JP2646144B2 - 探知装置における設定領域表示装置 - Google Patents

探知装置における設定領域表示装置

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JP2646144B2
JP2646144B2 JP2026947A JP2694790A JP2646144B2 JP 2646144 B2 JP2646144 B2 JP 2646144B2 JP 2026947 A JP2026947 A JP 2026947A JP 2694790 A JP2694790 A JP 2694790A JP 2646144 B2 JP2646144 B2 JP 2646144B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、レーダ、スキャンニングソナー等の探知装
置において、物標を探知するにあたり、表示画面上に所
望の領域を設定するためのマーカを表示する設定領域表
示装置に関する。
<従来の技術> 近年、探知装置、たとえばレーダにおいては、他船が
航行の危険領域に侵入した場合に、その侵入により危険
が発生する恐れがあることを知らせる警報装置が多用化
される傾向にある。
この種の装置は、種々の方式のものが提案されている
が、実施が比較的容易で、かつ実用性に高い方式とし
て、表示画面上に特定の領域を設定してこの設定した領
域内に他船が進入した場合に警報を発する装置が提案さ
れている。
上記のレーダ等から得られる情報は、表示画面中心を
中心としてスパイラル状に表示する、いわゆるPPI表示
が通常行われているので、この表示形態に合わせて、設
定領域の表示においても、扇形の領域を指定する方式が
採用されている(たとえば、特開昭61−209380号参
照)。
この扇形の領域を設定するにあたっては、扇形の各頂
点の座標位置を決定する必要があるが、そのために、従
来は、表示画面中心から設定すべき領域の一つの頂点ま
での半径と方角とを指定し、次に、指定した頂点の対角
位置に相当する頂点のでの半径と方角とを指定する。し
たがって、パラメータは少なくとも全部で4つ指定する
必要がある。
<発明が解決しようとする課題> しかし、このように、設定領域の各頂点の座標位置を
決めるために、指定するパラメータの数が多いと、設定
操作が極めて煩雑になる。
本発明は、従来のかかる問題に対処して、領域設定を
極めて容易に行い得る操作性に優れた装置を実現するも
のである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、探知信号を送受波して得られる探知情報を
表示画面に画像表示するレーダ、スキャンニングソナー
等の探知装置に備えるもので、前記探知情報の一部の領
域を指定する扇形の輪郭からなる領域マーカを前記表示
画面上に重ねて表示する設定領域表示装置において、前
記表示画面上に表示されるカーソルを移動させるととも
に、このカーソルによって前記領域マーカの表示の基準
点となる任意の2点の座標位置を設定入力するトラック
ボールやマウス等の座標入力手段と、この座標入力手段
により設定される表示画面上の2点の座標位置を記憶す
る記憶手段と、この記憶手段に記憶された2点の座標位
置の情報に基づいて、前記表示画面中心から各々の点を
結んだ直線に挟まれる挟角と、表示画面中心から各々の
点に至るまでの半径とを共に算出する算出手段と、この
算出手段で算出された挟角と各半径の情報に基づいて、
各半径をもつ2つの円弧線と、これらの円弧線の各々の
両端を表示画面中心からの放射線に沿ってそれぞれ結ぶ
2つの直線とで形成される領域マーカの表示データを発
生する領域マーカ発生手段と、この領域マーカ発生手段
で発生された領域マーカの表示データを前記表示画面上
に画像表示する表示手段とを具備している。
また、本発明は、領域マーカで区画される領域内に含
まれる全ての画素データを発生する手段と、この画素デ
ータ発生手段で発生された画素データと前記探知装置と
で得られる探知データとが同時入力される場合に警報信
号を発生する手段とを備えてもよいし、さらに、座標入
力手段の操作に応じてカーソルの表示位置が移動するの
に伴って領域マーカで設定される領域を拡大または縮小
して表示する手段を備えてもよい。
<作用> 上記構成においては、パラメータとして2つの座標位
置のデータを設定するだけで、領域マーカの表示位置お
よび領域の大きさを設定することができる。このため、
従来に比較するとパラメータの設定のための操作が極め
て容易に行い得る。
<実施例> 本発明を、広域探知装置としてのレーダに適用した場
合の実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係る設定領域表示装置のブ
ロック図である。同図において、レーダ送受信部1は、
公知のレーダ装置と同様に構成され、探知パルスを送信
して物標からの反射波を受信する。
レーダ送受信部1は、周知のように、旋回する空中線
から探知パルスを送受波して物標信号を受信するから、
その物標位置は、空中線が探知パルスを送受波する方位
と探知物標までの距離によって表される、いわゆる極座
標(R、θ)によって指定される。
レーダ送受信部1から出力される探知信号は、A/D変
換回路2においてデジタル化された後、バッファメモリ
3に導かれて一旦記憶される。
バッファメモリ3には、少なくともレーダ送受信部1
が探知を行う探知範囲(距離範囲)の受信信号を記憶し
得る記憶容量を有する。ここで、物標に関する距離デー
タRは、バッファメモリ3の記憶番地に対応し、また、
方位データθは、レーダ空中線の指向方位に対応してい
る。
バッファメモリ3に記憶された探知データは、信号表
示メモリ4へ転送されて再度記憶される。
信号表示メモリ4は、XY座標(X、Y)で表される記
憶番地を有し、各記憶番地は表示器5の画素の各々に幾
何学的に対応している。
上記のバッファメモリ3には、極座標(R、θ)に対
応する探知データが記憶されているので、この探知デー
タが信号表示メモリ4に転送されるときに、探知物標の
極座標位置が座標変換回路6に送られて、バッファメモ
リ3の読み出し番地に対応したXY座標の番地に変換さ
れ、この変換されたXY座標の番地が信号表示メモリ4に
出力される。したがって、信号表示メモリ4には、座標
変換回路6で座標変換されて指定されるXY座標の番地に
バッファメモリ3からなる読み出された物標データが格
納されることになる。この座標変換は公知であり、たと
えば、極座標位置に対応するXY座標位置を予め記憶回路
に記憶させておいて、極座標位置に対応するXY座標位置
を読み出すことも可能である。また、バッファメモリ3
から信号表示メモリ4への転送は、レーダ送受信部1に
おける探知期間の遊び時間、すなわち物標信号の受信
後、次の探知パルスが送信されるまでの時間において実
行される。
表示器5は、本例ではブラウン管表示器が用いられ、
走査回路7によって一定周期の画像走査が行われる。こ
の画像走査に同期して、信号表示メモリ4の対応する記
憶番地に記憶されている探知データが読み出されて、読
み出された探知データがビデオアンプ8を介して表示器
5に導かれて表示される。なお、表示器5は、本例のブ
ラウン管表示器の他に液晶表示器などでもよい。
以上の結果、表示器5の表示画面上には、第2図に示
すようなレーダで受信された物標に基づく探知情報9が
画像表示される。同図において、符号91は海岸線、92は
他船の映像を示している。
表示器5は、上記のビデオアンプ8を介して出力され
る探知情報を表示するとともに、後述するカーソル発生
部10から出力されるキャラクタデータおよびマーカ表示
メモリ11から読み出される領域マーカの表示データも重
ねて表示する。
カーソル発生部10は、第2図の表示画面9上に特定形
状(本例では+印)のカーソル93を表示するためのキャ
ラクタデータを出力する。このカーソル93は、その表示
位置が座標入力手段としてのトラックボール12によっ
て、表示画面上の任意位置へ移動させることができる。
トラックボール12は、公知のように、回転自在に装備
された回転球を回転させると、そのX軸回転角とY軸回
転角とが回転方向データとともに出力する。なお、本例
のトラックボール12に代えて、マウスやジョイスティッ
クなどの座標入力手段を適用することもできる。
第3図において、トラックボール12から出力される回
転データ(ΔX、ΔY)は、カーソル発生部10の加算器
101に導かれてレジスタ102の記憶データと加算された
後、その加算値によってレジスタ102の数値をプリセッ
トする。なお、加算器101の加算動作は、十分高速なタ
イミングクロックに基づいて行われる。
レジスタ102は、上記カーソル93の表示位置に関する
位置データが記憶されている。したがって、トラックボ
ール12の回転データによってレジスタ102のデータが変
化すると、これに応じてカーソル93の表示位置が移動す
る。なお、比較回路103において、レジスタ102の設定値
(Xr、Yr)と走査回路7の画素走査位置(Xs、Ys)とが
一致したときに、比較回路103から一致信号が出力さ
れ、この一致信号に基づいてキャラクタ発生器104から
キャラクタデータがマーカ表示メモリ11、ビデオアンプ
8を介して出力されて表示画面上にカーソル93が表示さ
れる。
一方、マーカ表示メモリ11(第1図)は、信号表示メ
モリ4と同様に、表示器5の画素に幾何学的に対応する
記憶番地を有し、画面上に領域マーカ94を表示するため
のデータが書き込まれる。このマーカ表示メモリ11の記
憶データは、走査回路7の画素走査に同期して読み出さ
れて表示器5に探知データ9とともに同一画面上に表示
される。
領域マーカ94の表示データの書き込みは、領域設定部
13により行われる。第3図にこの領域設定部13の詳細が
示されている。円弧発生器131は、第2図における領域
マーカ94の外側円弧線I1、内側円弧線I2の表示データを
生成する。また、直線発生器132は、各々の円弧線I1、I
2の両端を結ぶ直線の表示データを生成する。生成され
た円弧線I1、I2と直線の表示データは、アドレス回路13
3を介して円弧線、直線の各表示位置に対応するマーカ
表示メモリ11の記憶番地に書き込まれる。この書き込み
は、走査回路7の画素走査の遊びの時間(帰線時間)内
に行われる。
上記のレジスタ102に保持されているカーソル表示の
位置データ(Xr、Yr)は、基準メモリ134と設定メモリ1
35とそれぞれに導かれる。この両メモリ134、135がトラ
ックボール12により指定される表示画面9上の2点の座
標位置P0、p1を記憶する記憶手段とされる。そして、こ
れらの各メモリ134、135には、それぞれのロックスイッ
チ134S、135Sを介して十分高速なタイミングクロックが
加えられている。ロックスイッチ134S、135Sは、通常は
導通状態にある。したがって、基準メモリ134、設定メ
モリ135に対してタイミングクロックが加えられるとき
には、レジスタ102から送出される位置データを記憶す
る。
基準メモリ134は、領域マーカ94を表示するための一
方の基準点P0を記憶するためのもので、たとえば、カー
ソル93が第2図の表示画面9上のある1点P0に位置する
ときに、ロックスイッチ134Sを開くことによって基準メ
モリ134に入力されるタイミングクロックが遮断される
ので、位置データが点P0の位置の座標指定データとして
固定される。
座標変換器136、137および比較回路138が特許請求の
範囲に言うところの算出手段を構成するものであって、
基準メモリ134に記憶されたカーソル位置の座標データ
が、円弧線の基準位置データとして座標変換器136に出
力される。座標変換器136は、上記基準位置の座標デー
タ(X0、Y0)を極座標上の基準位置のデータ(R0
θ)に変換して円弧発生器131に送出する。
一方、設定したメモリ135は、領域マーカ94を表示す
るための他方の基準点P2を記憶するためのもので、たと
えば、カーソル93が第2図の表示画面9上のある他の1
点P1に位置するときに、ロックスイッチ135Sを開くこと
によってタイミングクロックの入力が遮断されるので、
設定メモリ135の位置データが点P1位置の座標データと
して固定される。また、ロックスイッチ135Sを閉じてい
る間は、レジスタ102からの位置データが設定メモリ135
に格納されるので、現在のカーソル表示位置に対応する
座標データが座標変換器137に送出される。
設定メモリ135から起出されるカーソル位置の座標デ
ータは、円弧線の他の基準位置データとして座標変換器
137に出力される。座標変換器137は、上記基準位置デー
タ(X1、Y1)を極座標上の基準位置(R1)に変換
して円弧発生器131に送出する。
座標変換器137で変換された現在のカーソル表示位置
の極座標データ(R1、θ)のうち、角度データθは、
比較回路138に導かれる。比較回路138には、上記座標変
換器136から出力される基準点の極座標データ(R0、θ
)の角度データθも同時に導かれているので、両角
度データθ、θが比較され、極座標中心に対する基
準位置から現表示位置との間を挟む狭角を、基準位置か
ら現表示位置をたとえば時計方向に向かう角度データΔ
θとして出力する。この角度データΔθは、円弧発生器
131に導かれる。
円弧発生器131と直線発生器132とで特許請求の範囲で
言うところの領域マーカ発生手段が構成される。
円弧発生器131は、座標変換器の一種であって、走査
回路7(第1図)から制御パルスが加えられるたびに、
座標変換器136から加えられる極座標データ(R、θ)
をこれに対応するXY座標上の位置データに変換して出力
される。そして、極座標上の角度データθを変化させる
と、極座標の中心から一定距離上を角度変化に対するXY
座標位置データが出力される。この角度データの増加
は、その増加分が上記比較回路138の出力する角度デー
タΔθに一致するまで行われる。その結果、円弧発生器
131は、その入力データが上記基準位置(R0、θ)か
ら角度Δθだけ円弧状に変化するから、XY座標の出力デ
ータも円弧状に変化する。その出力データは、アドレス
回路133に導かれて、その出力データが円弧線I1の表示
データとしてマーカ表示メモリ11に書き込まれる。
引き続いて、円弧発生器131は、他方の座標変換器137
が出力する極座標の現表示位置P1のデータ(R1、θ
をもとにした円弧線表示データを出力する。この場合も
上記と同様に、比較回路138が出力する角度データΔθ
に相当する角度間の円弧線I2の表示データを出力する
が、その表示データは、上記とは逆に現表示位置P1から
基準位置P0側へ反時計方向に向かう円弧線I2として表示
される。
一方、直線発生器132は、上記円弧線I1、I2の両端を
結ぶ直線L1、L2を表示する表示データを出力する。この
直線L1、L2は基準メモリ134の基準点P0の位置データ(X
0、Y0)とカーソル93の現表示位置(X1、Y1)との値に
基づいて行われる。
上記基準点P0と円弧線I1の表示角Δθから円弧線I1
両端位置P0、P1′が決まり、現表示位置P1と円弧線I2
表示角Δθから円弧線I2の両端位置P1、P0′がそれぞれ
決まる。
直線発生器132は、上記の各点P0、P0′の座標位置の
データから、その2点間を通る直線データを、また、他
の2点P1、P1′からその2点間を通る直線データをそれ
ぞれ生成する。この直線表示は、汎用されている公知の
プロッティング技術を適用することができる。
直線発生器132の出力する直線表示データは、マーカ
表示メモリ11に転送されて記憶されるが、その記憶動作
は、円弧発生器131と同様に、走査回路7(第1図)の
画素走査の遊び時間(帰線期間)に行われる。
なお、並列処理が可能な装置においては、画素走査期
間中に円弧線と直線の表示データをマーカ表示メモリ11
に転送することも可能である。
上記のようにして、円弧発生器131による円弧線I1、I
2と直線L1、L2の表示データがマーカ表示メモリ11に書
き込まれた後、その表示データが読み出されて表示され
るとき、表示画面9上には、点P0、P0′、P1、P1′で囲
まれる扇形の領域マーカ94が表示される。この場合のマ
ーカ表示メモリ11とビデオアンプ8とで特許請求の範囲
で言うところの表示手段が構成される。
したがって、ロックスイッチ135Sが閉じられてタイミ
ングクロックが設定メモリ135に加えられている間は、
トラックボール12の動きに伴いカーソル93の現表示位置
が第5図(A)に示すように、P11、P12、…と移動する
と、これに応じて、設定メモリ135のデータが更新され
るので、領域マーカも94−1、94−2、…というよう
に、カーソル93の移動に伴って順次拡大(あるいは縮
小)する。
このようにして、領域マーカ94の表示後、ロックスイ
ッチ135Sを開放すると、設定メモリ135にはタイミング
クロックが加わらなくなるので、以降、設定メモリ135
のデータ内容が固定される結果、上記領域マーカ94の表
示も固定されることになる。
第1図において、領域設定部13で設定された領域マー
カ94に関する基準位置P0の位置データ(R0、θ)、現
表示位置P1の位置データ(R1、θ)および表示画面中
心から上記の各点P0、P1を結んだ直線L1、L1に挟まれる
狭角Δθのデータは、共に侵入検出部14に導かれる。侵
入検出部14による侵入検出は、まず、表示画面中心Oか
ら基準位置P0と現表示位置P1の各点に至るまでの半径
R0、R1の間に物標データが存在するか否かの検出が行わ
れる。続いて、表示画面中心Oから各点P0、P1を結んだ
直線間に挟まれる挟角Δθの間に物標データが存在する
か否かの検出が行われる。
半径方向の距離データR0、R1に基づく物標の検出は、
上記の各半径R0、R1のデータに基づいて生成されるゲー
ト波によって行われる。このゲート波は、バッファメモ
リ3から探知データが読み出されるときに、そのデータ
の内からゲート波の持続時間内にある探知データが選択
される。バッファメモリ3から読み出される探知データ
は、距離方向の帰来信号が時系列的に読み出されるか
ら、上記ゲート波の出現時間を検出すべき帰来信号に合
わせて生成することにより、上記距離データに対応する
物標データを選択することができる。
また、角度データΔθに基づく物標の検出は、レーダ
受信部1における空中線の回転角データに基づいて行わ
れる。バッファメモリ3に記憶される探知データは、空
中線の指向方向(回転角方向)に関連付けられた探知デ
ータである。したがって、空中線の回転角データを参照
することにより、上記の狭角Δθに対応する回転角位置
を知ることができるから、その回転角が含まれる間、ゲ
ート波を持続させることによって、上記狭角Δθ内に存
在する物標データを検出することができる。
こうして、他船が領域マーカ94に侵入したときに、侵
入検出部14によってその侵入が検出されて検出信号が出
力されるので、この検出信号に応答して警報器15が警報
を発する。警報器15としては、警報ランプを設けてこれ
を点滅されたり、ブザーにより警報音を発するようにで
きる。さらに、表示画面上において、領域マーカ94内に
物標が侵入したときに領域マーカ94を点灯させたり、あ
るいは、領域マーカ94内の物標そのものを点滅表示する
ことも可能である。
なお、領域マーカの形状は、第3図および第5図
(A)に示すような扇形のものとする他に、基準位置P0
と設定位置P15とを与えることで、第5図(B)に示す
ような形状の領域マーカ94−5を表示するものであって
もよく、さらに、基準位置P0と半径rのパラメータを与
えることにより、基準位置P0を中心とした半径rの円形
の設定領域を表示することも可能である。
第4図は、実際上、適用される設定領域表示装置の構
成を示すブロック図であり、第1図および第3図に対応
あるいは相当する部分には同一の符号を付して、その部
分については説明を省略する。
この実施例においては、第3図に示す円弧発生器13
1、直線発生器132を設ける代わりに、画像表示制御ユニ
ット28を使用している。この画像表示制御ユニット28と
しては、たとえばNEC社製μPD72020が適用される。この
画像表示制御ユニット28は、領域マーカ94を構成する円
弧線I1、I2および直線L1、L2の輪郭表示のためのデータ
を発生するだけでなく、領域マーカ94で区画される領域
内に含まれる全ての画素データを発生することもでき
る。
そして、トラックボール12を操作することで信号発生
器21から出力される回転データ(X、Y)がそのまま画
像表示制御ユニット28に加わるようになっている。ま
た、座標変換器136、137から出力される領域マーカ94の
基準点P0、P1を与える位置データ(R0、θ)、(R1
θ)は画像表示制御ユニット28に直接導かれる一方、
両座標変換器136、137のデータに基づいて座標変換器29
は、領域マーカ94の残りの2つの頂角P0′、P1′に対応
する位置データを算出し、これらの位置データを同じく
画像表示制御ユニット28に出力する。画像表示制御ユニ
ット28は、トラックボール12からの角度データ(X、
Y)に基づいてカーソルの表示用データを発生するとと
もに、座標変換器136、137、29から与えられる4つの頂
角P0、P0′、P1、P1′の位置データに基づいて領域マー
カ94の表示データを発生する。そして、これらの表示用
データをマーカ表示メモリ11に書き込む。
また、座標変換器136、137からの距離データR0、R1
距離比較回路31に、方位データθ、θは方位比較回
路32にそれぞれ与えられる。距離比較回路31は、探知信
号のトリガ入力に応答動作する距離カウンタ33からのカ
ウント値と距離データR0、R1とを比較し、カウント値が
R0とR1との間にある場合にのみゲート信号ΔRを出力す
る。また、方位比較回路32は、レーダの指向方位を規定
する方位信号と方位データθ、θとを比較し、方位
信号がθとθとの間にある場合にのみゲート信号Δ
θを出力する。ゲート回路34は、距離比較回路31と方位
比較回路32とからゲート信号ΔR、Δθが共に加えられ
た状態で、物標の存在に基づく探知信号が加えられた場
合に警報器15に警報信号を出力する。
第6図は、上記の画像表示制御ユニット28を適用した
場合の他の実施例を示すものであり、第1図に対応ある
いは相当する部分には同一の符号を付して、その部分に
ついては説明を省略する。
この実施例では、画像表示制御ユニット28は、領域マ
ーカ94で区画される領域内に含まれる全ての画素データ
を発生し、これらの画素データをマーカ表示メモリ11に
書き込む。アンドゲート52は、マーカ表示メモリ11に書
き込まれた領域マーカ94の表示のための上記画素データ
と信号表示メモリ4に書き込まれた探知データとを共に
入力し、両データが同時に存在している場合に警報器15
に対して警報信号を出力する。また、マーカ表示メモリ
11と信号表示メモリ4のそれぞれ格納されているデータ
は、それぞれ加算器51に加えられ、この加算器51の出力
がD/A変換回路53を介して表示器5に与えられる。した
がって、表示器5には、領域マーカ94と探知データとが
重畳して表示される。
なお、上記の実施例では、レーダに適用した場合につ
いて説明したが、スキャンニングソナーなどの水中探知
装置にも適用できるのは勿論である。
<発明の効果> 本発明によれば、2つの座標位置のパラメータを指定
するだけで、扇形の領域マーカが表示されるので、極め
て簡単に領域設定を行うことができるため、実用性に富
んだものとなる。
さらに、操作者は、座標入力手段の操作に応じて順次
拡大あるいは縮小する領域マーカを見ながら所望の領域
を設定できるので、領域の設定が容易かつ正確に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は設定領域
表示装置のブロック図、第2図は表示画面の一例を示す
平面図、第3図はマーカ発生部および領域設定部の詳細
を示すブロック図、第4図は設定領域表示装置の他の実
施例を示すブロック図、第5図は領域マーカの表示形態
の説明図、第6図は設定領域表示装置のさらに他の実施
例を示すブロック図である。 12……トラックボール、10……カーソル発生部、13……
領域設定部、9……表示画面、28……画像表示制御ユニ
ット、93……カーソル、94……領域マーカ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−171990(JP,A) 特開 昭57−203127(JP,A) 特開 昭61−209380(JP,A) 特開 昭52−131491(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】探知信号を送受波して得られる探知情報を
    表示画面に画像表示するレーダ、スキャニングソナー等
    の探知装置に備えるもので、前記探知情報の一部の領域
    を指定する扇形の輪郭からなる領域マーカを前記表示画
    面上に重ねて表示する設定領域表示装置であって、 前記表示画面上に表示されるカーソルを移動させるとと
    もに、このカーソルによって前記領域マーカの表示の基
    準点となる任意の2年の座標位置を設定入力するトラッ
    クボールやマウス等の座標入力手段と、 この座標入力手段により設定される表示画面上の2点の
    座標位置を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された2点の座標位置の情報に基づ
    いて、前記表示画面中心から各々の点を結んだ直線に挟
    まれる挟角と、表示画面中心から各々の点に至るまでの
    半径とを共に算出する算出手段と、 この算出手段で算出された挟角と各半径の情報に基づい
    て、各半径をもつ2つの円弧線と、これらの円弧線の各
    々の両端を表示画面中心からの放射線に沿ってそれぞれ
    結ぶ2つの直線とで形成される領域マーカの表示データ
    を発生する領域マーカ発生手段と、 この領域マーカ発生手段で発生された領域マーカの表示
    データを前記表示画面上に画像表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする探知装置における設定領域
    表示装置。
  2. 【請求項2】領域マーカで区画される領域内に含まれる
    全ての画素データを発生する手段と、 この画素データ発生手段で発生された画素データと前記
    探知装置で得られる探知データとが同時入力される場合
    に警報信号を発生する手段と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の探知装置
    における設定領域表示装置。
  3. 【請求項3】座標入力手段の操作に応じてカーソルの表
    示位置が移動するのに伴って領域マーカで設定される領
    域を拡大または縮小して表示する手段を備えることを特
    徴とする請求項1または請求項2のいずれか1の請求項
    に記載の探知装置における設定領域表示装置。
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