JP2644061B2 - ヘッドホンステレオ等の駆動装置 - Google Patents

ヘッドホンステレオ等の駆動装置

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JP2644061B2 JP2074095A JP7409590A JP2644061B2 JP 2644061 B2 JP2644061 B2 JP 2644061B2 JP 2074095 A JP2074095 A JP 2074095A JP 7409590 A JP7409590 A JP 7409590A JP 2644061 B2 JP2644061 B2 JP 2644061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ヘッドホンステレオの駆動装置に関し、
特に、大きな動力が必要なFF,REW時およびカム回転時に
2個のモータを同時に使用するようにしたヘッドホンス
テレオの駆動装置に関する。
「従来の技術」 近年、手軽に音楽を楽しんだり、語学講座等を聞く音
響機器としてヘッドホンステレオが飛躍的に普及してい
る。
一方、この種の音響機器にあっては、小型軽量化、低
コスト化、多機能化および高操作性等が望まれている。
そして、ヘッドホンステレオでは、最も大きな動力を
必要とするFF,REW時の動力供給が一個のモータで行なわ
れていた。
「発明が解決しようとする課題」 例えば、ヘッドホンステレオにおいては、FF,REWの最
大トルクを基準として、モータの選定がなされたために
必然的に厚みのある大型のものとなり、薄型化するため
の阻害要因となっていた。
この発明は、上記の点に鑑みなされたもので、小さく
薄い2台のモータから動力を同時に伝達することによ
り、FF,REW時に最大トルクが得られるようにしたヘッド
ホンステレオ等の駆動装置の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上述の課題を解決するため、この発明においては、駆
動用モータと、該モータの回転を変速してリール台に伝
達しうる駆動伝達部とからな駆動手段をフォワード側お
よびリバース側に対設し、両駆動伝達部に対設されたリ
バース側若しくはフォワード側の駆動伝達部と連絡しう
る回転伝達部を各設けたことを特徴とするものである。
「作 用」 第1図および第2図で示す実施例において、FF動作は
次のように行なわれる。
第1図で示すストップ状態において、フォワード側の
ダイレクトドライブモータ3を第2図で示すように反時
計方向に回転させる。
そして、第2図で示すようにキャプスタンギヤ5→コ
ネクトギヤ4→メインギヤ6の回転を順次伝達する。
メインギヤ6に回転が伝えられると、第2図で示すよ
うに同軸上のFFアーム10が反時計方向に回転し、FFアー
ム10の先端に軸支されたFFギヤ11がリール台12と噛み合
い、リール台12を反時計方向に回転させる。
一方、リバース側において、第2図で示すようにダイ
レクトドライブモータ3′も反時計方向に回転させる。
そして、第2図で示すように同軸上のキャプスタンギ
ヤ5′→コネクトギヤ4′→メインギヤ6′と回転を順
次伝達する。
メインギヤ6′に回転が伝えられると、第2図で示す
ように同軸上のREWアーム10′が回転し、REWアーム10′
の先端に軸支されたREWギヤ11′がフォワード側のメイ
ンギヤ6と噛合する。これによってダイレクトドライブ
モータ(駆動モータ)3′からの回転駆動力もリール台
12側に伝達されるので、ダイレクトドライブモータ3の
みによる回転駆動力に比べFFトルクが倍増する。
したがって小型扁平モータを駆動モータとして使用し
た場合でも、一対のモータ駆動力を同時に利用すること
で所定の回転トルクを簡単に得ることができる。
「実 施 例」 続いて、この発明に係るヘッドホンステレオの駆動装
置における実施の一例について、第1図〜第5図を参照
して詳細に説明する。
第1図および第2図において、メカシャーシ1に回転
自在な状態で支承されたウォワード(forward)側のキ
ャプスタン2は、メカシャーシ1の下面においてダイレ
クトドライブモータ3(以下、DDモータと称す)に連絡
され、反時計方向(フォワードプレイ)に回転する。
キャプスタン2の回転軸上には、コネクトギヤ4と噛
み合うキャプスタンギヤ5が固着され、コネクトギヤ4
を第2図で示すように時計方向に回転させる。
コネクトギヤ4は、メカシャーシ1に垂設した軸(図
示しない)に回転自在な状態で軸支され、隣接されたメ
インギヤ6の外ギヤ6aと噛み合い、メインギヤ6を第2
図で示すように反時計方向に回転させる。
メインギヤ6は、第1図で示すように上記の外ギヤ6a
(減速ギヤ)と内ギヤ6bとからなる2段ギヤで、メカシ
ャーシ1に垂設されたシャフト7に回転自在な状態で軸
支され、内ギヤ6bがフォワード側のカムギヤ8と噛み合
うと共に、フォワードギヤ9と噛み合う。フォワードギ
ヤ9は、メインギヤ6の上方でシャフト7に軸着された
フォワードレバー26に軸着されている。
また、メインギヤ6のシャフト7には、先端にFFギヤ
11が回転自在に軸支されたFFアーム10が下側固着されて
いる。
カムギヤ8は、第4図および第5図で示すように、2
箇所で欠歯された欠歯歯車に複数のカムが載設された構
造である。さらに詳しくは、第4図で示すように周面に
歯81が2箇所で欠歯81a,81bされた状態で刻設され、上
面周辺に同じく第4図で示すようにプレイロック13、リ
ターン14(やや内側)、ストップロック15が立設される
と共に、中央にフォワードマネージプッシュ兼用のロッ
クアームリターン16が立設されている。
なお、カムギヤ8は、ロックアーム17でロックされ
る。これらの構成部品のうちギヤ5,4,6で駆動伝達部
が、アーム10とギヤ11とで回転伝達部が構成される。
ロックアーム17は、第1図で示すようにメカシャーシ
1に揺動自在な状態で吊設されたシャフト18に軸着さ
れ、基端がプランジャー19のロッド20に係合されると共
に、先端カムギヤ8のプレイロック13(第4図参照)に
当接してカムギヤ8の時計方向の回転を阻止する。
上記のシャフト18には、第1図で示すようにFF用のプ
ロテクトアーム21が軸着されている。このプロテクトア
ーム21は、フォワード側のプランジャー19が引かれたと
きやヘッドシャーシ22がプレイ状態にあるときに、FFギ
ヤ11がフォワード側のリール台12と噛み合わないよう設
けてある。
プロテクトコネクトアーム23は、第1図で示すように
メカシャーシ1に吊設されたシャフト24に揺動自在な状
態で軸支され、プロテクトアーム21の動きをFFアーム10
な伝達する。25はフォワードマネージレバーで、第1図
で示すようにカムギヤ8の連絡して上昇し、ヘッドシャ
ーシ22とピンチレバー27と関連する。ピンチレバー27
は、メカシャーシ1に立設したシャフト28に揺動自在に
軸支され、先端にピンチローラ29が軸支されている。そ
して、隣接したスイッチ30で揺動し、キャプスタン2に
対してテープ(図示しない)を挟んでピンチローラ29を
圧接する。
以上、第1図〜第5図においてフォワード側(第1図
〜第3図の右側)の駆動手段およびその制御手段につい
て説明したが、リバース(reverse)側(第1図〜第3
図の左側)にも同様な駆動手段およびその制御手段が設
けられている。なお、リバース側の主要部品について
は、例えば、DDモータ3がDDモータ3′、FFアーム10が
REWアーム10′のように「′」を付けて表わした。した
がってギヤ5′,4′,6′で駆動伝達部が構成され、アー
ム10′とギヤ11′とで回転伝達部が構成される。
次に、各動作について説明する。
◎ストップ→FF 第1図で示すストップ状態において、フォワード側の
DDモータ3を反時計方向に回転させると、第2図で示す
ようにキャプスタン2と同軸上のキャプスタンギヤ5が
反時計方向に回転してコネクトギヤ4を時計方向に回転
させる。
コネクトギヤ4の時計方向の回転に伴い、第2図で示
すようにメインギヤ6が反時計方向に回転し、メインギ
ヤ6のシャフト7に固着されたFFアーム10がシャフト7
を支点として反時計方向に回転する。
FFアーム10が反時計方向に回転すると、第2図で示す
ようにFFアーム10の先端に軸支されたFFギヤ11がフォワ
ード側のリール台12と噛み合い、リール台12に回転を伝
達し、FF状態とする。
一方、リバース(reverse)側において、第2図で示
すようにDDモータ3′を反時計方向に回転させると、キ
ャプスタン2′と同軸上のキャプスタンギヤ5′が反時
計方向に回転してコネクトギヤ4′を時計方向に回転さ
せる。
コネクトギヤ4′の時計方向の回転に伴い、第2図で
示すようにメインギヤ6′が反時計方向に回転し、メイ
ンギヤ6′のシャフト7′に固着されたREW(リワイン
ド)アーム10′がシャフト7′を支点として反時計方向
に回転する。
REWアーム10′が反時計方向に回転すると、第2図で
示すようにREWアーム10′の先端に軸支されたREWギヤ1
1′がフォワード側のメインギヤ6の外ギヤ6aと噛み合
い、リール台12はDDモータ3の回転駆動力と、DDモータ
3′の回転駆動力の総和で駆動されることになる。これ
によってDDモータ3のみの場合よりもFFトルクが倍増す
る。そのため一対の小型扁平モータを使用し、特定モー
ド時ギア11、11′を制御することによって、大型のモー
タを使用しないでも必要なトルクを簡単に得ることがで
きる。
◎FF→ストップ FFからストップ状態にするには、両DDモータ3,3′の
電源をストップさせる。
◎ストップ→フォワードプレイ 先ず、第1図で示すストップ状態において、フォワー
ド側のプランジャー19に通電すると、第3図で示すよう
にロックアーム17の下端がカムギヤ8のストップロック
15から外れて、カムギヤ8がメインギヤ6の内ギヤ6bに
飛び込んで噛み合う。すると、カムギヤ8は、第3図で
示すように270度回転してプレイロック13が0時位置か
ら9時位置までまわり、欠歯81a部で停止する。
このガムギヤ8の回転によってフォワードマネージレ
バー15(第1図参照)が上方にスライドする。
フォワードマネージレバー25が上方にスライドする
と、第3図で示すようにフォワードギヤ9を軸支してい
るフォワードレバー26が解放され、フォワードギヤ9が
リール台12と噛み合う。
さらに、フォワードマネージレバー25は、ヘッドシャ
ーシ22およびフォワード側のピンチレバー27と連絡さ
れ、両者をプレイ状態に導く。
そして、第3図で示すようにフォワード側のDDモータ
3を反時計方向に回転させると、コネクトギヤ4が時計
方向に回転する。
コネクトギヤ4の時計方向の回転に伴い、第3図で示
すようにメインギヤ6が回転し、メインギヤ6の内ギヤ
6bがフォワードギヤ9を回転させる。
フォワードギヤ9が回転すると、フォワードギヤ9と
噛み合っているリール台12が回転してフォワードプレイ
が行なわれる。尚、リバース側のDDモータを反時計方向
に回転させてカム回転用動力を増大させることができ
る。
◎フォワードプレイ→ストップ フォワードプレイからストップ状態にするのには、フ
ォワード側のプランジャー19に通電してガムギヤ8のプ
レイロック13を外す。
すると、フォワード側のカムギヤ8が時計方向に90度
回転し、ストップロック15の位置まで回る。
この間、フォワードマネージレバー25を元の位置まで
下げて、各メカが第1図で示すストップ状態になった時
に、フォワード側のモータ3の電源を「オフ」にする。
なお、この発明に係るヘッドホンステレオ等の駆動装
置は、前述のように左右対称なので、リバースプレイと
リワインドは、リバース側においてフォワードプレイお
よびFFと同様にして行なわれる。
「発明の効果」 以上のように、この発明に係るヘットホンステレオ等
の駆動装置は、FF,REWおよびカム回転等のように大きな
動力の供給を必要とするとき、フォワード側とリバース
側のそれぞれに設けられたモータの回転駆動力の双方を
連動させて利用できるようにしたものである。
これによれば、必要なトルクを得るのに、従来のよう
に大型のモータを必要とせず、偏平小型のモータで足り
る。
したがって、ヘッドホンステレオ等の全体を小型偏平
化することができると共に、多機能化することができる
等の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るヘッドホンステレオ等の駆動装
置における実施の一例を示すストップ状態の平面図、第
2図はFF状態の平面図、第3図はフォワード状態の平面
図、第4図はカムギヤの拡大平面図、第5図はその一部
破断正面図である。 1……メカシャーシ 3,3′……DDモータ4 4,4′……コネクトギヤ 6,6′……メインギヤ 8,8′……カムギヤ 9……フォワードギヤ 9′……リバースギヤ 10……FFアーム 10′……REWアーム 11……FFギヤ 11′……REWギヤ 12,12′……リール台

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のキャプスタンにそれぞれ連結された
    駆動モータと、 これら駆動モータの回転駆動力をフォワード側とリバー
    ス側のリール台にそれぞれ伝達する一対の駆動伝達部
    と、 これら駆動伝達部の間にそれぞれ設けられ、フォワード
    側の駆動伝達部からの回転駆動力を上記リバース側のリ
    ール台に伝達し、上記リバース側の駆動伝達部からの回
    転駆動力を上記フォワード側のリール台に伝達する一対
    の回転伝達部とで構成され、 上記回転伝達部を制御することによって、必要時上記一
    対の駆動モータからの回転駆動力の双方が、フォワード
    側若しくはリバース側のリール台に伝達されるようにな
    されたことを特徴とするヘッドホンステレオ等の駆動装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6157331B2 (ja) * 1979-06-18 1986-12-06 Shinetsu Chem Ind Co

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0535464Y2 (ja) * 1984-09-20 1993-09-08

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JPS6157331B2 (ja) * 1979-06-18 1986-12-06 Shinetsu Chem Ind Co

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