JP4697720B2 - 警備状態設定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、警戒エリアの警備状態を切り換える機能を有する警備状態設定装置、即ち、警戒エリアの警備状態を、警戒状態から解除状態へ、あるいは解除状態から警戒状態へ切り換える機能を有する警備状態設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、特許第3128298号において、警備状態の切り換えを行うためのリモートコントロールスイッチを提案した。なお、警備状態の切り換えを行うためのものは、リモートコントロールスイッチと称されることもあり、あるいはそれを省略してリモコンスイッチと称されることもあり、更には単にリモコンと称されることもあるが、本明細書では、警備状態の切り換えを行う機能を有するものを総称して警備状態設定装置と称することにする。
【0003】
さて、特許第3128298号においては、警備状態の切り換えは個別カードを用いて行うようになされており、個別カードに書き込まれた暗証コードの警備状態設定装置への登録、及び警備状態設定装置に登録されている暗証コードの抹消を登録カードで行うようになされている。即ち、登録カードは、実際に警備状態の切り換えのために用いる個別カードに書き込まれた暗証コードの警備状態設定装置への登録、及び既に警備状態設定装置に登録されている暗証コードの抹消を行う場合に使用する特別なカードであり、その登録カードに書き込まれている暗証コード等のデータは、予め警備状態設定装置の内部メモリに登録されている。
【0004】
従って、警備状態設定装置に登録されている暗証コードが書き込まれた個別カードを携行している者は、その個別カードを用いて警備状態の切り換えを行うことができる。また、警備状態設定装置に登録されている暗証コードが書き込まれた個別カードを紛失した場合には、その暗証コードを登録カードを用いて抹消することができ、暗証コードが抹消された後は、その暗証コードが書き込まれた個別カードでは警備状態の切り換えはできなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許第3128298号に開示されているような、登録カードを用いて個別カードの暗証コードの登録、抹消を行うようになされた警備状態設定装置では、警備状態設定装置と、その警備状態設定装置で用いる登録カードは一対一になされている。実際には、出荷時には警備状態設定装置には既に登録カードのデータが登録されており、その警備状態設定装置には1枚の登録カードと、複数枚の個別カードが付属している。そして、付属している登録カードでなければ個別カードの暗証コードの登録、抹消を行うことができないのである。
【0006】
このように、警備状態設定装置と登録カードが一対一になっているのは、付属している登録カード以外の登録カード、即ち他の警備状態設定装置に付属している登録カードでも個別カードの暗証コードの登録を行えるとすると、同じ機種の警備状態設定装置であれば、他の警備システムで用いられている警備状態設定装置に対して、自己が携行している個別カードを登録して、自由に警備状態を切り換えることができるようになってしまうからである。
【0007】
しかし、警備状態設定装置と登録カードが一対一になっている場合には、次のような問題あるいは不都合がある。
まず、製造側では、警備状態設定装置に登録カードのデータを登録する場合には、その登録する登録カードのデータが他の警備状態設定装置に登録されることがないような工程を構築しなければならず、また、出荷する際には、付属している登録カードが、その警備状態設定装置に付属されるべき正しい登録カードであるかどうかを確認する工程が必要となるので、手間がかかり、コスト低減という観点で不都合があった。
【0008】
次に、警備状態設定装置を使用するユーザ側においては、登録カードの管理が面倒であるという問題がある。即ち、警備状態設定装置は一つの警戒エリアに対して1台設置されるので、ユーザには警備状態設定装置の設置台数と同数の登録カードがあることになるが、ユーザ側では、それら1枚1枚の登録カードが、それぞれどの警戒エリアの警備状態設定装置に対応するものであるかが分かるようにしておかなければならない。ある警備状態設定装置に新たな個別カードの暗証コードを登録したり、その警備状態設定装置に既に登録されている暗証コードを抹消するためには、当該警備状態設定装置に対応する登録カードを用いなければならないからである。
【0009】
このように、ユーザ側では、各登録カードがどこの警戒エリアの警備状態設定装置に対応するものであるかを分かるようにして管理しなければならないので、登録カードの管理が面倒となるのである。このことは、警備状態設定装置の設置台数が多くなればなる程顕著となる。
【0010】
ユーザ側としては、設置する全ての警備状態設定装置で同じ登録カードが使えれば、管理する登録カードは1枚だけでよいから管理も非常に楽になり、便利である。このように1枚の登録カードを全ての警備状態設定装置で使えるようにすることを、登録カードをマスタ組みする、あるいは登録カードのマスタ組みなどと称するが、警備状態設定装置と登録カードが一対一になっている場合には登録カードをマスタ組みすることができないので、上述したように、登録カードの管理が面倒になるのである。
【0011】
また、ユーザ側では、登録カードを紛失した場合の問題点もある。即ち、ユーザ側では、何等かの原因によって登録カードを紛失してしまうことが考えられる。登録カードを紛失してしまった場合には、製造会社に依頼して登録カードを再発行してもらうことになるが、再発行される登録カードのデータは、出荷時に付属していた登録カードのデータとは異なるものとなされる。そして、紛失した登録カードに対応する警備状態設定装置では、それまで登録されていた、紛失した登録カードのデータを一端抹消して、再発行された登録カードのデータを新たに登録し直すことになる。
このようにするのは、その紛失の原因が盗難であったり、落とし物であったりした場合、紛失した登録カードのデータを警備状態設定装置から抹消しておかないと、その登録カードを盗難した者あるいは拾った者によって使用されてしまう可能性があるからである。
【0012】
以上のように、登録カードを紛失した場合には、登録カードの再発行、及び警備状態設定装置での紛失した登録カードのデータの抹消、再発行された登録カードのデータの登録という面倒な手続き、作業が必要であり、更には、その手続き、及び作業が完了するまでの間は、その紛失した登録カードに対応する警備状態設定装置は使用できないという問題がある。
【0013】
そこで、本発明は、実際に警備状態の切り換えのために用いる個別暗証コードの登録、抹消を行うための登録用暗証コードをマスタ組みすることができる警備状態設定装置を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、登録用暗証コードが記憶された情報媒体を紛失した場合に、ユーザが容易に、その登録用暗証コードを抹消することができる警備状態設定装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の警備状態設定装置は、警備装置と接続され、警備状態の切り換えを行う警備状態設定装置であって、制御手段と、情報媒体に書き込まれた所定のフォーマットの暗証コードを読み取る暗証コード読取手段と、数字キー及び/又は記号キーが配置されたキー入力手段と、第1メモリと、暗証コードを登録するチャンネルが複数設けられた第2メモリとを少なくとも備え、制御手段は、電源投入後、情報媒体によって暗証コード読取手段から前記所定のフォーマットの暗証コードが入力されると、当該入力された暗証コードを登録用暗証コードとして第1メモリに登録して、次の操作を待機する待機状態に入り、待機状態において、第1メモリに登録された登録用暗証コードが書き込まれた情報媒体によって暗証コード読取手段から登録用暗証コードが入力され、更に、キー入力手段からチャンネル番号が入力され、更にこの後、情報媒体によって暗証コード読取手段から前記所定のフォーマットの暗証コードであって、第1メモリに登録された登録用暗証コードと異なる暗証コードが入力された場合には、当該入力された登録用暗証コードと異なる暗証コードを個別暗証コードとして第2メモリの前記入力された番号のチャンネルに登録する処理を行い、また、待機状態において、第1メモリに登録された登録用暗証コードが書き込まれた情報媒体によって暗証コード読取手段から登録用暗証コードが入力され、更に、キー入力手段からチャンネル番号が入力され、更にこの後、第1メモリに登録された登録用暗証コードが書き込まれた情報媒体によって暗証コード読取手段から登録用暗証コードが入力された場合には、前記入力された番号のチャンネルに登録されている個別暗証コードを抹消する処理を行い、また、待機状態において、情報媒体によって暗証コード読取手段から第2メモリに登録された個別暗証コードが入力された場合には警備状態を切り換えて、切り換えた後の警備状態を警備装置に通知する処理を行い、また、待機状態において、キー入力手段から登録用暗証コードの抹消を指示するキー入力がなされ、更に、情報媒体によって暗証コード読取手段から第2メモリに登録された個別暗証コードが入力された場合には、第1メモリに登録用暗証コードとして登録されている暗証コードを抹消する処理を行うことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る警備状態設定装置の一実施形態を示す図であり、図中、1は警備状態設定装置、2は制御手段、3は暗証コード読取手段、4はキー入力手段、5は表示手段、6は第1メモリ、7は第2メモリ、10は情報媒体を示す。なお、ここでは警備状態設定装置は、警備装置(図示せず)に接続され、警備状態が切り換えられた場合には、切り換えられた後の警備状態を警備装置に通知する機能を有するものとするが、上述したように本発明に係る警備状態設定装置は、警備状態の切り換えを行う機能を有していればよく、例えば、警備装置本体に組み込むことも可能である。なお、警備装置については周知であるので詳細な説明は省略するが、熱線センサ等の防犯センサからの発報信号と、警備状態設定装置で設定された警備状態に基づいて警備の処理を行うものであり、警戒状態に設定されている警戒エリアに設置されている防犯センサが発報した場合には異常が発生したと判断して、警備会社の警備センタに通報を行うものである。
【0016】
まず、図1に示す各部の概略について説明する。
制御手段2は当該警備状態設定装置1の動作を統括して管理するものであり、マイクロプロセッサ及びその周辺回路で構成される。その動作については後に詳述する。
【0017】
暗証コード読取手段3は、情報媒体10に書き込まれた暗証コードを読み取るためのものである。情報媒体10としては、磁気カード、ICカード、光カード等、所定のフォーマットの暗証コードを記憶できるものであれば種々のものを用いることができ、暗証コード読取手段3は、使用する情報媒体10に対応した読取手段で構成すればよいが、ここでは、情報媒体10として、暗証コードが書き込まれたIC部と、アンテナ部を少なくとも内蔵する、非接触式の情報媒体を用いるものとする。このような情報媒体は周知であり、一般にRF(Radio Frequency)ICモジュール等と称されている。なお、情報媒体10の形状は任意であり、カード形状、キー形状、タグ形状、ペンダント形状、コイン形状等とすることが可能である。
【0018】
従って、暗証コード読取手段3は、質問電波を送信すると共に、情報媒体10からの応答電波を受信して暗証コードを読み取る装置で構成される。このような装置は周知であるので、詳細な説明は省略する。
【0019】
また、情報媒体10には電源としての電池を内蔵していてもよく、また、電池を内蔵せず、暗証コード読取手段3からの質問電波に基づく電磁誘導によって動作電力を得るものであってもよい。なお、後者の場合には、情報媒体10を、暗証コード読取手段3からの質問電波の届く範囲まで近づけると、情報媒体10内部では電力が発生され、その電力によってIC部は書き込まれた暗証コードを読み出して、アンテナ部から送信する動作を行う。なお、図1において、情報媒体10から暗証コード読取手段3に向かって延びている矢印は、情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づけることを意味している。
【0020】
キー入力手段4は、「0」〜「9」の9個の数字キーや、アスタリスク(*)やシャープ(♯)等の適宜な記号キーが配置されたものであり、数字キー及び/または記号キーを押すことによって所望のキー入力を行うことができるものである。
表示手段5は、文字表示が可能な表示装置で構成される。表示文字数は、後述する操作のガイダンスやメッセージを表示できるものであればよく、例えば、1行20文字程度で、2行程度表示できるものであればよい。このような表示手段5は、例えば液晶表示装置で構成することが可能である。
ここでは、上述したようにキー入力手段4と表示手段5は別個のものとするが、表示手段5として前面にタッチパネルが設けられたものを使用し、その表示手段5の所定の領域に数字や記号を表示するようにすれば、キー入力手段4と表示手段5を一体に構成することができることは当業者に明らかである。
【0021】
第1メモリ6は、登録用暗証コードを登録するためのメモリである。登録用暗証コードとは、後述するように、実際にこの警備状態設定装置1で警備状態の切り換えを行うための個別暗証コードを第2メモリ7に書き込んで登録したり、第2メモリ7に登録されている個別暗証コードを抹消する場合に用いる暗証コードである。この第1メモリ6は、書き込みと消去が可能なメモリであればよく、RAMを用いることも可能であるが、RAMを用いた場合には、停電時には登録されている登録用暗証コードが消去されてしまうので、それを避けるために、電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM:electrically erasable and programmable read only memory)を用いるのがよい。
【0022】
第2メモリ7は、個別暗証コードを登録するためのメモリである。個別暗証コードとは、上述した通り、実際にこの警備状態設定装置1で警備状態の切り換えを行うための個別暗証コードである。そして、第2メモリ7には、所定の個数の個別暗証コードが登録できるようになされている。その一つ一つの個別暗証コードを登録する領域をチャンネルと称する。つまり、第2メモリ7には所定の個数のチャンネルが用意されているのである。この第2メモリ7も、第1メモリ6と同様にEEPROMを用いるのがよい。
【0023】
なお、図1では第1メモリ6と第2メモリ7とは別個なものとして示しているが、これは理解を容易にするための便宜的な措置に過ぎないものであって、一つのメモリで構成できることは当業者に明らかである。即ち、一つのメモリに登録用暗証コードを登録する領域と、個別暗証コードを登録する領域とを設け、更に個別暗証コードを登録する領域に所定の個数のチャンネルを割り当てるようにすればよい。
【0024】
以上、図1に示す警備状態設定装置1の各部の概略について説明したが、以下、動作を説明する。
1台の警備状態設定装置には情報媒体10が所定個数付属されている。1台にm個の情報媒体10が付属しているものとすると、n台購入すれば、当該ユーザはm×n個の情報媒体10が入手できることになる。なお、全ての情報媒体10に書き込まれている暗証コードは同一なものは無く、互いに異なるユニークなものとなされている。
【0025】
情報媒体10の暗証コードは、所定の特有のフォーマットとなされている。また、出荷時には、第1メモリ6、及び第2メモリ7には何も書き込まれていない。
【0026】
[登録用暗証コードの登録の動作]
まず、電源投入時の動作を図2に示すフローチャートを参照して説明する。
警備システムを構築する場合、警戒エリア数だけの警備状態設定装置1を設置し、警備装置と通信回線を接続して、警備状態設定装置1に電源を投入する(ステップS1)。電源が投入されると、制御手段2は所定の立ち上げ処理を実行する(ステップS2)。上述したように、出荷時には第1メモリ6及び第2メモリ7には何も書き込まれていないが、念のためにこのステップS2の立ち上げ処理において、第1メモリ6及び第2メモリ7をクリアするようにしてもよい。
【0027】
制御手段2は立ち上げ処理を終了すると、表示手段5に、登録用暗証コードの登録を要求するメッセージを表示する(ステップS3)。このとき表示するメッセージとしては、例えば、「登録用暗証コードを登録します。情報媒体を近づけて下さい。」等、登録用暗証コードの登録を要求していることを示し、更にその場合の操作のガイダンスを行うものであればよい。そして、制御手段2は、暗証コード読取手段3から暗証コードが入力されるのを待機する(ステップS4でnoのループ)。この場合にはタイムアウト時間は設定されていない。従って、制御手段2は、暗証コード読取手段3から暗証コードが入力されるまで待機する。なぜなら、登録用暗証コードは必ず登録されなければならないからである。
【0028】
さて、ステップS3で表示手段5に表示されたメッセージに対して作業者が情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づけると、暗証コード読取手段3は情報媒体10から送信された暗証コードを受信して制御手段2に渡す。これにより制御手段2は、暗証コードが入力されたと判断する(ステップS4でyesの場合)。そして、制御手段2は、入力された暗証コードを解釈して、正規のフォーマットであることを認識すると(ステップS5でyesの場合)、当該暗証コードを登録用暗証コードとして第1メモリ6に登録(ステップS7)し、待機状態に入る(ステップS8)。待機状態とは、次の操作が行われるのを待機する。
なお、制御手段2は、待機状態にある時には、表示手段5に「操作できます。」等の待機状態にあることを示すメッセージを表示するようにしてもよい。
【0029】
しかし、入力された暗証コードが正規のフォーマットを有していない場合には制御手段2はその暗証コードを認識できないので(ステップS5でnoの場合)、制御手段2は、「正しい情報媒体を使用して下さい。」等の正規の情報媒体10を使用することを要求するメッセージを表示手段5に表示(ステップS6)して、ステップS4に戻り、暗証コードの入力を待機する。
【0030】
ここで、登録用暗証コードを登録するために使用する情報媒体10は、所定の特有のフォーマットの暗証コードが書き込まれたものであればよく、いま登録用暗証コードを登録しようとしている警備状態設定装置1に付属している情報媒体でなくてもよく、同一機種であれば他の警備状態設定装置に付属している情報媒体を用いることも可能である。
【0031】
従って、警備状態設定装置1を複数個設置するものとすると、それらに付属している情報媒体10の中の一つの情報媒体10の暗証コードを、全ての警備状態設定装置1に対して登録用暗証コードとして登録できるので、容易に登録用暗証コードをマスタ組みすることができる。
【0032】
[登録用暗証コードを登録した後の動作]
次に、登録用暗証コードの登録後の動作について、図3〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】
さて、待機状態では制御手段2は何等かの入力を待機しており(図3のステップS9でnoのループ)、入力があると、その入力が暗証コード読取手段3からのコードの入力であるか、キー入力手段4からのキー入力であるかを判断する。キー入力である場合(ステップS10でyesの場合)には図6に示す動作を行うが、暗証コード読取手段3からのコード入力である場合(ステップS10でnoの場合)には、制御手段2は、その暗証コードが正規のフォーマットであるか否かを判断し(ステップS11)、正規のフォーマットと認識すれば(ステップS11でyesの場合)、第1メモリ6を検索して、当該暗証コードが第1メモリ6に登録されているか否かを判断する(ステップS13)。そして、入力された当該暗証コードが第1メモリ6に登録されている場合には登録用暗証コードであるので、制御手段2は図4の動作を行い、第1メモリ6に登録されていない場合には登録用暗証コードではないので、図5の動作を行う。
【0034】
ステップS11の判断において、暗証コードが正規のフォーマットでない場合(ステップS11でnoの場合)には、ステップS6と同様に、「正しい情報媒体を使用して下さい。」等の正規の情報媒体10を使用することを要求するメッセージを表示手段5に表示(ステップS12)して、ステップS9に戻る。
【0035】
図3のステップS13の判断において、入力された暗証コードが登録用暗証コードである場合には、制御手段2は図4に示す動作を行うが、この動作は、個別暗証コードの第2メモリ7への登録、既に第2メモリ7に登録されている個別暗証コードの抹消を行う場合の動作である。
【0036】
このとき制御手段2は、チャンネル番号の入力を要求するメッセージを表示手段5に表示する(ステップS14)。即ち、上述したように、第2メモリ7には所定の個数のチャンネルが設けられており、個別暗証コードを登録する場合には何番のチャンネルに登録するか、あるいは既に登録されている個別暗証コードを抹消する場合には何番のチャンネルに登録されている個別暗証コードを抹消するか設定する必要がある。そこで、まず、ステップS14でチャンネル番号の入力を要求するメッセージを表示するのである。
【0037】
そして、制御手段2は、キー入力手段4からのチャンネル番号の入力を待機するが、ここではこのときにはタイムアウト時間が設定されており、チャンネル番号の入力が行われることなくタイムアウト時間が経過すると(ステップS16でyesの場合)、チャンネル番号入力の意志無しと判断して、図3のステップS9、即ち待機状態に戻る。このタイムアウト時間は任意に定めることができる。また、タイムアウト時間の計時は、ステップS14で上記メッセージを表示したときから行えばよい。
【0038】
しかし、タイムアウト時間が経過する前にキー入力手段4からチャンネル番号が入力されると(ステップS15でyesの場合)、制御手段2は、タイムアウト時間の計時をクリアして、次に、例えば「情報媒体を近づけて下さい。」等の情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づけて、暗証コードの入力を要求する所定のメッセージを表示する(ステップS17)。
【0039】
そして、ステップS17で表示手段5に表示されたメッセージに対して作業者が情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づけると、暗証コード読取手段3は情報媒体10から送信された暗証コードを受信して制御手段2に渡す。これにより制御手段2は、暗証コードが入力されたと判断する(ステップS18でyesの場合)。そして、制御手段2は、入力された暗証コードを解釈して、正規のフォーマットであることを認識すると(ステップS19でyesの場合)、次に、第1メモリ6を検索して、当該入力された暗証コードが登録用暗証コードとして登録されているものか否かを判断する(ステップS21)。そして、制御手段2は、入力された暗証コードが登録用暗証コードとして第1メモリ6に登録されているものでない場合(ステップS21でnoの場合)には、当該入力された暗証コードを個別暗証コードとして第2メモリ7に登録する(ステップS22)。このときに登録される第2メモリ7のチャンネルは、ステップS15で入力された番号のチャンネルである。
【0040】
しかし、ステップS21の判断で、入力された暗証コードが登録用暗証コードである場合には、制御手段2は、第2メモリ7の、ステップS15で入力された番号のチャンネルに登録されている個別暗証コードを抹消する(ステップS23)。
【0041】
制御手段2は、ステップS22あるいはステップS23の処理を行うと、ステップS14に戻り、次のチャンネル番号の入力を待機する。なお、制御手段2は、ステップS19の判断で、入力された暗証コードのフォーマットが正規のものでないと判断した場合には、ステップS6、S12と同様に、「正しい情報媒体を使用して下さい。」等の正規の情報媒体10を使用することを要求するメッセージを表示手段5に表示(ステップS20)して、ステップS18に戻り、暗証コードの入力を待機する。
【0042】
以上が図3のステップS13の判断で、入力された暗証コードが登録用暗証コードである場合の動作であるが、次に、ステップS13の判断で、入力された暗証コードが登録用暗証コードではない場合の動作について図5を参照して説明する。
【0043】
ステップS13の判断で、入力された暗証コードが登録用暗証コードではない場合、制御手段2は、第2メモリ7を検索して、当該入力された暗証コードが個別暗証コードとして登録されているものか否かを判断する(ステップS24)。そして、制御手段2は、入力された暗証コードが個別暗証コードとして第2メモリ7に登録されているものと判断した場合(ステップS24でyesの場合)には、警備状態を切り換える(ステップS25)。即ち、制御手段2は警備状態が現在警戒状態にあるか、解除状態にあるかを認識しており、警戒状態にあるときにステップS24の判断でyesである場合には、警備状態を警戒状態から解除状態に切り換え、解除状態にあるときにステップS24の判断でyesである場合には、警備状態を解除状態から警戒状態に切り換えるのである。そして、制御手段2は、切り換えられた後の警備状態を警備装置に通知(ステップS26)して待機状態に戻る。
【0044】
しかし、入力された暗証コードが個別暗証コードとして第2メモリ7に登録されているものではない場合(ステップS24でnoの場合)には、制御手段2は、「この情報媒体は使えません。」等の、今回の操作が無効であることを示す所定のメッセージを表示手段5に表示(ステップS27)して、待機状態に戻る。即ち、この場合には、暗証コード読取手段3に近づけられた情報媒体10は登録用暗証コードとして登録されたものでもなく、個別暗証コードとして登録されたものでもないので、このとき入力された暗証コードに基づいて何等かの処理を行うことはできない。そこで、ステップS24の判断でnoと判断した場合には、制御手段2はこの暗証コードを無効とするのである。
【0045】
次に、図3のステップS10で入力がキー入力である場合の動作について、図6を参照して説明する。
この場合、制御手段2は、まず、入力されたキー入力が、登録用暗証コードの抹消を指示するものであるか否かを判断する(ステップS28)。登録用暗証コードの抹消を指示するものでない場合(ステップS28でnoの場合)には、制御手段2は、そのキー入力に応じた処理を実行(ステップS29)して、待機状態に戻る。即ち、この警備状態設定装置1では、キー入力手段4から予め定められたキー入力を行うことによって、制御手段2に対して、それぞれ所定の動作を行わせるように設定することが可能であり、そのように設定されている場合には作業者が所望する動作を制御手段2に行わせるためにキー入力を行う場合がある。登録用暗証コードの抹消の処理もその一つである。そこで、ここでは、キー入力があった場合にはステップS28でキー入力が登録用暗証コードの抹消を指示するものであるか否かを判断するようにしているのである。キー入力が登録用暗証コードの抹消を指示するもの以外である場合については本発明の本質的な事項ではないので説明は省略する。
【0046】
キー入力が登録用暗証コードの抹消を指示するものである場合(ステップS28でyesの場合)、制御手段2は、登録用暗証コードを抹消するための操作を案内する所定のメッセージを表示手段5に表示する。このときのメッセージとしては、例えば「登録用暗証コードを抹消します。個別暗証コードの情報媒体を近づけて下さい。」等、登録用暗証コードの抹消を行うことを示し、更にその場合の操作のガイダンスを行うものであればよい。
【0047】
そして、制御手段2は、暗証コード読取手段3からの暗証コードの入力を待機するが、ここではこのときにはタイムアウト時間が設定されており、暗証コード読取手段3からの暗証コードの入力が行われることなくタイムアウト時間が経過すると(ステップS32でyesの場合)、登録用暗証コードの抹消の意志無しと判断して、図3のステップS9、即ち待機状態に戻る。このタイムアウト時間は任意に定めることができる。また、タイムアウト時間の計時は、ステップS30で上記メッセージを表示したときから行えばよい。
【0048】
しかし、タイムアウト時間が経過する前に、ステップS30で表示手段5に表示されたメッセージに対して作業者が情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づけると、暗証コード読取手段3は情報媒体10から送信された暗証コードを受信して制御手段2に渡す。これにより制御手段2は、暗証コードが入力されたと判断して(ステップS31でyesの場合)、タイムアウト時間の計時をクリアする。
【0049】
そして、制御手段2は、入力された暗証コードを解釈して、正規のフォーマットであることを認識すると(ステップS33でyesの場合)、次に、第2メモリ7を検索して、当該入力された暗証コードが個別暗証コードとして登録されているものか否かを判断する(ステップS34)。そして、制御手段2は、入力された暗証コードが個別暗証コードとして第2メモリ7に登録されているものである場合(ステップS34でyesの場合)には、これまで第1メモリ6に登録用暗証コードとして登録されていた暗証コードを抹消(ステップS35)して、図2のステップS3に戻る。従って、これ以降は、上述したステップS3〜S7の動作が行われることによって、新たな暗証コードを登録用暗証コードとして第1メモリ6に登録することが可能となる。
【0050】
なお、ステップS33の判断において、入力された暗証コードのフォーマットが正規のものでないと判断した場合には、制御手段2は、ステップS6、S12、S20と同様に、「正しい情報媒体を使用して下さい。」等の正規の情報媒体10を使用することを要求するメッセージを表示手段5に表示(ステップS36)して、ステップS31に戻り、暗証コードの入力を待機する。また、ステップS34の判断で、入力された暗証コードが個別暗証コードとして第2メモリ7に登録されているものでない場合には、「個別暗証コードの情報媒体を使用して下さい。」等の、第2メモリ7に個別暗証コードとして登録されている暗証コードが書き込まれた情報媒体を使用することを指示する所定のメッセージを表示手段5に表示(ステップS37)して、ステップS31に戻り、暗証コードの入力を待機する。
【0051】
[操作の説明]
以上が図1に示す警備状態設定装置1の動作であり、次に、登録用暗証コード及び個別暗証コードの登録、抹消を行う場合の操作、そして警備状態を切り換える場合の操作について説明する。
【0052】
[登録用暗証コードの登録の操作]
まず、警備状態設定装置1に電源を投入し、その後、表示手段5に登録用暗証コードの登録を要求するメッセージが表示(図2のステップS3)されたら、適宜な情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づければよく、これで当該情報媒体10の暗証コードが登録用暗証コードとして第1メモリ6に登録される。このとき用いる情報媒体10は当該警備状態設定装置1に付属されたものでもよく、同一機種の他の警備状態設定装置1に付属されたものでもよい。なお、以下、登録用暗証コードとして登録した情報媒体を登録用情報媒体と称することにする。
【0053】
[個別暗証コードの登録の操作]
登録用暗証コードを登録した後、制御手段2が待機状態にあるときに登録用情報媒体を暗証コード読取手段3に近づける。これにより制御手段2は図4に示すフローチャートの動作に入る。そして、作業者は、図4のステップS14で表示されるメッセージに従って、キー入力手段4からチャンネル番号を入力し、次に適宜な情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づける。これによって制御手段3は図4のステップS22の処理を行うので、当該情報媒体10の暗証コードが、個別暗証コードとして、第2メモリ7の、入力された番号のチャンネルに登録される。複数の個別暗証コードを登録したい場合には、チャンネル番号の入力、及び情報媒体10を暗証コード読取手段3に近づける操作を繰り返せばよい。このとき用いる情報媒体10についても、当該警備状態設定装置1に付属されたものでもよく、同一機種の他の警備状態設定装置1に付属されたものでもよい。なお、以下、個別暗証コードとして登録した情報媒体を個別情報媒体と称することにする。
そして、これらの個別情報媒体は、警備状態の切り換えを行うユーザに貸与されることになる。
【0054】
[警備状態の切り換えの操作]
個別暗証コードを登録した後は、個別情報媒体を使用して警備状態を切り換えることができる。警備状態を切り換える場合には、制御手段2が待機状態にあるときに個別情報媒体を暗証コード読取手段3に近づけるだけでよい。このことによって、制御手段2は、図5のステップS25の警備状態切り換えの動作を行う。従って、警戒状態にあるときに個別情報媒体を暗証コード読取手段3に近づければ解除状態にすることができ、解除状態にあるときに個別情報媒体を暗証コード読取手段3に近づければ警戒状態にすることにできる。
【0055】
[個別暗証コードの抹消の操作]
個別情報媒体を紛失した場合には、当該個別情報媒体の個別暗証コードを抹消する必要がある。その紛失の原因が盗難であったり、落とし物であったりした場合、紛失した個別情報媒体の個別暗証コードを抹消しておかないと、その個別情報媒体を盗難した者あるいは拾った者によって使用されてしまう可能性があるからである。
個別暗証コードを抹消する場合には、まず、制御手段2が待機状態にあるときに登録用情報媒体を暗証コード読取手段3に近づける。これにより制御手段2は図4に示すフローチャートの動作に入る。そして、作業者は、図4のステップS14で表示されるメッセージに従って、キー入力手段4から、抹消しようとする個別暗証コードが登録されているチャンネル番号を入力し、次に、再度登録用情報媒体を暗証コード読取手段3に近づける。これによって制御手段3は図4のステップS23の処理を行うので、当該チャンネルに登録されていた個別暗証コードが抹消される。
なお、抹消しようとする個別暗証コードが登録されているチャンネル番号が判然としない場合には、例えば、一旦全ての個別暗証コードを抹消してから再度個別暗証コードを登録するようにすればよい。
【0056】
[登録用暗証コードの抹消の操作]
登録用情報媒体を紛失した場合には、その登録用暗証コードを抹消する必要がある。この場合には、まず、制御手段2が待機状態にあるときにキー入力手段4から、登録用暗証コードの抹消を指示するためのキー入力を行う。これにより制御手段2は図6に示すフローチャートの動作に入る。そして、作業者は、図6のステップS30で表示されるメッセージに従って、当該警備状態設定装置1において、その暗証コードが個別暗証コードとして登録されている個別情報媒体を暗証コード読取手段3に近づける。これによって制御手段3は図6のステップS35以下の処理を行うので、これまで第1メモリ6に登録されていた登録用暗証コードが抹消され、新たな登録用暗証コードを登録することができる。
【0057】
以上のようであるので、この警備状態設定装置1によれば、ユーザ側で容易に登録用暗証コードをマスタ組みすることができ、また、登録用暗証コードが記憶された情報媒体あるいは個別暗証コードが記憶された情報媒体を紛失した場合に、ユーザが容易に、その登録用暗証コードあるいは個別暗証コードを抹消することができる。
【0058】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、変形について説明する。
(1)上記の実施形態では、登録用暗証コードを抹消する場合には、キー入力手段4から所定のキー入力を行うものとしたが、キー入力手段4とは別個のスイッチを設け、登録用暗証コードを抹消する場合には、先ずそのスイッチを押してから、情報媒体を暗証コード読取手段3に近づけて個別暗証コードを入力するようにしてもよい。要するに、登録用暗証コードを抹消するための操作として予め定められた所定の操作を行った後に個別暗証コードを入力した場合に限り、登録用暗証コードが抹消されるようにすればよい。
(2)上述した実施形態では、タイムアウト時間は、図4のステップS16と、図6のステップS32の2箇所だけに設定されているものとしたが、その他の所望の箇所にもタイムアウト時間を設定してもよい。
(3)メッセージは表示手段5に表示するものとしたが、音声合成技術を用いた音声メッセージを用いてもよく、表示手段5による視覚的なメッセージと、音声による聴覚的なメッセージの両方を用いてもよい。
(4)表示手段5には、現在の警備状態が現在警戒状態であるか、解除状態であるかを表示するようにしてもよい。また、現在の警備状態を示すために、表示手段5とは別個にLED等の発光素子を設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る警備状態設定装置の一実施形態を示す図である。
【図2】警備状態設定装置1の電源投入時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】登録用暗証コードの登録後の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】登録用暗証コードの登録後の動作を説明するためのフローチャートであり、個別暗証コードの第2メモリ7への登録、既に第2メモリ7に登録されている個別暗証コードの抹消に関する動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】登録用暗証コードの登録後の動作を説明するためのフローチャートであり、警備状態の切り換えに関する動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】登録用暗証コードの登録後の動作を説明するためのフローチャートであり、登録用暗証コードの抹消に関する動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…警備状態設定装置、2…制御手段、3…暗証コード読取手段、4…キー入力手段、5…表示手段、6…第1メモリ、7…第2メモリ、10…情報媒体。

Claims (1)

  1. 警備装置と接続され、警備状態の切り換えを行う警備状態設定装置であって、
    制御手段と、
    情報媒体に書き込まれた所定のフォーマットの暗証コードを読み取る暗証コード読取手段と、
    数字キー及び/又は記号キーが配置されたキー入力手段と、
    第1メモリと、
    暗証コードを登録するチャンネルが複数設けられた第2メモリと
    を少なくとも備え、
    制御手段は、
    電源投入後、情報媒体によって暗証コード読取手段から前記所定のフォーマットの暗証コードが入力されると、当該入力された暗証コードを登録用暗証コードとして第1メモリに登録して、次の操作を待機する待機状態に入り、
    待機状態において、
    第1メモリに登録された登録用暗証コードが書き込まれた情報媒体によって暗証コード読取手段から登録用暗証コードが入力され、更に、キー入力手段からチャンネル番号が入力され、更にこの後、情報媒体によって暗証コード読取手段から前記所定のフォーマットの暗証コードであって、第1メモリに登録された登録用暗証コードと異なる暗証コードが入力された場合には、当該入力された登録用暗証コードと異なる暗証コードを個別暗証コードとして第2メモリの前記入力された番号のチャンネルに登録する処理を行い、
    また、待機状態において、
    第1メモリに登録された登録用暗証コードが書き込まれた情報媒体によって暗証コード読取手段から登録用暗証コードが入力され、更に、キー入力手段からチャンネル番号が入力され、更にこの後、第1メモリに登録された登録用暗証コードが書き込まれた情報媒体によって暗証コード読取手段から登録用暗証コードが入力された場合には、前記入力された番号のチャンネルに登録されている個別暗証コードを抹消する処理を行い、
    また、待機状態において、
    情報媒体によって暗証コード読取手段から第2メモリに登録された個別暗証コードが入力された場合には警備状態を切り換えて、切り換えた後の警備状態を警備装置に通知する処理を行い、
    また、待機状態において、
    キー入力手段から登録用暗証コードの抹消を指示するキー入力がなされ、更に、情報媒体によって暗証コード読取手段から第2メモリに登録された個別暗証コードが入力された場合には、第1メモリに登録用暗証コードとして登録されている暗証コードを抹消する処理を行う
    ことを特徴とする警備状態設定装置。
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