JP2650517C - - Google Patents

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JP2650517C
JP2650517C JP2650517C JP 2650517 C JP2650517 C JP 2650517C JP 2650517 C JP2650517 C JP 2650517C
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Japan
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key
monitoring
signal
room
key storage
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この発明は各部屋のキーを各部屋ごとに収納する収納装置に関するものである
。 【0002】 【従来の技術】 複数の部屋が配置された建物では、上記部屋のキーを部屋ごとに収納するキー
収納室を有する収納箱が設置される場合がある。これらのキー収納室にはそれぞ
れ自動的に施錠及び解錠されるふたが設けられており、それぞれ個人識別カード
(以下IDカードという)によって解錠できるようになっている。 【0003】 一方、各部屋の入口のドア、窓等には、人の侵入を監視する侵入検知器が設け
られ、上記ドアが開かれたり、窓ガラスが破壊されたりすると、上記侵入検知器
が動作して管理人等に警報を発するようにした侵入監視装置が設置される場合が
ある。そして、上記キー収納室には、キーシリンダが設けられており、キーをこ
のキーシリンダに挿入して、更にキーを回動してオン/オフ状態にすることによ
り、上記侵入監視装置をオン/オフするようにしている。すなわち、キーがオン
(キーを収納する場合)の場合は部屋は無人となるため侵入監視を開始し、キー
がオフ(キーを取り出す場合)には部屋は有人となるため、侵入監視を終了とす
るものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 上記のような従来のキー収納装置では、キー収納室ごとにID番号が異なるた
め、複数の部屋を借りた居住者は、複数のIDカードが必要となり、取扱いが面
倒であるという問題点がある。 【0005】 また、キー収納室からキーを取り出すときに、キーをオンにして侵入監視を開
始するようにしているため、操作が面倒であり、この操作をしないで、キーを所 持したまま帰宅することになりがちであり、無人の部屋の侵入監視がされないと
いう問題点がある。 【0006】 この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その第1の発明は、
1枚のIDカードでキー収納室の選択ができるようにしたキー収納装置を提供す
ることを目的とする。 【0007】 また、第2及び第3の発明は、キーを持ち帰った場合でも、侵入監視機能を生
かすことができるようにしたキー収納装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】 この発明の第1の発明に係るキー収納装置は、個人識別装置が特定個人を識別
してから所定時間内に信号入力装置により二つ以上のキー収納室のそれぞれに対
応する信号が入力されると、そのキー収納室のふたを解錠するようにしたもので
ある。 【0009】 また、第2の発明に係るキー収納装置は、個人識別装置が特定個人を識別した
とき警備灯が点灯していればこれに対応する部屋の侵入監視装置に対する監視終
了信号を出力し、警備灯が消灯していれば監視開始信号を出力すると共に、それ
ぞれ該当するキー収納室に解錠信号を出力するようにしたものである。 【0010】 また、第3の発明に係るキー収納装置は、個人識別装置が特定個人を識別した
ときキー収納室にキーが収納されていなければ、これに対応する部屋の侵入監視
装置に対する監視終了信号を出力し、キーが収納されていれば、監視開始信号を
出力すると共に、それぞれ該当するキー収納室に解錠信号を出力するようにした
ものである。 【0011】 【作用】 この発明の第1の発明においては、個人識別装置で特定個人を識別してから所 定時間内に信号入力装置で二つ以上のキー収納室に対応する信号を入力するよう
にしたため、IDカードは1枚あればよい。 【0012】 また、第2の発明においては、個人識別装置が特定個人を識別したとき、警備
灯の点灯又は消灯に応じて監視終了信号又は監視開始信号を出力すると共に、キ
ー収納室のふたを解錠するようにし、第3の発明においてはキーが収納されてい
ないと侵入監視の終了を指令し、キーが収納されると侵入監視の開始をするよう
にしたため、簡単な操作で無人の部屋の監視が実施される。 【0013】 【実施例】 実施例1. 図1〜図3はこの発明の第1の発明の一実施例を示す図で、図1はキー収納室
の斜視図、図2はブロック図、図3は動作を示すフローチャートであり、同一符
号は同一部分を示す。 【0014】 図1において、1はキー収納箱で、それぞれキー(図示しない)を収納する複
数個のキー収納室2A〜2Dを有しており、これらのキー収納室2A〜2Dには
、それぞれふた3A〜3Dが設けられている。これらのふた3A〜3Dはそれぞ
れキー収納室2A〜2Dを手で閉塞すると電磁ロック4A〜4Dにより施錠され
、解錠信号が入力されると電磁ロック4A〜4Dが解錠されるようになっている
。 【0015】 5A〜5Dはキーの収納を確認する確認灯、6はIDカードのID番号を読み
取るリーダヘッド、7は読み取つたID番号の正否を表示する表示灯、8はキー
収納室2A〜2Dに対応する信号を入力するためのテンキーである。 【0016】 図2において、11はキー収納箱1に設けられたマイクロコンピュータ(以下
マイコンという)で、CPU11A、ROM11B、及びRAM11Cを有し、
これらとリーダヘッド6、表示灯7、テンキー8、電磁ロック4A〜4D及び確
認灯5A〜5Dは相互に接続されている。 【0017】 次に、この実施例の動作を、図3を参照して説明する。なお、このフローチャ
ートのプログラムはマイコン11のROM11Bに記憶されている。 今、キーはキー収納室2A〜2Dに収納されているとする。 【0018】 ステップ21でリーダヘッド6に挿入されるIDカードのID番号を読み取る
のを待ち、読み取ったらステップ22でID番号が登録済みの番号と一致するか
、すなわち「正」であるかを判断する。「正」であれば、ステップ23で表示灯
7のOK灯を一時点灯し、「否」であればステップ24で同じくNG灯を一時点
灯する。そして、「正」であればステップ25へ進んで、所定時間内にテンキー
8による入力があるかを判断する。入力があればステップ26へ進む。 【0019】 ステップ26(解錠手段)でテンキー8からの入力に対応するキー収納室、例
えばキー収納室2Aとすると、確認灯5Aを一時点灯し、ふた3Aの電磁ロック
4Aを解錠する。ステップ27で使用者がキー収納室2Aからキーを取り出して
ふた3Aを閉めると、ステップ28で電磁ロック4Aを施錠してステップ21に
戻る。 【0020】 なお、ステップ25でテンキー8から二つ以上のキー収納室2A〜2DのID
番号が次々に入力されると、同時に二つ以上のふた3A〜3Dが開く。 【0021】 図3はキーを取り出す動作を示したが、キーをキー収納室2A〜2Dに収納す
る場合も同様の動作となる。 【0022】 また、次のように実施することも可能である。 (1)1回のIDカードのリードでは一つのふたしか開けられないようにする
。 (2)1個のキーしか扱わない居住者に対しては、テンキー8の操作を不要に
して、ID番号が「正」であればふた3A〜3Dを開くようにする。 (3)テンキー8による入力は、単なるふた番号でなく、ふた3A〜3Dに対 応した暗証番号にする。 【0023】 実施例2. 図4〜図7は第2の発明の一実施例を示す図で、図4は建物平面図、図5はキ
ー収納箱の斜視図、図6はブロック図、図7は動作を示すフローチャートであり
、実施例1と同様の部分は同一符号で示す。 【0024】 図4及び図5において、31は建物、32A、32Bは建物31内に配置され
た部屋でそれぞれ施錠可能なドア33A、33Bを有している。34A、34B
はそれぞれドア33A、33Bが開放したことを検出するドア開検出器、35A
〜35Dはそれぞれ部屋32A、32Bの窓ガラスが破壊されたことを検出する
窓ガラス破壊検知器、36は部屋32A、32Bに通じる通路、37は建物31
の玄関ドアで通路36に通じており、玄関ドア37の近傍の通路36にキー収納
箱1が設置されてる。キー収納箱1にはそれぞれ部屋32A、32Bの警備状態
を示す警備灯38A、38Bが設けられている。 【0025】 図6において、11Dはインターフェースで、ドア開検出器34Aと窓ガラス
破壊検知器35A、35Bとは互いに直列に接続されてインターフェース11D
に接続され、ドア開検出器34Bと窓ガラス破壊検知器阻とは35C、35Dと
は互いに直列に接続されてインターフェース11Dに接続されている。39は侵
入発生信号である。 【0026】 次に、この実施例の動作を、図7を参照して説明する。キー収納室2Aからキ
ーを取り出して部屋32Aに入るものとする。 【0027】 ステップ41でリーダヘッド6に挿入されるIDカードのID番号を読み取る
のを待ち、読み取ったらステップ42でID番号が「正」であるかを判断する。
「正」であれば、ステップ43で表示灯7のOK灯を一時点灯し、「否」であれ
ばステップ44でNG灯を一時点灯する。そして、「正」であればステップ45 へ進んで、該当する警備灯38Aが点灯中かを判断する。点灯中であれば、ステ
ップ46で警備灯38Aを消灯し、ステップ47で部屋32Aの侵入監視を中止
する。すなわちドア開検出器34A及び窓ガラス破壊検知器35A、35Bを不
感にする。 【0028】 ステップ45で警備灯38Aが点灯中と判断されると、ステップ48へ進んで
キー収納室2Aのふた3Aの電磁ロック4Aを解錠し、ステップ49でふた3A
が開く。これで、ステップ50で使用者はキー収納室2Aからキーを取り出し、
ふた3Aを閉めると、自動的に電磁ロック4Aにより施錠される。その後、使用
者は取り出したキーにより部屋32Aのドア33Aを解錠して中に入ることにな
る。 【0029】 次に、最後の人が部屋32Aを出て、キーをキー収納室2Aに収納する場合に
ついて説明する。 部屋32Aのドア33Aを施錠してIDカードをリーダヘッド6に挿入するこ
とにより、ステップ41、42、45と進み、警備灯38Aは消灯しているので
、ステップ51で警備灯38Aを点灯し、ステップ52(監視指令手段)で部屋
32Aの侵入監視を開始する。すなわち、上記各検知器34A、35A、35B
を有効にする。 【0030】 一方、ステップ55(解錠手段)でキー収納室2Aのふた3Aの電磁ロック4
Aを解錠し、ステップ56でふた3Aが開く。これで、ステップ57でキーをキ
ー収納室2Aに収納し、ふた3Aを閉めると、自動的に電磁ロック4Aにより施
錠される。その後、使用者は帰宅することになる。 【0031】 また、ステップ53で各検知器34A、35A、35Bが動作したかが判断さ
れる。すなわち、無人の部屋32Aの侵入監視が行なわれる。もし、人の侵入が
あって、検知器34A、35A、35Bのいずれかが動作すると、ステップ54
で侵入発生信号39を管理人室へ出力し、表示、音響等で警報する。管理人はこ の警報により現地へ急行し適宜の処置を取ることになる。 【0032】 実施例3. 特に図示しないが、図5に示すキー収納室2A、2Bにキーが収納されている
か否かを検知する(キーの重量を計測したり、キーが光線をさえぎっているかを
検知したりする)キー検知器を設ける。そして、図7の一部を変更して、IDカ
ードを判別して所定時間後、キーの収納有無を検知し、キーが収納されていれば
(部屋は無人)侵入監視を開始し、キーが収納されていなければ(部屋は有人)
侵入監視を終了するようにする。 【0033】 また、実施例1〜3では、次のように実施することも可能である。 (1)IDカード(磁気、集積回路、光等)で個人識別する外、指紋、声紋等
により個人識別する。また、これらを併用する。 (2)表示灯7及び警備灯38A、38Bの配置に制限はない。液晶等で集中
表示してもよい。 【0034】 【発明の効果】 以上説明したとおりこの発明の第1の発明では、個人識別装置で特定個人を識
別してから所定時間内に信号入力装置で二つ以上のキー収納室に対応する信号を
入力するようにしたので、IDカードは1枚あればよく、かつ1回の操作で複数
のキーの収納又は取出しができ、取扱いを簡単にすることができる効果がある。 【0035】 また、第2の発明では、個人識別装置が特定個人を識別したとき、警備灯の点
灯又は消灯に応じて監視終了信号又は監視開始信号を出力すると共に、キー収納
室のふたを解錠するようにし、第3の発明では、キーが収納されていないと侵入
監視の終了を指令し、キーが収納されると侵入監視の開始を指令するようにした
ので、簡単な操作で無人の部屋の監視が実施され、キーを所持したまま帰宅する
ことを減らすことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施例1を示すキー収納箱の斜視図。 【図2】 この発明の実施例1のブロック図。 【図3】 この発明の実施例1の動作を示すフローチャート。 【図4】 この発明の実施例2を示す建物平面図。 【図5】 図4のキー収納箱の斜視図。 【図6】 この発明の実施例2のブロック図。 【図7】 この発明の実施例2の動作を示すフローチャート。 【符号の説明】 1 キー収納箱 2A〜2D キー収納室 3A〜3D ふた 4A〜4D 電磁ロック 6 個人識別装置(リーダヘッド) 8 信号入力装置(テンキー) 11 マイクロコンピュータ 32A,32B 部屋 34A,34B 侵入監視装置(ドア開検出器) 35A〜35D 侵入監視装置(窓ガラス破壊検知器) 38A,38B 警備灯

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 それぞれ解錠信号が入力されると解錠されるふたが設けられそ
    れぞれキーを収納する複数のキー収納室と、特定個人を識別すると動作する個人
    識別装置と、上記キー収納室のそれぞれに対応する信号を人為的に入力する信号
    入力装置とを設け、上記個人識別装置が動作してから所定時間内に上記信号入力
    装置により二つ以上の上記キー収納室のそれぞれに対応する上記信号が入力され
    るとこの入力された二つ以上の信号のそれぞれに相当する上記キー収納室に対
    応する上記解錠信号を出力する解錠手段を備えてなるキー収納装置。 【請求項2】 監視開始信号が入力されると部屋に対する人の侵入の監視を開
    始し監視終了信号が入力されると上記監視を終了する侵入監視装置と、上記部屋
    の外に設置されそれぞれ解錠信号が入力されると解錠されるふたが設けられそれ
    ぞれ上記部屋のキーを収納する複数のキー収納室と、特定個人を識別すると動作
    する個人識別装置と、上記浸入監視装置が監視状態のとき点灯し、非監視状態の
    とき消灯する警備灯とを設け、上記個人識別装置が動作したとき上記警備灯が点
    灯していればこれに対応する上記部屋の侵入監視装置に対して監視終了信号を出
    力し、上記警備灯が消灯していれば上記監視開始信号を出力すると共にそれぞれ
    該当する上記キー収納室に上記解錠信号を出力する解錠手段を備えてなるキー収
    納装置。 【請求項3】 監視開始信号が入力されると部屋に対する人の侵入の監視を開
    始し監視終了信号が入力されると上記監視を終了する侵入監視装置と、上記部屋
    の外に設置されそれぞれ解錠信号が入力されると解錠されるふたが設けられそれ
    ぞれ上記部屋のキーを収納する複数のキー収納室と、このキー収納室に上記キー
    が収納されると動作するキー検知器と、特定個人を識別すると動作する個人識別
    装置とを設け、この個人識別装置が動作したとき上記キー検知器が動作していな
    ければこれに対応する上記部屋の侵入監視装置に対して監視終了信号を出力し、
    上記キー検知器が動作していれば上記監視開始信号を出力すると共に、それぞれ
    該当するキー収納室に上記解錠信号を出力する解錠手段を備えてなるキー収納装 置。

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