JP3054228B2 - オ―プンショ―ケ―スの温度制御装置 - Google Patents
オ―プンショ―ケ―スの温度制御装置Info
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- JP3054228B2 JP3054228B2 JP3136564A JP13656491A JP3054228B2 JP 3054228 B2 JP3054228 B2 JP 3054228B2 JP 3136564 A JP3136564 A JP 3136564A JP 13656491 A JP13656491 A JP 13656491A JP 3054228 B2 JP3054228 B2 JP 3054228B2
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- JP
- Japan
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- temperature
- control target
- suction
- value
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47F—SPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
- A47F3/00—Show cases or show cabinets
- A47F3/04—Show cases or show cabinets air-conditioned, refrigerated
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍機を備えて庫内を
冷却するオープンショーケースの温度制御装置に関する
ものである。
冷却するオープンショーケースの温度制御装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】オープンショーケースは、庫内温度検出
器を備えていて、予め指定された庫内温度の制御目標値
に基づいて冷凍機がオン・オフされて庫内温度が制御さ
れる。しかし夜間においては、省エネルギのために庫内
灯が消灯されてオープンショーケースにはナイトカバー
が被せられるために、又外気温度が低下するために、熱
負荷や輻射熱が低下して庫内温度が制御目標値より低下
する。よって庫内の商品が凍結するなどの不具合が発生
する。これを防止するために従来は、庫内灯のスイッチ
と連動して該スイッチのオフ時には制御目標値が自動的
にある一定温度だけ高く設定されるようにしたものがあ
る。
器を備えていて、予め指定された庫内温度の制御目標値
に基づいて冷凍機がオン・オフされて庫内温度が制御さ
れる。しかし夜間においては、省エネルギのために庫内
灯が消灯されてオープンショーケースにはナイトカバー
が被せられるために、又外気温度が低下するために、熱
負荷や輻射熱が低下して庫内温度が制御目標値より低下
する。よって庫内の商品が凍結するなどの不具合が発生
する。これを防止するために従来は、庫内灯のスイッチ
と連動して該スイッチのオフ時には制御目標値が自動的
にある一定温度だけ高く設定されるようにしたものがあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら制御目標
値を夜間などに一定温度だけ変えて設定した場合は、制
御目標値が種々の運転負荷に追従するものではないか
ら、外気温度が著しく変化したときなどに庫内温度が適
正に制御されないという問題点があった。
値を夜間などに一定温度だけ変えて設定した場合は、制
御目標値が種々の運転負荷に追従するものではないか
ら、外気温度が著しく変化したときなどに庫内温度が適
正に制御されないという問題点があった。
【０００４】本発明の目的は、冷凍機の運転負荷等に追
従して庫内温度が常に制御目標値に近づくようにしたオ
ープンショーケースの温度制御装置を提供することにあ
る。
従して庫内温度が常に制御目標値に近づくようにしたオ
ープンショーケースの温度制御装置を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、収納庫の開口部に互に対向させて冷気吐
出口と冷気吸込口とを備え、該冷気吐出口と冷気吸込口
とを通して冷気を循環させて、庫内を冷却させるオープ
ンショーケースの温度制御装置において、庫内温度の目
標値を適宜に指定する目標値指定器と、冷気の吐出温度
を検出する吐出温度検出器と、冷気の吸込温度を検出す
る吸込温度検出器と、前記目標値に対応して定められる
吐出温度の目標の値である吐出温度制御目標値と、該目
標値に対応して定められる吸込温度の目標の値である吸
込温度制御目標値とを前記目標値指定に伴い設定する制
御目標定数設定手段と、前記吐出温度制御目標値及び前
記吸込温度制御目標値の相差と、前記吐出温度検出器に
て検出された吐出温度及び前記吸込温度検出器にて検出
された吸込温度の相差とを比較し、この相差変動に基づ
いて庫内温度が前記目標値に近づくように吐出温度制御
目標値を補正する制御目標値補正手段とを備えた。
決するために、収納庫の開口部に互に対向させて冷気吐
出口と冷気吸込口とを備え、該冷気吐出口と冷気吸込口
とを通して冷気を循環させて、庫内を冷却させるオープ
ンショーケースの温度制御装置において、庫内温度の目
標値を適宜に指定する目標値指定器と、冷気の吐出温度
を検出する吐出温度検出器と、冷気の吸込温度を検出す
る吸込温度検出器と、前記目標値に対応して定められる
吐出温度の目標の値である吐出温度制御目標値と、該目
標値に対応して定められる吸込温度の目標の値である吸
込温度制御目標値とを前記目標値指定に伴い設定する制
御目標定数設定手段と、前記吐出温度制御目標値及び前
記吸込温度制御目標値の相差と、前記吐出温度検出器に
て検出された吐出温度及び前記吸込温度検出器にて検出
された吸込温度の相差とを比較し、この相差変動に基づ
いて庫内温度が前記目標値に近づくように吐出温度制御
目標値を補正する制御目標値補正手段とを備えた。
【０００６】
【作用】本発明によれば、オープンショーケースを冷却
する際、目標値指定器で庫内温度の目標値を指定する。
この指定に基づき制御目標定数設定手段により吐出温度
の目標の値である吐出温度制御目標値と、吸込温度の目
標の値である吸込温度制御目標値がそれぞれ設定され
る。その後の運転で運転負荷条件に応じて吐出温度と吸
込温度との相差が変動したときは、制御目標値補正手段
により、この変動した値に基づいて庫内温度が目標値に
近づくように、吐出温度制御目標値を補正する。
する際、目標値指定器で庫内温度の目標値を指定する。
この指定に基づき制御目標定数設定手段により吐出温度
の目標の値である吐出温度制御目標値と、吸込温度の目
標の値である吸込温度制御目標値がそれぞれ設定され
る。その後の運転で運転負荷条件に応じて吐出温度と吸
込温度との相差が変動したときは、制御目標値補正手段
により、この変動した値に基づいて庫内温度が目標値に
近づくように、吐出温度制御目標値を補正する。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示すオープンショ
ーケースの温度制御装置のブロック図、図２は図１の温
度制御装置による各部の温度特性図である。
ーケースの温度制御装置のブロック図、図２は図１の温
度制御装置による各部の温度特性図である。
【０００８】図１において、１はオープンショーケース
の庫内を冷却する冷凍機、２は図２に示す庫内温度Ａの
目標値Ｍ0 を操作によって設定するようにしている目標
値設定器、３は冷気の吐出温度ｔ1 を検出する吐出温度
検出器、４は冷気の吸込温度ｔ2 を検出する吸込温度検
出器である。
の庫内を冷却する冷凍機、２は図２に示す庫内温度Ａの
目標値Ｍ0 を操作によって設定するようにしている目標
値設定器、３は冷気の吐出温度ｔ1 を検出する吐出温度
検出器、４は冷気の吸込温度ｔ2 を検出する吸込温度検
出器である。
【０００９】５はマイクロコンピュータよりなる冷凍機
オン・オフ制御手段で、目標値Ｍ0 と、吐出温度ｔ1 と
吸込温度ｔ2 との相差ｔ2 −ｔ1 とに基づいて温度ｔ1
の制御目標値ｔ1mを設定し、該制御目標値ｔ1mに従って
冷凍機１をオン・オフ制御する。
オン・オフ制御手段で、目標値Ｍ0 と、吐出温度ｔ1 と
吸込温度ｔ2 との相差ｔ2 −ｔ1 とに基づいて温度ｔ1
の制御目標値ｔ1mを設定し、該制御目標値ｔ1mに従って
冷凍機１をオン・オフ制御する。
【００１０】６は温度相差演算手段で、冷凍機１のオン
・オフの１周期にわたって適宜のｎ個の相差の平均値Ｄ
を式、Ｄ＝Σ（ｔ2n−ｔ1n）／ｎによって演算する。な
お図示していないが、温度相差演算手段６はタイマを備
えていて、所定の短時間ΔＴ毎に数値ｎを増進させるよ
うにしている。
・オフの１周期にわたって適宜のｎ個の相差の平均値Ｄ
を式、Ｄ＝Σ（ｔ2n−ｔ1n）／ｎによって演算する。な
お図示していないが、温度相差演算手段６はタイマを備
えていて、所定の短時間ΔＴ毎に数値ｎを増進させるよ
うにしている。
【００１１】７は制御目標定数設定手段で、目標値Ｍ0
に対応させて、所定の標準運転負荷条件における温度ｔ
1 の平均値ｔ1aに対する制御目標値ｔ1sm を設定する。
制御目標値ｔ1sm は、図２の（ａ）に示すようにオープ
ンショーケースの機種毎に、目標値Ｍ0 に対応したほぼ
一定の値をなしている。
に対応させて、所定の標準運転負荷条件における温度ｔ
1 の平均値ｔ1aに対する制御目標値ｔ1sm を設定する。
制御目標値ｔ1sm は、図２の（ａ）に示すようにオープ
ンショーケースの機種毎に、目標値Ｍ0 に対応したほぼ
一定の値をなしている。
【００１２】８は制御目標値補正手段としての制御目標
値設定手段で、当該オープンショーケースについて、標
準運転負荷条件において運転されたときの温度ｔ1 とｔ
2 の相差のｔ2 −ｔ1 の平均値Ｄｓを予め設定してお
り、制御目標値の定数ｔ1sm と各温度相差Ｄｓ、Ｄとに
基づいて当該運転条件における制御目標値ｔ1mを式、ｔ
1m＝ｔ 1sm ＋（Ｄｓ−Ｄ）／２によって演算する。先の
温度相差Ｄｓは、標準運転負荷条件における各温度
ｔ1 ，ｔ2 のそれぞれの平均値に対応の制御目標定数ｔ
1sm ，ｔ2sm の相差に相当するものであって、図２の
（ａ）に示すようにオープンショーケースの機種毎に一
定の値をなしている。同図に各制御目標定数ｔ1sm ，ｔ
2sm の平均値ｔasが記載してある。この制御装置は各運
転負荷条件において、ｔ 1m ，ｔ 2m の平均値がこの平均値
ｔas に収束するように制御しようとするものであり、運
転負荷の減少に応じて温度相差Ｄが比例的に減少するこ
とに着目して式、ｔ1sm ＋Ｄｓ／２＝ｔ1m＋Ｄ／２＝ｔ
as（一定）の関係から、先の制御目標値ｔ1mの演算式を
定義している。該制御目標値設定手段８は、制御目標値
ｔ1mにより冷凍機１を所定の温度範囲αで作動させるた
めに、オン動作させる上しきい値としてｔ1m＋α／２を
出力し、オフ動作させる下しきい値としてｔ1m−α／２
を出力する。
値設定手段で、当該オープンショーケースについて、標
準運転負荷条件において運転されたときの温度ｔ1 とｔ
2 の相差のｔ2 −ｔ1 の平均値Ｄｓを予め設定してお
り、制御目標値の定数ｔ1sm と各温度相差Ｄｓ、Ｄとに
基づいて当該運転条件における制御目標値ｔ1mを式、ｔ
1m＝ｔ 1sm ＋（Ｄｓ−Ｄ）／２によって演算する。先の
温度相差Ｄｓは、標準運転負荷条件における各温度
ｔ1 ，ｔ2 のそれぞれの平均値に対応の制御目標定数ｔ
1sm ，ｔ2sm の相差に相当するものであって、図２の
（ａ）に示すようにオープンショーケースの機種毎に一
定の値をなしている。同図に各制御目標定数ｔ1sm ，ｔ
2sm の平均値ｔasが記載してある。この制御装置は各運
転負荷条件において、ｔ 1m ，ｔ 2m の平均値がこの平均値
ｔas に収束するように制御しようとするものであり、運
転負荷の減少に応じて温度相差Ｄが比例的に減少するこ
とに着目して式、ｔ1sm ＋Ｄｓ／２＝ｔ1m＋Ｄ／２＝ｔ
as（一定）の関係から、先の制御目標値ｔ1mの演算式を
定義している。該制御目標値設定手段８は、制御目標値
ｔ1mにより冷凍機１を所定の温度範囲αで作動させるた
めに、オン動作させる上しきい値としてｔ1m＋α／２を
出力し、オフ動作させる下しきい値としてｔ1m−α／２
を出力する。
【００１３】９は比較手段で、温度ｔ1 がｔ1m＋α／２
より高くなったときオン信号を発生し、温度ｔ1 がｔ1m
−α／２より低くなったときにオフ信号を発生してこれ
らオン・オフ信号を冷凍機１に与える。該比較手段９は
このオン・オフ信号を温度相差演算手段６にも与え、温
度相差演算手段６は該オン信号から次のオン信号に至る
１周期の温度相差Ｄを演算する。
より高くなったときオン信号を発生し、温度ｔ1 がｔ1m
−α／２より低くなったときにオフ信号を発生してこれ
らオン・オフ信号を冷凍機１に与える。該比較手段９は
このオン・オフ信号を温度相差演算手段６にも与え、温
度相差演算手段６は該オン信号から次のオン信号に至る
１周期の温度相差Ｄを演算する。
【００１４】次に図１の温度制御装置の動作を説明す
る。図３はその動作を示すフロ−チャ−トである。
る。図３はその動作を示すフロ−チャ−トである。
【００１５】先ず、冷凍機１の動作を示すフラグＦが停
止動作中の指標０になり（Ｓ１）、庫内温度Ａの目標値
Ｍ0 が読取られ（Ｓ２）、目標値Ｍ0 に対する制御目標
値の定数ｔ1sm が読出される（Ｓ３）。そして初期設定
として、温度相差Ｄが標準運転負荷条件に対応の温度相
差Ｄs に設定されて（Ｓ４）、その結果、制御目標値ｔ
1mが定数ｔ1sm となる（Ｓ５）。
止動作中の指標０になり（Ｓ１）、庫内温度Ａの目標値
Ｍ0 が読取られ（Ｓ２）、目標値Ｍ0 に対する制御目標
値の定数ｔ1sm が読出される（Ｓ３）。そして初期設定
として、温度相差Ｄが標準運転負荷条件に対応の温度相
差Ｄs に設定されて（Ｓ４）、その結果、制御目標値ｔ
1mが定数ｔ1sm となる（Ｓ５）。
【００１６】次に温度相差Ｄを演算するためのデ−タ番
号ｎが１に設定され（Ｓ６）、所定の短時間ΔＴを待っ
て（Ｓ７）、吐出温度ｔ1 と吸込温度ｔ2 が読取られる
（Ｓ８）。この吐出温度ｔ1 が上しきい値ｔ1sm ＋α／
２より高くなると（Ｓ９）、冷凍機１がオンになり（Ｓ
１０）、その動作を示すフラグＦがオン動作中の指標１
になる（Ｓ１１）。そしてｎ番目の温度ｔ1 とｔ2 との
温度相差Ｄn ＝ｔ2n−ｔ1nが演算される（Ｓ１２）。冷
凍機１が運転開始したときを含み、フラグＦが０から１
に移行したときに（Ｓ１３）、数値ｎがオン・オフの１
周期相当に近い所定の値Ｎに達していないならば（Ｓ１
４）、数値ｎが１に戻る（Ｓ６）。このようにして運転
当初にｎ＝１に戻った時点を図２にＴ0 で示している。
先のＳ１３においてＦが０から１に移行した時点でない
ならば、数値ｎが＋１されて（Ｓ１５）、Ｓ７〜Ｓ１
３、Ｓ１５が繰返される。そして時点Ｔ1 以後は（Ｓ
９）、温度ｔ1 が下しきい値ｔ1sm −α／２より高い間
は（Ｓ１６）、Ｓ７〜Ｓ９，Ｓ１６，Ｓ１２，Ｓ１３，
Ｓ１５が繰返される。時点Ｔ2 において温度ｔ1 が該下
しきい値以下になると（Ｓ１６）、冷凍機１がオフにな
り（Ｓ１７）、フラグＦが０になって（Ｓ１８），Ｓ７
〜Ｓ９，Ｓ１６〜Ｓ１８，Ｓ１２，Ｓ１３，Ｓ１５が繰
返される。そして時刻Ｔ3 において温度ｔ1 が上しきい
値以上になると（Ｓ９）、冷凍機１がオンになり、Ｆ＝
１となって温度相差Ｄn が演算される（Ｓ１０〜Ｓ１
２）。このときＦが０から１になったことにより（Ｓ１
３）、且つ数値ｎが所定の値Ｎ以上になったことにより
（Ｓ１４）、ｎ個の温度相差Ｄn の平均値Ｄ＝ΣＤn ／
n が演算される（Ｓ１９）。そして新たな制御目標値ｔ
1m＝ｔ1sm ＋（Ｄs −Ｄ）／２が演算される（Ｓ２
０）。Ｓ１９による温度相差Ｄが例えば温度相差Ｄs と
等しいときは制御目標値ｔ1mは定数ｔ1sm となって運転
当初と同一の条件で制御が継続される。
号ｎが１に設定され（Ｓ６）、所定の短時間ΔＴを待っ
て（Ｓ７）、吐出温度ｔ1 と吸込温度ｔ2 が読取られる
（Ｓ８）。この吐出温度ｔ1 が上しきい値ｔ1sm ＋α／
２より高くなると（Ｓ９）、冷凍機１がオンになり（Ｓ
１０）、その動作を示すフラグＦがオン動作中の指標１
になる（Ｓ１１）。そしてｎ番目の温度ｔ1 とｔ2 との
温度相差Ｄn ＝ｔ2n−ｔ1nが演算される（Ｓ１２）。冷
凍機１が運転開始したときを含み、フラグＦが０から１
に移行したときに（Ｓ１３）、数値ｎがオン・オフの１
周期相当に近い所定の値Ｎに達していないならば（Ｓ１
４）、数値ｎが１に戻る（Ｓ６）。このようにして運転
当初にｎ＝１に戻った時点を図２にＴ0 で示している。
先のＳ１３においてＦが０から１に移行した時点でない
ならば、数値ｎが＋１されて（Ｓ１５）、Ｓ７〜Ｓ１
３、Ｓ１５が繰返される。そして時点Ｔ1 以後は（Ｓ
９）、温度ｔ1 が下しきい値ｔ1sm −α／２より高い間
は（Ｓ１６）、Ｓ７〜Ｓ９，Ｓ１６，Ｓ１２，Ｓ１３，
Ｓ１５が繰返される。時点Ｔ2 において温度ｔ1 が該下
しきい値以下になると（Ｓ１６）、冷凍機１がオフにな
り（Ｓ１７）、フラグＦが０になって（Ｓ１８），Ｓ７
〜Ｓ９，Ｓ１６〜Ｓ１８，Ｓ１２，Ｓ１３，Ｓ１５が繰
返される。そして時刻Ｔ3 において温度ｔ1 が上しきい
値以上になると（Ｓ９）、冷凍機１がオンになり、Ｆ＝
１となって温度相差Ｄn が演算される（Ｓ１０〜Ｓ１
２）。このときＦが０から１になったことにより（Ｓ１
３）、且つ数値ｎが所定の値Ｎ以上になったことにより
（Ｓ１４）、ｎ個の温度相差Ｄn の平均値Ｄ＝ΣＤn ／
n が演算される（Ｓ１９）。そして新たな制御目標値ｔ
1m＝ｔ1sm ＋（Ｄs −Ｄ）／２が演算される（Ｓ２
０）。Ｓ１９による温度相差Ｄが例えば温度相差Ｄs と
等しいときは制御目標値ｔ1mは定数ｔ1sm となって運転
当初と同一の条件で制御が継続される。
【００１７】オ−プンショ−ケ−スにナイトカバ−が被
せられたことなどによって運転負荷が減少すると、温度
相差Ｄが減少する。このとき制御目標値ｔ1mが前状態か
ら変化していないならば、吐出温度ｔ1 は前状態と同等
になっており、図２の（ｂ）に示すように吸込温度ｔ2
が該減少分だけ低下する。時点Ｔ4 においてＦが０から
１になると（Ｓ１３）、前記同様にＳ７〜Ｓ１８が繰返
し実行され、時点Ｔ５においてＦが０から１になると
（Ｓ１３）、その間の１周期の温度相差Ｄが演算され且
つ以後の制御目標値ｔ1mが演算される（Ｓ１９，Ｓ２
０）。その結果図２の（ｃ）に示すように、制御目標値
ｔ1mは上昇して制御目標定数の平均値ｔasよりほぼＤ／
２だけ低い値となる。以後、この制御目標値ｔ1mに基づ
いて前記と同様に冷凍機１がオン・オフ制御される。制
御目標値ｔ1mが上昇したことによりＳ９，Ｓ１６の各し
きい値が上昇し、よって冷凍機１が次の時点Ｔ６でオフ
になりその後Ｔ７においてオンに到るまでの１周期の時
間が運転負荷一定の場合より短くなる。この度合が大き
いような過渡状態においては演算の誤差を少なくするた
めに、Ｓ１４によって次の制御目標値ｔ1mの演算が停止
されてＴ７以後において演算される。なお制御目標値ｔ
1mが降下したときは誤差が大きくならないのでこの処置
はとられない。
せられたことなどによって運転負荷が減少すると、温度
相差Ｄが減少する。このとき制御目標値ｔ1mが前状態か
ら変化していないならば、吐出温度ｔ1 は前状態と同等
になっており、図２の（ｂ）に示すように吸込温度ｔ2
が該減少分だけ低下する。時点Ｔ4 においてＦが０から
１になると（Ｓ１３）、前記同様にＳ７〜Ｓ１８が繰返
し実行され、時点Ｔ５においてＦが０から１になると
（Ｓ１３）、その間の１周期の温度相差Ｄが演算され且
つ以後の制御目標値ｔ1mが演算される（Ｓ１９，Ｓ２
０）。その結果図２の（ｃ）に示すように、制御目標値
ｔ1mは上昇して制御目標定数の平均値ｔasよりほぼＤ／
２だけ低い値となる。以後、この制御目標値ｔ1mに基づ
いて前記と同様に冷凍機１がオン・オフ制御される。制
御目標値ｔ1mが上昇したことによりＳ９，Ｓ１６の各し
きい値が上昇し、よって冷凍機１が次の時点Ｔ６でオフ
になりその後Ｔ７においてオンに到るまでの１周期の時
間が運転負荷一定の場合より短くなる。この度合が大き
いような過渡状態においては演算の誤差を少なくするた
めに、Ｓ１４によって次の制御目標値ｔ1mの演算が停止
されてＴ７以後において演算される。なお制御目標値ｔ
1mが降下したときは誤差が大きくならないのでこの処置
はとられない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
−プンショ−ケ−スの運転負荷に応じて吐出温度と吸込
温度との相差が規則的に変化することを利用して、該相
差を監視してその一方の検出温度を制御して庫内温度が
所定の目標値に近づくべく制御するようにしたので、運
転負荷の変化を補償した温度制御が可能になる。
−プンショ−ケ−スの運転負荷に応じて吐出温度と吸込
温度との相差が規則的に変化することを利用して、該相
差を監視してその一方の検出温度を制御して庫内温度が
所定の目標値に近づくべく制御するようにしたので、運
転負荷の変化を補償した温度制御が可能になる。
【図１】 本発明の実施例を示すオ−プンショ−ケ−ス
の温度制御装置のブロック図
の温度制御装置のブロック図
【図２】 図１の温度制御装置による各部の温度特性図
【図３】 図１の温度制御装置の動作を示すフロ−チャ
−ト
−ト
１…冷凍機、２…目標値設定器、３…吐出温度検出器、
４…吸込温度検出器、５…冷凍機オン・オフ制御手段、
６…温度相差演算手段、７…制御目標定数設定手段、８
…制御目標値設定手段、９…比較手段。
４…吸込温度検出器、５…冷凍機オン・オフ制御手段、
６…温度相差演算手段、７…制御目標定数設定手段、８
…制御目標値設定手段、９…比較手段。
Claims (1)
- 【請求項１】 収納庫の開口部に互に対向させて冷気吐
出口と冷気吸込口とを備え、該冷気吐出口と冷気吸込口
とを通して冷気を循環させて、庫内を冷却させるオープ
ンショーケースの温度制御装置において、 庫内温度の目標値を適宜に指定する目標値指定器と、 冷気の吐出温度を検出する吐出温度検出器と、 冷気の吸込温度を検出する吸込温度検出器と、 前記目標値に対応して定められる吐出温度の目標の値で
ある吐出温度制御目標値と、該目標値に対応して定めら
れる吸込温度の目標の値である吸込温度制御目標値とを
前記目標値指定に伴い設定する制御目標定数設定手段
と、 前記吐出温度制御目標値及び前記吸込温度制御目標値の
相差と、 前記吐出温度検出器にて検出された吐出温度及
び前記吸込温度検出器にて検出された吸込温度の相差と
を比較し、この相差変動に基づいて庫内温度が前記目標
値に近づくように吐出温度制御目標値を補正する制御目
標値補正手段とを備えた、 ことを特徴とするオープンショーケースの温度制御装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3136564A JP3054228B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | オ―プンショ―ケ―スの温度制御装置 |
| KR1019920009880A KR100212872B1 (ko) | 1991-06-07 | 1992-06-08 | 오픈 쇼 케이스의 온도 제어장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3136564A JP3054228B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | オ―プンショ―ケ―スの温度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04363568A JPH04363568A (ja) | 1992-12-16 |
| JP3054228B2 true JP3054228B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=15178199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3136564A Expired - Fee Related JP3054228B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | オ―プンショ―ケ―スの温度制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3054228B2 (ja) |
| KR (1) | KR100212872B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014190657A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Panasonic Corp | オープンショーケース及びそれを備えた冷凍装置 |
| JP2019168836A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 商品冷却加温装置および飲料自動販売機 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3136564A patent/JP3054228B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-08 KR KR1019920009880A patent/KR100212872B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100212872B1 (ko) | 1999-08-02 |
| KR930000070A (ko) | 1993-01-15 |
| JPH04363568A (ja) | 1992-12-16 |
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