JP2590435Y2 - カード式電気錠 - Google Patents

カード式電気錠

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JP2590435Y2
JP2590435Y2 JP1992024457U JP2445792U JP2590435Y2 JP 2590435 Y2 JP2590435 Y2 JP 2590435Y2 JP 1992024457 U JP1992024457 U JP 1992024457U JP 2445792 U JP2445792 U JP 2445792U JP 2590435 Y2 JP2590435 Y2 JP 2590435Y2
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JP
Japan
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card
electric lock
building
type electric
construction
Prior art date
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JP1992024457U
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JPH0577473U (ja
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清水  洋二
利男 落合
隆 杉山
正人 伊藤
佐藤  貢
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カード式電気錠に係
り、特に、建物(ビル)が新築される過程でも使用可能
なものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、玄関や通用口にカード式電気錠を
設置するビルが新築されるようになってきているが(例
えば、特開昭65−132877号公報)、この場合、
カード式電気錠はビル完成後に運転が開始されるように
なっている。
【0003】したがって、ビル完成までに施錠が必要な
ときは、例えばビルの外部(外装)が完成し、内装部品
やその他の備品をビル内に搬入したときなどは、別に錠
を用意して施錠するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述のように、カード
式電気錠を備えたビルであっても、そのカード式電気錠
はビル完成後に運用されるようになっているため、ビル
完成までは、別の錠を用意しなければならないという面
倒があった。
【0005】そこで、本考案は、上記欠点を除去するた
めになされたものであって、その目的は、ビルの完成に
至る前でもカード式電気錠が使用できるようにしたカー
ド式電気錠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るカード式電
気錠は、上記目的を達成するために、建物の外部が完成
し、内部が完成される前のその建物の入口に設けられる
カード式電気錠本体(以下、本体という)と、その本体
を現場工事設定用カード(X)が挿入されたときに、そ
の本体を現場工事用カード(G)が挿入されたときのみ
解錠動作を行うように設定する現場工事動作設定手段
と、前記本体に運用切換カード(H)が挿入されたとき
、以後、前記現場工事設定用カード(X)が挿入され
てもその本体を前記現場工事用カード(G)が挿入され
たときの解錠動作を無効とし、かつ所定のキーカー
(C1 〜Cn )が挿入されたときのみ解錠動作を行うよ
うに設定する運用切換手段とを有することを特徴として
いる。
【0007】
【作用】上記構成において、現場工事動作設定手段は、
建物の内部が完成される前のその建物(ビル)の入口に
設けられた本体に現場工事設定用カード(X)が挿入さ
れたとき、その本体を現場工事用カード(G)が挿入さ
れたときのみ解錠動作を行うように設定する。そして、
運用切換手段は、本体に運用切換カード(H)が挿入さ
れたときに、以後、現場工事設定用カード(X)が挿入
されてもその本体を前記現場工事用カード(G)が挿入
されたときの解錠動作を無効とし、かつ所定のキーカー
ド(C1 〜Cn )が挿入されたときのみ解錠動作を行う
ように設定する。したがって、ビル完成後は、社員等が
所持するキーカードだけで解錠される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は一実施例に係るカード式電気錠の正面図で
あって、本体1は、外壁が完成し、内部が未完成のビル
Bの入口2に設けられたドアDに設けられている。
【0009】カードリーダRは、スリット3の内側に図
示しない読み取りヘッド(図2のH参照)を有するスラ
イド形の周知のカードリーダからなり、本体1と対向す
る壁Wに埋設されている。そして、スリット3の上方に
は、読取り状態を表示するLEDからなるランプLが設
けられている。
【0010】なお、このカードリーダRは、スライド式
でなく、挿入口を有し、この挿入口にカードが挿入され
たときに取込まれる形式のものであってもよい。
【0011】本体1は、図1に図示しないマイクロコン
ピュータを中心に構成される制御器(図2のC参照)に
よって制御されるように構成されている。この制御器C
は、図2に示されるように、ROM10に格納されてい
るシステムプログラムとRAM11に格納されているワ
ーキングデータとを用いて解錠のための演算処理する中
央処理部(CPU)12有し、このCPU12は、I/
Oユニット13を介して読取りヘッドHを駆動する読取
りドライバ14と、ランプLを駆動するランプドライバ
15と、本体1を解錠動作させるためのソレノイド(図
示せず)を駆動するための錠ドライバ16とが接続され
ている。なお、I/Oユニット13には、ドアDの開閉
状態を検出するためのセンサ等が接続されているが、本
考案の説明に直接関係しないので省略されている。
【0012】本実施例に係るカード式電気錠には、図1
に示されるように、4種類のカードが用意されている。
この4種類のカードのうち3種類は、ビルBが完成され
るまでに使用され、残りの一種類はビル完成後に使用さ
れる。
【0013】先ず、最初の3種類のカードは、本体1
を現場工事用に設定するための現場工事用設定カード
(以下、Xカードという)、現場工事に携わる人が所
持する現場工事用カード(以下、Gカードという)及び
本体1を本来のキーカード用に切換える運用切換カー
ド(以下、Hカードという)からなり、また、残りのカ
ードは、ビルBの完成後にそのビルの社員等の人が所持
するキーカード、いわゆる社員カードで、これらカード
のうち、Gカードとキーカードは関係する人員の数だけ
用意され、他のカード(Xカード,Hカード)は一枚で
ある。
【0014】次に、図3のフローチャートを用いて、本
実施例に係るカード式電気錠の制御動作について説明す
る。今、ビルBの外装が完成し、入口2にドアDが設け
られ本体1及びカードリーダRも設置された状態とす
る。
【0015】先ず最初にXカードがスリット3にスライ
ドされて、読取りOKの表示がランプLで表示される
と、RAM11内にXカードのデータが記憶され、以
後、制御器Cは現場工事用に設定される(ステップ10
0肯定、ステップ102。以下、ステップをSとす
る)。したがって、制御器Cは、Gカードのみの受付可
能状態にセットされる。
【0016】Gカードは、工事関係者に配布されている
ので、工事関係者はGカードをカードリーダRに挿入し
てスライドすることによって本体1を解錠してビルB内
に立入ることが可能となる(S104肯定、S10
6)。なお、本体1の施錠は、周知の本体のように、ド
アDの閉で自動ロックとなるようにしてもよいが、再び
Gカ−ド(後述のキ−カ−ドを含む)をカ−ドリ−ダR
に挿入して施錠するようにしてもよい。
【0017】ビルBの内装も完成し、工事関係者の立入
りの必要が無くなったときは、カードリーダRにHカー
ドが挿入されてスライドされると(S108肯定)、制
御器Cはキーカード用にセットされる。したがって、制
御器Cは、以後、社員の所持するキーカードC1 〜Cn
のみの受付可能状態にセットされる(S110)。この
ため、社員はキーカードによりビルBに立入りが可能と
なり(S112肯定、S114)、工事関係者の所持し
ているGカードでの立入りは禁止される。
【0018】以上のように、本実施例に係るカード式電
気錠は、ビルの完成するまでは工事関係者も利用できる
ので、ビル完成までに別の錠を用意するという面倒はな
くなる。しかも、ビル完成後は、工事関係者の所持する
Gカードを回収しなくとも安全が図られるという特長を
有している。
【0019】
【発明の効果】本考案に係るカード式電気錠は、建物の
外部が完成し、内部が完成される前のその建物の入口に
設けられる本体と、その本体をXカードが挿入されたと
きに、その本体をGカードが挿入されたときのみ解錠動
作を行うように設定する現場工事動作設定手段と、前記
本体にHカードが挿入されたときに、以後、Xカードが
挿入されてもその本体を前記Gカードが挿入されたとき
の解錠動作を無効とし、かつ所定のキーカードが挿入さ
れたときのみ解錠動作を行うように設定する運用切換手
段とからなるので、ビル完成までに別の錠を用意する必
要がなく、また、ビル完成後にGカードを回収しなくと
も安全が図られる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るカード式電気錠を適用
したビルの入口の正面図である。
【図2】一実施例に係るカード式電気錠の電気的構成を
示すブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カード式電気錠本体(本体)) 2 入口 B 建物(ビル) C 制御器 R カードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 正人 栃木県宇都宮市平出工業団地11−2 日 本信号株式会社 宇都宮事業所内 (72)考案者 佐藤 貢 栃木県宇都宮市平出工業団地11−2 日 本信号株式会社 宇都宮事業所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 49/00 G06K 17/00 G06K 19/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外部が完成し、内部が完成される
    前のその建物の入口に設けられるカード式電気錠本体
    と、 前記カード式電気錠本体を現場工事設定用カード(X)
    挿入されたときに、そのカード式電気錠本体を現場工
    事用カード(G)が挿入されたときのみ解錠動作を行う
    ように設定する、現場工事動作設定手段と、 前記カード式電気錠本体に運用切換カード(H)が挿入
    されたときに、以後、前記現場工事設定用カード(X)
    が挿入されてもそのカード式電気錠本体を前記現場工事
    用カード(G)が挿入されたときの解錠動作を無効と
    し、かつ所定のキーカード(C1 〜Cn )が挿入された
    ときのみ解錠動作を行うように設定する、運用切換手段
    と、 を有することを特徴とするカード式電気錠。
JP1992024457U 1992-03-24 1992-03-24 カード式電気錠 Expired - Lifetime JP2590435Y2 (ja)

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JPH0577473U JPH0577473U (ja) 1993-10-22
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JP4546292B2 (ja) * 2005-03-04 2010-09-15 美和ロック株式会社 カードロックシステム
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