JP2913367B2 - 地下室 - Google Patents
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、新設の住宅建物の床
下相当箇所や既設の住宅の庭あるいはカーポート下など
に埋め込み設置することで居住空間の拡張を図ったり、
家財品や食料品あるいは商店における在庫品などを収納
保管する場合等々に適用される地下室に関するものであ
る。
下相当箇所や既設の住宅の庭あるいはカーポート下など
に埋め込み設置することで居住空間の拡張を図ったり、
家財品や食料品あるいは商店における在庫品などを収納
保管する場合等々に適用される地下室に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の地下室は、一般に壁パネルと床
パネルと天井パネルとからボックス形に構成されてお
り、それら各パネルとしては、地下に埋設されることか
ら、土圧および載架荷重に対する十分な耐力のほかに、
断熱性、防音性、止水性、結露防止性など居室や各種物
品の収納室として安全、快適かつ適正に使用する上で多
くの性能が要求される。
パネルと天井パネルとからボックス形に構成されてお
り、それら各パネルとしては、地下に埋設されることか
ら、土圧および載架荷重に対する十分な耐力のほかに、
断熱性、防音性、止水性、結露防止性など居室や各種物
品の収納室として安全、快適かつ適正に使用する上で多
くの性能が要求される。
【0003】上記のような諸性能が要求される地下室に
おいて、上記各パネルとして、従来では、図9に示すよ
うに、互いに適当間隔を隔てて対向配置した外側鋼板3
0と内側鋼板31を、それら内外両鋼板30,31間に
所定のピッチ間隔で配置されたチャンネルやアングルな
どの形鋼からなる複数の補強部材32の内外両面に溶接
などにより一体に固定連結するとともに、上記内外両鋼
板31,30間に形成される空間全域に発泡ウレタンな
どの発泡性断熱材33を注入し充填したサンドイッチ構
造のパネルが採用されていた。
おいて、上記各パネルとして、従来では、図9に示すよ
うに、互いに適当間隔を隔てて対向配置した外側鋼板3
0と内側鋼板31を、それら内外両鋼板30,31間に
所定のピッチ間隔で配置されたチャンネルやアングルな
どの形鋼からなる複数の補強部材32の内外両面に溶接
などにより一体に固定連結するとともに、上記内外両鋼
板31,30間に形成される空間全域に発泡ウレタンな
どの発泡性断熱材33を注入し充填したサンドイッチ構
造のパネルが採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した構造の従来の
地下室では、各パネルの内外の鋼板31,30および補
強部材32が土圧および載架荷重に対する耐力部材とし
て働き、十分な耐力を有する一方、鋼板31,30と発
泡性断熱材33とのサンドイッチ構造によって断熱、防
音、止水の各性能もほぼ満足させることができるもの
の、内外の鋼板31,30が形鋼からなる複数の補強部
材32の内外両面に溶接などにより直接に固定されてい
るために、室内外の温度差によって上記形鋼からなる補
強部材32を通じて内外方向に熱貫流が起こり、暖房や
冷房などの空調効果にロスを招くだけでなく、内側鋼板
31の内面に結露現象を生じやすく、居室や各種物品の
収納室としての快適性や適性を損なうという問題があっ
た。
地下室では、各パネルの内外の鋼板31,30および補
強部材32が土圧および載架荷重に対する耐力部材とし
て働き、十分な耐力を有する一方、鋼板31,30と発
泡性断熱材33とのサンドイッチ構造によって断熱、防
音、止水の各性能もほぼ満足させることができるもの
の、内外の鋼板31,30が形鋼からなる複数の補強部
材32の内外両面に溶接などにより直接に固定されてい
るために、室内外の温度差によって上記形鋼からなる補
強部材32を通じて内外方向に熱貫流が起こり、暖房や
冷房などの空調効果にロスを招くだけでなく、内側鋼板
31の内面に結露現象を生じやすく、居室や各種物品の
収納室としての快適性や適性を損なうという問題があっ
た。
【0005】この発明は上記のような実情に鑑みてなさ
れたもので、十分な耐力および断熱性、防音性、止水性
を確保しながらも、内外方向の熱貫流にともなう空調ロ
スおよび結露現象の発生を防止することができる地下室
を提供することを目的としている。
れたもので、十分な耐力および断熱性、防音性、止水性
を確保しながらも、内外方向の熱貫流にともなう空調ロ
スおよび結露現象の発生を防止することができる地下室
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る地下室は、互いに適当間隔を隔てて
対向配置した外板と内板とを、それら内外両板間に所定
のピッチ間隔で配置された複数の補強部材を介して一体
に固定連結してなる壁パネルと床パネルと天井パネルと
からボックス形に構成される地下室ユニットの複数個を
接合・連結して構成される地下室において、上記各パネ
ルの外板が金属製板材から、かつ内板が非金属系板材か
ら構成されているとともに、上記補強部材が形鋼などの
金属補強材と該金属補強材の内端側に固定保持された木
製下地とからなり、この補強部材における上記金属補強
材の外面に密着させて上記金属製外板が固定されている
とともに、木製下地の内面側に上記非金属系内板が固定
され、かつ、上記補強部材の外周囲にはそれを取り囲む
ように断熱層が設けられ、他の内外両板間部分は空洞に
形成されており、また、上記複数個の地下室ユニット同
士で互いに隣接するユニットの対向する端部の外板各々
に固定された金属補強材のうち、一方の金属補強板にの
内端側には木製下地が固定保持されており、これら対向
する金属補強材を、それらの間にシール材を介在させて
締め付け固定することで隣接する地下室ユニット同士を
水密状態で接合するとともに、上記対向する金属補強材
および木製下地からなるユニット接合部の補強部材の外
周囲にもそれを取り囲んで露出しないように断熱層が形
成されているものである。
め、この発明に係る地下室は、互いに適当間隔を隔てて
対向配置した外板と内板とを、それら内外両板間に所定
のピッチ間隔で配置された複数の補強部材を介して一体
に固定連結してなる壁パネルと床パネルと天井パネルと
からボックス形に構成される地下室ユニットの複数個を
接合・連結して構成される地下室において、上記各パネ
ルの外板が金属製板材から、かつ内板が非金属系板材か
ら構成されているとともに、上記補強部材が形鋼などの
金属補強材と該金属補強材の内端側に固定保持された木
製下地とからなり、この補強部材における上記金属補強
材の外面に密着させて上記金属製外板が固定されている
とともに、木製下地の内面側に上記非金属系内板が固定
され、かつ、上記補強部材の外周囲にはそれを取り囲む
ように断熱層が設けられ、他の内外両板間部分は空洞に
形成されており、また、上記複数個の地下室ユニット同
士で互いに隣接するユニットの対向する端部の外板各々
に固定された金属補強材のうち、一方の金属補強板にの
内端側には木製下地が固定保持されており、これら対向
する金属補強材を、それらの間にシール材を介在させて
締め付け固定することで隣接する地下室ユニット同士を
水密状態で接合するとともに、上記対向する金属補強材
および木製下地からなるユニット接合部の補強部材の外
周囲にもそれを取り囲んで露出しないように断熱層が形
成されているものである。
【0007】上記構成の地下室において、対象とするパ
ネルが壁パネルおよび天井パネルの場合は、請求項2の
ように、上記補強部材における木製下地を内外方向で縦
横二段に形成し、そのうち内側の木製下地の内面にプラ
スターボードなどの非金属系内板を固定して、その内面
を仕上げ施工することが好ましく、また、対象とするパ
ネルが床パネルの場合は、一段の木製下地とし、その内
面にベニヤなどの非金属系内板を固定して、その内面に
フローリングやカーペットなどの仕上げ材を施工するこ
とが好ましい。
ネルが壁パネルおよび天井パネルの場合は、請求項2の
ように、上記補強部材における木製下地を内外方向で縦
横二段に形成し、そのうち内側の木製下地の内面にプラ
スターボードなどの非金属系内板を固定して、その内面
を仕上げ施工することが好ましく、また、対象とするパ
ネルが床パネルの場合は、一段の木製下地とし、その内
面にベニヤなどの非金属系内板を固定して、その内面に
フローリングやカーペットなどの仕上げ材を施工するこ
とが好ましい。
【0008】
【作用】この発明によれば、壁、天井および床の各パネ
ルが、金属製外板と非金属系内板とをそれら両板間に所
定のピッチ間隔で配置された複数の補強部材を介して一
体に固定連結してなる二重構造のものであるから、止水
性に優れているとともに、地下に埋設した際の土圧およ
び載架荷重に対して十分な耐力をもたせることが可能で
あり、また、内外両板間に形成される空間が空気断熱部
および振動伝播の減衰部となり、断熱性および防音性に
も優れている。加えて、内外両板を一体に固定連結する
ための補強部材が形鋼などの金属補強材と該金属補強材
の内端側に固定保持された木製下地とからなり、金属補
強材の外面に金属製外板が、かつ木製下地の内面側に非
金属系内板が各々固定され、さらに、上記複数個の地下
室ユニットの補強部材の外周囲及び水密状態に接合され
た隣接する地下室ユニット同士の接合部の補強部材の外
周囲にはそれを取り囲むように断熱層が設けられている
ので、室内外の温度差が大きくても、上記補強部材を通
じて内外方向の熱貫流が起こらず、暖房や冷房などの空
調ロスを抑制することができるとともに、内板の内面に
結露現象を生じることがなくなって、地下居室としての
快適性および地下収納室としての温度、湿度の安定性を
確保することができる。
ルが、金属製外板と非金属系内板とをそれら両板間に所
定のピッチ間隔で配置された複数の補強部材を介して一
体に固定連結してなる二重構造のものであるから、止水
性に優れているとともに、地下に埋設した際の土圧およ
び載架荷重に対して十分な耐力をもたせることが可能で
あり、また、内外両板間に形成される空間が空気断熱部
および振動伝播の減衰部となり、断熱性および防音性に
も優れている。加えて、内外両板を一体に固定連結する
ための補強部材が形鋼などの金属補強材と該金属補強材
の内端側に固定保持された木製下地とからなり、金属補
強材の外面に金属製外板が、かつ木製下地の内面側に非
金属系内板が各々固定され、さらに、上記複数個の地下
室ユニットの補強部材の外周囲及び水密状態に接合され
た隣接する地下室ユニット同士の接合部の補強部材の外
周囲にはそれを取り囲むように断熱層が設けられている
ので、室内外の温度差が大きくても、上記補強部材を通
じて内外方向の熱貫流が起こらず、暖房や冷房などの空
調ロスを抑制することができるとともに、内板の内面に
結露現象を生じることがなくなって、地下居室としての
快適性および地下収納室としての温度、湿度の安定性を
確保することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがって
説明する。図1はこの発明に係る地下室の一例であるユ
ニット式地下室の概要を示す斜視図である。
説明する。図1はこの発明に係る地下室の一例であるユ
ニット式地下室の概要を示す斜視図である。
【0010】図1において、1(1A,1B,……,1
N)は寸法や形状などを標準化して工場にて製作され、
所望容積に対応する任意数のものを施工現場に搬入して
地下に埋め込み設置される複数の地下室ユニットであ
り、これらユニット1の隣接するもの同士を後述する接
合構造を介して接合・連結することによって、所望大き
さの地下室が構成される。
N)は寸法や形状などを標準化して工場にて製作され、
所望容積に対応する任意数のものを施工現場に搬入して
地下に埋め込み設置される複数の地下室ユニットであ
り、これらユニット1の隣接するもの同士を後述する接
合構造を介して接合・連結することによって、所望大き
さの地下室が構成される。
【0011】上記各ユニット1は、図2および図3に示
すように、壁パネル2Aと床パネル2Bと天井パネル2
Cとからボックス形に構成されており、これら各パネル
2A,2B,2Cは、基本的に、鋼板などの金属製板材
からなる外板3とこの外板3に対して内側に適当間隔を
隔てて平行状に対向配置された非金属系板材からなる内
板4とを、これら内外両板4,3間に所定のピッチ間隔
で配置された複数の補強部材5を介して一体に固定連結
して構成されている。
すように、壁パネル2Aと床パネル2Bと天井パネル2
Cとからボックス形に構成されており、これら各パネル
2A,2B,2Cは、基本的に、鋼板などの金属製板材
からなる外板3とこの外板3に対して内側に適当間隔を
隔てて平行状に対向配置された非金属系板材からなる内
板4とを、これら内外両板4,3間に所定のピッチ間隔
で配置された複数の補強部材5を介して一体に固定連結
して構成されている。
【0012】上記補強部材5は、金属補強材、具体的に
は形鋼の一つであるチャンネル6と該チャンネル6の内
端フランジ部6a側寄りのウェブ部6bにその長手方向
に適当間隔置きに溶着されたL字状の下地止め部材7を
介して釘止めや接着手段などにて固定保持された木製下
地8とからなり、上記壁パネル2Aおよび天井パネル2
Cの場合は、図4および図5に明示するように、木製下
地8の内面にその長手方向に適当ピッチ間隔で上記チャ
ンネル6および木製下地8に対して直交する状態で別の
木製下地9が釘止め手段などにて固定されて内外方向で
縦横二段に形成されており、そのうち内側の木製下地9
の内面に非金属系板材、具体的にはプラスターボードか
らなる内板4が接着手段や釘止めなどにて固定され、か
つ、その内板4の内面がクロス10により仕上げ施工さ
れている。
は形鋼の一つであるチャンネル6と該チャンネル6の内
端フランジ部6a側寄りのウェブ部6bにその長手方向
に適当間隔置きに溶着されたL字状の下地止め部材7を
介して釘止めや接着手段などにて固定保持された木製下
地8とからなり、上記壁パネル2Aおよび天井パネル2
Cの場合は、図4および図5に明示するように、木製下
地8の内面にその長手方向に適当ピッチ間隔で上記チャ
ンネル6および木製下地8に対して直交する状態で別の
木製下地9が釘止め手段などにて固定されて内外方向で
縦横二段に形成されており、そのうち内側の木製下地9
の内面に非金属系板材、具体的にはプラスターボードか
らなる内板4が接着手段や釘止めなどにて固定され、か
つ、その内板4の内面がクロス10により仕上げ施工さ
れている。
【0013】一方、上記床パネル2Bの場合は、図6に
明示するように、上記補強部材5における木製下地8が
一段であり、その木製下地8の内面(上面)に非金属系
板材、具体的にはベニヤからなる内板4が固定接着手段
や釘止めなどにて固定され、かつ、その内板4の内面に
仕上げ材の一例であるところのフローリング11が貼付
けられて仕上げ施工されている。なお、仕上げ材として
は、フローリング11以外にカーペットなどであっても
よい。そして、上記壁パネル2A、天井パネル2Cおよ
び床パネル2Bのいずれも上記補強部材5における上記
チャンネル6の外端フランジ部6cの外面に密着させて
鋼板などの金属製板材からなる外板3が溶接手段などに
より固定されている。
明示するように、上記補強部材5における木製下地8が
一段であり、その木製下地8の内面(上面)に非金属系
板材、具体的にはベニヤからなる内板4が固定接着手段
や釘止めなどにて固定され、かつ、その内板4の内面に
仕上げ材の一例であるところのフローリング11が貼付
けられて仕上げ施工されている。なお、仕上げ材として
は、フローリング11以外にカーペットなどであっても
よい。そして、上記壁パネル2A、天井パネル2Cおよ
び床パネル2Bのいずれも上記補強部材5における上記
チャンネル6の外端フランジ部6cの外面に密着させて
鋼板などの金属製板材からなる外板3が溶接手段などに
より固定されている。
【0014】また、上記複数の地下室ユニット1で互い
に隣接するユニット1,1(1A,1B、1B,1C、
……、1N−1,1N)の対向する端部の外板3,3に
は、図7に明示するように、チャンネル12とアングル
13とが各々溶接接手段などにより固定され、そのうち
アングル13の内端側には上述したと同様なL字状の下
地止め部材14を介して木製下地15が固定保持されて
おり、これらチャンネル12とアングル13とをその両
者間に図8に示すようなゴムパッキン16を介在させて
ボルト17とナット18により締め付け固定することに
より、隣接するユニット1,1同士を水密状態に接合し
て所望の地下室を構成するようになされており、上記チ
ャンネル12とアングル13および木製下地14がユニ
ット接合部の補強部材5Aを構成している。なお、図7
において、19は隣接するユニット1,1の一方の外板
3の外面に溶接されたガイド板であって、隣接するユニ
ット1,1の接合時に両外板3,3を位置合わせするも
のである。また、20,20は上記チャンネル12のウ
ェブ部12aに溶接されたフラットバーであり、これら
フラットバー20,20は上記ゴムパッキン16の厚さ
に比して肉薄で、ユニット接合時におけるゴムパッキン
16の締付け代を制限するものである。
に隣接するユニット1,1(1A,1B、1B,1C、
……、1N−1,1N)の対向する端部の外板3,3に
は、図7に明示するように、チャンネル12とアングル
13とが各々溶接接手段などにより固定され、そのうち
アングル13の内端側には上述したと同様なL字状の下
地止め部材14を介して木製下地15が固定保持されて
おり、これらチャンネル12とアングル13とをその両
者間に図8に示すようなゴムパッキン16を介在させて
ボルト17とナット18により締め付け固定することに
より、隣接するユニット1,1同士を水密状態に接合し
て所望の地下室を構成するようになされており、上記チ
ャンネル12とアングル13および木製下地14がユニ
ット接合部の補強部材5Aを構成している。なお、図7
において、19は隣接するユニット1,1の一方の外板
3の外面に溶接されたガイド板であって、隣接するユニ
ット1,1の接合時に両外板3,3を位置合わせするも
のである。また、20,20は上記チャンネル12のウ
ェブ部12aに溶接されたフラットバーであり、これら
フラットバー20,20は上記ゴムパッキン16の厚さ
に比して肉薄で、ユニット接合時におけるゴムパッキン
16の締付け代を制限するものである。
【0015】上記した各パネル2A,2B,2Cにおけ
る各補強部材5の外周囲にはそれぞれ、図5および図6
のように、チャンネル6、下地止め部材7および木製下
地8を取り囲んでそれらが露出しないように、発泡性断
熱材の一例である発泡ウレタン21が吹付けられている
とともに、ユニット接合部の補強部材5Aの外周囲に
も、図7に示すように、チャンネル12、アングル1
3、下地止め部材14および木製下地15を取り囲んで
それらが露出しないように、発泡ウレタン22が吹付け
られて、それぞれ断熱層が形成されており、これら補強
部材5,5Aの介在箇所以外の内外両板4,3間部分は
空洞23に形成されている。
る各補強部材5の外周囲にはそれぞれ、図5および図6
のように、チャンネル6、下地止め部材7および木製下
地8を取り囲んでそれらが露出しないように、発泡性断
熱材の一例である発泡ウレタン21が吹付けられている
とともに、ユニット接合部の補強部材5Aの外周囲に
も、図7に示すように、チャンネル12、アングル1
3、下地止め部材14および木製下地15を取り囲んで
それらが露出しないように、発泡ウレタン22が吹付け
られて、それぞれ断熱層が形成されており、これら補強
部材5,5Aの介在箇所以外の内外両板4,3間部分は
空洞23に形成されている。
【0016】上記のように構成されたユニット式地下室
は、例えば住宅建物の床下相当箇所の地表面下やガレー
ジの直下相当箇所の地下、さらには庭などの地下に埋め
込み設置して、地下居室や地下収納室として使用され
る。このような使用態様において、該ユニット式地下室
の壁パネル2A、天井パネル2Cおよび床パネル2Bが
金属製外板3と非金属系内板4とをそれら両板3,4間
に所定のピッチ間隔で配置された複数の補強部材5,5
Aを介して一体に固定連結してなる二重構造のものであ
るから、止水性に優れているとともに、地下に埋設した
際の土圧および載架荷重に対して十分な耐力をもたせる
ことが可能であり、また、内外両板4,3間に形成され
る空洞23が空気断熱部および振動伝播の減衰部とな
り、断熱性および防音性にも優れている。
は、例えば住宅建物の床下相当箇所の地表面下やガレー
ジの直下相当箇所の地下、さらには庭などの地下に埋め
込み設置して、地下居室や地下収納室として使用され
る。このような使用態様において、該ユニット式地下室
の壁パネル2A、天井パネル2Cおよび床パネル2Bが
金属製外板3と非金属系内板4とをそれら両板3,4間
に所定のピッチ間隔で配置された複数の補強部材5,5
Aを介して一体に固定連結してなる二重構造のものであ
るから、止水性に優れているとともに、地下に埋設した
際の土圧および載架荷重に対して十分な耐力をもたせる
ことが可能であり、また、内外両板4,3間に形成され
る空洞23が空気断熱部および振動伝播の減衰部とな
り、断熱性および防音性にも優れている。
【0017】加えて、内外両板3,4を一体に固定連結
するための補強部材5,5Aがチャンネル6,12、ア
ングル13とそれらの内端側に固定保持された木製下地
8,15とからなり、チャンネル6,12の外端フラン
ジ部6c,12cの外面に密着させて外面に金属製外板
3が、かつ木製下地8,15の内面側にプラスターボー
ドやベニヤなどの非金属系内板4が各々固定され、さら
に、補強部材5,5Aの外周囲を取り囲むように発泡ウ
レタン21,22が吹付けられて断熱層が形成されてい
るので、室内外の温度差が大きくても、上記補強部材
5,5Aを通じて内外方向の熱貫流が起こらず、暖房や
冷房などの空調ロスを抑制することができるとともに、
内板4の内面に結露現象を生じることがなくなって、居
室としての快適性および収納室としての温度、湿度の安
定性を確保することができる。
するための補強部材5,5Aがチャンネル6,12、ア
ングル13とそれらの内端側に固定保持された木製下地
8,15とからなり、チャンネル6,12の外端フラン
ジ部6c,12cの外面に密着させて外面に金属製外板
3が、かつ木製下地8,15の内面側にプラスターボー
ドやベニヤなどの非金属系内板4が各々固定され、さら
に、補強部材5,5Aの外周囲を取り囲むように発泡ウ
レタン21,22が吹付けられて断熱層が形成されてい
るので、室内外の温度差が大きくても、上記補強部材
5,5Aを通じて内外方向の熱貫流が起こらず、暖房や
冷房などの空調ロスを抑制することができるとともに、
内板4の内面に結露現象を生じることがなくなって、居
室としての快適性および収納室としての温度、湿度の安
定性を確保することができる。
【0018】特に、上記実施例のようなユニット式地下
室において、隣接するユニット1,1同士の接合構造と
して、上述のような構成を採用する場合は、各ユニット
1の補強部材となるチャンネル12とアングル13とを
ボルト17およびナット18により直接固定接合できる
ので、別な結合部材を用いる場合に比べて、工数が少な
くて施工工期の短縮が図れるとともに、両ユニット1,
1間のシール性を確保するためのゴムパッキン16の過
剰な締め付けに伴う応力緩和がなく、該ゴムパッキン1
6を適正に締め付けて、所定のシール性の向上を図るこ
とができる。
室において、隣接するユニット1,1同士の接合構造と
して、上述のような構成を採用する場合は、各ユニット
1の補強部材となるチャンネル12とアングル13とを
ボルト17およびナット18により直接固定接合できる
ので、別な結合部材を用いる場合に比べて、工数が少な
くて施工工期の短縮が図れるとともに、両ユニット1,
1間のシール性を確保するためのゴムパッキン16の過
剰な締め付けに伴う応力緩和がなく、該ゴムパッキン1
6を適正に締め付けて、所定のシール性の向上を図るこ
とができる。
【0019】さらに、上記実施例では、断熱層が発泡ウ
レタンの吹き付けにより形成されたもので説明したが、
これ以外に、例えばパーライトなどの断熱保温材を充填
して断熱層を形成してもよい。
レタンの吹き付けにより形成されたもので説明したが、
これ以外に、例えばパーライトなどの断熱保温材を充填
して断熱層を形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、壁、
天井および床の各パネルを、金属製外板と非金属系内板
とがそれら両板間に所定のピッチ間隔で配置された複数
の補強部材を介して一体に固定連結された二重構造とし
たので、止水性に優れているのはもとより、地下に埋設
した際の土圧および載架荷重に対しても十分な耐力をも
たせることができ、また、内外両板間に形成される空洞
が空気断熱部および振動伝播の減衰部となり、断熱性お
よび防音性にも優れている。しかも、内外両板を一体に
固定連結するための補強部材が形鋼などの金属補強材と
該金属補強材の内端側に固定保持された木製下地とから
なり、金属補強材の外面に金属製外板が、かつ木製下地
の内面側に非金属系内板が各々固定され、さらに、複数
個の地下室ユニットの各パネルの補強部材及び隣接する
地下室ユニット同士の接合部の補強部材の外周囲を取り
囲むように断熱層が設けられているので、室内外の温度
差が大きくても、上記補強部材を通じて内外方向の熱貫
流を起こさず、暖房や冷房などの空調ロスを抑制するこ
とができるとともに、内板の内面に結露現象を生じるこ
とをなくして、地下居室としての快適性および地下収納
室としての温度、湿度の安定性を確保することができる
という地下室として非常に有効な性能を発揮させること
ができるという効果を奏する。
天井および床の各パネルを、金属製外板と非金属系内板
とがそれら両板間に所定のピッチ間隔で配置された複数
の補強部材を介して一体に固定連結された二重構造とし
たので、止水性に優れているのはもとより、地下に埋設
した際の土圧および載架荷重に対しても十分な耐力をも
たせることができ、また、内外両板間に形成される空洞
が空気断熱部および振動伝播の減衰部となり、断熱性お
よび防音性にも優れている。しかも、内外両板を一体に
固定連結するための補強部材が形鋼などの金属補強材と
該金属補強材の内端側に固定保持された木製下地とから
なり、金属補強材の外面に金属製外板が、かつ木製下地
の内面側に非金属系内板が各々固定され、さらに、複数
個の地下室ユニットの各パネルの補強部材及び隣接する
地下室ユニット同士の接合部の補強部材の外周囲を取り
囲むように断熱層が設けられているので、室内外の温度
差が大きくても、上記補強部材を通じて内外方向の熱貫
流を起こさず、暖房や冷房などの空調ロスを抑制するこ
とができるとともに、内板の内面に結露現象を生じるこ
とをなくして、地下居室としての快適性および地下収納
室としての温度、湿度の安定性を確保することができる
という地下室として非常に有効な性能を発揮させること
ができるという効果を奏する。
【図1】この発明の一実施例によるユニット式地下室の
概要を示す斜視図である。
概要を示す斜視図である。
【図2】ユニットの構成を示す一部破断の側面図であ
る。
る。
【図3】ユニットの構成を示す正面図である。
【図4】図2のX−X線での矢視図である。
【図5】図4のY−Y線に沿った断面図である。
【図6】床パネルにおける補強部材部分を示す拡大縦断
面図である。
面図である。
【図7】ユニットの接合部における補強部材部分を示す
拡大縦断面図である。
拡大縦断面図である。
【図8】ユニットの接合部のシール構成を示す部分正面
図である。
図である。
【図9】従来の地下室におけるパネル構造の断面図であ
る。
る。
1(1A,1B,…,1N) 地下室ユニット 2A,2B,2C パネル 3 金属製外板 4 非金属系内板 5,5A 補強部材 6,12 チャンネル 8,15 木製下地 10 クロス 11 フローリング 21,22 発泡ウレタン(断熱層形成材) 23 空洞
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/00 E04B 1/80
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに適当間隔を隔てて対向配置した外
板と内板とを、それら内外両板間に所定のピッチ間隔で
配置された複数の補強部材を介して一体に固定連結して
なる壁パネルと床パネルと天井パネルとからボックス形
に構成される地下室ユニットの複数個を接合・連結して
構成される地下室において、上記各パネルの外板が金属
製板材から、かつ内板が非金属系板材から構成されてい
るとともに、上記補強部材が形鋼などの金属補強材と該
金属補強材の内端側に固定保持された木製下地とからな
り、この補強部材における上記金属補強材の外面に密着
させて上記金属製外板が固定されているとともに、木製
下地の内面側に上記非金属系内板が固定され、かつ、上
記補強部材の外周囲にはそれを取り囲むように断熱層が
設けられ、他の内外両板間部分は空洞に形成されてお
り、また、上記複数個の地下室ユニット同士で互いに隣
接するユニットの対向する端部の外板各々に固定された
金属補強材のうち、一方の金属補強板にの内端側には木
製下地が固定保持されており、これら対向する金属補強
材を、それらの間にシール材を介在させて締め付け固定
することで隣接する地下室ユニット同士を水密状態で接
合するとともに、上記対向する金属補強材および木製下
地からなるユニット接合部の補強部材の外周囲にもそれ
を取り囲んで露出しないように断熱層が形成されている
ことを特徴とする地下室。 - 【請求項2】 上記壁パネルおよび天井パネルにおける
補強部材の木製下地は、内外方向で縦横二段に形成さ
れ、そのうち内側の木製下地の内面にプラスターボード
などの非金属系内板が固定され、かつ、内板の内面が仕
上げ施工されている請求項1の地下室。 - 【請求項3】 上記床パネルにおける補強部材の木製下
地は一段であり、その内面に固定されたベニヤなどの非
金属系内板の内面にフローリングやカーペットなどの仕
上げ材が施工されている請求項1の地下室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6150684A JP2913367B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 地下室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6150684A JP2913367B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 地下室 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29147797A Division JP3149019B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | ユニット式地下室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317083A JPH07317083A (ja) | 1995-12-05 |
| JP2913367B2 true JP2913367B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15502209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6150684A Expired - Fee Related JP2913367B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 地下室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913367B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4725875B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2011-07-13 | 村上 新也 | 地下室付き鉄骨造りユニット式住宅建物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5893768A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 建築用軸組パネルの製造方法 |
| JPH03425Y2 (ja) * | 1984-10-30 | 1991-01-09 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP6150684A patent/JP2913367B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07317083A (ja) | 1995-12-05 |
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Legal Events
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