JP2001120746A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001120746A
JP2001120746A JP30141899A JP30141899A JP2001120746A JP 2001120746 A JP2001120746 A JP 2001120746A JP 30141899 A JP30141899 A JP 30141899A JP 30141899 A JP30141899 A JP 30141899A JP 2001120746 A JP2001120746 A JP 2001120746A
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JP
Japan
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ball
case body
ball return
return preventing
game area
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JP30141899A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Mutsumi Tsuboi
睦 坪井
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球発射通路の出口近傍の遊技領域側に対する
球戻り防止部材や、その球戻り防止部材の回動を検出す
る検出器の組み付け性の向上を図る。 【解決手段】 遊技盤10の遊技領域11に向けて球を
発射案内する球発射通路40と、その球発射通路40の
出口近傍に装着された球戻り防止装置60とを備えた遊
技機であって、球戻り防止装置60は、球発射通路40
の出口近傍の遊技領域11側に装着されたケース体61
と、ケース体61に回動可能に装着されるとともに、遊
技領域11から球発射通路40に向かう球Bの逆流を阻
止する球戻り防止位置から球発射通路40に発射された
球Bの接触によって球Bの打ち出しを許容する許容位置
まで回動する球戻り防止部材71と、ケース体61の内
部に収納されかつ球戻り防止部材71の回動を検出する
検出器81とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技盤の遊技領
域に向けて球を発射案内する球発射通路と、その球発射
通路の出口近傍に装着された球戻り防止装置とを備えた
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機(アレンジボール機、
雀球機等も含む)のような遊技機において、遊技盤の前
面には、外側レールと内側レールを備えた球案内レール
が装着されている。そして、遊技盤の前面の球案内レー
ルの内側には、遊技領域が区画形成されるとともに、球
案内レールの外側レールと内側レールとの間には、球発
射装置から発射された球を遊技領域に向けて案内する球
発射通路が形成されている。この球発射通路の出口近傍
には、遊技領域から球発射通路に向かう球の逆流を阻止
するための球戻り防止部材が回動可能に装着されてい
る。このような遊技機において、例えば、定められた個
数(例えば、16個前後)の球で1ゲームの遊技が行わ
れるアレンジボール機、雀球機等においては、球発射通
路から遊技領域内に打ち出された球の個数をカウントす
る必要がある。また、アレンジボール機、雀球機以外の
パチンコ機においても、球管理等の理由によって球発射
通路から遊技領域内に打ち出された球の個数をカウント
する必要が生じる場合がある。
【0003】このようなことから、従来、球案内レール
から遊技領域に打ち出された球の個数を正確にカウント
するために、その球の打ち出し個数と同数だけ回動する
球戻り防止部材を利用して球の打出個数をカウントする
ように構成した遊技機が、例えば実公平7−24149
号公報に開示されている。これにおいては、球発射通路
の出口近傍において、外側レールの外側に支持金具が固
着されている。この支持金具の上部の取付片にはリード
スイッチが設けられ、同支持金具の下部の軸受け部には
ゲート部材(球戻り防止部材)が、その下部において軸
を中心として回動可能に組み付けられている。一方、ゲ
ート部材の上部に対応する外側レールのレール部分に
は、ゲート部材の上部のガイド突条が進退可能に嵌挿さ
れる溝が形成されている。そして、ゲート部材が自重に
よって回動し、そのガイド突条が外側レールの溝を通し
て球発射通路内に突出することで、遊技領域に打ち出さ
れ球の逆流を阻止するようになっている。また、球発射
通路に発射された球がゲート部材のガイド突条に接触す
ると、その球の発射力によってゲート部材が軸を中心と
して遊技領域に向けて回動される。これによって球が遊
技領域に打ち出されるようになっている。また、ゲート
部材の回動によってそのゲート部材の上部の永久磁石が
リードスイッチに作用し、これによって発射球信号を発
生するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の遊技機においては、球戻り防止部材として機能する
ゲート部材のガイド突条が球発射通路に突出するよう
に、外側レールの所定位置に溝が形成される構造上、球
発射通路に発射された球が溝の開口縁に接触し、これに
よって球の打出方向や速度が不測に変化するという問題
点があった。また、球発射通路の出口近傍の遊技領域
側、すなわち、内側レールの先端部においてゲート部材
を回動可能に装着すると、外側レールの所定位置に溝を
形成する必要がなくなり、溝が原因となる不具合は解消
される。しかしながら、球発射通路の出口近傍の遊技領
域側にゲート部材を回動可能に装着し、そのゲート部材
に対しその回動を検出する検出器を配設すると、遊技領
域に打ち出された球が検出器に衝突したり、見栄えが悪
化されるという不具合が生じる。このため、球発射通路
の出口近傍の遊技領域側にゲート部材を回動可能に装着
した場合、ゲート部材の軸を遊技盤の裏面側に突出し、
その軸回りに対し、錘や永久磁石を設ける一方、リード
スイッチを遊技盤の裏面側に配設しなければならす、遊
技盤に対するゲート部材やリードスイッチの組み付け性
が悪くなる問題点があった(実公平7−24149号公
報の第5図〜第7図参照)。
【0005】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、球発射通路の出口近傍の遊技領域側に対する球戻り
防止部材や、その球戻り防止部材の回動を検出する検出
器の組み付け性の向上を図ることができる遊技機を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要
旨とする。したがって、球戻り防止装置は、球発射通路
の出口近傍の遊技領域側に装着されたケース体と、その
ケース体によって回動可能に組み付けられた球戻り防止
部材と、ケース体の収納室内に収納された検出器とを備
えて構成される。このため、球戻り防止装置は、前記ケ
ース体を本体部分として1つのユニットをなし、遊技盤
の所定位置に装着可能となる。
【0007】また、第2の発明は、請求項2に記載のと
おりの構成を要旨とするもので、球戻り防止部材の回動
を検出するための検出器としてのたフォトセンサは、接
点形式のマイクロスイッチ等に比べ接点の摩耗がないた
め、長期間にわたって正確な検出機能を保持することが
でき、耐久性に優れる。また、フォトセンサを作動させ
る作動子は、球戻り防止部材の一部に形成されるため、
専用の作動子を製作して球戻り防止部材に組み付ける必
要がなく、この分だけ部品点数や組付工数を軽減してコ
スト低減を図ることが可能となる。
【0008】第3の発明は、請求項3に記載のとおりの
構成を要旨とするもので、ケース体の収納室内にはフォ
トセンサが遮光されて収納されるため、ケース体の外部
から光が不測に入射してフォトセンサが誤動作される不
具合を確実に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面にし
たがって説明する。遊技機としてのパチンコ機の遊技盤
を正面から表した図において、遊技盤10の前面には、
外側レール51と内側レール52とを備えた球案内レー
ル50が装着されている。外側レール51と内側レール
52はそれぞれ平帯状の金属板が略円弧状に屈曲されて
形成され、止着釘によって遊技盤10の前面に装着され
ている。そして、遊技盤10の前面の球案内レール50
の内側には、略円形をなす遊技領域11が区画形成され
ている。
【0010】遊技盤10の遊技領域11の略中央部に
は、センタ役物装置20が配設されている。このセンタ
役物装置20は、装飾枠体21と、その装飾枠体21の
中央部の開口窓に組み付けられた表示装置23とを備
え、表示装置23の表示面には所望とする図柄が変動表
示されるようになっている。また、遊技盤10の遊技領
域11には、センタ役物装置20上部の左右両側部に位
置して風車器24が配設されるとともに、センタ役物装
置20下部の左右両左右に位置して、風車器25がそれ
ぞれ配設されている。さらに、遊技盤10の遊技領域1
1には、センタ役物装置20の直下に位置して始動入賞
口を有する始動入賞器28が配設され、その始動入賞器
28の下方に位置してアタッカ装置30が装着されてい
る。このアタッカ装置30には開閉扉33によって開閉
される大入賞口32が設けられている。また、遊技盤1
0の遊技領域11の両側部には、アタッカ装置30の左
右上方に連続してサイドランプ部材35が装着され、そ
のサイドランプ部材35の所定位置にはサイド入賞口3
6が設けられている。また、遊技盤10の遊技領域11
には、その遊技領域11の上部に打ち出された球Bを誘
導案内するための多数の誘導釘が打ち付けられている。
さらに、遊技領域11の下端部には、球を機外に排出す
るアウト口38が設けられている。
【0011】遊技盤10の前面の片側(図1に向かって
左側)には、外側レール51と内側レール52との間に
おいて、球発射装置(図示しない)から発射された球B
を遊技領域11に向けて案内する球発射通路40が形成
されている。また、遊技盤10の前面には、その球発射
通路40の出口近傍の遊技領域11側(内側レール52
の先端寄り部分の内側)に位置して球戻り防止装置60
が装着されている。
【0012】図2と図5に示すように、球戻り防止装置
60は、ケース体61と、そのケース体61に対し組み
付けられる球戻り防止部材71及び検出器としてのフォ
トセンサ81を備えて1つのユニットをなして構成され
ている。前記ケース体61は、合成樹脂よりなり、内側
レール52の先端寄り部分の内側面に沿って遊技盤10
の前面に装着されている。このケース体61は、遊技盤
10の前面にネジや釘によって装着される取付片62を
上下部に備えた底板部63と、その底板部63の周縁部
からガラス扉のガラス面15に向けて突設された周壁部
64と、その周壁部64の前端部を覆うようにして設け
られた前板部65とを備えている。そして、ケース体6
1の内部の中空部を収納室66としている(図5参
照)。
【0013】図2に示すように、前記ケース体61の周
壁部64の上部には、内側レール52の先端部に接近す
る側において開口部67が形成されている。そして、ケ
ース体61の収納室66には、その開口部67側に球戻
り防止部材71が設けられるとともに、収納室66の奥
側に球戻り防止部材71の回動を検出する検出器として
のフォトセンサ81が収納されて保護されている。ま
た、ケース体61の収納室66内にフォトセンサ81を
遮光して収納するために、ケース体61は、その表面に
メッキ層、塗料層、遮光フィルム層等が設けられたり、
あるいはケース体61自身が不透明な合成樹脂材料によ
って形成されている。
【0014】図2と図5に示すように、前記フォトセン
サ81は、その本体部分の上下部に形成された取付片に
おいて、ケース体61の収納室66の奥側の底板部63
の一部にビス等によって固定されている。また、フォト
センサ81の本体部分には発光部82と受光部83と
が、遊技盤10の前面に平行し、かつ所定の隙間を隔て
て一体状に設けられている。さらに、フォトセンサ81
の本体部分の一側には配線基板84が設けられている。
この配線基板84に一端部が接続された接続線85は、
ケース体61の底板部63の孔及び遊技盤10に貫設さ
れた配線孔10aを通して遊技盤10の裏面側に向けて
延出されている。そして接続線85の延出端部は遊技盤
10の裏面側に配設された図示しない制御装置(制御基
板とも呼ばれている)に接続されている。
【0015】図4に示すように、前記球戻り防止部材7
1は、ボス部72、球戻り防止片73及び錘部74を一
体に備えている。そして、図2に示すように、球戻り防
止部材71は、そのボス部72が収納室66の開口部6
7を塞ぐようにして接近した状態において、軸70を中
心として回動可能に装着されている。球戻り防止片73
は、ボス部72の外周面の一側部から球発射通路40の
出口を閉じるように延出されている。さらに、球戻り防
止片73は、ボス部72の筒方向において、そのボス部
72の筒長寸法と略同じ板幅寸法をもって平板状に形成
されている。
【0016】図4に示すように、前記球戻り防止部材7
1の錘部74は、ボス部72の外周面の他側からフォト
センサ81の発光部82と受光部83との間の隙間に向
けて張り出されて略扇形の板状をなす作動子76と、そ
の作動子76の一端側においてボス部72の筒長寸法と
略同じ厚さ寸法をもって形成された厚肉部75とを連続
状に備えている。前記作動子76には、遮光部77と透
光部78とがそれぞれ形成されている。この実施の形態
において、作動子76を含む球戻り防止部材71の全体
が不透明な合成樹脂材料によって形成されたり、あるい
は、作動子76の部分のみが不透明な合成樹脂材料によ
って形成され、その作動子76の所定位置に透光部78
としての透孔がスリット状に貫設されている。そして、
作動子76の透光部78以外の部分を遮光部77として
いる。
【0017】また、作動子76の外周の所定位置には、
球戻り防止部材71が自重(錘部74の荷重)によって
軸70を中心として回動し、その球戻り防止片73が球
発射通路40の出口を閉じる球戻り防止位置に配置され
たときに、フォトセンサ81の本体部分の一部に当接し
てこれ以上の回動を阻止するストッパ部79が形成され
ている。
【0018】すなわち、図2に示すように、球戻り防止
部材71が球戻り防止位置に配置された状態において、
球発射装置(図示しない)から球Bが球発射通路40に
発射されると、その球Bが球戻り防止部材71の球戻り
防止片73に接触して、その球戻り防止部材71を軸7
0を中心として図3に示す許容位置まで回動させながら
遊技領域11に向けて打ち出される。そして、球Bが球
戻り防止片73を越えると、球戻り防止部材71は、そ
の錘部74(作動子76も含む)によって元の球戻り防
止位置に向けて回動し、ストッパ部79がフォトセンサ
81の本体部分の一側面に当接する球戻り防止位置に復
帰するようになっている。また、図3に示すように、球
戻り防止部材71が許容位置に配置されると、フォトセ
ンサ81の発光部82から出射された光が作動子76の
透光部78を通し、かつ受光部83において受光される
ように、作動子76に対する透光部78の配設位置が設
定されている。
【0019】この実施の形態に係る遊技機は上述したよ
うに構成される。したがって、球発射装置(図示しな
い)から発射された球Bは球発射通路40に案内されて
同球発射通路40の出口から遊技領域11の上部に向け
て打ち出される。この際、球発射通路40の球Bがその
出口近傍に達すると、その球Bが、球戻り防止位置にあ
る球戻り防止部材71の球戻り防止片73に接触して、
その球戻り防止部材71を軸70を中心として図3に示
す許容位置まで回動させながら遊技領域11に向けて打
ち出される。
【0020】図3に示すように、球戻り防止部材71
が、球Bの打ち出しを許容する許容位置まで回動する
と、同球戻り防止部材71の作動子76の透光部78が
フォトセンサ81の発光部82と受光部83との間の検
出位置に配置される。すると、発光部82から出射され
た光が作動子76の透光部78を通して受光部83に受
光される。そして、その検出信号が制御装置に出力され
る。また、球戻り防止部材71が許容位置まで回動し、
その球戻り防止部材71の球戻り防止片73を越えて球
Bが遊技領域11に打ち出されると、球戻り防止部材7
1は、その錘部(作動子76も含む)74によって元の
球戻り防止位置に向けて回動し、ストッパ部79がフォ
トセンサ81の本体部分の一側面に当接する球戻り防止
位置に復帰する(図2参照)。
【0021】また、球発射通路40に発射された球Bの
発射力が弱く、球戻り防止部材71が球Bの打ち出しを
許容する許容位置の直前位置まで回動した後、元の球戻
り防止位置に復帰すると、前記球発射通路40に発射さ
れた球Bは遊技領域11に打ち出されることなく戻され
る。この場合、球戻り防止部材71の作動子76の透光
部78は、フォトセンサ81の発光部82と受光部83
との間の検出配置の直前位置まで回動して元の位置に戻
される。この際、フォトセンサ81の発光部82から出
射された光が受光部83に受光されることなく、作動子
76の遮光部77において遮断される。このため、球戻
り防止部材71の回動が検出されることがない。
【0022】前記したように、球発射通路40に球Bが
発射され、これにともなって球戻り防止部材71が許容
位置に配置されて球Bが遊技領域11に打ち出される度
毎に、フォトセンサ81によって球戻り防止部材71の
回動が検出される。そして、前記検出信号を球発射の検
出信号として制御装置に出力され、制御装置において前
記検出信号がカウントされる。これによって球発射通路
40の出口から遊技領域11に打ち出された球Bの打ち
出し個数が過不足なく正確にカウントされ、所要とする
処理が誤りなく正確になされる。
【0023】前記球戻り防止装置60において、内側レ
ール52の先端寄り部分の内側面に沿って遊技盤10の
前面に装着されるケース体61と、そのケース体61の
開口部67の近傍において軸70によって回動可能に組
み付けられる球戻り防止部材71と、ケース体61の収
納室66の奥側寄りに収納されて装着される検出器とし
てのフォトセンサ81を備えて1つのユニットをなして
構成されている。このため、球戻り防止部材の軸を遊技
盤の裏面側に突出し、その軸回りに対し、錘や永久磁石
を設ける一方、リードスイッチを遊技盤の裏面側に配設
する従来と異なり、遊技盤10の前面の所定位置(球発
射通路40の出口近傍の遊技領域11側)に対し、1つ
のユニットの本体部をなすケース体61を装着すること
で、ケース体61、球戻り防止部材71及びフォトセン
サ81の装着が容易になされ、装着性の向上を図ること
ができる。また、ケース体61によって球戻り防止部材
71やフォトセンサ81を保護することができるととも
に、ケース体61の表面に装飾性をもたせて内側レール
52のレール飾りとして機能させることもでき、装飾性
の向上を図ることが可能となる。
【0024】また、この実施の形態において、球戻り防
止部材71の回動を検出するための検出器としてのたフ
ォトセンサ81は、接点形式のマイクロスイッチ等に比
べ接点の摩耗がないため、長期間にわたって正確な検出
機能を保持することができ、耐久性に優れる。また、フ
ォトセンサ81を作動させる作動子76は、球戻り防止
部材71の錘部74に一体状に形成されるため、専用の
作動子を製作して球戻り防止部材71に組み付ける必要
がなく、この分だけ部品点数や組み付け工数を軽減して
コスト低減を図ることが可能となる。
【0025】また、ケース体61は、その合成樹脂材料
の表面にメッキ層、塗料層、遮光フィルム層等が設けら
れたり、あるいはケース体61自身が不透明な合成樹脂
材料によって形成される一方、そのケース体61の収納
室66の開口部67近傍には、球戻り防止部材71が、
そのボス部72において収納室66の開口部67を塞ぐ
ようにして接近した状態で軸70を中心として回動可能
に装着されている。これによってケース体61の収納室
66内にはフォトセンサ81が遮光されて収納されるた
め、ケース体61の外部から光が不測に入射してフォト
センサ81が誤動作される不具合を確実に防止すること
ができる。また、この実施の形態において、球戻り防止
部材71の全体、又は作動子76の部分を不透明な合成
樹脂材料によって形成し、その作動子76の所定位置に
スリット状の透孔を貫設することによって、遮光部77
と透光部78とを容易に構成することができる。
【0026】なお、この発明は前記実施の形態に限定す
るものではない。例えば、球戻り防止部材71の作動子
76において、遮光部77と透光部78との配設を逆の
関係に設定することによって、球戻り防止部材71が、
球Bの打ち出しを許容する許容位置まで回動すると、同
球戻り防止部材71の作動子76の遮光部がフォトセン
サ81の発光部82と受光部83との間の検出位置に配
置され、その遮光部の検出信号を制御装置に出力するよ
うに構成することも可能である。また、球戻り防止部材
71の少なくとも作動子76の部分を不透明な合成樹脂
材料によって形成し、その作動子76の所定位置にスリ
ット状の透孔を貫設して、透光部78と遮光部77とを
構成する以外に、例えば、透明な合成樹脂等によって作
動子76を透明に形成し、その透明な作動子76の所定
部分を除いて同作動子76の表面に、メッキ層、塗装
膜、あるいは遮光フィルムを貼り付けて遮光部77と透
光部78とを構成することも可能である。
【0027】また、図6の(a)及び(b)に示すよう
に、一端が制御装置に接続された接続線87の他端部に
ピン89を有するコネクタ88を設け、そのコネクタ8
8を遊技盤10に貫設された配線孔10aの前面開口部
に突出して固定してもよい。この場合、フォトセンサ8
1の配線基板84から延出された接続線85の先端部に
は前記コネクタ88のピン89が差し込まれるコネクタ
86が設けられ、そのコネクタ86がケース体61の底
板部63に露出して固定される。そして、遊技盤10の
コネクタ88に対しケース体61のコネクタ86を差し
込むという極めて簡単な操作によって、フォトセンサ8
1を遊技盤10の裏面側の制御装置に容易かつ手早く接
続することができ、接続作業の向上を図ることができ
る。
【0028】また、図7に示すように、球戻り防止部材
71の作動子76の一側面に反射部78aと非反射部7
7aとを設け、ケース体61の収納室66内には、作動
子76の反射部78a又は非反射部77aを検出するフ
ォトセンサ81の発光部82と受光部83とを所要とす
る角度をもって配設することによっても球戻り防止部材
71の回動を検出することが可能である。また、球戻り
防止部材71の回動をその作動子76において検出する
ための検出器としてはフォトセンサ81以外に電磁式、
静電誘導式、超音波反射式等の検出器(スイッチ)を用
いることが可能である。また、遊技機としては、第1
種、第2種、第3種等のパチンコ機の他、アレンジボー
ル機、雀球機等であっても実施可能である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
球戻り防止装置の本体部分をなすケース体を遊技盤の所
定位置に装着することによって、そのケース体と共に、
球戻り防止部材及び検出器を装着することができ、組み
付け性の向上を図ることができるとともに、ケース体に
よって球戻り防止部材や検出器を保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る遊技機の遊技盤を
示す正面図である。
【図2】同じく球戻り防止装置の球戻り防止部材が球戻
り防止位置に配置された状態を破断して示す正面図であ
る。
【図3】同じく球戻り防止部材が許容位置に配置され球
が遊技領域に打ち出される状態を破断して示す正面図で
ある。
【図4】同じく球戻り防止片を拡大して示す斜視図であ
る。
【図5】同じく図2のV−V線に基づく断面図である。
【図6】同じく球戻り防止装置のケース体に設けられた
コネクタが遊技盤の前面に設けられたコネクタに差し込
まれることによってフォトセンサが制御装置に接続され
る実施態様を示す説明図である。
【図7】同じくフォトセンサの発光部から出射される光
が球戻り防止部材の作動子に設けた反射部に反射して受
光部で受光される実施態様を示す説明図である。
【符号の説明】
10 遊技盤 11 遊技領域 40 球発射通路 50 球案内レール 51 外側レール 52 内側レール 61 ケース体 66 収納室 67 開口部 70 軸 71 球戻り防止部材 73 球戻り防止片 74 錘部 76 作動子 77 遮光部 78 透光部 81 フォトセンサ(検出器) 82 発光部 83 受光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の遊技領域に向けて球を発射案内
    する球発射通路と、その球発射通路の出口近傍に装着さ
    れた球戻り防止装置とを備えた遊技機であって、 前記球戻り防止装置は、前記球発射通路の出口近傍の前
    記遊技領域側に装着されたケース体と、 前記ケース体に回動可能に装着されるとともに、前記遊
    技領域から前記球発射通路に向かう球の逆流を阻止する
    球戻り防止位置から前記球発射通路に発射された球の接
    触によって前記球の打ち出しを許容する許容位置まで回
    動する球戻り防止部材と、 前記ケース体の内部に収納されかつ前記球戻り防止部材
    の回動を検出する検出器とを備えている遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機であって、検出
    器は、発光部と受光部とを備えたフォトセンサによって
    構成され、球戻り防止部材の一部には、前記発光部と前
    記受光部との間に配置されて前記フォトセンサを作動す
    る作動子が設けられている遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機であって、ケー
    ス体にはフォトセンサを遮光して収納する収納室が形成
    されている遊技機。
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