JP2641580B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2641580B2
JP2641580B2 JP2007596A JP759690A JP2641580B2 JP 2641580 B2 JP2641580 B2 JP 2641580B2 JP 2007596 A JP2007596 A JP 2007596A JP 759690 A JP759690 A JP 759690A JP 2641580 B2 JP2641580 B2 JP 2641580B2
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、たとえば映像信号を記録し再生するビデ
オテープレコーダなどのヘリカルスキャンタイプの磁気
記録再生装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図は従来の磁気記録再生装置の記録系の概略構成
図であり、同図において、(1)は記録信号を増幅する
記録用アンプ、(2)は記録電流を調整する可変抵抗器
からなる記録電流調整ボリューム、(3)は磁気記録媒
体の一例である磁気テープ、(4)は磁気ヘッドで、回
転ドラム(13)に装着されている。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
記録信号は記録電流調整ボリューム(2)を経てアン
プ(1)に入力され、ここで増幅されたのち、磁気ヘッ
ド(4)を介して磁気テープ(3)に記録される。
このときの記録電流は、上記記録電流調整ボリューム
(2)に対する手動調整により設定される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されてい
るので、磁気ヘッドに供給する記録電流を磁気記録媒体
の特性が十分に生かせるように設定するための調整を手
動でおこなわなければならず、したがって、最適記録電
流が異なる磁気記録媒体に記録する場合、記録電流の手
動調整の忘れによって最適条件での記録がおこなえなか
ったり、記録電流の手動による再調整というわずらわし
い手数を要するといったように、磁気記録媒体個々に合
わせて常に最適条件での記録を実行することが困難で、
磁気記録媒体の特性を十分に生かすことができない場合
があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、いかなる最適記録電流の磁気記録媒体を使
用する場合でも、常に最適条件での記録を確実に実行さ
せることができる磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る磁気記録再生装置は、所定の周波数の
搬送波を最大振幅A、周期Bに変調した測定信号を発生
する手段、磁気記録媒体に上記測定信号を記録させる手
段、上記磁気記録媒体に記録された上記測定信号を再生
すると共に再生信号の包絡線を検波し、上記再生信号の
0レベルから最大レベルに至る時間Cを測定する手段、
上記時間Cと上記測定信号の最大振幅A、周期Bとから
上記磁気記録媒体の最適記録電流Iを次式にもとづいて
算出する手段、 I=A×(2・C)/B 及び算出された最適記録電流Iにもとづいて上記磁気記
録媒体の記録電流レベルを設定する手段を備えたことを
特徴とする。
[作用] この発明によれば、所定の周波数の搬送波を最大振幅
A、周期Bに変調した測定信号を発生すると共に、使用
する磁気記録媒体ごとに上記測定信号を記録させ、その
測定信号の再生時に包絡線検波を行うと共に、再生信号
の0レベルから最大レベルに至る時間を測定し、この時
間と上記測定信号の最大振幅及び周期とから所定の算式
にもとづいて最適記録電流を算出し、それに対応して記
録電流レベルを自動的に設定することができるから、い
かなる磁気記録媒体を使用する場合も、常に最適条件で
の記録をおこない、その特性を十分に生かすことができ
る。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置
の構成を示すブロツク図であり、同図において、
(1)、(3)、(4)、(13)は第5図に示す従来例
と同一のため、該当部分に同一の符号を付して、それら
の詳しい説明を省略する。
第1図において、(5),(6)はそれぞれスイッ
チ、(7)は記録電流測定用の発振器で、この発振器
(7)は上記スイッチ(5)が側に切換えられている
とき、その出力が記録用アンプ(1)を通して磁気ヘッ
ド(4)に供給され、磁気テープ(3)に記録される。
(8)は再生用アンプ、(9)はA/Dコンバータ、(1
0)は計算器で、上記スイッチ(6)が側に切換えら
れているとき、上記再生用アンプ(8)で増幅され、A/
Dコンバータ(9)でディジタル信号に変換された再生
信号がとり込まれて、磁気テープ(3)に最適な条件の
記録電流を後述の算式に基づいて算出する。
(11)はD/Aコンバータ、(12)はボルテージ・コン
トロールアンプ(以下、VCAと称す)で、上記計算器(1
0)から出力され、D/Aコンバータ(11)でアナログ信号
に変換された電圧により記録信号のレベルを自動的に調
整する。なお、上記スイッチ(5)はVCA(12)のレベ
ル調整後に側に自動的に切換えられて通常の記録動作
に移行する。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
記録開始の指示信号を受けると、まず、スイッチ
(5)が側に切換えられ、発振器(7)の出力が記録
用アンプ(1)を経て磁気ヘッド(4)に供給されて、
磁気テープ(3)上の1本のトラックに記録される。こ
のときの記録電流は第2図に示すように、最適記録電流
値を測定しようとする周波数の搬送波を最大振幅A、周
期BにAM変調した波形である。ここで周期Bは磁気ヘツ
ドの回転周期の1/2以下である。また、周波数は記録方
式によって異なり、たとえばVHS方式では4MHZ、S−VHS
方式では4.8MHZとされる。
ついで、スイッチ(6)が側に切換えられ、上記磁
気テープ(3)上の記録トラックのトレースによりピッ
クアップされた再生信号は再生用アンプ(8)で増幅さ
れたのち、A/Dコンバータ(9)でディジタル信号に変
換され、計算器(10)にとり込まれる。
ここで、この計算器(10)は、第4図に示すフローチ
ャートに従って動作する。すなわち、ディジタル信号に
変換された再生信号の包絡線を検波し(ステップS2
1)、第3図に示すような再生出力波形の0レベルから
最大レベルに至る時間Cを求める(ステップS22)とと
もに、次式によって最適記録電流値Iを算出する(ステ
ップS23)。
I=A×(2・C)/B この算出されたIを最適記録電流値として決定し、
(ステップS24)、その設定データをD/Aコンバータ(1
1)に出力する(ステップS25)。
つづいて、D/Aコンバータ(11)にいて上記計算器(1
0)からの出力をアナログ電圧信号に変換し、その電圧
信号をVCA(12)に入力することにより、記録信号のレ
ベルを自動的に調整し設定する。
その後は、上記スイッチ(5)を側に切換えて通常
の記録動作をおこなう。再生する場合にはスイッチ
(6)をb側に切り換える。
なお、上記実施例では、記録動作の開始前に記録電流
を設定するようにしたが、磁気テープ(3)の交換直後
に1回だけ記録電流を設定するか、あるいは、外部スイ
ッチを設けて、このスイッチの任意の操作により記録電
流の設定をおこなうようにしても、上記実施例と同様な
効果を奏する。
また、上記実施例では、発信器(7)の出力信号を記
録したトラックを消去しないで、目的とする信号を記録
するようにしたもので説明したが、好ましくは、回転消
去ヘッドなどを使用して上記トラックを消去したうえ、
目的とする信号を記録することが望ましい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、使用する磁気記録
媒体ごとに、その最適の記録電流を自動的に設定するこ
とができるので、最適記録電流の異なる種々の磁気記録
媒体に対しても、常に最適条件での記録を確実に実行さ
せることができ、各磁気記録媒体の特性を十分に生かす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
構成を示すブロック図、第2図および第3図は記録電流
および再生出力の波形図、第4図は計算器による動作を
示すフローチャート、第5図は従来の磁気記録再生装置
の記録系の概略構成図である。 (3)……磁気テープ、(4)……磁気ヘッド、
(5),(6)……スイッチ、(7)……発振器、(1
0)……計算器、(12)……VCA。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を記録し再生するヘリカルスキャンタ
    イプの磁気記録再生装置であって、所定の周波数の搬送
    波を最大振幅A、周期Bに変調した測定信号を発生する
    手段、磁気記録媒体に上記測定信号を記録させる手段、
    上記磁気記録媒体に記録された上記測定信号を再生する
    と共に再生信号の包絡線を検波し、上記再生信号の0レ
    ベルから最大レベルに至る時間Cを測定する手段、上記
    時間Cと上記測定信号の最大振幅A、周期Bとから上記
    磁気記録媒体の最適記録電流Iを次式にもとづいて算出
    する手段、 I=A×(2・C)/B 及び算出された最適記録電流Iにもとづいて上記磁気記
    録媒体の記録電流レベルを設定する手段を備えた磁気記
    録再生装置。
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JPS61130072U (ja) * 1985-01-30 1986-08-14
JPS63234402A (ja) * 1987-03-23 1988-09-29 Toshiba Corp 磁気記録再生装置
JPH02121160A (ja) * 1988-10-28 1990-05-09 Akai Electric Co Ltd ヘリカルスキヤン方式の信号記録再生装置における記録レベル調整装置

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