JP3192826B2 - 入退室監視装置 - Google Patents

入退室監視装置

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JP3192826B2 JP16066493A JP16066493A JP3192826B2 JP 3192826 B2 JP3192826 B2 JP 3192826B2 JP 16066493 A JP16066493 A JP 16066493A JP 16066493 A JP16066493 A JP 16066493A JP 3192826 B2 JP3192826 B2 JP 3192826B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は訪問者の特定エリアへの
入退室の許可/不許可を制御する入退室監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特定エリアへの訪問者の入退室の許可/
不許可を制御する入退室監視装置が広く知られている。
この入退室監視装置は、訪問者及びこの訪問者を引率す
る引率者それぞれに訪問者情報を記憶している訪問者カ
−ド及び引率者情報を記憶している引率者カ−ドを与え
ておき、入退室時に予め装置側に登録されている訪問者
情報と訪問者カ−ドに記憶されている訪問者情報とを比
較することによりその訪問が正当かを判定し、正当と判
定されれば、ゲ−ト手段を施錠して訪問者の入退室を許
可していた。ここで、予め装置側に登録される訪問者情
報としては訪問開始日時及び終了日時、訪問場所、訪問
メンバ−等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、予め装置側に
登録しておいた訪問予定が都合により遅れたり、中止と
なったり、訪問メンバーに変更が生じたりすることがよ
く発生する。そのような場合には、装置側に予め登録し
ておいた訪問者の訪問開始日時、終了日時、訪問メンバ
ー等を事前に変更する必要があり、その変更作業が煩雑
であった。
【0004】しかし、その変更を行わずに放置している
と、不正に入退室が実施されてしまう危険性がある。本
発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は訪
問形態が変更になった場合が発生しても、その都度装置
側に記憶されていた訪問者情報を変更しなくても済み、
またそれによる不正な入退室を防止することができる入
退室監視装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる入退室
監視装置は、特定の室への入退室を許容するゲ−ト手段
と、引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドに記憶されてい
る情報を読み取るカ−ド情報読取手段と、あらかじめ引
率者情報、訪問者情報及び訪問予定時間情報を記憶する
記憶手段と、各種訪問情報を指示入力する入力手段と、
上記読取手段により引率者カ−ドが読み取られた際に、
訪問開始指示がなされているかを判定する判定手段と、
この判定手段により訪問開始指示がなされていないと判
定された場合には、上記ゲ−ト手段により入室を拒否す
る手段と、上記判定手段により訪問開始指示がさなれた
と判定された場合には、入力された訪問者情報と予め上
記記憶手段に登録されている訪問者情報とを比較して入
力された訪問者情報が正当かを判定する訪問者情報判定
手段と、この訪問者情報判定手段により入力された訪問
者情報が正当であると判定された場合には上記ゲ−ト手
段を解錠し、一致しない場合には上記ゲ−ト手段を施錠
したままとする施錠/解錠判定手段とから構成される。
【0006】請求項2に係わる入退室監視装置は、特定
の室への入退室を許容するゲ−ト手段と、引率者カ−ド
あるいは訪問者カ−ドに記憶されている情報を読み取る
カ−ド情報読取り部と、あらかじめ引率者情報、及び訪
問予定時間情報を記憶する記憶手段と、各種訪問情報を
入力する入力手段と、上記入力手段により入力された引
率者情報が予め上記記憶手段に登録されている引率者情
報を参照して正当か判定する引率者情報判定手段と、上
記引率者情報判定手段により入力された引率者情報が正
当であると判定された場合には、上記引率者カ−ドに記
憶されている訪問者情報を上記記憶手段に登録する訪問
者情報登録手段と、上記入力手段から入力された訪問者
情報と上記訪問者登録手段により登録された上記記憶手
段に登録されている訪問者情報とを比較し、入力された
訪問者情報が正当かを判定する訪問者情報判定手段と、
この訪問者情報判定手段により入力された訪問者情報と
予め上記記憶手段に登録されている訪問者情報とが一致
すると判定された場合には上記ゲ−ト手段を解錠し、一
致しない場合には上記ゲ−ト手段を施錠したままとする
施錠/解錠判定手段とから構成される。
【0007】請求項3に係わる入退室監視装置は、特定
の室への入退室を許容するゲ−ト手段と、引率者カ−ド
あるいは訪問者カ−ドに記憶されている情報を読み取る
カ−ド情報読取手段と、あらかじめ引率者情報、及び訪
問予定時間情報を記憶する記憶手段と、各種訪問情報を
入力する入力手段と、上記入力手段により入力された引
率者情報が予め上記記憶手段に登録されている引率者情
報を参照して正当か判定する引率者情報判定手段と、上
記引率者情報判定手段により入力された引率者情報が正
当であると判定された場合には、上記引率者カ−ドに記
憶されている引率者情報を上記記憶手段に登録する引率
者情報登録手段と、上記読取手段により読取った訪問者
カ−ドに記録されている引率者情報と上記引率者情報登
録手段により登録された上記記憶手段に登録されている
引率者情報とを比較し、訪問者が正当かを判定する訪問
者情報判定手段と、この訪問者情報判定手段により入力
された引率者情報と予め上記記憶手段に登録されている
引率者情報とが一致すると判定された場合には上記ゲ−
ト手段を解錠し、一致しない場合には上記ゲ−ト手段を
施錠したままとする施錠/解錠判定手段とから構成され
る。
【0008】
【作用】請求項1の入退室監視装置は、引率者により指
示された訪問開始から訪問終了時までの間に限って、訪
問者情報が正当かどうかを判定するようにしているの
で、訪問者の到着が遅れて訪問開始予定時間を過ぎて
も、引率者の指示が無い限り、訪問者情報を知っていて
も入退室は許可されない。このため、装置側に予め登録
しておいた訪問者情報を変更しなくても済み、煩雑な変
更作業を省略できる。
【0009】請求項2及び3の入退室監視装置は、引率
者カ−ドに訪問者情報を記憶させておき、引率者カ−ド
が正当であると判定された場合に始めて訪問者情報を装
置側に登録するようにしている。以降、その登録された
訪問者情報に基づいて訪問者の正当性が判定される。従
って、訪問メンバ−が変更になったりした場合には引率
者か−ドに記憶されている訪問者情報を変更すれば良
く、訪問者情報の変更に伴う煩雑な変更作業を防止する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1実施例に係
わる入退室監視装置について説明する。図1は入退室監
視装置の概略構成を示す図、図2は制御部の構成を示す
ブロック図、図3は引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ド
の一例を示すもので、磁気カ−ドにより構成されている
ことを示す図、図4は引率者カ−ドあるいは訪問者カ−
ドの一例を示すもので、ICメモリを搭載したカ−ドに
より構成されていることを示す図、図5は引率者カ−ド
あるいは訪問者カ−ドの一例を示すもので、ICメモリ
及び磁気テ−プを搭載したカ−ドにより構成されている
ことを示す図、図6は引率者カ−ドに記録されている引
率者情報及び訪問者情報の具体的内容を示す図、図7は
訪問者カ−ドに記録されている訪問者情報及び引率者情
報の具体的内容を示す図、図8は本発明の第1実施例の
動作を示すフロ−チャ−トである。
【0011】図1において、11は入退室監視装置を統
括的に制御する制御部である。この制御部11はその表
面に引率者ID番号あるいは訪問者ID番号を入力する
ためのテンキ−部12、引率者カ−ドあるいは訪問者カ
−ドを挿入するカ−ド挿入口13、訪問を開始すること
を指示する開始スイッチ14、訪問を終了することを指
示する終了スイッチ15を備えている。
【0012】この制御部11には引率者情報及び訪問者
情報を登録あるいは更新するための入力部16が接続さ
れる。なお、入力部16は引率者カ−ドあるいは訪問者
カ−ドに情報を記録させる書き込み部(図示しない)を
備えている。
【0013】ここで、17は特定エリアへの入退室を許
容するゲ−ト手段としてのドアである。このドア17の
施錠/解錠は錠部18により制御されているもので、こ
の錠部18によりなされる施錠/解錠は制御部11から
の制御信号により制御される。
【0014】次に、図2のブロック図を参照して制御部
11の詳細な構成について説明する。図2において、2
1は入退室監視装置を統括的に制御するCPU(中央処
理装置)である。このCPU21からのシステムバス2
1aには図8に示す処理を行う制御プログラムを記憶す
るROM(リ−ド・オンリ・メモリ)22、引率者情報
及び訪問者情報等を記憶するRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)23、前述したカ−ド挿入口13から挿入
された引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドに記録されて
いる情報を読み取るカ−ド情報読取部24、前述したテ
ンキ−部12、開始スイッチ14、終了スイッチ15、
前述した錠部18が接続される錠部インタフェ−ス2
5、前述した入力部16が接続される入力部インタフェ
−ス26が接続される。
【0015】ところで、引率者カ−ドは図3に示すよう
に、引率者情報及び訪問者情報を磁気情報として記録し
ている磁気テ−プ31を備えた磁気カ−ドにより構成さ
れている。
【0016】なお、図3の磁気カ−ドの代わりに、図4
に示すように引率者情報及び訪問者情報を記憶している
ICメモリ32を備えたカ−ドを用いても良いし、図5
に示すように磁気テ−プ31とICメモリ32とを兼ね
備えたカ−ドを用いても良い。
【0017】また、訪問者カ−ドは図3に示すように、
訪問者情報及び引率情報を磁気情報として記録している
磁気テ−プ31を備えた磁気カ−ドにより構成されてい
る。なお、図3の磁気カ−ドの代わりに、図4に示すよ
うに訪問者情報及び引率情報を記憶しているICメモリ
32を備えたカ−ドを用いても良いし、図5に示すよう
に磁気テ−プ31とICメモリ32とを兼ね備えたカ−
ドを用いても良い。
【0018】また、引率者カ−ドには図6に示すように
引率者情報及び訪問者情報の2種類の情報が記録されて
いるもので、引率者情報として引率者固有に割り付けら
れたID情報(例えば、ID番号)、引率者によりなさ
れる引率に対して割り付けられたその引率固有の引率コ
−ド、今回引率者により引率される場所固有に割り付け
られた引率場所情報を記憶しており、訪問者情報として
今回引率する訪問者数及び全訪問者のID情報(つま
り、ID番号)を記憶している。
【0019】また、訪問者カ−ドには図7に示すように
訪問者情報及び引率情報の2種類の情報を記憶している
もので、訪問者情報として訪問者固有に割り付けられた
ID情報(例えば、ID番号)を記憶しており、引率者
情報として今回引率される引率者の引率者カ−ドに記憶
されている引率コ−ドを記憶している。例えば、1人の
引率者に対して3人の訪問者を引率している場合には、
各訪問者の訪問者カ−ドの引率情報には同じ引率コ−ド
(引率者カ−ドの引率者情報に記憶されているもの)が
記憶されていることになる。
【0020】次に、上記のように構成された本発明の第
1実施例の動作について図8のフロ−チャ−トを参照し
て説明する。まず、特定エリアへの訪問予定が計画され
たら、入力部16より引率者情報(引率者ID情報、引
率コ−ド、引率場所)、訪問者情報(訪問者ID情
報)、訪問予定日時帯(つまり、訪問開始予定日時と訪
問終了予定日時)を入力し、RAM23に登録しておく
(ステップS1)。ここで、訪問予定日時帯として、実
際に訪問する時間帯を含むように広い時間帯に設定して
おく。このように設定しておくことにより、実際に訪問
を開始/終了する時間が前後しても、登録しておいた時
間を変更する必要をなくすためである。例えば、2pm
〜4pmまで訪問するのに、訪問予定として1pm〜5
pmという訪問日時帯を登録すれば良い。このように、
訪問予定日時帯の幅を広くとっているので、訪問開始予
定日時と実際に訪問が開始されるまでの間及び実際に訪
問が終了してから訪問終了予定日時までの間に悪意で訪
問者がに入退室できないように、引率者が訪問開始を指
示してから訪問終了を指示するまでの間において、訪問
者情報を判定するようにしている。
【0021】例えば、ステップS2に示すように、訪問
者カ−ドを挿入口13に挿入するかあるいはID番号を
テンキ−部12で操作することにより訪問者情報を入力
すると、引率者が引率者カ−ドをカ−ド挿入口13に挿
入した後に開始スイッチ14を操作して訪問開始指示が
既になされているかが判定される(ステップS3)。こ
のステップS3の判定で「NO」と判定された場合に
は、制御部11から解錠信号は出力されないため、ドア
17は施錠されたままであり、入退室は不許可される
(ステップS4)。
【0022】そして、引率者が引率者カ−ドをカ−ド挿
入口13に挿入して、開始スイッチ14を操作して訪問
開始指示を行う(ステップS5)と、その訪問者カ−ド
に記憶されている図6に示す情報はカ−ド情報読取部2
4で読み取られる。
【0023】そして、RAM23に予め登録されている
引率者情報のうちの引率者ID情報と今回読み取った引
率者カ−ドに記憶されている引率者ID情報と一致する
か判定、しかも訪問予定一時帯中であるかを判定、さら
に訪問場所が一致するかを判定することにより、挿入さ
れた引率者カ−ドが正当なものであるかを判定する(ス
テップS6)。このステップS6の判定で「NO」と判
定された場合には、前述したステップS2以降の処理が
繰り返される。
【0024】ところで、ステップS6の判定で、挿入さ
れた引率者カ−ドが正当なものであると判定された場合
には、RAM23に引率者により開始指示があったこと
がフラグとして記憶される。
【0025】そして、その以降ステップS7に示すよう
に、訪問者が訪問者カ−ドを挿入口13に挿入するかあ
るいはID番号をテンキ−部12で操作することにより
訪問者情報を入力すると、入力された訪問者ID情報
が、RAM23に既に登録されている引率される全訪問
者ID情報中にあるかを判定することにより、その訪問
者情報が正当であるかを判定する(ステップS8)。
【0026】このステップS8の処理で「YES」と判
定された場合には、制御部11から錠部18に制御信号
が出力されて、錠部18が解錠され、入退室が許可され
る(ステップS9)。一方、ステップS8の処理で「N
O」と判定された場合には、制御部11から錠部18に
制御信号を送り、錠部18を施錠させたままとし、入退
室が不許可とされる(ステップS10)。
【0027】以降、訪問者が訪問者カ−ドをカ−ド挿入
口13に挿入する等して訪問者情報を入力する(ステッ
プS2)と、すでに訪問開始指示がなされているので、
ステップS3で「YES」と判定されステップS8で訪
問者情報の正当性が判定、正当であれば解錠され、正当
でなければ施錠されたままとされる。
【0028】そして、訪問が終了し、引率者が引率者カ
−ドをカ−ド挿入口13に挿入して終了スイッチ15を
操作するか、キ−入力部12から引率者情報を入力して
終了スイッチ15を操作すると、訪問終了指示が完了す
る(ステップS11)。例えば、RAM23にセットさ
れていた訪問開始を示すフラグがリセットされる。
【0029】このように、訪問開始フラグがリセットさ
れると、その時以降訪問者が訪問カ−ドをカ−ド挿入口
13に挿入するかあるいはID番号をテンキ−部12で
操作することにより訪問者情報を入力(ステップS2)
しても、ステップS3の判定で「NO」と判定されるた
め、入退室は不許可とされる(ステップS4)。
【0030】以上のようにこの第1実施例では、訪問予
定日時帯として、実際に訪問する時間帯を含むように広
い時間帯に設定しておき、引率者により指示された訪問
開始から訪問終了時までの間に限って、訪問者情報が正
当かどうかを判定するようにしているので、訪問者の到
着が遅れて訪問開始予定時間を過ぎても、引率者の指示
が無い限り、訪問者情報を知っていても入退室は許可さ
れない。このため、訪問開始あるいは訪問終了時間が訪
問予定日時帯で前後しても装置側に予め登録しておいた
訪問者情報を変更しなくても済み、煩雑な変更作業を省
略できる。
【0031】次に、図9を参照して本発明の第2実施例
に係わる入退室監視装置について説明する。前述した第
1実施例では訪問者ID情報は引率者情報と訪問予定日
時帯と共に予め入力部16より入力することにより装置
に登録しておくようにしたが、この第2実施例では訪問
者ID情報以外の情報を予め装置に登録しておき、訪問
者ID情報は予め登録しないようにしている。そして、
正当な引率者カ−ドがカ−ド挿入口13から挿入された
場合に、その引率者カ−ドに記憶されている訪問者ID
情報をRAM23に登録するようにしている。
【0032】まず、特定エリアへの訪問予定が計画され
たら、入力部16より引率者情報(引率者ID情報、引
率コ−ド、引率場所)、訪問予定日時帯(つまり、訪問
開始予定日時と訪問終了予定日時)を入力し、RAM2
3に登録しておく(ステップS21)。ここで、訪問予
定日時帯として、実際に訪問する時間帯を含むように広
い時間帯に設定しておく。このように設定しておくこと
により、実際に訪問を開始/終了する時間が前後して
も、登録しておいた時間を変更する必要をなくすためで
ある。例えば、2pm〜4pmまで訪問するのに、訪問
予定として1pm〜5pmという訪問日時帯を登録すれ
ば良い。
【0033】前述したステップS21では訪問者ID情
報については登録されていなかったので、引率者カ−ド
に訪問者ID情報を記録する処理を行う(ステップS2
2)。
【0034】そして、ステップS23に示すように、訪
問者カ−ドを挿入口13に挿入するかあるいはID番号
をテンキ−部12で操作することにより訪問者情報を入
力すると、制御部11はRAM23にすでに訪問者ID
情報が登録されているかを判定し、登録されていなけれ
ば、錠部18に制御信号が出力されて施錠されたままと
なり、訪問者の入退室は不許可とされる(ステップS2
4)。
【0035】そして、引率者が引率者カ−ドをカ−ド挿
入口13に挿入すると(ステップS25)、その訪問者
カ−ドに記憶されている図6に示す情報はカ−ド情報読
取部24で読み取られる。
【0036】そして、RAM23に予め登録されている
引率者情報のうちの引率者ID情報と今回読み取った引
率者カ−ドに記憶されている引率者ID情報と一致する
か判定、しかも訪問予定一時帯中であるかを判定、さら
に訪問場所が一致するかを判定することにより、挿入さ
れた引率者カ−ドが正当なものであるかを判定する(ス
テップS26)。このステップS26の判定で「NO」
と判定された場合には、前述したステップS23以降の
処理が繰り返される。
【0037】ところで、ステップS26の判定で「YE
S」と判定された場合には、引率者カ−ドに記録されて
いる全訪問者ID情報をRAM23に登録する書き込み
処理がなされる(ステップS27)。このようにして、
引率者カ−ドが正当なものと判定されて始めて全訪問者
ID情報がRAM23に登録される。
【0038】以降、ステップS28に示すように、訪問
者が訪問者カ−ドを挿入口13に挿入するかあるいはI
D番号をテンキ−部12で操作することにより訪問者情
報を入力すると、入力された訪問者ID情報が、RAM
23に既に登録されている引率される全訪問者ID情報
中にあるかを判定することにより、その訪問者情報が正
当であるかを判定する(ステップS29)。
【0039】このステップS29の処理で「YES」と
判定された場合には、制御部11から錠部18に制御信
号が出力されて、錠部18が解錠され、入退室が許可さ
れる(ステップS30)。一方、ステップS29の処理
で「NO」と判定された場合には、制御部11から錠部
18に制御信号を送り、錠部18を施錠させたままと
し、入退室が不許可とされる(ステップS31)。
【0040】そして、訪問が終了し、引率者が引率者カ
−ドをカ−ド挿入口13に挿入して終了スイッチ15を
操作するか、キ−入力部12から引率者情報を入力して
終了スイッチ15を操作すると、訪問終了指示が完了す
る(ステップS32)。
【0041】このように、訪問終了が指示されると、そ
の時以降訪問者が訪問カ−ドをカ−ド挿入口13に挿入
するかあるいはID番号をテンキ−部12で操作するこ
とにより訪問者情報を入力しても入退室は不許可とされ
る。
【0042】以上のようにこの第2実施例では、訪問予
定日時帯として、実際に訪問する時間帯を含むように広
い時間帯に設定しておき、正当な引率者カ−ドが入力さ
れてから始めて引率する全訪問者ID情報を登録するよ
うにしたので、訪問者の到着が遅れて訪問開始予定時間
を過ぎても、引率者カ−ドの入力が無い限り、訪問者情
報を知っていても入退室は許可されない。また、訪問者
情報は引率者カ−ドに記録されているので、訪問者が変
更になった場合には、入力部16からの操作により引率
者カ−ドの内容を変更すれば足りるので、煩雑な変更作
業を省略できる。
【0043】次に、図10を参照して本発明の第3実施
例に係わる入退室監視装置について説明する。前述した
第2実施例では訪問者ID情報以外の情報を予め装置に
登録しておき、訪問者ID情報は予め登録しないように
し、正当な引率者カ−ドがカ−ド挿入口13から挿入さ
れた場合に、その引率者カ−ドに記憶されている訪問者
ID情報をRAM23に登録するようにした。この第3
実施例でも訪問者ID情報以外の情報を予め装置に登録
しておき、訪問者ID情報は予め登録しないようにし、
引率者カ−ドに引率者情報(引率者ID情報、引率コ−
ド、引率場所)及び訪問者情報として訪問者数を入力部
16から記録させておき、正当な引率者カ−ドがカ−ド
挿入口13に入力されて始めて、訪問者数分の訪問者カ
−ドの引率情報に引率コ−ド(引率者カ−ドに記録され
ていたもの)を書き込むようにしている。
【0044】まず、特定エリアへの訪問予定が計画され
たら、入力部16より引率者情報(引率者ID情報、引
率コ−ド、引率場所)、訪問予定日時帯(つまり、訪問
開始予定日時と訪問終了予定日時)を入力し、RAM2
3に登録しておく(ステップS41)。ここで、訪問予
定日時帯として、実際に訪問する時間帯を含むように広
い時間帯に設定しておく。
【0045】次に、引率者カ−ドに引率者情報(引率者
ID情報、引率コ−ド、引率場所)及び訪問者情報とし
て訪問者数を入力部16から記録させておく(ステップ
S42)。
【0046】次に、引率者カ−ドをカ−ド挿入部13か
ら挿入させ、引率者情報(引率者ID情報、引率コ−
ド、引率場所)及び訪問者数を入力させる(ステップS
43)。
【0047】そして、RAM23に予め登録されている
引率者情報のうちの引率者ID情報と今回読み取った引
率者カ−ドに記憶されている引率者ID情報と一致する
か判定、しかも訪問予定一時帯中であるかを判定、さら
に訪問場所が一致するかを判定することにより、挿入さ
れた引率者カ−ドが正当なものであるかを判定する(ス
テップS44)。このステップS44の判定で「NO」
と判定された場合には、前述したステップS43以降の
処理が繰り返される。
【0048】ところで、ステップS44の判定で「YE
S」と判定された場合には、引率者カ−ドに記録されて
いる訪問者数を記憶する(ステップS45)。そして、
入力部16において、訪問者カ−ドに既に登録されてい
る引率コ−ドを訪問者数分だけ書き込む(ステップS4
6)。この引率コ−ドは訪問を許可する許可情報として
用いられる。
【0049】次に、訪問者カ−ドをカ−ド挿入口13か
ら挿入する(ステップS47)。すると、訪問者カ−ド
に記録されている引率コ−ドが制御部11に読み込ま
れ、既にRAM23に登録されている引率者情報のうち
の引率コ−ドと比較され、一致すればその訪問者カ−ド
の正当性を判定する(ステップS48)。
【0050】このステップS48の処理で「YES」と
判定された場合には、制御部11から錠部18に制御信
号が出力されて、錠部18が解錠され、入退室が許可さ
れる(ステップS49)。一方、ステップS48の処理
で「NO」と判定された場合には、制御部11から錠部
18に制御信号を送り、錠部18を施錠させたままと
し、入退室が不許可とされる(ステップS50)。
【0051】そして、訪問が終了し、引率者が引率者カ
−ドをカ−ド挿入口13に挿入して終了スイッチ15を
操作するか、キ−入力部12から引率者情報を入力して
終了スイッチ15を操作すると、訪問終了指示が完了す
る(ステップS51)。
【0052】このように、訪問終了が指示されると、そ
の時以降訪問者が訪問カ−ドをカ−ド挿入口13に挿入
するかあるいはID番号をテンキ−部12で操作するこ
とにより訪問者情報を入力しても入退室は不許可とされ
る。
【0053】以上のようにこの第3実施例では、訪問予
定日時帯として、実際に訪問する時間帯を含むように広
い時間帯に設定しておき、正当な引率者カ−ドが入力さ
れてから始めて訪問者数分の訪問者カ−ドに許可情報と
して引率コ−ドを記憶させるようにしたので、訪問者の
到着が遅れて訪問開始予定時間を過ぎても、引率者カ−
ドの入力が無い限り、訪問者情報を知っていても入退室
は許可されない。また、訪問者数の情報は引率者カ−ド
に記録されているので、訪問者の数が変更になった場合
には、入力部16からの操作により引率者カ−ドの内容
を変更すれば足りるので、煩雑な変更作業を省略でき
る。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、訪
問形態が変更になった場合が発生しても、その都度装置
側に記憶されていた訪問者情報を変更しなくても済み、
またそれによる不正な入退室を防止することができる入
退室監視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる入退室監視装置の概略構成を示
す図。
【図2】同制御部の構成を示すブロック図。
【図3】同引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドの一例を
示すもので、磁気カ−ドにより構成されていることを示
す図。
【図4】同引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドの一例を
示すもので、ICメモリを搭載したカ−ドにより構成さ
れていることを示す図。
【図5】同引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドの一例を
示すもので、ICメモリ及び磁気テ−プを搭載したカ−
ドにより構成されていることを示す図。
【図6】引率者カ−ドに記録されている引率者情報及び
訪問者情報の具体的内容を示す図。
【図7】同訪問者カ−ドに記録されている訪問者情報及
び引率者情報の具体的内容を示す図。
【図8】本発明の第1実施例の動作を示すフロ−チャ−
ト。
【図9】本発明の第2実施例の動作を示すフロ−チャ−
ト。
【図10】本発明の第3実施例の動作を示すフロ−チャ
−ト。
【符号の説明】
11…制御部、12…テンキ−部、13…カ−ド挿入
口、14…開始スイッチ、15…終了スイッチ、16…
入力部、17…ドア、18…錠部、21…CPU、22
…ROM、23…RAM、24…カ−ド情報読取部、2
5…錠部インタフェ−ス、26…入力部インタフェ−
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 122 E05B 49/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の室への入退室を許容するゲ−ト手
    段と、 引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドに記憶されている情
    報を読み取るカ−ド情報読取手段と、 あらかじめ引率者情報、訪問者情報及び訪問予定時間情
    報を記憶する記憶手段と、 各種訪問情報を指示入力する入力手段と、 上記読取手段により引率者カ−ドが読み取られた際に、
    訪問開始指示がなされているかを判定する判定手段と、 この判定手段により訪問開始指示がなされていないと判
    定された場合には、上記ゲ−ト手段により入室を拒否す
    る手段と、 上記判定手段により訪問開始指示がさなれたと判定され
    た場合には、入力された訪問者情報と予め上記記憶手段
    に登録されている訪問者情報とを比較して入力された訪
    問者情報が正当かを判定する訪問者情報判定手段と、 この訪問者情報判定手段により入力された訪問者情報が
    正当であると判定された場合には上記ゲ−ト手段を解錠
    し、一致しない場合には上記ゲ−ト手段を施錠したまま
    とする施錠/解錠判定手段とを具備したことを特徴とす
    る入退室監視装置。
  2. 【請求項2】 特定の室への入退室を許容するゲ−ト手
    段と、 引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドに記憶されている情
    報を読み取るカ−ド情報読取り部と、 あらかじめ引率者情報、及び訪問予定時間情報を記憶す
    る記憶手段と、 各種訪問情報を入力する入力手段と、 上記入力手段により入力された引率者情報が予め上記記
    憶手段に登録されている引率者情報を参照して正当か判
    定する引率者情報判定手段と、 上記引率者情報判定手段により入力された引率者情報が
    正当であると判定された場合には、上記引率者カ−ドに
    記憶されている訪問者情報を上記記憶手段に登録する訪
    問者情報登録手段と、 上記入力手段から入力された訪問者情報と上記訪問者登
    録手段により登録された上記記憶手段に登録されている
    訪問者情報とを比較し、入力された訪問者情報が正当か
    を判定する訪問者情報判定手段と、 この訪問者情報判定手段により入力された訪問者情報と
    予め上記記憶手段に登録されている訪問者情報とが一致
    すると判定された場合には上記ゲ−ト手段を解錠し、一
    致しない場合には上記ゲ−ト手段を施錠したままとする
    施錠/解錠判定手段とを具備したことを特徴とする入退
    室監視装置。
  3. 【請求項3】 特定の室への入退室を許容するゲ−ト手
    段と、 引率者カ−ドあるいは訪問者カ−ドに記憶されている情
    報を読み取るカ−ド情報読取手段と、 あらかじめ引率者情報、及び訪問予定時間情報を記憶す
    る記憶手段と、 各種訪問情報を入力する入力手段と、 上記入力手段により入力された引率者情報が予め上記記
    憶手段に登録されている引率者情報を参照して正当か判
    定する引率者情報判定手段と、 上記引率者情報判定手段により入力された引率者情報が
    正当であると判定された場合には、上記引率者カ−ドに
    記憶されている引率者情報を上記記憶手段に登録する引
    率者情報登録手段と、 上記読取手段により読取った訪問者カ−ドに記録されて
    いる引率者情報と上記引率者情報登録手段により登録さ
    れた上記記憶手段に登録されている引率者情報とを比較
    し、訪問者が正当かを判定する訪問者情報判定手段と、 この訪問者情報判定手段により入力された引率者情報と
    予め上記記憶手段に登録されている引率者情報とが一致
    すると判定された場合には上記ゲ−ト手段を解錠し、一
    致しない場合には上記ゲ−ト手段を施錠したままとする
    施錠/解錠判定手段とを具備したことを特徴とする入退
    室監視装置。
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