JP2650267B2 - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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JP2650267B2
JP2650267B2 JP62215685A JP21568587A JP2650267B2 JP 2650267 B2 JP2650267 B2 JP 2650267B2 JP 62215685 A JP62215685 A JP 62215685A JP 21568587 A JP21568587 A JP 21568587A JP 2650267 B2 JP2650267 B2 JP 2650267B2
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JP
Japan
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disk
recording
optical
signal
tilt
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JP62215685A
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哲雄 細美
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ビディオディスク、コンパクトディス
ク、記録再生光ディスク等の光ディスクに関し、光ディ
スクに記録再生又は再生を行う時の情報信号特性の改善
をはかることのできる光ディスクを提供するものであ
る。
従来の技術 光ディスクの発展に伴い、近年、記録再生可能な光デ
ィスクが商品化され始めた。この記録再生可能な光ディ
スクは、従来の再生専用の光ディスクに比べディスクに
かかる負担が大きくなる。即ち、再生専用の光ディスク
ではディスクの偏心が±80〜100μmまで許容され、デ
ィスク面振れが±1mm程度まで許容されるのに対して、
記録再生用ディスクではおよそ半分程度の許容値しか許
されない。
一方、光ディスクの記録再生を行う光ヘッドには波長
780〜830nmの半導体レーザが用いられ、対物レンズには
N.A.(Numerical Aperture)が0.45〜0.55のものが通常
用いられる。
実際、光ディスクの保護膜厚さ誤差があると球面収差
が発生して、この収差の許容値から、光ディスクの厚さ
誤差の許容値が求まりおよそ30〜50μm程度となる。
光ヘッドの対物レンズとディスクのなす角θ、対物レ
ンズのN.A.、波長λ、光ディスクの保護膜の厚さをtと
すると傾きにより発生する波面収差Wは、収差が微小の
場合 と表わされる。nは保護膜の屈折率である。
この時現れる波面収差は、ほとんどがコマ収差であ
り、この波面収差の許容値W≦0.2λとt=1.2mm、n=
1.5、N.A.=0.5、を代入すると、光ヘッドとディスクの
なす角度の許容値θが求まりその値はおよそ4〜5mrad
となっていることがわかる。
つまり、光ディスクの対物レンズの傾きを4〜5mrad
以内にするためにはディスクの面振れは面振成分を二次
関数と仮定すれば20cmディスクでおよそ250μm以下で
あり30cmディスクでは380μm以下でなければならな
い。この値は、ディスクの製造を考えると非常に困難で
あり、歩留りの低下をまねき、製造コストが高くなって
しまう。
従来の再生専用機では、この面振れを補正するために
特別の面振れ検出装置を付けてディスクの面振れを検出
してヘッドに取り付けられたチルト補正用の駆動装置を
働かせて補正を行っていた。
第3図に基ずいて従来の方式の動作を説明する。ディ
スク5にチルトθが発生している場合、LED13より出射
する光ビームは、ディスクで反射されてデテクターA14
とデテクターB15に入射する。この時デテクターBに入
射する光ビームは、ディスクの傾きのためデテクターA
に入射する光ビームより強くなる。従ってデテクターA
とデテクターBの差動出力を取ることでディスクの傾き
に応じた出力信号を得る事ができる。得られた出力信号
を増幅してディスクから情報信号をえるための光ヘッド
もしくは対物レンズを含むアクチュエータ(図示せず)
を駆動してディスクに対して垂直に光ビームが入射する
様にさせることが出来る。
発明が解決しようとする問題点 このような従来方法は反射面の一様なディスクについ
ては全く問題にならないが、例えば記録再生ディスク等
のように記録部分と未記録部分とで反射率の異なるディ
スク等に応用しようとすると記録部と未記録部との境界
領域において誤動作の発生する恐れがある。又従来方法
では信号検出と駆動がサーボループが形成されていな
い。
本発明は、かかる従来の問題を解消して、誤動作のお
それがなく、安定したチルト補正を行うことのできる光
ディスクを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明では、上述の問題点を解決するために、ディス
クに予めトラックを識別するための一定のパターンをデ
ィスクトラック上にサンプル状に記録しおき、隣のトラ
ックからクロストーク信号をレベルを検出してディスク
の傾きを導出し、光ヘッドもしくは対物レンズを含むア
クチュエータを駆動してチルト補正を行うことができる
ようにしている。
作用 本発明によると、従来方式で問題となっていた反射率
の異なるディスク等に応用しても境界領域での誤動作発
生の問題をなくすことができる。即ち、信号検出とチル
ト補正がサーボ動作を行うので再生信号の品質そのもの
がサーボループにより保証される。従って、記録再生等
非常に高い精度のいる記録再生用の光ディスク等に用い
ると著しい再生信号の特性改善に効果が現れる。
実施例 本発明を図面にもとずき以下説明する。第1図は本発
明の一実施例を表わしたものであり、本発明に基ずくデ
ィスク構造のサンプリング区間を拡大して示したもので
ある。トラックA1に隣接するトラックB2及びトラックC3
には各々異なる周期のパターンが記録されている。この
記録パターンはディスク成形時に形成されたプリピット
状のものもしくは、ディスクに記録されたピットとする
事ができる。
第2図はチルトサーボ機構の実施例の模式図である。
ディスク5上にはチルト検出用の間欠的なパターン4を
含むトラックABCがある。半導体レーザ等の光源から出
射する光ビームは対物レンズによりディスク上のトラッ
クAの上に集束される(往路の光学系は図示せず)。デ
ィスク上で反射された光ビームは、デテクター7に入射
する。デテクター7ではトラックA上のパターンによる
信号の他にトラックBとトラックCからのクロストーク
による信号が再生される。トラックBとトラックCから
のクロストークによる信号は、増幅回路8で増幅され周
波数弁別回路9で各々のトラックから再生される信号レ
ベルに応じた出力に変換される。出力信号は、駆動回路
で増幅されてチルトモータにより光ヘッド筐体全体12も
しくは対物レンズを含んだアクチュエータを回動させ
る。回動の結果、トラックBからのクロストーク量とト
ラックAからのクロストーク量が等しくなるようにサー
ボ動作がおこなわれる。
本発明の実施例として、2つのケースが考えられる。
即ち記録再生を行なった際にディスクの反射率が変化す
る方式の場合でこのサンプルチルトパターン部にも情報
信号を重ね書きするケースの時、隣接トラックの一方か
らの反射光が強くなる事が考えられる。この時には、あ
らかじめ隣接トラックには、信号が記録されている事を
検出して、周波数弁別を行なう際の検出ゲインを切り換
える事で補正する事が可能である。このような一方の検
出ゲインを変えるだけでチルト量を正確に検出する事
は、従来方式では不可能であった。
コードデータ等の信号記録再生を行なう際には、この
サンプルチルトパターン部に記録再生を行なわないよう
にする事が可能である。以上のように記録再生によって
反射率の変化するケースには、2つの方式がある。
光磁気記録のように反射率変化を伴わない場合には、
反射率補正は全く不用であるが、従来方式に比べ信号品
質を高く保つ事ができる効果は以上述べたごとく少しも
減るものではない。
発明の効果 このように本発明によると、情報信号と同等の専用パ
ターンを読みだしてその信号品質即ちクロストークレベ
ルの測定によりサーボをかけるために再生される情報信
号の品質を高くしておく事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光ディスクの斜視図、第2
図は同光ディスクを用いるチルトサーボ機構のブロック
図、第3図は従来例のチルト信号検出機構のブロック図
である。 1,2,3……各々異る周期を有するパターン、4……チル
ト検出用パターン、7……信号検出用デテクター、9…
…プロセッサー、10……駆動回路、11……チルト用モー
タ、12……ヘッド筐体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心円状または螺旋状の略等間隔のピッチ
    の記録トラックを有する情報担体の記録トラック上に間
    欠的に一定周期のパターンを設け、上記記録トラックと
    隣接する両隣りの記録トラックには各々互いに異なる一
    定周期のパターンを設け、少なくとも記録トラックとそ
    の両隣りの記録トラック上の互いに異なる一定周期のパ
    ターンが半径方向の同期した位置にある光ディスク。
JP62215685A 1987-08-28 1987-08-28 光ディスク Expired - Lifetime JP2650267B2 (ja)

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JPS6457425A JPS6457425A (en) 1989-03-03
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