続くステップS40では、行先音キーコー
ドRTKCと前回のベースキーコードBSKCとの間
(RTKC及びBSKCそのものは除く)に、コード進
行データCHRD(P)及びCHRD(P+1)に対応
する和音の構成音があるか否かを判別し、あるときに
は、ステップS41で行先音キーコードRTKCに近い
和音構成音のキーコードを、ベースキーコードBSKC
としてステップS48に進む。
【0027】一方、ステップS40の答が否定(N
O)、即ちRTKCとBSKCの間に和音構成音がない
ときには、ステップS42で差分Iの値に応じて以下の
ようにベースキーコードBSKCを設定し、ステップS
48に進む。
【0028】 I=0のとき BSKC=Ap I=±1のとき BSKC=BSKC(前回
値) I=±2,3のとき BSKC=Ps I=±4,−5のとき BSKC=Ap ここで、Apは椅音、即ち行先音の2度上(設定された
調のスケールにより短2度と長2度の場合がある。)の
音のキーコード、Psは経過音、即ち3度以内(−5<
I<+5)にある2音の間の音のキーコード、BSKC
(前回値)は前回のBSKC値である。
【0029】なお、I=±3のときには経過音Psは2
個存在するので、設定された調のスケール上の音を選択
する。両方ともスケール上の音であるときには、行先音
キーコードRTKCに近いキーコードとする。
【0030】以上のように、本実施例によれば、コード
進行データCHRD(P)が、変化するときには、その
変化直前の拍の最後の音符データは、行先音キーコード
RTKCに近い和音構成音のキーコードとされ(ステッ
プS41)あるいは行先音キーコードRTKCと前回の
ベースキーコードとの差分Iに応じて椅音Ap若しくは
経過音Psのキーコードまたは前回と同一のキーコード
のいずれかに変換される(ステップS42)ので、和音
の変化する箇所の前後で伴奏音の音高が不自然に音飛び
することがなく、より自然な流れの自動伴奏を行うこと
ができる。特に、目的音高と現在音高の間を経過音によ
って穴うめするだけでなく、椅音をも用いるようにした
ので、一旦目的音高を行き過ぎてから目的音高に達する
複雑かつ自然な流れを実現しており音楽的にたいへん好
ましい。
【0031】なお、上述した実施例では、ベースパート
のみについて和音変化時の伴奏の流れを滑らかにする処
理を行うようにしたが、コードバッキングパートについ
ても同様の処理を行うようにしてもよい。
【0032】また本実施例では、全ての拍毎に和音変化
時の伴奏の流れを滑らかにする処理を行うようにしてい
るが、小節の最後の拍(4/4拍子のときの4拍目)の
ときだけ行うようにしてもよい。
【0033】また、調をスイッチで指定したが、コード
進行から自動判定するようにしても良い。この場合、調
指定スイッチを省略できる他、途中の転調にも対応でき
るので好ましい。
【0034】また、スケールについては、詳述しなかっ
たが、各調の全音階を意図した。しかし、これに限ら
ず、さまざまなスケールが使用可能であり、民族音楽の
スケールを用いても良い。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明においては、
和音変化があると判断されたときは、前回の発音タイミ
ングにおける1つの伴奏音と、次回の発音タイミングに
おける1つの伴奏音との音程関係に応じて決まる音高の
楽音を、和音変化の直前の発音タイミングにおける伴奏
音として発生させるようにしたので、和音の変化の前後
で伴奏音が滑らかにつながり、複雑かつ自然な流れの自
動伴奏を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子楽器の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のコード進行メモリに記憶されるデータの
内容を説明するための図である。
【図3】図1の中央処理装置(CPU)で実行されるメ
インルーチンのフローチャートである。
【図4】伴奏音の発音処理を行う割込みルーチンのフロ
ーチャートである。
【図5】図4のベース発音サブルーチンのフローチャー
トである。
【図6】図4のベース発音サブルーチンのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 スイッチパネル 4 中央処理装置(CPU) 8 コード進行メモリ 10 伴奏パターンメモリ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 和音を示す和音情報を複数記憶する記憶
    手段と、この記憶手段から前記和音情報を読み出す第1
    の読み出し手段と、所定の発音タイミング毎に前記第1
    の読み出し手段によって読み出される和音情報に基づい
    て伴奏音を形成する自動伴奏装置において、前記記憶手段から前記第1の読み出し手段によって読み
    出された和音情報の次に指定される和音を指定する次回
    の和音情報を読み出す第2の読み出し手段と、前記第1
    の読み出し手段によって読み出される和音情報と前記第
    2の読み出し手段によって読み出される和音情報とを比
    較し、和音の変化を判断する判断手段とを有し、 前記判断手段によって和音変化があると判断されたとき
    に、前回の発音タイミングにおける1つの伴奏音と、次
    回の発音タイミングにおける1つの伴奏音との音程関係
    に応じて決まる音高の楽音を、前記和音変化の直前の発
    音タイミングにおける伴奏音として 発生させることを特
    徴とする自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】 前記直前の発音タイミングにおける伴奏
    音の音高は、前記次回の発音タイミングの伴奏音に対し
    て特定の音程関係を有する音高として決めることを特徴
    とする請求項1に記載の自動伴奏装置。
  3. 【請求項3】 和音を示す和音情報を複数記憶する記憶
    手段から前記和音情報を読み出し、該読み出した和音情
    報に基づいて伴奏音を所定の発音タイミング毎に形成す
    る自動伴奏方法において、 前記記憶手段から前記和音情報を読み出す第1ステップ
    と、 該第1ステップで読み出された和音情報の次に指定され
    る和音を指定する次回の和音情報を読み出す第2ステッ
    プと、 前記第1ステップで読み出される和音情報と前記第2ス
    テップで読み出される和音情報とを比較し、和音の変化
    を判断する第3ステップと、 前記第3ステップで和音変化があると判断されたとき
    に、前回の発音タイミングにおける1つの伴奏音と、次
    回の発音タイミングにおける1つの伴奏音との音程関係
    に応じて決まる音高の楽音を、前記和音変化の直前の発
    音タイミングにおける伴奏音として発生させる第4ステ
    ップとを備えることを特徴とする自動伴奏 方法。
JP4336668A 1992-11-24 1992-11-24 自動伴奏装置 Expired - Fee Related JP2650591B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4336668A JP2650591B2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 自動伴奏装置
US08/157,612 US5418326A (en) 1992-11-24 1993-11-24 Automatic accompaniment instrument for automatically performing an accompaniment that is based on a chord progression formed by a sequence of chords

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4336668A JP2650591B2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 自動伴奏装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06161452A JPH06161452A (ja) 1994-06-07
JP2650591B2 true JP2650591B2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=18301564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4336668A Expired - Fee Related JP2650591B2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 自動伴奏装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5418326A (ja)
JP (1) JP2650591B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5852252A (en) * 1996-06-20 1998-12-22 Kawai Musical Instruments Manufacturing Co., Ltd. Chord progression input/modification device
ITBO20040057A1 (it) * 2004-02-06 2004-05-06 Roland Europe Spa Metodo per l'adattamento della tonalita' di una sequenza di note musicali
JP5066965B2 (ja) * 2007-03-23 2012-11-07 カシオ計算機株式会社 自動伴奏装置および自動伴奏処理のプログラム
US10614786B2 (en) * 2017-06-09 2020-04-07 Jabriffs Limited Musical chord identification, selection and playing method and means for physical and virtual musical instruments
US10714065B2 (en) * 2018-06-08 2020-07-14 Mixed In Key Llc Apparatus, method, and computer-readable medium for generating musical pieces

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012160Y2 (ja) * 1976-12-27 1985-04-19 ソニー株式会社 電子楽器
JPS56144491A (en) * 1980-04-12 1981-11-10 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic music instrument
US4656911A (en) * 1984-03-15 1987-04-14 Casio Computer Co., Ltd. Automatic rhythm generator for electronic musical instrument
JPS63193199A (ja) * 1987-02-05 1988-08-10 ヤマハ株式会社 電子楽器の自動伴奏装置
JPH04133096A (ja) * 1990-09-25 1992-05-07 Yamaha Corp 電子楽器
JPH0580766A (ja) * 1991-09-25 1993-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動伴奏装置
JPH05108074A (ja) * 1991-10-14 1993-04-30 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の自動伴奏装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5418326A (en) 1995-05-23
JPH06161452A (ja) 1994-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03200289A (ja) 自動演奏装置
JPH11126074A (ja) アルペジオ発音装置およびアルペジオ発音を制御するためのプログラムを記録した媒体
JP6019803B2 (ja) 自動演奏装置及びプログラム
JP2650591B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH0634170B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JP2636640B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH05188956A (ja) 自動演奏機能付電子楽器
JP3446528B2 (ja) 自動演奏制御装置
JP3671788B2 (ja) 音色設定装置および音色設定方法並びに音色設定プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体
US5070758A (en) Electronic musical instrument with automatic music performance system
JP2998527B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH0631977B2 (ja) 電子楽器
JPH0423280B2 (ja)
JP2000356987A (ja) アルペジオ発音装置およびアルペジオ発音を制御するためのプログラムを記録した媒体
JP2943560B2 (ja) 自動演奏装置
JP3178176B2 (ja) 自動伴奏装置
JP3141448B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH0436398B2 (ja)
JPH06337674A (ja) 電子楽器の自動演奏装置
JP3738634B2 (ja) 自動伴奏装置、及び記録媒体
JP2602453B2 (ja) 電子楽器
JP3022022B2 (ja) 自動演奏装置
JP2947150B2 (ja) 自動演奏装置
JP2564811B2 (ja) 演奏記録装置
JP2988371B2 (ja) 自動伴奏装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees