JP2926116B2 - レーダ - Google Patents

レーダ

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JP2926116B2
JP2926116B2 JP1237658A JP23765889A JP2926116B2 JP 2926116 B2 JP2926116 B2 JP 2926116B2 JP 1237658 A JP1237658 A JP 1237658A JP 23765889 A JP23765889 A JP 23765889A JP 2926116 B2 JP2926116 B2 JP 2926116B2
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signal
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宏行 久島
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は設定した警報領域内の物標からの反射波を
検出して警報を出すようにしたレーダに関する。
「従来の技術」 例えば船舶において自船よりある離れた範囲を警報領
域に設定し、その警報領域内に他の船舶が入ると、その
船舶からのレーダ反射波を検出して警報を出し、船の接
近を注意することが行われている。
従来においては警報領域の設定を、自船を中心とする
リング状領域に対して行い、つまり警報領域の内周まで
の距離(始めの距離)と外周までの距離(終わりの距
離)とを設定し、各探知方向からのレーダ探知信号に対
し、ゲートをかけて警報領域の内周位置から外周位置ま
での反射信号を取り出し、その取り出した反射信号中の
所定強度(レベル)以上のものを検出して警報を出して
いる。警報領域をリング状領域中のある角度範囲内のみ
に設定する場合があり、この場合はその角度範囲の始め
の角度と、終わりの角度とを設定し、この設定した角度
範囲内のレーダ探知信号に対して、前記ゲートをかけて
いた。
このように従来においては設定可能な警報領域は単純
な形状をしたものであり、そのための距離、角度の設定
はわずかであり、これら設定された距離、角度から作る
ゲート信号の作成回路も簡単であった。
しかし、陸地が入りくんだ部分で、その海上に突出し
た陸地部分を除いた離れた複数の警報領域のように複雑
な形状の警報領域を設定したい場合がある。この場合は
従来の技術からすると、各探知方向角度ごとに、警報始
めの距離と警報終わりの距離をそれぞれ設定し、各探知
方向角度ごとにその設定された距離のゲート信号を作る
ことになり、警報領域の設定が大変であり、かつゲート
信号作成回路が複雑になる。このため従来においては複
雑な形状の警報領域の設定は現実には行われていなかっ
た。
この発明の目的は複雑な形状の警報領域でも簡単に設
定することができ、かつ簡単な構成で警報信号を発生さ
せることができるレーダを提供することにある。
「課題を解決するための手段」 この発明によるレーダは、レーダ探知信号をサンプリ
ングし、その各サンプルをデジタル信号に変換し、その
デジタル信号の極座標を直交座標に変換し、その直交座
標でアドレス指定して上記デジタル信号をレーダ映像メ
モリに記憶し、そのレーダ映像メモリを、ラスタ走査型
表示器の走査と同期して読み出し、その読み出し出力を
上記表示器へ表示信号として供給するレーダにおいて、
上記レーダ映像メモリと同一構造とされ、上記表示器の
走査と同期して読み出される警報用メモリと、上記表示
器に表示されたレーダ映像に対して、上記表示器上にカ
ーソルを用いて任意の形状の警報領域を指定することに
より、上記警報用メモリの上記警報領域内の各部と対応
する部分に各1ビットの警報データを書き込む手段と、
上記警報用メモリからの読み出し出力と上記レーダ映像
メモリからの読み出し出力とを比較し、上記警報データ
が得られた時に、上記レーダ映像メモリの読み出し出力
が所定値以上で警報信号を発生する比較回路と、を具備
する。
「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示す。制御部11により空
中線部12が制御されて、アンテナ指向方向が回転され、
その所定角度、例えば0.5゜ごとにパルス電波が送信さ
れる。その各送信ごとの反射波(レーダ探知信号)が空
中線部12で受信増幅、検波され、その検波出力はAD変換
器13で所定周期でサンプリングされ、その各サンプルが
所定ビット数(1ビット乃至複数ビット)のデジタル信
号に変換される。この場合、設定探知距離内のレーダ探
知信号から所定数、例えば256個のサンプルを得るよう
にされる。その各サンプルの極座標、つまりアンテナ指
向方向角度と、そのサンプルが得られる反射点までの距
離とが、座標変換回路14で直交座標、例えば512×512の
直交座標の一点に変換される。その変換された直交座標
は書き込みアドレスとしてセレクタ15を通じてレーダ映
像メモリ16へ供給され、その極座標のサンプルと対応し
たデジタル信号がAD変換器13からレーダ映像メモリ16に
書き込まれる。
レーダ映像メモリ16と同様の構成のキャラクタ用メモ
リ17が設けられ、キャラクタ用メモリ17内にはレンジマ
ーカ用データと、その各マーカの距離を示す数字データ
と、角度マーカ用データと、その各マーカの角度を示す
数字データと、可変レンジマーカ用データと、そのマー
カの距離を示す数字データと、可変角度マーカ用データ
と、そのマーカの角度を示す数字データなどが記憶され
ている。これらの記憶は制御部11が各種設定に応じてそ
のマーカ用データや数字データの発生すべきアドレスを
書き込みアドレス発生回路18で発生し、この書き込みア
ドレスでセレクタ19を通じてキャラクタ用メモリ17をア
クセスし、また制御部11がマーカ用データや数字データ
を発生してキャラクタ用メモリ17に書き込む。
制御部11は読み出しアドレス発生回路21を制御して読
み出しアドレスを発生すると共にセレクタ15,19を切替
えて、その読み出しアドレスをレーダ映像メモリ16およ
びキャラクタ用メモリ17へ供給してこれらを読み出し、
これら読み出されたデータは出力回路22で合成され、表
示器23へ表示信号として供給される。表示器23はラスタ
走査形、つまり水平、垂直走査形表示器であって、読み
出しアドレス発生回路21の読み出しアドレスが供給さ
れ、メモリ16,17の読み出しと同期して表示器23の表示
面が走査される。なお、表示器23がカラー表示器の場合
は出力回路22でその入力データはそのデジタル値に応じ
た色信号に変換される。以上の構成および動作は従来の
いわゆるラスタスキャンレーダと同一である。
この発明においてはこのようなラスタスキャンレーダ
に、レーダ映像メモリ16と同一構成(ただし各アドレス
のメモリセルは1ビット)の警報用メモリ24が設けら
れ、警報用メモリ24の設定警報領域と対応した部分に警
報データが書き込まれる。この警報データの書き込みを
行うには、制御部11を警報設定モードにしておき、レー
ダ探知をしてそのレーダ映像を表示器23に表示し、その
レーダ映像に対して警報領域を指定する。例えばレーダ
映像が第2図に示すように表示器23に表示された場合、
海上に突出した陸地を避けた警報領域25,26が想定され
る時、これら警報領域25,26の各周縁を、トラックボー
ルやジョイスティックなどによりカーソル27を移動させ
て画描き、その時の各点の座標を書き込みアドレス発生
回路28で発生させ、その書き込みアドレスでセレクタ29
を通じて警報用メモリ24をアクセスして、警報用メモリ
24に制御部11から1ビットの警報データ“1"を書き込
む。警報領域25,26に対し、それぞれカーソル27を一周
させた後、プログラムにより、警報データ“1"が書き込
まれた閉ループの内側の各部のメモリセルに警報データ
“1"を書き込む。この閉ループ外のメモリセルは“0"と
されている。なお、表示画面に対して警報領域をライト
ペンで画描き警報データを書き込んでもよい。
通常の探知モードにおいては読み出しアドレス発生回
路21の読み出しアドレスでセレクタ29を通じて警報用メ
モリ24もアクセスして読み出され、警報用メモリ24の読
み出し出力とレーダ映像メモリ16の読み出し出力とを比
較回路31で比較し、警報データ“1"が読み出された時、
レーダ映像メモリ16の読み出し出力が所定値以上で警報
信号を発生する。例えば警報用メモリ24の読み出し出力
と、レーダ映像メモリ16の読み出し出力中の最上位ビッ
トとをAD回路32へ供給し、両者の一致がとれると警報信
号を発生するようにする。この警報信号は制御部11へ供
給され、制御部11は警報信号を受信すると、ブザーを鳴
らし、かつその反射波の表示を点滅する。なお、比較回
路31で、警報データ“1"とレーダ探知信号の所定値以上
との一致状態が例えば二画素分連続した時に警報信号を
発生するように構成してもよい。
ツルーモーションモードで動作させれば、自船が移動
しても陸上像は移動せず、陸上像に応じて設定した警報
領域も移動しないから警報領域は有効に作用する。
「発明の効果」 以上のべたように、この発明によればラスタスキャン
レーダに警報用メモリを付加して、表示レーダ映像に対
し、警報領域を指定することにより、複雑な形状の警報
領域でも容易に設定でき、その警報用メモリの読み出し
出力とレーダ映像メモリの読み出し出力とを比較回路へ
供給することにより警報信号を発生させることができ、
その構成が頗る簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図は
レーダ映像と警報領域の例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 13/93 G01S 7/04 - 7/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーダ探知信号をサンプリングし、その各
    サンプルをデジタル信号に変換し、そのデジタル信号の
    極座標を直交座標に変換し、その直交座標でアドレス指
    定して上記デジタル信号をレーダ映像メモリに記憶し、
    そのレーダ映像メモリを、ラスタ走査型表示器の走査と
    同期して読み出し、その読み出し出力を上記表示器へ表
    示信号として供給するレーダにおいて、 上記レーダ映像メモリと同一構造とされ、上記表示器の
    走査と同期して読み出される警報用メモリと、 上記表示器に表示されたレーダ映像に対して、上記表示
    器上にカーソルを用いて任意の形状の警報領域を指定す
    ることにより、上記警報用メモリの上記警報領域内の各
    部と対応する部分に各1ビットの警報データを書き込む
    手段と、 上記警報用メモリからの読み出し出力と上記レーダ映像
    メモリからの読み出し出力とを比較し、上記警報データ
    が得られた時に、上記レーダ映像メモリの読み出し出力
    が所定値以上で警報信号を発生する比較回路と、 を具備するレーダ。
JP1237658A 1989-09-13 1989-09-13 レーダ Expired - Lifetime JP2926116B2 (ja)

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JPS6439574A (en) * 1987-08-05 1989-02-09 Furuno Electric Co Warning device
GB2229058B (en) * 1989-02-07 1993-12-08 Furuno Electric Co Detection system

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