JP2650308B2 - ショーケースの庫内温度制御方法 - Google Patents

ショーケースの庫内温度制御方法

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JP2650308B2
JP2650308B2 JP63067719A JP6771988A JP2650308B2 JP 2650308 B2 JP2650308 B2 JP 2650308B2 JP 63067719 A JP63067719 A JP 63067719A JP 6771988 A JP6771988 A JP 6771988A JP 2650308 B2 JP2650308 B2 JP 2650308B2
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cooling
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元明 高野
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はいわゆるオープンショーケース等の庫内温度
を制御する方法に関するもので、 特に夜間の冷え過ぎを防止し得るようにした庫内温度
制御方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当
部分を示す。
【従来の技術】
従来、オープンショーケースの庫内温度制御は、庫内
冷却用の冷却風を吹出す冷却器(即ちエバポレータまた
は蒸発器ともいい、冷凍機で圧縮液化された冷媒を蒸発
させる装置)の冷気吹出口の温度を一定に保つように行
っている。この理由はオープンショーケースは構造上、
全面接客部が大きく開放されているため外乱(外気の流
入,流出)が大きく、直接庫内温度を見ていたのでは安
定して負荷(冷凍機)の制御ができないからである。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のように冷却器の吹出口の温度を一
定に保つような制御を行うと次のような問題点が生じ
る。 即ち吹出口温度は、昼間時におけるショーケース内の
蛍光灯の幅射熱,外気の乱入などによる庫内への熱侵入
を見込んで、庫内温度が所望の値となるように設定され
ているが、夜間はショーケース内の蛍光灯が消され、ま
たナイトカバー等でショーケース前面開口部を閉じたり
するため、蛍光灯の幅射熱や外気乱入による庫内への熱
侵入は無くなる。そのため庫内温度が下がり過ぎて庫内
の商品が凍結し、商品の品質低下を招く。 また夜間、必要以上に冷却するので冷凍機を過度に運
転することになり、電力の無駄使いとなる。 そこで本発明の課題は、冷凍機の運転率が所定値以上
低下したことを判別して夜間状態になったものとみな
し、設定温度を所定温度引上げるようにしたショーケー
スの庫内温度制御方法を提供することにより、 (1)非営業時となる夜間などでの庫内商品の冷やし過
ぎを防止し、かつ (2)夜間運転で運転率を下げて省エネルギを計る ことにある。
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために本発明の方法は、『冷却
器(8など)を含む冷却装置(冷凍機9など)と、 前記冷却器の吹出口から吹出される庫内冷却用の冷却
風の前記吹出口部分の温度を(温度センサ1などを介し
て)検出し、該温度が(温度設定回路10などを介して設
定された)所定の設定温度となるように前記冷却装置の
(電磁弁7などの)運転を操作する温度制御手段(MPU5
など)と、を備えたショーケース(オープンショーケー
スなど)において、 (MPU5などを介し)前記冷却装置の運転率を測定し、
この運転率に所定の変化があったときは前記設定温度を
所定温度分変化させるように』するものとする。
【作 用】
第4図はこの種のショーケースの冷凍機についての、
昼間時と夜間時の運転状態の差異を示すタイムチャート
である。この図から判るように夜間時(第4図(2))
には昼間時(第4図(1))に比べ、一般に庫内への熱
侵入を含む熱負荷が小さくなるため冷凍機の運転率が低
くなる。 なおここで運転率とは所定時間内において冷凍機が冷
却動作を行っている時間の割合をいい、1回の冷却運転
サイクルでいえば第4図の(T1−T2)/T1または(T11−
T21)/T11の値が運転率に相当する。しかし本発明では
運転率のバラツキを平均化して検出するため後述のよう
に1時間に占める冷却運転時間(第4図のT1−T2または
T11−T21)の総和の割合を用いる。 さて本発明はこのような冷凍機運転率の昼夜の差異に
着目してショーケースの夜間状態を判別し、設定温度を
若干高めに切換えて庫内の冷え過ぎを防止するものであ
る。 第1図は本発明のクレーム対応図である。なお同図に
おいて各手段を示す括弧なしの符号と共に括弧を附して
示した符号は、第1図の手段に主として対応すると見做
される後述の第2図のシステムブロック図における手段
の符号を示している。 即ち本発明は第4図で述べたようなショーケースの昼
間および夜間での冷却手段06の運転率の違いを運転率測
定手段01を介して自動検出し、運転率の大きい昼間は、
吹出口温度検出手段03で検出された温度を温度設定手段
02で設定された設定温度通りとし、運連率の小さい夜間
は設定温度変更手段04を介し設定温度を一定量上げたう
え、吹出口温度がこの新たな設定温度となるように温度
制御手段05を介し冷却手段06を操作するようにしたもの
である。
【実施例】
次に第2図ないし第3図に基づいて本発明の実施例を
説明する。 第2図は本発明の一実施例としての要部構成を示すシ
ステムブロック図である。同図において、5はこの温度
制御の主体となるMPU(マイクロプロセッサ)、9は冷
凍機、8はショーケース内に設置された前記の冷却器、
7は冷却器8への冷媒の供給を断続する電磁弁、6はMP
U5の出力信号を増巾して電磁弁7を駆動する信号に変え
るドライバ回路である。 1はサーミスタなどからなる温度センサで、冷却器8
の冷気吹出口(図外)から吹出される冷却風の温度を検
出するものである。10は温度設定値をMPUに与える温度
設定回路である。 第2図の動作を述べると、まず温度センサ1の抵抗変
化を抵抗/電圧変換回路2を介して電圧変換し、そのア
ナログ信号を電圧増巾回路3を介して増巾したうえ、A/
D変換回路4によってデジタル信号に変換する。このA/D
変換が終了すると、MPU5はこのA/D変換されたデジタル
信号(A/D変換値ともいう)と温度設定回路10によって
設定された温度設定値としてのデジタル信号とを取込
み、制御量を演算してドライバ回路6を介し電磁弁7を
ON/OFFし冷却器8へ送られる冷媒量を断続可変操作し
て、吹出口温度を所定温度に制御する。 第3図はMPU5の要部動作を示すフローチャートであ
る。即ち ステップS1でA/D変換回路4によるAD変換値を入力し
たのち、ステップS2に1分ごとに過去1時間における電
磁弁7のON時間の総和から運転率Dxを求める。Dxは1時
間(3600秒)の内何秒冷却していたかどうかということ
から、 で表わすことができる。 ステップS3ではDxを求めた後、新たに1分ごとに過去
1時間における電磁弁のON時間の総和から運転率Dx+1
を求め、DxとDx+1を比較し運転率にほとんど変化がな
い場合(D≒Dx+1)には、ステップS4において温度設
定回路10で設定された設定温度で冷却する。 逆に運転率に所定値以上の著しい変化がみられた場合
(D>Dx+1)には、ステップS3Aで、(設定温度+△
t)の温度を新たな温度設定値として冷却する。但し△
tは2または4degである。
【発明の効果】
本発明によればショーケースの冷却装置の運転率の所
定値以上の変化(低下)から夜間状態を検出し、冷却器
吹出口に対する設定温度を夜間状態では昼間状態より所
定温度分引上げるようにしたので、 夜間での庫内商品の冷やし過ぎを防止し、かつ冷凍機
の省エネルギ運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の一
実施例としてのシステムブロック図、第3図は同じくMP
Uの要部動作を示すフローチャート、第4図は冷凍機の
昼間と夜間との運転状態の差異の説明図である。 01:運転率測定手段、02:温度設定手段、03:吹出口温度
検出手段、04:設定温度変更手段、05:温度制御手段、0
6:冷却手段、1:温度センサ、2:抵抗/電圧変換回路、3:
電圧増巾回路、4:A/D変換回路、5:MPU、7:電磁弁、8:冷
却器、9:冷凍機、10:温度設定回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却器を含む冷却装置と、前記冷却器の吹
    出口ら吹出される庫内冷却用の冷却風の前記吹出口部分
    の温度を検出し、該温度が所定の設定温度となるように
    前記冷却装置の運転を操作する温度制御手段と、を備え
    たショーケースにおいて、1時間より短い所定時間毎に
    過去1時間における前記冷却手段の電磁弁のオン時間か
    ら運転率を求め、この運転率に所定の変化があったとき
    は前記設定温度を所定温度分変化させるようにした特徴
    とするショーケースの庫内温度制御方法。
JP63067719A 1988-03-22 1988-03-22 ショーケースの庫内温度制御方法 Expired - Lifetime JP2650308B2 (ja)

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