JPH10124634A - 非接触媒体処理方法とその装置および入退室管理装置 - Google Patents
非接触媒体処理方法とその装置および入退室管理装置Info
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Abstract
て、室のドアを開錠、施錠または警戒モードのいずれか
に切換えるような簡単な非接触構造を有する非接触媒体
処理方法とその装置および入退室管理装置の提供を目的
とする。 【解決手段】この発明は、非接触媒体と非接触に交信す
る際、この非接触媒体が交信操作された交信操作パター
ンに応じて設定モード切換え手段が設定モードを切換え
ることを特徴とする。
Description
室の管理に用いられるような装置に関し、さらに詳しく
はカードキー等の非接触媒体の交信操作によって、ドア
を開錠、施錠、警戒等の各種モードに切換えることがで
きる非接触媒体処理方法とその装置および入退室管理装
置に関する。
装置を例にとって説明すると、この入退室管理装置は室
の入口部分に非接触IDアンテナを備えた非接触カード
リーダを設け、ここにDC(データキャリア)を備えた
非接触カードキーが通信対応したとき、同カードキーの
ID情報を非接触に読取って室のドアを開閉するように
構成している。また、ドアによってはセキュリティ性を
高めるために警戒モードに設定する施錠システムも配備
されており、この場合も同様に非接触にデータ交信して
警戒モードにセットできるように構成している。
合は、磁気カードリーダに比べて非接触でドアを開錠、
施錠あるいは警戒モードにするため、カードの取扱い操
作性が極めて容易になる利点が知られている。
場合、カードキーと交信させるために開錠押しボタン、
施錠押しボタン、警戒押しボタン等の交信専用の押しボ
タンをドアやその周辺に配備する必要があるため、ドア
周辺の美観を損ない、また各種押しボタンを配備するた
めにコスト高となる問題を有していた。
接触媒体をかざした回数によって、室のドアを開錠、施
錠または警戒モードのいずれかに切換えるような簡単な
非接触構造を有する非接触媒体処理方法とその装置およ
び入退室管理装置の提供を目的とする。
非接触媒体が交信操作された交信操作パターンに応じて
設定モードを切換えることを特徴とする非接触媒体処理
方法である。
触に交信する非接触媒体処理装置であって、上記非接触
媒体が交信操作された交信操作パターンに応じて設定モ
ードを切換える設定モード切換え手段を備えたことを特
徴とする。
触媒体をかざした回数が交信操作パターンであることを
特徴とする。
置を用いて室の入退室を管理すべく構成した入退室管理
装置であることを特徴とする。
操作した交信操作パターンに応じて、開錠、施錠、警戒
モードのような予め設定したモードに切換える。
接触媒体処理装置に交信操作したとき、その交信操作パ
ターンに応じて設定モード切換え手段が予め設定された
モードに切換える。
回数を交信操作パターンに捉えて設定モードを決定す
る。このような非接触媒体処理装置を室の入退室を管理
する入退室管理装置に適用してドアの開閉管理や入退室
人数を管理する。
接触媒体の交信操作パターンによって設定モードを変更
できるため、例えば非接触媒体を室のドアを開閉するカ
ードキーに適用した場合は、このカードキーを1回かざ
すと開錠、2回かざすと施錠、3回かざすと警戒モード
になるように、かざした回数別に交信操作パターンを設
定すれば、このかざした回数によってドアの機能を設定
変更してドアを容易に開閉管理できる。
するための専用の押しボタンが不要となり、このシンプ
ルな構造によりドア周辺の美観を損なわず、低コスト化
を図ることができる。
退室を管理する入退室管理装置に適用した場合は、非接
触操作で施錠開錠操作を行うことができ、このドアの開
閉管理に加えて入退室人数の管理も合わせて行うことが
可能であり、しかも警戒モード等に設定することができ
るなどセキュリティ性および信頼性の高い入退室管理が
できる。
述する。図1は室の入退室を管理する入退室管理装置を
示し、この入退室管理装置はカードキーとして用いられ
るID情報を備えた非接触IDカード(以下カードと称
す)11を有しは、このカード11がドア12の近傍位
置に設置された非接触カードリーダ13の通信エリア1
4に入ったとき、非接触に送受信してデータ交信するよ
うに構成している。
図を示し、この交信機能を有するカード11には利用者
を特定する氏名やコード番号等の個人のDC(データキ
ャリア)11aが記憶されており、このDC11aが非
接触カードリーダ13で読取りチェックされる。この非
接触カードリーダ13のCPU21はROM22に格納
されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制
御データをRAM23で読出し可能に記憶する。
号に基づいて電磁波送信データを送信アンテナ25を介
して通信エリア14に送信出力し、受信回路26はカー
ド11からの電磁波受信データを受信アンテナ27を介
して受信入力する。
器、ブザー、時計等を備えた外部機器28が接続され、
この外部機器28の表示器にはカードの有効無効を読取
った判定結果や警戒モードを液晶表示し、異常発生時に
はブザーで警報音を出力し、カード11が交信利用され
たときの読取り対応時刻を時計により求め、これをRA
M23で記憶する。
ーマット31の一例を示し、このデータフォーマット3
1はカードと交信対応した読取り時刻32と、そのとき
のカードIDデータ33とを記憶管理するように設定
し、0,1秒刻みに正確にカード11との交信対応した
時刻を計時する。
ードが交信操作された回数を判定するための操作パター
ンデータを図4に示す。この操作パターンデータ41は
読取り時刻データ欄42にカードと交信操作した交信時
刻を記録し、カードIDデータ欄43に一定時間内(数
秒)に同一カード11を何回読取ったかを記憶する。
用者が同一カード11を通信エリア14にかざして交信
操作した交信回数を操作パターンとして捉え、この交信
回数別にカードキーとしての種々の設定モードを定めて
いる。例えば、カードを1回かざすと開錠、2回かざす
と施錠、3回かざすと警戒モードのように3種類のモー
ドに設定した場合、このかざした回数によってドア12
を開閉管理する。
時59分11秒8」に同一カードが1回交信操作された
ことを表し、この場合はカードが1回かざされたと判定
して開錠モードに設定する。
2秒1〜12時10分12秒3の0.2秒間に同一カー
ドが2回交信操作されたことを表し、この場合はカード
が2回かざされたと判定して施錠モードに設定する。
9秒8〜11時00分13秒3」の3.5秒間に同一カ
ードが3回交信操作されたことを表し、この場合はカー
ドが3回かざされたと判定して警戒モードに設定する。
信操作回数によって設定モードを容易に変更できるた
め、このカードを非接触かざすだけで、ドアを簡単に開
閉管理でき、しかも施錠開錠操作以外に、警戒モードも
設定できるなどセキュリティ性および信頼性の高い入退
室管理ができる。
アのモード設定処理動作を図5のフローチャートを参照
して説明する。今、利用者がカード11を用いてドア1
2を開閉する際、このカード11を非接触カードリーダ
13…の通信エリア14にかざして交信操作すると、C
PU21は交信対応するカード11のIDデータを読取
って、その読取り時刻およびIDデータをRAM23に
記憶管理する(ステップn1 〜n2 )。
読取った履歴データの有無および2回目以降に読取った
データをそれぞれ比較し、一定時間内に一致したデータ
がなく、1回限りの有効なカードデータであれば、予め
設定されたカードを1回かざしたときに設定される開錠
モードに設定して、ドア12の図示しないロック機構を
開錠する(ステップn3 〜n5 )。
致データがあれば、CPU21は予め設定されたカード
を2回かざしたときに設定される施錠モードに設定し
て、ドア12のロック機構を施錠する(ステップn6 〜
n7 )。
ータがあれば、CPU21は予め設定されたカードを3
回かざしたときに設定される警戒モードに設定して、セ
キュリティ性を高める(ステップn8 〜n9 )。
理するときは、一定時間内にカードを非接触にかざした
交信回数別にドアを開閉管理する所望の設定モードに切
換えることができる。このため、ドアの開錠施錠を完全
非接触で簡単に行うことができ、また交信専用の押しボ
タンが不要となるため、シンプルな構造となってドア周
辺の美観を高めることができ、また耐埃性、耐水性にも
優れ、設置工数の低減および部品点数の削減から低コス
ト化を図ることができ、さらにドアの開閉管理以外に警
戒モードに設定してセキュリティ性および信頼性の高い
入退室管理ができ、また開閉管理に加えて入退室する人
数を計数すれば人数管理も合わせて行うことができる。
応において、この発明の非接触媒体処理装置は、実施例
の非接触カードリーダ13に対応し、以下同様に、非接
触媒体は、非接触IDカード11に対応し、交信操作パ
ターンは、カード11を通信エリア14にかざした回数
に対応し、設定モードは、開錠モードと、施錠モード
と、警戒モードとに対応し、設定モード切換え手段は、
CPU21に対応するも、この発明は上述の一実施例の
構成のみに限定されるものではない。
概略正面図。
ク図。
ータフォーマットの一例を示すデータ説明図。
データ説明図。
定処理動作を示すフローチャート。
Claims (4)
- 【請求項1】非接触媒体が交信操作された交信操作パタ
ーンに応じて設定モードを切換えることを特徴とする非
接触媒体処理方法。 - 【請求項2】非接触媒体と非接触に交信する非接触媒体
処理装置であって、上記非接触媒体が交信操作された交
信操作パターンに応じて設定モードを切換える設定モー
ド切換え手段を備えた非接触媒体処理装置。 - 【請求項3】交信操作パターンは、一定時間内に非接触
媒体をかざした回数であることを特徴とする請求項2記
載の非接触媒体処理装置。 - 【請求項4】請求項1記載の非接触媒体処理方法、請求
項2または3記載の非接触媒体処理装置を用いて室の入
退室を管理すべく構成した入退室管理装置。
Priority Applications (1)
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- 1996-10-23 JP JP29974996A patent/JP3562178B2/ja not_active Expired - Fee Related
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