JPH05231723A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH05231723A JPH05231723A JP4034990A JP3499092A JPH05231723A JP H05231723 A JPH05231723 A JP H05231723A JP 4034990 A JP4034990 A JP 4034990A JP 3499092 A JP3499092 A JP 3499092A JP H05231723 A JPH05231723 A JP H05231723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- signal
- valve
- valve opening
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2700/00—Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
- F25B2700/21—Temperatures
- F25B2700/2115—Temperatures of a compressor or the drive means therefor
- F25B2700/21152—Temperatures of a compressor or the drive means therefor at the discharge side of the compressor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2700/00—Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
- F25B2700/21—Temperatures
- F25B2700/2117—Temperatures of an evaporator
- F25B2700/21171—Temperatures of an evaporator of the fluid cooled by the evaporator
- F25B2700/21173—Temperatures of an evaporator of the fluid cooled by the evaporator at the outlet
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍庫内の温度変化に迅速に対応し、かつ高
精度の温度制御を行う冷凍装置を得る。 【構成】 冷媒配管途中に電動弁を配すると共に、蒸発
器近傍に温度検出器を設け、ここで検出された温度と設
定温度を比較する温度比較部を設ける。この温度比較部
の信号によって電動弁の開度を制御する弁開度制御部及
び、圧縮機吐出温度が所定値以上になると信号を発生す
る圧縮機吐出温度信号発生部を設ける。そして、圧縮機
吐出温度信号発生部により信号が入力された場合、前記
電動弁の開度を所定値以上にする弁開度制限部を設けた
ものである。
精度の温度制御を行う冷凍装置を得る。 【構成】 冷媒配管途中に電動弁を配すると共に、蒸発
器近傍に温度検出器を設け、ここで検出された温度と設
定温度を比較する温度比較部を設ける。この温度比較部
の信号によって電動弁の開度を制御する弁開度制御部及
び、圧縮機吐出温度が所定値以上になると信号を発生す
る圧縮機吐出温度信号発生部を設ける。そして、圧縮機
吐出温度信号発生部により信号が入力された場合、前記
電動弁の開度を所定値以上にする弁開度制限部を設けた
ものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーショーケー
ス、冷蔵庫、恒温槽等に使用される冷凍装置に係り、特
に庫内の温度制御に高い精度が要求される冷凍装置に関
する。
ス、冷蔵庫、恒温槽等に使用される冷凍装置に係り、特
に庫内の温度制御に高い精度が要求される冷凍装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の冷凍装置として例えば実
公昭５８−４８９８７号公報に記載されたものがある。
この冷凍装置は図５に示すように、圧縮機１、凝縮器
２、温度式の膨張弁３、冷却器４が配管５によって連結
されてなり、蒸発器４近傍には送風機６が、また蒸発器
４の出口側配管５には感温筒７が配されている。この冷
凍装置の動作は、例えば蒸発器４内の液状冷媒の温度が
下がれば、感温筒７の温度が低下し、これが所定温度以
下になった場合には送風機６を送風強度が高まるよう作
動させて庫内温度が一定になるようにしている。
公昭５８−４８９８７号公報に記載されたものがある。
この冷凍装置は図５に示すように、圧縮機１、凝縮器
２、温度式の膨張弁３、冷却器４が配管５によって連結
されてなり、蒸発器４近傍には送風機６が、また蒸発器
４の出口側配管５には感温筒７が配されている。この冷
凍装置の動作は、例えば蒸発器４内の液状冷媒の温度が
下がれば、感温筒７の温度が低下し、これが所定温度以
下になった場合には送風機６を送風強度が高まるよう作
動させて庫内温度が一定になるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記冷凍
装置では庫内の温度制御をするのに感温筒７で配管５内
の冷媒温度を検出して行うこととされているので庫内の
温度に対しては間接的な制御となっていた。従って、冷
媒温度や圧力の変化に対する応答は速いが、庫内の空気
温度の変化に対しては、まず蒸発器４のフィンの温度が
変化し、次に冷媒の温度が変化し、つづいて感温筒７の
温度が変化するといった具合に応答が遅く、庫内温度を
設定温度から例えば±０．５〜１℃の範囲で制御すると
いう高い精度の温度制御は困難であるなどの問題があっ
た。また、圧縮機停止後の再起動時に、冷却負荷が少な
い場合、急激に庫内温度が低下して圧縮機が停止し、圧
縮機が運転・停止をくりかえすという問題があった。そ
こで、蒸発器の出口側の配管に電動弁を設け、蒸発器の
近傍に温度検出器を設けて蒸発器の周囲温度を検出する
とともに、温度検出器からの温度検出信号と所定の設定
温度に対応して設定される基準値とを比較し、その差Ｔ
に応じた信号に基づいて上記電動弁の弁開度Ｗを制御す
れば、冷却負荷が少ない場合、急激に庫内温度が低下し
て圧縮機が停止し、圧縮機が運転停止をくりかえすとい
う問題はなくなる。しかし、圧縮機停止後の再起動時
に、膨張弁の開度が小さく、しかも冷却負荷が少ない場
合、電動弁の開度も小さいので圧縮機の吸入圧力が急激
に低下し、高圧縮比運転となり、圧縮機吐出温度が異常
に上昇し、異常停止するという問題があった。
装置では庫内の温度制御をするのに感温筒７で配管５内
の冷媒温度を検出して行うこととされているので庫内の
温度に対しては間接的な制御となっていた。従って、冷
媒温度や圧力の変化に対する応答は速いが、庫内の空気
温度の変化に対しては、まず蒸発器４のフィンの温度が
変化し、次に冷媒の温度が変化し、つづいて感温筒７の
温度が変化するといった具合に応答が遅く、庫内温度を
設定温度から例えば±０．５〜１℃の範囲で制御すると
いう高い精度の温度制御は困難であるなどの問題があっ
た。また、圧縮機停止後の再起動時に、冷却負荷が少な
い場合、急激に庫内温度が低下して圧縮機が停止し、圧
縮機が運転・停止をくりかえすという問題があった。そ
こで、蒸発器の出口側の配管に電動弁を設け、蒸発器の
近傍に温度検出器を設けて蒸発器の周囲温度を検出する
とともに、温度検出器からの温度検出信号と所定の設定
温度に対応して設定される基準値とを比較し、その差Ｔ
に応じた信号に基づいて上記電動弁の弁開度Ｗを制御す
れば、冷却負荷が少ない場合、急激に庫内温度が低下し
て圧縮機が停止し、圧縮機が運転停止をくりかえすとい
う問題はなくなる。しかし、圧縮機停止後の再起動時
に、膨張弁の開度が小さく、しかも冷却負荷が少ない場
合、電動弁の開度も小さいので圧縮機の吸入圧力が急激
に低下し、高圧縮比運転となり、圧縮機吐出温度が異常
に上昇し、異常停止するという問題があった。
【０００４】この発明は上記のような課題を解決すべ
く、庫内の温度変化に対する冷凍装置の応答を速め、庫
内温度を変動の少ない高い精度で制御できるとともに、
圧縮機が異常停止せず、しかも圧縮機の運転・停止の少
ない冷凍装置を得ることを目的としている。
く、庫内の温度変化に対する冷凍装置の応答を速め、庫
内温度を変動の少ない高い精度で制御できるとともに、
圧縮機が異常停止せず、しかも圧縮機の運転・停止の少
ない冷凍装置を得ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、圧縮機、凝
縮器、減圧装置、蒸発器が配管で連結されてなる冷媒流
路を持つ冷凍装置において、この冷媒流路途中に設けら
れた前記蒸発器内の冷媒流量を調節する電動弁、前記蒸
発器近傍に配設され、蒸発器の周囲温度を検出して温度
検出信号を発生する温度検出器、前記温度検出信号と所
定の設定温度に対応する基準値とを比較し両者の差に応
じた信号を発生する温度比較部、前記温度比較部の信号
によって前記電動弁の開度を制御する弁開度制御部、圧
縮機吐出温度が所定値以上になると信号を発生する圧縮
機吐出温度信号発生部、及び圧縮機吐出温度信号発生部
により信号が入力された場合、前記電動弁の開度を所定
値以上にする弁開度制限部とを設けたものである。
縮器、減圧装置、蒸発器が配管で連結されてなる冷媒流
路を持つ冷凍装置において、この冷媒流路途中に設けら
れた前記蒸発器内の冷媒流量を調節する電動弁、前記蒸
発器近傍に配設され、蒸発器の周囲温度を検出して温度
検出信号を発生する温度検出器、前記温度検出信号と所
定の設定温度に対応する基準値とを比較し両者の差に応
じた信号を発生する温度比較部、前記温度比較部の信号
によって前記電動弁の開度を制御する弁開度制御部、圧
縮機吐出温度が所定値以上になると信号を発生する圧縮
機吐出温度信号発生部、及び圧縮機吐出温度信号発生部
により信号が入力された場合、前記電動弁の開度を所定
値以上にする弁開度制限部とを設けたものである。
【０００６】また、前記圧縮機吐出温度信号発生部によ
り信号が所定時間入力されなかった場合、前記弁開度制
限部で制限される前記電動弁の開度を所定の補正値だけ
低下させる弁開度補正部とを設ける。
り信号が所定時間入力されなかった場合、前記弁開度制
限部で制限される前記電動弁の開度を所定の補正値だけ
低下させる弁開度補正部とを設ける。
【０００７】
【作用】この発明における冷凍装置は、蒸発器付近の温
度を温度検出器で検出し、その検出信号を基に設定温度
との比較を行い、その結果を基に弁開度の確定値を出力
するとともに、圧縮機吐出温度信号発生部により信号が
入力された場合、弁開度の確定値を弁開度制限部により
所定値以上に制限して出力し、この出力に応じて冷媒流
路途中に設けられた電動弁の開度が調節されることによ
り、温度制御する。
度を温度検出器で検出し、その検出信号を基に設定温度
との比較を行い、その結果を基に弁開度の確定値を出力
するとともに、圧縮機吐出温度信号発生部により信号が
入力された場合、弁開度の確定値を弁開度制限部により
所定値以上に制限して出力し、この出力に応じて冷媒流
路途中に設けられた電動弁の開度が調節されることによ
り、温度制御する。
【０００８】また、この発明における冷凍装置は、圧縮
機吐出温度信号発生部により信号が所定時間入力されな
かった場合、弁開度補正部により、弁開度制限部で制限
される弁開度の確定値を所定の補正値だけ低下させて出
力し、この出力に応じて冷媒流路途中に設けられた電動
弁の開度が調節されることにより、温度制御する。
機吐出温度信号発生部により信号が所定時間入力されな
かった場合、弁開度補正部により、弁開度制限部で制限
される弁開度の確定値を所定の補正値だけ低下させて出
力し、この出力に応じて冷媒流路途中に設けられた電動
弁の開度が調節されることにより、温度制御する。
【０００９】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図に基づき説明
する。図１はこの発明に係る冷凍装置を示す回路図であ
り、この冷媒回路は圧縮機１、凝縮器２、膨張弁３、蒸
発器４が配管５によって連結され、蒸発器４の出口側に
は従来と同様、感温筒７が配されており、この感温筒７
は膨張弁３に連結されてこの膨張弁３の開度を調節し、
また蒸発器４の近傍には送風機６が配されている。蒸発
器４の近傍には温度検出器８が配されており、蒸発器４
の周囲温度を検出する。９は温度比較部であり、温度検
出器８からの温度検出信号と所定の設定温度に対応して
設定される基準値とを比較する比較部（図示せず）を内
蔵し、前記温度検出信号と基準値とを比較し、その差Ｔ
に応じた信号を発生する。１０は弁開度制御部であっ
て、前記温度比較部９からの信号に応じて、電動弁１２
の弁開度Ｗを制御する。この電動弁１２は蒸発器４の出
口側の配管に設けられ、蒸発器４内を流れる冷媒流量を
調節する。２０は、圧縮機吐出温度信号発生部であり、
圧縮機吐出温度が所定値以上になると信号を発生するも
のである。また、１１は弁開度制限部であって、圧縮機
吐出温度信号発生部２０により信号が入力された場合、
前記電動弁１２の開度を所定値以上にするものである。
する。図１はこの発明に係る冷凍装置を示す回路図であ
り、この冷媒回路は圧縮機１、凝縮器２、膨張弁３、蒸
発器４が配管５によって連結され、蒸発器４の出口側に
は従来と同様、感温筒７が配されており、この感温筒７
は膨張弁３に連結されてこの膨張弁３の開度を調節し、
また蒸発器４の近傍には送風機６が配されている。蒸発
器４の近傍には温度検出器８が配されており、蒸発器４
の周囲温度を検出する。９は温度比較部であり、温度検
出器８からの温度検出信号と所定の設定温度に対応して
設定される基準値とを比較する比較部（図示せず）を内
蔵し、前記温度検出信号と基準値とを比較し、その差Ｔ
に応じた信号を発生する。１０は弁開度制御部であっ
て、前記温度比較部９からの信号に応じて、電動弁１２
の弁開度Ｗを制御する。この電動弁１２は蒸発器４の出
口側の配管に設けられ、蒸発器４内を流れる冷媒流量を
調節する。２０は、圧縮機吐出温度信号発生部であり、
圧縮機吐出温度が所定値以上になると信号を発生するも
のである。また、１１は弁開度制限部であって、圧縮機
吐出温度信号発生部２０により信号が入力された場合、
前記電動弁１２の開度を所定値以上にするものである。
【００１０】上記冷凍装置においては庫内の温度が所定
の温度と比較して高いか低いかにより、又その温度変化
の度合により電動弁１２の開度を調節して蒸発器４内を
流れる冷媒流量を制御することにより庫内の温度変化に
迅速に対応するものである。
の温度と比較して高いか低いかにより、又その温度変化
の度合により電動弁１２の開度を調節して蒸発器４内を
流れる冷媒流量を制御することにより庫内の温度変化に
迅速に対応するものである。
【００１１】図２は冷凍装置の弁開度制御部１０、弁開
度制限部１１の制御動作手順を示すフローチャートであ
る。前記電動弁１２の開度調節のための弁開度制御部１
０より出力される確定値は、前記温度比較部９からの信
号に基づいている。すなわち、図２においてステップＳ
２１の場合、前記温度比較部９より、庫内温度が所定の
温度より高いという信号が入力された場合、ステップＳ
２２に進み、前記弁開度制御部１０より、前記電動弁１
２の弁開度Ｗを一定量△Ｗ増加させるように前記電動弁
１２に出力される。逆に、ステップＳ２１において、前
記温度比較部９より、庫内温度が所定の温度より低いと
いう信号が入力された場合、ステップＳ２３に進み、前
記電動弁１２の弁開度Ｗを一定量△Ｗ減少させるように
前記電動弁１２に出力される。
度制限部１１の制御動作手順を示すフローチャートであ
る。前記電動弁１２の開度調節のための弁開度制御部１
０より出力される確定値は、前記温度比較部９からの信
号に基づいている。すなわち、図２においてステップＳ
２１の場合、前記温度比較部９より、庫内温度が所定の
温度より高いという信号が入力された場合、ステップＳ
２２に進み、前記弁開度制御部１０より、前記電動弁１
２の弁開度Ｗを一定量△Ｗ増加させるように前記電動弁
１２に出力される。逆に、ステップＳ２１において、前
記温度比較部９より、庫内温度が所定の温度より低いと
いう信号が入力された場合、ステップＳ２３に進み、前
記電動弁１２の弁開度Ｗを一定量△Ｗ減少させるように
前記電動弁１２に出力される。
【００１２】ところで、ステップＳ２４において、圧縮
機吐出温度信号発生部２０により圧縮機吐出温度が所定
の温度以上であるという信号が入力された場合、ステッ
プＳ２５に進む。ステップＳ２５において、電動弁の弁
開度が所定値未満の場合、ステップＳ２６に進み、前記
弁開度制限部１１の作用により、前記電動弁１２の弁開
度は所定値になるように制御される。
機吐出温度信号発生部２０により圧縮機吐出温度が所定
の温度以上であるという信号が入力された場合、ステッ
プＳ２５に進む。ステップＳ２５において、電動弁の弁
開度が所定値未満の場合、ステップＳ２６に進み、前記
弁開度制限部１１の作用により、前記電動弁１２の弁開
度は所定値になるように制御される。
【００１３】実施例２．図３はこの発明の実施例２にお
ける冷凍装置の回路構成を示す図である。図に示すよう
に、図１における実施例１に弁開度補正部２１が追加さ
れてある。弁開度補正部２１は、前記圧縮機吐出温度信
号発生部２０により信号が所定時間入力されなかった場
合、前記弁開度制限部１１で制限される前記電動弁１２
の開度を所定の補正値だけ低下させる機能を有してい
る。
ける冷凍装置の回路構成を示す図である。図に示すよう
に、図１における実施例１に弁開度補正部２１が追加さ
れてある。弁開度補正部２１は、前記圧縮機吐出温度信
号発生部２０により信号が所定時間入力されなかった場
合、前記弁開度制限部１１で制限される前記電動弁１２
の開度を所定の補正値だけ低下させる機能を有してい
る。
【００１４】図４は冷凍装置の弁開度制御部１０、弁開
度制限部１１、弁開度補正部２１の制御動作手順を示す
フローチャートである。前記電動弁１２の開度調節のた
めの弁開度制御部１０より出力される確定値は、前記温
度比較部９からの信号に基づいている。すなわち、図４
においてステップＳ４１の場合、前記温度比較部９よ
り、庫内温度が所定の設定温度より高いという信号が入
力された場合、ステップＳ４２に進み、前記弁開度制御
部１０より、前記電動弁１２の弁開度Ｗを一定量△Ｗ増
加させるように前記電動弁１２に出力される。逆に、ス
テップＳ４１において、前記温度比較部９より、庫内温
度が所定の設定温度より低いという信号が入力された場
合、ステップＳ４３に進み、前記電動弁１２の弁開度Ｗ
を一定量△Ｗ減少させるように前記電動弁１２に出力さ
れる。
度制限部１１、弁開度補正部２１の制御動作手順を示す
フローチャートである。前記電動弁１２の開度調節のた
めの弁開度制御部１０より出力される確定値は、前記温
度比較部９からの信号に基づいている。すなわち、図４
においてステップＳ４１の場合、前記温度比較部９よ
り、庫内温度が所定の設定温度より高いという信号が入
力された場合、ステップＳ４２に進み、前記弁開度制御
部１０より、前記電動弁１２の弁開度Ｗを一定量△Ｗ増
加させるように前記電動弁１２に出力される。逆に、ス
テップＳ４１において、前記温度比較部９より、庫内温
度が所定の設定温度より低いという信号が入力された場
合、ステップＳ４３に進み、前記電動弁１２の弁開度Ｗ
を一定量△Ｗ減少させるように前記電動弁１２に出力さ
れる。
【００１５】ところで、ステップＳ４４において、圧縮
機吐出温度信号発生部２０により圧縮機吐出温度が所定
の温度以上であるという信号が入力された場合、ステッ
プＳ４５に進む。ステップＳ４５におて、電動弁の弁開
度が所定値未満の場合、ステップＳ４６に進む。ステッ
プＳ４６において、弁開度補正部２１より信号が入力さ
れていない場合、ステップＳ４７に進み、前記弁開度制
限部１１の作用により、前記電動弁１２の弁開度は所定
値になるように制御される。また、ステップＳ４６にお
いて、弁開度補正部２１より信号が入力された場合、ス
テップＳ４８に進む。ステップＳ４８において、電動弁
１２の弁開度が（所定値−弁開度補正部２１での補正
値）未満の場合、ステップＳ４９に進み、前記弁開度補
正部２１の作用により、前記電動弁１２の弁開度は（所
定値−弁開度補正部での補正値）になるように補正され
る。
機吐出温度信号発生部２０により圧縮機吐出温度が所定
の温度以上であるという信号が入力された場合、ステッ
プＳ４５に進む。ステップＳ４５におて、電動弁の弁開
度が所定値未満の場合、ステップＳ４６に進む。ステッ
プＳ４６において、弁開度補正部２１より信号が入力さ
れていない場合、ステップＳ４７に進み、前記弁開度制
限部１１の作用により、前記電動弁１２の弁開度は所定
値になるように制御される。また、ステップＳ４６にお
いて、弁開度補正部２１より信号が入力された場合、ス
テップＳ４８に進む。ステップＳ４８において、電動弁
１２の弁開度が（所定値−弁開度補正部２１での補正
値）未満の場合、ステップＳ４９に進み、前記弁開度補
正部２１の作用により、前記電動弁１２の弁開度は（所
定値−弁開度補正部での補正値）になるように補正され
る。
【００１６】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、温度検出器によって蒸発器付近の温度を直接検
出し、この検出信号を基に設定温度との比較を行い、そ
の結果を基に弁開度の確定値を出力するとともに、圧縮
機吐出温度信号発生部により信号が入力された場合、弁
開度の確定値を弁開度制限部により所定値以上に制限し
て出力し、この出力に応じて冷媒流路途中に設けられた
電動弁の開度が調節されることにより、温度制御される
ので、圧縮機の吐出温度が異常に上昇し、異常停止する
ことがなくなる。したがって、冷凍庫内等の空気温度の
変化に対する温度制御の応答が速められ、冷凍庫内等の
温度が変動の少ない高い精度で制御される。
るので、温度検出器によって蒸発器付近の温度を直接検
出し、この検出信号を基に設定温度との比較を行い、そ
の結果を基に弁開度の確定値を出力するとともに、圧縮
機吐出温度信号発生部により信号が入力された場合、弁
開度の確定値を弁開度制限部により所定値以上に制限し
て出力し、この出力に応じて冷媒流路途中に設けられた
電動弁の開度が調節されることにより、温度制御される
ので、圧縮機の吐出温度が異常に上昇し、異常停止する
ことがなくなる。したがって、冷凍庫内等の空気温度の
変化に対する温度制御の応答が速められ、冷凍庫内等の
温度が変動の少ない高い精度で制御される。
【００１７】また、この発明は以上のように構成されて
おり、圧縮機吐出温度信号発生部により信号が所定時間
入力されなかった場合、弁開度補正部により、弁開度制
限部で制限される弁開度の確定値を所定の補正値だけ低
下させて出力し、この出力に応じて冷媒流路途中に設け
られた電動弁の開度が調節されることにより、温度制御
されるので、圧縮機の吐出温度が異常に上昇し、異常停
止することなく、負荷が小さくなっても冷凍装置が連続
的に運転し、庫内温度が一定に保たれる。
おり、圧縮機吐出温度信号発生部により信号が所定時間
入力されなかった場合、弁開度補正部により、弁開度制
限部で制限される弁開度の確定値を所定の補正値だけ低
下させて出力し、この出力に応じて冷媒流路途中に設け
られた電動弁の開度が調節されることにより、温度制御
されるので、圧縮機の吐出温度が異常に上昇し、異常停
止することなく、負荷が小さくなっても冷凍装置が連続
的に運転し、庫内温度が一定に保たれる。
【図１】この発明の実施例１を示す冷凍装置の冷媒回路
図である。
図である。
【図２】図１に示す冷凍装置の制御動作手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】この発明の実施例２を示す冷凍装置の冷媒回路
図である。
図である。
【図４】図３に示す冷凍装置の制御動作手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】従来例を示す冷凍装置の冷媒回路図である。
１ 圧縮機 ２ 凝縮器 ３ 減圧装置 ４ 蒸発器 ５ 配管 ８ 温度検出器 ９ 温度比較部 １０ 弁開度制御部 １１ 弁開度制限部 １２ 電動弁 ２０ 圧縮機吐出温度信号発生部 ２１ 弁開度補正部
Claims (2)
- 【請求項１】 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器が配
管で連結されてなる冷媒流路を持つ冷凍装置において、
この冷媒流路途中に設けられた前記蒸発器内の冷媒流量
を調節する電動弁、前記蒸発器近傍に配設され、蒸発器
の周囲温度を検出して温度検出信号を発生する温度検出
器、前記温度検出信号と所定の設定温度に対応する基準
値とを比較し両者の差に応じた信号を発生する温度比較
部、前記温度比較部の信号によって前記電動弁の開度を
制御する弁開度制御部、圧縮機吐出温度が所定値以上に
なると信号を発生する圧縮機吐出温度信号発生部、及び
圧縮機吐出温度信号発生部からの信号が入力された場
合、前記電動弁の開度を所定値以上にする弁開度制限部
を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項２】 圧縮機吐出温度信号発生部により信号が
所定時間入力されなかった場合、弁開度制限部で制限さ
れる電動弁の開度を所定の補正値だけ低下させる弁開度
補正部を備えたことを特徴とする請求項第１項記載の冷
凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4034990A JPH05231723A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4034990A JPH05231723A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231723A true JPH05231723A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12429586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4034990A Pending JPH05231723A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05231723A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1434018A2 (en) * | 1995-03-14 | 2004-06-30 | Hussmann Corporation | Refrigerated merchandiser with modular evaporator coils and electronic evaporator pressure regulator control |
| EP2132497A2 (en) * | 2005-11-30 | 2009-12-16 | Carrier Corporation | Suction valve pulse width modulation control based on evaporator or condenser pressure |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP4034990A patent/JPH05231723A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1434018A2 (en) * | 1995-03-14 | 2004-06-30 | Hussmann Corporation | Refrigerated merchandiser with modular evaporator coils and electronic evaporator pressure regulator control |
| EP1434018A3 (en) * | 1995-03-14 | 2009-07-01 | Hussmann Corporation | Refrigerated merchandiser with modular evaporator coils and electronic evaporator pressure regulator control |
| EP2132497A2 (en) * | 2005-11-30 | 2009-12-16 | Carrier Corporation | Suction valve pulse width modulation control based on evaporator or condenser pressure |
| EP2132497A4 (en) * | 2005-11-30 | 2011-03-09 | Carrier Corp | TIME PULSE MODULATION CONTROL FOR SUCTION VALVE BASED ON THE PRESSURE OF AN EVAPORATOR OR CONDENSER |
| US8424328B2 (en) | 2005-11-30 | 2013-04-23 | Carrier Corporation | Suction valve pulse width modulation control based on evaporator or condenser pressure |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR910002048B1 (ko) | 냉방 사이클 | |
| JPH0348428B2 (ja) | ||
| JP2834139B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH0237253A (ja) | 密閉冷凍回路 | |
| KR890013436A (ko) | 냉동장치 | |
| JPH04240355A (ja) | 空気調和装置における電子膨脹弁の制御方法 | |
| JPH06101910A (ja) | 冷凍装置の温度調節器 | |
| JPH05231723A (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2785546B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2646917B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH11281221A (ja) | オープンショーケースの冷却装置 | |
| JP3046740B2 (ja) | 膨張機構付加制御式冷凍装置 | |
| JPH04363554A (ja) | 空冷式冷凍装置用送風機の制御方法 | |
| JPH06174316A (ja) | 冷水供給装置 | |
| JPH0682122A (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2922925B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH02176363A (ja) | ヒートポンプ装置 | |
| JP2003028516A (ja) | 冷凍サイクル制御装置 | |
| JPH11281172A (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2001116372A (ja) | 冷凍サイクル制御装置 | |
| JPS62158952A (ja) | 冷凍サイクル制御装置 | |
| JPH04268155A (ja) | 空気調和機の年間冷房制御装置 | |
| JPS63259353A (ja) | 冷凍装置 | |
| JPS6235085A (ja) | 圧縮機の制御方法 | |
| JPH051972U (ja) | 冷凍装置 |