JP2646117B2 - パチンコ球の検知装置 - Google Patents

パチンコ球の検知装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は遊技盤に発射されたパチンコ球の入賞などの
検知に使用するパチンコ球の検知装置に関する。
(従来の技術) 近年、遊技機器は多様化が望まれており、遊技性およ
び装飾効果を拡大させさせるため、ランプ、LEDなど光
による装飾部品の数量およびその光量は増加する傾向が
ある。また、遊技機器の光による装飾効果拡大に伴っ
て、遊技場の照明および光量は増大してきている。
パチンコ機において、遊技手順や上記装飾部品を含む
各部はマイクロコンピュータに制御されるものが多く、
これはすべて電気信号に置き換えて処理がなされる。た
とえば、遊技盤に打ち出されたパチンコ球が入賞した場
合、この入賞状態をマイクロコンピュータに検知させな
ければならない。このため、入賞口にはパチンコ球の入
賞の有無を検知するパチンコ球の検知装置が設けてあ
る。パチンコ球の検知装置にはマイクロスイッチを設け
たものがある。この装置は接点の開閉を行うためのアク
チュエータをパチンコ球の通過路に突出させ、通過路を
通過するパチンコ球(以下、『通過球』という)と可動
部の突出部、すなわちアクチュエータとが接触するよう
に設けたものである。これにより、両者が接触したとき
マイクロスイッチの接点が開閉されるので、通過球の検
知信号を発生させることができる。このように構成され
たパチンコ球の検知装置は構造が単純であることから、
確実な動作が期待できるために通過球検知の信頼度は極
めて大きい。しかしながら、機械的な動作によって検知
信号を発生させるので、接点摩耗が発生し動作不良が生
じるため耐久性に問題があった。また、マイクロスイッ
チの構造上の理由からアクチュエータの小型化ができ
ず、装置を小型化は困難であった。
そこで、一対の発光素子および受光素子などから構成
されたパチンコ球の検知装置が提案された。この装置
は、通過路に発光素子と受光素子とを配置したものであ
るが、通過球の通過時に両者間に授受される光を遮るよ
うに設けたものである。これにより、発光素子および受
光素子間の遮光がなされたときに、通過球の検知信号を
発生させることができる。このように構成されたパチン
コ球の検知装置は、機械的な動作が皆無であり接点摩耗
などが発生しないので、耐久性が優れている。
なお、パチンコ球の検知装置は入賞検知に基く賞品球
払出の応答性を良好にするため、入賞口の最上流側、い
いかえれば遊技盤面と可及的に近接された位置に設けて
ある。
(発明が解決しようとする課題) このため、発光素子および受光素子を設けたパチンコ
球の検知装置は、通過球の反射光、パチンコ機に設けた
ランプおよび遊技場の照明など遊技盤面方向からの入射
光(外来光)によって誤動作するという問題が生じてい
た。
また、その他の無接点パチンコ球の検知装置として
は、磁界の変化によって通過球の通過検知するものがあ
るが高価である。
したがって、本発明は安価かつ耐久性を有し、動作時
には遊技盤面方向からの入射光に影響を受けることがな
いパチンコ球の検知装置の提供を目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、遊技盤6面方向
からの入射光を遮る遮光カバー1を設け、該遮光カバー
1内部に一対の発光素子2および受光素子3を配設する
とともに遮光カバー1に通過球の通過路20を形成し、通
過路20と遮光カバー1の内部とを連通する連通孔(切欠
22,押え突部25)を設け、該連通孔には先端部が通過路2
0に突出し基端部が両素子2,3間を遮光自在な突出部材4
を突出方向に弾発付勢して摺動自在に設け、突出部材4
の先端部が通過路20の通過球に接触すると前記基端部が
両素子2,3間を遮光することを特徴とするものである。
(作用) 本発明は上記のように構成したので、突出部材4は先
端部と通過球との接触に基いて、発光素子2および受光
素子3間を基端部によって遮光または遮光解除する。こ
れにより、発光素子2および受光素子3は通過球の検知
が表わされた信号を無接点で発生させることができる。
さらに、遮光カバー1は遊技盤6面方向から発光素子2
および受光素子3に照射される入射光を遮ることができ
る。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明
する。
第1図はパチンコ球の検知装置を表し、内部に、部品
の収容空間を設けた遮光カバー1と、遮光カバー1の収
容空間に収容された一対の発光素子2および受光素子3
と、同空間に収容された突出部材4とを主構成とする。
本装置は第2図に示すパチンコ機5の遊技盤6に配設さ
れた各種入賞口7,12の開口部、すなわち最上流部に配置
され(第3図および第4図参照)ている。また、8はハ
ンドル9の操作によって発射された発射球を遊技盤6に
誘導する誘導レール、10は発射球の流路を変化させる風
車、11は始動入賞口12への入賞によって始動する電動入
賞装置、13はアウトロである。ハンドル9の左方には下
皿14が配置され、下皿14の上方には投入球と賞品球を貯
溜するための上皿15が設けてある。下皿14と上皿15とは
連通し、パチンコ球は上皿15からオーバフロウしたとき
下皿14に流入するようになっている。第2図中、障害釘
は図示を省略してある。
遮光カバー1は遊技盤6面方向から前記収容空間内部
への入射光を遮るためのもので、下カバー16に突設した
位置決ピン32と上カバー17に穿設した段付孔33とを熱融
着のカシメによって一体に形成してある。位置決ピン32
は先細に形成してあるため、上記カシメ時には段付孔33
への挿入を容易にし、また下カバー16は位置決ピン32の
先端部に支持される。下カバー16には内側の断面形状が
楕円形に形成された通過リブ18と、突出部材4の基端部
を摺動自在に支持する摺動リブ23とが突設してある。通
過リブ18は上カバー17に穿設した通過孔19とともに各種
入賞口7,12への入賞球を上下方向に通過させる通過路20
を形成する。通過リブ18の上端面の一部には段部21が形
成してあり、段部21の中央部には切欠22が穿設してあ
る。
他方、上カバー17には押え突部25および押え突片28が
突設してあり、両者は突出部材4のガイド機能を備えて
いる。押え突部25は段部21に係合し、また押え突片28は
摺動リブ23に係合する。そして、下カバー16と上カバー
17とが一体に形成されたとき、押え突部25および段部21
の係合と、押え突片28および摺動リブ23の係合とは、突
出部材4の一側端を摺動自在に支持し、同係合時には通
過リブ18と通過孔19との開口部形状は一致する。
通過孔19の通過球流入側の開口部周縁には、楕円形状
の範囲に面取り加工(斜面が形成)が施してあり、同面
取り加工によって形成された楕円の短軸(または長軸)
は、通過リブ18の内側の断面形状である楕円の短軸に交
差するように設けてある。このように、両短軸を交差さ
せることにより、通過球が本装置の通過路20に斜め方向
から流入した場合、通過孔19の上記斜面との摩擦によっ
て通過球の螺線運動発生を抑制したのち、通過孔19の短
軸方向とは異なる方向に短軸を設けた楕円形状の通過リ
ブ18内側面の摩擦によって、上記通過球の螺線運動をさ
らに抑制する。これにより、本装置のチャタリング発生
などを防止することができる。
なお、本実施例における通過リブ18および通過孔19の
両短軸は11.3mm、両長軸は11.8mm、さらに通過孔19の面
取り加工が施された長軸は13mmに定めてある。なお、同
短軸がパチンコ球径(11mm)より小さく定められること
はない。24は板バネで、板バネ24は通過リブ18の外周に
装着されている。
摺動リブ23は下カバー16の4箇所に突設され、断面は
L字形状に形成されている。一対の摺動リブ23,23は前
記L字形状の凹所に発光素子2と受光素子3とを収容
し、発光部と受光部とを互いに対向させるように位置決
め支持する。また、摺動リブ23,23は発光素子2の発光
部と、受光素子3の受光部とを両側から挟みこむように
支持することにより、遊技盤6方向からの入射光の影響
を抑制する。なお、本実施例における発光素子2と受光
素子3とには常時電力が供給され作動状態にあり、発光
素子2および受光素子3の配置を交換した場合において
も、なんら差支えはない。
突出部材4の途中には第5図に示すように係合凹部26
が形成してあり、係合凹部26は板バネ24に設けてある係
合凹所27に係合し、該係合時には先端部を切欠22の通過
路20側に突出させる方向に付勢する(第6図参照)。そ
して、突出部材4の先端部は通過路20への通過球と接触
しうるように配置させてある。また、突出部材4は切欠
22と摺動リブ23とにより摺動自在に支持されているた
め、先端部を切欠22すなわち前記連通孔の通過路20側開
口部から出没自在に設けたことになる。
さらに、突出部材4の先端部と通過路20への通過球と
が接触したとき、突出部材4は発光素子2および受光素
子3間を基端部によって遮光する方向に摺動され(第7
図参照)、通過球との接触終了後には該遮光は解除され
る。なお、突出部材4は通過路20への突出部を三角形状
に形成している。
さらにまた、第6図および第7図に29で示すものは一
対の発光素子2および受光素子3などを実装した基板、
30は基板29に実装された発光素子2および受光素子3の
検知信号発生回路で、同回路30は両素子2,3間が遮光さ
れたときに図示を省略したパチンコ機5の制御回路に通
過球の検知信号を入力する。なお、発光素子2および受
光素子3は周知のフォトカプラからなるもので、31は取
付孔である。
つぎに、上記構成に係る装置により通過球を検知する
手順を以下に説明する。
まず、通常時において、突出部材4は板バネ24によっ
て通過路20側に付勢されているので、先端部は切欠(連
通孔)の通過路20側開口部から突出させられ、基端部は
一対の発光素子2および受光素子3間を遮光することは
ない(第6図参照)。また、遮光カバー1は発光素子2
および受光素子3に照射される遊技盤6面方向からの入
射光を常時遮っている。
パチンコ球が遊技盤6に打ち出され入賞口7,12に入賞
する(第3図および第4図参照)と、パチンコ球は通過
孔19と通過リブ18との上記短軸により通過球の螺線運動
が抑制されたのち、通過路20に流入し突出部材4の先端
部と通過球とが接触する。やがて、通過球ほ突出部材4
の先端部を切欠(連通孔)22から遮光カバー1内部に押
し込み、突出部材4を発光素子2および受光素子3側に
摺動させる。これにより、突出部材4の基端部は発光素
子2および受光素子3間を遮光するので、検知信号発生
回路で30は前記パチンコ機5の制御回路に通過球の検知
信号を入力するため、通過球を無接点で検知することが
できる。
通過球が通過路20を通過してパチンコ機5の回収装置
(図示省略)に回収されると、突出部材4は板バネ24に
よって通過路20側に付勢され、先端部が切欠22の通過路
20側開口部から突出し、本装置は通過球待ちの状態に戻
る。
本実施例は発光素子2および受光素子3間の遮光によ
って通過球の検知を行うようにしているが、通常時両素
子2,3間を遮光状態に保持し、通過球の検知時に該遮光
状態を解除するようにしてもよい。この場合には突出部
材4の基端部に貫通孔を穿設し、通過球が通過路20を通
過して突出部材4を上記のように摺動させたとき、前記
貫通孔によって発光素子2および受光素子3間の前記遮
光状態を解除すればよい。これにより、発光素子2およ
び受光素子3は通過球が通過路20を通過したときにパチ
ンコ球の検出信号を発生させることができる。
なお、本装置は入賞口7を含む各種の入賞装置のみに
設けられるものではなく、遊技盤6の裏側に配置された
回収球、賞品球などの球通路に設けてもよいことは明白
である。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成したものなので、通過球を
無接点で検知することができる。また、本装置は安価な
部品によって構成され、マイクロスイッチおよび光学ス
イッチの長所を兼ね備えているうえ、遊技盤面方向から
の入射光に影響を受けることがないため、耐久性が向上
するとともに、部品コストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を表した斜視図、 第2図は、第1図に示した装置を設けたパチンコ機を表
した正面図、 第3図は、第1図に示した装置の取付状態を表した断面
図、 第4図は、第3図の平面図、 第5図は、第1図に示した装置の構造を示した斜視図、 第6図は、第1図に示した装置の通常状態を表した平面
図、 第7図は、第1図に示した装置によってパチンコ球を検
知する状態を表した平面図である。 1……遮光カバー 6……遊技盤 2……発光素子バー 3……受光素子 4……突出部材 20……通過路 22,25……連通孔(切欠,押え突部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面方向からの入射光を遮る遮光カバ
    ーを設け、該遮光カバーの内部に一対の発光素子および
    受光素子を配設するとともに該遮光カバーにパチンコ球
    の通過路を形成し、該通過路と遮光カバーの内部とを連
    通する連通孔を設け、該連通孔には先端部が前記通過路
    に突出し基端部が前記両素子間を遮光自在な突出部材を
    突出方向に弾発付勢して摺動自在に設け、該突出部材の
    先端部が前記通過路の通過球に接触すると前記基端部が
    前記両素子間を遮光することを特徴とするパチンコ球の
    検知装置。
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