JP2015036072A - 操作スイッチ装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作ボタンの操作部の下部周面が、透光体の開口の内側面に接触しないようにして、操作ボタンの操作方向への動きを円滑にする。
【解決手段】 遊技者により操作される操作ボタン21と、この操作ボタン21を支持する支持部材(接地用軸受26)と、を備えた操作スイッチ装置10であって、操作ボタン21は、遊技者により操作される操作面211を有した操作受付部212と、この操作受付部212から突出した棒状の軸部213とを有し、支持部材は、操作ボタン21の軸部213が挿入される支持孔264を有し、操作ボタン21の軸部213の軸心が支持部材の支持孔264の中心軸に一致又は接近するように、操作ボタン21の軸部213の軸心の位置を補正するための軸心補正部(段付部215)を備えた。
【選択図】 図8

Description

本発明は、遊技者による操作を受け付けて所定の信号を出力する操作スイッチ装置と、この操作スイッチ装置を備える遊技機に関し、特に、遊技者により操作される操作ボタンと、この操作ボタンを支持する支持部材とを備えた操作スイッチ装置及び遊技機に関する。
遊技機は、通常、遊技者による操作を受け付けて所定の信号を出力する操作スイッチ装置を備えている。
具体的には、例えば、スロットマシンであれば、クレジットメダルをゲームに掛けるためのベットスイッチ(ベットボタン)、リールの回転を開始させるための始動スイッチ(スタートレバー)、リールの回転を停止させるための停止スイッチ装置(ストップボタン)などがあり、また、パチンコ機であれば、遊技球を遊技盤に発射するための発射スイッチ(ハンドル)などがある。
これらの操作スイッチ装置は、遊技者による操作を受け付け可能に可動し、受け付けによる動作を所定の検知手段により検知させることで、遊技者による操作を電気信号に変換して出力するようになっている。
また、それら操作スイッチ装置のうち、停止スイッチ装置については、一般に次のような構成となっている。
停止スイッチ装置は、スロットマシンの前扉の中程に配設されており、複数のリールのそれぞれに対応して設けられた複数の操作ボタンと、これら複数の操作ボタンを押圧方向への移動可能に収容する本体ケースとを備え、さらに、この本体ケースの内部には、操作ボタンの末端に形成された遮光片の変移を検知するセンサが配置されている。
このような構造を有する停止スイッチ装置については、従来から改良技術が提案されている。
例えば、遊技機の前面中央に形成された凹部又は開口に嵌合される有底筒状の枠体と、この枠体の内部に固定される有底筒状で透明な透光体と、この透光体の開口側から内部に向かってスライド可能に収容される操作ボタン(押ボタン)とを備えた停止スイッチ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような構造を備えた停止スイッチ装置においては、透光体の内部に収容される操作ボタンが、遊技者により直接操作される円板状の操作部と、この操作部の裏面から突出した棒状の軸部とを有し、この軸部が、透光体の底部に形成された貫通孔に挿通される。そして、この操作ボタンが操作方向に操作されると、この操作ボタンの軸部が透光体の貫通孔の内部を摺動しながら、この操作ボタンの円板状の操作部が透光体の筒状内部を操作方向に移動するようになっている。
特開平7−288062号公報
しかしながら、従来の停止スイッチ装置においては、次のような問題があった。
停止スイッチ装置の透光体は、一般に、合成樹脂を材料として形成されている。また、透光体の形成方法としては、通常、射出成形による方法が用いられている。
射出成形は、金型内の空間であるキャビティに軟化した合成樹脂を射出し、保圧及び冷却後、その金型を型開きして、製品である透光体を取り出すという手順で行われる。
金型は、透光体の外形を形作るものであるため、透光体の底部に位置する貫通孔も、その金型によって形成される。
金型を型開きする際、透光体から金型を容易に離間させるために、金型のうち透光体の貫通孔を成形する突状部分には、この側面に傾斜角度の小さいテーパー(抜き勾配)が施されている。これにより、その透光体の貫通孔から金型の当該突状部分を抜き出すことができる。
ただし、透光体の貫通孔においては、この内側面が、その金型の突状部分のテーパーに沿って傾斜した傾斜面となる。
一方、操作ボタンは、一般に、合成樹脂や金属などを材料として使用しており、円板状の操作部と棒状の軸部とをそれぞれ別個に製造した後に、これらを接合することにより、外観側方視でT字状の操作ボタンが製造される。
ここで、軸部は、棒状の中心軸を中心として周面が軸方向に平行となっている。
そうすると、この軸部を透光体の貫通孔に挿入した場合、この貫通孔の内側面が傾斜しているために、これら操作ボタンの軸部の周面と透光体の貫通孔の内側面との間に、隙間ができてしまう。これにより、その透光体の貫通孔の内部で操作ボタンの軸部にガタツキが生じてしまい、操作ボタンの軸部の軸心が当該操作ボタンの自重により透光体の貫通孔の中心軸よりも下方へ傾いてしまい、操作ボタンの操作部の下部周面が、透光体の前面側開口の内側面に接触してしまう。
これにより、その操作ボタンを押圧操作したときに、この操作ボタンの操作部の下部周面と透光体の前面側開口の内側面との間に摩擦抵抗が生じて、この操作ボタンの操作方向への動きを鈍化させる。しかも、この操作ボタンを多数回操作することにより、それら操作ボタンの操作部の下部周面と透光体の前面側開口の内側面との一方又は双方が損耗し、押圧して奥側へ移動した操作ボタンが元に位置に戻らなくなるという問題があった。
また、操作ボタンの操作部の下部周面が透光体の前面側開口の内側面に接触しないようにする手法として、この透光体の前面側開口の直径を長くし、この前面側開口の大きさを大きくすることが考えられる。これにより、操作ボタンの軸部の軸心が傾斜しても、この操作ボタンの操作部の下部周面が、透光体の前面側開口の内側面に接触しなくなるので、この部分で摩擦抵抗が生じることがなくなり、操作ボタンの操作方向への動きが鈍化することがない。
ところが、この方法を採用した場合には、操作ボタンの操作部の周面と透光体の前面側開口の内側面との間に広い隙間ができてしまう。そうすると、この隙間に針金などの不正具を挿入し、操作ボタンの操作方向奥側に設けられた基板にアクセスするという不正行為が発生する可能性がある。
このような不正行為は、不正に出玉を払い出させて遊技場に損害を与える行為であることから、未然に防止する必要がある。この点を考慮し、そのような不正具の挿入を阻止するためには、透光体の前面側開口の直径を、操作ボタンの操作部の直径と近似させて、これら透光体の前面側開口の内側面と操作ボタンの操作部の周面との間の隙間をできる限り小さくすることが望ましい。
つまり、透光体の前面側開口の大きさを大きくするという手法は、操作ボタンの操作部の下部周面が透光体の前面側開口の内側面に接触しないようにする手法として有用であるものの、上記のような不正行為を防止できないというデメリットが生じてしまう。このため、操作ボタンの操作を円滑にするために、透光体の前面側開口の大きさを大きくするという手法を採用することはできない。
本発明は、上記の事情等にかんがみてなされたものであり、操作ボタンの操作部の周面と透光体の前面側開口の内側面との間の隙間をできる限り小さくして、ここに不正具を挿入するという不正行為を防止しつつ、その操作ボタンの操作部の下部周面が透光体の前面側開口の内側面に接触しないようにして、操作ボタンの操作方向への動きを円滑にする操作スイッチ装置及び遊技機の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の操作スイッチ装置は、遊技者により操作される操作ボタンと、この操作ボタンを支持する支持部材と、を備えた操作スイッチ装置であって、操作ボタンは、遊技者により操作される操作面を有した操作受付部と、この操作受付部から突出した棒状の軸部とを有し、支持部材は、操作ボタンの軸部が挿入される支持孔を有し、操作ボタンの軸部の軸心が支持部材の支持孔の中心軸に一致又は接近するように、操作ボタンの軸部の軸心の位置を補正するための軸心補正部を備えた構成としてある。
また、本発明の遊技機は、所定の遊技を実行する遊技機であって、遊技の進行に伴って操作される操作スイッチ装置を備え、操作スイッチ装置が、上述の操作スイッチ装置からなる構成としてある。
本発明の操作スイッチ装置及び遊技機によれば、操作ボタンの操作方向への動きを円滑にすることができる。
スロットマシンの構成を示す正面図である。 スロットマシンの内部構成を示す斜視図である。 停止スイッチ装置の構成を示す外観斜視図である。 停止スイッチ装置の構成を示す分解斜視図である。 押釦スイッチユニットの構成を示す図であって、(i)は、斜め上方から見た外観斜視図、(ii)は、斜め下方から見た外観斜視図である。 押釦スイッチユニットの構成を示す分解斜視図である。 操作ボタンの構成を示す外観図であって、(i)は、平面図、(ii)は、正面図、(iii)は、底面図である。 押釦スイッチユニットの構成を示す断面図(図5(i)のA−A断面図)である。 軸部の段付部の高さが低い操作ボタンが組み込まれた押釦スイッチユニットの構成を示す断面図である。 操作ボタンの他の構成を示す正面図であって、(i)は、段付部の幅を長くした場合の操作ボタンの外観形状を示す正面図、(ii)は、段付部を階段状とした場合の操作ボタンの外観形状を示す正面図である。 操作ボタンの軸部に環状凸部を設けた場合の当該操作ボタンの概観形状を示す正面図である。 図11に示した操作ボタンが組み込まれている押釦スイッチユニットの構成を示す断面図である。 接地用軸受の支持孔に環状部材を嵌合した押釦スイッチユニットの構成を示す断面図である。 従来の押釦スイッチユニットの構成を示す断面図である。
以下、本発明に係る遊技機と、操作スイッチ装置の好ましい実施形態について、各図を参照して説明する。
[遊技機]
遊技者が操作する操作スイッチ装置を備える遊技機には、スロットマシン、パチンコ機、パロットなど様々な種類があるが、本実施形態では、本発明をスロットマシンに適用した場合について説明する。
本実施形態のスロットマシンは、複数のリールを回転させることによって遊技媒体であるメダルを獲得できる回胴式遊技機として構成されており、遊技者により操作される操作スイッチ装置として、リールの回転を停止する停止スイッチ装置が備えられ、この停止スイッチ装置において、遊技者により操作される操作ボタンの軸部の軸心が、この軸部が挿通される支持部材の貫通孔の中心軸に一致又は接近するように、その軸部の軸心を移動させる軸心補正部を備えた構成となっている。
以下、本実施形態に係るスロットマシンについて詳述する。
図1、図2に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、メダル投入口2から実際に投入されるメダルの数(例えば、3枚)、又は内部的に記憶されたクレジットメダルからベットボタン2aの操作によって信号形式で投入されるメダルの数(例えば、3枚)に応じてゲーム開始可能な状態となり、この状態でスタートレバー3が操作(始動操作)されると、複数のリール4(4a〜4c)が回転を開始するとともに、それぞれのリール4(4a〜4c)に対応する停止スイッチ装置10の操作ボタン21(21a〜21c)が押下操作されると、スタートレバー3の操作タイミングで行われる抽選処理の抽選結果に応じた図柄の組合せで停止するように各リール4(4a〜4c)が停止制御され、停止した図柄の組合せに基づいて入賞の有無が判定され、判定結果に応じてメダル払出装置5からメダルが払い出されるという、通常のスロットマシン遊技を実現可能な構成を備えている。
このようなスロットマシン遊技を実現可能なスロットマシン1においては、各リール4(4a〜4c)の回転を停止させる停止スイッチ装置10が、操作スイッチ装置として、スロットマシン1の本体を構成する前扉1aの前面中程に設けられている。
停止スイッチ装置10には、遊技者によって押圧操作される操作ボタン21(21a〜21c)が設けられており、これら操作ボタン21(21a〜21c)が押圧操作されると、この操作が、スロットマシン1の筐体1bの内側面等に配置された主制御部6(図2参照)で検出されて、各リール4(4a〜4c)の回転を停止させる制御が行われる。
この停止スイッチ装置10においては、遊技者により直接操作される操作ボタン21と、この操作ボタン21を操作方向に移動可能に収納する押釦ホルダ23と、その操作ボタン21を支持する支持部材である接地用軸受26が配置されており(図5、図6参照)、この接地用軸受26における円筒形状の軸受部261の支持孔264に、操作ボタン21の軸部213が挿入され、この操作ボタン21の操作面211が押圧されると、この操作ボタン21が押釦ホルダ23の内部を移動するとともに、その操作ボタン21の軸部213が接地用軸受26の軸受部261の支持孔264の内部を摺動するようになっている。
ところが、この接地用軸受26は、射出成形されているため、円筒形状である軸受部261の支持孔264の内側面265が、一方の開口から他方の開口に向かって傾斜している。このため、この軸受部261の支持孔264に操作ボタン21の軸部213を挿入すると、図14に示すように、その軸受部261の支持孔264の内側面265と操作ボタン21の軸部213の周面との間に傾斜状の隙間ができてしまう。そうすると、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が、押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に接触し、この接触による摩擦抵抗が生じて、操作ボタン21の動きに支障をきたしてしまうこととなっていた。
本発明の実施形態に係る停止スイッチ装置10は、その操作ボタン21の動きに支障をきたす事態を防止するために、この操作ボタン21の軸部213の軸心が接地用軸受26の軸受部261における支持孔264の中心軸に一致又は接近する方向に補正する軸心補正部を設ける構成とした。
これにより、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が、押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に接触しなくなるので、接触による摩擦抵抗が生じなくなり、操作ボタン21の動きが円滑となる。
このような顕著な効果を奏する本実施形態の停止スイッチ装置10について、図3〜図13を参照して、以下、説明する。
[停止スイッチ装置]
これらの図に示すように、停止スイッチ装置10は、遊技者により押圧操作される複数の操作ボタン21(21a〜21c)と、これら操作ボタン21(21a〜21c)を押圧方向への移動可能に収容する押釦ホルダ23と、この押釦ホルダ23の奥側に配置される透光カラー板24と、押釦ホルダ23の内部に配置される反射部材25と、この反射部材25の内部から押釦ホルダ23の外部に亘って装着される凵の字状の接地用軸受26とにより構成された押釦スイッチユニット20(20a〜20c)を備え、さらに、図4に示すように、前面カバー11、装飾プレート15、ケーシング12、制御ユニット30、蓋部材13などを備えて構成されている。
なお、操作ボタン21(21a〜21c)のように、同一の構造を有する構成部品が複数設けられるものについては、それぞれに異なる識別子(a,b,c)を付して別体の構成部品であることを明示するとともに、それら別体の構成部品に共通する機能や構造を説明する場合などには、その識別子を適宜省略する。
また、ここでは、停止スイッチ装置10を構成する各部品の構造について、先に説明し、その後に、本発明の特徴について説明する。
操作ボタン21は、押圧操作を受け付け可能な可動部であって、図6等に示すように、遊技者による押圧操作を直接受け付ける操作面211を有した円板状の操作受付部212と、この操作受付部212である円板状の一方の円形面(裏側面)の中央部分から直交外方に向かって突出形成された円柱形状(例えば、径の細い丸棒状)の軸部213とを有する、側方視での形状が略T字状の可動部材である。
この操作ボタン21は、例えば、導電性の材料を用いて形成することができる。また、導電性の材料としては、例えば、鉄などの金属を選択することができる。
ここで、鉄で形成された操作ボタン21は、ある程度の自重を有しているので、この操作ボタン21を押圧操作したときに、この押圧に対向する応力が、操作した手に加わり、遊技者は、操作したという実感を受けることができる。
また、操作ボタン21の自重は、重力方向にかかるものであり、操作した手に対しては、操作ボタン21からの応力と、この操作ボタン21を背後から付勢するバネ22の復元力が加わるようになっている。ただし、これら応力や復元力は、それほど大きな力ではないため、遊技者がこの操作ボタン21を多数回操作した場合でも、その操作した手に疲労を感じることがほとんどないようになっている。
押釦ホルダ23は、操作ボタン21をその押圧方向に移動可能に収容する収納部材であって、透明又は半透明の材料(例えば、ABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)など)を用いて形成されており、肉厚の円筒形状に形成されている。
この押釦ホルダ23に対しては、円筒形状の一方の開口である前面側開口232に操作ボタン21が挿入され、他方の開口である背面側開口234が形成されている背面233に円板状の透光カラー板24が重ね合わされる。
透光カラー板24は、所定の色に着色された合成樹脂製で板状の着色部材であって、透明又は半透明の材料で形成されている。また、透光カラー板24は、外形が押釦ホルダ23の背面233の外形と同じ円形に形成されており、かつ、この透光カラー板24の円形の直径が押釦ホルダ23の背面233の直径とほぼ同じ長さとなっている。このため、この透光カラー板24の一方の円形面を押釦ホルダ23の背面233に接触するように、この透光カラー板24を押釦ホルダ23の背面233に重ね合わせると、この透光カラー板24の外周と押釦ホルダ23の背面233の外周が一致した状態で併設されるようになっている。
また、透光カラー板24の円形面の中央には、一方の円形面から他方の円形面に向かって貫通した貫通孔241が形成されており、この貫通孔241に円筒形状の反射部材25が嵌入される。
反射部材25は、不透明の材料で形成された部材であって、円筒形状に形成された本体部251を有し、この本体部251の一方の開口側の周縁には、外方に向かって突出した凸部252が形成されている。この反射部材25を透光カラー板24の貫通孔241に嵌入する場合は、この反射部材25のうち凸部252が形成されていない方の開口側を透光カラー板24の貫通孔241に挿入し、当該反射部材25の本体部251を透光カラー板24の貫通孔241に挿通させ、反射部材25の凸部252が透光カラー板24の貫通孔241の周囲の縁部に係止することによって、当該反射部材25がその貫通孔241の内部で位置決めされた状態で嵌入される。
透光カラー板24の貫通孔241に嵌入された反射部材25に対しては、円筒形状の軸受部261を有する軸受部材である接地用軸受26の当該軸受部261が、その反射部材25である円筒形状の中空内部に嵌入される。
接地用軸受26は、円筒形状に形成された軸受部261の外周の直径が、反射部材25である円筒形状の内径とほぼ同じ長さとなっている。このため、接地用軸受26の軸受部261は、反射部材25の円筒形状の中空内部に嵌入可能となっている。
また、接地用軸受26の軸受部261の一の開口側の周縁には、外方に向かって突出したL字状の被係止部262が形成されており、押釦ホルダ23の背面233に突設された鉤状の係止部235に係止する。具体的に、押釦ホルダ23の背面233には、先端鉤状の係止部235が突設されており、この押釦ホルダ23の背面233に透光カラー板24を重ね合わせると、その押釦ホルダ23の係止部235が透光カラー板24の貫通孔241に挿通されて、この透光カラー板24の背面から露出する。この透光カラー板24の貫通孔241に反射部材25を嵌入し、この反射部材25の円筒形状の中空内部に接地用軸受26の軸受部261を嵌入したときに、この接地用軸受26の被係止部262が、透光カラー板24の貫通孔241から露出した鉤状の係止部235に係止する。これにより、当該接地用軸受26の軸受部261が反射部材25の円筒形状の内部に嵌入された状態で固定されるようになっている(図5(ii)参照)。
さらに、このようにして透光カラー板24と反射部材25と接地用軸受26が取り付けられた押釦ホルダ23においては、この押釦ホルダ23の前面側開口232に対して、操作ボタン21が軸部213から挿入され、この軸部213が、押釦ホルダ23の中空内部に位置している接地用軸受26の支持孔264(この接地用軸受26における円筒形状の軸受部261の中空部分である支持孔264)に摺動可能に挿入される。そして、その軸部213の端部が、接地用軸受26の軸受部261における支持孔264の一の開口である第二開口267(図8参照)から外方に露出するとともに、この操作ボタン21の操作受付部212が、押釦ホルダ23の前面側開口232を閉塞するところまで挿入される。
また、押釦ホルダ23の前面側開口232に対して操作ボタン21を挿入する際、この操作ボタン21の軸部213の周囲には、付勢部材であるコイル状のバネ22が挿入される。バネ22は、一方の端面が、押釦ホルダ23の背面233の背面側開口234を塞いでいる透光カラー板24に当接し、他方の端面が、操作ボタン21の操作受付部212の背面に当接する。これにより、操作ボタン21は、押釦ホルダ23の内部で、押圧操作された方向に移動する際、バネ22により操作方向とは反対の方向に付勢される。このため、操作ボタン21を操作方向に押していた力を解除すると、バネ22による付勢により、操作ボタン21は、押圧操作が行われる前の位置まで押し戻される。
さらに、操作ボタン21の軸部213は、この先端が、接地用軸受26の軸受部261の第二開口267から外方に露出しているが、この軸部213の周面における先端の近傍には、周方向に溝部214が形成されており、この溝部214には、例えばE型の止め輪27が圧入される。
操作ボタン21が押圧操作されたとき、止め輪27は、接地用軸受26の軸受部261の第二開口267から離間する。一方、操作ボタン21の押圧操作が解除されたとき、止め輪27は、接地用軸受26の軸受部261の第二開口267の周囲の面に当接する。これにより、操作ボタン21は、押圧されていない状態においては、バネ22による付勢により押圧方向とは反対の方向に付勢されつつ、止め輪27が接地用軸受26の軸受部261の第二開口267の周囲の面に当接することで、押釦ホルダ23及び接地用軸受26から脱抜不能となっている。
また、このように操作ボタン21を押圧操作したときには、この操作ボタン21の軸部213が接地用軸受26の軸受部261の支持孔264の内部で摺動する。接地用軸受26は、POM(ポリオキシメチレン)などの合成樹脂で形成されているので、操作ボタン21の軸部213が摺動するときの摩擦抵抗が、非常に小さいものとなっている。このため、操作ボタン21を操作したときの往復動作を円滑に行うことができ、これにより操作性を向上させることができる。
このような構造により、操作ボタン21とバネ22と押釦ホルダ23と透光カラー板24と反射部材25と接地用軸受26と止め輪27は、これらが一体化するように互いに組み合わされてユニット化され、一つの押釦スイッチユニット20として構成される(図5(i)、(ii)参照)。
そして、この押釦スイッチユニット20は、停止スイッチ装置10のケース部材であるケーシング12に形成された凹部121に収納される。
ケーシング12は、図4に示すように、直方体状の箱型部材であって、その前面122には、押釦スイッチユニット20の外形(押釦ホルダ23に透光カラー板24、反射部材25、接地用軸受26等が組み込まれたときの押釦ユニットスイッチ20の外形)と略同じ形状で凹設された凹部121が、押釦スイッチユニット20の数と同数(本実施形態においては、三つ)形成されている。
また、ケーシング12の前面122には、当該ケーシング12の内部に向かって凹設された有底穴123が一又は二以上形成されている。この有底穴123には、板状の前面カバー11の裏面に突設されたガイドボス112が挿入される。
さらに、ケーシング12の凹部121に押釦スイッチユニット20を収容し、薄板状で所定の文字や絵柄等が施された装飾プレート15をそのケーシング12の前面122に重ね合わせた状態で、前面カバー11のガイドボス112をケーシング12の有底穴123に挿入すると、その前面カバー11に形成された円形の貫通孔である開口111に、操作ボタン21の操作受付部212の操作面211と、この操作面211及び操作受付部212の周囲に位置する押釦ホルダ23の環状の点灯部236が嵌合されて、これらが当該停止スイッチ装置10の前方に向かって当該開口111から露出した状態となる(図3参照)。
ケーシング12の背面124には、この背面124の略全体に開口が形成されており、この開口を覆うように、この開口の外形又は背面124の外形と略同じ形状に形成された板状の蓋部材13が取り付けられる。
蓋部材13には、操作ボタン21が操作されたことを検知するためのセンサ31などを内包した制御ユニット30が取り付けられる。
制御ユニット30は、操作ボタン21が押圧操作されたことを検知する機能と、押釦ホルダ23の点灯部236を照明する機能と、を実行する電子部品の集合ユニットであって、赤外線などの所定の波長の光を検知光として放射する赤外線LEDなどの投光素子を内包した投光部32と、その検知光を受光するフォトトランジスタなどの受光素子を内包した受光部33と、可視光を放射するLEDなどの発光素子を内包した発光部34とを有している。
制御ユニット30において、投光部32、受光部33、発光部34は、それぞれ次のように動作する。
投光部32の投光手段から放射された検知光が受光部33の受光手段で受光されると、受光手段は、検知光を受光していることを示す検知信号を主制御部6へ出力する。主制御部6は、入力した検知信号にもとづいて、操作ボタン21が操作されていないものと判断する。
また、投光部32と受光部33の間に操作ボタン21の軸部213が遮光片として進入して投光部32の投光手段から放射された検知光の伝播経路(光軸)が遮光されると、受光部33の受光手段がその検知光を受光しなくなり、受光手段は、検知光を受光していないことを示す検知信号を主制御部6へ出力する。主制御部6は、入力した検知信号にもとづいて、操作ボタン21が操作されたものと判断する。(又は、検知光を受光していない受光手段からは検知信号が出力されなくなり、主制御部6は、受光手段から検知信号が送られてこないことをもって、操作ボタン21が操作されたものと判断する。)
さらに、発光部34の発光手段から放射された照明光は、押釦ホルダ23の点灯部236や装飾プレート15をその背面から照明可能な方向へ伝播する。
具体的に、その照明光は、次のような伝播経路を辿る。
発光手段から放射された光は、ケーシング12の凹部121の底部125に穿設された光通過用開口126を通過し、透光カラー板24を透過して、押釦ホルダ23に入射する。この入射した光は、押釦ホルダ23の内部を伝播し、溝部238の一方の斜面(溝部238のうち、押釦ホルダ23の背面233側に位置する斜面)で反射し、当該押釦ホルダ23の内側面239を界面として屈折し、この内側面239と反射部材25との間の空間内で、反射部材25の表面に向かって伝播する。この光は、反射部材25の表面で反射すると、押釦ホルダ23の内側面239を界面として屈折して押釦ホルダ23の内部を伝播し、溝部238の他方の斜面(溝部238のうち、押釦ホルダ23の前面231側に位置する斜面)で反射して点灯部236に到達し、この点灯部236を照明し、この点灯部236を点灯させる。
しかも、このように、発光手段から放射された光は、透光カラー板24を透過することから、押釦ホルダ23の点灯部236をその透光カラー板24の色で発光させることができ、カラー光による発光演出が可能となっている。
なお、発光部34の発光手段は、本実施形態においては、LEDを用いることとする。LEDには、その外観形状として砲弾型とチップ型があるが、停止スイッチ装置10に用いるLEDとしては、いずれのタイプを用いることもできる。
また、この制御ユニット30が蓋部材13の内側面131に凹設された取付凹部132に取り付けられると、制御ユニット30の背面に設けられたコネクタ(図示せず)が蓋部材13の挿通孔133に挿通されるとともに、蓋部材13の取付凹部132の側部に突設形成された鉤状部134が制御ユニット30に係止することで、制御ユニット30を取付凹部132に固定することができる。
さらに、蓋部材13の所定箇所には、ネジ14を挿通するための円形のネジ挿通孔135が一又は二以上穿設されており、ケーシング12の背面124の開口を閉塞する位置に蓋部材13を装着した後、この蓋部材13のネジ挿通孔135にネジ14を挿入し、このネジ14をケーシング12の有底穴123の底部に形成された孔に挿入し、さらに、この有底穴123に嵌合された前面カバー11のガイドボス112に形成された雌ネジ(図示せず)に螺入することで、当該蓋部材13をケーシング12の背面124に螺着固定することができ、さらに、前面カバー11を、ケーシング12の前面122に螺着固定することができる。
また、ケーシング12の凹部121においては、この凹部121の底部125の中央部分に軸部用開口127が穿設されている。このため、この凹部121に収容された押釦スイッチユニット20の操作ボタン21が押圧操作されたときには、この操作ボタン21の軸部213がその軸部用開口127を通って、センサ31における投光部32と受光部33との間に進入することができる。
ここまで、本実施形態の停止スイッチ装置10の構成について説明したが、以上のような構成を備えた停止スイッチ装置10は、次に挙げる特徴を備えている。
(1)操作ボタン21の軸部213の軸心の位置を補正する軸心補正部
(2)不正行為防止対策
これらの特徴について、以下順に説明する。
(1)操作ボタン21の軸部213の軸心の位置を補正する軸心補正部
本実施形態の停止スイッチ装置10は、操作ボタン21の軸部213の軸心が接地用軸受26の軸受部261の中心軸に一致又は接近するように、操作ボタン21の軸部213の軸心の位置を補正する軸心補正部を備えている。
この軸心補正部には、具体例として、次の三つがある。
(1−1)操作ボタン21の軸部213に形成される段付部215
(1−2)操作ボタン21の軸部213に設けられる環状凸部218
(1−3)接地用軸受26の軸受部261の支持孔264に嵌入される環状部材268
これら三つの軸心補正部について、順に説明する。
(1−1)操作ボタン21の軸部213に形成される段付部215
操作ボタン21の軸部213の軸心の位置を補正するための軸心補正部として、この軸部213に形成された段付部215を挙げることができる。
段付部215は、図7(ii)、図8に示すように、細長い円柱形状(丸棒状)である軸部213の周面において周方向に形成された段差部分であって、この段差部分である段付部215を境界として、軸部213の突出方向先端部側の直径よりも、末端部側の直径の方が長くなっている。
ここで、このように段付部215を境界として軸部213を二分したときに、この二分した軸部213のうち、突出方向先端部側を短径部216とし、突出方向末端部側を長径部217とする。
この軸部213が接地用軸受26の軸受部261の支持孔264に挿入された場合において、この操作ボタン21が押圧操作されていないときは、図8に示すように、支持孔264の第二開口267の内側に軸部213の短径部216が位置し、支持孔264の第一開口266の内側に軸部213の長径部217が位置するようになる。そして、操作ボタン21の軸部213の段付部215は、その支持孔264の内部に位置するようになる。
ここで、軸部213の短径部216の直径は、支持孔264の第二開口267の直径とほぼ同一となっている。このため、この軸部213の短径部216は、第二開口267に対して挿入可能となっている。
また、軸部213の長径部217の直径は、支持孔264の第一開口266の直径よりも短くなっている。このため、この軸部213の長径部217は、第一開口266に対して挿入可能となっている。
さらに、支持孔264においては、第一開口266の直径が第二開口267の直径よりも長くなっている。このため、この支持孔264の内側面265は、第二開口267から第一開口266に向かって広がるように傾斜した傾斜面となっている。
そして、操作ボタン21の軸部213における短径部216の直径が支持孔264の第二開口267の直径とほぼ同一の長さであり、操作ボタン21の軸部213における長径部217の直径が支持孔264の第一開口266の直径よりも若干短くなっている。そして、操作ボタン21の軸部213の段付部215は、支持孔264の内部に位置している。
このことから、操作ボタン21の軸部213の軸心は、接地用軸受26の支持孔264の中心軸にほぼ一致しているか、あるいは、その支持孔264の中心軸に対して非常に接近した位置にある。
この点について、さらに説明する。
操作ボタン21の軸部213に段付部215が形成されていない場合、この軸部213は、突出方向先端部の直径と末端部の直径が同じ長さとなる。すなわち、この軸部213では、どの部分においても、径方向断面の直径が同じ長さとなる。
このような軸部213が接地用軸受26の支持孔264に挿入された場合には、図14に示すように、この軸部213の軸心が、接地用軸受26の軸受部261の支持孔264の中心軸に対し、この支持孔264の第二開口267付近を中心として、操作ボタン21の操作受付部212付近で下方に下がった状態となる。
これは、操作ボタン21の軸部213の周面が、この軸部213の軸心に対して軸方向で平行であるのに対し、接地用軸受26の支持孔264の内側面265が、第二開口267から第一開口266に向かって広がるように傾斜しているためである。このため、操作ボタン21の軸部213の突出方向末端部と接地用軸受26の支持孔264の第一開口266との間に隙間ができ、この隙間の分だけ、操作ボタン21の軸部213が自重によって下降する。
そして、このように軸部213が下降することにより、当該操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に接触する。そうすると、操作ボタン21を押圧操作したときに、その接触部分で摩擦抵抗が発生するので、当該操作ボタン21の押圧操作を円滑に行うことができなくなる。
また、操作ボタン21の軸部213の周囲にできた隙間により、この操作ボタン21にガタツキが生じ易くなる。この結果、この操作ボタン21を押圧操作したときに、押圧方向だけでなく、上下左右方向にも動いてしまうことから、押圧方向への操作を安定的に行うことができなくなる。
そこで、これらの問題等を解消するために、図7(ii)、図8に示すように、操作ボタン21の軸部213の周面に段付部215を設け、短径部216の直径よりも長径部217の直径を長くした。
これにより、この操作ボタン21の軸部213を接地用軸受26の支持孔264に挿入した場合に、この軸部213の長径部217の周面と接地用軸受26の支持孔264の第一開口266側の内側面265との間にできていた隙間を、その軸部213の長径部217によって埋めることができる。これにより、操作ボタン21のガタツキをなくすことができる。
また、接地用軸受26の支持孔264の第一開口266の直径と、操作ボタン21の軸部213における長径部217の直径が近似していることから、この軸部213の軸心を接地用軸受26の支持孔264の中心軸に一致又は接近させることができる。
これにより、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に接触しなくなり、この間に間隙(クリアランス)ができるので、この部分での摩擦抵抗がなくなり、当該操作ボタン21の押圧操作を円滑に行うことができる。
さらに、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が、押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に対して非接触になると、この部分においては、押釦ホルダ23の前面側開口232の前方と、当該押釦ホルダ23の中空内部とが、その操作受付部212の下部周面と押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面との間の間隙を通して連通する。そして、押釦ホルダ23の前面側開口232の前方から当該押釦ホルダ23の中空内部に向かう連通間隙の形状が、クランク状に折れ曲がったラビリンス形状となる。
また、操作ボタン21の軸部213において段付部215が形成される位置は、図8に示す位置となっている。すなわち、この軸部213が接地用軸受26の支持孔264に挿入された場合において、この操作ボタン21が押圧操作されていないときに、当該段付部215が接地用軸受26の支持孔264の内部に挿入された状態となる位置に設定される。これにより、その操作ボタン21が押圧操作されたときに、段付部215が、接地用軸受26の支持孔264の第一開口266の周縁部に引っ掛かって、その押圧操作が不能となることを防止できる。
段付部215における段差の高さ、すなわち、軸部213における短径部216の直径と長径部217の直径との差は、接地用軸受26の支持孔264の内側面265の傾斜角度に応じて設定することができる。
具体的に、その段付部215の高さを設定する際に基準となる寸法は、図8に示す状態、すなわち、操作ボタン21の軸部213が接地用軸受26の支持孔264に挿入された状態から、さらにこの操作ボタン21を押圧操作したときに、この操作ボタン21の段付部215が位置する最奥の地点における接地用軸受26の支持孔264の内径である。
例えば、その段付部215が位置する最奥の地点における接地用軸受26の支持孔264の内径と段付部215の外周の径(長径部217の直径)が同一であるか、あるいは、段付部215の外周の径の方が長いときは、この操作ボタン21を押圧操作したときに、この操作ボタン21の段付部215の外周が全体にわたって支持孔264の内側面265に当接する。そして、この当接部分で摩擦抵抗が大きくはたらくと、この操作ボタン21の押圧操作を解除しても、操作ボタン21が元の位置に戻らなくなる。このため、その後の操作ボタン21の押圧操作が不能となってしまう。
そこで、段付部215の外周の径(長径部217の直径)は、この操作ボタン21を押圧操作したときに段付部215が位置する最奥の地点における接地用軸受26の支持孔264の内径よりも若干短い長さに設定する。また、これに合わせて段付部215における段差の高さを設定する。これにより、この操作ボタン21を押圧操作した場合でも、この操作ボタン21の段付部215の外周の全体が接地用軸受26の支持孔264の内側面265に当接することがなくなるので、操作ボタン21の押圧操作を解除した場合には、この操作ボタン21が元の位置に復帰する。これにより、その後も当該操作ボタン21の押圧操作が可能となる。
また、段付部215における段差の高さは、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が、押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に対して非接触となる程度の高さとすることが望ましい。ただし、その段付部215における段差の高さは、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が、押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に対して接触する程度の高さであってもよい(図9参照)。
この場合、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面と押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面とが接触するために、この操作ボタン21を押圧操作したときに、その接触部分で摩擦抵抗が発生するが、この摩擦抵抗は、図14に示した構成において発生する摩擦抵抗と比較して、操作ボタン21の軸部213に段付部215を設けた分だけ小さくなる。よって、その分、操作ボタン21を円滑に操作することができる。
ところで、段付部215の形状は、図7(ii)、図8に示すように、長径部217の周面から短径部216の周面に向かって下り勾配で傾斜した面である傾斜状とすることができる。
このように、段付部215の形状を傾斜状とした場合、この段付部215における長径部217との境界から短径部216との境界までの長さ(軸部213の周面に周方向に形成された環状の段付部215の幅)は、任意に設定することができる。
ただし、段付部215の幅が図7(ii)、図8に示すように短い場合には、当該軸部213を接地用軸受26の支持孔264に挿入するとともに、この操作ボタン21を押圧操作していないときに、この軸部213の段付部215が、接地用軸受26の支持孔264の内部に位置していることが望ましい。これは、前述したように、この操作ボタン21を操作したときに、段付部215が接地用軸受26の支持孔264の第一開口266に引っ掛からないようにするためである。
一方、段付部215の幅を、図10(i)に示すように長くした場合には、当該軸部213を接地用軸受26の支持孔264に挿入するとともに、この操作ボタン21を押圧操作していないときに、この段付部215と長径部217との境界が、接地用軸受26の支持孔264の外部(この軸受部261の第一開口266と操作ボタン21の操作受付部212の裏側面との間)に位置させることができる。
これは、段付部215の傾斜が緩やかであるために、この操作ボタン21を押圧操作した場合でも、段付部215が接地用軸受26の支持孔264の第一開口266に引っ掛からないからである。
ただし、操作ボタン21を押圧操作していない状態において、操作ボタン21の軸部213の軸心が接地用軸受26の支持孔264の中心軸に一致又は接近するように補正する必要があるため、段付部215と短径部216との境界は、接地用軸受26の支持孔264の内部に位置させることが望ましい。
また、この場合、段付部215の中程が接地用軸受26の第一開口266の周縁と接触し、この接触している段付部215の傾斜高さに応じて操作ボタン21の軸部213の軸心の補正がなされるので、長径部217の直径は、図7(ii)に示す軸部213の長径部217の直径よりも長くしておくことが望ましい。
さらに、段付部215の形状は、図10(ii)に示すように、長径部217の周面と短径部216の周面との間で直交方向に段差のついた階段状とすることができる。このような形状の段付部215であっても、傾斜状の段付部215が奏する効果と同様の効果を奏することができる。
(1−2)操作ボタン21の軸部213に設けられる環状凸部218
操作ボタン21の軸部213の軸心の位置を補正するための軸心補正部として、この軸部213に環状凸部218を設けることができる。
環状凸部218は、図11、図12に示すように、この軸部213の周面において周方向に形成された凸状部分である。
この環状凸部218は、軸部213自体の形状として形成することができる。すなわち、この軸部213の周面において周方向に凸状に隆起した形状として、この環状凸部218を形成することができる。
また、環状凸部218は、棒状の軸部213の周面に環状の部材を嵌合して形成することができる。この場合、その環状部材を軸部213の先端から嵌合し、この環状部材を軸部213の周面の中程における所定位置まで移動させることにより、この位置に配置することができる。
この環状部材には、例えば、金属製や樹脂製の環状部材、あるいは、樹脂製の熱収縮チューブなどを用いることができる。
操作ボタン21の軸部213において環状凸部218が設けられる位置は、図12に示すように、この軸部213が接地用軸受26の支持孔264に挿入されるとともに、この操作ボタン21が押圧操作されていない状態で、その支持孔264の内部に当該環状凸部218が配置されるような当該位置とすることができる。これにより、その操作ボタン21が操作された場合に、環状凸部218が、接地用軸受26の支持孔264の第一開口266の周縁部に引っ掛かって、操作ボタン21の押圧操作が不能となることを防止できる。
また、環状凸部218の外径(この環状凸部218の径方向断面における外周面の直径)は、接地用軸受26の支持孔264の内側面265における第一開口266側の内径とほぼ一致又は近似している。
このため、この環状凸部218が設けられた操作ボタン21の軸部213を、接地用軸受26の支持孔264に挿入すると、この支持孔264の内側面265における第一開口266側において、この軸受部261の内側面265と操作ボタン21の軸部213の周面との間を、その環状凸部218によって埋めることができる。
これにより、その接地用軸受26の支持孔264の内部において、操作ボタン21の軸部213のガタツキをなくすことができる。
そして、このように、この支持孔264における第一開口266側において、この軸受部261の内側面265と操作ボタン21の軸部213の周面との間にできた隙間を、その環状凸部218によって埋めることができるので、この軸部213の軸心を接地用軸受26の支持孔264の中心軸に一致又は接近させることができる。
これにより、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に接触するのを防止して、当該操作ボタン21の押圧操作を円滑に行うことができる。
(1−3)接地用軸受26の軸受部261の支持孔264に嵌入される環状部材268
(1−1)で説明した段付部215と、(1−2)で説明した環状凸部218は、いずれも操作ボタン21の軸部213に設けられるものである。
ただし、軸部213の軸心の位置を補正するための軸心補正部は、その軸部213に設ける構成に限るものではなく、例えば、この軸部213が挿入される接地用軸受26の軸受部261の支持孔264に設けることもできる。
このように接地用軸受26の支持孔264に設けられる軸心補正部として、環状部材268を挙げることができる。
環状部材268は、図13に示すように、接地用軸受26の支持孔264の内側面265に、周方向に沿って嵌合される円環状の部材である。
環状部材268は、接地用軸受26の材料と同じ材料を用いて形成することができる。また、環状部材268は、接地用軸受26の材料以外の材料、例えば、POM以外の合成樹脂を用いて形成することもできる。
さらに、軸受部261の支持孔264においては、環状部材268を嵌合するための凹設部269を形成することができる。この場合、この凹設部269に環状部材268が嵌合される。
環状部材268の内径は、接地用軸受26の支持孔264における第一開口266の近傍の内径よりも短くなっており、かつ、第二開口267の直径とほぼ同じ長さとなっている。
このため、この環状部材268が嵌合された支持孔264の内部に操作ボタン21の軸部213を挿入すると、環状部材268がその軸部213の周面と支持孔264の内側面265との間の隙間を埋めるブッシュとして機能する。これにより、この支持孔264の内部において、操作ボタン21の軸部213のガタツキをなくすことができる。
そして、このように、この支持孔264における第一開口266側において、この軸受部261の内側面265と操作ボタン21の軸部213の周面との間にできた隙間を、その環状部材268によって埋めることができるので、この軸部213の軸心を接地用軸受26の支持孔264の中心軸に一致又は接近させることができる。
これにより、操作ボタン21の操作受付部212の下部周面が押釦ホルダ23の前面側開口232の内周面に接触するのを防止して、当該操作ボタン21の押圧操作を円滑に行うことができる。
また、操作ボタン21の操作受付部212の周面と押釦ホルダ23の前面側開口232の内側面との間の隙間を小さくすることができる。これにより、この隙間に針金などの不正具を挿入し、操作ボタン21の操作方向奥側に設けられた基板にアクセスするという不正行為の発生を防止できる。
(2)不正行為防止対策
本実施形態の停止スイッチ装置10は、スロットマシン1に取り付けられる装置であるが、このスロットマシン1に対しては、メダルなどの遊技媒体を不正に払い出させる不正行為が発生することがある。
その中で、停止スイッチ装置10を対象とした不正行為には、次のようなものがある。例えば、静電気を発生可能な小型の器具、具体的には電子ライターなどを操作ボタン21の方に向けて静電気を発生させて電圧を印加し、停止スイッチ装置10の内部に配置された基板(図示せず)に大きな放電電流を流し、さらに、この基板に接続されたハーネスを通じて主制御基板や副制御基板に放電電流を流して、それら主制御基板等の誤動作を誘発して、遊技媒体であるメダルを不正に払い出させるという不正行為がある。
そこで、本実施形態の停止スイッチ装置10においては、押釦スイッチユニット20の接地用軸受26において、軸受部261の側面端部から外方にL字状(軸受部261の側面端部から直交外方に延伸するとともに、この延伸端部から直交方向に延伸したL字形状)の外接部263が突設されている。そして、この外接部263を有する接地用軸受26を押釦スイッチユニット20に組み込むと、外接部263が、押釦ホルダ23の外周面237の外方に位置するようになる。そして、この押釦スイッチユニット20をケーシング12の凹部121に収容すると、ケーシング12の凹部121と上面(側部128)との間に形成された切欠部129から外接部263が露出し、スロットマシン1の前扉1aに接触して接地される。これにより、操作ボタン21の近傍で発生した静電気による放電電流がケーシング12の内部に設けられた基板に流れて当該基板が破壊するなどの被害を防止できる。
以上説明したように、本実施形態の操作スイッチ装置及び遊技機によれば、操作ボタンの操作方向への動きを円滑にすることができる。
以上、本発明の操作スイッチ装置及び遊技機の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る操作スイッチ装置及び遊技機は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、遊技機の例としてスロットマシンを挙げたが、パチンコ機やパロットなどの遊技機に本発明を適用することもできる。
また、上述した実施形態では、操作スイッチ装置の例として、停止スイッチ装置を挙げたが、これに限るものではなく、例えば、スロットマシンに備えられるベットボタンやスタートレバー、パチンコ機に備えられるチャンスボタンや発射用ハンドルなどを操作スイッチ装置として本発明を適用することもできる。
なお、本発明を適用可能なスロットマシンのベットボタンには、一回の操作につき一枚のメダルを掛ける1ベットボタン(図1に示す1ベットボタン2a1)と、一回のゲームに掛けられるメダルの最大枚数を、一回の操作で掛けるMAXベットボタン(図1に示すMAXベットボタン2a2)がある。
さらに、上述した実施形態では、一つの接地用軸受に形成される外接部の数を一つとしたが、外接部の数は、一つに限るものではなく、二つ以上とすることができる。この場合、押釦スイッチユニットが収納されるケーシングの側部には、その外接部の数と同数の切欠部が、それら外接部に対応する位置に形成される。
また、上述した実施形態では、ケーシングの上面部を側部とし、この側部と凹部との間に切欠部を形成する構成としたが、この構成に限るものではなく、ケーシングの下面部や側面部を側部とし、この側部と凹部との間に切欠部を形成する構成とすることもできる。
さらに、上述した実施形態では、操作ボタンの材質を金属製としたが、これに限るものではなく、例えば、導電性樹脂製であってもよい。
また、上述した実施形態では、接地用軸受の材質を導電性樹脂製としたが、これに限るものではなく、例えば、金属製であってもよい。また、接地用軸受は、金型内に予め金属部品を挿入しておき、この金属部品の周囲に樹脂を注入して、金属と樹脂とを一体化するインサート成型により成形したものであってもよい。
本発明は、遊技者により操作される操作スイッチ装置を備えた遊技機に好適に用いることができる。
1 スロットマシン(遊技機)
10 停止スイッチ装置(操作スイッチ装置)
20 押釦スイッチユニット
21 操作ボタン
211 操作面
212 操作受付部
213 軸部
215 段付部(軸心補正部)
216 短径部
217 長径部
218 環状凸部(軸心補正部)
26 接地用軸受(支持部材)
261 軸受部
264 支持孔
268 環状部材(軸心補正部)

Claims (7)

  1. 遊技者により操作される操作ボタンと、この操作ボタンを支持する支持部材と、を備えた操作スイッチ装置であって、
    前記操作ボタンは、遊技者により操作される操作面を有した操作受付部と、この操作受付部から突出した棒状の軸部とを有し、
    前記支持部材は、前記操作ボタンの前記軸部が挿入される支持孔を有し、
    前記操作ボタンの前記軸部の軸心が前記支持部材の前記支持孔の中心軸に一致又は接近するように、前記操作ボタンの軸部の軸心の位置を補正するための軸心補正部を備えた
    ことを特徴とする操作スイッチ装置。
  2. 前記軸心補正部は、前記操作ボタンの前記軸部の周面に形成された段付部である
    ことを特徴とする請求項1記載の操作スイッチ装置。
  3. 前記操作ボタンの前記軸部は、前記段付部を境界として、突出方向先端部側の径よりも末端部側の径の方が長い
    ことを特徴とする請求項2記載の操作スイッチ装置。
  4. 前記段付部は、前記操作ボタンが操作されていない状態で、前記支持部材の前記支持孔の内部に挿入される位置に形成された
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の操作スイッチ装置。
  5. 前記軸心補正部は、前記操作ボタンの前記軸部の周面に周方向に形成された環状凸部である
    ことを特徴とする請求項1記載の操作スイッチ装置。
  6. 前記軸心補正部は、前記支持部材の前記支持孔の内側面に嵌合された環状部材であり、
    この環状部材の内径は、この環状部材が嵌合される前の前記支持孔の内径よりも短い
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の操作スイッチ装置。
  7. 所定の遊技を実行する遊技機であって、
    遊技の進行に伴って操作される操作スイッチ装置を備え、
    この操作スイッチ装置が、前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の操作スイッチ装置からなる
    ことを特徴とする遊技機。
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