JP2649750B2 - 銅系素材上への選択的無電解めっき方法 - Google Patents
銅系素材上への選択的無電解めっき方法Info
- Publication number
- JP2649750B2 JP2649750B2 JP3141688A JP14168891A JP2649750B2 JP 2649750 B2 JP2649750 B2 JP 2649750B2 JP 3141688 A JP3141688 A JP 3141688A JP 14168891 A JP14168891 A JP 14168891A JP 2649750 B2 JP2649750 B2 JP 2649750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- same
- general formula
- compound
- acid
- integer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
的に無電解めっきを行なう方法に関する。
とするNi、Pd、Pd−Ni等の無電解めっきを、銅
系素材上に施す場合には、通常めっき皮膜の還元折出用
の触媒として、Pd化合物を素材上に付与した後、無電
解めっきが行なわれる。かかる場合の触媒付与方法とし
ては、SnCl2溶液とPdCl2溶液による2段処理、
PdCl2/SnCl2混合系の塩酸酸性水溶液による処
理等が行なわれている。しかしながら、これらの処理法
を、プリント基板、セラミック基板、チップ部品等の絶
縁体と導体とが一体となったものに対して適用する場合
には、絶縁部分及び導体部分の全てが触媒活性化され
て、無電解めっき工程で全面にめっきが行なわれ、導体
部分にのみめっき皮膜を形成することができない。ま
た、PdCl2の塩酸酸性水溶液を用いて銅系素材を触
媒活性化する方法も知られているが、この場合にも絶縁
体部分に触媒成分が一部吸着されて、めっき工程で絶縁
体部分に一部めっき皮膜が形成され、特に、導体間の間
隔が狭い場合には、導体と導体とが部分的に結合するブ
リッジ(メッキブリッジ)現象が生じるという問題点が
ある。
弱める工夫がなされているが、pHを5程度に上げても
メッキブリッジを解消することはできず、一方pHが6
以上となるとコロイド状の沈殿が生じるために、実際上
の取り扱いが困難である。
媒活性力を弱める工夫もなされているが、この場合、メ
ッキブリッジはなくなるが、反対に触媒活性が弱くなり
すぎて、一部めっきがつかない現象(スキップ現象)を
引きおこすという問題点がある。
来技術の現状に鑑みて、銅系素材のみを選択的に活性化
でき、かつスキップ現象、ブリッジ現象等を生じること
のない無電解めっき用の触媒を見出すべく鋭意研究を重
ねてきた。その結果、パラジウム化合物と特定のキレー
ト化剤とを組み合わせて配合した触媒液によって、上記
目的が達成されることを見出した。
l、並びに (II)(a)一般式
異なって、−CH2CO2M、−CH2PO3MM、−CH
(CH3)CO2M又は−CH2CH2CO2Mを示し、X4
は−CH2CO2M、−CH2PO3MM、−CH2CH2O
H、−CH(CH3)CO2M又は−CH2CH2CO2M
を示し、X5はH、−CH2CO2M、−CH2PO3M
M、−CH(CH3)CO2M又は−CH2CH2CO2M
を示す。上記において、Mは、同一又は異なって、各々
H、K、Na又はNH4を示し、nは0〜2の整数を示
す)で表わされる化合物、 (b)一般式
て、各々H、C1-5アルキル、アラルキル、アラルケニ
ル、アリール、−CH2CO2M、−CH(CH3)CO2
M、−CH2CH2CO2M、−CH2PO3MM又は−C
H2CH2OHを示し、X8は、H、C1-5アルキル、アラ
ルキル、アリール、−CH2CO2M、−CH(CH3)
CO2M、−CH2CH2CO2M、−CH2PO3MM、−
CH2CH2OH、−(CH2)p−NH2又は−[(C
H2)q−NH]r−Hを示す。上記において、Mは前記
に同じ、Pは0〜10の整数、qは1〜3の整数、rは
1〜10の整数を示す)で表わされる化合物、 (c)一般式
PO3MMを示し、X10はC1-5アルキル、−CO2M又
は−CH2CO2Mを示し、X11は−CO2M、−CH2C
O2M、−PO3MM又は−CH(OH)CO2Mを示
し、X12はH又はOHを示す。上記において、Mは前記
に同じ)で表わされる化合物、 (d)一般式
異なって、各々H、CH3、CONH2又は−C(N
H2)=NHを示す。上記においてMは前記に同じ、m
は1〜15の整数を示す。)で表わされる化合物、 (e)一般式
CO−、−COOM、アミノ基、−NH−C(NH2)
=NH、−ONH2、−CH(NH2)CO2H、RS
−、NH2CONH−、
って各々H、CH3又はC2H5を示し、Z8はNH2又は
OHを示す。上記において、Mは前記に同じ、RはC
1-5アルキルを示し、lは0〜4の整数、kは0又は1
を示す。)で表わされる化合物、 (f)一般式(IV)の化合物及び/又は一般式(V)の
化合物が縮合したジペプチド又はトリペプチド化合物、
及び (g)環状窒素化合物から選ばれた少なくとも一種のキ
レート化剤0.0001〜2モル/lを含有する水溶液
からなる触媒液に、銅系素材と絶縁体とから構成される
被めっき物を浸漬した後、無電解めっきを行なうことを
特徴とする銅系素材上への選択的無電解めっき方法に係
る。
る触媒液について説明する。本発明で用いる触媒液で
は、パラジウム化合物としては、(NH4)2[PdCl
6]、(NH4)2[PdCl4]、[PdCl2(NH3)
2]、[PdI2(NH3)2]、[Pd(NO2)2(NH
3)2]、K2[PdCl6]、K2[PdCl4]、K
2[Pd(NO2)4]、Na2[PdCl4]、Na2[P
d(NO2)4]、PdBr2、PdCl2、PdI2、P
d(NO3)2・2H2O、PdO、PdSO4、PdS、
[Pd(NH3)4]Cl2、 [Pd(NH3)4](N
O3)2、Pd(C2H3O2)2、Pd(NO3)2、[Pd
(NH3)4](OH)2等を用いることができる。パラ
ジウム化合物の添加量は、0.0001〜0.5モル/
l程度、好ましくは0.0005〜0.1モル/l程度
とすればよく、0.0001モル/lを下回るとスキッ
プ現象が生じ易くなり、0.5モル/lを上回ると不経
済となるので好ましくない。
(a)〜(g)で示した化合物の少なくとも1種を用い
る。
おいて示されたアルキル基としては、好ましくは、炭素
数1〜5のもの、具体的には、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、シクロプロピル、n−ブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、イソアミル、ネオペンチル等を
示すことができる。前記(b)において示されたアラル
キル基又はアラルケニル基としては、ベンジル、フェネ
チル、フェニルプロピル、シンナミル、フルフリル、ナ
フチルメチル、ナフチルエチル、ピリジルメチル、ピリ
ジルエチル、キノリルメチル等を示すことができる。前
記(b)において示されたアリール基としては、フェニ
ル、トリル、メシチル、1ーナフチル、2−ナフチル、
ピリジル、キノリル、キノキサリル、アントラキノリ
ル、チアゾリル、フリル等を示すことができる。
体例を以下に示す。
は前記に同じ)で表わされる化合物:エチレンジアミン
四酢酸(EDTA)、エチレンジアミン四酢酸二ナトリ
ウム塩(EDTA・2Na)、ヒドロキシエチルエチレ
ンジアミン三酢酸(HEDTA)、ジエチレントリアミ
ン五酢酸(DTPA)、トリエチレンテトラミン六酢酸
(TTHA)、エチレンジアミンテトラプロピオン酸、
エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ジエチレ
ントリアミンペンタメチレンホスホン酸等。
で表わされる化合物:ニトリロ三酢酸(NTA)、イミ
ノジ酢酸(IDA)、イミノジプロピオン酸(ID
P)、アミノトリメチレンホスホン酸、アミノトリメチ
レンホスホン酸五ナトリウム塩、メチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、ジメチルアミン、トリメチル
アミン、ジメチルエチルアミン、ベンジルアミン、2−
ナフチルアミン、イソブチルアミン、イソアミルアミ
ン、メチレンジアミン、エチレンジアミン、テトラメチ
レンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、テトラエチレンペ
ンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ヘキサエチレン
ヘプタミン、シンナミルアミン、p−メトキシシンナミ
ルアミン、アンモニア等。
に同じ)で表わされる化合物:1−ヒドロキシエチリデ
ン−1、1−ジホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン
−1、1−ジホスホン酸三ナトリウム塩、クエン酸、酒
石酸、リンゴ酸、マロン酸等。 (d)一般式
前記に同じ)で表わされる化合物:グリシン、アラニ
ン、N−メチルグリシン、グリコシアミン、ジメチルグ
リシン、ヒダントイン酸、アミノ吉草酸、 β−アラニ
ン等。
kは前記に同じ)で表わされる化合物:バリン、ノルバ
リン、ロイシン、ノルロイシン、イソロイシン、セリ
ン、システイン、アスパラギン、アスパラギン酸、グル
タミン酸、オルニチン、リジン、アルギニン、グルタミ
ン、ジアミノプロピオン酸、シトルリン、ヒドロキシ−
L−リジン、ジアミノ酪酸、アミノアジピン酸、カナリ
ン、キヌレニン、ジアミノピメリン酸、ホモシステイ
ン、ヒスチジン、メチオニン等。
般式(V)の化合物が縮合したジペプチド又はトリペプ
チド化合物:アスパルチル−ヒスチジン、アラニル−ア
ラニン、アラニル−β−アラニン、β−アラニル−β−
アラニン、グリシル−リジン、アラニル−オルニチン、
リジル−リジン、オルニチル−オルニチン、グリシル−
オルニチン、β−アラニル−リジル−リジン、オルニチ
ル−リジル−リジン、グリシルーオルニチルーオルニチ
ン等。
2,4,5−トリフェニル−2−イミダゾリン、2,2
´−ビス(2−イミダゾリン)、ピリジン、モルホリ
ン、ビピリジル、ピラゾール、トリアジン等。
(a)〜(g)のキレート化剤の少なくとも1種を用い
ればよく、その配合量は、触媒液中に0.0001〜2
モル/l程度、好ましくは0.0005〜0.4モル/
l程度とすればよい。0.0001モル/lを下回ると
ブリッジ現象が生じ易く、2モル/l程度を上回ると不
経済となるので好ましくない。
限定的ではなく、例えばキレート化剤の水溶液に、直接
パラジウム化合物を添加して溶解する方法、パラジウム
化合物をHCl、H2SO4等の酸に溶解したものをキレ
ート化剤の水溶液と混合する方法等を採用することがで
きる。
ないが、pH調整を行なう場合には、必要に応じて、H
Cl、H2SO4等の酸やNaOH等のアルカリ化合物を
用いればよい。
オン性、アニオン性、両性等の界面活性剤を添加するこ
ともでき、これにより、触媒液の表面張力を下げ、銅系
素材表面の触媒活性力を均一にすることができる。更
に、チオ尿素類の添加により、銅系素材の析出電位を下
げ、パラジウムとの置換を促進させることもできる。チ
オ尿素類としては、チオ尿素、ジメチルチオ尿素、トリ
メチルチオ尿素、アリルチオ尿素、アセチルチオ尿素、
エチレンチオ尿素、フェニルチオ尿素等を例示できる。
また、pH緩衝剤として、塩酸−塩化カリウム、フタル
酸水素カリウム−塩酸、フタル酸水素カリウム−水酸化
ナトリウム、リン酸二水素カリウム−水酸化ナトリウ
ム、ホウ酸−水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム−
水酸化ナトリウム、リン酸水素ニナトリウム−水酸化ナ
トリウム、水酸化ナトリウム−塩化カリウム、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン−塩酸、酢酸ナトリ
ウム−酢酸等を添加することもできる。界面活性剤、チ
オ尿素類及びpH緩衝剤は、必要に応じて単独又は適宜
混合して用いることができる。
性化するものである。よって、本発明のめっき方法で
は、被めっき物としては、プリント基板、セラミック基
板、チップ部品等の銅系素材と絶縁体とから構成される
材料を用いることができ、この様な被めっき物に対して
も、銅系素材のみを選択的に触媒活性化して、銅系素材
部分にのみ無電解めっきを行なうことが可能となる。
銅、リン青銅、洋白等を挙げることができ、これら素材
自体又は、各種素地の上に、めっき、蒸着、ペースト等
によってこれらの銅系素材の皮膜を形成したものに適用
できる。
による処理と同様でよく、液温10〜90℃程度、好ま
しくは25〜70℃程度の触媒液中に、被処理物を10
秒〜10分程度浸漬すればよい。液温が低すぎる場合に
は、スキップ現象が生じ易く、一方液温が高すぎるとブ
リッジ現象が生じ易くなるので注意が必要である。
きを行なうことによって、銅系素材上に選択的にめっき
皮膜を形成できる。本発明触媒液は、無電解めっき液と
しては、特に限定はないが、次亜リン酸化合物を還元剤
とするNi、Pd、Pd−Ni等の無電解めっき液を用
いる場合に特に有効である。
等の前処理は、常法に従えばよく、また無電解めっき条
件も通常通りでよい。
特定の触媒液を用い、被めっき物を該触媒液に浸漬した
後、無電解めっきを行なうことによって、銅系素材上に
のみ選択的に無電解めっき皮膜を形成することができ、
プリント基板、セラミック基板、チップ部品等の絶縁体
と銅系素材の導体とからなる材料に対しても、スキップ
現象、ブリッジ現象等を生じることなく、導体部分にの
み良好なめっき皮膜を形成することが可能となる。
明する。
無電解銅めっき、電気銅めっきを行なった後、エッチン
グレジスト層を形成し、次いで、エッチング、エッチン
グレジスト層剥離、ソルダーレジスト印刷、文字印刷、
外形加工の工程を経て得られた両面表面実装部品と片面
挿入型部品の混在実装用の100×170×16mmの
銅めっきスルーホールプリント配線板について、以下の
処理を行なった。
過硫酸アンモニウム150g/l水溶液に30℃で60
秒間浸漬してソフトエッチングを行ない、次いで酸洗
後、表1に示した触媒液組成及び条件で触媒を付与し
た。次いで、下記組成のNi、Pd、Pd−Niの各々
の無電解めっきを行ない、スキップ現象及びブリッジ現
象の発生の有無を調べた。スキップ現象の評価の場合に
は、めっき時間を30秒とし、ブリッジ現象の評価の場
合にはめっき時間を30分とした。スキップ現象につい
ては、被めっき物の表面を顕微鏡を用いて倍率50倍で
目視観察し、被めっき物であるプリント配線板の銅回路
が一か所でも露出している場合をスキップ有とし、銅回
路が全く露出していない場合をスキップ無として評価し
た。また、ブリッジ現象については、同様にして、被め
っき物の表面を顕微鏡を用いて倍率50倍で目視で観察
し、銅回路の短絡が一か所でも認められる場合をブリッ
ジ有とし、銅回路の短絡が全く認められない場合をブリ
ッジ無として評価した。
ていないNo.1〜3の触媒液を用いた場合には、N
i、Pd、Pd−Niの各めっき皮膜について、全ての
試料でスッキップ現象は認められなかったが、全ての試
料において、ブリッジ現象が認められた。一方、本発明
方法で用いる触媒液であるNo.4〜39の触媒液によ
り触媒を付与した場合には、スキップ現象及びブリッジ
現象は全く認められなかった。
Claims (1)
- 【請求項1】(I)パラジウム化合物0.0001〜
0.5モル/l、並びに (II)(a)一般式 【化1】 (式中、X1、X2及びX3は各々同一又は異なって、−
CH2CO2M、−CH2PO3MM、−CH(CH3)C
O2M又は−CH2CH2CO2Mを示し、X4は−CH2C
O2M、−CH2PO3MM、−CH2CH2OH、−CH
(CH3)CO2M又は−CH2CH2CO2Mを示し、X
5はH、−CH2CO2M、−CH2PO3MM、−CH
(CH3)CO2M又は−CH2CH2CO2Mを示す。上
記において、Mは、同一又は異なって、各々H、K、N
a又はNH4を示し、nは0〜2の整数を示す)で表わ
される化合物、 (b)一般式 【化2】 (式中、X6及びX7は、同一又は異なって、各々H、C
1-5アルキル、アラルキル、アラルケニル、アリール、
−CH2CO2M、−CH(CH3)CO2M、−CH2C
H2CO2M、−CH2PO3MM又は−CH2CH2OHを
示し、X8は、H、C1-5アルキル、アラルキル、アリー
ル、−CH2CO2M、−CH(CH3)CO2M、−CH
2CH2CO2M、−CH2PO3MM、−CH2CH2O
H、−(CH2)p−NH2又は−[(CH2)q−NH]r
−Hを示す。上記において、Mは前記に同じ、Pは0〜
10の整数、qは1〜3の整数、rは1〜10の整数を
示す)で表わされる化合物、 (c)一般式 【化3】 (式中、X9はH、−CH2CO2M又は−PO3MMを示
し、X10はC1-5アルキル、−CO2M又は−CH2CO2
Mを示し、X11は−CO2M、−CH2CO2M、−PO3
MM又は−CH(OH)CO2Mを示し、X12はH又は
OHを示す。上記において、Mは前記に同じ)で表わさ
れる化合物、 (d)一般式 【化4】 (式中、Z1、Z2、Z3及びZ4は同一又は異なって、各
々H、CH3、CONH2又は−C(NH2)=NHを示
す。上記においてMは前記に同じ、mは1〜15の整数
を示す。)で表わされる化合物、 (e)一般式 【化5】 (式中、AはH、−OH、−SH、NH2CO−、−C
OOM、アミノ基、−NHC(NH2)=NH、−ON
H2、−CH(NH2)CO2H、RS−、NH2CONH
−、 【化6】 又は 【化7】 を示し、Z5、Z6及びZ7は同一又は異なって各々H、
CH3又はC2H5を示し、Z8はNH2又はOHを示す。
上記において、Mは前記に同じ、RはC1-5アルキルを
示し、lは0〜4の整数、kは0又は1を示す。)で表
わされる化合物、 (f)一般式(IV)の化合物及び/又は一般式(V)の
化合物が縮合したジペプチド又はトリペプチド化合物、
及び (g)環状窒素化合物から選ばれた少なくとも一種のキ
レート化剤0.0001〜2モル/lを含有する水溶液
からなる触媒液に、銅系素材と絶縁体とから構成される
被めっき物を浸漬した後、無電解めっきを行なうことを
特徴とする銅系素材上への選択 的無電解めっき方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141688A JP2649750B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 銅系素材上への選択的無電解めっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141688A JP2649750B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 銅系素材上への選択的無電解めっき方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365877A JPH04365877A (ja) | 1992-12-17 |
JP2649750B2 true JP2649750B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=15297908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3141688A Expired - Lifetime JP2649750B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 銅系素材上への選択的無電解めっき方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2649750B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006009130A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Ebara Corp | 基板処理方法及び装置 |
JP2006063386A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Tokyo Electron Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JP5327494B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2013-10-30 | 日立化成株式会社 | 無電解めっき用触媒濃縮液の製造方法とそれを用いためっき触媒付与方法 |
CN102102197B (zh) * | 2005-12-06 | 2014-04-16 | 荏原优莱特科技股份有限公司 | 钯配合物以及使用该配合物的催化剂赋予处理液 |
JP2008184679A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Okuno Chem Ind Co Ltd | 無電解パラジウムめっき用活性化組成物 |
US20110147225A1 (en) | 2007-07-20 | 2011-06-23 | Rohm And Haas Electronic Materials Llc | High speed method for plating palladium and palladium alloys |
JP5481700B2 (ja) * | 2008-09-03 | 2014-04-23 | 奥野製薬工業株式会社 | 無電解めっき用活性化液 |
EP2784180B1 (en) * | 2013-03-25 | 2015-12-30 | ATOTECH Deutschland GmbH | Method for activating a copper surface for electroless plating |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58185794A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-29 | Hitachi Ltd | パラジウム活性化液 |
JPS59172796A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | イビデン株式会社 | プリント回路板の製造方法 |
JPS6024380A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-07 | Hitachi Ltd | パラジウム活性化液 |
JPS6358890A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 | 日本電気株式会社 | 印刷配線板の製造方法 |
GB8725148D0 (en) * | 1987-10-27 | 1987-12-02 | Omi International Gb Ltd | Catalyst |
JPH01195281A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-07 | Hitachi Chem Co Ltd | 無電解めつき用触媒 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3141688A patent/JP2649750B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04365877A (ja) | 1992-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100382056B1 (ko) | 인쇄회로기판의제조 | |
KR100620403B1 (ko) | 비전해 금 도금 조성물 및 그를 사용하여 도금된 기판 | |
JP5526440B2 (ja) | パラジウム皮膜用還元析出型無電解金めっき液を用いて形成されたプリント配線板 | |
KR20080052479A (ko) | 무전해 금도금욕, 무전해 금도금 방법 및 전자 부품 | |
JP2649750B2 (ja) | 銅系素材上への選択的無電解めっき方法 | |
JP2008184679A (ja) | 無電解パラジウムめっき用活性化組成物 | |
JP2927142B2 (ja) | 無電解金めっき浴及び無電解金めっき方法 | |
JP2001519477A (ja) | ゴールド層を生じるための方法と溶液 | |
TWI726100B (zh) | 化學鍍鉑鍍浴 | |
JP3051683B2 (ja) | 無電解金めっき方法 | |
KR20030051236A (ko) | 도금법 | |
JP2007270344A (ja) | 無電解ニッケルめっき液 | |
JP3566498B2 (ja) | 置換金めっき浴 | |
JPH0711448A (ja) | 銅系素材選択型無電解めっき用触媒液 | |
JP4831710B1 (ja) | 無電解金めっき液及び無電解金めっき方法 | |
JPH06101054A (ja) | 銅系素材選択型無電解めっき用触媒液 | |
JP3035763B2 (ja) | 無電解パラジウムめっき液 | |
JP2009155671A (ja) | 銅素地用置換金めっき液及びそれを用いる金めっき方法 | |
JP4638818B2 (ja) | 無電解金めっき液 | |
JP2007246955A (ja) | 無電解金めっき浴 | |
JPH10147884A (ja) | 無電解金めっき方法 | |
JP2002226975A (ja) | 無電解金めっき液 | |
JP3369527B2 (ja) | 表面のはんだ付け性を向上する方法 | |
JP2011042836A (ja) | プリント配線板用触媒残渣除去剤 | |
JP2649749B2 (ja) | 銅系素材上への選択的無電解めっき方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516 Year of fee payment: 15 |