JP2006079489A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ICカード20と非接触式の通信を行うゲート端末10において、通信対象となるICカードを、検出信号を送信し、その応答の有無によって検出する検出部11,131と、検出部131が繰り返し検出を行った場合に、ICカード20からの応答の有無の推移に基づいて、ICカード20の利用者の指示を認識する認識部132とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
クレジット及び電子マネーの機能を備えるレジ端末などの外部端末が、クレジット及び電子マネーの機能を備えるICカードと通信を行い、商品代金の決済をする場合には、ICカードの利用者がいずれの機能を用いて決済を行うかを選択し、この選択指示を店員がレジ端末のキーボードなどを操作して入力していた。
つまり、外部端末及びICカードが処理を行う場合に、選択などの利用者の指示が必要なときには、利用者の指示を外部端末が入力し、この指示に応じて外部端末が処理を行っていた。
また、外部端末及び他の非接触通信が可能な携帯型情報記憶媒体が処理を行い、利用者の指示が必要な場合も同様の問題があった。携帯型情報記憶媒体とは、ICカード(SIMカード、UIMカードなどを含む。)、ICタグ、非接触のトークン、携帯電話又は携帯ホルダに挿入されているICカード、ICカード機能を備える携帯電話機など、所定の外部端末が読み出し可能なように情報を記憶する携帯型の情報記憶媒体である。
更に、PINなどの認証情報など、利用者が提供する情報(提供情報)を入力する場合にも同様の問題があった。
(1)応答要求を繰り返し送信し、この応答要求に対する応答の有無の推移など、非接触式の通信の対象となる一の携帯型情報記憶媒体の検出状態の推移に基づいて、この携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は利用者の提供情報を認識することによって、利用者は、携帯型情報記憶媒体を情報処理装置のリーダライタに対して翳したり、離したりすることによって簡易に指示、提供する情報を情報処理装置に入力することが可能となる。特に、利用者の提供情報として、認証情報など、携帯型情報記憶媒体の正当利用者のみが知りうる情報を入力することができ、セキュリティを向上することが可能となる。
(2)また、検出状態変遷回数、検出状態継続時間、非検出状態継続時間などの検出状態の推移に基づいて利用者の指示及び/又は利用者の提供情報を認識することによって、多種多様な利用者の指示、利用者の提供情報を入力することが可能となる。
(3)認証情報、ID番号、所属部署識別情報など、利用者の識別情報、属性情報などを利用者が入力することによって、携帯型情報記憶媒体の利用者の識別、利用者の属性の識別などを行うことが可能となる。
(4)所定の時間以上継続して一の携帯型情報記憶媒体を検出する状態、又は、検出しない状態となった場合に、それまでの検出状態の推移に基づいて認識を行うことによって、利用者が携帯型情報記憶媒体をリーダライタに対して所定の時間以上翳す、又は、リーダライタから所定の時間以上離すことによって、利用者の指示、提供情報を認識する元となる検出状態の推移の範囲を、利用者が情報処理装置に容易に伝えることができる。特に、所定の時間以上継続して一の携帯型情報記憶媒体を検出する状態となるまでの検出状態の推移に基づいて認識を行う場合には、通信可能な状態を保ちながら認識を行うため、一の携帯型情報記憶媒体と通信を行いながら、認識した指示に応じた処理を即座に行うことができ、処理の迅速化を図ることが可能となる。
(5)利用者に検出結果、認識結果を通知することによって、利用者は、情報処理装置によって携帯型情報記憶媒体が正確に検出されているか、指示、提供情報が情報処理装置によって正確に認識されているかを確認することが可能となる。
図1は、本発明による情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施例における情報処理装置は、ゲート端末10である。
図1に示すように、セキュリティ管理システム1は、ゲート端末10、ICカード20、ゲート鍵30、セキュリティ装置40などを備えている。セキュリティ管理システム1は、ビル、会場、部屋など、所定の領域の入退場を管理するとともに、所定の期間において領域への侵入者を検出するなど、領域内におけるセキュリティを管理するコンピュータシステムである。
セキュリティ装置40は、ゲート端末10から指示があった所定の期間(所定の領域内が無人となる期間など)において領域内における異常の発生に対処するためのセキュリティシステムを管理する情報装置であって、侵入者の検出、火災監視などの異常検出、警察、消防、管理者への非常通報などの対処措置などを行う。セキュリティ装置40は、ゲート端末10からのセキュリティシステムセット指示に応じて、監視の開始/終了の切り替えを行う。
ICチップ21のメモリには、入退場ゲートを開錠するための入退場ゲート開錠アプリ、セキュリティシステムをセットするためのセキュリティシステムセットアプリなどの機能に対応する複数のアプリケーションが記憶されている。
非接触通信部11は、リーダライタ、変復調回路などを備え、制御部13及び通信可能範囲内(近傍、近接)にあるICカード20間の非接触通信を媒介する。
制御部13は、CPU、メモリなどを備え、メモリ、記憶部14などに記憶されているプログラムをCPUが実行することによって種々の演算、制御などを行い、ゲート端末10を統括制御する中央処理装置であって、検出部131、認識部132などを備えている。メモリは、CPUの処理に必要なデータ、プログラムを記憶している。
図2に示すように、検出部131は、ICカード20を検出するため、ICカード20からの応答を要求する信号である検出信号を繰り返し、継続的に送信するなど、継続的にポーリングを行っている。検出部131は、ICカード20からの応答を受信することによって、ゲート端末10の通信範囲内にある、通信対象となるICカード20を検出する。なお、利用者がICカード20をゲート端末10に翳すなど、検出部131がICカード20から応答を受信している検出状態をON状態、利用者がICカード20をゲート端末10から離すなど、ICカード20から応答がない非検出状態をOFF状態という(他の実施例において同様。)。
記憶部14は、制御部13の処理に必要なプログラム、データなどを記憶するメモリ、ハードディスクなどの記憶装置である。記憶部14には、検出部131が検出したICカード20のカード識別子など、通信記録が記憶される。
図3に示すように、ステップ110(以下、「ステップ」を「S」という。)において、検出部131がICカード20からの応答を受信してICカード20を検出し、処理を開始する。制御部13は、検出したICカード20の識別子を記憶部14に記憶する(S110,S120)。認識部132は、検出部131がICカード20を検出してからのON状態が、所定時間(T1)以上続く場合には、利用者が入退場ゲート開錠を指示していると認識する(S130,S180、図4(a))。
通知部12は、認識部132の認識した利用者の指示に応じた色のLEDを点灯するなど、認識結果を利用者に通知し(S160,S190)、制御部13は、入退場認証アプリ又はセキュリティシステムセットアプリを選択するコマンドをICカード20に送信する、開錠指示をゲート鍵30に送信する又はセキュリティセット指示をセキュリティ装置40に送信するなど、利用者の指示に対応する処理を行い(S170,S200)、処理を終了する(S210)。
また、ゲート端末10は、利用者に認識結果を通知するため、利用者は、ゲート端末10によって指示が正確に認識されているかを確認することが可能となった。
図5に示すように、セキュリティ管理システム1−2は、ゲート端末10−2、ICカード20、ゲート鍵30などを備えている。セキュリティ管理システム1は、所定の領域のゲートにおける入退場を制限し、管理するコンピュータシステムである。
制御部13−2は、CPU、メモリなどを備え、種々の演算、制御などを行い、ゲート端末10−2を統括制御する中央処理装置であって、検出部131、測定部133、認証部134などを備えている。
測定部133は、検出部131がICカード20を検出した場合に、ON状態の継続時間、OFF状態の継続時間、検出状態変遷回数など、このICカード20の検出状態の推移を測定する。
認証部134は、測定部133が測定した検出状態を利用者が入力した認証情報として認識する。認証部134は、この入力認証情報と、記憶部14−2に記憶されている登録認証情報とに基づいて、利用者がゲートを通過する権利を有する正当権限者であることを認証する。認証できた場合には、制御部13−2は、開錠指示をゲート鍵30に送信し、ゲートの鍵を開錠する。
記憶部14−2は、登録認証情報を記憶している。
図6(a)に示すように、記憶部14−2は、各ON状態の継続時間(T3など)、各OFF状態の継続時間(T3’など)、状態変遷回数(N;OFF状態からON状態への情報変遷回数)などを含み、検出状態の推移を示す情報を登録認証情報として記憶している。認証部134は、図6(b)に示すように、検出部131がICカード20を検出してから、所定時間(T6)以上、OFF状態が続く状態(OFF状態(N))となるまでに測定部133によって測定された検出部131の検出状態を入力認証情報として認識する。認証部134は、この入力認証情報と、記憶部14−2に記憶されている登録認証情報と比較し、利用者を認証するか否かを判定する。認証部134は、入力認証情報が登録認証情報の所定の誤差範囲内で一致する場合には、利用者を認証する。
図7に示すように、検出部131がICカード20を検出した場合に、測定部133は、検出状態の推移の測定を開始し(S320)、制御部13−2は、記憶部14−2にICカード20のカード識別子を記憶する(S330)。認証部134は、所定時間(T6)以上、OFF状態が続く状態(OFF状態(N))となった場合に、測定部133が測定した検出状態を入力認証情報として記憶部14−2に記憶されている登録認証情報と比較し、認証処理を行う(S340,S350)。
認証部134が認証した場合には、制御部13−2は、開錠指示をゲート鍵30に送信し(S360,S370)、ゲートの鍵を開錠し、処理を終了する(S380)。
更に、検出状態変遷回数、ON状態継続時間、OFF状態継続時間などの検出状態の推移に基づいて利用者の認証情報を認識することによって、多種多様な利用者の認証情報を入力することが可能となった。
更にまた、ゲート端末10−2は、ICカード20の検出後に、所定の時間以上継続してOFF状態となった場合に、それまでの検出状態の推移に基づいて認識を行うため、利用者が所定の時間以上、ICカード20をリーダライタから離すことによって、利用者の認証情報を認識する元となる検出状態の推移の範囲を、利用者がゲート端末10−2に容易に伝えることが可能となった。
図8に示すように、カード処理システム1−3は、外部端末10−3、ICカード20−2などを備えている。カード処理システム1−3は、利用者認証、クレジット決済、電子マネー決済などの複数のサービスのうち、利用者の指示に応じたサービスをICカード20−2の利用者に提供するシステムである。
切替スイッチ23は、利用者が操作することによって、外部端末10−3との非接触通信が可能な状態、不可能な状態を利用者の指示に応じて切り替えるスイッチである。本実施例においては、切替スイッチ23は、アンテナ22の回路を短絡することによって非接触通信が可能な状態(ON)、不可能な状態(OFF)を切り替える。ICカード20−2を使用していない場合に切替スイッチ23をOFFへ切り替え、ICカード20−2内の情報が不正者のリーダライタによって利用者が気付かぬうちに盗み読まれることを防止する、また、利用者の操作によってON及びOFFの期間を調整することができるようにするため、切替スイッチ23は、利用者が押圧している間にOFFからONへ切り替えている構造であることが望ましい。
外部端末10−3は、非接触通信部11、通知部12−2、制御部13−3、記憶部14−3などを備え、制御部13に各部11,12−2,14−3が接続されている。
通知部12−2は、外部端末10−3がICカード20−2を検出したことを利用者に通知するための通知手段であって、例えば、検出時に点灯するランプ、検出時に所定の音を出力するスピーカーなどである。
測定部133−2は、OFF状態からON状態への検出状態変遷回数を測定する。
認識部132−2は、検出部131がICカード20−2を検出してから、所定時間以上ON状態が続く状態となるまでに測定部133−2によって測定された検出状態変遷回数を、記憶部14−3に記憶されている利用者指示テーブルで参照し、利用者指示を認識する。
記憶部14−3は、利用者指示テーブルなどを記憶している。
図9に示すように、利用者指示テーブルは、検出状態変遷回数と、利用者が指示する処理とを対応させている。認識部132−2は、この利用者指示テーブルを参照し、測定部133−2によって測定された検出状態変遷回数に対応する処理を、利用者が実行を指示する処理として認識する。
図10に示すように、外部端末10−3は、S400からS420まで、実施例2におけるゲート端末10−2のS200からS220までと同様の処理を行う。
通知部12−2は、ランプを点灯し、検出部131がICカード20−2を検出していること(ON状態であること)を利用者に通知し(S430)、制御部13−3は、ICカードのカード識別子を記憶部14−3に記憶する(S440)。通知部12−2は、ON状態となるたびに、その旨を利用者に通知する(S460,S470)。
また、外部端末10−3は、ICカード20−2の検出後に、所定の時間以上継続してON状態となった場合に、それまでの検出状態の推移に基づいて認識を行うため、利用者の認証情報を認識する元となる検出状態の推移の範囲を、利用者が外部端末10−3に容易に伝えることができる。更に、通信可能なON状態を保ちながら認識を行うため、ICカード20−2と通信を行いながら、認識した指示に応じた処理を即座に行うことができ、処理の迅速化を図ることが可能となった。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、各実施例において、携帯型情報記憶媒体としてICカード20,20−2を例示したが、SIMカード、UIMカード、ICタグ、非接触のトークン、ICカード機能を備える携帯電話機など、他の非接触通信を行う携帯型情報記憶媒体であってもよい。
同様に、実施例1及び実施例2において、情報処理装置としてゲート端末10,10−2を例示したが、これに限定されず、通信可能範囲内にある携帯型情報記憶媒体を検出し、非接触通信を行う情報処理装置であればよい。
図11に示すように、S600において検出部131は、検出信号を送信し、検出部131がICカード20を検出した場合に、ゲート端末10は、記憶部14にそのカード識別子を記憶する(S610,S620)。検出部131は、一定時間(非常に短い時間)検出信号の送出を停止した後に、検出信号を再び送信し、ICカード20の検出を行う(S630)。
検出部131が同一のICカード20(記憶部14に記憶されているカード識別子を有するICカード20)を検出した場合には、認識部132は、利用者が入退場ゲート開錠を指示していると認識する(S640,S700)。
通知部12は、認識結果を利用者に通知し(S680,S710)、制御部13は、利用者の指示に対応する処理を行い(S690,S720)、処理を終了する(S730)。
また、S630又はS650において、検出部131が他のカードを検出した場合には、カードが差し替えられたと判断し、そのICカードの識別子を記憶部14に記憶するなど、同様の処理を繰り返す(S640,S620,S630、S660,S620〜S650など)。
更に、所定の時間以上のOFF状態(又はON状態)を検出した場合には、ゲート端末10−2は、利用者の指示としてキャンセルを認識し、検出した検出状態をリセットし、測定をし直しても良い。利用者が間違えたタイミングでICカード20をリーダに翳してしまった場合には、容易に修正することができ、利用者の利便性を向上することが可能となる。他の実施例においても同様である。
1−3 カード処理システム
10,10−2 ゲート端末
10−3 情報処理装置
11 非接触通信部
12,12−2 通知部
13,13−2,13−3 制御部
14,14−2,14−3 記憶部
20,20−2 ICカード
21 ICチップ
22 アンテナ
23 切替スイッチ
30 ゲート鍵
40 セキュリティシステム
131 検出部
132 認識部
133 測定部
134 認証部
Claims (14)
- 携帯型情報記憶媒体と非接触式の通信を行う情報処理装置において、
通信対象となる携帯型情報記憶媒体を検出する検出手段と、
前記検出手段が繰り返し検出を行った場合に、一の携帯型情報記憶媒体の検出状態の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識する認識手段とを備えること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記検出手段は、携帯型情報記憶媒体へ応答要求を送信する応答要求送信手段と、この応答要求に対する応答を携帯型情報記憶媒体から受信する応答受信手段とを有し、
前記認識手段は、前記応答要求送信手段が繰り返し応答要求を送信した場合に、前記応答受信手段による一の携帯型情報記憶媒体からの応答の受信の有無の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
前記認識手段は、前記検出手段によって一の携帯型情報記憶媒体が継続的又は断続的に検出された場合に、検出状態変遷回数、検出状態継続時間又は非検出状態継続時間のうち、いずれか一若しくは複数、又は、全部に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の情報処理装置において、
前記認識手段は、前記一の携帯型情報記憶媒体の検出状態の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の識別情報及び/又は属性情報を認識すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の情報処理装置において、
前記検出手段による一の携帯型情報記憶媒体の検出状態の推移を測定する検出状態測定手段を備え、
前記認識手段は、前記検出状態測定手段による測定結果に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の情報処理装置において、
前記認識手段は、前記検出手段によって一の携帯型情報記憶媒体が検出され、その後に、前記検出手段が所定の時間以上継続して前記一の携帯型情報記憶媒体を検出する状態、又は、前記検出手段が所定の時間以上継続して前記一の携帯型情報記憶媒体を検出しない状態となった場合に、前記検出手段のそれまでの検出状態の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の情報処理装置において、
前記検出手段による検出結果及び/又は前記認識手段による認識結果を前記利用者に通知する通知手段を備えること、
を特徴とする情報処理装置。 - 携帯型情報記憶媒体と非接触式の通信を行う情報処理装置に実行させるプログラムにおいて、
通信対象となる携帯型情報記憶媒体を繰り返し検出する検出手順と、
前記検出手順における一の携帯型情報記憶媒体の検出状態の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識する認識手順とを備えること、
を特徴とするプログラム。 - 請求項8に記載のプログラムにおいて、
前記検出手順は、携帯型情報記憶媒体へ繰り返し応答要求を送信する応答要求送信手順と、この応答要求に対する応答を携帯型情報記憶媒体から受信する応答受信手順とを有し、
前記認識手順は、前記応答受信手順における一の携帯型情報記憶媒体からの応答の受信の有無の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とするプログラム。 - 請求項8又は請求項9に記載のプログラムにおいて、
前記認識手順は、前記検出手順において一の携帯型情報記憶媒体が継続的又は断続的に検出した場合に、検出状態変遷回数、検出状態継続時間又は非検出状態継続時間のうち、いずれか一若しくは複数、又は、全部に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とするプログラム。 - 請求項8から請求項10までのいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記認識手順は、前記一の携帯型情報記憶媒体の検出状態の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の識別情報及び/又は属性情報を認識すること、
を特徴とするプログラム。 - 請求項8から請求項11までのいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記検出手順における一の携帯型情報記憶媒体の検出状態の推移を測定する検出状態測定手順を備え、
前記認識手順は、前記検出状態測定手順における測定結果に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とするプログラム。 - 請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記認識手順は、前記検出手順において一の携帯型情報記憶媒体を検出し、その後に、所定の時間以上継続して前記一の携帯型情報記憶媒体を検出する状態、又は、所定の時間以上継続して前記一の携帯型情報記憶媒体を検出しない状態となった場合に、前記検出手順におけるそれまでの検出状態の推移に基づいて、前記一の携帯型情報記憶媒体の利用者の指示及び/又は前記利用者の提供情報を認識すること、
を特徴とするプログラム。 - 請求項8から請求項13までのいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
前記検出手順における検出結果及び/又は前記認識手順における認識結果を前記利用者に通知する通知手順を備えること、
を特徴とするプログラム。
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