JP2644654B2 - 壁パネルおよび外壁構造 - Google Patents

壁パネルおよび外壁構造

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JP2644654B2 JP4124063A JP12406392A JP2644654B2 JP 2644654 B2 JP2644654 B2 JP 2644654B2 JP 4124063 A JP4124063 A JP 4124063A JP 12406392 A JP12406392 A JP 12406392A JP 2644654 B2 JP2644654 B2 JP 2644654B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造材として用い
られるパネルおよび外壁構造に関し、特に、寒地仕様
住宅の壁部に好適に用いられるパネルおよび外壁構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、寒冷地の住宅では、室内の暖房
により室内外に気圧差が生じ、この気圧差によって暖ま
った室内の空気が外部に流出したり、建材や柱等の隙間
から隙間風が流入したりして気密性が悪くなり、暖房効
率が低下することとなる。また、室内側の湿った空気が
壁体内に侵入すると、温度差によって湿気が壁体内で結
露し、壁体内の木部や柱が腐って劣化するおそれがあ
る。
【0003】そこで、従来、例えば構造材を構成する複
数のパネルを連結して建物を構築するパネル工法による
場合には、寒冷地仕様住宅において、図8に示すような
防湿構造がとられていた。
【0004】図において、符号60は壁パネルであり、
施工現場でこの壁パネル60が複数組み付けられて、住
宅の壁部が形成される。
【0005】そして、組み付けられた複数の壁パネル6
0の全体を覆うように室内側から防湿シートとしてのビ
ニールシート61が張り付けられる。
【0006】すなわち、室内の湿気が侵入する壁パネル
60間の隙間70をビニールシート61で覆うことによ
り、気密性の維持及び防湿性を図っている。
【0007】住宅の天井部においても同様に、天井材の
上にビニールシート61が張られ、天井部と床部の気密
維持及び防湿が図られていた。
【0008】また、別の防湿構造として、図9に示すよ
うに、ビニールシート61を壁パネル60よりもやや大
きめに形成して、このビニールシート61を壁パネル6
0間の隙間70を覆うようにして、各壁パネル60に一
枚ずつ張り付け、気密維持及び防湿を図ったものもあっ
た。
【0009】なお、図示せぬが一般の在来工法において
も、同様に防湿シートを用いて気密維持及び防湿を図る
ようにしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の防湿構
造では、いずれにしても、壁パネル60等のパネルと防
湿用のビニールシート61とを工場で別々に製造し、施
工現場でビニールシート61を壁パネル60等の上に張
り付ける作業をしなければならないので、施工現場にお
ける作業が煩雑であり、作業に手間がかかるという問題
があった。
【0011】また、ビニールシート61は傷つき易いも
のであった。
【0012】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、寒冷地仕様住宅において完全
な気密維持及び防湿を図ることができ、しかも施工現場
における作業の省力化を図ることができ、更には防湿シ
ートを傷つけることのないパネルおよび外壁構造を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、複数枚連設されて外壁を構築
する壁パネルであって、方形状に枠組した芯材と、前記
芯材の室内側の面を覆って取付けられた室内側の面材お
よび前記芯材の室外側の面を覆って取付けられた室外側
の面材と、前記室内側の面材と前記芯材の間にのみ取付
けられ、前記室内側の面材を覆う防湿シートと、を有
し、前記防湿シートは、前記室内側の面材よりはみ出す
はみ出し部を一体に備えていることを特徴とする。
【0014】また、請求項2記載の発明は、複数の壁パ
ネルを連設して構築された外壁構造において、前記壁パ
ネルは、方形状に枠組した芯材と、前記芯材の室内側の
面を覆って取付けられた室内側の面材および前記芯材の
室外側の面を覆って取付けられた室外側の面材と、前記
室内側の面材と前記芯材の間にのみ取付けられ、前記室
内側の面材を覆う防湿シートと、を有し、前記防湿シー
トは、前記室内側の面材の裏面および前記芯材の表面に
防湿接着剤を介して接着され、前記室内側の面材よりは
み出すはみ出し部を備え、このはみ出し部は、前記芯材
の端面に沿って折り曲げられ、隣接される壁パネル同士
は、一方の壁パネルのはみ出し部を介在して連設されて
いることを特徴とする。
【0015】
【作用】前記構成のパネルにおいては、室内側の面材
と芯材の間にのみ防湿シートが張り付けられて、防湿シ
ートが一体化されているので、施工現場でパネル自体
を組み付ければ、必然的に防湿シートが取り付けられ、
現場作業の手間が省かれる。そして、室内の湿った空気
がパネル内に流出することが防止され、かつパネル内と
外部との空気の流通は妨げられないので、住宅の気密維
持及び防湿が図られる
【0016】さらに、防湿シートが面材の裏面に張り付
けられているので、運搬時や現場作業時に建築用パネル
が他の構造材と干渉しても、面材裏側の防湿シートは何
ら傷付くことはなく、パネルの気密性及び防湿性に対
する信頼性が向上する。
【0017】また、この防湿シートは、室内側の面材よ
りはみ出すはみ出し部を一体に備えていることにより、
その連設の際に、はみだし部を折り曲げて隣接する壁パ
ネルとの間に介在させることができ、このはみ出し部が
隣接される壁パネル端面と密着し重なるので、壁パネル
間に隙間が生じず、防湿性および気密性が大変高い外壁
構造を得ることができる。 さらに、請求項2記載の発明
に係る外壁構造にあっては、同様に、はみ出し部を介在
させて壁パネルを連設することにより、防湿性および気
密性が大変高い外壁構造を得ることができ寒冷地仕様住
宅における気密性及び防湿性をより一層高めることがで
きる。加えて、外壁構造を構成している壁パネルが備え
る防湿シートが、その両面を防湿性の接着剤によってそ
れぞれ芯材および室内側の面材に接着されていることに
より、防湿性をより向上させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0019】図1は本発明の第一実施例に係る建築用パ
ネルを一部破断して示す斜視図であり、図2はその断面
図である。
【0020】本実施例では建築用パネルの一例として、
壁パネル2を示しており、この壁パネル2の長さ及び幅
は壁パネル2が組み付けられる部位に対応して設定され
る。
【0021】壁パネル2は、長方形に組み付けられ縦芯
材3と横芯材4とをパネル剛性用の芯材5として枠組み
されており、この芯材5の室内側の面および室外側の面
である表裏両面には、芯材5の外形と同一形状の面材と
して、室内側の面材である合板6および室外側の面材で
ある合板7が張り付けられている。
【0022】そして、一方の合板6の裏には、気密性及
び防湿性に優れた酢酸ビニル系の接着剤10を介して、
合板6と同一形状に形成された防湿シートとしてのビニ
ールシート8が接着され、このビニールシート8の裏面
が、芯材5の表面に防湿性に優れた酢酸ビニル系の接着
剤9を介して接着されることにより、一体化されるよう
になっている。
【0023】図3は、建築用パネルとしての床ネル1
2を断面で示している。
【0024】床パネル12の長さ及び幅は、床パネル1
2が組み付けられる部位に対応して、例えば1820m
m及び910mmに設定されている。
【0025】この床パネル12も、壁パネル2とほぼ同
様に、長方形に枠組みされた縦芯材13と横芯材14と
を芯材15とし、この芯材15の上面に面材としての合
板16が取付けられ、この合板16の裏面に防湿シート
としてのビニールシート18が張り付けられるようにな
ている。具体的には、防湿性に優れた酢酸ビニル系の接
着剤20を介して芯材15と同一形状のビニールシート
18が張り付けられ、ビニールシート18の上面に、防
湿性に優れた酢酸ビニル系の接着剤19を介して合板1
6が張り付けられて一体化されるようになっている。
【0026】図示しないが、天井部を構成する場合にお
いても、前記床パネル12とほぼ同様の構造をとること
ができる。
【0027】上述したように壁パネル2、床パネル12
が構成されているので、ビニールシート8、18を工場
で一体的に製造することができる。したがって、壁パネ
ル2、床パネル12とビニールシート8、18との関係
において、実質上、製品ばらつきのない規格化された建
築用パネルが工場で一括して製造され得る。
【0028】また、ビニールシート8、18が合板6、
16の内側に隠されているので、壁パネル2、床パネル
12を作業現場に運搬する際に、壁パネル2、床パネル
12に他の建築材がぶつかっても、ビニールシート8、
18が合板6、16で保護され、傷付くことはない。
【0029】ここで、施工現場における壁パネル2、床
パネル12の組み付け状態について図4を参照して説明
する。
【0030】図において符号40は基礎であり、この基
礎40上に台輪41が載置固定され、アンカボルト42
が埋め込まれている。また、43は土台44が載置され
た独立基礎である。
【0031】床パネル12は、これらの基礎40、43
上に敷き詰められる。詳しくは、床パネル12の合板1
6の側を上向きにして、縁部下端が台輪41及び土台4
4に載置固定され、この床パネル12の隣に合板16側
を上向きにした別の床パネル12が当接されて接着され
る。このように、複数の床パネル12が順次基礎40、
43上に敷き詰められ、その外周にアンカボルト42を
挟んで半土台45が取り付けられる。
【0032】これにより、この住宅の床部を構成する上
側の合板16裏面がビニールシート18で覆われ、床部
の気密維持及び防湿が図られる。
【0033】一方、壁パネル2は、複数枚横並びで接着
され、圧締された後、床パネル12上に組付られる。即
ち、連結した壁パネル2の一方の合板6を室内側に向け
た状態で、壁パネル2が床パネル2上に立てられ、下側
の横芯材4の図示しない孔にアンカボルト42が挿通さ
れボルト締めされて、立設固定される。
【0034】これにより、住宅の壁部室内側面全体が合
板6裏側のビニールシート8で覆われ、壁部の気密維持
及び防湿が図られる。
【0035】このように、床パネル12および壁パネル
2を取り付ければ、必然的にビニールシートも張り付け
られるので、図8や図9に示した従来例のように、施工
現場でビニールシートと壁パネル、床パネルとを別々に
取り付ける作業を必要としない。このため、本実施例の
建築用パネルを用いれば、施工現場における作業の省力
化を図ることができると共に、寒冷地仕様住宅において
完全な気密維持及び防湿を図ることができる。
【0036】また、前記のように、壁パネル2、床パネ
ル12を現場で取り付け作業する際に、これらパネル
2、12の表面に作業工具等が当たっても、ビニールシ
ート8、18が合板6、16の内側に隠されているの
で、ビニールシート8、18は合板6、16で保護され
る。したがって、壁パネル2、床パネル12のビニール
シート8、18の破損防止が完全に保証されているの
で、ビニールシート8、18の気密性及び防湿性に対す
る信頼性は高くなっている。
【0037】なお、本実施例では面材として合板6、
7、16を用いたが、これに限るものではなく、例え
ば、セメント板等を用いても良い。
【0038】また、防湿シートとしてビニールシート
8、18を用いたが、これに限らず、ポリプロピレンフ
イルム、ポリエチレンフイルム等の合成樹脂フイルム又
はシート、あるいは防湿紙等の気密性及び防湿性を有す
るフイルム又はシートでも良い。
【0039】さらに、接着剤9、10、19、20とし
ては酢酸ビニル系のものでなくとも、面材と防湿シート
とを密着接合できかつ防湿性に優れたものであれば、こ
れに限るものではない。例えば、酢ビ・アクリル系、エ
チレン・酢ビ系、アクリル・エチレン系、ウレタン系等
の接着剤を用いることができる。
【0040】次に、本発明の第二実施例について説明す
る。
【0041】図5は本発明の第二実施例に係る建築用パ
ネルを示す斜視図である。
【0042】本実施例では、建築用パネルとして壁パネ
ル21を示しており、この壁パネル21は防湿シートと
してのビニールシート28にはみ出し部31、32が形
成されている点が第一の実施例と異なる。すなわち、壁
パネル21は、長方形に組み付けられ縦芯材23と横芯
材24とをパネル剛性用の芯材25として枠組みされて
おり、この芯材25の室内側の面および室外側の面であ
る表裏両面には、芯材25の外形と同一形状の面材とし
て、室内側の面材である合板26および室外側の面材で
ある合板27が張り付けられている。そして、合板26
の裏には防湿シートとしてのビニールシート28を備え
る。
【0043】このビニールシート28は壁パネル21の
一方の面材としての合板2よりも所定面積だけ大きめ
に形成されており、このビニールシート28の隣り合う
一組の縁部が、壁パネル21の芯材25を構成する隣り
合う一組の縦及び横芯材23、24と一致するように
密性及び防湿性に優れた酢酸ビニル系の接着剤を介して
接着されて、ビニールシート28のはみ出し部31,3
2が壁パネル21の接合方向A,Bに所定長さだけはみ
出すように形成されている。そして、このビニールシー
ト28の表面に室内側の面材である合板26が気密性及
び防湿性に優れた酢酸ビニル系の接着剤を介して接着加
工されている。
【0044】この壁パネル21は、接合時に、ビニール
シート28のはみ出し部31又は32が接合方向で隣り
合う壁パネル21のビニールシート28の端部と重合す
るように接合される。
【0045】詳しくは、図6に示すように、図中左側に
位置する壁パネル21のビニールシート28のはみ出し
部31を壁パネル21の接合方向である図中右側に延出
させる。そして、このはみ出し部31の延出部に右隣り
接合する壁パネル21の左端部裏側を重ねる。この作業
を複数の壁パネル21の接合方向Aに順に行い、壁パネ
ル21を住宅の壁部に取り付ける。尚、図示せぬが、ビ
ニールシート28のはみ出し部31を右隣りの壁パネル
21左端部裏側に位置させずに、その左端部表側に位置
させることもできる。
【0046】これにより、壁パネル21のビニールシー
ト28のはみ出し部31が隣り合う壁パネル21の端部
と密着して重なるので、壁パネル21間に隙間が生じる
のを防止することができる。
【0047】したがって、この壁パネル21を用いれ
ば、室内の気密性がよりいっそう高められ、寒地仕様住
宅における気密性及び防湿性が向上する。
【0048】また、図示せぬが床パネルにおいても同様
の構成をとることができ、これにより床部の気密性及び
防湿性をよりいっそう高めることが可能である。
【0049】図7はB方向にも建築用パネル21を接合
した状態を示す。
【0050】この場合には、接合方向Aに上述した方法
で複数の壁パネル21が接合された後、既に接合された
壁パネル21のはみ出し部32上に、接合する壁パネル
21の下端部(図7の下方向)が載せられ、この下端部
が既に接合された壁パネル21の上端部に当接されて、
上下方向に隣り合う壁パネル21同士が接合される。こ
のようにして複数の壁パネル21が接合方向Bにも順に
接合される。
【0051】なお、本実施例では、ビニールシート28
のはみ出し部31、32を図5の矢印A,B方向にはみ
出すように形成したが、矢印A,Bと逆方向にはみ出す
ように形成しても良い。
【0052】なお、前記第一及び第二実施例において、
壁パネル2、21、床パネル12、に断熱材を挿入し
て、室内の断熱を図ることができることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建築用パ
ネルおいては、防湿材が一体化しているので、施工現場
で建築用パネルを組み付ければ、必然的に防湿シートが
取り付けられ、寒冷地仕様住宅の気密維持及び防湿を図
ることができると共に、現場作業の省力化を図ることが
できる。
【0054】さらに、防湿シートが面材の裏面に張り付
けられているので、運搬時や現場作業時に建築用パネル
が他の建築材と干渉しても、面材裏側の防湿シートは何
ら傷付くことはなく、建築用パネルの気密性及び防湿性
に対する信頼性が向上する。
【0055】また、防湿シートはみ出し部を有する
で、連設する際に、はみ出し部で隣り合う壁パネルの隙
間を覆うように、組み付けることができるので、防湿性
および気密性が大変高い外壁構造を得ることができる。
さらに請求項2記載の発明によれば、寒冷地仕様住宅に
おける気密性及び防湿性をより一層高めることができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る壁パネルを一部破断
して示す斜視図である。
【図2】第一実施例の壁パネルの断面図である。
【図3】第一実施例の床パネルを示す断面図である。
【図4】第一実施例の壁パネルおよび床パネルの組み付
け状態をを示す斜視図である。
【図5】本発明の第二実施例に係る壁パネルを示す斜視
図である。
【図6】第二実施例の壁パネルを連設方向に接合する状
態を説明するための概略説明図である。
【図7】第二実施例の建築用パネルを右方向及び上方向
に接合した状態を示す平面図である。
【図8】従来の壁パネルによる防湿構造を説明する概略
斜視図である。
【図9】他の従来例に係る防湿構造を示す概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
2、21 壁パネル 5、15、25 芯材 6、7、16、22、26 合板 8、18、28 ビニールシート 12 床パネル 31,32 はみ出し部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚連設されて外壁を構築する壁パネ
    ルであって、 方形状に枠組した芯材と、 前記芯材の室内側の面を覆って取付けられた室内側の面
    材および前記芯材の室外側の面を覆って取付けられた室
    外側の面材と、 前記室内側の面材と前記芯材の間にのみ取付けられ、前
    記室内側の面材を覆う防湿シートと、を有し、 前記防湿シートは、前記室内側の面材よりはみ出すはみ
    出し部を一体に備えている ことを特徴とする壁パネル。
  2. 【請求項2】 複数の壁パネルを連設して構築された外
    壁構造において、 前記壁パネルは、 方形状に枠組した芯材と、 前記芯材の室内側の面を覆って取付けられた室内側の面
    材および前記芯材の室外側の面を覆って取付けられた室
    外側の面材と、 前記室内側の面材と前記芯材の間にのみ取付けられ、前
    記室内側の面材を覆う防湿シートと、を有し、 前記防湿シートは、前記室内側の面材の裏面および前記
    芯材の表面に防湿接着剤を介して接着され、前記室内側
    の面材よりはみ出すはみ出し部を備え、 このはみ出し部は、前記芯材の端面に沿って折り曲げら
    れ、 隣接される壁パネル同士は、一方の壁パネルのはみ出し
    部を介在して連設されていることを特徴とする外壁構
    造。
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