JPH0636260B2 - トラツキングインジケ−タドライブ回路 - Google Patents

トラツキングインジケ−タドライブ回路

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JPH0636260B2
JPH0636260B2 JP13397585A JP13397585A JPH0636260B2 JP H0636260 B2 JPH0636260 B2 JP H0636260B2 JP 13397585 A JP13397585 A JP 13397585A JP 13397585 A JP13397585 A JP 13397585A JP H0636260 B2 JPH0636260 B2 JP H0636260B2
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JP
Japan
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indicator drive
agc
circuit
drive circuit
tracking indicator
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JP13397585A
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正人 田辺
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、トラッキングインジケータドライブ回路に関
し、特にVHS方式で且つFM変調音声信号重畳方式の
家庭用ビデオテープレコーダ(VTR)に搭載されるに
好適なトラッキングインジケータドライブ回路に関す
る。
〔発明の技術的背景〕
従来この種のヘリカルスキャン方式を採用している家庭
用VTRにおいて、機械的精度の限界上、記録時テープ
上に書かれたパターンを再生時正確にトレースする為、
トレース位置を調整する為のトラッキングボリュームが
ユーザー調整手段として設けられている。このトラッキ
ングボリュームを用いたトラッキング調整は、微妙な画
質の変化を観察しながら行わなければならず、最適点に
調整しずらいという問題点があった。特にVHS方式
で、且つ音声をFM変調してビデオヘッドとは別の音声
FM専用の回転ヘッドにより、上記FM変調音声信号を
ビデオトラックに重畳記録再生する所謂VHSハイフア
イ方式を採るVTRでは、下記の理由により上記トラッ
キング調整がしづらいという問題点があった。即ち、上
記音声専用ヘッドのトレース幅はビデオヘッドのそれよ
りも狭い為、上記の如く画質の変化を観察してトラッミ
ング調整を行う方法では、音声専用ヘッドのトラッキン
グが採れないという事態が起きる。
〔背景技術の問題点〕
そこで、従来より上記問題を解消する為、再生音声FM
キャリアの振幅を検波してそのレベルを表示し、トラッ
キングの最良点、即ちキャリア振幅の最大点を知ること
ができるトラッキングインジケータを用いて、上記トラ
ッキング調整を行う方法が採用されている。しかし、こ
のトラッキングインジケータドライブ回路では、従来回
路に加えて振幅検波回路が必要となり、部品点数の増加
を招くという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記の欠点に鑑み、部品点数の増加を
招かない簡単な構成のトラッキングインジケータドライ
ブ回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、既存の再生FM信号処理回路における可変利
得増幅器と振幅検波器から成るAGC回路のAGC検波
出力電圧を、カレントミラーによって取り出してトラッ
キングインジケータドライブ電圧とする構成を採ること
により、上記目的を達成するものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明のトラッキングインジケータドライブ回路の
一実施例を示した回路図である。符号1は再生FM音声
信号100が入力される可変利得(AGC)増幅器で、そ
の出力信号は振幅検波器2に入力されている。この振幅
検波器2の検波出力電圧400はトランジスタ3、トラン
ジスタ4のベースに入力されると共に、コンデンサ7に
入力されている。トランジスタ3のコレクタはAGC増
幅器1に利得可変用の制御電流500を供給し、エミッタ
は抵抗5を介して接地されている。トランジスタ4のコ
レクタには電圧Vccが印加され、エミッタは抵抗6を介
して接地されている。又、コンデンサ7の他端は接地さ
れている。トランジスタ4のコレクタからはインジケー
タドライブ出力200が取り出され、AGC増幅器1の出
力側からは、レベルがVAGCのFM音声信号300が取り出
される。また、コンデンサ7にはAGC検波器2の検波
出力電圧400が充電される。なお、AGC増幅器1、振
幅検波器2及びトランジスタ3は通常VTRの再生FM
信号処理回路にあるRFAGC回路を構成し、トランジ
スタ4は、この回路の検波出力電圧400を制御電流に変
換する回路に付加されたカレントミラーを構成してい
る。
次に本実施例の動作について説明する。入力されるFM
音声信号100の振幅が零より増加し、AGC増幅器1の
出力FM音声信号300の振幅が第2図(A)に示す如くV
AGCに近づくと振幅検波器2が動作し、第2図(B)に示す
如く検波出力電圧400が上昇し始める。この検波出力電
圧400がトランジスタ3のベースエミッタ間電圧VJ(≒
0.7ボルト)に達すると、トランジスタ3が導通し始
め、検波出力電圧400を第2図(C)で示す制御電流500に
変換し、この制御電流500によりAGC増幅器1の利得
を制御するAGCループが動作する。このため、AGC
増幅器1から取り出されるFM音声信号300の振幅はV
AGCに保たれる。
ところで、上記動作においてAGC検波出力電圧400は
第2図(B)に示す如く若干の増加を示すが、ほとんど一
定(VJ)に保たれる。これに対して制御電流500は必要
ゲイン制御量に従って第2図(C)の如く変化し、且つ、
微小レベル時零で、制御状態に入って電流が増加すると
いう特性を持つ。
そこで、検波出力電圧400の変化をトランジスタ4によ
り電流の変化に変換し、且つこの電流の変化を抵抗8に
よって電圧の変化に変換すれば、第2図(D)で示したよ
うな電圧変化特性を得ることができる。この電圧変化を
インジケータドライブ出力200とすれば、入力FM音声
信号100の標準(Typical)入力レベル前後で弁別のよ
い、且つ精度の良いトラッキングインジケータドライブ
電圧を得ることができる。
本実施例によれば、従来のVTRに搭載されているRF
AGC回路にトランジスタ4で構成されるカレントミラ
ーを付加するだけで、簡単な回路構成で且つ精度の高い
トラッキングインジケータドライブ回路を得ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上記述した如く本発明のトラッキングインジケータド
ライブ回路によれば、AGC増幅器とAGC検波器から
成るAGC回路におけるAGC検波出力電圧を、カレン
トミラーによって取り出し、これをトラッキングインジ
ケータドライブ電圧とする構成を採ることにより、部品
点数の増加を招かない簡単な構成のトラッキングインジ
ケータドライブ回路を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトラッキングインジケータドライブ回
路の一実施例を示した回路図、第2図は第1図に示した
回路の動作特性例を示した波形図である。 1……AGC増幅器、2……振幅検波器 3,4……トランジスタ、7……コンデンサ 8……抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生FM信号が入力される可変利得増幅器
    と、この増幅器の出力が入力される振幅検波器と、この
    振幅検波器の検波出力電圧を電流に変換して前記可変利
    得増幅器にフィードバックするループと、このループ中
    の検波出力電圧変化をカレントミラーによって取り出
    し、これをトラッキングインジケータドライブ電圧とし
    て出力する回路とを具備したことを特徴とするトラッキ
    ングインジケータドライブ回路。
JP13397585A 1985-06-21 1985-06-21 トラツキングインジケ−タドライブ回路 Expired - Lifetime JPH0636260B2 (ja)

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JPS61294655A JPS61294655A (ja) 1986-12-25
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JPS63193235U (ja) * 1987-05-27 1988-12-13

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