JP2014171728A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の強打に起因するリング部材の回転不良を防止できる遊技機を提供する。
【解決手段】可動演出ユニット16は、遊技者によって押圧操作される押圧ボタン28と、この押圧ボタン28の周囲に配置された回転可能な外装リング体27(上部リング33と下部リング34)と、外装リング体27と一体的に回転する回転筒体30と、外装リング体27の駆動源であるモータ32等を備えており、回転筒体30に設けられたギア30aと噛合するボス付きの平歯車31をモータ32の回転軸32aにイモネジ49を用いて固定すると共に、支持体であるカバー26の内底面に平歯車31の下面と間隔Gを存して対向する尖鋭状の突起26cが設けてある。そして、押圧ボタン28を強打したときの衝撃等によってイモネジ49が緩んだとしても、回転軸32aに沿って落下する平歯車31の下面を突起26cで受け止めて位置規制できるようになっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に係り、特に、特定の演出内容に連動して回転動作するリング部材等を備えた可動演出ユニットの改良に関するものである。
パチンコ機に代表される遊技機の中には、遊技盤の遊技領域に可変表示装置や始動入賞口やアタッカ装置等を設け、遊技領域に向けて発射された遊技球が始動入賞口に入賞したことを契機に電子抽選を行い、その抽選結果に基づいて可変表示装置が図柄の変動表示および変動停止を行うようにした機種が数多く存在する。電子抽選の抽選結果には当たりとハズレがあり、抽選結果が当たりの場合には、可変表示装置の表示画面に特定の図柄が表示され、通常モードから特別遊技モードへと移行する。この特別遊技モードでは、アタッカ装置の開閉扉が開放動作して大入賞口を露呈させるので、露呈した大入賞口に遊技球が入りやすくなって遊技者は多くの賞球を獲得できるようになる。
従来より、この種のパチンコ機において、押圧ボタンやリング部材等を備えた可動演出ユニットを機器本体の前面の所定位置、例えば遊技球を収納する受皿の周囲に配設し、電子抽選の抽選結果に基づいて可変表示装置で特定の表示演出を行う際に、遊技者に対して可動演出ユニットの操作を促すことにより、遊技者を演出に参加させて遊技の興趣性を高めるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された可動演出ユニットは、遊技者によって押圧操作される押圧ボタンと、この押圧ボタンの周囲に配置された回転可能なリング部材と、このリング部材に設けられたギアに噛合する平歯車と、この平歯車を回転駆動するモータ等を備えており、このモータは可動演出ユニットの外殻をなす支持体の底面に固定されている。モータの回転軸は鉛直方向の上側に突出しており、この回転軸にボス付きの平歯車が挿入されてネジ止めされている。支持体には筒状のガイド壁が設けられており、リング部材はガイド壁の外周面に回転可能に保持されている。ギアはリング部材の下部外周面に設けられており、このギアが平歯車と噛合することにより、モータの回転が平歯車とギアの噛合部分を介してリング部材に伝達されるようになっている。押圧ボタンはガイド壁の内周面に昇降可能に保持されており、この押圧ボタンは復帰ばねによって上方へ付勢されている。
このような可動演出ユニットを備えたパチンコ機では、当たり信頼度の高いスーパーリーチ時などに可変表示装置の表示画面に特定の図柄が表示された際、モータを始動してリング部材を回転動作させることにより、遊技者に対して可動演出ユニットを操作するように促し、この状態で遊技者がリング部材の回転を止めたり押圧ボタンを押圧操作すると、それらの操作と表示画面上での表示演出とが関連付けられるようになっている。したがって、表示画面がハズレ図柄から当たり図柄に切り替わるタイミングで可動演出ユニットの操作を促すようにすれば、遊技者は自らの操作によって当たりを決定したと実感することができ、遊技者を演出に参加させて遊技の興趣性を高めることが可能となる。
特開2011−161071号公報
ところで、可動演出ユニットの部品レイアウトは、設置母材である受皿等のデザインや収納スペース等の影響を受け、リング部材の駆動源であるモータを平歯車の上方位置に配置しなければならない場合がある。その場合、モータの回転軸にネジ止めされた平歯車と周辺部材との間に所定間隔を確保しておけば、平歯車を周辺部材からの摩擦抵抗を受けることなくスムーズに回転させることができるが、遊技に夢中になった遊技者が押圧ボタンを強打するという行為が繰り返されると、平歯車を回転軸に固定しているネジが緩んでしまう虞がある。その結果、平歯車が回転軸に沿って下降して周辺部材に当接するため、平歯車のスムーズな回転が阻害されてしまう虞があり、最悪の場合、平歯車とギアの噛合が外れてリング部材を回転できなくなる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者の強打に起因するリング部材の回転不良を防止できる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技者によって押圧操作される押圧ボタンと、この押圧ボタンの周囲に配置された回転可能なリング部材と、このリング部材に設けられたギアに噛合するボス付きの平歯車と、この平歯車を回転駆動するモータとを備え、遊技の抽選結果に係る演出内容に応じて前記モータを動作させるようにした遊技機において、前記モータをその回転軸が鉛直方向の下側を向くように支持体に取り付け、この回転軸を前記平歯車の取付孔に嵌挿してスプライン結合すると共に、前記ボスに螺合したネジによって前記平歯車を前記回転軸に固定し、前記支持体に前記平歯車の下面と間隔を存して対向する尖鋭状の突起を設け、前記ネジの緩みによって前記平歯車が前記回転軸に沿って落下したとき、前記平歯車の下面を前記突起に当接させて前記ギアと前記平歯車の噛合状態を維持するようにした。
このように構成された遊技機では、リング部材のギアに噛合するボス付きの平歯車がモータの回転軸にネジを用いて固定されており、このネジが押圧ボタンを強打したときの衝撃等によって緩んでしまうと、平歯車が回転軸に沿って滑り落ちて支持体に設けられた尖鋭状の突起に受け止められるが、当該位置で平歯車は突起と低い摩擦力で接触して位置規制されるため、万一ネジが緩んだとしても平歯車のスムーズな回転が阻害されることを防止できる。
上記の構成において、支持体が、リング部材を回転可能に支持するケース本体と、このケース本体に一体化されて収納空間を画成するカバーとを有し、モータと平歯車が収納空間の内部に収納されていると共に、突起がカバーの内底面に設けられていると、モータからリング部材に至る動力伝達機構を簡単に組み立てることができて好ましい。
この場合において、リング部材が、ケース本体から露出して押圧ボタンを支持する外装リング体と、カバーの内底面に載置されて外周面にギアを有する回転筒体と、これら外装リング体と回転筒体を連結する伝達軸とによって構成されており、伝達軸がケース本体に回転可能かつ上下動可能に支持されていると共に、収納空間の内部で伝達軸の下端部が回転筒体にスプライン結合されていると、押圧ボタンの押圧操作に伴って外装リング体と伝達軸が下方へ移動したとき、伝達軸の軸線方向の移動がスプライン結合で吸収されて回転筒体に伝わらないため、押圧ボタンの押圧操作時にもギアと平歯車との噛合状態を確実に維持することができる。
また、上記の構成において、直線状や円弧状の突起を1つまたは複数点在させても良いが、この突起が回転軸を中心として円環状に形成されていると、ネジの緩みによって落下した平歯車を安定した姿勢に受け止めることができて好ましい。
本発明の遊技機は、遊技者によって押圧操作される押圧ボタンと、この押圧ボタンの周囲に配置された回転可能なリング部材と、このリング部材の駆動源であるモータ等を備えると共に、リング部材に設けられたギアに噛合するボス付きの平歯車がモータの回転軸にネジを用いて固定されており、このネジが押圧ボタンを強打したときの衝撃等によって緩むと、平歯車が回転軸に沿って滑り落ちて支持体に設けられた尖鋭状の突起に受け止められるが、当該位置で平歯車は突起と低い摩擦力で接触して位置規制されるため、万一ネジが緩んだとしても平歯車のスムーズな回転が阻害されることを防止できる。
実施形態例に係るパチンコ機の外観を示す斜視図である。 図1に示すパチンコ機の前面扉を開放した状態の斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 該パチンコ機に備えられる可動演出ユニットの斜視図である。 該可動演出ユニットの平面図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 該可動演出ユニットの分解斜視図である。 該可動演出ユニットに備えられるカバーの平面図である。 図9のC−C線に沿う断面図である。 該可動演出ユニットに備えられる平歯車の取付状態を示す説明図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1に示すように、本発明の実施形態例に係るパチンコ機(遊技機)は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられた前面扉3等を備えており、前面扉3にはガラスやプラスチック等からなる透明板4が取り付けられている。
図2に示すように、機枠1の左側枠部には上側軸受け体5と下側軸受け体(図示省略)が固着されており、この下側軸受け体よりも下方の左下隅部には大型のスピーカ6が配設されている。一方、本体枠2の左側枠部の上下両端には第1ピン(図示省略)が設けられており、これら両第1ピンを上側軸受け体5と下側軸受け体に軸支することによって、本体枠2を機枠1に対して開閉自在に支持する第1ヒンジ機構が構成されている。
本体枠2の上部内側には遊技盤7が収納されており、この遊技盤7の盤面(前面)は透明板4を透して目視可能となっている。遊技盤7はガイドレール8等によって区画形成された遊技領域9を有しており、詳細な説明は省略するが、遊技領域9には可変表示装置51や可動役物装置、始動入賞口、一般入賞口、アタッカー装置、遊技釘、風車、アウト口等が設けられている。遊技盤7よりも下方の本体枠2は前面扉3によって覆い隠される設置部2bとなっており、この設置部2b内の下部中央には遊技球を遊技領域9に向けて発射する発射装置10が配設されている。
本体枠2の右側枠部は第1ヒンジ機構と反対側の自由端側であり、この右側枠部の裏面にはシリンダ錠11aを有する施錠装置11が設置されている。図示省略されているが、この施錠装置11は本体枠2の裏面に配置された後部施錠杆と本体枠2の前面に配置された前部施錠杆とを備えており、常態では、施錠装置11の後部施錠杆によって機枠1に対して本体枠2が施錠されると共に、前部施錠杆によって本体枠2に対して前面扉3が施錠されている。そして、シリンダ錠11aの鍵穴に図示せぬ鍵を差し込み、この鍵を一方向(例えば時計回り)へ回動すると、後部施錠杆が下動して本体枠2が開錠されるようになっている。また、シリンダ錠11aの鍵穴に差し込んだ鍵を他方向(反時計回り)へ回動すると、前部施錠杆が上動して前面扉3が開錠されるようになっている。
図1に戻り、前面扉3の左側枠部の上下両端には第2ピン(図示省略)が設けられており、これら両第2ピンを本体枠2の左側枠部に突設した上下の支持板2aに軸支することによって、前面扉3を本体枠2に対して開閉自在に支持する第2ヒンジ機構が構成されている。前面扉3には遊技盤7の盤面に対向する大きな開口3aが開設されており、この開口3aは透明板4によって塞がれている。前面扉3の前面上部には比較的小型のスピーカ12が左右に1個ずつ配設されており、これらスピーカ12と前述した大型のスピーカ6とによって遊技に関する様々な効果音を発するようになっている。また、前面扉3の前面下部には、遊技盤7の裏面に配設された賞球払出装置(後述する)から払い出された遊技球を収容する上段受皿13と、上段受皿13から排出された遊技球を収容する下段受皿14とが設けられており、下段受皿14の右側方には発射装置10の発射強度を調整するための操作ハンドル15が配設されている。さらに、上段受皿13の中央部前方には後述する可動演出ユニット16が配設されており、この可動演出ユニット16の右側方には演出履歴等の各種情報を検索したり入力する十字キーユニット17が配設されている。
図3に示すように、このパチンコ機の背面側には、遊技に関する主要な処理を行う主制御基板18と、主制御基板18からの指令を受けて可変表示装置51やスピーカ等の各種装置を制御する副制御基板19と、前述した賞球払出装置20と、主制御基板18からの指令を受けて賞球払出装置20を制御する払出制御基板21と、操作ハンドル15の回動量に応じて発射装置10の作動を制御する発射制御基板22と、大当たり回数等の各種情報を遊技場のホールコンピュータに出力する外部端子基板23等が設けられている。主制御基板17には、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶および記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等が実装されており、このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。
図4〜図8に示すように、前述した可動演出ユニット16は、中央部に上下に貫通する貫通孔を備えるケース本体を形成するよう上下に組合せられる上ケース24および下ケース25と、下ケース25の下面に形成される当該貫通孔の開口を覆うように下方部に位置させてネジ止め固定されたカバー26と、上ケース24の上面に形成される当該貫通孔の開口(円形孔24a)から上方へ突出する回転可能な外装リング体27と、外装リング体27のリング中央領域に位置するよう支持された押圧ボタン28と、外装リング体27を回転可能かつ押圧ボタン28を押下した際に上下動可能とするよう当該貫通孔に挿入され支持された伝達軸29と、伝達軸29の外周部に設けた溝つき軸(Dカット)部に対し溝つき孔(Dカット)を備える中継体42を挿入して上下動可能に連結させると共に、当該伝達軸29の回転に伴って回転可能となる回転筒体30と、回転筒体30の外周面に刻設されたギア30aと噛合し当該回転筒体30を回転させる平歯車31と、カバー26に取り付けられて平歯車31を正方向または逆方向に回転駆動するモータ32等によって主として構成されている。
上ケース24と下ケース25とを上下に組合せたケース本体およびカバー26は積層状態で一体化されており、これら複数の部材によって支持体が構成されている。この支持体は、遊技球を貯留する上段受皿13の前面側に設けられた取付け用開口(凹所)に挿入して固定させるためのユニット構成部材となる。上ケース24は、上段受皿13に支持体が固定された際に外表面に露出して装飾機能を有するようになっているが、下ケース25とカバー26は上段受皿13の凹所内に支持体が収納されて装着された際には外部から見えないようになっている。
上ケース24の上面には円形孔24aが開設されるとともに、外周方向に突出する鍔状のスカート部24bが設けられており、この上ケース24のスカート部24bを含む外表面には装飾用の樹脂メッキが施されている。下ケース25には、円形孔24aの内周および内周縁下面に対向する環状壁25aと、環状壁25aの内部を上下に2分するようその環状内壁面から中心部に向かって突出する隔壁25bとが設けられており、隔壁25bの中央部には下方向に向かって上下に延びる筒状部25cが形成されている。
カバー26は上面を開放した有底形状の樹脂成形品であり、このカバー26の内底面と下ケース25の下面との間に収納空間Sが画成されている。またカバー26は、上段受皿13の凹所内に収納された後に、所定の固定パーツによって凹所内に固定維持させるための取付け用固定部がその外表面側部に設けられている。図9と図10に示すように、カバー26には平面視円形孔となる有底筒状の第1凹部26aと第2凹部26bが並設されており、第2凹部26bは第1凹部26aに比べると小径で深溝に形成され、双方の凹部の上面を高さ方向において略同一にして連続的に囲むようにした平面視略ひょうたん形状のひょうたん皿状部26eがカバー26の内底面を構成するものとして備えるようにしている。また、カバー26のひょうたん皿状部26eにおける第2凹部26b側の上面には円形孔と略同心円となるように包囲する円環状の突起26cが立設されており、この突起26cは上端にアールを付けた尖鋭状に形成されている。さらに、カバー26のひょうたん皿状部26eにおける第2凹部26b側の上面外周には、開放端側に向かって立設される周壁の上部に取付面26dが形成されており、後述するように、この取付面26dにモータ32が組付け可能な係合部が設けられており、その組み付け後にネジ止め固定されるようになっている。ネジ止め固定されたモータ32の駆動本体部(32b)は、図6に示すように、上ケース24のスカート部24bの下面から取付面26dまでの高さ空間αに配置され、スカート部24bの下面とモータ32の駆動本体部(32b)の上面は近接するように設けられている。なお、この高さ空間αを設けることによって、後述するスプリング41、第1光センサ47、第2光センサ48や回路基板44を上下方向に配設可能とする構成となるようにし、ケース本体の高さ方向をコンパクトとなるようにしている。
外装リング体27は、外表面に装飾用の樹脂メッキが施されると共に、光透過性窓部を備える上部リング33と、その上部リング33を組み込み可能とする切り欠き外周部を上側に備えると共に、光透過性樹脂で成形された下部リング34とからなり、下部リング34の切り欠き外周部において上部リング33を上下方向に係合させた後にネジ止めにより一体化されている。上部リング33の上面には光透過性窓部を備える円環状天板の内側領域となる円形の開口33aが穿設されており、この開口33aから押圧ボタン28が外部に露出して遊技者によって押圧可能とさせるようにしている。また、上部リング33の円環状天板の下面には複数本のボス33bが所定角度ごとの間隔を空けてそれぞれ垂設されており、下部リング34の内周面には各ボス33bと対向するように上下に延びる複数の受部34aが突出形成されている。
外装リング体27の内側に形成される内部空間には上段円筒体35と下段円筒体36が同軸上となるように上下配置されており、これら上段円筒体35と下段円筒体36の内側に形成される内部空間には回転板37が配置されている。上段円筒体35は表面に樹脂メッキを施した遮光性部材であり、その外周面には所定角度ごとの間隔を空けて複数の凹溝35aが上下に延びるようにして形成されており、内周面には所定角度ごとの間隔を空けて複数の環状段部35bと複数の係合突部35cが突出高さを異ならせつつ上下に連続するようにしてそれぞれ突出形成されている。一方、下段円筒体36に樹脂メッキは施されていないが、その内周面に遮光性機能をも兼ね備える反射リング38が組み込まれている。この下段円筒体36の外周面の上部には所定角度ごとの間隔を空けて板片状の複数の位置決め突部36aの突出形成されており、内周面の上部には所定角度ごとの間隔を空けて板片状の複数の係合突部36bが突出形成されている。
押圧ボタン28はその中央部天面が少なくとも光透過性を有する樹脂成形品であり、この押圧ボタン28の外周には上部リング33の円環状天板の下面に当接する鍔部28aが突出形成されており、鍔部28aには所定角度ごとの間隔を空けて複数の切欠部28bが形成されている。上段円筒体35は押圧ボタン28の鍔部28aと下段円筒体36との間に介設されており、下段円筒体36の位置決め突部36aは下部リング34の内周面の下部から突設される受部34aに当接している。そして、上部リング33のボス33bを押圧ボタン28の切欠部28bと上段円筒体35の凹溝35aに係合させた状態で、上部リング33と下部リング34をネジ止め固定することにより、押圧ボタン28と上段円筒体35および下段円筒体36の三者が上部リング33と下部リング34との間に挟持・固定されるようになっている。
押圧ボタン28の中央部天面の真下位置に円盤状の導光板39が視認可能となるよう配置されており、この導光板39の上面にはレンズカット加工が施されている。導光板39の外周面の下部には所定角度ごとの間隔を空けて複数のフック部39aが下方へ垂設されるように形成されており、これらフック部39aを上段円筒体35の環状段部35bに係止することにより、導光板39は上段円筒体35に固定されている。
回転板37は光透過性樹脂からなる円盤状の成形品であって、その外周面には所定角度ごとの間隔を空けて複数の係合凹部37aが上下に延びるように形成されており、これら複数の係合凹部37aに上段円筒体35の複数の係合突部35cと下段円筒体36の複数の係合突部36bがそれぞれ対応して挿入されている。また、回転板37の中心には溝つき孔におけるDカット面を有する軸孔37bが設けられており、この軸孔37bに同じく溝つき軸部におけるDカット面を有する伝達軸29の上端部が挿入されている。これにより伝達軸29の回転が回転板37に伝達されると共に、回転板37の回転が上段円筒体35と下段円筒体36を介して外装リング体27や押圧ボタン28に伝達され、それらが連動して回転するようになっている。
回転板37と下ケース25の間には検知体40が介設されており、この検知体40は下ケース25の筒状部25cに巻回されたスプリング41の弾発力によって上方へ付勢されている。検知体40の外周面には遮光板40aが上下に延びるように突出形成されており、この遮光板40aは後述する第1光センサ47の光路に対して出入可能となっている。
伝達軸29は一対の軸受50を介して下ケース25の筒状部25cに支持されており、前述したように、伝達軸29の上端部は回転板37の軸孔37bに挿入されている。また、伝達軸29の下端部は下ケース25の筒状部25cを挿通して収納空間Sの内部に突出しており、この伝達軸29の下端部には中継体42が連結されている。中継体42の中心には溝つき穴におけるDカット面を有する軸孔42aが設けられており、この軸孔42aに同じく溝つき軸部におけるDカット面を有する伝達軸29の下端部が挿入されている。なお、伝達軸29の上下両端にそれぞれEリング43が取付られているため、これらEリング43によって回転板37と中継体42は伝達軸29から脱落しないようになっている。
中継体42の外周面には三叉形状の係合片42bが120度の角度ごとにそれぞれ3方向の放射状に突出するように形成されており、これら係合片42bは回転筒体30に設けられた三叉形状の係合溝30bに上下動可能に挿入されている。すなわち、伝達軸29と回転筒体30は中継体42を介してスプライン結合されており、回転筒体30の回転運動は中継体42を介して伝達軸29が回転するように伝達されるが、伝達軸29の軸線方向の直線運動は中継体42の係合片42bが係合溝30b内を上下動することで吸収され、伝達軸29が上下動しても回転筒体30は上下動しないよう位置決め支持されている。
回転筒体30の底面には、第1凹部26a側の円形孔の径よりも一回り大きく、かつ略同心円となるように包囲する円環状の突起30dが垂設されており、この突起30dは下端にアールを付けた尖鋭状に形成されている。そして回転筒体30は、カバー26のひょうたん皿状部26eにおける第1凹部26a側の上面を摺動面とし、当該第1凹部26a側の円形孔の周囲となる上面に回転可能に載置されており、前述したように、回転筒体30の下部外周面にギア30aが刻設され、そのギア30aがひょうたん皿状部26eにおける第2凹部26b側の周囲に露呈しつつ回転するようにしている。また、回転筒体30の上端部に切欠部30cが形成されており、この上端部は後述する第2光センサ48の光路内に挿入されている。したがって、回転筒体30の回転に伴って第2光センサ48から切欠部30cの有無に応じた信号が出力され、その出力信号に基づいて回転筒体30の回転状態または回転位置の情報を検出できるようになっている。なお、回転筒体30から中継体42、伝達軸29、回転板37等を介して外装リング体27(上部リング33と下部リング34)に至る各部材によって押圧可能な押圧ボタン28の周囲に配置された回転可能なリング部材が構成されている。
下ケース25の隔壁25bの下面に回路基板44を載置して取り付けられており、伝達軸29が回転または上下動した場合でも、その動力が回路基板44へ伝達されないようにしている。この回路基板44の上面に2種類のLED45,46が円環状に配置される内側領域とその内側領域よりも径の大きい円環状となるように配置される外側領域にそれぞれ区分け配列されて実装されている。なお、隔壁25bには、2種類のLED45,46の配置に対応して開口が設けられ、光透過を許容させるようにしている。回路基板44の内側領域に実装された円環状配列の各LED45の光は回転板37と導光板39を透過して押圧ボタン28の中央部天面をメインにして照射される。また、回路基板44の外側領域に実装された円環状配列の各LED46の光は外装リング体27の円環状天板をメインとするように下段円筒体36の下面に照射される。その照射の際、上段円筒体35の表面に遮光用の樹脂メッキが施されていると共に、下段円筒体36の内周面に反射リング38が組み込まれているため、押圧ボタン28の中央部天面から出射されるLED45の光と下段円筒体36の下面から外装リング体27の円環状天板へと出射されるLED46の光が干渉しないようになっている。回路基板44の上面には第1光センサ47が実装されており、図7に示すように、第1光センサ47は隔壁25bを貫通して検知体40の遮光板40aと対向している。また、回路基板44の下面には第2光センサ48が実装され、図6に示すように、この第2光センサ48の光路内に回転筒体30の上端部が挿入されている。
平歯車31は一方の平面中央部側から外方に向かって突出する円筒状のボス31aを有する公知のボス付き歯車である。そのボス31aの外周の大きさは第2凹部26bの内周よりも一回り小さく、その外周全体が第2凹部26b内に収納可能される大きさとなっている。そのボス31aの内側空間となる溝つき孔として、Dカット面を有する取付孔31bが上下に延びるように設けられていると共に、ボス31aの周面に取付孔31bに達するネジ孔31cがDカット面の延びる方向と交差する方向で貫通するように穿設されている。モータ32の回転軸32aには取付孔31bへ挿通可能とするDカット面が施されており、この回転軸32aを取付孔31b挿入してスプライン結合した後、ネジ孔31cにイモネジ49を螺入して回転軸32aに圧接させることにより、平歯車31がモータ32の回転軸32aに固定されるようになっている。
モータ32は駆動本体部(32b)から突出する回転軸32aを鉛直方向の下側に向けた姿勢でカバー26の取付面26dにネジ止め固定されており、平歯車31はボス31aを第2凹部26b内に挿入した状態で回転軸32aに固定されている。また、前述したようにカバー26のひょうたん皿状部26eにおける第1凹部26a側の上面には回転筒体30が回転可能に搭載されており、この回転筒体30のギア30aに平歯車31の歯部31dが回転筒体30のギア30aに噛合しているため、モータ32の回転が平歯車31を介して回転筒体30に伝達される。ここで、図11(a)に示すように、平歯車31はカバー26のひょうたん皿状部26eにおける第2凹部26b側の上面および突起26cの上端部(尖鋭状のアール)に接触しておらず、カバー26の内底面に設けられた突起26cと平歯車31の下面との間に所定の間隔Gが確保されている。この間隔Gはギア30aと歯部31dの噛み合い代に応じて適宜の値に設定されるが、間隔Gの存在によって平歯車31がカバー26と非接触状態に維持されるため、平歯車31はカバー26との接触に基づく摩擦抵抗を受けることなくスムーズに回転可能となっている。
このように構成されたパチンコ機において、始動入賞などの所定契機に応じて抽選される結果に基づいて実行される所定演出(スーパーリーチ)時などに遊技盤7に配設された可変表示装置51の表示画面に抽選結果を報知するための特定の図柄が変動表示された際、その変動表示の終了前の所定タイミングで可動演出ユニット16のモータ32に通電して回転動作させると、モータ32の回転が平歯車31を介して回転筒体30に伝達されると共に、回転筒体30の回転が中継体42から伝達軸29や回転板37等を介して外装リング体27に伝達されるため、上ケース24から突出する外装リング体27が押圧ボタン28と一緒に回転動作される。このとき、演出の一態様として回路基板44上の各LED45,46に通電して点灯状態にすると、押圧ボタン28からLED45の光が出射されると共に、下段円筒体36からも別のLED46光が出射されるため、これら出射光と前述した回転動作によって遊技者に対し可動演出ユニット1を操作するように促す、または抽選結果に対する信頼度報知を行うことができる。
この状態で遊技者が押圧ボタン28を押圧操作すると、リング部材の構成部材である外装リング体27や回転板37等も押圧ボタン28と一緒に下方へ押し込まれるため、回転板37の真下に配置された検知体40がスプリング41の弾発力に抗して下方へ移動する。その結果、検知体40の遮光板40aが第1光センサ47の光路内に進入し、第1光センサ47から検知信号が出力されるため、この出力信号に基づいて抽選結果を図柄変動終了時に報知する前の予告報知の演出を開始させたり、演出図柄を停止させたり可動役物装置を動作させる等、押圧ボタン28に対する押圧操作と表示画面上での表示演出とを関連付けることができる。
上記したような遊技者による押圧ボタン28の押圧操作が経年的に繰り返され、特に、遊技に夢中になった遊技者が押圧ボタン28を強打するという行為が繰り返し行われると、可動演出ユニット1に作用する大きな衝撃力によって平歯車31のネジ孔31cに螺入されたイモネジ49が緩んでしまうことがある。その結果、平歯車31はモータ32の回転軸32aに沿って滑り落ちるが、図11(b)に示すように、間隔Gがゼロになった時点で、平歯車31の下面がカバー26の内底面に設けられた尖鋭状の突起26cに受け止められるため、回転筒体30のギア30aと平歯車31の歯部31dとの噛合状態は維持される。したがって、この状態でモータ32が回転動作されると、平歯車31は突起26cと低い摩擦力で接触しながら回転し、イモネジ49が緩む前と同じように、回転筒体30との噛合状態を維持したまま平歯車31をスムーズに回転させることができる。
以上説明したように、本実施形態例に係るパチンコ機(遊技機)は、上段受皿13に配設された可動演出ユニット16が、遊技者によって押圧操作される押圧ボタン28と、この押圧ボタン28の周囲に配置された回転可能な外装リング体27(上部リング33と下部リング34)と、外装リング体27と一体的に回転する回転筒体30と、外装リング体27の駆動源であるモータ32等を備えており、回転筒体30のギア30aと噛合するボス付きの平歯車31をモータ32の回転軸32aにイモネジ49を用いて固定すると共に、支持体であるカバー26の内底面に平歯車31の下面と間隔Gを存して対向する尖鋭状の突起26cを設けてある。このような構成を採用することにより、イモネジ49が押圧ボタン28を強打したときの衝撃等によって緩んだとしても、回転軸32aに沿って落下する平歯車31の下面が突起26cで受け止められるため、突起26cと低い摩擦力で接触させながら平歯車31をスムーズに回転させることができ、回転筒体30と平歯車31の噛合状態を長期に亘って安定的に維持することができる。
また、本実施形態例では、外装リング体27を回転可能に支持するケース本体(上ケース24と下ケース25)と、このケース本体に収納空間Sを介して一体化されたカバー26とによって支持体が構成され、平歯車31とモータ32を収納空間Sの内部に収納すると共に、突起26cがカバー26の内底面に設けられているため、予めカバー26に平歯車31とモータ32を組み込んだ後、このカバー26をケース本体の下ケース25に固定することが可能となり、モータ32から外装リング体27に至る動力伝達機構を簡単に組み立てることができる。
ただし、支持体は必ずしも上ケース24と下ケース25およびカバー26の3部材で構成されなくても良く、例えば、上ケース24と下ケース25を一体成形品としたり、上記の3部材よりも多くの部材で支持体を構成することも可能である。また、モータ32は回転軸32aを鉛直方向の下側に向けた姿勢であれば支持体のいずれの部位に取り付けることが可能であり、例えば、モータ32をカバー26の替わりに下ケース25の下面に取り付けるようにしても良い。
また、本実施形態例では、上ケース24から突出して押圧ボタン28を支持する外装リング体27(上部リング33と下部リング34)と、カバー26の内底面に回転可能に載置されて外周面にギア30aを有する回転筒体30と、外装リング体27と回転筒体30を連結する伝達軸29等によってリング部材が構成されており、この伝達軸29が下ケース25に回転可能かつ上下動可能に支持されていると共に、収納空間Sの内部で伝達軸29の下端部が回転筒体30にスプライン結合されているため、押圧ボタン28の押圧操作に伴って外装リング体27や伝達軸29が下方へ移動したとき、伝達軸29の軸線方向の移動がスプライン結合によって吸収されて回転筒体30に伝わらず、押圧ボタン28の押圧操作時にも回転筒体30と平歯車31の噛合状態を確実に維持することができる。よって、押圧ボタン28が連続的に複数回押圧操作される、または興奮して強打されること等に基づいて衝撃エネルギーが連続的に多発、または比較的に強い衝撃エネルギーが発生しても平歯車31に伝達されにくくしたため、当該平歯車31がイモネジ49の緩みによって落下すること自体を抑制する効果を図ることができる。また、上面に2種類のLED45,46が設けられる回路基板44は、伝達軸29が回転または上下動した場合でも、その動力が伝達されないようにしているため、イモネジ49の緩みによって落下した平歯車31が回転する場合であっても、リング部材を回転させる際の負荷が少なくなるようにしている。
しかも、伝達軸29の下端部に中継体42を取り付け、この中継体42に設けた係合片42bを回転筒体30に設けた係合溝30bに上下動可能に挿入することにより、伝達軸29と回転筒体30が中継体42を介してスプライン結合されるようになっているため、ギア30aを有する回転筒体30を容易に成形することができる。
また、本実施形態例では、カバー26の内底面にモータ32の回転軸32aに沿って延びる第2凹部26bを形成し、この第2凹部26bの上端部に円環状の突起26cが立設されているため、イモネジ49の緩みによって落下した平歯車31をギア30aとの噛合状態(回転エネルギーを伝達させるため)に好適な安定した姿勢に受け止めることができる。なお、平歯車31が落下したときにおいても、噛合状態が維持された平歯車31によって回転筒体30を回転させた際に、ギア30aまたは平歯車31が刃こぼれしない程度の噛み合いが維持されるように、その平歯車31が落下可能な距離を規定するようにしている。本実施形態例では、図11に示すように、ギア30aの高さβに対して半分以下の距離(間隔G)しか平歯車31が落下できないように、ひょうたん皿状部26eにおける第2凹部26b側の上面に対し円環状の突起26cの突出高さが設定されている。また、突起26cの突出態様は必ずしも円環状でなくても良く、例えば、カバー26の内底面に直線状や円弧状の突起を1つまたは複数点在させることも可能であり、要は、平歯車31の下面と間隔Gを存して対向する支持体(カバー26)に設けられていれば良い。また、突起26cの円環状における直径の大きさを互いに変えて、同心円状に多重にして立設させるように設けたり、渦巻き状に突起26cを立設させるようにし、落下時の平歯車31とギア30aとの噛合によって回転させる際において好適な姿勢となるように設計しても良い。
なお、上記実施形態例では、Dカット面を施した回転軸32aをDカット面を有する取付孔31bに嵌挿することにより、モータ32の回転軸32aと平歯車31の取付孔31bとをスプライン結合するようにしているが、平歯車31とモータ32とは回転軸32aの軸線方向に移動可能で回転方向に動力伝達されるようになっていれば良く、例えば、Dカット面の替わりにダブルDカット面やセレーションを用いたスプライン結合を採用することも可能である。
また、上記実施形態例では、可動演出ユニット16を上段受皿13に設けた場合について説明したが、遊技者がボタン操作可能な遊技機の他の筺体構成部分に展開して設けることも可能である。
また、上記実施形態例では、本発明による可動演出ユニット16をパチンコ機に適用した場合について説明したが、スロットマシン等の他の遊技機に適用することも可能である。
13 上段受皿
16 可動演出ユニット
24 上ケース
25 下ケース
25a 環状壁
25b 隔壁
25c 筒状部
26 カバー
26a 第1凹部
26b 第2凹部
26c 突起
26d 取付面
27 外装リング体
28 押圧ボタン
29 伝達軸
30 回転筒体
30a ギア
30b 係合溝
30c 切欠部
31 平歯車
31a ボス
31b 取付孔
31c ネジ孔
31d 歯部
32 モータ
32a 回転軸
33 上部リング
34 下部リング
35 上段円筒体
36 下段円筒体
37 回転板
37b 軸孔
38 反射リング
39 導光板
40 検知体
40a 遮光板
41 スプリング
42 中継体
42a 軸孔
42b 係合片
44 回路基板
45,46 LED
47 第1光センサ
48 第2光センサ
49 イモネジ(ネジ)
G 間隔
S 収納空間

Claims (4)

  1. 遊技者によって押圧操作される押圧ボタンと、この押圧ボタンの周囲に配置された回転可能なリング部材と、このリング部材に設けられたギアに噛合するボス付きの平歯車と、この平歯車を回転駆動するモータとを備え、遊技の抽選結果に係る演出内容に応じて前記モータを動作させるようにした遊技機において、
    前記モータをその回転軸が鉛直方向の下側を向くように支持体に取り付け、この回転軸を前記平歯車の取付孔に嵌挿してスプライン結合すると共に、前記ボスに螺合したネジによって前記平歯車を前記回転軸に固定し、
    前記支持体に前記平歯車の下面と間隔を存して対向する尖鋭状の突起を設け、前記ネジの緩みによって前記平歯車が前記回転軸に沿って落下したとき、前記平歯車の下面を前記突起に当接させて前記ギアと前記平歯車の噛合状態を維持するようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1の記載において、前記支持体が、前記リング部材を回転可能に支持するケース本体と、このケース本体に一体化されて収納空間を画成するカバーとを有し、前記モータと前記平歯車が前記収納空間の内部に収納されていると共に、前記突起が前記カバーの内底面に設けられていることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2の記載において、前記リング部材が、前記ケース本体から露出して前記押圧ボタンを支持する外装リング体と、前記カバーの内底面に載置されて外周面に前記ギアを有する回転筒体と、前記外装リング体と前記回転筒体を連結する伝達軸とによって構成されており、前記伝達軸が前記ケース本体に回転可能かつ上下動可能に支持されていると共に、前記収納空間の内部で前記伝達軸の下端部が前記回転筒体にスプライン結合されていることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記突起が前記回転軸を中心として円環状に形成されていることを特徴とする遊技機。
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