JP5610175B1 - 回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造、回胴式遊技機及び回胴式遊技機用ストップボタンユニット - Google Patents
回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造、回胴式遊技機及び回胴式遊技機用ストップボタンユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5610175B1 JP5610175B1 JP2014002815A JP2014002815A JP5610175B1 JP 5610175 B1 JP5610175 B1 JP 5610175B1 JP 2014002815 A JP2014002815 A JP 2014002815A JP 2014002815 A JP2014002815 A JP 2014002815A JP 5610175 B1 JP5610175 B1 JP 5610175B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- gaming machine
- front cover
- stop button
- pushbutton
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【課題】外部から遊技機用押ボタンを引き抜くことのできないようにした遊技機用押ボタンの組付構造を提供する。【解決手段】押ボタン頭部10bと押ボタン脚部10aとを有する遊技機用押ボタン10の前方から前側カバー20を組み付け、押ボタン頭部10bの前面側が、前側カバー20に設けられた組付用開口21に嵌挿されて前側カバー20の前面側へ露出した状態とされる遊技機用押ボタン10の組付構造において、押ボタン頭部10bの外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部10cを、押ボタン頭部10bの後方外周部に形成した。これにより、前側カバー20に組み付けられた遊技機用押ボタン10を前側カバー20の前面側から引き抜こうとした際には、押ボタン抜止部10cが組付用開口21を通過できずに前側カバー20の裏側で引っ掛かるようにすることができる。【選択図】図3
Description
本発明は、遊技機用押ボタンを遊技機に組み付けるための遊技機用押ボタンの組付構造と、当該組付構造を採用した遊技機及び遊技機用押ボタンユニットとに関する。
遊技機の筺体には、各種の押ボタンが設けられている。例えば、回胴式遊技機を例に挙げると、その筺体の前扉の前面には、メダルのベット枚数を指定するための「ベットスイッチ」や、メダルのベット枚数を1回の遊技当たりの最大枚数(通常3枚)に指定するための「マックスベットスイッチ」や、各リールを一斉に始動させるための「スタートスイッチ」や、各リールをそれぞれ停止させるための「ストップスイッチ」や、クレジットされたメダルを払い戻すための「払戻しスイッチ」など、各種のスイッチが設けられており、これらのうち、「ベットスイッチ」や「マックスベットスイッチ」や「ストップスイッチ」や「払戻しスイッチ」などは、押ボタンの態様で設けられることが多い。また、「スタートスイッチ」は、レバーの態様で設けられることが多いが、押ボタンの態様で設けられることもある。
これら遊技機用押ボタンの形態は、遊技機の機種などによっても異なり、一様ではないが、引用文献1に示されるように、押下操作が為される押ボタン頭部(同文献の図3における押下カバー体45を参照)と、押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部(同文献の図3における可動部45を参照)とで構成されたものが多く見受けられる。この種の遊技機用押ボタンにおいて、押ボタン頭部の前面側は、前扉の前面側へ露出した状態とされる一方、押ボタン脚部は、前扉の裏側に組み付けられる後側ホルダ(同文献の図3におけるケーシング43を参照)に設けられた保持部(同文献の図3における開口部43aを参照)に保持された状態とされる。後側ホルダの保持部には、押し込まれた遊技機用押ボタンを初期位置まで復帰させるための復帰手段(同文献の図3におけるコイルバネ47を参照)が設けられるほか、遊技機用押ボタンが前扉の前面側に抜け出ないようにするための係合機構(同文献の図3における係止爪部43kを参照)などが設けられる。
上記形態の遊技機用押ボタンは、現時点で数多くの遊技機で採用されているが、不正行為防止の観点からは、あまり好ましいものとは言えなかった。すなわち、引用文献1の図5に示すように、遊技機用押ボタン(マックスベットボタン41)が前扉(前面扉3)に取り付けられた状態について考えると、押ボタン頭部(押下カバー体45)の外周面と後側ホルダ(ケーシング43)における保持部(開口部43a)の内周面との隙間からマイナスドライバを挿し込み、押ボタン脚部(ケーシング43)における下端部周辺の外周面をマイナスドライバの先端で内側に押し込むことで、前記係合機構が解除されるおそれがある。つまり、遊技機用押ボタンを引き抜くことが可能になってしまう。後側ホルダから遊技機用押ボタンが引き抜かれてしまうと、保持部の底部や側周壁部に設けられた隙間や貫通孔からピアノ線や針金などを挿入することで、遊技機の筺体の内部に設けられた各種スイッチを不正に操作したり、各種配線を短絡したりといった不正行為が為されるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、マイナスドライバなどの道具が使用された場合であっても、遊技機の筺体の外部からは遊技機用押ボタンを引き抜くことのできないようにする遊技機用押ボタンの組付構造を提供するものである。また、この遊技機用押ボタンの組付構造を採用したことで、不正行為を行いにくくした遊技機を提供することも本発明の目的である。さらに、この遊技機用押ボタンの組付構造を遊技機の筺体に容易に組み込むことができる遊技機用押ボタンユニットを提供することも本発明の目的である。
上記課題は、
押下操作が為される押ボタン頭部と、押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部とを有する遊技機用押ボタンの前方から前側カバーを組み付け、
押ボタン頭部の前面側が、前側カバーに設けられた組付用開口に嵌挿されて前側カバーの前面側へ露出した状態とされる
遊技機用押ボタンの組付構造であって、
押ボタン頭部の外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部が、押ボタン頭部の後方外周部に形成され、
前側カバーに組み付けられた遊技機用押ボタンを前側カバーの前面側から引き抜こうとした際に、押ボタン抜止部が前記組付用開口を通過できずに前側カバーの裏側で引っ掛かるようにしたことを特徴とする遊技機用押ボタンの組付構造
を提供することによって解決される。
押下操作が為される押ボタン頭部と、押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部とを有する遊技機用押ボタンの前方から前側カバーを組み付け、
押ボタン頭部の前面側が、前側カバーに設けられた組付用開口に嵌挿されて前側カバーの前面側へ露出した状態とされる
遊技機用押ボタンの組付構造であって、
押ボタン頭部の外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部が、押ボタン頭部の後方外周部に形成され、
前側カバーに組み付けられた遊技機用押ボタンを前側カバーの前面側から引き抜こうとした際に、押ボタン抜止部が前記組付用開口を通過できずに前側カバーの裏側で引っ掛かるようにしたことを特徴とする遊技機用押ボタンの組付構造
を提供することによって解決される。
ここで、「後端部」、「後方」、「前方」、「前側カバー」又は「前面側」における「後」又は「前」という語は、各構成部品における各部の相対的な位置関係や、各構成部品同士の相対的な位置関係を表現するために、遊技機用押ボタンの押下方向を基準として便宜的に用いたものであり、各構成部品における各部の絶対的な位置関係や、各構成部品同士の絶対的な位置関係を定めるものではない。具体的には、遊技機用押ボタンが押し込まれる向きを「後」とし、遊技機用押ボタンが押し込まれる向きとは反対の向きを「前」としている。「後」又は「前」という語が、各構成部品における各部の相対的な位置関係や、各構成部品同士の相対的な位置関係を表現するために便宜的に用いたものであることについては、特に断りのない限り、以下においても同様である。また、「前側カバー」は、遊技機の筺体に予め設けられた部材であってもよいし、遊技機の筺体に対して事後的に取り付けられる部材(表装パネルなど)であってもよい。
本発明の遊技機用押ボタンの組付構造では、遊技機用押ボタンに押ボタン抜止部を設けたことによって、前側カバーに形成された組付用開口を遊技機用押ボタンが物理的(空間的)に通過できない構造となっている。このため、マイナスドライバなどの道具を使用したとしても、前面カバーや遊技機用押ボタンを破壊するなど、遊技機に目立つ痕跡を残さない限りは、遊技機用押ボタンを前側カバーの前面側へ引き抜くことができないようになっている。したがって、遊技機用押ボタンを取り外した箇所から遊技機の筺体の内部へピアノ線や針金などの線材を挿入して、筺体の内部に設けられた各種スイッチを不正に操作したり、各種配線を短絡したりといった不正行為を防止することが可能である。よって、不正行為を行いにくくした遊技機を提供することも可能になる。
本発明の遊技機用押ボタンの組付構造において、押ボタン抜止部は、押ボタン頭部の外周方向における一部の区間のみに設けられたものであってもよいが、押ボタン頭部の後方外周部における全周部に亘って連続して形成されたものであると好ましい。というのも、本発明の遊技機用押ボタンの組付構造は、痕跡を残さずに遊技機用押ボタンを取り外すこと自体が不可能であるため、遊技機用押ボタンを取り外さないまま、押ボタン頭部の外周面と組付用開口の内周面との間に形成される隙間にピアノ線や針金などの細い線材を挿入することで、遊技機の筺体の内部に不正にアクセスしようと試みる者が出てくると想定されるところ、押ボタン頭部の外周面と組付用開口の内周面との間に形成される隙間を押ボタン抜止部で防ぐことで、その試みを諦めさせることが可能になる。また、押ボタン抜止部の強度を高めて押ボタン抜止部を破損しにくくすることもできる。このため、不正行為をさらに行いにくくすることができる。
本発明の遊技機用押ボタンの組付構造においては、遊技機用押ボタンの後方から後側ホルダを組み付け、押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部を、後側ホルダに設けられた保持部に保持させることも好ましい。これにより、上述したように、遊技機用押ボタンを取り外さないまま、押ボタン頭部の外周面と組付用開口の内周面との間に形成される隙間に細い線材が挿入され、仮に押ボタン抜止部の後方まで前記線材の侵入を許すことがあったとしても、遊技機用押ボタンの後方に後側ホルダを配したことで、後側ホルダが障害となってその線材が遊技機の筺体の内部(後側ホルダよりも後方の空間)まで到達できないようにすることが可能になる。このため、不正行為をさらに行いにくくすることができる。また、本発明の遊技機用押ボタンの組付構造を、後述する遊技機用押ボタンユニットのように、ユニット化することも容易となる。
本発明の遊技機用押ボタンの組付構造において、後側ホルダを設ける場合には、遊技機用押ボタンを後側ホルダに係合させるための押ボタン係合部を、押ボタン脚部の後端部から後方へ突出して設け、押ボタン係合部を係合させるための係合用開口を、前記保持部の底部に設けることもできる。また、遊技機用押ボタンが押し込まれたことを後側ホルダの裏側に設けられたセンサに検知させるための押ボタン被検知部を、押ボタン脚部の後端部から後方へ突出して設け、押ボタン被検知部を挿通して前記センサ側へ突出させるためのセンサ用開口を、前記保持部の底部に設けることもできる。これらの構成を採用する場合には、前記保持部の底部を、前記係合用開口及び前記センサ用開口が設けられた箇所を除いて塞がった構造とすると好ましい。これにより、保持部の底部に設ける開口数や開口面積を必要最小限に留めて、不正行為の手掛かりとなる得る箇所をできるだけ少なくすることが可能になる。
また、本発明の遊技機用押ボタンの組付構造において、後側ホルダを設ける場合には、遊技機用押ボタンの内部空間を通じて押ボタン頭部の前面を点灯させるための光源を、前記保持部の側周壁部に設けられた光源用開口から前記保持部の内部に挿入することもできる。この構成を採用する場合には、前記保持部の側周壁部を、前記光源用開口が設けられた箇所を除いて塞がった構造とすると好ましい。これにより、保持部の側周壁部に設ける開口数や開口面積を必要最小限に留めて、不正行為の手掛かりとなる得る箇所をできるだけ少なくすることが可能になる。加えて、遊技機用押ボタンを取り外さないままの状態にあっては、押ボタン頭部の外周面と組付用開口の内周面との間に形成された隙間から線材が挿入されたとしても、その線材は保持部の側周壁部へ真っ直ぐには届きにくいため、保持部の側周壁部に設けられた光源用開口は、保持部の底部に設けられた係合用開口やセンサ用開口よりも、不正行為の手掛かりにしにくくなるという理由もある。
また、上記課題は、
押下操作が為される押ボタン頭部と、押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部とを有する遊技機用押ボタンと、
遊技機用押ボタンに対して前方から組み付けられる前側カバーと、
遊技機用押ボタンに対して後方から組み付けられる後側ホルダと
で構成され、
押ボタン頭部の前面側が、前側カバーに設けられた組付用開口に嵌挿されて前側カバーの前面側へ露出した状態とされるとともに、
押ボタン脚部が、後側ホルダに設けられた保持部に保持された状態とされる
遊技機用押ボタンユニットであって、
押ボタン頭部の外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部が、押ボタン頭部の後方外周部に形成され、
前側カバーに組み付けられた遊技機用押ボタンを前側カバーの前面側から引き抜こうとした際に、押ボタン抜止部が前記組付用開口を通過できずに前側カバーの裏側で引っ掛かるようにしたことを特徴とする遊技機用押ボタンユニット
を提供することによっても解決される。
押下操作が為される押ボタン頭部と、押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部とを有する遊技機用押ボタンと、
遊技機用押ボタンに対して前方から組み付けられる前側カバーと、
遊技機用押ボタンに対して後方から組み付けられる後側ホルダと
で構成され、
押ボタン頭部の前面側が、前側カバーに設けられた組付用開口に嵌挿されて前側カバーの前面側へ露出した状態とされるとともに、
押ボタン脚部が、後側ホルダに設けられた保持部に保持された状態とされる
遊技機用押ボタンユニットであって、
押ボタン頭部の外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部が、押ボタン頭部の後方外周部に形成され、
前側カバーに組み付けられた遊技機用押ボタンを前側カバーの前面側から引き抜こうとした際に、押ボタン抜止部が前記組付用開口を通過できずに前側カバーの裏側で引っ掛かるようにしたことを特徴とする遊技機用押ボタンユニット
を提供することによっても解決される。
本発明の遊技機用押ボタンユニットは、上述した遊技機用押ボタンの組付構造が、そのユニット自身で完結したものとなっており、遊技機の筺体に容易に組み込むことができるものとなっている。
以上のように、本発明によって、マイナスドライバなどの道具が使用された場合であっても、遊技機の筺体の外部からは遊技機用押ボタンを引き抜くことのできないようにする遊技機用押ボタンの組付構造を提供することが可能になる。また、この遊技機用押ボタンの組付構造を採用したことで、不正行為を行いにくくした遊技機を提供することも可能になる。さらに、この遊技機用押ボタンの組付構造を遊技機の筺体に容易に組み込むことができる遊技機用押ボタンユニットを提供することも可能になる。
本発明の遊技機用押ボタンの組付構造の好適な実施態様について、当該組付構造を採用した遊技機用押ボタンユニットを例に挙げて、具体的に説明する。図1は、本発明に係る遊技機用押ボタンユニットを示した斜視図である。図2は、図1の遊技機用押ボタンユニットをその横方向(x軸方向)中間部で破断して描いた部分破断斜視図である。図3は、図1の遊技機用押ボタンユニットを構成する前側カバー20と遊技機用押ボタン10と後側ホルダ30とを互いに組み付ける前の状態を各構成部品の横方向(x軸方向)中間部で破断して描いた部分破断斜視図である。図4は、図1の遊技機用押ボタンユニットを構成する遊技機用押ボタン10をその横方向(x軸方向)中間部で破断して拡大して描いた部分破断斜視図である。図5は、図1の遊技機用押ボタンユニットのX−X断面図である。図6は、図1の遊技機用押ボタンユニットをその高さ方向(z軸方向)中間部で破断して描いた部分破断斜視図である。図7は、図1の遊技機用押ボタンユニットを構成する後側ホルダ30を示した正面図である。
本実施態様の遊技機用押ボタンユニットは、図3に示すように、遊技機用押ボタン10と前側カバー20と後側ホルダ30とを互いに組み付けることによって構成される。前側カバー20は、遊技機用押ボタン10の前方から組み付けられ、後側ホルダ30は、遊技機用押ボタン10の後方から組み付けられる。遊技機用押ボタン10は、遊技者によって押下操作が為される押ボタン頭部10bと、押ボタン頭部10bの後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部10aと、押ボタン頭部10bの外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部10cとで構成されている。
[遊技機用押ボタン]
遊技機用押ボタン10は、遊技機を操作するスイッチ(入力装置)としての機能を有している。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、図1に示すように、計3個の遊技機用押ボタン10を設けており、それぞれ、回胴式遊技機における第一ストップスイッチ(第一リールを停止させるためのストップスイッチ)と第二ストップスイッチ(第二リールを停止させるためのストップスイッチ)と第三ストップスイッチ(第三リールを停止させるためのストップスイッチ)として機能するものとなっているが、遊技機用押ボタンユニットを構成する遊技機用押ボタン10の個数や種類は、これに限定されない。
遊技機用押ボタン10は、遊技機を操作するスイッチ(入力装置)としての機能を有している。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、図1に示すように、計3個の遊技機用押ボタン10を設けており、それぞれ、回胴式遊技機における第一ストップスイッチ(第一リールを停止させるためのストップスイッチ)と第二ストップスイッチ(第二リールを停止させるためのストップスイッチ)と第三ストップスイッチ(第三リールを停止させるためのストップスイッチ)として機能するものとなっているが、遊技機用押ボタンユニットを構成する遊技機用押ボタン10の個数や種類は、これに限定されない。
例えば、1つの遊技機用押ボタンユニットにつき、遊技機用押ボタン10を1個のみ、あるいは2個のみ設けることもできるし、4個以上設けることもできる。また、遊技機用押ボタンユニットを構成する遊技機用押ボタン10は、メダルのベット枚数を指定するためのベットスイッチや、メダルのベット枚数を1回の遊技当たりの最大枚数(通常3枚)に指定するためのマックスベットスイッチや、クレジットされたメダルを払い戻すための払戻しスイッチや、各リールを一斉に始動させるためのスタートスイッチなど、回胴式遊技機(パチスロ)における他のスイッチとすることもできるし、電動式遊技機(パチンコ)における玉貸しスイッチなど、回胴式遊技機以外の遊技機のスイッチとすることもできる。
それぞれの遊技機用押ボタン10は、図4に示すように、中空部11aが形成されて前方が開口された押ボタン本体11と、押ボタン本体11の前方開口端に嵌め込まれた押ボタン蓋体12とで構成されている。押ボタン本体11と押ボタン蓋体12は、図6における拡大部分で示すように、押ボタン本体11の外周部に設けられた嵌合凸部11dを、押ボタン蓋体12の側周壁部に設けられた嵌合孔12dに嵌合することにより、互いに固定されて一体化された状態となっている。
本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン本体11は、図4に示すように、その内側が中空部11aとされた略柱状(筒状)の本体部11bと、本体部11bの前寄りの外周部に設けられた鍔部11cとで形成されている。押ボタン本体11の素材は、特に限定されないが、通常、樹脂の射出成形品とされる。押ボタン本体11の各部のうち、本体部11bの後側部分(鍔部11cよりも後側部分)は、押ボタン脚部10aを形成する部分となっている。一方、鍔部11cは、後述する押ボタン蓋体12における鍔部12cとともに押ボタン抜止部10cを形成する部分となっている。鍔部11cは、本体部11bの外周方向における一部の区間のみに設けてもよいが、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、本体部11bの外周部における全周部に亘って設けている。
また、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン脚部10aの後端部には、図4に示すように、押ボタン係合部14を後方へ突出させて設けている。押ボタン係合部14の個数は、特に限定されない。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、図3に示すように、1つの遊技機用押ボタン10につき、押ボタン係合部14を2つずつ設けている。押ボタン係合部14の先端部は、鉤状に形成されており、後側ホルダ30における保持部31の底部に設けられた係合用開口31a(図7)に係合させることができるようになっている。これにより、遊技機用押ボタン10が後側ホルダ30からさらに抜け落ちにくくするだけでなく、前側カバー20を後側ホルダ30に取り付けるまでの間、遊技機用押ボタン10が後側ホルダ30から抜け落ちないようにすることも可能となっている。
さらに、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン脚部10aの後端部には、図4に示すように、板状の押ボタン被検知部15を後方へ突出させて設けている。押ボタン被検知部15は、図5に示すように、後側ホルダ30の裏側に設けられたセンサ40に、遊技機用押ボタン10が押し込まれたことを検知させるための部分となっている。より具体的には、押ボタン被検知部15は、後側ホルダ30における保持部31の底部に設けられたセンサ用開口31bに挿通されてセンサ40側へ突出した状態となっており、遊技機用押ボタン10が押し込まれた際に、センサ40側へ大きく突出するようになっている。
センサ40は、遊技機用押ボタン10が押し込まれた際に、押ボタン被検知部15と接触する接触型のセンサ(例えばリミットスイッチなど)を用いてもよいが、押ボタン被検知部15に接触することなく遊技機用押ボタン10が押し込まれたことを検知できる非接触式のセンサ(例えば光電センサや近接センサなど)を用いると好ましい。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、赤外光を発する発光部41と発光部41からの赤外光を受ける受光部42とを有し、発光部41と受光部42との間に障害物(押ボタン被検知部15)が挿入されて受光部42が赤外光を受光しなくなると検知信号を出力する光電センサをセンサ40として用いている。
本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン蓋体12は、図4に示すように、その前面を形成する前壁部12aと、前壁部12aの周部から後方に延びる筒状の周壁部12bと、周壁部12bの後端部から外方に延びる鍔部12cとで形成されている。前壁部12a及び周壁部12bは、押ボタン頭部10bを形成する部分となっている。押ボタン頭部10bは、図3に示すように、前側カバー20の後方から、前側カバー20に設けられた組付用開口21に対して嵌挿され、図2に示すように、その前面側が前側カバー20の前面側へ露出した状態とされる。一方、鍔部12cは、上述した押ボタン本体11における鍔部11cとともに押ボタン抜止部10cを形成する部分となっている。鍔部12cは、周壁部12bの外周方向における一部の区間のみに設けてもよいが、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、周壁部12bの外周部における全周部に亘って設けている。
押ボタン蓋体12の形状は、遊技機用押ボタン10の種類などによっても異なり、特に限定されない。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン蓋体12の前壁部12aは、円形となっているが、楕円形や四角形など他の形状を採用することもできる。また、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン蓋体12の前壁部12aは、平坦(平板状)に形成しているが、凹凸を有する非平坦面としてもよい。さらに、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン蓋体12の周壁部12cは、円筒状に形成されているが、テーパー状に形成してもよい。
押ボタン蓋体12の素材は、特に限定されないが、通常、樹脂の射出成形品とされる。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、押ボタン蓋体12は、透光性を有する材料によって形成しており、図5に示すように、光源基板50の光源51から発せられて採光窓11eから押ボタン本体11の中空部11aに導入された光(同図において太矢印で示す。)を、押ボタン蓋体12における前壁部12aの前面から出射させることができるようになっている。前壁部12aの後側(裏側)には、光を拡散するための拡散シート13を配している。押ボタン蓋体12や拡散シート13には、遊技機用押ボタン10の種類(遊技機用押ボタン10の機能)を示すことなどを目的として、文字や図柄を記すこともできる。
[前側カバー]
前側カバー20は、図3に示すように、遊技機用押ボタン10の前方から組み付けられることにより、遊技機用押ボタンユニットの前面を覆う板状の部材となっている。前側カバー20は、遊技機の筺体(前扉)に予め固定された部材、又は遊技機の筺体(前扉)そのものであってもよいが、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、遊技機の前扉の前面における遊技機用押ボタン10が設けられる箇所の周辺に部分的かつ事後的に取り付けられる表装パネルとなっている。前側カバー20の素材は、特に限定されないが、通常、樹脂の射出成形品とされる。
前側カバー20は、図3に示すように、遊技機用押ボタン10の前方から組み付けられることにより、遊技機用押ボタンユニットの前面を覆う板状の部材となっている。前側カバー20は、遊技機の筺体(前扉)に予め固定された部材、又は遊技機の筺体(前扉)そのものであってもよいが、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、遊技機の前扉の前面における遊技機用押ボタン10が設けられる箇所の周辺に部分的かつ事後的に取り付けられる表装パネルとなっている。前側カバー20の素材は、特に限定されないが、通常、樹脂の射出成形品とされる。
前側カバー20には、図3に示すように、遊技機用押ボタン10の押ボタン頭部10bを嵌挿して組み付けるための組付用開口21が設けられている。組付用開口21の個数は、通常、遊技機用押ボタンユニットを構成する遊技機用押ボタン10の個数に一致し、組付用開口21と遊技機用押ボタン10とが1対1で対応する。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいても、組付用開口21の個数は、遊技機用押ボタン10と同数の3個としている。また、組付用開口21の開口形状は、通常、押ボタン頭部10bの外周部に倣った形状とされる。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、組付用開口21の開口形状は、円形となっている。
遊技機の筺体(前扉)に対する前側カバー20の固定方法は、特に限定されないが、前扉の裏側(筺体の内側)から前扉へ挿し込んだ螺子(図示省略)の先端部を前側カバー20の裏側に設けられた螺子穴(図示省略)に螺合することによって固定すると好ましい。これにより、筺体の外部から前側カバー20を取り外すことができないようにすることが可能になる。
[後側ホルダ]
後側ホルダ30は、図3に示すように、遊技機用押ボタン10の後方から組み付けられることにより、遊技機用押ボタン10を保持する部材となっている。後側ホルダ30には、保持部31が設けられている。この保持部31には、遊技機用押ボタン10の押ボタン脚部10aを嵌め込んで保持させることができるようになっている。保持部31の個数は、特に限定されないが、通常、保持部31と遊技機用押ボタン10とが1対1で対応するように、遊技機用押ボタンユニットを構成する遊技機用押ボタン10の個数に一致する。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいても、保持部31の個数は、遊技機用押ボタン10と同数の3個としている。後側ホルダ30の素材は、特に限定されないが、通常、樹脂の射出成形品とされる。
後側ホルダ30は、図3に示すように、遊技機用押ボタン10の後方から組み付けられることにより、遊技機用押ボタン10を保持する部材となっている。後側ホルダ30には、保持部31が設けられている。この保持部31には、遊技機用押ボタン10の押ボタン脚部10aを嵌め込んで保持させることができるようになっている。保持部31の個数は、特に限定されないが、通常、保持部31と遊技機用押ボタン10とが1対1で対応するように、遊技機用押ボタンユニットを構成する遊技機用押ボタン10の個数に一致する。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいても、保持部31の個数は、遊技機用押ボタン10と同数の3個としている。後側ホルダ30の素材は、特に限定されないが、通常、樹脂の射出成形品とされる。
ところで、遊技機用押ボタン10は、その押ボタン脚部10aが保持部31に保持された状態であっても、後方へ押し込むこと(後方へ僅かにスライドさせること)が可能となっている。本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいて、遊技機用押ボタン10は、図5に示す位置から、その押ボタン抜止部10cの後側に貼り付けられた緩衝材16が保持部31の内周面に設けられた段部31dに突き当たった状態となるまで、押し込むことができるようになっている。遊技機用押ボタン10が押し込まれて、その押ボタン被検知部15が図5の破線部Aの位置に到達すると、センサ40が反応し、遊技機用押ボタン10が押し込まれたことが検知される。
また、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、図5に示すように、保持部31の内底部に、コイルスプリング70を収容しており、遊技機用押ボタン10がコイルスプリング70によって前方へ付勢されるようにしている。このため、遊技機用押ボタン10は、その押ボタン頭部10bに外力が加えられて後方へ押し込まれた状態となっても、その外力が加えられなくなると、コイルスプリング70の付勢力によって、初期位置まで自動的に復帰するようになっている。すなわち、コイルスプリング70は、遊技機用押ボタン10を初期位置まで復帰させるための遊技機用押ボタン復帰手段として機能するようになっている。なお、初期位置は、押ボタン係合部14が係合用開口31aに当接する位置となっており、押ボタン係合部14と係合用開口31aとにより定められている。
さらに、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、図7に示すように、後側ホルダ30におけるそれぞれの保持部31の底部に、係合用開口31aを設けるとともに、センサ用開口31bを設けている。係合用開口31aには、図6に示すように、遊技機用押ボタン10の押ボタン係合部14が係合される。一方、センサ用開口31bには、図5に示すように、遊技機用押ボタン10の押ボタン被検知部15が挿通される。係合用開口31aやセンサ用開口31bの個数は、特に限定されないが、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、係合用開口31aと押ボタン係合部14とが1対1で対応し、センサ用開口31bと押ボタン被検知部15とが1対1で対応するように、それぞれの保持部31の底部に対して、係合用開口31aを2個ずつ、センサ用開口31bを1個ずつ設けている。保持部21の底部は、係合用開口31aとセンサ用開口31bが設けられた箇所を除いて塞がった構造となっており、不正行為の手掛かりとなる得る箇所を少なくしている。
さらにまた、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、図3に示すように、後側ホルダ30におけるそれぞれの保持部31の側周壁部に、光源用開口31cを設けている。この光源用開口31cは、図5に示すように、後側ホルダ30の裏側(後側ホルダ30の保持部31を形成する部分の外周部)に取り付けられた光源基板50の光源51を保持部31の内部に覗かせるためのものとなっている。光源51から発せられた光(同図において太矢印で示す。)は、光源用開口31cから保持部31の内部に導入されて、採光窓11eから押ボタン本体11の中空部11aへと導入され、拡散シート13で拡散された後、押ボタン蓋体12の前壁部12aから前方へ照射される。中空部11a(押ボタン本体11)の内壁面のうち、採光窓11eと対向する面は、傾斜した曲面となっており、採光窓11eから導入された光が前方へと均一に反射されるようになっている。
光源用開口31cの個数は、特に限定されないが、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットにおいては、それぞれの保持部31の側周壁部に、光源用開口31cを1個ずつ設けている。保持部31の側周壁部は、光源用開口31cが設けられた箇所を除いて塞がった構造となっており、不正行為の手掛かりとなる得る箇所を少なくしている。また、光源用開口31cを保持部31の底部ではなく側周壁部に設けたことで、仮に、押ボタン蓋体12における周壁部12bの外周面と前側カバー20における組付用開口21の内周面との隙間から線材(図示省略)が挿入されたとしても、その線材が光源用開口31cに届きにくくなっており、前側カバー20の前面側から後側ホルダ30の後側へ不正にアクセスしにくくなっている。上述した係合用開口31aやセンサ用開口31bなども、保持部31の底部ではなく側周壁部に設けてもよい。
前側カバー20に対する後側ホルダ30の固定方法は、特に限定されないが、図6に示すように、後側ホルダ30の後方から螺子60を螺合することによって、後側ホルダ30と前側カバー20とを互いに固定すると好ましい。これにより、前側カバー20の前面側(遊技機の筺体の外部)から後側カバー30を取り外すことができないようにすることが可能になる。すなわち、前側カバー20の前面側からは後側ホルダ30の固定箇所へアクセスできないように当該固定箇所を隠すだけでなく、遊技機の筺体の外部に露出している部分(前側カバー20や遊技機用押ボタン10など)を叩いたり揺すったりしても後側ホルダ30の固定箇所が簡単には外れないようにすることが可能になる。
[押ボタン抜止部の作用]
本実施態様の遊技機用押ボタンユニットは、上述したように、その遊技機用押ボタン10に押ボタン抜止部10cが形成されている。図5に示すように、押ボタン抜止部10cの外径Dは、前側カバー20の組付用開口21の内径dよりも大きくなっている。このため、遊技機の筺体の外部(前側カバー20の前面側)からは、遊技機用押ボタン10を引き抜くことができないようになっている。すなわち、図5に示すように、前側カバー20に組み付けられた遊技機用押ボタン10を前側カバー20の前面側から引き抜こうとした際には、押ボタン抜止部10cが組付用開口21を通過できずに前側カバー20の裏側で引っ掛かるようになっている。
本実施態様の遊技機用押ボタンユニットは、上述したように、その遊技機用押ボタン10に押ボタン抜止部10cが形成されている。図5に示すように、押ボタン抜止部10cの外径Dは、前側カバー20の組付用開口21の内径dよりも大きくなっている。このため、遊技機の筺体の外部(前側カバー20の前面側)からは、遊技機用押ボタン10を引き抜くことができないようになっている。すなわち、図5に示すように、前側カバー20に組み付けられた遊技機用押ボタン10を前側カバー20の前面側から引き抜こうとした際には、押ボタン抜止部10cが組付用開口21を通過できずに前側カバー20の裏側で引っ掛かるようになっている。
また、押ボタン抜止部10cは、遊技機用押ボタン10の外周部における全周部に亘って連続して設けられている。このため、不正行為を目的として、押ボタン蓋体12の外周面と前側カバー20の組付用開口21の内周面との隙間から、遊技機の筺体の内部へ、線材(図示省略)などの不正器具を挿入しようとしても、その不正器具が押ボタン抜止部10cよりも後側へ侵入できないようになっている。したがって、本実施態様の遊技機用押ボタンユニットを備えた遊技機は、遊技機用押ボタン10の周辺を手掛かりとした不正行為を防止することができるものとなっている。
組付用開口21の内径dに対する押ボタン抜止部10cの外径Dの比D/dの値は、1よりも大きければ特に限定されない。しかし、比D/dが小さすぎる(1に近すぎる)と、実際の製品の寸法に誤差が生じた場合に、押ボタン抜止部10cの外径Dが組付用開口21の内径dよりも小さくなり、押ボタン抜止部10cが組付用開口21を通過できるようになるおそれがある。比D/dは、遊技機用押ボタン10の寸法や前記誤差などを考慮した上で適宜決定される。
10 遊技機用押ボタン
10a 押ボタン脚部
10b 押ボタン頭部
11 押ボタン本体
11a 中空部
11b 本体部
11c 鍔部
11d 嵌合凸部
11e 採光窓
12 押ボタン蓋体
12a 前壁部
12b 周壁部
12c 鍔部
12d 嵌合孔
13 拡散シート
14 押ボタン係合部
15 押ボタン被検知部
16 緩衝材
20 前側カバー
20a 組付用開口
30 後側ホルダ
31 保持部
31a 係合用開口
31b センサ用開口
31c 光源用開口
31d 段部
40 センサ
41 発光部
42 受光部
50 光源基板
51 光源
60 後側ホルダ固定用螺子(螺子)
70 コイルスプリング(遊技機用押ボタン復帰手段)
D 押ボタン抜止部の外径
d 組付用開口の内径
10a 押ボタン脚部
10b 押ボタン頭部
11 押ボタン本体
11a 中空部
11b 本体部
11c 鍔部
11d 嵌合凸部
11e 採光窓
12 押ボタン蓋体
12a 前壁部
12b 周壁部
12c 鍔部
12d 嵌合孔
13 拡散シート
14 押ボタン係合部
15 押ボタン被検知部
16 緩衝材
20 前側カバー
20a 組付用開口
30 後側ホルダ
31 保持部
31a 係合用開口
31b センサ用開口
31c 光源用開口
31d 段部
40 センサ
41 発光部
42 受光部
50 光源基板
51 光源
60 後側ホルダ固定用螺子(螺子)
70 コイルスプリング(遊技機用押ボタン復帰手段)
D 押ボタン抜止部の外径
d 組付用開口の内径
Claims (7)
- 押下操作が為される押ボタン頭部と押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部とを有する回胴式遊技機用ストップボタンの後方から後側ホルダを組み付けて、押ボタン脚部が後側ホルダに設けられた保持部に保持された状態とされるとともに、
回胴式遊技機用ストップボタンの前方から前側カバーを組み付けて、押ボタン頭部の前面側が、前側カバーに設けられた組付用開口に嵌挿されて前側カバーの前面側へ露出した状態とされる
回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造であって、
押ボタン頭部の外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部が、押ボタン頭部の後方外周部に形成され、
前側カバーに組み付けられた回胴式遊技機用ストップボタンを前側カバーの前面側から引き抜こうとした際に、押ボタン抜止部が前記組付用開口を通過できずに前側カバーの裏側で引っ掛かるようにするとともに、
回胴式遊技機用ストップボタンの内部空間を通じて押ボタン頭部の前面を点灯させるための光源が、前記保持部の側周壁部における上向き面に設けられた光源用開口から前記保持部の内部に挿入され、
前記保持部の側周壁部が、前記光源用開口が設けられた箇所を除いて塞がった構造とされたことを特徴とする回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造。 - 押ボタン抜止部が、押ボタン頭部の後方外周部における全周部に亘って連続して形成された請求項1記載の回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造。
- 回胴式遊技機用ストップボタンを後側ホルダに係合させるための押ボタン係合部が、押ボタン脚部の後端部から後方へ突出して設けられ、
押ボタン係合部を係合させるための係合用開口が、前記保持部の底部に設けられた請求項1又は2記載の回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造。 - 回胴式遊技機用ストップボタンが押し込まれたことを後側ホルダの裏側に設けられたセンサに検知させるための押ボタン被検知部が、押ボタン脚部の後端部から後方へ突出して設けられ、
押ボタン被検知部を挿通して前記センサ側へ突出させるためのセンサ用開口が、前記保持部の底部に設けられた請求項1〜3いずれか1つに記載の回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造。 - 前記保持部の底部が、前記係合用開口及び前記センサ用開口が設けられた箇所を除いて塞がった構造とされた請求項3又は4記載の回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造。
- 請求項1〜5いずれか1つに記載の回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造を備えた回胴式遊技機。
- 押下操作が為される押ボタン頭部と押ボタン頭部の後端部から後方へ突出して設けられた押ボタン脚部とを有する回胴式遊技機用ストップボタンと、
回胴式遊技機用ストップボタンに対して前方から組み付けられる前側カバーと、
回胴式遊技機用ストップボタンに対して後方から組み付けられる後側ホルダと、
回胴式遊技機用ストップボタンの内部空間を通じて押ボタン頭部の前面を点灯させるための光源と、
で構成され、
押ボタン頭部の前面側が、前側カバーに設けられた組付用開口に嵌挿されて前側カバーの前面側へ露出した状態とされるとともに、
押ボタン脚部が、後側ホルダに設けられた保持部に保持された状態とされる
回胴式遊技機用ストップボタンユニットであって、
押ボタン頭部の外周部よりも外方へ突出した押ボタン抜止部が、押ボタン頭部の後方外周部に形成され、
前側カバーに組み付けられた回胴式遊技機用ストップボタンを前側カバーの前面側から引き抜こうとした際に、押ボタン抜止部が前記組付用開口を通過できずに前側カバーの後側で引っ掛かるようにするとともに、
光源が、前記保持部の側周壁部における上向き面に設けられた光源用開口から前記保持部の内部に挿入され、
前記保持部の側周壁部が、前記光源用開口が設けられた箇所を除いて塞がった構造とされたことを特徴とする回胴式遊技機用ストップボタンユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014002815A JP5610175B1 (ja) | 2014-01-10 | 2014-01-10 | 回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造、回胴式遊技機及び回胴式遊技機用ストップボタンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014002815A JP5610175B1 (ja) | 2014-01-10 | 2014-01-10 | 回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造、回胴式遊技機及び回胴式遊技機用ストップボタンユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5610175B1 true JP5610175B1 (ja) | 2014-10-22 |
JP2015130931A JP2015130931A (ja) | 2015-07-23 |
Family
ID=52574616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014002815A Active JP5610175B1 (ja) | 2014-01-10 | 2014-01-10 | 回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造、回胴式遊技機及び回胴式遊技機用ストップボタンユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5610175B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6986497B2 (ja) * | 2018-07-02 | 2021-12-22 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2020000792A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2020000793A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2020000794A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-09 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP6986498B2 (ja) * | 2018-07-02 | 2021-12-22 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1015154A (ja) * | 1996-07-04 | 1998-01-20 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2005245592A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Olympia:Kk | スロットマシン |
JP2006115876A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Kpe Inc | スロットマシンのスイッチ |
JP2007329091A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Omron Corp | 操作スイッチ及び遊技スイッチ |
JP2010213752A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2011135941A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-14 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014018434A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
-
2014
- 2014-01-10 JP JP2014002815A patent/JP5610175B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1015154A (ja) * | 1996-07-04 | 1998-01-20 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2005245592A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Olympia:Kk | スロットマシン |
JP2006115876A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Kpe Inc | スロットマシンのスイッチ |
JP2007329091A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Omron Corp | 操作スイッチ及び遊技スイッチ |
JP2010213752A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2011135941A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-14 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014018434A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015130931A (ja) | 2015-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5610175B1 (ja) | 回胴式遊技機用ストップボタンの組付構造、回胴式遊技機及び回胴式遊技機用ストップボタンユニット | |
JP6263807B2 (ja) | 操作スイッチ装置 | |
JP4641971B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010125149A (ja) | 遊技機 | |
JP5897506B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2011067341A (ja) | 遊技機 | |
JP4828213B2 (ja) | 遊技機における押しボタン取付構造 | |
JP6518920B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6060346B2 (ja) | 操作スイッチ装置 | |
JP5897507B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005007090A (ja) | スロットマシン | |
JP6471305B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4687214B2 (ja) | 操作スイッチ、並びに遊技機 | |
JP2005073726A (ja) | 遊技機用筐体の取手孔カバー | |
JP5079553B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5961806B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6050789B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5938014B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6364345B2 (ja) | 遊技機用の照光式押圧スイッチ | |
JP2007167474A (ja) | 遊技機用ボタンユニット | |
JP6176552B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4618774B2 (ja) | 遊技機用スイッチユニット | |
JP2010029546A (ja) | スタートレバー装置 | |
JP5474147B2 (ja) | 遊技機用レバースイッチ、レバーハウジングおよび遊技機 | |
JP5946432B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5610175 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |