JPH0842210A - 入退室管理装置 - Google Patents

入退室管理装置

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JPH0842210A
JPH0842210A JP17378094A JP17378094A JPH0842210A JP H0842210 A JPH0842210 A JP H0842210A JP 17378094 A JP17378094 A JP 17378094A JP 17378094 A JP17378094 A JP 17378094A JP H0842210 A JPH0842210 A JP H0842210A
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JP
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security device
card
card number
receiver
voice
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JP17378094A
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English (en)
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Keiji Tanaka
啓嗣 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通行者がボタン操作することなく容易に防犯
装置の有効(侵入者検知)又は無効(侵入者非検知)に
切り換えられるようにする。 【構成】 ICカード(2)を所持した通行者(1)がカード
リーダ(5)に接近すると、受信機(6)は発信機(4)から発
信されるカード番号(3)を入力し、これが登録番号デー
タ(7)と一致したか判断する。防犯装置(13)の有効・無
効を切り換えたい通行者(1)は特定の音声(14)を発生す
る。これが音声認識装置(16)で登録音声データ(15)と一
致したか判断する。カード番号(3)が一致し、かつ音声
(14)が一致すると、防犯装置(13)が有効なら無効に、無
効なら有効に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物等へ入室又は建
物等から退室する人を管理する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13及び図14は従来の入退室管理装
置を示す図で、図13はブロック線図、図14はカード
リーダの動作フローチャートである。図13において、
(1)は通行者、(2)は通行者(1)が所持する非接触ICカ
ード、(3)はICカード(2)内に記録されたカード番号、
(4)はICカード(2)内のカード番号(3)を送信する発信
機である。
【0003】(5)はICカード(2)を非接触で読み取るカ
ードリーダ、(6)はカードリーダ(5)内に設けられ発信機
(4)からの送信を受信する受信機、(7)は各カード番号が
登録された登録番号データ、(8)は通行者(1)が操作する
ボタン、(9)は表示器、(10)は受信機(6)、登録番号デー
タ(7)、ボタン(8)及び表示器(9)が接続された中央処理
装置、(11)は中央処理装置(10)に接続された電気錠制御
装置、(12)は電気錠制御装置(11)に接続され建物等の扉
を施錠又は解錠する電気錠、(13)は中央処理装置(10)に
接続された防犯装置である。
【0004】従来の入退室管理装置は上記のように構成
され、カードリーダ(5)の動作を図14を参照して説明
する。通行者(1)はICカード(2)を所持しており、通行
者(1)が入室のためカードリーダ(5)に接近すると、発信
機(4)から送信されたカード番号(3)がカードリーダ(5)
の受信機(6)に非接触で受信され、中央処理装置(10)に
送られる。なお、扉の電気錠(12)は施錠されているとす
る。
【0005】ステップS1で受信機(6)で受信したカー
ド番号(3)が登録番号データ(7)と一致したかを判断し、
一致しなければ処理は進まず、一致すればステップS2
へ進む。ステップS2ではボタン(8)が押されているか
を判断する。通行者(1)が防犯装置(13)の設定のためボ
タン(8)を押すとステップS3へ進み、防犯装置(13)が
有効がを判断する。ここで、防犯装置(13)が有効とは、
侵入者があったとき警報を発する状態にあることを示
し、防犯装置(13)が無効とは警報を発しない状態にある
ことを示す。
【0006】ステップS3で防犯装置(13)が有効と判断
されると、ステップS4で防犯装置(13)を無効にする。
これは、例えば夜間(室内無人)、防犯装置(13)が有効
にされていた場合、朝一番の通行者(1)(入室者)によ
って、ステップS1〜S3が処理された場合に相当す
る。また、ステップS3で防犯装置(13)が無効と判断さ
れると、ステップS5で防犯装置(13)を有効にする。こ
れは、例えば昼間(室内有人)に防犯装置(13)が無効に
されていた場合、夜最後の通行者(1)(退室者)によっ
て、ステップS1〜S3が処理された場合に相当する。
【0007】また、ステップS2でボタン(8)が押され
ていないと判断すると、ステップS6で防犯装置(13)が
有効かを判断し、無効であれば電気錠制御装置(11)を介
して電気錠(12)を一時解錠する。防犯装置(13)が有効で
あれば、電気錠(12)は解錠せず、施錠を継続する。な
お、表示器(9)は防犯装置(13)の有効又は無効を表示
し、通行者(1)に防犯装置(13)の状態を通知する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の入
退室管理装置では、ICカード(2)のカード番号(3)の読
取りの外に、ボタン(8)の操作の有無によって、防犯装
置(13)の有効・無効を切り換えるようにしているため、
本来ICカード(2)が持つ操作の利便性(ICカード(2)
を所持しているだけでカードリーダ(5)が読み取ってく
れ、磁気ストライプカードのようなカードの操作が不要
である)が、上記ボタン(8)の操作が加わることにより
失われるという問題点がある。
【0009】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、通行者がボタンを操作しなくても、容易
に防犯装置の有効・無効の切換えができるようにした入
退室管理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る入退室管理装置は、カードリーダに通行者の音声とあ
らかじめ登録された音声データとを比較し、両者が一致
すると動作する音声認識装置を設け、カード番号の一致
が検出されかつ音声認識装置が動作すると、そのとき防
犯装置が無効に設定されているとこれを有効に設定し、
防犯装置が有効に設定されているとこれを無効に設定す
る防犯装置制御手段を備えたものである。
【0011】また、第2発明に係る入退室管理装置は、
カードリーダに第1受信機の外に第2受信機を設置し、
両受信機の一方又は両方で受信したカード番号があらか
じめ登録されたカード番号と一致すると、そのとき防犯
装置が無効に設定されているとこれを有効に設定し、防
犯装置が有効に設定されているとこれを無効に設定する
防犯装置制御手段を備えたものである。
【0012】また、第3発明に係る入退室管理装置は、
カードリーダに第1受信機と離れた位置に第2受信機を
設置し、両受信機のいずれかで検出されたカード番号が
あらかじめ登録されたカード番号と一致し、かつ一定時
間内に両受信機に同一のカード番号が受信されると、そ
のとき防犯装置が無効に設定されていればこれを有効に
設定し、防犯装置が有効に設定されていればこれを無効
に設定する防犯装置制御手段を備えたものである。
【0013】また、第4発明に係る入退室管理装置は、
カードリーダに第1受信機の検出距離よりも検出距離の
短い第2受信機を設置し、この第2受信機で受信された
カード番号があらかじめ登録されたカード番号と一致す
ると、そのとき防犯装置が無効に設定されているとこれ
を有効に設定し、防犯装置が有効に設定されているとこ
れを無効に設定する防犯装置制御手段を備えたものであ
る。
【0014】また、第5発明に係る入退室管理装置は、
カードリーダに音声発生装置を設け、受信機に一定時間
同一のカード番号が受信されかつこれがあらかじめ登録
されたカード番号と一致したとき動作する連続検出手段
と、この連続検出手段が動作すると音声発生装置から通
行者に音声通知を発信する音声発信手段と、この音声発
信手段の動作後受信機に所定時間上記同一カード番号が
受信されると、そのとき防犯装置が無効に設定されてい
るとこれを有効に設定し、防犯装置が有効に設定されて
いるとこれを無効に設定する防犯装置制御手段を備えた
ものである。
【0015】
【作用】この発明の第1発明においては、ICカードの
カード番号が登録カード番号と一致し、かつ通行者の音
声が登録音声データと一致すると、防犯装置が無効なら
有効に、有効なら無効に設定するようにしたため、通行
者の音声により防犯装置の設定が変更される。
【0016】また、第2発明においては、第1及び第2
受信機の一方又は両方で受信したICカードのカード番
号が登録カード番号と一致すると防犯装置が無効なら有
効に、有効なら無効に設定するようにしたため、受信機
へのカード操作により防犯装置の設定が変更される。
【0017】また、第3発明においては、第1及び第2
受信機のいずれかで受信したICカードのカード番号が
登録カード番号と一致し、かつ一定時間内に両受信機で
同一のカード番号が受信されると、防犯装置が無効なら
有効に、有効なら無効に設定するようにしたため、両受
信機へのカード操作により防犯装置の設定が変更され
る。
【0018】また、第4発明においては、第1受信機の
検出距離よりも検出距離の短い第2受信機で受信したI
Cカードのカード番号が登録カード番号と一致すると、
防犯装置が無効なら有効に、有効なら無効に設定するよ
うにしたため、第2受信機へのカード操作により防犯装
置の設定が変更される。
【0019】また、第5発明においては、一定時間IC
カードの同一カード番号が受信され、かつこれが登録カ
ード番号と一致すると通行者に音声通知を発信し、その
後所定時間同一カード番号が受信されると、防犯装置が
無効なら有効に、有効なら無効に設定するようにしたた
め、通行者に対して防犯装置の設定が案内される。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1〜図3はこの発明の第1発明の一実施例
を示す図で、図1はブロック線図、図2は扉部分の平面
図、図3はカードリーダの動作フローチャートであり、
従来装置と同様の部分は同一符号で示す(以下の実施例
も同じ)。
【0021】図1において、(14)は通行者(1)の音声、
(15)は各通行者(1)の音声(14)があらかじめ登録された
登録音声データ、(16)は中央処理装置(10)に接続され音
声(14)と登録音声データ(15)を比較する音声認識装置で
ある。図2において、(18)は建物壁、(19)は建物壁(18)
に設けられた出入口を開閉する扉で、電気錠(12)が設け
られており、建物壁(18)の室外側にカードリーダ(5)が
設置されている。
【0022】次に、この実施例の動作を図3を参照して
説明する。なお、電気錠(12)は施錠されているとする。
ステップS11で受信機(6)で受信したカード番号(3)が
登録番号データ(7)と一致したかを判断し、一致しなけ
れば処理は進まず、一致すればステップS12へ進む。
ここで、防犯装置(13)を設定変更したい通行者(1)が特
定単語の音声を発すると、ステップS12で通行者(1)
の音声が登録音声データ(15)と比較して一致したかを判
断する。
【0023】一致すればステップS13へ進み、防犯装
置(13)が有効かを判断する。そして、従来装置と同様
に、防犯装置(13)が有効と判断されると、ステップS1
4で防犯装置(13)を無効にする。また、ステップS13
で防犯装置(13)が無効と判断されると、ステップS15
で防犯装置(13)を有効にする。ここで、ステップS13
〜S15は防犯装置制御手段を構成している。また、ス
テップS12で通行者(1)の音声が登録音声データ(15)
と一致しないと判断すると、ステップS16,S17で
防犯装置(13)が無効であれば電気錠(12)を一時解錠し、
有効であれば解錠しない。
【0024】このようにして、通行者(1)はカードリー
ダ(5)の前を通行するとき、手が荷物等でふさがれてい
ても、特定の音声を発するだけで防犯装置(13)の設定を
容易に切り換えることが可能となる。また、防犯装置(1
3)が無効状態のとき、単に入室する場合には、音声を発
する必要はなく、カード番号(3)さえ正であれば、電気
錠(12)は一時解錠される。なお、表示器(9)の動作は従
来装置と同様であるので、説明は省略する(以下の実施
例も同じ)。
【0025】実施例2.図4〜図6はこの発明の第2及
び第3発明の一実施例を示す図で、図4は扉部分の平面
図、図5はブロック線図、図6はカードリーダの動作フ
ローチャートである。図4及び図5において、(6A)(6B)
は互いに離れた位置、例えば、出入口の両側に設置され
た第1受信機及び第2受信機で、それぞれ中央処理装置
(10)に接続されている。(21A)(21B)はそれぞれ第1及び
第2受信機(6A)(6B)のカード検出範囲であり、第1及び
第2受信機(6A)(6B)はそれぞれカード検出範囲が重合し
ないように設置される。
【0026】次に、この実施例の動作を図6を参照して
説明する。なお、電気錠(12)は施錠されているとする。
ステップS21で第1受信機(6A)又は第2受信機(6B)で
受信したカード番号(3)が登録番号データ(7)と一致した
かを判断し、一致しなければ処理は進まず、一致すれば
ステップS22へ進む。ここで、防犯装置(13)を設定変
更したい通行者(1)は、一定時間(例えば10秒)内に
第1及び第2受信機(6A)(6B)の両方にカード番号(3)を
受信させる。
【0027】ステップS22で上記両受信機(6A)(6B)の
受信を判断し、両受信機(6A)(6B)が受信すればステップ
S23へ進み、防犯装置(13)が有効かを判断する。そし
て、従来装置と同様に、防犯装置(13)が有効と判断され
ると、ステップS24で防犯装置(13)を無効にする。ま
た、ステップS23で防犯装置(13)が無効と判断される
と、ステップS25で防犯装置(13)を有効にする。ここ
で、ステップS23〜S25は防犯装置制御手段を構成
している。また、ステップS22で両受信機(6A)(6B)が
受信しないと判断すると、ステップS26,S27で防
犯装置(13)が無効であれば電気錠(12)を一時解錠し、有
効であれば解錠しない。
【0028】このようにして、通行者(1)は、一定時間
内に両受信機(6A)(6B)の前を通行するだけで、防犯装置
(13)の設定を容易に切り換えることが可能となる。ま
た、防犯装置(13)が無効状態のとき、単に入室する場合
は、両受信機(6A)(6B)の前を通行する必要はなく、両受
信機(6A)(6B)の一方で受信したカード番号(3)さえ正で
あれば、電気錠(12)は一時解錠される。
【0029】実施例3.図7及び図8はこの発明の第2
及び第4発明の一実施例を示す図で、図7は扉部分の平
面図、図8はカードリーダの動作フローチャートであ
る。なお、図5は実施例3にも共用する。実施例3は第
1及び第2受信機(6A)(6B)を近接して設置したものであ
り、第2受信機(6B)のカード検出範囲(21B)の距離は、
第1受信機(6A)のカード検出範囲(21A)の距離よりも短
く設定されている。
【0030】次に、この実施例の動作を図8を参照して
説明する。なお、電気錠(12)は施錠されているとする。
ステップS31で第1受信機(6A)で受信したカード番号
(3)が登録番号データ(7)と一致したかを判断し、一致し
なければ処理は進まず、一致すればステップS32へ進
む。ここで、防犯装置(13)を設定変更したい通行者(1)
は第2受信機(6B)に接近して、すなわちカード検出範囲
(21B)内に入って、第2受信機(6B)にカード番号(3)を受
信させる。
【0031】ステップS33で第2受信機(6B)で受信し
たカード番号(3)が登録番号データ(7)と一致したかを判
断する。一致すればステップS33へ進み、防犯装置(1
3)が有効かを判断する。そして、従来装置と同様に、防
犯装置(13)が有効と判断されると、ステップS34で防
犯装置(13)を無効にする。また、ステップS33で防犯
装置(13)が無効と判断されると、ステップS35で防犯
装置(13)を有効にする。ここで、ステップS33〜S3
5は防犯装置制御手段を構成している。また、ステップ
S32でカード番号が登録番号データ(7)と一致しない
と判断すると、ステップS36,S37で防犯装置(13)
が無効であれば電気錠(12)を一時解錠し、有効であれば
解錠しない。
【0032】このようにして、通行者(1)は第2受信機
(6B)に接近してカード検出範囲(21B)内に入るだけで、
防犯装置(13)の設定を容易に切り換えることが可能とな
る。また、防犯装置(13)が無効状態のとき、単に入室す
る場合は、第2受信機(6B)に接近する必要はなく、第1
受信機(6A)のカード検出範囲(21A)を通行し、第1受信
機(6A)が受信したカード番号(3)さえ正であれば、電気
錠(12)は一時解錠される。
【0033】実施例4.図9及び図10はこの発明の第
5発明の一実施例を示す図で、図9はブロック線図、図
10はカードリーダの動作フローチャートである。な
お、図2は実施例4にも共用する。図9において、(25)
は中央処理装置(10)に接続され通行者(1)に音声通知(2
6)を発生する音声発生装置である。
【0034】次に、この実施例の動作を図10を参照し
て説明する。なお、電気錠(12)は施錠されているとす
る。ステップS41で受信機(6)で受信したカード番号
(3)が登録番号データ(7)と一致したかを判断し、一致し
なければ処理は進まず、一致すればステップS42へ進
む。ここで、防犯装置(13)を設定変更したい通行者(1)
は一定時間(例えば10秒)立ち止まってカード番号
(3)を受信させる。
【0035】ステップS42で所定時間連続して同一カ
ード番号(3)を受信したかを判断し、受信すればステッ
プS43で音声発生装置(25)を介して、更に一定時間
(例えば10秒)連続して同一カード番号(3)を受信さ
せる音声通知(26)を発生し、ステップS44でそれを判
断する。通行者(1)が音声通知(26)に従って一定時間受
信させると、ステップS45へ進み、防犯装置(13)が有
効かを判断する。そして従来装置と同様に、防犯装置(1
3)が有効と判断されると、ステップS46で防犯装置(1
3)を無効にする。また、ステップS46で防犯装置(13)
が無効と判断されると、ステップS47で防犯装置(13)
を有効にする。
【0036】また、ステップS42又はステップS44
で一定時間連続して同一カード番号(3)を受信しないと
判断すると、ステップS48,S49で防犯装置(13)が
無効であれば電気錠(12)を一時解錠し、有効であれば解
錠しない。なお、ステップS42は連続検出手段を、ス
テップS43は音声発信手段を、ステップS44〜S4
7は防犯装置制御手段をそれぞれ構成している。
【0037】このようにして、通行者(1)は音声通知(2
6)に従って一定時間立ち止まる。すなわち、一定時間連
続して同一カード番号(3)を受信させるだけで、防犯装
置(13)の設定を容易に切り換えることが可能となる。ま
た、防犯装置(13)が無効状態のとき、単に入室する場合
には、一定時間同一カード番号(3)を受信させる必要は
なく、カード番号(3)さえ正であれば、電気錠(12)は一
時解錠される。
【0038】上記各実施例は入室する場合について説明
したが、退室する場合も同様に説明できる。このとき、
通行者(1)は扉(19)から出た後、受信機(6)(6A)(6B)によ
りカード番号(3)を受信させることになるが、その動作
は上記各動作フローチャートと同様になる。
【0039】また、次のように実施することも可能であ
る。図11及び図12はこの発明の応用例を示す図で、
図11はブロック線図、図12はカードリーダの動作フ
ローチャートである。なお、図2はこの例にも共用す
る。図11において、(3A)(3B)はそれぞれ別のカード番
号、(28)はカード番号(3A)及びカード番号(3B)を切り換
えて発信機(4)へ送出するスイッチボタン、(7A)(7B)は
それぞれカード番号が登録された登録番号データであ
る。
【0040】次に、この応用例の動作を図12を参照し
て説明する。ステップS51で受信機(6)で受信したカ
ード番号が登録番号データ(7A)と一致したかを判断す
る。ここで、防犯装置(13)を設定変更したい通行者(1)
がスイッチボタン(28)を押すと、カード番号(3B)が発信
機(4)から送信され、ステップS51では登録番号デー
タ(7A)と一致しないため、ステップS52へ進み、登録
番号データ(7B)と一致するかを判断する。一致しなけれ
ば処理は進まない。
【0041】一致すればステップS53へ進み、既述の
ようにステップS54,S55で防犯装置を無効又は有
効にする。また、ステップS51でカード番号(3A)が登
録番号データ(7A)と一致すると判断すると、ステップS
56,S57で防犯装置(13)が無効であれば電気錠(12)
を一時解錠し、有効であれば解錠しない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、ICカードのカード番号が登録カード番号と一致
し、かつ通行者の音声が登録音声データと一致すると、
防犯装置が無効なら有効に、有効なら無効に設定するよ
うにしたので、通行者の音声により防犯装置の設定が変
更され、通行者はボタン操作することなく容易に防犯装
置の設定を切り換えることができる効果がある。
【0043】また、第2発明では、第1及び第2受信機
の一方又は両方で受信したICカードのカード番号が登
録カード番号と一致すると、防犯装置が無効なら有効
に、有効なら無効に設定するようにしたので、受信機へ
のカード操作により防犯装置の設定が変更され、通行者
はボタン操作することなく容易に防犯装置の設定を切り
換えることができる効果がある。
【0044】また、第3発明では、第1及び第2受信機
のいずれかで受信したICカードのカード番号が登録カ
ード番号と一致し、かつ一定時間内に両受信機で同一の
カード番号が受信されると、防犯装置が無効なら有効
に、有効なら無効に設定するようにしたので、両受信機
へのカード操作により防犯装置の設定が変更され、通行
者はボタン操作することなく容易に防犯装置の設定を切
り換えることができる効果がある。
【0045】また、第4発明では、第1受信機の検出距
離よりも検出距離の短い第2受信機で受信したICカー
ドのカード番号が登録カード番号と一致すると、防犯装
置が無効なら有効に、有効なら無効に設定するようにし
たので、第2受信機へのカード操作により防犯装置の設
定が変更され、通行者はボタン操作することなく容易に
防犯装置の設定を切り換えることができる効果がある。
【0046】また、第5発明では、一定時間ICカード
の同一カード番号が受信され、かつこれが登録カード番
号と一致すると、通行者に音声通知を発信し、その後所
定時間同一カード番号が受信されると、防犯装置が無効
なら有効に、有効なら無効に設定するようにしたので、
通行者に対して防犯装置の設定が案内され、通行者は指
示に従い容易に防犯装置の設定を切り換えることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック線図。
【図2】この発明の実施例1を示す扉部分の平面図。
【図3】図1のカードリーダの動作フローチャート。
【図4】この発明の実施例2を示す扉部分の平面図。
【図5】この発明の実施例2を示すブロック線図。
【図6】図5のカードリーダの動作フローチャート。
【図7】この発明の実施例3を示す扉部分の平面図。
【図8】図7のカードリーダの動作フローチャート。
【図9】この発明の実施例4を示すブロック線図。
【図10】図9のカードリーダの動作フローチャート。
【図11】この発明の応用例を示すブロック線図。
【図12】図11のカードリーダの動作フローチャー
ト。
【図13】従来の入退室管理装置を示すブロック線図。
【図14】図13のカードリーダの動作フローチャー
ト。
【符号の説明】
1 通行者、2 ICカード、3 カード番号、4 発
信機、5 カードリーダ、6 受信機、6A 第1受信
機、6B 第2受信機、7 登録番号データ、10 中
央処理装置、12 電気錠、13 防犯装置、14,2
6 音声、15登録音声データ、16 音声認識装置、
19 扉、21A,21B カード検出範囲、25 音
声発生装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防犯装置が設置され、通行者が所持する
    ICカード内のカード番号をカードリーダに設置された
    受信機が非接触で読み取り、上記カード番号があらかじ
    め登録されたカード番号と一致すると扉の電気錠を一時
    解錠する装置において、上記カードリーダに上記通行者
    の音声とあらかじめ登録された音声データとを比較し、
    両者が一致すると動作する音声認識装置を設け、上記カ
    ード番号の一致が検出されかつ上記音声認識装置が動作
    すると、そのとき上記防犯装置が無効に設定されている
    とこれを有効に設定し、上記防犯装置が有効に設定され
    ているとこれを無効に設定する防犯装置制御手段を備え
    たことを特徴とする入退室管理装置。
  2. 【請求項2】 防犯装置が設置され、通行者が所持する
    ICカード内のカード番号をカードリーダに設置された
    第1受信機が非接触で読み取り、上記カード番号があら
    かじめ登録されたカード番号と一致すると扉の電気錠を
    一時解錠する装置において、上記カードリーダに上記第
    1受信機の外に第2受信機を設置し、上記両受信機の一
    方又は両方で受信したカード番号が上記あらかじめ登録
    されたカード番号と一致すると、そのとき上記防犯装置
    が無効に設定されているとこれを有効に設定し、上記防
    犯装置が有効に設定されているとこれを無効に設定する
    防犯装置制御手段を備えたことを特徴とする入退室管理
    装置。
  3. 【請求項3】 防犯装置が設置され、通行者が所持する
    ICカード内のカード番号をカードリーダに設置された
    第1受信機が非接触で読み取り、上記カード番号があら
    かじめ登録されたカード番号と一致すると扉の電気錠を
    一時解錠する装置において、上記カードリーダに上記第
    1受信機と離れた位置に第2受信機を設置し、上記両受
    信機のいずれかで検出されたカード番号があらかじめ登
    録されたカード番号と一致し、かつ一定時間内に上記両
    受信機に同一のカード番号が受信されると、そのとき上
    記防犯装置が無効に設定されているとこれを有効に設定
    し、上記防犯装置が有効に設定されているとこれを無効
    に設定する防犯装置制御手段を備えたことを特徴とする
    入退室管理装置。
  4. 【請求項4】 防犯装置が設置され、通行者が所持する
    ICカード内のカード番号をカードリーダに設置された
    第1受信機が非接触で読み取り、上記カード番号があら
    かじめ登録されたカード番号と一致すると扉の電気錠を
    一時解錠する装置において、上記カードリーダに上記第
    1受信機の検出距離よりも検出距離の短い第2受信機を
    設置し、この第2受信機で受信されたカード番号があら
    かじめ登録されたカード番号と一致すると、そのとき上
    記防犯装置が無効に設定されているとこれを有効に設定
    し、上記防犯装置が有効に設定されているとこれを無効
    に設定する防犯装置制御手段を備えたことを特徴とする
    入退室管理装置。
  5. 【請求項5】 防犯装置が設置され、通行者が所持する
    ICカード内のカード番号をカードリーダに設置された
    受信機が非接触で読み取り、上記カード番号があらかじ
    め登録されたカード番号と一致すると扉の電気錠を一時
    解錠する装置において、上記カードリーダに音声発生装
    置を設け、上記受信機に一定時間同一のカード番号が受
    信されかつこれがあらかじめ登録されたカード番号と一
    致したとき動作する連続検出手段と、この連続検出手段
    が動作すると上記音声発生装置から上記通行者に音声通
    知を発信する音声発信手段と、この音声発信手段の動作
    後上記受信機に所定時間上記同一のカード番号が受信さ
    れると、そのとき上記防犯装置が無効に設定されている
    とこれを有効に設定し、上記防犯装置が有効に設定され
    ているとこれを無効に設定する防犯装置制御手段とを備
    えたことを特徴とする入退室管理装置。
JP17378094A 1994-07-26 1994-07-26 入退室管理装置 Pending JPH0842210A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005155232A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Denso Wave Inc 入室管理装置
JP2011226120A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Season Tech Co Ltd 電動式サムターン錠
CN105160740A (zh) * 2015-09-11 2015-12-16 东莞市友联奕诺生物科技有限公司 自助语音门禁机、识别方法及识别系统

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