JP2644452B2 - 貯蔵用箱の自動貯蔵及び取り出し装置 - Google Patents
貯蔵用箱の自動貯蔵及び取り出し装置Info
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- JP2644452B2 JP2644452B2 JP6174525A JP17452594A JP2644452B2 JP 2644452 B2 JP2644452 B2 JP 2644452B2 JP 6174525 A JP6174525 A JP 6174525A JP 17452594 A JP17452594 A JP 17452594A JP 2644452 B2 JP2644452 B2 JP 2644452B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G1/00—Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
- B65G1/02—Storage devices
- B65G1/04—Storage devices mechanical
- B65G1/0407—Storage devices mechanical using stacker cranes
- B65G1/0435—Storage devices mechanical using stacker cranes with pulling or pushing means on either stacking crane or stacking area
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵用箱(stora
ge bins)が、上下左右方向のマトリック状に配
列されており、その配列から前記貯蔵用箱を、ランダム
又は少なくとも不規則なシーケンスで抜き取るようにな
っている自動貯蔵及び取り出し装置に関する。特定的に
は、本発明は取り出し及び再挿入が、前記貯蔵用箱の左
右両外側面に係止した状態で行うようになっている上記
のような装置に関する。
ge bins)が、上下左右方向のマトリック状に配
列されており、その配列から前記貯蔵用箱を、ランダム
又は少なくとも不規則なシーケンスで抜き取るようにな
っている自動貯蔵及び取り出し装置に関する。特定的に
は、本発明は取り出し及び再挿入が、前記貯蔵用箱の左
右両外側面に係止した状態で行うようになっている上記
のような装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本明細書において開示され、そして特許
請求の範囲に記載された本発明と同じ一般的タイプのシ
ステムは多年にわたり知られており、これらは、例え
ば、米国特許第3,490,616号明細書に開示され
ている。かかるシステムにおいては、各々が一つの長方
形等の貯蔵用箱を含んでいる積み重ねられた貯蔵区画室
(storage compartment)の配列は
通路(aisle)に沿って延びていて、各区画室の1
端はこの通路から水平方向に接近できる(access
ible)ようになっている。適当に制御されたプラッ
トフォーム手段が通路の上下に並進し(transla
te)、鉛直方向に運動可能な抜き取り器手段を大箱の
適当な列(column)に隣接して水平に位置づけ
る。同時に又は引き続いて抜き取り器がその列の所望の
貯蔵用箱に接近するように鉛直方向に位置づけられて、
貯蔵用箱をその貯蔵位置から取り出しそしてそれを新ら
しい貯蔵位置又は或る他の位置、例えばコンベアベルト
もしくは製品組立区域に移送する。
請求の範囲に記載された本発明と同じ一般的タイプのシ
ステムは多年にわたり知られており、これらは、例え
ば、米国特許第3,490,616号明細書に開示され
ている。かかるシステムにおいては、各々が一つの長方
形等の貯蔵用箱を含んでいる積み重ねられた貯蔵区画室
(storage compartment)の配列は
通路(aisle)に沿って延びていて、各区画室の1
端はこの通路から水平方向に接近できる(access
ible)ようになっている。適当に制御されたプラッ
トフォーム手段が通路の上下に並進し(transla
te)、鉛直方向に運動可能な抜き取り器手段を大箱の
適当な列(column)に隣接して水平に位置づけ
る。同時に又は引き続いて抜き取り器がその列の所望の
貯蔵用箱に接近するように鉛直方向に位置づけられて、
貯蔵用箱をその貯蔵位置から取り出しそしてそれを新ら
しい貯蔵位置又は或る他の位置、例えばコンベアベルト
もしくは製品組立区域に移送する。
【0003】上記の各特許明細書に説明されている通
り、このタイプのシステムは多数の品物の空間効率の良
い貯蔵及び取り出しを促進するように設計されている。
従って、貯蔵用箱を貯蔵(収納)する貯蔵区画室におけ
る高さ寸法及び奥行き寸法を、前記貯蔵用箱における高
さ寸法及び奥行き寸法にできるだけ近づくように減少さ
せることが望ましく、更には、前記貯蔵区画室内におけ
る横幅(間口)寸法を貯蔵用箱における横幅寸法にでき
るだけ近づくように減少させることが望ましい。また、
個々の貯蔵用箱の複雑性及び費用を最少にすることも望
ましい。何故ならば、全体としてそれらはかかるシステ
ム全体の大きさと、全コストとの相当な部分を構成する
からである。
り、このタイプのシステムは多数の品物の空間効率の良
い貯蔵及び取り出しを促進するように設計されている。
従って、貯蔵用箱を貯蔵(収納)する貯蔵区画室におけ
る高さ寸法及び奥行き寸法を、前記貯蔵用箱における高
さ寸法及び奥行き寸法にできるだけ近づくように減少さ
せることが望ましく、更には、前記貯蔵区画室内におけ
る横幅(間口)寸法を貯蔵用箱における横幅寸法にでき
るだけ近づくように減少させることが望ましい。また、
個々の貯蔵用箱の複雑性及び費用を最少にすることも望
ましい。何故ならば、全体としてそれらはかかるシステ
ム全体の大きさと、全コストとの相当な部分を構成する
からである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先行技術のシステム
は、これらのいくつかの望ましい特徴に適合しなかっ
た。或る先行技術は、例えば、特開昭57−12150
1号公報、特開昭55−146114号公報及び米国特
許第4,010,855号明細書等に記載されているよ
うに、貯蔵用箱の前端面及び後端面からのピン及び無端
チエンによる抜き取りを使用しており、これは貯蔵用箱
に対してピンを係合することのために、当該貯蔵用箱の
前端面と後端面との両方の下部に取付けられた下向き溝
型のリップを有することを必要とするから、貯蔵用箱の
製作に費用がかかることになるばかりか、貯蔵用箱が、
奥行き方向に大型化し、従って、この貯蔵用箱を貯蔵す
る貯蔵区画室における奥行き寸法を大きくしなければな
らない。
は、これらのいくつかの望ましい特徴に適合しなかっ
た。或る先行技術は、例えば、特開昭57−12150
1号公報、特開昭55−146114号公報及び米国特
許第4,010,855号明細書等に記載されているよ
うに、貯蔵用箱の前端面及び後端面からのピン及び無端
チエンによる抜き取りを使用しており、これは貯蔵用箱
に対してピンを係合することのために、当該貯蔵用箱の
前端面と後端面との両方の下部に取付けられた下向き溝
型のリップを有することを必要とするから、貯蔵用箱の
製作に費用がかかることになるばかりか、貯蔵用箱が、
奥行き方向に大型化し、従って、この貯蔵用箱を貯蔵す
る貯蔵区画室における奥行き寸法を大きくしなければな
らない。
【0005】また、他の先行技術のデザインは、磁性に
よる抜き取りを使用したが、これはすべての貯蔵用箱の
各端部に費用のかかる磁性装置の取付けを必要とするか
ら、製造コストが大幅にアップする。更にまた、前記し
た特開昭57−121501号公報、特開昭55−14
6114号公報及び米国特許第4,010,855号明
細書等に記載されている先行技術は、貯蔵用箱の取り出
しと押し込みとを行うための無端チエン及びピンを、貯
蔵区画室内に貯蔵されている貯蔵用箱の下面側に一旦も
ぐり込ませたのち、貯蔵区画室内でそのピンを下向き溝
型のリップに係合し、次いでそれを抜き出すものである
から、必然的に全配列高さを拡大した。何故ならば、一
つの貯蔵区画室毎に、鉛直方向に、前記無端チエン及び
ピンを貯蔵用箱の下面側に一旦もぐり込ませるための比
較的大きいクレアランスを設けなければならなかったか
らである。
よる抜き取りを使用したが、これはすべての貯蔵用箱の
各端部に費用のかかる磁性装置の取付けを必要とするか
ら、製造コストが大幅にアップする。更にまた、前記し
た特開昭57−121501号公報、特開昭55−14
6114号公報及び米国特許第4,010,855号明
細書等に記載されている先行技術は、貯蔵用箱の取り出
しと押し込みとを行うための無端チエン及びピンを、貯
蔵区画室内に貯蔵されている貯蔵用箱の下面側に一旦も
ぐり込ませたのち、貯蔵区画室内でそのピンを下向き溝
型のリップに係合し、次いでそれを抜き出すものである
から、必然的に全配列高さを拡大した。何故ならば、一
つの貯蔵区画室毎に、鉛直方向に、前記無端チエン及び
ピンを貯蔵用箱の下面側に一旦もぐり込ませるための比
較的大きいクレアランスを設けなければならなかったか
らである。
【0006】ところで、別の先行技術としての米国特許
第4,116,324号明細書は、貯蔵区画室内に貯蔵
さた貯蔵用箱の前端面及び後端面の下部に下向き溝型の
リップを固着する一方、前記貯蔵用箱の前端面に沿って
移動するプラットフォームに、両端に前記リップに対し
て着脱自在に係合するフィンガブロックを備えたスライ
ドアームを前後方向に往復動可能に設け、このスライド
アームの往復動によって、貯蔵用箱の貯蔵区画室からの
初期の取り出しと、貯蔵区画室内への初期の押し込みと
を行う一方、前記プラットフォームにベルトコンベアを
設けて、このベルトコンベアの駆動回転によって、前記
貯蔵用箱のプラットフォームへの最終の取り出しと、貯
蔵区画室内への最終の押し込みとを行うことを提案して
いる。
第4,116,324号明細書は、貯蔵区画室内に貯蔵
さた貯蔵用箱の前端面及び後端面の下部に下向き溝型の
リップを固着する一方、前記貯蔵用箱の前端面に沿って
移動するプラットフォームに、両端に前記リップに対し
て着脱自在に係合するフィンガブロックを備えたスライ
ドアームを前後方向に往復動可能に設け、このスライド
アームの往復動によって、貯蔵用箱の貯蔵区画室からの
初期の取り出しと、貯蔵区画室内への初期の押し込みと
を行う一方、前記プラットフォームにベルトコンベアを
設けて、このベルトコンベアの駆動回転によって、前記
貯蔵用箱のプラットフォームへの最終の取り出しと、貯
蔵区画室内への最終の押し込みとを行うことを提案して
いる。
【0007】しかし、この先行技術も、基本的には、貯
蔵用箱の前端面と後端面との両方に下向き溝型のリップ
を固着するものであるから、前記各先行技術と同様に、
貯蔵用箱の製作に費用がかかることになるばかりか、貯
蔵用箱が、奥行き方向に大型化し、従って、この貯蔵用
箱を貯蔵する貯蔵区画室における奥行き寸法を大きくし
なければならないと言う問題がある。
蔵用箱の前端面と後端面との両方に下向き溝型のリップ
を固着するものであるから、前記各先行技術と同様に、
貯蔵用箱の製作に費用がかかることになるばかりか、貯
蔵用箱が、奥行き方向に大型化し、従って、この貯蔵用
箱を貯蔵する貯蔵区画室における奥行き寸法を大きくし
なければならないと言う問題がある。
【0008】しかも、この先行技術は、貯蔵用箱におけ
る初期の取り出し及び押し込みを、そのリップにフィン
ガブロックを係合した状態でのスライドアームの往復動
にて行い、貯蔵用箱における最終の取り出し及び押し込
みを、前記フィンガブロックのリップに対する係合を解
除した状態でのベルトコンベアの駆動回転にて行うもの
であるから、以下に述べるような問題もあった。
る初期の取り出し及び押し込みを、そのリップにフィン
ガブロックを係合した状態でのスライドアームの往復動
にて行い、貯蔵用箱における最終の取り出し及び押し込
みを、前記フィンガブロックのリップに対する係合を解
除した状態でのベルトコンベアの駆動回転にて行うもの
であるから、以下に述べるような問題もあった。
【0009】すなわち、貯蔵用箱の取り出しに際して、
前記スライドアームは、その後退動にて前記貯蔵用箱を
その一部がベルトコンベアに乗る状態にまで貯蔵区画室
内から取り出すと、当該スライドアームにおけるフィン
ガブロックによる貯蔵用箱に対する係合を解除し、以
後、前記貯蔵用箱は、ベルトコンベアとの間における摩
擦力のみにてベルトコンベアにて取り出し移動されるも
のであることにより、貯蔵用箱の一部を、最初にベルト
コンベアに乗せたとき、その間に滑りが発生し易いか
ら、貯蔵用箱の取り出し及び押し込みできない事態が多
発するのである。
前記スライドアームは、その後退動にて前記貯蔵用箱を
その一部がベルトコンベアに乗る状態にまで貯蔵区画室
内から取り出すと、当該スライドアームにおけるフィン
ガブロックによる貯蔵用箱に対する係合を解除し、以
後、前記貯蔵用箱は、ベルトコンベアとの間における摩
擦力のみにてベルトコンベアにて取り出し移動されるも
のであることにより、貯蔵用箱の一部を、最初にベルト
コンベアに乗せたとき、その間に滑りが発生し易いか
ら、貯蔵用箱の取り出し及び押し込みできない事態が多
発するのである。
【0010】また、前記ベルトコンベアの摩擦力による
貯蔵用箱の移動を確実にするためには、前記スライドア
ームの後退位置とベルトコンベアの先端との間における
オーバーラップ距離を大きくすることにより、前記スラ
イドアームの後退動にて貯蔵用箱をベルトコンベアに最
初に乗せたときにおける重なり寸法を大きくしなければ
ならず、従って、プラットフォームの全長が増大するか
ら、プラットフォームの大型及び重量の増大をばかり
か、貯蔵用箱の取り出し及び押し込みに際して、その移
動距離が増大することにより、貯蔵用箱の取り出し及び
押し込みに要する時間が長くなるのであった。
貯蔵用箱の移動を確実にするためには、前記スライドア
ームの後退位置とベルトコンベアの先端との間における
オーバーラップ距離を大きくすることにより、前記スラ
イドアームの後退動にて貯蔵用箱をベルトコンベアに最
初に乗せたときにおける重なり寸法を大きくしなければ
ならず、従って、プラットフォームの全長が増大するか
ら、プラットフォームの大型及び重量の増大をばかり
か、貯蔵用箱の取り出し及び押し込みに際して、その移
動距離が増大することにより、貯蔵用箱の取り出し及び
押し込みに要する時間が長くなるのであった。
【0011】本発明は、先行技術に存在する問題の効率
の良い経済的な装置を提供する。すなわち、貯蔵用箱の
構造を簡単化すると共に、貯蔵用箱を貯蔵する貯蔵区画
室における鉛直方向及び奥行き方向についてのスペース
の有効化と、横幅(間口)方向についてのスペースの有
効化とを図り、貯蔵用箱の取り出し及び押し込みを短い
時間で能率良くできるようにすることを目的とする。
の良い経済的な装置を提供する。すなわち、貯蔵用箱の
構造を簡単化すると共に、貯蔵用箱を貯蔵する貯蔵区画
室における鉛直方向及び奥行き方向についてのスペース
の有効化と、横幅(間口)方向についてのスペースの有
効化とを図り、貯蔵用箱の取り出し及び押し込みを短い
時間で能率良くできるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、「上下左右方向のマトリック状に配列した複
数の貯蔵区画室内に貯蔵される貯蔵用箱と、この貯蔵用
箱の取り出し手段を前記各貯蔵区画室の貯蔵の貯蔵用箱
の前端面に沿って移動するためのプラットフォームとを
具備して成る自動貯蔵及び取り出し装置において、前記
貯蔵用箱は、その左右両外側面の各々に、当該貯蔵用箱
の左右両外側面のうち最も外側の部分から窪んだ形態に
した係合可能な手段を備える一方、前記取り出し手段
は、前記貯蔵用箱の左右外側の部位に貯蔵用箱の左右両
外側面と平行に水平方向に延び且つこの方向に往復動す
るように配設した左右一対のスライドアームと、この両
スライドアームの各々にその長手方向に沿って往復動自
在に設けられ且つ前記貯蔵用箱に向かうように内向きに
突出して前記貯蔵用箱における窪んだ形態の両係合可能
な手段の各々に着脱自在に嵌まり係合する左右一対のフ
ィンガブロックとを備え、前記両スライドアームの各々
は、少なくとも上面板と、この上面板における外側縁か
ら下向きに延びる側面板とを備え、この上面板の下面で
且つ側面板の内側の部分に、前記フィンガブロックがス
ライドアームの長手方向に往復動自在に設けられている
と共に、このフィンガブロックを往復動するための手段
が設けられている。」ことを特徴とするものである。
本発明は、「上下左右方向のマトリック状に配列した複
数の貯蔵区画室内に貯蔵される貯蔵用箱と、この貯蔵用
箱の取り出し手段を前記各貯蔵区画室の貯蔵の貯蔵用箱
の前端面に沿って移動するためのプラットフォームとを
具備して成る自動貯蔵及び取り出し装置において、前記
貯蔵用箱は、その左右両外側面の各々に、当該貯蔵用箱
の左右両外側面のうち最も外側の部分から窪んだ形態に
した係合可能な手段を備える一方、前記取り出し手段
は、前記貯蔵用箱の左右外側の部位に貯蔵用箱の左右両
外側面と平行に水平方向に延び且つこの方向に往復動す
るように配設した左右一対のスライドアームと、この両
スライドアームの各々にその長手方向に沿って往復動自
在に設けられ且つ前記貯蔵用箱に向かうように内向きに
突出して前記貯蔵用箱における窪んだ形態の両係合可能
な手段の各々に着脱自在に嵌まり係合する左右一対のフ
ィンガブロックとを備え、前記両スライドアームの各々
は、少なくとも上面板と、この上面板における外側縁か
ら下向きに延びる側面板とを備え、この上面板の下面で
且つ側面板の内側の部分に、前記フィンガブロックがス
ライドアームの長手方向に往復動自在に設けられている
と共に、このフィンガブロックを往復動するための手段
が設けられている。」ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の作用・効果】この構成において、両スライドア
ームを、貯蔵区画室に貯蔵されている貯蔵用箱に向かっ
て前進動すると共に、この両スライドアームの各々に取
付けたフィンガブロックを、スライドアームに沿って前
記貯蔵用箱に向かって前進動したのち、この両フィンガ
ブロックを、前記貯蔵用箱の左右両外側面の各々に窪ん
だ形態にして設けた係合可能な手段に嵌まり係合し、こ
の状態で、前記両フィンガブロックのスライドアームに
沿った後退動と、両スライドアームの後退動を行うこと
により、前記貯蔵用箱を、貯蔵区画室からプラットフォ
ームに取り出すことができ、また、これと逆の順序を行
うことにより、貯蔵用箱を、プラットフォームから貯蔵
区画室内に押し込みことができるのである。
ームを、貯蔵区画室に貯蔵されている貯蔵用箱に向かっ
て前進動すると共に、この両スライドアームの各々に取
付けたフィンガブロックを、スライドアームに沿って前
記貯蔵用箱に向かって前進動したのち、この両フィンガ
ブロックを、前記貯蔵用箱の左右両外側面の各々に窪ん
だ形態にして設けた係合可能な手段に嵌まり係合し、こ
の状態で、前記両フィンガブロックのスライドアームに
沿った後退動と、両スライドアームの後退動を行うこと
により、前記貯蔵用箱を、貯蔵区画室からプラットフォ
ームに取り出すことができ、また、これと逆の順序を行
うことにより、貯蔵用箱を、プラットフォームから貯蔵
区画室内に押し込みことができるのである。
【0014】このように本発明は、 .貯蔵用箱の貯蔵区画室からプラットフォームへの抜
き取り及びプラットフォームから貯蔵区画室への押し込
みを、当該貯蔵用箱における左右両外側面に対して、プ
ラットフォーム側のフィンガブロックを係合することに
よって行うものであることにより、貯蔵用箱を貯蔵する
貯蔵区画室における鉛直方向のクレアランスを、前記し
た各先行技術の場合よりも小さくすることができるか
ら、複数個の貯蔵区画室における全配列高さが決められ
ている場合には、その全配列高さの範囲内に設けること
ができる貯蔵区画室の数を、鉛直方向のクレアランスを
小さくできる分だけ多くすることができ、また、全配列
高さの範囲に設けることができる貯蔵区画室の数が決め
られている場合には、その全配列高さを、低くすること
ができて、高さ方向についてのスペースの有効化を図る
ことができる。 .貯蔵用箱の貯蔵区画室からプラットフォームへの抜
き取り及びプラットフォームから貯蔵区画室への押し込
みを、当該貯蔵用箱における左右両外側面に対して、プ
ラットフォーム側のフィンガブロックを係合することに
よって行うものであることにより、各貯蔵用箱の前端面
に、前記従来のように、下向き溝型のリップを設けるこ
とを必要としないから、前記貯蔵用箱を収納する貯蔵区
画室における奥行き寸法が定められている場合には、貯
蔵用箱における奥行き寸法を、前記リップを必要しない
分だけ大きくでき、また、貯蔵用箱の奥行き寸法が定め
られている場合には、これを収納する貯蔵区画室におけ
る奥行き寸法を、前記リップを必要としない分だけ小さ
くすることができると言うように、奥行き方向について
のスペースの有効化を図ることができると共に、各貯蔵
用箱にリップを必要としないことにより、各貯蔵用箱の
製作コストを大幅に低減できる。 .前記両スライドアームの各々は、少なくとも上面板
と、この上面板における外側縁から下向きに延びる側面
板とを備え、この上面板の下面で且つ側面板の内側の部
分に、前記フィンガブロックがスライドアームの長手方
向に往復動自在に設けられていると共に、このフィンガ
ブロックを往復動するための手段が設けられていること
により、両スライドアームを、当該スライドアームのう
ち上面板の下面で且つ側面板の内側の部分にフィンガブ
ロックと、これを往復動するための手段とを設ける分だ
け、貯蔵用箱の左右両外側面に近づけて、貯蔵用箱の左
右両外側面と、この貯蔵用箱を貯蔵した貯蔵区画室の左
右内側面との間のクレアランスを小さくできるから、前
記貯蔵用箱を収納する貯蔵区画室における間口寸法が定
められている場合には、貯蔵用箱における横幅寸法を、
前記のように両スライドアームを貯蔵用箱の外側面に近
づけることができる分だけ大きくでき、また、貯蔵用箱
の横幅寸法が定められている場合には、これを収納する
貯蔵区画室における間口寸法を、前記のように両スライ
ドアームを貯蔵用箱の外側面に近づけることができる分
だけ小さくすることができると言うように、横幅(間
口)方向についてのスペースの有効化を図ることができ
る。 .各貯蔵用箱の貯蔵区画室からプラットフォームへの
抜き出しと、プラットフォームから貯蔵区画室への押し
込みとを、前記貯蔵用箱の左右両外側面における係合可
能な手段の各々にフィンガブロックを同時に係合した状
態のままで、この両フィンガブロックにおけるスライド
アームに対するその長手方向に沿った往復動と、前記両
スライドアームの各々におけるプラットフォームに対す
る略水平方向への往復動との両方によって行うもので、
各貯蔵用箱の取り出し及び押し込みを、その全般にわた
って、当該貯蔵用箱の左右両外側面にフィンガブロック
を同時に係合した状態で行うことができるから、貯蔵用
箱の取り出し及び押し込みを、前記従来のように、その
途中で取り出し及び押し込み不能の事態が発生すること
なく、確実に行うことができるし、しかも、前記従来の
ように、スライドアームの後退位置とベルトコンベアの
始端とを長い距離にわたってオーバーラップすることを
必要とせず、プラットフォームの全長を短くできるか
ら、プラットフォームの小型・軽量化を図ることができ
ると共に、各貯蔵用箱の取り出し及び押し込みを、短い
時間で早く能率的に行うことができる。.各貯蔵用箱の係合可能な手段を、貯蔵用箱の左右両
外側面のうち最も外側の部分より窪んだ形態にし、これ
に、フィンガブロックを嵌まり係合するようにしたもの
で、両スライドアームを、当該スライドアームにおける
フィンガブロックを窪んだ形態の係合可能な手段に嵌ま
り係合する分だけ、貯蔵用箱における左右両外側面に対
して更に近付けることができることにより、横幅(間
口)方向についての各貯蔵用箱の相互間のクレアランス
を更に小さくできるから、横幅(間口)方向についての
スペースの更なる有効化を図ることができる。
き取り及びプラットフォームから貯蔵区画室への押し込
みを、当該貯蔵用箱における左右両外側面に対して、プ
ラットフォーム側のフィンガブロックを係合することに
よって行うものであることにより、貯蔵用箱を貯蔵する
貯蔵区画室における鉛直方向のクレアランスを、前記し
た各先行技術の場合よりも小さくすることができるか
ら、複数個の貯蔵区画室における全配列高さが決められ
ている場合には、その全配列高さの範囲内に設けること
ができる貯蔵区画室の数を、鉛直方向のクレアランスを
小さくできる分だけ多くすることができ、また、全配列
高さの範囲に設けることができる貯蔵区画室の数が決め
られている場合には、その全配列高さを、低くすること
ができて、高さ方向についてのスペースの有効化を図る
ことができる。 .貯蔵用箱の貯蔵区画室からプラットフォームへの抜
き取り及びプラットフォームから貯蔵区画室への押し込
みを、当該貯蔵用箱における左右両外側面に対して、プ
ラットフォーム側のフィンガブロックを係合することに
よって行うものであることにより、各貯蔵用箱の前端面
に、前記従来のように、下向き溝型のリップを設けるこ
とを必要としないから、前記貯蔵用箱を収納する貯蔵区
画室における奥行き寸法が定められている場合には、貯
蔵用箱における奥行き寸法を、前記リップを必要しない
分だけ大きくでき、また、貯蔵用箱の奥行き寸法が定め
られている場合には、これを収納する貯蔵区画室におけ
る奥行き寸法を、前記リップを必要としない分だけ小さ
くすることができると言うように、奥行き方向について
のスペースの有効化を図ることができると共に、各貯蔵
用箱にリップを必要としないことにより、各貯蔵用箱の
製作コストを大幅に低減できる。 .前記両スライドアームの各々は、少なくとも上面板
と、この上面板における外側縁から下向きに延びる側面
板とを備え、この上面板の下面で且つ側面板の内側の部
分に、前記フィンガブロックがスライドアームの長手方
向に往復動自在に設けられていると共に、このフィンガ
ブロックを往復動するための手段が設けられていること
により、両スライドアームを、当該スライドアームのう
ち上面板の下面で且つ側面板の内側の部分にフィンガブ
ロックと、これを往復動するための手段とを設ける分だ
け、貯蔵用箱の左右両外側面に近づけて、貯蔵用箱の左
右両外側面と、この貯蔵用箱を貯蔵した貯蔵区画室の左
右内側面との間のクレアランスを小さくできるから、前
記貯蔵用箱を収納する貯蔵区画室における間口寸法が定
められている場合には、貯蔵用箱における横幅寸法を、
前記のように両スライドアームを貯蔵用箱の外側面に近
づけることができる分だけ大きくでき、また、貯蔵用箱
の横幅寸法が定められている場合には、これを収納する
貯蔵区画室における間口寸法を、前記のように両スライ
ドアームを貯蔵用箱の外側面に近づけることができる分
だけ小さくすることができると言うように、横幅(間
口)方向についてのスペースの有効化を図ることができ
る。 .各貯蔵用箱の貯蔵区画室からプラットフォームへの
抜き出しと、プラットフォームから貯蔵区画室への押し
込みとを、前記貯蔵用箱の左右両外側面における係合可
能な手段の各々にフィンガブロックを同時に係合した状
態のままで、この両フィンガブロックにおけるスライド
アームに対するその長手方向に沿った往復動と、前記両
スライドアームの各々におけるプラットフォームに対す
る略水平方向への往復動との両方によって行うもので、
各貯蔵用箱の取り出し及び押し込みを、その全般にわた
って、当該貯蔵用箱の左右両外側面にフィンガブロック
を同時に係合した状態で行うことができるから、貯蔵用
箱の取り出し及び押し込みを、前記従来のように、その
途中で取り出し及び押し込み不能の事態が発生すること
なく、確実に行うことができるし、しかも、前記従来の
ように、スライドアームの後退位置とベルトコンベアの
始端とを長い距離にわたってオーバーラップすることを
必要とせず、プラットフォームの全長を短くできるか
ら、プラットフォームの小型・軽量化を図ることができ
ると共に、各貯蔵用箱の取り出し及び押し込みを、短い
時間で早く能率的に行うことができる。.各貯蔵用箱の係合可能な手段を、貯蔵用箱の左右両
外側面のうち最も外側の部分より窪んだ形態にし、これ
に、フィンガブロックを嵌まり係合するようにしたもの
で、両スライドアームを、当該スライドアームにおける
フィンガブロックを窪んだ形態の係合可能な手段に嵌ま
り係合する分だけ、貯蔵用箱における左右両外側面に対
して更に近付けることができることにより、横幅(間
口)方向についての各貯蔵用箱の相互間のクレアランス
を更に小さくできるから、横幅(間口)方向についての
スペースの更なる有効化を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1を参照すると、システムは、一般に、図示され
ていない適当なフレーム又は仕切り手段によって保持さ
れた貯蔵用箱10を、上下左右方向にマトリックス状に
配列した二次元配列3を含む。
る。図1を参照すると、システムは、一般に、図示され
ていない適当なフレーム又は仕切り手段によって保持さ
れた貯蔵用箱10を、上下左右方向にマトリックス状に
配列した二次元配列3を含む。
【0016】一般に、符号2として示され、そしてその
支柱に取付けられた取り出し装置20を含むプラットフ
ォームは、制御手段を備えており、該制御手段は、先ず
プラットフォーム2を適正な列(proper col
umn)に対して長手方向に移動せしめ、次いで取り出
し手段20そのマストに沿って鉛直方向に適正な行(p
roper rom)に移動させて特定の貯蔵用箱10
における前端面に接近させる。
支柱に取付けられた取り出し装置20を含むプラットフ
ォームは、制御手段を備えており、該制御手段は、先ず
プラットフォーム2を適正な列(proper col
umn)に対して長手方向に移動せしめ、次いで取り出
し手段20そのマストに沿って鉛直方向に適正な行(p
roper rom)に移動させて特定の貯蔵用箱10
における前端面に接近させる。
【0017】プラットフォーム2及びその取り出し手段
20の運動を制御するのに適当な手段を使用することが
できる。限定ではなく例として米国特許第3,490,
616号の明細書に開示された手段が挙げられる。取り
出し手段20の適正な水平及び鉛直位置に到達して選ば
れた貯蔵用箱10を指定すると、本発明の操作は特定的
に説明することができる。
20の運動を制御するのに適当な手段を使用することが
できる。限定ではなく例として米国特許第3,490,
616号の明細書に開示された手段が挙げられる。取り
出し手段20の適正な水平及び鉛直位置に到達して選ば
れた貯蔵用箱10を指定すると、本発明の操作は特定的
に説明することができる。
【0018】以下の説明は、貯蔵位置からの貯蔵用箱1
0の抜き取りを説明するが、同じ説明を逆にたどれば所
望の貯蔵位置又はその他の位置への貯蔵用箱10の挿入
が説明されることは理解されるべきである。図2を参照
すると、取り出し手段20は、制御システムの作用によ
り貯蔵用箱10に対向した位置に、プラットフォーム2
のマスト5に沿って鉛直方向に移動せしめられる。制御
システムは示されていないが当業者には周知されてい
る。前記各貯蔵用箱10は、その左右両外側面における
いずれもの端部の近くに、係合可能な手段としての一つ
の実施例であるところの小さい開口部12を有している
ことに留意されたい。この左右両外側面における各開口
部12は、左右両外側面から窪んだ形態であり、下記す
る理由から長方形の形状であることが好都合であるが他
の形状であっても良く、また、この各開口部12は、こ
の態様においては、取り出し手段20の要素により動か
すために貯蔵用箱10をつかむための機構を与える。更
にまた、この各開口部12は、好ましくは貯蔵用箱10
の左右両外側面における下縁の近くに位置している。
0の抜き取りを説明するが、同じ説明を逆にたどれば所
望の貯蔵位置又はその他の位置への貯蔵用箱10の挿入
が説明されることは理解されるべきである。図2を参照
すると、取り出し手段20は、制御システムの作用によ
り貯蔵用箱10に対向した位置に、プラットフォーム2
のマスト5に沿って鉛直方向に移動せしめられる。制御
システムは示されていないが当業者には周知されてい
る。前記各貯蔵用箱10は、その左右両外側面における
いずれもの端部の近くに、係合可能な手段としての一つ
の実施例であるところの小さい開口部12を有している
ことに留意されたい。この左右両外側面における各開口
部12は、左右両外側面から窪んだ形態であり、下記す
る理由から長方形の形状であることが好都合であるが他
の形状であっても良く、また、この各開口部12は、こ
の態様においては、取り出し手段20の要素により動か
すために貯蔵用箱10をつかむための機構を与える。更
にまた、この各開口部12は、好ましくは貯蔵用箱10
の左右両外側面における下縁の近くに位置している。
【0019】前記取り出し手段20のフレームは、相互
に堅固に取付けられた側部部材32及び端部部材31か
ら構成される。取り出し手段20の頂部に且つその各側
部に沿って取り出し手段の2つの延びているスライドア
ーム30が位置づけられており、これは下記するよう
に、前記側部部材32及び端部部材31から構成される
フレームの上面を滑って、前記貯蔵用箱10の左右両外
側の位置を、貯蔵用箱10の方に向かって及び貯蔵用箱
10から遠ざかるように水平方向に往復運動する。
に堅固に取付けられた側部部材32及び端部部材31か
ら構成される。取り出し手段20の頂部に且つその各側
部に沿って取り出し手段の2つの延びているスライドア
ーム30が位置づけられており、これは下記するよう
に、前記側部部材32及び端部部材31から構成される
フレームの上面を滑って、前記貯蔵用箱10の左右両外
側の位置を、貯蔵用箱10の方に向かって及び貯蔵用箱
10から遠ざかるように水平方向に往復運動する。
【0020】この両スライドアーム30の間に且つそれ
らに堅固に接続されているのは、両スライドアーム30
の内側面に沿ってその長手方向に延びる底部壁41及び
側壁43より成る貯蔵用箱支持体であり、その底部壁4
1及び側壁43の各々には、間隔を置いてそれらに取付
けられたいくつかのプラスチック製の滑り片45を有し
ている。また、二本の端壁部材47は、前記底部壁41
に接続しそして貯蔵用箱支持体に剛性を与える。
らに堅固に接続されているのは、両スライドアーム30
の内側面に沿ってその長手方向に延びる底部壁41及び
側壁43より成る貯蔵用箱支持体であり、その底部壁4
1及び側壁43の各々には、間隔を置いてそれらに取付
けられたいくつかのプラスチック製の滑り片45を有し
ている。また、二本の端壁部材47は、前記底部壁41
に接続しそして貯蔵用箱支持体に剛性を与える。
【0021】前記各スライドアーム30は、同じ形状の
上面板34a及び底面板34b、この上面板34aと底
面板34bとをその外側面において一体的に連結する複
数個の側面板36、及び前記上面板34aと底面板34
bとの端部間を一体的に連結する端面板35から断面内
向きコ状に構成されている。各スライドアーム30の内
側は、以下に説明せんとする理由によって開口してい
る。
上面板34a及び底面板34b、この上面板34aと底
面板34bとをその外側面において一体的に連結する複
数個の側面板36、及び前記上面板34aと底面板34
bとの端部間を一体的に連結する端面板35から断面内
向きコ状に構成されている。各スライドアーム30の内
側は、以下に説明せんとする理由によって開口してい
る。
【0022】前記各スライドアーム30は、当該スライ
ドアーム30の第1端部の近くの内部に取付けたスプロ
ケット46に巻掛けされた2つの無端チエン42及び4
4を含む。また、各スライドアーム30内における下部
無端チエン42は、図示されていない第2スプロケット
までスライドアーム30の長手方向に沿った部分距離に
まで延びており、この第2スプロケットにおいて適当な
伝動機構(図示せず)を介してフィンガブロック往復駆
動用モータ70から原動力を受け取って回動する。
ドアーム30の第1端部の近くの内部に取付けたスプロ
ケット46に巻掛けされた2つの無端チエン42及び4
4を含む。また、各スライドアーム30内における下部
無端チエン42は、図示されていない第2スプロケット
までスライドアーム30の長手方向に沿った部分距離に
まで延びており、この第2スプロケットにおいて適当な
伝動機構(図示せず)を介してフィンガブロック往復駆
動用モータ70から原動力を受け取って回動する。
【0023】一方、各スライドアーム30内における上
部無端チエン44は、当該スライドアーム30の実質的
全長にわたって前端部内部に設けたスプロケット61ま
で延びており、そして、貯蔵用箱10に対する係合の実
際の運動を引き起こす。前記各スライドアーム30にお
ける相対向する内側面には、貫通する開口部49を有す
るフインガ支持プレート48が、図示しないガイドレー
ルにより当該スライドアーム30の長手方向に沿って往
復摺動自在に配設されている。図2には明白には示され
ていないが、各スライドアーム30はフインガブロック
50を含み、フインガブロック50は上部無端チエン4
4と接続され、そして、図4、図5、図6及び図7に関
連して下記する方法でフインガ支持プレート48と関連
している。
部無端チエン44は、当該スライドアーム30の実質的
全長にわたって前端部内部に設けたスプロケット61ま
で延びており、そして、貯蔵用箱10に対する係合の実
際の運動を引き起こす。前記各スライドアーム30にお
ける相対向する内側面には、貫通する開口部49を有す
るフインガ支持プレート48が、図示しないガイドレー
ルにより当該スライドアーム30の長手方向に沿って往
復摺動自在に配設されている。図2には明白には示され
ていないが、各スライドアーム30はフインガブロック
50を含み、フインガブロック50は上部無端チエン4
4と接続され、そして、図4、図5、図6及び図7に関
連して下記する方法でフインガ支持プレート48と関連
している。
【0024】取り出し手段20が、プラットフォームの
移動により、抜き取られるべき貯蔵用箱10の前に鉛直
面及び水平面に適正に位置づけられると、スライドアー
ム往復駆動用モータ80は制御システムによって始動さ
れる。図2に見られる通り、モータ80はチエン94を
介して前記のように底部壁41及び側壁43より成る貯
蔵用箱支持体を往復動するための往復動機構95にパワ
ーを伝達する。この往復動機構95は、前記側部部材3
2及び端部部材31から構成されるフレームの上面にブ
ラケット98を介して取付く軸99にて支持したスプロ
ケット96を備え、このスプロケット96に前記チエン
94を巻掛けする一方、スプロケット96の上面から突
出したピン97を、前記貯蔵用箱支持体に固着したチャ
ンネル100に対して摺動自在に係合することにより、
前記スプロケット96の回転によって、貯蔵用箱支持体
及び両スライドアーム30を、貯蔵用箱10の方に向け
て前進動したのち後退動するように往復動する。
移動により、抜き取られるべき貯蔵用箱10の前に鉛直
面及び水平面に適正に位置づけられると、スライドアー
ム往復駆動用モータ80は制御システムによって始動さ
れる。図2に見られる通り、モータ80はチエン94を
介して前記のように底部壁41及び側壁43より成る貯
蔵用箱支持体を往復動するための往復動機構95にパワ
ーを伝達する。この往復動機構95は、前記側部部材3
2及び端部部材31から構成されるフレームの上面にブ
ラケット98を介して取付く軸99にて支持したスプロ
ケット96を備え、このスプロケット96に前記チエン
94を巻掛けする一方、スプロケット96の上面から突
出したピン97を、前記貯蔵用箱支持体に固着したチャ
ンネル100に対して摺動自在に係合することにより、
前記スプロケット96の回転によって、貯蔵用箱支持体
及び両スライドアーム30を、貯蔵用箱10の方に向け
て前進動したのち後退動するように往復動する。
【0025】この方式においては、抜き取られるべき貯
蔵用箱10に隣接してその端部近くに位置づけられたフ
インガ支持プレート48を伴なう貯蔵用箱支持体及び両
スライドアーム30は、図3に示された位置に貯蔵用箱
10の方に向けて動かされるのであり、これら貯蔵用箱
支持体及び両スライドアーム30は、前記のように側部
部材32及び端部部材31にて構成されるフレームの上
面に対して、図3に示すように、ガイドレール37及び
スリット状溝38によってガイドされる。図2及び図3
を比較すると、前記フィンガブロック往復駆動用モータ
70は貯蔵用箱支持体及び両スライドアーム30と共に
動くが、前記スライドアーム往復駆動用モータ80はプ
ラットフォームの支柱に対して定置したままである。同
様に、ガイドレール37及びスリット状溝38は図3に
現われるが、これに対してそれらは図2においては要素
の位置によって隠されている。
蔵用箱10に隣接してその端部近くに位置づけられたフ
インガ支持プレート48を伴なう貯蔵用箱支持体及び両
スライドアーム30は、図3に示された位置に貯蔵用箱
10の方に向けて動かされるのであり、これら貯蔵用箱
支持体及び両スライドアーム30は、前記のように側部
部材32及び端部部材31にて構成されるフレームの上
面に対して、図3に示すように、ガイドレール37及び
スリット状溝38によってガイドされる。図2及び図3
を比較すると、前記フィンガブロック往復駆動用モータ
70は貯蔵用箱支持体及び両スライドアーム30と共に
動くが、前記スライドアーム往復駆動用モータ80はプ
ラットフォームの支柱に対して定置したままである。同
様に、ガイドレール37及びスリット状溝38は図3に
現われるが、これに対してそれらは図2においては要素
の位置によって隠されている。
【0026】各スライドアーム30が図3に示された位
置に達すると、フインガ支持プレート48における開口
49は貯蔵用箱10における開口部12に隣接して位置
づけられる。この点において、前記モータ70による上
部無端チエン44の更なる回動は、図4〜図7に関して
説明される通り、フインガブロック50による貯蔵用箱
10に対する係合を引き起こすであろう。
置に達すると、フインガ支持プレート48における開口
49は貯蔵用箱10における開口部12に隣接して位置
づけられる。この点において、前記モータ70による上
部無端チエン44の更なる回動は、図4〜図7に関して
説明される通り、フインガブロック50による貯蔵用箱
10に対する係合を引き起こすであろう。
【0027】前記されそしてこれらの図に示される通
り、フインガ支持プレート48は、上部無端チエン44
に接続されないで、図示しないガイドレールにて、スラ
イドアーム30の長手方向に沿って往復摺動自在に配設
されており、これはフインガ支持プレート48が、上部
無端チエン44の長手方向に沿ってこれと平行に自在に
動くことを可能とする。他方、フインガブロック50
は、上部無端チエン44に取付けられた直立ピン52に
よって、当該上部無端チエン44に取付けられる。ま
た、このフインガブロック50は2つのフインガ51及
び53を含んでおり、フインガ51及び53は、フイン
ガ支持プレート48における開口部49内に摺動自在に
嵌まっており、且つ、その間に、前記直立ピン52に回
転自在に被嵌したプランジャ52aを摺動自在に挿入
し、このプランジャ52aとの間に介挿したばね手段5
4にて前記フインガ支持プレート48の方向に付勢され
ている。
り、フインガ支持プレート48は、上部無端チエン44
に接続されないで、図示しないガイドレールにて、スラ
イドアーム30の長手方向に沿って往復摺動自在に配設
されており、これはフインガ支持プレート48が、上部
無端チエン44の長手方向に沿ってこれと平行に自在に
動くことを可能とする。他方、フインガブロック50
は、上部無端チエン44に取付けられた直立ピン52に
よって、当該上部無端チエン44に取付けられる。ま
た、このフインガブロック50は2つのフインガ51及
び53を含んでおり、フインガ51及び53は、フイン
ガ支持プレート48における開口部49内に摺動自在に
嵌まっており、且つ、その間に、前記直立ピン52に回
転自在に被嵌したプランジャ52aを摺動自在に挿入
し、このプランジャ52aとの間に介挿したばね手段5
4にて前記フインガ支持プレート48の方向に付勢され
ている。
【0028】上部無端チエン44がモータ70にて回動
されるにつれて、これに直立ピン52を介して連動する
フインガブロック50は、フインガ支持プレート48に
おける開口部49内に摺動自在に嵌まった状態のまま、
フインガ支持プレート48と一緒に、スライドアーム3
0の長手方向に沿って往復移動することにより、上部無
端チエン44に対して常時起立した状態に保持される。
されるにつれて、これに直立ピン52を介して連動する
フインガブロック50は、フインガ支持プレート48に
おける開口部49内に摺動自在に嵌まった状態のまま、
フインガ支持プレート48と一緒に、スライドアーム3
0の長手方向に沿って往復移動することにより、上部無
端チエン44に対して常時起立した状態に保持される。
【0029】図4は、貯蔵用箱支持体及び両スライドア
ーム30が、前記モータ80の始動によって、貯蔵状態
の貯蔵用箱10に向かって前進動された状態を示すもの
で、この場合、フインガブロック50が、フインガ支持
プレート48から突出しない状態にある。図5は、フイ
ンガ支持プレート48及びフインガブロック50が貯蔵
用箱10に向かって動かされたとき関連した部品の相対
的位置を説明する。この位置において、フインガブロッ
ク50は、上部無端チエン44の矢印方向への回動作用
によってお互いの方に向けてフインガ支持プレート48
から内方に突出するように駆動される。この図5に見ら
れる通り、フインガブロック50における一方のフイン
ガ53は、貯蔵用箱10における左右両外側にその最も
外側より窪んだ形態にして設けた係合可能な手段の一つ
であるところの開口部12内に嵌まることにより、貯蔵
用箱10に対して係合する。
ーム30が、前記モータ80の始動によって、貯蔵状態
の貯蔵用箱10に向かって前進動された状態を示すもの
で、この場合、フインガブロック50が、フインガ支持
プレート48から突出しない状態にある。図5は、フイ
ンガ支持プレート48及びフインガブロック50が貯蔵
用箱10に向かって動かされたとき関連した部品の相対
的位置を説明する。この位置において、フインガブロッ
ク50は、上部無端チエン44の矢印方向への回動作用
によってお互いの方に向けてフインガ支持プレート48
から内方に突出するように駆動される。この図5に見ら
れる通り、フインガブロック50における一方のフイン
ガ53は、貯蔵用箱10における左右両外側にその最も
外側より窪んだ形態にして設けた係合可能な手段の一つ
であるところの開口部12内に嵌まることにより、貯蔵
用箱10に対して係合する。
【0030】図6は、上部無端チエン44及び下部無端
チエン42が依然として更に同じ方向に回動していると
きの要素の相対的位置を示す。今や、フインガブロック
50は、フインガ支持プレート48から最も突出した位
置に達しており、このときばね手段54は最大に圧縮さ
れ、このばね手段54におけるばね力にて、前記貯蔵用
箱10における開口部12内に嵌まった状態に保持され
る。
チエン42が依然として更に同じ方向に回動していると
きの要素の相対的位置を示す。今や、フインガブロック
50は、フインガ支持プレート48から最も突出した位
置に達しており、このときばね手段54は最大に圧縮さ
れ、このばね手段54におけるばね力にて、前記貯蔵用
箱10における開口部12内に嵌まった状態に保持され
る。
【0031】図7は、フインガブロック50及びもちろ
んそれらの関連したフインガ支持プレート48が、上部
無端チエン44の同じ方向の回動によって、貯蔵用箱1
0の貯蔵位置から離れるように後退動する状態を示すも
ので、この後退動により、貯蔵用箱10は、両スライド
アーム30における内側面に沿って貯蔵位置から十分に
抜き取られ、そして図2に関連して説明された貯蔵用箱
支持体上に、左右方向に横移動することなく安定した状
態に完全に載せられることが認められるであろう。その
点で、上部無端チエン44の更なる回動は、直立ピン5
2を、スプロケット46の箇所において貯蔵用箱10か
ら遠い方の路にまわって導き、そしてこれは開口部12
からのフインガブロック50の抜き取りを引き起こすで
あろう。このようにして、フインガブロック50が貯蔵
用箱10における開口部12から抜き取られると、モー
タ70は停止する一方、その代わりに、モータ80が始
動することにより、貯蔵用箱支持体及び両スライドアー
ム30が、元の位置に後退動される。これにより、抜き
出した貯蔵用箱10の全体を、取り出し手段20に対し
て完全に載せることができる。
んそれらの関連したフインガ支持プレート48が、上部
無端チエン44の同じ方向の回動によって、貯蔵用箱1
0の貯蔵位置から離れるように後退動する状態を示すも
ので、この後退動により、貯蔵用箱10は、両スライド
アーム30における内側面に沿って貯蔵位置から十分に
抜き取られ、そして図2に関連して説明された貯蔵用箱
支持体上に、左右方向に横移動することなく安定した状
態に完全に載せられることが認められるであろう。その
点で、上部無端チエン44の更なる回動は、直立ピン5
2を、スプロケット46の箇所において貯蔵用箱10か
ら遠い方の路にまわって導き、そしてこれは開口部12
からのフインガブロック50の抜き取りを引き起こすで
あろう。このようにして、フインガブロック50が貯蔵
用箱10における開口部12から抜き取られると、モー
タ70は停止する一方、その代わりに、モータ80が始
動することにより、貯蔵用箱支持体及び両スライドアー
ム30が、元の位置に後退動される。これにより、抜き
出した貯蔵用箱10の全体を、取り出し手段20に対し
て完全に載せることができる。
【0032】取り出し手段20は、プラットフォーム2
にて新らしい位置に位置づけられると、丁度説明した操
作を逆にして貯蔵用箱10をその新しい位置に挿入す
る。より円滑な作用を与えることができるこの構造の1
つの特徴は、スプロケット46及び61間の距離がスプ
ロケットの半径を考慮して修正されて、好ましくは、貯
蔵用箱10の左右両外側に設けた開口部12における貯
蔵用箱10の奥行き方向の間隔距離とほぼ同じにされる
ということである。これらの寸法の注意深い調節によっ
て、抜き取り操作において使用されない開口部の組が反
対方向におけるその後の挿入操作期間中使用するように
理想的に位置づけられるという結果を達成することがで
きる。即ち、前記各距離は、フインガブロック50の直
立ピン52が1つのスプロケットに達しそして外側路か
ら内側路までスプロケットをまわって動かされるとき、
開口部12は一方のフインガ51又は他方のフインガ5
3が正しく位置づけられて遅れることなくそれに係合す
るように位置づけられるように設定することができる。
にて新らしい位置に位置づけられると、丁度説明した操
作を逆にして貯蔵用箱10をその新しい位置に挿入す
る。より円滑な作用を与えることができるこの構造の1
つの特徴は、スプロケット46及び61間の距離がスプ
ロケットの半径を考慮して修正されて、好ましくは、貯
蔵用箱10の左右両外側に設けた開口部12における貯
蔵用箱10の奥行き方向の間隔距離とほぼ同じにされる
ということである。これらの寸法の注意深い調節によっ
て、抜き取り操作において使用されない開口部の組が反
対方向におけるその後の挿入操作期間中使用するように
理想的に位置づけられるという結果を達成することがで
きる。即ち、前記各距離は、フインガブロック50の直
立ピン52が1つのスプロケットに達しそして外側路か
ら内側路までスプロケットをまわって動かされるとき、
開口部12は一方のフインガ51又は他方のフインガ5
3が正しく位置づけられて遅れることなくそれに係合す
るように位置づけられるように設定することができる。
【図1】本発明の1つの態様を使用する自動貯蔵及び取
り出し装置の略図である。
り出し装置の略図である。
【図2】貯蔵用箱に係合する前の取り出し手段を示す図
1の態様における本発明の詳細な斜視図である。
1の態様における本発明の詳細な斜視図である。
【図3】取り出し手段におけるスライドアームが貯蔵用
箱に係合していることを示す図2と同様な詳細な斜視図
である。
箱に係合していることを示す図2と同様な詳細な斜視図
である。
【図4】係合及び抜き取りプロセスの引き続く第1の段
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
【図5】係合及び抜き取りプロセスの引き続く第2の段
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
【図6】係合及び抜き取りプロセスの引き続く第3の段
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
【図7】係合及び抜き取りプロセスの引き続く第4の段
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
階を示す本発明装置の貯蔵用箱及び取り出し装置の部分
の部分平面図である。
2 プラットフォーム 3 貯蔵用箱の二次元配列 5 支柱 10 貯蔵用箱 12 係合可能な手段としての開口部 20 取り出し手段 30 スライドアーム 42,44 無端チエン 46 スプロケット 48 フインガ支持プレート 50 フインガブロック 51,53 フインガ 52 直立ピン 52a フランジャ 54 ばね手段 61 スプロケット 70 フインガブロック往復動用モータ 80 スライドアーム往復動用モータ
Claims (1)
- 【請求項1】上下左右方向のマトリック状に配列した複
数の貯蔵区画室内に貯蔵される貯蔵用箱と、この貯蔵用
箱の取り出し手段を前記各貯蔵区画室の貯蔵の貯蔵用箱
の前端面に沿って移動するためのプラットフォームとを
具備して成る自動貯蔵及び取り出し装置において、 前記貯蔵用箱は、その左右両外側面の各々に、当該貯蔵
用箱の左右両外側面のうち最も外側の部分から窪んだ形
態にした係合可能な手段を備える一方、前記取り出し手
段は、前記貯蔵用箱の左右外側の部位に貯蔵用箱の左右
両外側面と平行に水平方向に延び且つこの方向に往復動
するように配設した左右一対のスライドアームと、この
両スライドアームの各々にその長手方向に沿って往復動
自在に設けられ且つ前記貯蔵用箱に向かうように内向き
に突出して前記貯蔵用箱における窪んだ形態の両係合可
能な手段の各々に着脱自在に嵌まり係合する左右一対の
フィンガブロックとを備え、前記両スライドアームの各
々は、少なくとも上面板と、この上面板における外側縁
から下向きに延びる側面板とを備え、この上面板の下面
で且つ側面板の内側の部分に、前記フィンガブロックが
スライドアームの長手方向に往復動自在に設けられてい
ると共に、このフィンガブロックを往復動するための手
段が設けられていることを特徴とする貯蔵用箱の自動貯
蔵及び取り出し装置。
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