JP2006119811A - Icカード - Google Patents

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泰明 小平
Mitsutoshi Miyasaka
光敏 宮坂
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Abstract

【課題】 ICカードのセキュリティをより向上させる。
【解決手段】 生体情報を取得する生体認証部10と、上記生体認証部10からの上記生体情報と予め記憶した生体情報とを照合し、合致した場合にアプリケーションに対して有効状態とし、合致しなかった場合にアプリケーションに対して無効状態とする処理部とを備えるICカードであって、上記処理部が、前回以前の使用時間に基づいて使用可能時間を設定し、今回の使用時間が上記使用可能時間からずれた場合に上記アプリケーションに対して無効状態とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICカードに関するものである。
ICカード(スマートカード)は、IC(集積回路)チップを搭載したカードであり、磁気ストライプカードと比較して、高情報容量化、セキュリティ性向上(偽変造、不正使用の防止)、複数のアプリケーションに対応可能、ホスト負荷軽減(オフライン処理が可能)等の特徴を有する。このため、クレジットカードやキャッシュカードの他、電子マネー、電子商取引、医療保健分野、鉄道・バスなどの交通分野やビルの入退出管理等への展開が盛んに行われ始めている。これに伴い、更なるセキュリティ向上(情報保護、アクセス制限等)の目的から、指紋センサ等の生体認証部を搭載した個人認証機能付きICカードが提案されている。
このような個人認証機能付きICカードとしては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。また、特許文献2には、ICカードの使用目的や機能に応じて、例えば有効期限(時間)やアプリケーションの使用環境等によりパラメータを設定する機能が開示されている。特許文献2に開示された技術によればICカードが有効状態になっている時間やセキュリティレベルを任意に変更でき、例えば使用勝手を損なわない程度に有効時間を設定することが可能となる。
特開2004−64650号公報 特開2004−178141号公報
しかしながら、有効状態になっている時間を任意に設定できる場合には、有効時間が必要以上に長く設定される可能性もある。このため、有効時間内に第三者がICカードを使用することが可能となり、セキュリティの面において好ましくない。
このように、従来のICカードでは、場合によっては第三者にICカードを不正使用される可能性が拭えないため、さらにセキュリティが向上されたICカードの実現が望まれている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ICカードのセキュリティをより向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のICカードは、生体情報を取得する生体認証部と、上記生体認証部からの上記生体情報と予め記憶した生体情報とを照合し、合致した場合にアプリケーションに対して有効状態とし、合致しなかった場合にアプリケーションに対して無効状態とする処理部とを備えるICカードであって、上記処理部が、前回以前の使用時間に基づいて使用可能時間を設定し、今回の使用時間が上記使用可能時間からずれた場合に上記アプリケーションに対して無効状態とすることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明のICカードによれば、前回以前の使用時間に基づいて使用可能時間が設定され、今回の使用時間が上記使用可能時間からずれた場合に上記アプリケーションに対して無効状態とされる。すなわち、本発明のICカードにおいては、生体認証部からの生体情報と予め記憶した生体情報とを比較する第1認証と、前回以前の使用時間に基づいて設定された使用可能時間内にICカードを使用するという第2認証とをクリアした時点で始めてICカードを用いた取引が成立する。したがって、本発明のICカードによれば、上述の第1認証のみを行う従来のICカードと比較してさらにセキュリティを向上させることが可能となる。
なお、本発明のICカードにおいては、例えば、上記使用時間として、アプリケーションに対してICカードが有効状態とされてからICカードが外部装置と電気的な信号のやり取りを行うまでの時間を用いることができる。
また、本発明のICカードにおいては、上記使用可能時間が、前回以前の使用時間の平均値に所定のマージンを加算した値以内であるという構成を採用することができる。
このような構成を採用することによって、使用者本人が通常かかる使用時間を大幅に越えた場合には、ICカードが無効状態に切り替えられる。一般的に、使用者本人が通常かかる使用時間には、大きな差が生じないため、使用者本人が上述の第2認証をクリアできない可能性が少なく、一方、第三者がICカードを使用した場合には、上述の第2認証をクリアできない可能性が高い。つまり、本発明のICカードによれば、第三者がICカードを使用しようとした場合には、通常、第1認証をクリアすることができず、万が一第1認証をクリアしたICカードを第三者が使用しようとした場合であっても第2認証をクリアすることができないため、ICカードのセキュリティをより向上させることが可能となる。
また、本発明のICカードにおいては、上記使用可能時間が、前回以前の使用時間の平均値に対して所定のマージンを加算した値と前回以前の使用時間の平均値に対して所定のマージンを減算した値との間とされるという構成を採用することもできる。
このような構成を採用することによって、使用可能時間に上限(前回以前の使用時間の平均値に対して所定のマージンを加算した値)と下限(前回以前の使用時間の平均値に対して所定のマージンを減算した値)が設定されるため、イレギュラーな使用時間における使用、つまり、所有者本人ではない第三者が使用する場合の使用時間における使用をより確実に防止することが可能となる。
なお、具体的には、本発明のICカードにおいて、上記生体認証部として静電容量型指紋センサを用いることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るICカードの一実施形態について説明する。
(ICカードの第1実施形態)
図1は、本第1実施形態のICカードK1を示す斜視図であり、図2は、当該ICカードK1を示す平面図である。
これらの図に示すように、ICカードK1は、2枚のプラスチック等の基材が貼り合わされて形成された基板50と、指紋パターン(生体情報)を取得する指紋センサ10(生体認証部)と、信号の入出力を行う接続用IC端子12と、スイッチ13と、を備えている。また、基板50の内部には、2枚のプラスチック基材によって挟持されたICチップ等の集積回路(処理部)が設けられている。
次に、図3から図5を参照して、ICカードK1を構成する要部について詳述する。
(指紋センサ)
図3は指紋センサ10から入力された情報を処理する処理部40を説明するためのブロック図であり、図4は指紋センサ10の構成を示す模式図である。
図3に示すように、処理部40は、指紋センサ10に取り込まれた指紋パターン(抽出指紋パターン)の特徴抽出を行うデータ処理部41と、特定の指紋パターン(認証指紋パターン)の特徴量等の各種情報を記憶するメモリ42と、データ処理部41により抽出された特徴量とメモリ42に記憶された特徴量とを比較する比較部43と、ICカードK1の動作を制御する制御部44と、を備えている。
また、図4に示すように、指紋センサ10は、静電容量型、すなわち凹凸を有する指紋と検出面10aとの間の距離に応じて変化する静電容量を測定して、指紋パターンを検出するようになっている。このような静電容量型の指紋センサ10は、光源が不要であるために薄型化することが容易であり、かつ表面保護層(パッシベーション膜)を適切に選択することによって、耐傷性を向上させることができるという特徴がある。
指紋センサ10は、センサ基板115を有しており、このセンサ基板115上には、所定の間隔を空けて互いに平行に形成された不図示の複数の走査線と、この走査線に対して直交するように所定の間隔を空けて互いに平行に形成された複数の信号線116とが設けられている。
複数の走査線と複数の信号線116との交点のそれぞれに対応する位置には、トランジスタ等によって構成されるスイッチング素子112が設けられている。
これらの走査線、信号線116およびスイッチング素子112によって、アクティブマトリクスアレイ113が構成されており、このアクティブマトリクスアレイ113の上には、検出電極111が各スイッチング素子112に対応する位置にマトリックス状に設けられている。
各検出電極111は、アクティブマトリクスアレイ113の全面を覆うように絶縁膜114にて覆われており、絶縁膜114は、ICカードK1の利用者の指Fと接触可能になっている。
なお、アクティブマトリクスアレイ113としては、半導体基板上に形成されたMOSトランジスタアレイ、絶縁基板上に形成された薄膜トランジスタ(TFT)等を用いることができる。
このような構成を有する指紋センサ10においては、指Fが検出面10aに接触すると、指Fとマトリックス状に配置された各検出電極111との間に、2次元的に分布する静電容量が発生する(図4のC1,C2,C3等)。この2次元的に分布した各静電容量の値をアクティブマトリクスアレイ113によって電気的に読み出すことにより、指Fの表面に形成された微細な凹凸形状のパターン(抽出指紋パターン)を検出することができる。静電容量方式を用いた指紋センサ10において、人体に帯電した静電気による放電破壊を回避するためには、検出前において、指Fに帯電した静電気を放電し、指Fの電位をスイッチング素子112のグランド(基準電位)Gレベルと略同一の電位にしておくことが必須である。更に、各静電容量の値を安定して検出するためには、検出時において、指Fの電位を所定の電位に固定することが好ましい。
このため、検出電極とは異なる電極、すなわち人体に帯電した静電気を放電させる放電用電極120をICカードK1の基板50上に設けている。
また、接続用IC端子12は、ICカードK1と不図示の外部装置との間で情報の送受信を行う際に、外部装置に設けられた端子に接続されるものである。また、接続用IC端子12は、ICカードK1の内部に設けられたICチップに接続されており、外部装置とICチップとの間で入出力信号を送受信するようになっている。なお、接続用IC端子12の代わりにアンテナを設置し、このアンテナを介して外部装置とICチップとの間で入出力信号を送受信する構成を採用することもできる。
また、スイッチ13は、ICカードK1の電源のOFF状態(電源切の状態)から、ON状態(電源入の状態)に切り替えるためのスイッチとしても機能するようになっている。なお、スイッチ13を設置せず、指紋センサ10に触れることによって電源のOFF状態(電源切の状態)から、ON状態(電源入の状態)に切り替える構成を採用することもできる。
また、ICカードK1に内蔵されたICチップは、CPU等の演算回路、ドライバ等の駆動回路、ROMやRAM等のメモリからなる記憶回路を備えている。
そして、このような回路が動作することにより、指紋センサ10等の動作が制御されるようになっている。具体的には、指紋センサ10からの入力信号(生体情報)の判定やアプリケーションに対する有効状態と無効状態との切り替え等を行う。また、スイッチ13からの入力、接続用IC端子12を介して入出力される外部装置との通信を行うようになっている。更に、ICチップは、ICカードを利用する複数のアプリケーションや、当該アプリケーションに応じたプログラムや、パスワード等を記憶している。また、ICチップは、外部装置との通信に応じてプログラムを動作させたりする。
(ICカードの変形例)
次に、上記のICカードの変形例について説明する。
図5は、本変形例にかかるICカードK2の斜視図である。本変形例においては、ICカードK2が太陽電池14を備えた構成となっている。
当該太陽電池14においては、ICカードK2の外部から照射光が入射することにより、光エネルギを電気エネルギに変換するようになっている。また、ICカードK2の内部には不図示の充電器が設けられており、太陽電池14によって変換された電気エネルギが充電器において充電されるようになっている。
また、太陽電池14は、光エネルギを電気エネルギに変換するだけではなく、光照射に伴って電流が流れる機能、所謂光センサとしても機能するようになっている。これにより、太陽電池14は、ICカードK2の電源のOFF状態(電源切の状態)から、外光がICカードK2に照射されることによって、ON状態(電源入の状態)に切り替えるためのスイッチとしても機能するようになっている。
また、このような太陽電池14や、電気エネルギを充電する充電器は、ICカードK2に内蔵されたICチップに接続されており、ICチップは充電器から電源を供給される。
(ICカードの動作)
次に、上記のICカードの動作について説明する。
図6は、本実施形態のICカードの動作について説明するためのフローチャート図である。
まず、ICカードのCPUに電源を入れる(ステップS1)。
当該ステップS1においては、スイッチ13をONにしたり、指紋センサ10に触れたり、また、太陽電池14に外光が入射したりした場合に、CPUの電源がONになる。
次に、指紋認証(生体認証)を行う(ステップS2)。具体的には、指紋センサ10から取得した抽出指紋パターン(生体情報)の特徴量をデータ処理部41において抽出し、この抽出された特徴量と予めメモリ42に記憶された特徴量とを比較部43において比較することによって指紋認証を行う。
当該ステップS2においては、図4に示すように利用者が指Fを指紋センサ10に触れることにより行われる。そして、指紋認証の結果、利用者の指紋と予め設定された指紋とが合致していない場合には、認証不可となり、ICカードの無効状態が維持される(ステップS3)。
一方、ステップS2の指紋認証の結果、利用者の指紋と予め設定された指紋とが合致した場合には、ICカードがアプリケーションに対して有効状態となる(ステップS4)。そして、本実施形態のICカードにおいては、当該ステップS4において、処理部40に内蔵されたタイマーが作動し時間の測定が開始される。
次に、今回のICカードの使用時間が使用可能時間内であるかが上述のタイマーに基づいて判断される(ステップS5)。なお、本実施形態においては、ICカードの使用時間とは、ステップS4においてICカードが有効状態となってからICカードと外部装置との間に電気的な信号のやり取りが行われるまでの時間である。
そして、今回のICカードの使用時間が使用可能時間からはずれている場合には、ICカードがアプリケーションに対して無効状態に切り替えられる(ステップS6)。一方、今回のICカードの使用時間が使用可能時間内である場合には、ICカードの有効状態を維持し(ステップS8)し、ICカードを用いた取引を継続し、取引が完了した時点でICカードが無効状態にされる(ステップS9)。
なお、本実施形態のICカードにおいて、上述の使用可能時間は、前回以前の使用時間の平均値に所定のマージンを加算した値と前回以前の使用時間の平均値に所定のマージンを減算した値との間に設定されている。
このように、本実施形態のICカードにおいては、前回以前のICカードの使用時間に基づいて使用可能時間が設定されている。このため、所有者本人が一般的な形態でICカードを使用する場合には、使用可能時間内にICカードが使用されることとなるが、第三者がICカードを不正使用しようとした場合には、使用可能時間からはずれて使用される可能性が高い。特に、ステップS4において有効状態とされたICカードを第三者が盗み出して使用する場合には、明らかに使用可能時間からはずれてICカードが使用されることとなる。このため、第三者がICカードを不正使用しようとした場合には、ステップS5においてICカードが無効状態とされ、ICカードの不正使用を防止することが可能となる。したがって、本実施形態のICカードによれば、よりセキュリティを向上させることが可能となる。
また、本実施形態のICカードにおいては、ICカードが使用された、すなわちICカードと外部装置との間において電気的な信号がやり取りされた時点において、ICカードが有効状態となって(ステップS4)から電気的な信号がやり取りされた時点までの時間(今回の使用時間)が記憶され、この時間及び前回までの使用時間に基づいて、次回の使用可能時間が新たに設定されて記憶される(ステップS7)。
具体的には、例えば、今回(n番目)の使用時間をXとし、今回の使用時間Xに対するα(前回以前の使用回数)個の移動平均Aを下式(1)とする。そして、今回(n番目)の使用時間Xに対するα個の移動標準偏差σn、α(マージン)を下式(2)とし、次回(n+1番目)の使用可能時間Xn+1を下式(3)のように設定する。なお、本明細書中においては、移動平均を便宜的にAとして示しているが、実際の計算式においては、下式(4)のように示されている。
Figure 2006119811
Figure 2006119811
Figure 2006119811
Figure 2006119811
なお、本実施形態のICカードにおいては、図6に示すように、次回の使用時間の設定及び記憶をステップS5とステップS8との間において行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ICカードと外部装置との間において電気的な信号がやり取りされた時点以後であり、次回のICカードの使用時以前であれば、どのタイミングで行っても良い。
また、上述の移動平均及び移動標準偏差を算出する場合に、過去全ての使用時間を必ずしも用いる必要はなく、例えば、直近の10回程度の使用時間を用いて移動平均及び移動標準偏差を算出しても良い。
また、移動平均を算出する場合に、単純平均でなく、重み付けを変更して平均を算出しても良い。例えば、直近の使用時間が現在の使用形態に最も適した使用時間であるため、直近の使用時間の重み付けを大きくし、過去に遡るほど重み付けを小さくして移動平均を算出しても良い。このようにすることによって、次回の使用可能時間を現在の使用形態により適した時間に設定することが可能となる。
また、本実施形態のICカードにおいては、使用可能時間の上限(前回以前の使用時間の平均値に所定のマージンを加算した値)と下限(前回以前の使用時間の平均値に所定のマージンを減算した値)とを設定した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、使用可能時間の上限のみを設定しても良い。これは、第三者がICカードを不正使用する場合には、通常、一旦有効状態となったICカードを盗用するため、所有者本人の一般的な使用時間より短い時間でICカードを使用する可能性が低いためである。しかしながら、本実施形態のICカードのように、使用可能時間の上限及び下限を設定することによって、より確実にICカードの不正使用を防止し、さらにセキュリティを向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図7および図8を参照して説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分ついては、その説明を省略あるいは簡略化する。
図7は、本第2実施形態のICカードK3の斜視図である。この図に示すように、本第2実施形態のICカードK3は、上記第1実施形態のICカードK1に、更に電気泳動表示デバイス(Electro Phoretic Display、以下、EPDと称する)11を備えて構成されている。
図8は、EPD11の断面を示す断面図である。
プラスチック等の可撓性を有するEPD基材211e上に、電極フィルム211d、電気泳動表示層211c、電極フィルム211bおよびこの表示部を保護する表面保護層211aが積層されている。なお、表面保護層211aは省略することも可能である。
電極フィルム211bは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド等の寸法安定性の優れた透明なプラスチックフィルムに電極が形成されているものである。電極フィルム211dも同様な基材の電極が形成されてなるものであるが、必ずしも透明性は要求されない。なお、電極フィルム211bと電極フィルム211dとは、上下動通電極211fにより導通される。
電極フィルム211bは、全面に同一の電位がかかる共通電極となり、一方、電極フィルム211dにはアクティブマトリックス電極或いはセグメント電極等が形成されて駆動電極となる。
電気泳動表示層211cを形成するマイクロカプセル211は、アラビアガム・ゼラチンの複合膜、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、尿素樹脂等をカプセル殻とし、カプセル殻の作製方法としては、界面重合法、in−situ重合法、相分離法、界面沈殿法、スプレードライング法、等の公知のマイクロカプセル化手法を採用することができる。内部には泳動粒子と分散媒が封入される。泳動粒子としては有機あるいは無機の粒子(高分子あるいはコロイド)が用いられる。たとえば、アニリンブラック、カーボンブラック等の黒色顔料、二酸化チタン、亜鉛華、三酸化アンチモン等の白色顔料、モノアゾ、ジイスアゾン、ポリアゾ等のアゾ系顔料、イソインドリノン、黄鉛、黄色酸化鉄、カドミウムイエロー、チタンイエロー、アンチモン等の黄色顔料、モノアゾ、ジスアゾ、ポリアゾ等のアゾ系顔料、キナクリドンレッド、クロムバーミリオン等の赤色顔料、フタロシアニンブルー、インダスレンブルー、アントラキノン系染料、紺青、群青、コバルトブルー等の青色顔料、フタロシアニングリーン等の緑色顔料等の1種又は2種以上を用いることができる。分散媒としては無色または染料により染色された水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、オクタノール、メチルセルソルブ等のアルコール系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等の各種エステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ぺンタン、ヘキサン、オクタン等の脂肪族炭化水素、シクロへキサン、メチルシクロへキサン等の脂環式炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキシルベンゼン、ヘブチルベンゼン、オクチルベンゼン、ノニルベンゼン、デシルベンゼン、ウンデシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼン等の長鎖アルキル基を有するベンゼン類等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、カルボン酸塩又はその他の種々の油類等の単独又はこれらの混合物に界面活性剤等を配合したものを用いることができる。
電気泳動は、電気泳動粒子は予め正または負に帯電させられており、また、分散媒と電気泳動粒子とは、互いに異なる着色がなされている。例えば白の粒子である酸化チタンを正電荷に、一方黒の粒子であるカーボンブラックを負電荷にした場合、二つの電極フィルム211b,211dに電界を印加して、電極フィルム211bが負極、電極フィルム211dが正極になると、正に帯電した白の粒子が電極フィルム211b側に引かれ、黒の粒子が電極フィルム211d側に引かれるので、電極フィルム211bを透明電極としておくことにより、電極フィルム211b側の上方から観察すると、その部分が白く見えるようになる。逆に、電極フィルム211bが正極、電極フィルム211dが負極になった場合には、正に帯電した白の粒子が電極フィルム211d側に引かれ、黒の粒子が電極フィルム211b側に引かれるので、電極フィルム211bの上方から観察するとその部分が黒く見える。
EPD11は、上述したマイクロカプセル211を多数有しているので、電極フィルム211b,211dの各アドレス電極の電界を制御することで、所望の文字、数字、或いは記号を白と黒の画素で表示させることができる。
なお、マイクロカプセル211をアクティブマトリックス駆動法で駆動する場合は、電極フィルム211dは画素電極として画素毎に独立してパターニングされ、不図示の薄膜トランジスタ、信号電極、および走査電極を併設し、電極フィルム211bは光透過性基材上に一様に形成された透明な共通電極とする。この場合、電極フィルム211bを共通電極にすると全面同一電位になるので(例えば電位をゼロとする)、電極フィルム211d側の各アドレス電極の電界を制御(正または負の電位を与える)することで、上述した原理に基づき電極位置のマイクロカプセル211内の粒子を移動させ、所望の画像を表示させることができる。同様に、電極フィルム211dを共通電極とし、電極フィルム211b側の各アドレス電極の電界を制御することで、電極位置のマイクロカプセル211内の粒子を移動させることで所望の画像を表示させるようにしてもよい。
時分割駆動の場合は、電極フィルム211b、211dは互いに直交するライン状のITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等の透明導電体からなる透明電極により構成され、両電極の交わる領域にマイクロカプセル211を配置する。
駆動方式は上述したものに限定されず、用途に応じて最適なものを選択すればよい。また、マイクロカプセル211の径は、種々のものを採用することが可能である。
このようなEPD11は、本実施形態においては、処理部40の制御部44によってその動作が制御される。そして、EPD11上には、ICカードの有効状態あるいは無効状態等の適宜必要な情報が表示される。このため、利用者の使用勝手を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態においては、EDP11に情報を表示する形態について説明したが、例えば、EDP11の代わりにLED等を利用したランプ、液晶表示装置あるいはスピーカ等を設置し、これらのものを使用して利用者に情報を伝達しても良い。
また、ICカードに更にメンブレンスイッチ等の操作部を設置し、任意の種々の情報をEPD11に表示するようにしても良い。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係るICカードの好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、生体認証部として指紋センサを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、生体認証部として静脈認証センサや虹彩認証センサ等を利用することも可能である。
第1実施形態のICカードを示す斜視図。 第1実施形態のICカードを示す平面図。 指紋センサから入力された情報を処理する処理部を示すブロック図。 指紋センサの構成を示す模式図。 第1実施形態のICカードの変形例を示す斜視図。 第1実施形態のICカードの動作を説明するためのフローチャート図。 第2実施形態のICカードを示す斜視図。 電気泳動表示デバイス(EPD)の断面を示す断面図。
符号の説明
10…指紋センサ(生体認証部)、11…EPD(電気泳動表示デバイス)、12…接続用IC端子、13…スイッチ、14…太陽電池、40…処理部、K1、K2、K3…ICカード


Claims (5)

  1. 生体情報を取得する生体認証部と、前記生体認証部からの前記生体情報と予め記憶した生体情報とを照合し、合致した場合にアプリケーションに対して有効状態とし、合致しなかった場合にアプリケーションに対して無効状態とする処理部とを備えるICカードであって、
    前記処理部が、前回以前の使用時間に基づいて使用可能時間を設定し、今回の使用時間が前記使用可能時間からずれた場合に前記アプリケーションに対して無効状態とすることを特徴とするICカード。
  2. 前記使用時間は、アプリケーションに対して有効状態となってから外部装置と電気的な信号のやり取りを行うまでの時間であることを特徴とする請求項1記載のICカード。
  3. 前記使用可能時間は、前回以前の使用時間の平均値に所定のマージンを加算した値以内とされることを特徴とする請求項1または2記載のICカード。
  4. 前記使用可能時間は、前回以前の使用時間の平均値に対して所定のマージンを加算した値と前回以前の使用時間の平均値に対して所定のマージンを減算した値との間とされることを特徴とする請求項1または2記載のICカード。
  5. 前記生体認証部は、静電容量型指紋センサであることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のICカード。


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