JP2650243B2 - 自動車の走行制御装置 - Google Patents

自動車の走行制御装置

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JP2650243B2 JP61014793A JP1479386A JP2650243B2 JP 2650243 B2 JP2650243 B2 JP 2650243B2 JP 61014793 A JP61014793 A JP 61014793A JP 1479386 A JP1479386 A JP 1479386A JP 2650243 B2 JP2650243 B2 JP 2650243B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動車の走行制御装置に関するものであ
る。
(ロ)従来の技術 従来の自動車の走行制御装置としては、例えば特開昭
60−1031号公報に示されるものがある。この自動車の走
行制御装置は、自動定速走行装置と自動変速機とが設け
られた自動車の場合に、自動定速走行装置の作動中は、
時々刻々と変化する現在のスロットル開度を検出し、こ
のスロットル開度を予め設定した所定のスロットル開度
と比較しながら、自動変速機の変速を制限するようにな
っている。すなわち、自動定速走行装置が作動すると自
動変速機は第3速と第4速との間の変速のみが可能な状
態となり、この変速は自動定速走行装置からの指令に基
づいて制御されることになる。設定された一定車速で走
行可能な限りは第4速の状態に保持され、一方登り坂で
スロットル全開にしても一定車速が保持されない状態で
は第3速に変速が行われるようにしてある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の自動車の走行制御装置に
は、走行負荷が大きく車速が低くなった場合及び運転者
が加速を意図してスロットルを全開とした場合に、第3
速よりも下の変速段への変速が行われないため、十分な
加速力が得らえず運転フィーリングが悪いという問題点
がある。
なお、特開昭61−149659号公報には、自動定速走行装
置が作動した場合に常に全変速段間で変速されるように
したものが示されている。しかし、これの場合には設定
車速を維持するために運転条件によっては非常に頻繁に
変速が行われることになり、乗り心地が悪いという問題
点がある。本発明はこのような問題点を解決することを
目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、自動定速走行装置が作動している場合であ
っても低車速時又はスロットル全開時(スロットル開度
が所定値より大きい状態)には通常の変速を行わせるこ
とにより、上記問題点を解決する。すなわち、第1図に
示すように、本発明による自動車の走行制御装置は、最
高変速段、それよりも1段下の変速段、さらに少なくと
もその1つ下の変速段を有する自動変速機と、前記自動
変速機を運転条件に応じて自動的に変速制御する変速制
御装置と、自動定速走行装置が作動中であることを示す
作動信号を出力する作動信号発生手段、前記自動変速機
を最高変速段に固定する高速段指令手段、最高変速段よ
りも1段下の変速段に固定する低速段指令手段、及び前
記変速制御装置からの通常の自動変速制御を指令する通
常変速指令手段を備える自動定速走行装置と、を有する
自動車の走行制御装置において、 前記高速段指令手段は、前記作動信号発生手段からの
作動信号が出力されており、車速が所定値よりも大き
く、かつスロットル開度がほぼ全開よりも小さい場合で
あって、前記自動定速走行装置に設定された一定車速で
最高変速段の変速比により走行可能な走行負荷状態の場
合には、前記自動変速機を最高変速段に固定するように
構成されており、 前記低速段指令手段は、前記作動信号発生手段からの
作動信号が出力されており、車速が前記所定値よりも大
きく、かつスロットル開度がほぼ全開の場合であって、
前記自動定速走行装置に設定された一定車速で最高変速
段の変速比により走行することができない走行負荷状態
の場合には、前記自動変速機を最高変速段よりも1段下
の変速段に固定するように構成されており、 前記通常変速指令手段は、前記作動信号発生手段から
作動信号が出力されていない状態、前記作動信号発生手
段からの作動信号が出力されておりかつ車速が前記所定
値以下の状態、及び前記作動信号発生手段からの作動信
号が出力されておりかつスロットル開度が全開の状態の
3つの状態のうちいずれかの場合には、自動定速走行を
解除し、前記変速制御装置からの信号に基づいて前記自
動変速機の変速を自動的に制御するように構成されてい
ることを特徴としている。
(ホ)作用 自動定速走行装置を作動させて走行中に、車速が低下
した場合、又は運転者が加速を意図してスロットルを全
開とした場合には、通常変速指令手段によって(自動定
速走行装置が作動してない場合と同様の)変速制御が行
われることになる。従って、自動変速機の全変速段にわ
たる変速段を使用することができ、十分な加速力を得る
ことができ運転性が向上する。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第2〜3図に基づ
いて説明する。
第2図に本発明による自動車の走行制御装置をブロッ
ク図として示す。この自動車の走行制御装置は、変速制
御部10(変速制御装置)及び定速走行制御部12(自動定
速走行装置)の2つの制御部を有している。変速制御部
10及び定速走行制御部12にはそれぞれ車速センサー14及
びスロットル開度センサー16からの信号が入力されてい
る。変速制御部10はこれらの信号に基づいて変速制御用
の複数のソレノイド18の作動を指令する信号を出力す
る。ソレノイド18は例えば3個設けられており、これら
の動作状態の組み合わせによって前進4速後進1速の制
御が行われる。なお、変速制御部10にはセレクトポジシ
ョンスイッチ、アイドルスイッチ、冷却水温センサーな
どからの信号も入力されているが、これらは本発明と直
接関連を有しないので説明を省略してある。定速走行制
御部12は設定信号が入力されると、これに応じてスロッ
トル開度を調節可能なスロットルアクチュエータ20を動
作させる信号を出力する。これにより、設定信号によっ
て設定される所定の車速が保持されるようにスロットル
アクチュエータ20が制御される。定速走行制御部12がス
ロットルアクチュエータ20の動作を制御しているときに
は作動信号22が変速制御部10に対して出力される。また
後述のように定速走行制御部12は所定の条件の場合に変
速制御部10に対して4速禁止信号24を出力する。
定速走行制御部12に設定信号が与えられておらず、こ
れが非作動の状態、すなわち定速走行が行われない場合
には、定速走行制御部12から変速制御部10へ作動信号22
の入力が行われないため、変速制御部10は車速センサー
14及びスロットル開度センサー16からの信号に基づいて
所定の変速パターンに従って複数のソレノイド18の作動
を制御する。この場合は自動定速走行装置を備えていな
い場合と同様の制御が行われることになる。
定速走行制御部12に運転者の操作により設定信号が入
力されると、定速走行制御部12は指令された設定車速と
なるようにスロットルアクチュエータ20を動作される信
号を出力する。これにより設定車速で走行するようにス
ロットル開度の制御が行われる。定速走行制御部12が動
作状態になると、定速走行制御部12は変速制御部10に対
して作動信号が入力される状態では、変速制御部10は車
速が所定値以下であるかどうかの判断及びスロットル開
度が全開であるかどうかの判断を行う。車速が例えば45
km/h以下の場合又は運転者が加速を意図してスロットル
を全開とした場合には、定速走行制御部12から作動信号
22が入力されている場合であっても定速走行制御部12が
非作動の場合と全く同様の制御を行い、通常の変速パタ
ーンに従って複数のソレノイド18を制御する。
一方、作動信号22が入力される状態で車速が45km/hよ
り大きくスロットル全開でない場合には、変速制御部10
は第3速又は第4速を指令可能な状態となる。この状態
で定速走行制御部12から4速禁止信号24が入力されてな
い場合には、変速制御部10はソレノイド18に第4速を指
令し、4速禁止機信号24が入力されている場合には第3
速を指令する。定速走行制御部12は次のような場合にだ
け4速禁止信号24を出力する。すなわち、第4速でスロ
ットルアクチュエータ20による操作だけでは設定車速が
維持できなきなった場合、すなわち、スロットル開度が
ほぼ全開(全開より若干小さい開度)になったにもかか
わらず車速が減少し、設定車速よりも所定値以上車速が
低くなったとき4速禁止信号24が出力され、第4速から
第3速への変速が行われる。上記制御を制御フローとし
て示すと第3図のようになる。
結局、自動定速走行が行われている場合であっても車
速が所定値以下の場合又はスロットル全開となった場合
には、通常の変速パターンに従って第1速、第2速、第
3速及び第4速間の自動変速が行われ、これ以外の場合
で4速で走行可能な場合には第4速状態とされ、第4速
での走行が困難な状態では第3速に固定されることにな
る。従って、車速が低下した場合又はスロットル全開状
態となった場合には第2速以下への変速も行われること
になり、十分な加速力を得ることができる。また、車速
が上昇しあるいはスロットル全開状態が解除された場合
には第4速又は第3速による自動定速走行が行われる。
(ト)発明の効果 以上説明したように本発明によると、自動定速走行制
御中であっても、車速が所定値よりも低下したり運転車
が加速を意図してスロットル全開とした場合には、自動
変速機を通常の変速制御パターンにしたがって変速させ
るようにしたので、十分中速力を得ることができ、円滑
な運転が可能となり、運転フィーリングを損なうことが
少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成要素間の関係を示す図、第2図は
本発明の実施例をブロック図として示す図、第3図は制
御フローを示す図である。 10……変速制御部、12……定速走行制御部、22……作動
信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最高変速段、それよりも1段下の変速段、
    さらに少なくともその1つ下の変速段を有する自動変速
    機と、前記自動変速機を運転条件に応じて自動的に変速
    制御する変速制御装置と、自動定速走行装置が作動中で
    あることを示す作動信号を出力する作動信号発生手段、
    前記自動変速機を最高変速段に固定する高速段指令手
    段、最高変速段よりも1段下の変速段に固定する低速段
    指令手段、及び前記変速制御装置からの通常の自動変速
    制御を指令する通常変速指令手段を備える自動定速走行
    装置と、を有する自動車の走行制御装置において、 前記高速段指令手段は、前記作動信号発生手段からの作
    動信号が出力されており、車速が所定値よりも大きく、
    かつスロットル開度がほぼ全開よりも小さい場合であっ
    て、前記自動定速走行装置に設定された一定車速で最高
    変速段の変速比により走行可能な走行負荷状態の場合に
    は、前記自動変速機を最高変速段に固定するように構成
    されており、 前記低速段指令手段は、前記作動信号発生手段からの作
    動信号が出力されており、車速が前記所定値よりも大き
    く、かつスロットル開度がほぼ全開の場合であって、前
    記自動定速走行装置に設定された一定車速で最高変速段
    の変速比により走行することができない走行負荷状態の
    場合には、前記自動変速機を最高変速段よりも1段下の
    変速段に固定するように構成されており、 前記通常変速指令手段は、前記作動信号発生手段から作
    動信号が出力されていない状態、前記作動信号発生手段
    からの作動信号が出力されておりかつ車速が前記所定値
    以下の状態、及び前記作動信号発生手段からの作動信号
    が出力されておりかつスロットル開度が全開の状態の3
    つの状態のうちいずれかの場合には、自動定速走行を解
    除し、前記変速制御装置からの信号に基づいて前記自動
    変速機の変速を自動的に制御するように構成されている
    ことを特徴とする自動車の走行制御装置。
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JPS62173335A JPS62173335A (ja) 1987-07-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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