JP5146872B2 - 非接触icカード、携帯端末装置、起動制御方法、および起動制御プログラム - Google Patents
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本発明は、上記問題点に鑑み、RFインタフェース形式の異なるサービスにも高いセキュリティ機能の下に使用できるようにし、これによって利便性の向上を図った非接触ICカード、携帯端末装置、起動制御方法、および起動制御プログラムを提供することを、その目的とする。
前記アンテナ構造体を、前記電磁界の無線周波数が異なるRFインタフェース形式のインタフェースを備えた複数種類のカード用リーダ/ライタを対象とすると共に通信距離内ではその何れにも対応して正常に動作する機能を備えた周波数の異なる一方と他方から成る少なくとも二個のアンテナ構造体により構成し、
前記各アンテナ構造体を介して無線送信される前記電力の供給を受けて稼働し生体認証による本人確認を行なう生体認証判定部を設けると共に、
この生体認証判定部を、
前記非接触ICカードを起動させることを意図して必要な指紋又音声等の個人情報が外部から入力された場合にこれを取り込む生体情報入力部と、この入力された個人情報を予め別に装備されたメモリ部に記憶されている個人情報と照合して生体認証を行う生体認証処理機能と、当該生体認証処理機能による生体認証の結果に基づいて本人確認を行いその認証可否の認証結果を出力する本人確認処理機能と、を備えた構成とし、
前記各アンテナ構造体を介して供給される電力により稼働して前記生体認証判定部へ作動用の電力を供給すると共に、この生体認証判定部が本人認証した認証結果を出力した場合に、前記非接触ICカード本来の機能である前記相互通信機能を実行するCPUを含む他の各構成機能部に対して、その動作電力を供給制御する電力供給制御部(パワー制御部)を備えたことを特徴とする。
受給した前記電力を前記生体認証判定部にのみ供給し前記カード用リーダ/ライタとの相互通信を実行する他のカード機能部には電力供給を禁止する本人認証工程と、前記生体認証判定部が本人認証した場合に同時に出力する前記他のカード機能部に対する給電許可信号を、当該生体認証判定部が前記電力供給制御部に送出する給電許可信号送出工程と、前記給電許可信号に付勢されて機能し前記電力供給制御部から前記生体認証判定部を除く前記他のカード機能部へ電力を供給する電力供給工程と、を備えると共に、これらの各工程を前記電力供給制御部が、実行し、
前記本人認証工程の実行に先立って、
予め装備された周波数の異なる少なくとも二つのアンテナ構造体の内の周波数が適合する一方のアンテナ構造体を介して前記カード用リーダ/ライタから前記電力を取り込む電力取得処理工程を設け、これを前記電力供給制御部が実行するようにしたことを特徴とする。
ムは、カード用リーダ/ライタにより形成される電磁界を介して非接触で電力を受給する電力供給制御部を備え、ICカード使用者にかかる個人情報が入力された場合に当該個人情報について生体認証による本人確認を行なう生体認証判定部と、前記リーダ/ライタとの間で相互に通信を行う相互通信機能とを備えた非接触ICカードにあって、
前記カード用リーダ/ライタとの相互通信に先立って成される前記生体認証に際しては受給した前記電力を前記生体認証判定部にのみに供給し且つ前記カード用リーダ/ライタとの相互通信を実行する他のカード機能部には受給した前記電力の電力供給を禁止する本人認証処理機能、 前記生体認証判定部が本人認証した場合に当該生体認証判定部が給電許可信号を送出する給電許可信号送出処理機能、 および送出された前記給電許可信号に付勢されて機能し前記生体認証判定部を除く前記他のカード機能部へ電力供給を行う電力供給処理機能、を設けると共に、
更に、前記本人認証処理機能の実行に際しては、予め装備された周波数の異なる二つのアンテナ構造体の内の周波数が適合する一方のアンテナ構造体を介して前記カード用リーダ/ライタから前記電力を受給する電力受給処理機能を設け、
これら前記各処理機能を予め別に装備したコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
最初に、本実施形態の基本的な構成について説明し、その後に、本実施形態全体を具体的に説明する。
図1は、上述したように非接触ICカード(以下「本ICカード」と呼ぶ)100のブロック構成図である。
ここで、前記アンテナ21Aは巻数Aのアンテナコイルにより構成され、前記アンテナ21Bは巻数Bのアンテナコイルにより構成されている(図1参照)。
まず、生体認証判定部23は、指紋,虹彩,顔,静脈,網膜,声紋,筆跡,および音声等何らかの個人固有の情報を生体情報入力部(図示せず)から受け取り、この個人固有の情報と予めカードに登録され記憶されている個人情報とを照合する生体認証により、本人確認を行なう機能を備えている。そして、本人確認に成功した場合のみ、次に述べるパワー制御部22Aの電力供給を許可する許可信号を送る。これによって、本人以外の他人がカードを不正に使用しようとしても電力供給が遮断されカードが動作しないので紛失・盗難等に対する安全性が高まる。
図2(a)に、アンテナ構造体21のカード内部の構造を他の要素と共に模式的に示したものを示す。ここで、アンテナ構造体21には、前述したように切替え制御部(巻線切替え制御部)22Bが併設され、この切替え制御部22Bによって巻線を切替えることにより、複数の無線周波数に対応したアンテナ特性を設定し得るように構成されている。
図2(b)は、アンテナ21A,21Bとこれらを接続し又は遮断制御する切替え制御部(巻線切替制御部)22Bの構成を示す。例えば、巻線数10,50,100ターンの巻き線から、スイッチSW1とスイッチSW2を共に閉じることによって、160ターンの巻線特性のアンテナ特性を得る。また、スイッチSW1のみ閉じることによって60ターンの巻線特性のアンテナ特性が得られる。
次に、本第1実施形態の動作、特に初期の生体認証を中心にしたカード起動制御動作について説明する。
図3は、カード用リーダ/ライタ10,11からのアンテナ給電を受けて行う本ICカード100の起動制御動作を示すフローチャートである。
そして、この給電許可信号に基づいてパワー制御部22においては、CPU24、暗号プロセッサ25,メモリ部26,インタフェース28A,28B等の各ユニットへの通電を行い(電力供給工程)、本ICカード100とカード用リーダ/ライタ10,11間の通常の暗号による相互認証処理を行なわれる(ステップS114)。本人確認が出来ない場合(ステップS110)には、初期状態へ移行する。
ICカード100側では、この無線搬送波をアンテナ構造体21で受信し整流して直流電力を得、生体認証判定部23だけを起動して生体認証処理を行い、本人確認が完了した場合にパワー制御部22に給電許可信号を与え、本ICカード100の他のCPUなどの機能部を起動し、マスタ側であるカード用リーダ/ライタ10,11へ通常行なう相互認証処理を開始する為の応答信号を返すことによってマスタ側へ通知する。これに対して、マスタ側は、ACK(了解)信号を返信して通常の暗号化処理による相互認証処理シーケンスへ移行する。
この第1の実施形態では、上述したように、アンテナ巻線21Aおよびパワー制御部22Aを稼働させて先ず生体認証判定部23だけを起動して生体認証処理を行い、本人確認が完了した場合にパワー制御部22Aによって他の構成各部への給電許可を与えるようにしたので、ICカード100の所持者が本人であることを認証されることを前提として、無線周波数等のRFインタフェースの異なる内容のICカードを統合化して一のICカード100にしたものが有効に機能する構成とした。このため、この第1の実施形態によると、この多様化したICカードの一元化によって管理面や携帯面の利便性が向上すると同時にカードの盗難や紛失などに際しても高い安全性が得られるという従来にない優れた非接触ICカードを提供することができる。
第一の効果として、カードの所持者が本人であることを認証しない限りカードとして一切動作しないので、カードの盗難、紛失などに際して高い安全性が得られる。第二の効果として、無線周波数等のRFインタフェースの異なるICカードの統合化までが可能になり、多様化するカードの一元化によって管理面や携帯面の利便性が向上する。
次に、本発明の第2の実施形態を図5に基づいて説明する。
この図5に示す第2の実施形態は、前述した第1の実施形態における前述したパワー制御部(電力供給制御部)22Aに、暗証番号検出判定部23Aを併設しICカード200とした点に特徴を有する。
その他の構成、およびその作用効果については、前述した第1の実施形態の場合と同一となっている。
次に、本発明の第3の実施形態を図6乃至図7に基づいて説明する。
この図6乃至図7に示す第3の実施形態は、前述した第1又は第2の実施形態の構成要素に加えて、不正操作ロック機能部23Bを設けた点に特徴を有する。
ここで、上記不正操作ロック部23Bは、外部から解除指令が入力された場合には事前に設定された前記不正操作ロック状態を解除するロック状態解除機能を備えている。
このセキュリティロック機能としては、その解除を何らかの方法で可能なように構成する場合と、その解除を一切許さないように構成する場合と、の二種類の方法がとることができる。
この図7は、前述した第1実施形態では、その動作フローチャート(図3参照)のステップS112が初期状態に戻るのに対し、この本第3の実施形態では、ステップS112が「セキュリティロック状態」になる点を除いて前述した図3の動作フローチャートと全く同一となっている。
次に、本発明の第4の実施形態を図8に基づいて説明する。
この図8に示す第4の実施形態は、前述した第1の実施形態におけるカード用リーダ/ライタ10,11を一体化してカード用リーダ/ライタ12とすると共にアンテナA(アンテナ巻線21A)とアンテナB(アンテナ巻線21B)とを完全に分離した点に特徴を有する。ここで、符号23Nは、前述した第2乃至第3の各実施形態における本人認証系を本実施形態では総て装備して成る生体認証判別部等を示す。
その他の基本的な構成およびその作用効果については、前述した第1実施形態の場合と同一となっている。
次に、本発明の第5の実施形態を説明する。
この第5実施形態は、上述した第1乃至第4の各実施形態に係る非接触ICカード100,200,300,又は400を構成するICチップを含むカード片を携帯端末本体(図示せず)側に着脱自在に搭載するように構成し、この携帯端末本体側に予め装備したマルチRF対応のアンテナ構造体と一体になって、前述した非接触ICカードの場合と同様の機能を当該携帯端末装置に形成したことを特徴とする。
その他のICチップの構成およびその作用効果については、前述した各実施形態の場合と同一となっている。
第一の効果として、カードの所持者が本人であることを認証しない限りカードとして一切動作しないので、カードの盗難、紛失などに際して高い安全性が得られる。
第二の効果として、無線周波数等のRFインタフェースの異なるICカードの統合化までが可能となり、多様化するカードの一元化によって管理面や携帯面の利便性が向上する。
100,200,300,400 非接触ICカード
21 アンテナ構造体
21A アンテナ(アンテナ巻線A)
21B アンテナ(アンテナ巻線B)
22 主制御部
22A パワー制御部(電力供給制御部)
22B 切替え制御部(巻線切替制御部)
23 生体認証判定部
23A 暗証番号検出判定部
23B 不正操作ロック機能部
23N 生体認証判別部等
24 CPU(プロセッサ)
25 暗号プロセッサ
26 メモリ部
26A ROM
26B RAM
26C EEPROM
27 信号選択部
28 RFインタフェース部
28A RFインタフェースA
28B RFインタフェースB
30 給電線
31 信号バス
Claims (10)
- カード用リーダ/ライタにより形成される電磁界を介して非接触で供給される電力を取り込むアンテナ構造体と、前記カード用リーダ/ライタとの間で相互に通信を行う相互通信機能とを備えた非接触ICカードであって、
前記アンテナ構造体を、前記電磁界の無線周波数が異なるRFインタフェース形式のインタフェースを備えた複数種類のカード用リーダ/ライタを対象とすると共に通信距離内ではその何れにも対応して正常に動作する機能を備えた周波数の異なる一方と他方から成る少なくとも二個のアンテナ構造体により構成し、
前記各アンテナ構造体を介して無線送信される前記電力の供給を受けて稼働し生体認証による本人確認を行なう生体認証判定部を設けると共に、
この生体認証判定部を、
前記非接触ICカードを起動させることを意図して必要な指紋又音声等の個人情報が外部から入力された場合にこれを取り込む生体情報入力部と、この入力された個人情報を予め別に装備されたメモリ部に記憶されている個人情報と照合して生体認証を行う生体認証処理機能と、当該生体認証処理機能による生体認証の結果に基づいて本人確認を行いその認証可否の認証結果を出力する本人確認処理機能と、を備えた構成とし、
前記各アンテナ構造体を介して供給される電力により稼働して前記生体認証判定部へ作動用の電力を供給すると共に、この生体認証判定部が本人認証した認証結果を出力した場合に、前記非接触ICカード本来の機能である前記相互通信機能を実行するCPUを含む他の各構成機能部に対して、その動作電力を供給制御する電力供給制御部(パワー制御部)を備えたことを特徴とする非接触ICカード。 - 前記請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記各アンテナ構造体を複数の巻き線から成る巻き線構造とすると共に、
この各アンテナ構造体の各巻き線の相互間を必要に応じて接続し又は切断制御して当該アンテナ構造体の各巻線相互間を設定制御する巻線切替制御部を設け、
この巻線切替制御部が、前記各アンテナ構造体を介して前記カード用リーダ/ライタから供給される電力により稼働すると共に、前記カード用リーダ/ライタのRFインターフェース形式に対応したアンテナ特性に前記各アンテナ構造体を設定するように前記各巻き線の相互間を接続し又は遮断する巻き線切替え制御機能を備えた構成としたことを特徴とする非接触ICカード。 - 前記請求項1又は2に記載の非接触ICカードにおいて、
前記電力供給制御部に、前記生体認証判定部のバックアップ用として機能する暗証番号検出判定部を併設すると共に、
前記電力供給制御部が、前記生体認証判定部での認証が失敗した場合で、前記暗証番号検出判定部を介して別に使用者から本人の暗唱番号が前記電力供給制御部に入力された場合に作動し、当該電力供給制御部に予め併設されたメモリに前記暗唱番号が記憶されているか否かを確認する機能と、この入力された前記暗唱番号が前記暗唱番号が記憶されている場合には直ちに前記各機能部への電力供給を行う機能とを備えていることを特徴とする非接触ICカード。 - 前記請求項1乃至2の何れか1つに記載の非接触ICカードにおいて、
前記電力供給制御部に、当該ICカードの不正操作を防止する機能を備えた不正操作ロック部を併設すると共に、
この不正操作ロック部が、前記生体認証判定部での認証が失敗した場合に稼働し、前記生体認証判定部と前記電力供給制御部を稼働させないように不正操作ロック状態に設定する不正操作ロック状態設定機能を備えていることを特徴とした非接触ICカード。 - 前記請求項4に記載の非接触ICカードにおいて、
前記電力供給制御部は、事前に設定された前記不正操作ロック状態を解除するためのロック状態解除指令が当該電力供給制御部に外部から入力された場合に作動し、当該不正操作ロック状態を解除するロック状態解除機能を備えていることを特徴とした非接触ICカード。 - 前記請求項1又は2に記載の非接触ICカードにおいて、
前記電力供給制御部にタイマ監視部を併設すると共に、
このタイマ監視部が、前記生体認証判定部での生体認証確立後の一定時間だけ前記電力供給制御部が前記各機能部への電力供給を行うのを許容する機能を備えていることを特徴とした非接触ICカード。 - 前記請求項1乃至6の何れか1つに記載の非接触ICカードにおいて、
前記各アンテナ構造体の内、一つのアンテナ構造体が前記生体認証判別部,暗証番号検出判定部,及び不正操作ロック部の一又は二以上の生体認証判別部等に専用に電力を供給する構成とし、他のアンテナ構造体を前記電力供給制御部を介して前記生体認証判定部以外の他の各構成機能部に電力を供給すると共に前記カード用リーダ/ライタと通信する構成としたことを特徴とする非接触ICカード。 - 前記請求項1乃至7の何れか1つに記載の非接触ICカードに含まれるICチップを含むカード片を携帯端末本体に着脱自在に搭載し、
前記携帯端末本体が予め備えているテンキー,音声送話機,画像撮像機等の情報入力機能を利用して暗証番号及び生体情報を入力するようにし、これにより前記ICチップを含むカード片が備えている前記認証機能を利用して本人認証処理を行なう構成としたことを特徴とする携帯端末装置。 - カード用リーダ/ライタにより形成される電磁界を介して非接触で電力を受給する電力供給制御部を備え、ICカード使用者にかかる個人情報が入力された場合に当該個人情報について生体認証による本人確認を行なう生体認証判定部と、前記リーダ/ライタとの間で相互に通信を行う相互通信機能とを備えた非接触ICカードにあって、
受給した前記電力を前記生体認証判定部にのみ供給し前記カード用リーダ/ライタとの相互通信を実行する他のカード機能部には電力供給を禁止する本人認証工程と、
前記生体認証判定部が本人認証した場合に同時に出力する前記他のカード機能部に対する給電許可信号を、当該生体認証判定部が前記電力供給制御部に送出する給電許可信号送出工程と、
前記給電許可信号に付勢されて機能し前記電力供給制御部から前記生体認証判定部を除く前記他のカード機能部へ電力を供給する電力供給工程と、を備えると共に、
これらの各工程を前記電力供給制御部が、実行し、
前記本人認証工程の実行に先立って、
予め装備された周波数の異なる少なくとも二つのアンテナ構造体の内の周波数が適合する一方のアンテナ構造体を介して前記カード用リーダ/ライタから前記電力を取り込む電力取得処理工程を設け、これを前記電力供給制御部が実行するようにしたことを特徴とする非接触ICカード用起動制御方法。 - カード用リーダ/ライタにより形成される電磁界を介して非接触で電力を受給する電力供給制御部を備え、ICカード使用者にかかる個人情報が入力された場合に当該個人情報について生体認証による本人確認を行なう生体認証判定部と、前記リーダ/ライタとの間で相互に通信を行う相互通信機能とを備えた非接触ICカードにあって、
前記カード用リーダ/ライタとの相互通信に先立って成される前記生体認証に際しては受給した前記電力を前記生体認証判定部にのみに供給し且つ前記カード用リーダ/ライタとの相互通信を実行する他のカード機能部には受給した前記電力の電力供給を禁止する本人認証処理機能、
前記生体認証判定部が本人認証した場合に当該生体認証判定部が給電許可信号を送出する給電許可信号送出処理機能、
および送出された前記給電許可信号に付勢されて機能し前記生体認証判定部を除く前記他のカード機能部へ電力供給を行う電力供給処理機能を設けると共に、
更に、前記本人認証処理機能の実現に際しては、
予め装備された周波数の異なる二つのアンテナ構造体の内の周波数が適合する一方のアンテナ構造体を介して前記カード用リーダ/ライタから前記電力を受給する電力受給処理機能を設け、
これら前記各処理機能を予め別に装備したコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とするカード起動制御プログラム。
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