JP5515214B2 - アクティブソーナー装置およびアクティブソーナー装置による残響除去方法 - Google Patents
アクティブソーナー装置およびアクティブソーナー装置による残響除去方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5515214B2 JP5515214B2 JP2007330073A JP2007330073A JP5515214B2 JP 5515214 B2 JP5515214 B2 JP 5515214B2 JP 2007330073 A JP2007330073 A JP 2007330073A JP 2007330073 A JP2007330073 A JP 2007330073A JP 5515214 B2 JP5515214 B2 JP 5515214B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- echo signal
- detection
- sea area
- information
- removal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
送波器と、前記送波器とは異なる位置に設置され前記送波器から送波された音波の反射波を受波信号として受波する受波器とを有してなるアクティブソーナー装置であって、
地図上に作図された海域を検出除去海域として設定する作図処理部と、
前記受波器で受波された受波信号から検出したエコー信号のうち、前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去する残響除去部とを有し、
前記受波器は複数設けられており、
前記残響除去部は、前記送波器の位置と前記受波器の位置とを焦点とする楕円と、前記エコー信号の到来方位とから前記エコー信号の反射海域の位置情報を推定し、前記送波器と前記受波器との全ての組み合わせに対し前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去することを特徴とする。
送波器と、前記送波器とは異なる位置に設置され前記送波器から送波された音波の反射波を受波信号として受波する受波器とを有してなるアクティブソーナー装置がおこなう残響除去方法であって、
地図上に作図された海域を検出除去海域として設定する作図ステップと、
前記受波器で受波された受波信号から検出したエコー信号のうち、前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去する残響除去ステップとを有し、
前記受波器は、複数設けられており、前記残響除去ステップでは、前記送波器の位置と前記受波器の位置とを焦点とする楕円と、前記エコー信号の到来方位とから前記エコー信号の反射海域の位置情報を推定し、前記送波器と前記受波器との全ての組み合わせに対し、前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去することを特徴とする。
図1に本発明の第1の実施形態のアクティブソーナー装置の構成を示す。
図3に本発明の第2の実施形態のアクティブソーナー装置の構成を示す。
図8に、本発明の第3の実施形態のアクティブソーナー装置の構成を示す。
110 エコー信号検出部
120 情報変換部
130 検出除去判定部
140 海底深度データベース
150 表示部
200 受波器
300 送波器
400 作図処理部
500 受波器
Claims (9)
- 送波器と、前記送波器とは異なる位置に設置され前記送波器から送波された音波の反射波を受波信号として受波する受波器とを有してなるアクティブソーナー装置であって、
地図上に作図された海域を検出除去海域として設定する作図処理部と、
前記受波器で受波された受波信号から検出したエコー信号のうち、前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去する残響除去部とを有し、
前記受波器は複数設けられており、
前記残響除去部は、前記送波器の位置と前記受波器の位置とを焦点とする楕円と、前記エコー信号の到来方位とから前記エコー信号の反射海域の位置情報を推定し、前記送波器と前記受波器との全ての組み合わせに対し前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去する
アクティブソーナー装置。 - 前記残響除去部は、
前記受波信号のうち、当該受波信号のレベルがあらかじめ設定されている閾値を超える受波信号を前記エコー信号として検出し、前記音波が送波されてから前記エコー信号が前記受波器に到来するまでの到来時間に対する、前記受波器の位置を基準としたときの前記エコー信号の到来方位を表す、前記エコー信号の時間方位情報を計算するエコー信号検出部と、
前記送波器および前記受波器の位置情報と、前記検出除去海域の位置情報とを基に、前記検出除去海域にて反射したエコー信号の前記受波器への到来時間と到来方位を推定し、当該推定結果を基に、前記作図処理部にて設定された検出除去海域の位置情報を時間方位情報に変換する情報変換部と、
前記エコー信号検出部にて計算されたエコー信号の時間方位情報と、前記情報変換部にて変換された検出除去海域の時間方位情報と、を比較し、当該比較結果に基づいて、前記エコー信号検出部にて検出されたエコー信号が前記検出除去海域にて反射したエコー信号であるか判定する検出除去判定部と
を有する請求項1に記載のアクティブソーナー装置。 - 前記残響除去部は、
海底の深度を表す海底深度データを記録している海底深度データベースをさらに有し、
前記情報変換部は、前記送波器および前記受波器の位置情報と、前記検出除去海域の位置情報および海底深度データとを基に、前記検出除去海域にて反射したエコー信号の前記受波器への到来時間と到来方位を推定し、当該推定結果を基に、前記作図処理部にて設定された検出除去海域の位置情報を時間方位情報に変換する
請求項2に記載のアクティブソーナー装置。 - 前記検出除去海域の時間方位情報を、エコーグラム上で、前記エコー信号の時間方位情報に重畳して表示する表示部をさらに有する
請求項3に記載のアクティブソーナー装置。 - 前記情報変換部は、
前記送波器および前記受波器の位置情報と前記エコー信号検出部にて計算されたエコー信号の時間方位情報を基に、前記エコー信号検出部にて検出されたエコー信号が反射した海域の位置情報を推定し、当該推定結果を基に、前記エコー信号検出部にて計算されたエコー信号の時間方位情報を位置情報に変換し、
前記検出除去判定部は、前記作図処理部にて設定された検出除去海域の位置情報と、前記情報変換部にて変換されたエコー信号の位置情報と、を比較し、当該比較結果に基づいて、前記エコー信号検出部にて検出されたエコー信号が前記検出除去海域にて反射したエコー信号であるか判定する
請求項2に記載のアクティブソーナー装置。 - 送波器と、前記送波器とは異なる位置に設置され前記送波器から送波された音波の反射波を受波信号として受波する受波器とを有してなるアクティブソーナー装置がおこなう残響除去方法であって、
地図上に作図された海域を検出除去海域として設定する作図ステップと、
前記受波器で受波された受波信号から検出したエコー信号のうち、前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去する残響除去ステップとを有し、
前記受波器は、複数設けられており、前記残響除去ステップでは、前記送波器の位置と前記受波器の位置とを焦点とする楕円と、前記エコー信号の到来方位とから前記エコー信号の反射海域の位置情報を推定し、前記送波器と前記受波器との全ての組み合わせに対し、前記検出除去海域にて反射したエコー信号を残響として除去する残響除去方法。 - 前記残響除去ステップは、
前記受波信号のうち、当該受波信号のレベルがあらかじめ設定されている閾値を超える受波信号を前記エコー信号として検出し、前記音波が送波されてから前記エコー信号が前記受波器に到来するまでの到来時間に対する、前記受波器の位置を基準としたときの前記エコー信号の到来方位を表す、前記エコー信号の時間方位情報を計算するエコー信号検出ステップと、
前記送波器および前記受波器の位置情報と、前記検出除去海域の位置情報とを基に、前記検出除去海域にて反射したエコー信号の前記受波器への到来時間と到来方位を推定し、当該推定結果を基に、前記作図ステップにて設定された検出除去海域の位置情報を時間方位情報に変換する情報変換ステップと、
前記エコー信号検出ステップにて計算されたエコー信号の時間方位情報と、前記情報変換ステップにて変換された検出除去海域の時間方位情報と、を比較し、当該比較結果に基づいて、前記エコー信号検出ステップにて検出されたエコー信号が前記検出除去海域にて反射したエコー信号であるか判定する検出除去判定ステップと
を有する、請求項6に記載の残響除去方法。 - 前記情報変換ステップでは、前記送波器および前記受波器の位置情報と、前記検出除去海域の位置情報と、前記検出除去海域の海底の深度を表す海底深度データと、を基に、前記検出除去海域にて反射したエコー信号の前記受波器への到来時間と到来方位を推定し、当該推定結果を基に、前記作図ステップにて設定された検出除去海域の位置情報を時間方位情報に変換する、
請求項7に記載の残響除去方法。 - 前記情報変換ステップでは、前記送波器および前記受波器の位置情報と、前記エコー信号検出ステップにて計算されたエコー信号の時間方位情報とを基に、前記エコー信号検出ステップにて検出されたエコー信号が反射した海域の位置情報を推定し、当該推定結果を基に、前記エコー信号検出ステップにて計算されたエコー信号の時間方位情報を位置情報に変換し、
前記検出除去判定ステップでは、前記作図処理ステップにて設定された検出除去海域の位置情報と、前記情報変換ステップにて変換されたエコー信号の位置情報とを比較し、当該比較結果に基づいて、前記エコー信号検出ステップにて検出されたエコー信号が前記検出除去海域にて反射したエコー信号であるか判定する、
請求項7に記載の残響除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007330073A JP5515214B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | アクティブソーナー装置およびアクティブソーナー装置による残響除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007330073A JP5515214B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | アクティブソーナー装置およびアクティブソーナー装置による残響除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009150814A JP2009150814A (ja) | 2009-07-09 |
JP5515214B2 true JP5515214B2 (ja) | 2014-06-11 |
Family
ID=40920087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007330073A Active JP5515214B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | アクティブソーナー装置およびアクティブソーナー装置による残響除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5515214B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013167577A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Nec Corp | レーダ装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2229058B (en) * | 1989-02-07 | 1993-12-08 | Furuno Electric Co | Detection system |
JPH0484790A (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 多重反射による偽像を判定するレーダ装置 |
JPH04355392A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-09 | Nec Corp | アクティブソノブイ信号分析装置 |
JP3225249B2 (ja) * | 1997-10-21 | 2001-11-05 | 防衛庁技術研究本部長 | ブイ式音響測位装置 |
JPH11183596A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-09 | Koden Electron Co Ltd | 反射探知装置 |
JPH11287851A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Anritsu Corp | レーダ装置 |
JP4120350B2 (ja) * | 2002-10-21 | 2008-07-16 | 日本電気株式会社 | バイスタティックソノブイ、及びバイスタティックソノブイ制御方法 |
JP2004170632A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Hitachi Ltd | 3次元海底地形データ作成装置 |
JP4709684B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2011-06-22 | 隼馬 今津 | 相手船動静監視装置 |
-
2007
- 2007-12-21 JP JP2007330073A patent/JP5515214B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009150814A (ja) | 2009-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6014382B2 (ja) | 水中探知装置、水中表示システム、プログラムおよび水中表示方法 | |
JP4781240B2 (ja) | エコー画像の表示装置 | |
US8990131B2 (en) | Bottom sediment determination device, ultrasonic finder, and method and program for setting parameters | |
JP4968827B2 (ja) | 水中測位システムおよび水中測位方法 | |
JP5252578B2 (ja) | 水中探知装置及び魚種判別方法 | |
JP2007064768A (ja) | 水中探知装置 | |
JP6258310B2 (ja) | 引き波検出装置、レーダ装置、引き波検出方法、及び引き波検出プログラム | |
JP2008268183A (ja) | 水中探知装置 | |
JP2018009853A (ja) | 音響測深装置、音響測深方法及びマルチビーム音響測深装置 | |
JP2014115250A (ja) | 水中探知装置及び物標表示方法 | |
JP6714261B2 (ja) | 水中探知装置、水中探知方法、および水中探知プログラム | |
JP6154219B2 (ja) | エコー信号処理装置、波浪レーダ装置、エコー信号処理方法、及びエコー信号処理プログラム | |
JP5515214B2 (ja) | アクティブソーナー装置およびアクティブソーナー装置による残響除去方法 | |
JP5369412B2 (ja) | アクティブソーナー装置およびアクティブソーナー装置による残響除去方法 | |
JP2009098126A (ja) | 自動追尾スキャニングソナー | |
JP2009236503A (ja) | 水中航走体の速度計測システム | |
JP2006292435A (ja) | マルチスタティック計測方法及び方式 | |
JP5708018B2 (ja) | アクティブソーナー装置 | |
JP2014041135A (ja) | アクティブソーナー装置 | |
JP4830269B2 (ja) | 係留センサ測位方法および装置 | |
JP2002168937A (ja) | 水中目標物位置検出装置及び方法 | |
JP6922262B2 (ja) | ソーナー画像処理装置、ソーナー画像処理方法およびソーナー画像処理プログラム | |
JP2009180575A (ja) | Gps魚群探知装置 | |
RU2625041C1 (ru) | Способ определения глубины погружения объекта | |
JP5971462B2 (ja) | アクティブソーナー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121001 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130827 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131127 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20131204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140317 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5515214 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |