JP2643568B2 - 二成分系現像剤 - Google Patents

二成分系現像剤

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JP2643568B2 JP2237162A JP23716290A JP2643568B2 JP 2643568 B2 JP2643568 B2 JP 2643568B2 JP 2237162 A JP2237162 A JP 2237162A JP 23716290 A JP23716290 A JP 23716290A JP 2643568 B2 JP2643568 B2 JP 2643568B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真法に用いる二成分系現像剤に関す
るもので、より詳細には、カーボンブラック含有樹脂コ
ート層を有する磁性キャリヤと、カーボンブラック含有
樹脂組成物から成るトナーとを含有する二成分系現像剤
に関する。
(従来の技術) 商業的な電子写真法における現像剤としては、磁性キ
ャリヤとトナーとから成る二成分系現像剤が広く使用さ
れている。トナーとしては、定着用樹脂中に着色剤或は
更に他のトナー用配合剤を分散させた組成物を、粉砕−
分級法、スプレー造粒法、懸濁乃至分散重合法等によっ
て所定の粒度に造粒したものが一般に使用されている。
事務用複写機に使用されるトナーは、着色及び電気抵抗
制御の目的で樹脂中に5乃至15重量%のカーボンブラッ
クを含有させたものが一般に使用されている。
また、磁性キャリヤとしては鉄粉、フェライト等が使
用されているが、スペント防止、帯電制御、電気抵抗制
御等の目的で樹脂コートが行われており、このキャリヤ
コート中にカーボンブラックを配合することも既に知ら
れている。例えば、特開昭61−260254号公報には、ファ
ーネスブラックとアセチレンブラックの混合体から成る
カーボンブラックを含有するシリコーン樹脂で芯体表面
を被覆してなる静電潜像現像用キャリヤが記載されてい
る。また、特開昭62−182759号公報には、アミノシラン
カップリング剤等で表面処理されたカーボンブラックを
配合したシリコーン樹脂で表面を被覆した静電潜像現像
剤用キャリヤが記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) キャリヤコートに使用される樹脂には夫々一長一短が
あり、例えば前述したシリコーン樹脂は耐久性には優れ
ているが、その電気抵抗が高く、また帯電の立上りが遅
く、帯電性がやや不安定であるという問題があり、また
フッ素系樹脂は耐スペント性には優れているが、摩擦帯
電系列の点で負帯電トナーの磁性キャリヤには使用しに
くいという問題がある。スチレン系樹脂やアクリル系樹
脂は帯電特性には最も優れているが、耐久性に劣ると共
に、耐スペント性の点でも問題がある。
前述した提案は、キャリヤ被覆樹脂層にカーボンブラ
ックを配合することによってその電気抵抗を調節すると
いう点で意義を有するものと認められるが、二成分系現
像剤におけるトナーの帯電には、磁性キャリヤのコート
層のみならずトナーを構成する樹脂組成物の摩擦帯電特
性や電気的特性も当然重大な影響をもたらすので、磁性
キャリヤコート層及びトナーの両方について、摩擦帯電
特性や電気的特性の最適の組合せを選ぶ必要がある。
本発明者等は、キャリヤコート樹脂及びトナー用樹脂
として、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂或いはスチレ
ン−アクリル系共重合樹脂を選択し、これらの樹脂に配
合するカーボンブラックの量を一定の組合せ範囲に選択
することにより、トナーに最適の帯電性が得られること
を見出した。
即ち、本発明の目的は、トナーの帯電を、高濃度で高
コントラストの画像を、前ビキ、ブラシマーク、トナー
飛散、キャリヤ引き等の欠点なしに形成し得るように制
御し得る電子写真用二成分系現像剤を提供するにある。
本発明の他の目的は、磁性キャリヤ及びトナーの摩擦
帯電特性及び電気的特性が最適の組合せに選択組合され
ており、しかもそれらの安定性や寿命にも優れている二
成分系磁性現像剤を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、カーボンブラック含有樹脂コート層
を有する磁性キャリヤと、カーボンブラック含有樹脂組
成物から成るトナーとを含有する二成分系現像剤におい
て、 キャリヤコート樹脂及びトナー樹脂の各々がスチレン
系樹脂、アクリル系樹脂及びスチレン−アクリル系共重
合樹脂から成る群より選択された樹脂であり、 トナー中のカーボンブラックが、90〜130ml/100gのジ
ブチルフタレート(DBP)吸着量を有するものであり、 キャリヤコート層中のカーボンブラック含有量をA
(重量%)及びトナー中のカーボンブラック含有量をB
(重量%)としたとき、式 A<−0.1B+2 …(1) A>−0.1B+1 …(2) 5<B<15 …(3) 及びA>0 …(4) を満足する範囲内にあることを特徴とする二成分系現像
剤が提供される。
(作用) 本発明ではキャリヤコート樹脂及びトナー樹脂とし
て、種々の樹脂の内でも、スチレン系樹脂、アクリル系
樹脂及びスチレン−アクリル系共重合樹脂の少なくとも
1種を選択する。本発明において、上記樹脂の組合せを
選択するのは、この組合せがトナーの帯電性に最も優れ
ていること、及び上記樹脂はカーボンブラックの分散性
にも優れていることによる。
本発明において、キャリヤコート樹脂及びトナー樹脂
の双方に、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂またはスチ
レン−アクリル系共重合樹脂を用いることに関連して、
キャリヤコート層のカーボンブラック含有量(A)及び
トナー中のカーボンブラック含有量(B)を、前記実験
式(1),(2),(3)及び(4)を満足するように
定めることが重要な特徴である。
本発明に用いるキャリヤコート層中のカーボン量
(A)及びトナー中のカーボン量(B)の範囲は、添付
図面第1図中の斜線を付した領域で表わされる。一般
に、キャリヤコート層中のカーボン量及びトナー中のカ
ーボン量は、キャリヤコート層の電気抵抗及びトナーの
電気抵抗に密接に関連しており、含有量が多くなれば、
電気抵抗が減少し、逆に含有量が少なくなれば電気抵抗
が増大する。二成分系現像剤全体としての電気抵抗は、
形成される画像の濃度や画質に関して最適の範囲があ
り、この電気抵抗が低抵抗側では濃度は高くなるが、前
ビキ、ブラシマーク、トナー飛散等の画質低下を来しや
すく、一方高抵抗側ではトナー飛散等は発生しないとし
ても、濃度不足やキャリヤ引きを発生しやすい。かくし
て、一般に高抵抗トナーには低抵抗キャリヤを組合せ、
逆に低抵抗トナーには高抵抗キャリヤを組合せることが
望ましいが、トナー抵抗及びキャリヤ抵抗とトナー中カ
ーボン濃度及びキャリヤコート層中カーボン濃度との関
係で言えば、現像剤全体の抵抗に及ぼすトナー中カーボ
ン濃度の影響は比較的小さく、一方現像剤全体の抵抗に
及ぼすキャリヤコート層中カーボン濃度の影響は比較的
大きいと思われる。これが、第1図のグラフ中で、トナ
ー中カーボン含有量(B)の許容範囲が比較的広く、一
方キャリヤコート層中カーボン含有量(A)の許容範囲
が比較的狭い理由と思われる。
実際に、第1図の斜線領域よりも左側の領域(B<
5)では、磁性キャリヤコート層の電気抵抗を如何に調
節しても、現像剤全体の抵抗が高すぎて、これを好適な
範囲、一般に108Ωcm乃至1013Ωcmの範囲に調節するこ
とが困難であり、また第1図の斜線領域よりも右側の領
域(B>15)では、磁性キャリヤコート層の電気抵抗を
如何に調節しても現像剤全体の抵抗が低すぎて、これを
前述した好適範囲に調節することがやはり困難である。
また、第1図の斜線領域よりも上側の領域(A>−0.1B
+2)では、トナーに組合すキャリヤのコート層の電気
抵抗が低すぎて、画像濃度は高いが、前ビキ、ブラシマ
ーク、トナー飛散等のトラブルが発生しやすい。更に、
第1図の斜線領域よりも下側の領域(A<−0.1B+1)
では、トナーに組合すキャリヤのコート層の抵抗が高過
ぎて、濃度不足を生じたり、キャリヤ引きを生じやす
い。本発明によれば、キャリヤコート樹脂及びトナー樹
脂として特定の樹脂を選択すると共に、これに含有させ
るカーボン含有量を第1図の斜線で示された領域内に選
択することにより、高濃度で高コントラストのトナー画
像を、前ビキ、ブラシマーク、トナー飛散、キャリヤ引
き等の欠点なしに形成させ得るものである。また、この
二成分系現像剤では、キャリヤ及びトナーの摩擦帯電特
性や電気的特性が安定した最適の組合せに維持されてい
るため、前記作用が長期にわたって安定に発現されると
いう利点も得られる。
本発明では、少なくともトナー中に含有させるカーボ
ンブラックとして、ジブチルフタレート(DBP)吸着量
が90〜130ml/100gの範囲内にあるカーボンブラックを使
用する。即ち、カーボンブラックにはDBP吸着量が広範
囲にある各種のものが知られているが、DBP吸着量が90m
l/100gよりも小さいものは、一般にロー・ストラクチュ
アと呼ばれており、チェーン構造を形成する傾向が小さ
いため、トナーが高抵抗化するおそれがあり、本発明の
目的に適当でない。一方DBP吸着量が130ml/100gを越え
て大きいものは、ハイ・ストラクチュアと呼ばれてお
り、チェーン構造を形成する傾向が特に大きいため、ト
ナーが低抵抗化するおそれがあり、やはり本発明の目的
に適当でない。
(発明の好適態様) 磁性キャリヤ 本発明において、磁性キャリヤとして、前述したカー
ボンブラック含有樹脂のコーティング層を有するもので
あれば任意のものを用いることができる。樹脂として
は、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂或いはスチレン−
アクリル系共重合樹脂が単独或いは2種以上のブレンド
物で使用される。
また、スチレン系樹脂を構成するスチレン系単量体と
しては、下記式 式中、R1は水素原子、低級(炭素数4以下の)アルキ
ル基、或いはハロゲン原子であり、R2は低級アルキル
基、ハロゲン原子等の置換基であり、nはゼロを含む2
以下の整数である。
で表わされる単量体、例えばスチレン、ビニルトルエ
ン、α−メチルスチレン、α−クロルスチレン、ビニル
キシレン等やビニルナフタレン等を挙げることができ
る。この中でも、スチレンが好適である。
アクリル系単量体としては、 式中、R3は水素原子または低級アルキル基であり、R4
は水素原子又は炭素数18迄のアルキル基、ヒドロキシア
ルキル基、アルコキシアルキル基、アミノアルキル基で
ある。
で表わされる単量体、例えばエチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクレート、ブチルメタクリ
レート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチル
ヘキルメタクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
アミノエチル(メタ)アクリレート、アクリル酸、メタ
クリル酸等である。アクリル系単量体としては、上述し
たものの他に他のエチレン系不飽和カルボン酸乃至その
無水物、例えば無水マレイン酸、クロトン酸、イタコン
酸等を用いることもできる。
本発明の目的には、スチレン−アクリル系共重合樹脂
が特に適しており、この共重合樹脂は、式(5)のスチ
レン単位と式(6)のアクリル単位の少なくとも1種と
の共重合体から成る。帯電特性と、カーボンブラックの
分散性と磁性キャリヤへの密着性に優れ、キャリヤコー
トに特に適しているスチレン−アクリル共重合樹脂は、
(i)スチレン10乃至30重量%、(ii)低級(C3以下)
アルキル(メタ)アクリレート70乃至80重量%、(ii
i)高級(C4以上)アルキル(メタ)アクリレート0.1乃
至2重量%及び(iv)ヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレート0.1乃至2重量%から成る組成の共重合樹脂で
ある。磁性キャリヤへの密着性を高め、コート層の耐久
性を高め、帯電性を一層向上させる目的で、スチレン−
アクリル系共重合樹脂当り50重量%迄の量で、メラミン
樹脂、尿素樹脂等のアミノ樹脂を組合せで用いることが
できる。
コート層樹脂に組合せるカーボンブラックとしては、
前述したDBP吸着量が90〜130ml/100gのものが使用し得
ることは当然であるが、その他にロー・ストラクチュア
のものでも、ハイ・ストラクチュアのものでも使用し得
る。コート層樹脂に対するカーボンブラックの含有量は
前述した範囲であるが、一般に、含有量の下限は0.01重
量%、特に0.1重量%とするのがよい。また、カーボン
ブラックとしては未処理のカーボンブラックが使用され
る他に、スチレン系単量体、アクリル系単量体の1種又
は2種以上をグラフト共重合させたカーボンを使用する
こともでき、特にグラフトカーボンを使用すると、コー
ト層樹脂に対する分散性乃至分散安定性や電気的特性の
点で顕著な利点が奏されることになる。他に、カーボン
ブラックにシランカップリング剤、チタンカップリング
剤或いは他の表面処理剤を施したものも勿論使用でき
る。
磁性キャリヤにコート層を形成させるには、それ自体
公知の任意の手段を用いることができる。例えば、前述
した樹脂をトルエン等の芳香族系溶媒或いはケトン系、
エーテル系、エステル系等の他の溶媒に溶解させ、この
溶液にカーボンブラックの所定量を分散させてコート層
形成用の原液とする。この原液を磁性キャリヤに、スプ
レー塗布、浸漬塗布等の手段で施こし、必要により乾燥
してカーボン含有樹脂コート磁性キャリヤとする。磁性
キャリヤの流動床を形成し、この流動床中に前記原液を
スプレーすると、一様な被膜形成と乾燥とが一挙に行わ
れるので特に好ましい。磁性キャリヤに施こすカーボン
含有樹脂コート層は、かなり薄い厚みでよく、一般にそ
のコート量は、磁性キャリヤ当り0.01乃至5重量%、特
に0.1乃至2重量%の範囲である。
磁性キャリヤとしては、フェライトキャリヤでも鉄粉
キャリヤでもよいが、一般にフェライトキャリヤが好適
である。
フェライト粒子としては、球状のものが好適であり、
その粒径は20乃至140μm、特に50乃至100μmの範囲に
あることが望ましい。
フェライトとして従来例えば酸化鉄亜鉛(ZnFe
2O4)、酸化鉄イットリウム(Y3Fe5O12)、酸化鉄カド
ミウム(CdFe2O4)、酸化鉄ガドリニウム(CdFe
5O12)、酸化鉄鉛(PdFe12O19)、酸化鉄ニッケル(NiF
e2O4)、酸化鉄ネオジウム(NdFeO3)、酸化鉄バリウム
(BaFe12O19)、酸化鉄マグネシウム(MgFe2O4)、酸化
鉄マンガン(MnFe2O4)、酸化鉄ランタン(LaFeO3)等
の1種或いは2種以上から成る組成の焼結フェライト粒
子が使用されており、特にCu,Zn,Mg,Mn及びNiから成る
群より選ばれた金属成分の少なくとも1種、好適には2
種以上を含有するソフトフェライト、例えば銅−亜鉛−
マグネシウムフェライトが使用される。
トナー トナーとしては、前述したスチレン系樹脂、アクリル
系樹脂及びスチレン−アクリル系樹脂中にカーボンブラ
ックを配合し、これを所定の粒度としたものが使用され
る。
スチレン系樹脂、アクリル系樹脂及びスチレン−アク
リル系共重合樹脂としては、磁性キャリヤの項で述べた
前記式(5)及び/または(6)の単量体から成るもの
が使用される。これらの樹脂の内でも、本発明の目的に
は、スチレン−アクリル系共重合樹脂が特に適してお
り、中でも(i)スチレン75乃至95重量%、(ii)低級
(C3以下)アルキル(メタ)アクリレート5乃至25重量
%、及び(iii)高級(C4以上)アルキル(メタ)アク
リレート0.5乃至5重量%から成る組成のスチレン−ア
クリル系共重合体が帯電性と定着性との見地から優れて
いる。
現像器内のブロッキング防止と定着性の見地からは、
用いる樹脂は一般に50乃至75℃のガラス転移点(Tg)を
有するのが好ましい。また、コールドオフセット、ホッ
トオフセットを防止し、優れた定着性能を得るという見
地からは、重量平均分子量()が10×104乃至20×1
04の範囲、分散(W/)が10乃至30の範囲にあるこ
とが望ましい。
本発明のトナーに用いるカーボンブラックは前述した
ものであるが、磁性キャリヤの場合と同様に、グラフト
カーボンや表面処理カーボンを使用すると、トナーの場
合にも優れた利点が達成される。
このトナーにはそれ自体公知のトナー用配合剤、例え
ば電荷制御剤や離型剤が配合されていてもよい。例え
ば、電荷制御剤としては、それ自体公知の任意の電荷制
御剤、例えばニグロシンベース(CI 50415)、オイルブ
ラック(CI 26150)、スピロンブラック等の油溶性染料
や、1:1型或いは2:1型金属錯塩染料、ナフテン酸金属
塩、脂肪酸石鹸、樹脂酸石鹸等が使用される。また、離
型剤としては、各種ワックス類、例えばポリプロピレン
ワックス、ポリエチレンワックス、酸化ポリエチレンワ
ックス、鉱物系、植物系、動物系の各種ワックスが使用
される。電荷制御剤はトナー中に1乃至4重量%の量で
含有させ、離型剤は1乃至5重量%の量で含有させるの
が望ましい。
トナー粒子の粒径は、コールターカウンターで測定し
た粒径は体積基準メジアン径で8乃至14μm、特に10乃
至12μmの範囲にあるのがよく、また粒子径状の溶融混
練・粉砕法で製造された不定形のものでも、また分散乃
至懸濁重合法で製造された球状のものでもよい。
また、トナー粒子の表面には、トナー粒子の流動性向
上のため、微量のカーボンブラックや微粒子シリカ(エ
アロジル)等をマブシ配合して用いることもできる。
現像剤 本発明において、カーボン含有樹脂コート磁性キャリ
ヤとトナーとは、それ自体公知の配合比で混合して、二
成分系磁性現像剤として用いることができる。キャリヤ
とトナーとは、一般に99:1乃至85:15、特に98:2乃至95:
5の重量比で混合して使用する。電荷像の現像に際して
は、内部にマグネットを備えた現像スリーブ上に、上記
現像剤を供給して、該スリーブ上に現像剤の磁気ブラシ
を形成させ、この磁気ブラシを電荷像を有する感光体等
の支持面と摺擦させ、これによりトナー像を形成させ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、キャリヤコート樹脂及びトナー樹脂
の各々として、帯電性に優れたスチレン系樹脂、アクリ
ル系樹脂或いはスチレン−アクリル系樹脂を選択し、キ
ャリヤコート層に含有させるカーボンブラックの量及び
トナー中に含有させるカーボンブラックの量を、相互の
関連のもとに一定範囲に選択することにより、摩擦帯電
特性と電気抵抗とがバランスした二成分系現像剤が提供
され、これを用いることにより、高濃度で高コントラス
トの画像を、前ビキ、ブラシマーク、トナー飛散、キャ
リヤ引き等の欠点なしに形成させることができる。
実施例 [実施例1] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn系フェライト粒子 コート層: メチルメタクリレート重合体 99.5重量部 (Tg=100℃) カーボンブラック 0.5重量部 上記樹脂をトルエンに溶解させ、この溶液にカーボン
ブラックを分散させてコート層形成用の原液を作製し
た。上記芯材の流動床を形成し、この流動床中に前記原
液をスプレーすることによって、芯材の表面にカーボン
含有樹脂コート層を形成した。
トナーの作製 スチレン(St)/ブチルアクリレート(BA)/メチルメ
タクリレート(MMA)共重合体 88 重量部 St:BA:MMA=85:14:1 Tg=59℃ =147000W /=15.1 カーボンブラック 6 重量部 (DBP吸着量114ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 上記材料を混合し、溶融混練後、冷却・粉砕・分級を
行い、さらに疎水性シリカを0.5重量部混合して表面処
理を行い、トナーを作製した。
上述のようにして得られたキャリヤとトナーとを重量
比で95:5の割合で混合し、現像剤を得た。
この現像剤を、電子写真複写機DC5585(三田工業株式
会社製)に装填し、10万枚の複写試験を行った。そし
て、画像濃度(ID)、カブリ濃度(FD)、前引き、ブラ
シマーク、キャリヤ引き及びトナー飛散について評価を
行った。
なお、画像濃度(ID)およびカブリ濃度(FD)は、東
京電色社製の反射濃度計(MODEL TC−6D)にて測定し
た。
各種評価試験の結果を第1表に示す。
[実施例2] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn−Mg系フェライト粒子 コート層: スチレン(St)/エチルアクリレート(EA)/ドデシル
メタクリレート/ヒドロキシメタクリレート共重合体 98.8重量部 St:EA:ドデシルメタクリレート:ヒドロキシメタクリレ
ート=18:78:2:2 Tg=64℃ カーボンブラック 1.2重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 スチレン(St)/ブタジエン共重合体 88 重量部 St:ブタジエン=68:32 Tg=69℃ =173000W /=10.2 カーボンブラック 6 重量部 (DBP吸着量96ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[実施例3] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn−Mn系フェライト粒子 コート層: スチレン重合体 99.5重量部 (Tg=82℃) カーボンブラック 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 メチルメタクリレート(MMA)/ブチルメタクリレート
(BMA)共重合体 80 重量部 MMA:BMA=58:42 Tg=63℃ =136000W /=12.8 カーボンブラック 14 重量部 (DBP吸着量107ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[実施例4] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn−Ni系フェライト粒子 コート層: スチレン(St)/エチルメタクリレート(EMA)共重合
体 99.9重量部 St:EMA=22:78 Tg=79℃ カーボンブラック 0.1重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 スチレン(St)/ブチルメタクリレート(BMA)/2−エ
チルヘキシルアクリレート共重合体 80 重量部 St:BMA:2−エチルヘキシルアクリレート=75:15:10 Tg=57℃ =198000W /=25.8 カーボンブラック 14重量部 (DBP吸着量121ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[実施例5] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn−Mg−Ni系フェライト粒子 コート層: エチルメタクリレート重合体 99.9重量部 (Tg=65℃) カーボンブラック 0.1重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 スチレン(St)/ステアリルメタクリレート共重合体 84 重量部 St:ステアリルメタクリレート=67:33 Tg=59℃ =164000W /=21.6 カーボンブラック 10 重量部 (DBP吸着量109ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[比較例1] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn−Mg系フェライト粒子 コート層: スチレン重合体 99.9重量部 (Tg=82℃) カーボンブラック 0.1重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 メチルメタクリレート(MMA)/エチルアクリレート(E
A)共重合体 88 重量部 MMA:EA=74:26 Tg=69℃ =138000W /=17.3 カーボンブラック 6 重量部 (DBP吸着量110ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[比較例2] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn−Mn−Ni系フェライト粒子 コート層: スチレン(St)/ブチルメタクリレート(BMA)/エチ
ルアクリレート(EA)共重合体 99.0重量部 St:BMA:EA=45:35:20 Tg=71℃ カーボンブラック 1.0重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 スチレン(St)/エチルアクリレート(EA)/2−ヒドロ
キシエチルアクリレート共重合体 90 重量部 St:EA:2−ヒドロキシエチルアクリレート=77:19:4 Tg=57℃ =149000W /=10.6 カーボンブラック 4 重量部 (DBP吸着量110ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[比較例3] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn系フェライト粒子 コート層: メチルメタクリレート(MMA)/エチルアクリレート(E
A)/ブチルアクリレート(BA)共重合体 98.0重量部 MMA:EA:BA=63:22:15 Tg=74℃ カーボンブラック 2.0重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 スチレン(St)/アクリロニトリル(AN)/メチルアク
リレート(MA)共重合体 88 重量部 St:AN:MA=67:20:13 Tg=66℃ =168000W /=11.0 カーボンブラック 6 重量部 (DBP吸着量93ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[比較例4] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn−Mg−Mn系フェライト粒子 コート層: スチレン(St)/ブチルアクリレート(BA)共重合体 99.0重量部 St:BA=67:33 Tg=77℃ カーボンブラック 1.0重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 スチレン(St)/2−ヒドロキシプロピルアクリレート共
重合体 80 重量部 St:2−ヒドロキシプロピルアクリレート=87:13 Tg=68℃ =171000W /=26.1 カーボンブラック 14 重量部 (DBP吸着量108ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3 重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
[比較例5] キャリヤの作製 芯材:Cu−Zn系フェライト粒子 コート層: スチレン(St)/アクリロニトリル(AN)共重合体 99.5重量部 St:An=88:12 Tg=92℃ カーボンブラック 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてキャリヤを作
製した。
トナーの作製 メチルメタクリレート(MMA)/エチルメタクリレート
(EMA)/ブチルアクリレート(BA)共重合体 78 重量部 MMA:EMA:BA=57:19:14 Tg=69℃ =131000W /=22.6 カーボンブラック 16 重量部 (DBP吸着量111ml/100g) 金属アゾ染料 2.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3重量部 疎水性シリカ 0.5重量部 上記材料を用い、実施例1と同様にしてトナーを作製
した。
以下、実施例1と同様にして現像剤を作製し、各種評
価試験を行った。
その結果を第1表に示す。
なお、前記実施例1〜5および比較例1〜5の各現像
剤のキャリヤコート層中のカーボン含有量A(重量%)
およびトナー中のカーボン含有量B(重量%)の関係を
第1図中に示す。
第1表から明らかなように、キャリヤコート層中のカ
ーボンブラック含有量(A)およびトナー中のカーボン
ブラック含有量(B)が前記実験式(1)〜(4)を満
足している(第1図の斜線領域)実施例1〜5は、画像
濃度が高く、しかもカブリが少ないので、高コントラス
トの画像が得られた。また、前ビキ、ブラシマーク、ト
ナー飛散、キャリヤ引きが発生せず、良好な画像であっ
た。
一方、第1図の斜線領域よりも下側の領域(A>−0.
1B+1)にある比較例1は、画像濃度が極めて低く、且
つカブリの多いコントラストの悪い画像で、キャリヤ引
きも多量に発生した。
また、第1図の斜線領域よりも左側の領域(B<5)
にある比較例2も、画像濃度が低く、且つカブリも多い
うえ、キャリヤ引きも発生した。
さらに、第1図の斜線領域よりも上側の領域(A>−
0.1B+2)にある比較例3,4および5は、画像濃度は高
いものの、前ビキおよびブラシマークが発生し、粗悪な
画像であった。特に、比較例4,5においては、トナー飛
散も発生した。
【図面の簡単な説明】
第1図はキャリヤコート層中のカーボン含有量(A)と
トナー中のカーボン含有量(B)との関係を示す線図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 雅偉 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 津山 浩一 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 清水 義威 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−182759(JP,A) 特開 平1−211770(JP,A) 特開 昭58−129436(JP,A) 特開 昭57−181553(JP,A) 特開 平1−137265(JP,A) 特開 平1−145664(JP,A) 特開 昭61−141451(JP,A) 特開 昭59−88749(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーボンブラック含有樹脂コート層を有す
    る磁性キャリヤと、カーボンブラック含有樹脂組成物か
    ら成るトナーとを含有する二成分系現像剤において、 キャリヤコート樹脂及びトナー樹脂の各々がスチレン系
    樹脂、アクリル系樹脂及びスチレン−アクリル系共重合
    樹脂から成る群より選択された樹脂であり、 トナー中のカーボンブラックが、90〜130ml/100gのジブ
    チルフタレート(DBP)吸着量を有するものであり、 キャリヤコート層中のカーボンブラック含有量をA(重
    量%)及びトナー中のカーボンブラック含有量をB(重
    量%)としたとき、式 A<−0.1B+2 …(1) A>−0.1B+1 …(2) 5<B<15 …(3) 及びA>0 …(4) を満足する範囲内にあることを特徴とする二成分系現像
    剤。
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