JP2858835B2 - 情報読取制御装置、および個別情報の登録/抹消方法 - Google Patents

情報読取制御装置、および個別情報の登録/抹消方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、情報読取制御装置、および個別情報の登録
/抹消方法に関する。
[従来の技術] 特定の限られた人達にそれぞれユーザーコード、ブロ
ックコードおよび個人コードの情報を記録したプラスチ
ック製磁気カード(ここで、個人コードは各々異なって
いる)を配付し、その磁気カードの記録情報を適当な読
取装置で比較し、予め登録されている情報[例えば、ユ
ーザーコードのみ;ユーザーコードおよびブロックコー
ド(警戒領域単位);またはユーザーコード、ブロック
コードおよび個人コード]と一致している場合にのみ、
例えば解錠してドアを開け、特定の領域内への出入りを
可能にするシステムは広く使用されている。
また、このシステムでは、或る特定の人がその磁気カ
ードを紛失した場合に、その紛失磁気カード(即ち、ロ
ストカード)の情報を登録から抹消するか、あるいはロ
ストカード登録などを行なう必要があり、その登録変更
方法も知られている。例えば、特公昭61−8480号公報に
は、磁気カードなどによってドアの施解錠を行なう安全
ロックシステムが記載されており、このシステムではロ
ストカードディテクタの書込部に主動でロストカードの
情報を入力することによって、ロストカードの登録を行
なう。しかしながら、このシステムでは、ロストカード
の情報を全て手動で入力するので操作が煩雑であった。
更に、このシステムは、電気錠、キーデータ入力装置、
主制御装置、副制御装置およびロストカードディテクタ
などの別々の装置を信号線などで接続して構成されてい
たので、各装置を接続するための信号線の敷設などの設
置工事が煩雑になり、設備コストや設置コストが上昇す
るなどの欠点もあった。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の目的は、従来のシステムにおいて、
全ての操作を手動で行なっていたロストカード登録の前
記の問題点を解消することにある。また、別個の各装置
から構成されていた従来のシステムの前記の欠点を解消
することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的は、本発明により、各情報記録媒体の個別
情報の読み取りを行う情報読取手段を有するとともに該
個別情報に応じた制御動作を行う、情報読取制御装置で
あって、 前記個別情報を予め記憶している記憶手段と、 個別情報に対する制御動作のモードを設定するモード
設定手段と、 補助用情報記録媒体の目視可能な識別記号と変更対象
の情報記録媒体の識別記号との対応関係である誘導情報
を入力する誘導情報設定入力手段と、 個別情報の登録または削除を行うモードに設定された
とき、前記情報読取手段から送られてくる補助用情報記
録媒体の個別情報と、前記誘導情報設定入力手段から送
られてくる誘導情報とから、変更対象の情報記録媒体の
個別情報を演算し、その個別情報を前記記憶手段に登録
または削除する換算手段とを含むことを特徴とする、情
報読取制御装置によって達成することができる。
また、本発明の情報読取制御装置の好ましい態様によ
れば、 前記の情報読取手段、記憶手段、モード設定手段、誘
導情報設定入力手段および換算手段と、更に、運用モー
ド設定中の情報読取手段によって読み取られた情報記録
媒体の個別情報と記憶手段中に登録されている相当する
個別情報とを比較し、その比較結果に応じた制御信号を
制御手段に送る判別手段と、判別手段からの信号に応じ
て、それぞれ予め決められた制御を行う制御手段と、を
含み、前記の情報読取手段、記憶手段、モード設定手
段、誘導情報設定入力手段、換算手段、判別手段および
制御手段が一体型として構成されている。
更に、本発明は、各情報記録媒体の個別情報の登録ま
たは削除を行う方法であって、 前記個別情報の登録または削除を行うモードに設定す
る工程と、 補助用情報記録媒体の目視可能な識別記号と変更対象
の情報記録媒体の識別記号との対応関係である誘導情報
を入力する工程と、 前記変更対象である情報記録媒体とは異なる補助用情
報記録媒体を情報読取手段に挿入し、前記情報読取手段
からの補助用情報記録媒体の個別情報を読み込む工程
と、 前記誘導情報と前記補助用情報記録媒体の個別情報に
基づき、変更対象の情報記録媒体の個別情報を特定する
工程と、 前記特定された変更対象の情報記録媒体の個別情報を
記憶装置に登録または削除する工程と を含むことを特徴とする、情報記録媒体の個別情報を登
録または削除する方法にも関する。
以下、本発明の構成などを詳細に説明する。
本発明は、例えば、 (A)目視可能な固有の識別記号を有するとともに個別
情報を記録した情報記録媒体の複数個からなる、情報記
録媒体の群と、 (B)その群(A)に含まれる各々の情報記録媒体の個
別情報をその個別情報に対応する制御動作に関連させて
登録または削除し、或る情報記録媒体の個別情報を読み
取った際に、その個別情報が登録されている制御動作に
応じた制御を行うことのできる情報読取制御装置と からなる情報読取制御システムにおいて使用することが
できる。
本発明で用いる情報記録媒体は、例えば、磁気的また
は光学的に情報を記録保持することのできる担体(キャ
リア)であればよく、即ち、プラスチックまたは紙製の
磁気カードを用いることができる。本発明で用いる各情
報記録媒体は、各々独自に、通常の目視不可能な個別情
報と、目視可能な識別記号とを有する。個別情報とは、
秘密保全などの観点から、例えば磁気読取装置などの特
殊な装置を用いなければ読み取ることのできない態様で
記録された個別情報であり、制御装置の記憶手段に登録
されている個別情報と照合され、所定の制御を受けるこ
とができる否かの判断を行なうためのものである。目視
可能な識別記号とは、簡単な符号、文字および/または
連続番号などを、可視光線で直接見えるように、あるい
は紫外線などをあてて見えるようにしたものである。本
発明で用いることのできる代表的な記録媒体は、一般
に、ユーザーコード、ブロックコード、および個人コー
ドを担持し、例えばブロックコード、および個人コード
を目視可能な識別記号として用い、ユーザーコードを個
別情報とするものである。あるいは、識別記号として、
前記の各種コードと特定の関係にある、全く異なった記
号を用いることもできる。本発明を利用するシステムで
は、紛失された情報記録媒体(ロストカード)の登録変
更処理を、同じ媒体群に属する別の記録媒体と、各々の
識別記号から導いた誘導情報とによって行なう。
本発明を利用する前記システムを第1図に沿って説明
する。
情報記録媒体の或る特定の群を構成する情報記録媒体
の数には制限はないが、第1図の態様では、情報記録媒
体の群10は、情報記録媒体11[識別記号(1)]、情報
記録媒体12[識別記号(2)]および情報記録媒体13
[識別記号(3)]からなる。
一方、情報読取制御装置20において、情報読取手段21
は、少なくとも運用モード、責任者モードまたは責任者
カード登録モードのいずれか一方に、予めモード設定手
段22により設定されている。情報読取手段21は、情報記
録媒体の個別情報を読み取ることのできるものであり、
情報記録媒体の種類に応じて、磁気カードリーダ、光学
式カードリーダまたはICカードリーダ等であることがで
きる。モード設定手段22としては、適当な入力装置、例
えばテンキー、磁気カードまたはディップスイッチを用
いることができる。
運用モードに設定された情報読取手段21に情報記録媒
体11、12または13を挿入すると、読み取られた個別情報
は判別手段23に送られる。判別手段23は、記憶手段24に
登録されている記録媒体の個別情報とその個別情報に関
連して登録されている制御禁止情報とを次々に読み出
す。情報読取手段21からの個別情報と、記録手段24から
の個別情報とが一致したら、現状の制御状態から移行す
る制御動作の信号を制御手段25に送る。あるいは、制御
禁止情報と一致したら禁止信号を制御手段25に送る。
次に、情報記録媒体11を紛失した際に、手元に存在す
る別の情報記録媒体12を用いて、その紛失記録媒体11に
ついてロストカード登録をする場合に沿って、ロストカ
ードの制御動作の種類を変更する登録モードの動作を説
明する。まず、モード設定手段22によって、情報読取手
段21を責任者モードに変更する。続いて、情報読取手段
21に挿入された登録補助用の記録媒体12の識別記号
(2)と変更対象の紛失記録媒体11の識別記号(1)と
を関連ずける誘導情報(例えば−1)を誘導情報設定入
力手段27によって設定する。情報記録媒体12を挿入する
と、読み取られた記録媒体12の個別情報は換算手段26に
送られる。次に、誘導情報が換算手段26へ送られる。誘
導情報は簡単な記号や数字であることが好ましい。
換算手段26では、登録補助用記録媒体12の個別情報
と、誘導情報設定入力手段27からの誘導情報とから、変
更対象の紛失記録媒体11の個別情報を特定する。その特
定は、例えば、登録補助用記録媒体12の個別情報と誘導
情報とから、変更対象の紛失記録媒体11の個別情報を、
換算手段26内に再生することによって行なってもよく、
あるいは、登録補助用記録媒体12の個別情報と誘導情報
とを記憶手段24へ送り、登録されている変更対象紛失記
録媒体11の個別情報を、換算手段26に取り出すことによ
って行なってもよい。次に、換算手段26は、記憶手段24
内の変更対象紛失記録媒体11の個別情報を削除し、新た
に個別情報を関連制御動作禁止として記憶手段24に登録
する。
本発明の情報読取制御装置は、室内の出入りを特定の
者のみに限定するシステムなどに用いることができる。
その他の、一般に、特定の者であるか否かの識別を行
い、その結果に基づいて、例えばコンピュータや各種機
器を操作可能とするIDシステムなどに利用することがで
きる。
[実施例] 以下、添付図面に沿って、本発明を更に具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。
第2図は、本発明の一態様である電気錠30の分解図で
あり、ドアに取付けた場合に部屋の外側から見た状態を
示すものである。第3図はその電気錠30を、ドアに取付
けた場合に部屋の内側から見た状態を示すものである。
電気錠30は、その室外側表面に、外側から磁気カードを
挿入するカードリーダ部31と、電気錠30の解錠および施
錠を行なうシリンダ32と、ドア(図示してない)を開け
るためのハンドルレバー33とを配設した室外側表面筐体
エスカチオン34を有している。電気錠30の内部にある錠
本体35は、ハンドルレバー33と連連するラッチボルト
(デッドボルトを兼ねる)36および錠機構部(第4図参
照)および電池(図示していない)を含んでいる。更
に、電気錠30の室内側表面は、室内側表面筐体エスカチ
オン37で覆われており、エスカチオン37はその内部に制
御基板38などを含んでいる。また、エスカチオン37に
は、各機能を動作させる設定するディップスィッチ41、
手動で解錠するためのサムターン42、およびラッチボル
ト36と連動するハンドルレバー43が設置されている。
この電気錠30は一体型であるので、ドアなどへの取付
けも簡単に行うことができる。
この電気錠30の機能ブロック図を第4図に示す。電気
錠30に含まれる制御基板38(第2図参照)は、中央処理
装置(CPU)51、このCPU51を動作させるプログラムを記
憶するリード・オンリー・メモリ(ROM)52、各データ
を記憶するランダム・アクセス・メモリ(RAM)53、更
に入出力(I/O)インターフェース54および55から構成
される。制御基板38は、I/Oインターフェース54および5
5を介して、カードリーダ部31、ディップスィッチ41、
および錠機構部56と結合し、更に、施錠および解錠時に
施錠/解錠情報を外部へ移報する端子を有する外部移報
部57、各種の操作を行なう操作者に操作の終了などを知
らせるために鳴動するブザー58、並びに、ドア枠のスト
ライク板内に内蔵された磁石と対応する位置(デッドボ
ルトを兼ねるラッチボルト36のやや上部が好ましい)で
錠本体35内に設けられ、ドアが閉鎖されると磁石の磁力
によって動作するマグネットスイッチからなるドア開閉
検出部59と接続している。
次に、この電気錠の各モードにおける動作を第5図お
よび第6図に沿って説明する。
この電気錠は少なくとも3種のモード、即ち、責任者
カード登録モード、運用モード、および責任者モード
(このモードにおいて、運用カードの登録、責任者カー
ドの変更およびロストカードの登録を行うことができ
る)を有する。モードの切り替えはディップスイッチ
(DS)41の操作によって行う。
この電気錠におけるロストカード登録は、責任者カー
ドを持つ者しか行なえないようにしておくことが好まし
い。責任者カードの登録は、例えば第5図に示すよう
に、以下の方法で行うことができる。まず、ディップス
イッチ41により、責任者カード登録モードに設定(ステ
ップ51)されると、CPU51内の責任者カード登録用バッ
ファ領域の個別情報(データ)がクリアされる(ステッ
プ52)。責任者カードとして登録すべきカード(同じ群
に属する任意のカードを責任者カードとすることができ
る)をカードリーダ部31に挿入し、引き抜く(ステップ
53)。このカード操作により、責任者カードのデータ
が、カードリーダ部31によって読み取られる(ステップ
54)。次に、バッファ領域にデータが存在するか否かを
判断する(ステップ55)。バッファ領域は、カード操作
が行われる度ごとに、そのカード操作によって読み取ら
れたデータを保存する。従って、第1回目に読み取られ
たデータがバッファ領域に記憶されている。操作者は、
もう一度カード操作を行う。この第2回目のカード操作
によって読み取られた責任者カードのデータと、バッフ
ァ領域に記憶されているデータ(第1回目のデータ)と
が一致するか否かが判断される(ステップ56)。不一致
の場合には、ブザー58の鳴動がないので、もう一度カー
ド操作を行う必要があることがわかる。両方のデータが
一致したら、そのデータをRAM53内の責任者カードの領
域に登録する(ステップ57)。バッファ領域を用いてカ
ード操作を少なくとも2回行わせることにより、データ
の読み取りミスを防止することができ、精度が向上す
る。登録操作の終了は、ブザー58の鳴動(ステップ58)
によって確認することができる。
次に、或るカードが紛失した場合には、そのカードが
悪用されることを防止するためにロストカードの登録を
する必要がある。ここで、例えば認識記号3のカードが
紛失した際に、その識別記号3のカードのロストカード
登録を、別のカード(例えば、識別記号5のカード)を
用いて実施する場合について第6図を用いて説明する。
始めに、ディップステップ41で、責任者モードに設定
する(ステップ61)。次に、責任者カードによるカード
操作を行う(ステップ62)。カードリーダ31から入力さ
れたデータが、責任者カードとして登録されているデー
タと一致するか否かを比較する(ステップ63)。一致す
る場合にはブザーが鳴動する(ステップ64)。続いて、
ディップスイッチ41により、両カードの識別記号の差
(即ち、3−5)から求めた誘導情報「−2」を設定す
る(ステップ65)。更に、責任者カードによるカード操
作を行う(ステップ66)。カードリーダ31から入力され
たデータが、責任者カードとして登録されているデータ
と一致する(ステップ67)と、CPU51におけるロストカ
ード登録用のバッファ領域内のデータが消去され(ステ
ップ68)、ブザー58が鳴動し(ステップ69)、登録準備
がととのったことを知らせる。次に、登録補助用として
用いる識別記号5のカードのカード操作を行う(ステッ
プ70)。続けて2回同じーデータが読み込まれると、そ
のデータと誘導情報とから、識別記号3の紛失カードの
データを演算する(ステップ74)。演算したデータをRA
M53内に登録する(ステップ75)。登録の終了はブザー5
8によって示す(ステップ76)。こうして、識別記号3
のカードは、ロストカードとして登録されたので、これ
以後、識別記号3のカードによってはこの電気錠を施錠
または解錠することができなくなる。
運用モード(ディップスイッチ41で設定する)におい
ては、カード保持者がカードをカードリーダ31に挿入す
ると、カードリーダ31から読み取られたデータがI/Oイ
ンターフェース54を介してCPU51に入力され、カードリ
ーダ31に挿入されているカードのフォーマット(ユーザ
コード、ブロックコードおよび個人コード)とRAM53に
記憶されているフォーマットおよびロストカードリスト
との一致・不一致をCPU51で判断し、室内への入場を認
めることができる場合であれば、I/Oインターフェース5
5を介して錠機構部56のソレノイド(図示してない)な
どを動作させ、ハンドル33を時計方向に回転させると、
ラッチボルト36を内側に引っ込めることができる。ま
た、カードリーダ31に挿入されているカードのフォーマ
ット(ユーザコード、ブロックコードおよび個人コー
ド)とRAM53に記憶されているフォーマットとが一致し
ないか、あるいはロストカードリストと一致する場合に
は、解錠の信号を送らない。
前記の実施例では、カード操作で2回続けて同じデー
タを読みとらなければならないものとしたが、3回以上
一致しなければなたないように設定することもできる
し、1回で良いとすることもできる。また、前記の実施
例では誘導情報を変数として設定したが、誘導情報の設
定を一定とし、即ち、紛失カードと一定の関係にある補
助カード(例えば、識別記号が+1大きいカード)を常
に用いることによってロストカード登録を実施してもよ
い。更に、前記の実施例では、ロストカードの個別情報
をRAMのロストカード登録用領域に登録する場合につい
て説明したが、逆に、ロストカードの個別情報をRAM53
の特定者(容認者)用領域から抹消するようにしてもよ
い。また、モード設定手段と誘導情報設定入力手段とデ
ィップスイッチで兼用する代わりに、別々の設定手段か
ら構成することもできる。
[発明の効果] 本発明によれば、ロストカード登録等を、カード操作
によって簡単に行うことができ、また、情報読取制御装
置の機能テストを同時に行うことができるとともに、ロ
ストカード登録の煩雑性がなくなる。
更に、本発明の装置は、一体型の装置として構成する
ことができるので、設置工事が簡単であり、設備コスト
や設置コストを下げるとともに設置時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を利用する情報読取制御システムの構
成を示す説明図である。 第2図は、本発明の一態様である電気錠を、ドアに取付
けた場合に部屋の外側から見た状態の分解斜視図であ
る。 第3図はその電気錠を、ドアに取付けた場合に部屋の内
側から見た状態を示す斜視図である。 第4図は、本発明の電気錠の機能ブロック図である。 第5図は、本発明の電気錠における責任者カード登録モ
ードのフローチャートである。 第6図は、本発明の電気錠におけるロストカード登録モ
ードのフローチャートである。 30…電気錠;31…カードリーダ;33,43…ハンドルレバー;
35…錠本体;36…ラッチボルト:38…制御基板;41…ディ
ップスイッチ。
フロントページの続き (72)発明者 田端 弘 三重県度会郡小俣町湯田409番地13 美 和ロック工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−571(JP,A) 特開 平1−116171(JP,A) 特開 昭62−111082(JP,A) 実開 昭63−206884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 17/00 G06K 19/10 E05B 49/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各情報記録媒体の個別情報の読み取りを行
    う情報読取手段を有するとともに該個別情報に応じた制
    御動作を行う、情報読取制御装置であって、 前記個別情報を予め記憶している記憶手段と、 個別情報に対する制御動作のモードを設定するモード設
    定手段と、 補助用情報記録媒体の目視可能な識別記号と変更対象の
    情報記録媒体の識別記号との対応関係である誘導情報を
    入力する誘導情報設定入力手段と、 個別情報の登録または削除を行うモードに設定されたと
    き、前記情報読取手段から送られてくる補助用情報記録
    媒体の個別情報と、前記誘導情報設定入力手段から送ら
    れてくる誘導情報とから、変更対象の情報記録媒体の個
    別情報を演算し、その個別情報を前記記憶手段に登録ま
    たは削除する換算手段とを含むことを特徴とする、情報
    読取制御装置。
  2. 【請求項2】前記の情報読取手段、記憶手段、モード設
    定手段、誘導情報設定入力手段および換算手段と、更
    に、 運用モード設定中の情報読取手段によって読み取られた
    情報記録媒体の個別情報と記憶手段中に登録されている
    相当する個別情報とを比較し、その比較結果に応じた制
    御信号を制御手段に送る判別手段と、 判別手段からの信号に応じて、それぞれ予め決められた
    制御を行う制御手段と、を含み、前記の情報読取手段、
    記憶手段、モード設定手段、誘導情報設定入力手段、換
    算手段、判別手段および制御手段が一体型として構成さ
    れた請求項1記載の情報読取制御装置。
  3. 【請求項3】電気錠である請求項2記載の情報読取制御
    装置。
  4. 【請求項4】各情報記録媒体の個別情報の登録または削
    除を行う方法であって、 前記個別情報の登録または削除を行うモードに設定する
    工程と、 補助用情報記録媒体の目視可能な識別記号と変更対象の
    情報記録媒体の識別記号との対応関係である誘導情報を
    入力する工程と、 前記変更対象である情報記録媒体とは異なる補助用情報
    記録媒体を情報読取手段に挿入し、前記情報読取手段か
    らの補助用情報記録媒体の個別情報を読み込む工程と、 前記誘導情報と前記補助用情報記録媒体の個別情報に基
    づき、変更対象の情報記録媒体の個別情報を特定する工
    程と、 前記特定された変更対象の情報記録媒体の個別情報を記
    憶装置に登録または削除する工程と を含むことを特徴とする、情報記録媒体の個別情報を登
    録または削除する方法。
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