JP2640695B2 - ウエーハ自動ラッピング装置 - Google Patents

ウエーハ自動ラッピング装置

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体ウエーハ等を自動的に研磨するため
のウエーハ自動ラッピング装置に関する。
(従来の技術) 例えば半導体製造分野においては、半導体ウエーハの
表面はラップ盤によって研磨される。即ち、半導体ウエ
ーハは遊星ギヤを構成するキャリア上にセットされ、複
数の半導体ウエーハがセットされたキャリアは下定盤上
に太陽歯車(駆動ギヤ)と内歯歯車に噛合する状態でセ
ットされる。そして、キャリアが上定盤と下定盤間で遊
星運動することによって、これにセットされた半導体ウ
エーハの表面が研磨される。
ところで、半導体ウエーハのキャリア上へのセット、
半導体ウエーハがセットされたキャリアのラップ盤本体
へのセット、研磨加工終了後のキャリアのラップ盤本体
からの取り出し、研磨された半導体ウエーハの取り出し
等の作業は人手に頼っていたため、作業には熟練を要
し、作業能率が悪くサイクルタイムが長くなるという問
題があった。
そこで、研磨作業の自動化が考えられ、ラップ盤本体
の近傍にキャリアとウエーハのセットステージを設け、
このセットステージでウエーハをキャリア上に自動でセ
ットし、ウエーハがセットされたキャリアを自動でラッ
プ盤本体上にセットし、且つ取り出す装置が提案されて
いる(例えば、特開昭61−76269号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記提案に係る自動ラッピング装置に
あっては、セットステージにおいて複数(通常は5枚)
のキャリアを同一平面上に別々に配置しているため、大
きなスペースを要し、研磨加工中には次の研磨のための
準備が何らなされないために時間的ロスが大きく、サイ
クルタイムが長くなって作業能率が悪いという問題があ
った。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、省スペース、サイクルタイムの短縮等を図
ることができるウエーハ自動ラッピング装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、ラップ盤本体と、該
ラップ盤本体の近傍に配される2系列のローダー部と1
系列のアンローダー部を含んでウエーハ自動ラッピング
装置を構成し、前記各ローダー部を、複数のウエーハを
収納するウエーハ収納部と、該ウエーハ収納部からウエ
ーハを1枚ずつ取り出してこれを多重セットされた各キ
ャリア上にセットするウエーハ取出し・セット手段と、
ウエーハがセットされた各キャリアを前記ラップ盤本体
に順次セットするキャリアセット手段を含んで構成し、
前記アンローダー部を、ラップ盤本体から各キャリアを
順次取り出してこれをウエーハ回収部まで搬送するキャ
リア取出し・搬送手段と、ウエーハ回収部に搬送された
各キャリアにセットされたウエーハを1枚ずつ取り出し
てこれをウエーハ回収部に排出するウエーハ取出し・排
出手段と、排出されたウエーハを順次回収する前記ウエ
ーハ回収部を含んで構成したことをその特徴とする。
(作用) 本発明によれば、複数のキャリアは多重セットされる
ため、これらが大きなスペースを占めることがなく、省
スペースが図られる。
又、ローダー部は2系列設けられているため、これら
ローダー部を交互に用いれば、研磨加工中に一方のロー
ダー部で次の加工に供されるウエーハをキャリア上に予
めセットしておくことができ、ウエーハのキャリア上へ
のセット時間分だけサイクルタイムを短縮することがで
き、作業能率の向上を図ることができる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係るウエーハ自動ラッピング装置の
平面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第
1図のIII−III線断面図、第4図(a),(b)はそれ
ぞれ太陽歯車、内歯歯車の歯端面の面取りを示す斜視図
である。
本発明に係るウエーハ自動ラッピング装置はラップ盤
本体Aと、該ラップ盤本体Aの近傍に配される2系列の
ローダー部B,B′と、これらローダー部B,B′に挟まれる
中間に配される1系列のアンローダー部Cを含んで構成
される。
上記ラップ盤本体Aは、第3図に示すように上定盤1
と下定盤2を有しており、上定盤1は軸3に沿って上下
動自在、且つ軸3回りに回転自在に支持されている。
又、下定盤2の中央部には駆動歯車を構成する太陽歯車
4が設けられており、同下定盤2の外周部には内歯歯車
5が設けられている。尚、太陽歯車4、内歯歯車5はそ
れぞれ第4図(a),(b)に示すようにその全歯4a
…,5a…についてその上部端面がテーパ面4a−1,4a−1,5
a−1,5a−1によって面取りされており、歯4a…,5a…の
上部端面な図示のように上方に向かって尖った山形状に
成形されている。
ところで、下定盤2には、第1図に示すように遊星ギ
ヤから成る5枚のキャリア6…が太陽歯車4と内歯歯車
5に噛合する状態でセットされるが、各キャリア6には
ウエーハWを保持すべき4つの円孔7…が同一ピッチ円
上に等角度ピッチ(90゜ピッチ)で貫設されている。
尚、各キャリア6の中心には円孔8が形成され、中心に
対して幾分偏位した位置には小径の円孔9が形成されて
いる。
而して、ラップ盤本体Aにあっては、キャリア6…及
びこれらに保持された複数のウエーハW…は上定盤1と
下定盤2との間で挟持され、太陽歯車4が回転駆動され
ると、各キャリア6は上定盤1と下定盤2との間で遊星
運動するため、これに保持されたウエーハW…の上下面
が研磨される。
次に、前記ローダー部Bの構成を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
即ち、ローダー部Bは、ウエーハ収納部aと、ウエー
ハ取出し・セット手段bと、キャリアセット手段cを含
んで構成される。ウエーハ収納部aは、第2図に示すよ
うに複数(本実施例では、20枚)のウエーハW…を上下
方向に積層収納するカセット10で構成されている。
又、前記ウエーハ取出し・セット手段bは、第1図に
示すようにアーム旋回ロボット20,30にて構成され、一
方のアーム旋回ロボット20は軸21を中心に回動するアー
ム22と、軸23を中心に回動するアーム24を含んで構成さ
れ、アーム24の先部には吸着部24aが設けられている。
他方のアーム旋回ロボット30は軸31を中心に回動するア
ーム32を含んで構成され、アーム32の先部には吸着部32
aが設けられている。
更に、前記キャリアセット手段cはアーム旋回ロボッ
ト40にて構成され、該アーム旋回ロボット40は軸41を中
心に回動するアーム42と、該アーム42の先部に垂直に支
持された円板状の吸着板43を含んで構成される。そし
て、吸着板43には第1図に示すようにウエーハW…を吸
着すべき4つの吸着部43a…が等角度ピッチ(90゜ピッ
チ)で設けられ、これらの吸着部43a…の間にはキャリ
ア6を吸着すべき4つの吸着部43b…が等角度ピッチ(9
0゜ピッチ)で設けられている。
尚、以上は一方のローダー部Bの構成について述べた
が、他方のローダー部B′の構成もローダー部Bのそれ
と全く同じであり、第1図中、ローダー部Bと同一要素
には同一符号にダッシュ「′」を付して示すが、該ロー
ダー部B′は前記キャリアセット手段cをローダー部B
と共有する。
ここで、前記アンローダー部Cの構成を第1図及び第
3図に基づいて説明する。
即ち、該アンローダー部Cは前記キャリアセット手段
cを共通に含む他、ウエーハ回収部dを含んで構成され
る。尚、キャリアセット手段cは、ラップ盤本体Aから
各キャリア6を順次取り出してこれをウエーハ回収部d
まで搬送するキャリア取出し・搬送手段eと、各キャリ
ア6にセットされたウエーハW…を1枚ずつ取り出して
これをウウーハ回収部dに排出するウエーハ取り出し・
排出手段fを構成している。
ところで、前記ウエーハ回収部dは水を満たした水槽
50を有しており、該水槽50の底部には斜めに傾斜した凹
部50aと、該凹部50aに向かって斜めに下がる傾斜面50b
が形成されている。
そして、上記凹部50a内には、地上に設置されたエア
シリンダ51から延出するロッド52の先部が臨んでおり、
該ロッド52の先部には縦断面がコの字状の保持部材53が
軸54にて回動自在に枢着されており、この保持部材53に
はウエーハ回収用のカセット55が保持されている。
ところで、第1図に示すように、前記アーム旋回ロボ
ット40のアーム42の旋回範囲内には、3つのステージ
S1,S1′,S2が設けられており、ステージS1,S1′上には
第2図に示すように円板状のターンテーブル60が設置さ
れており、ターンテーブル60の中心には軸61が、中心か
ら偏位した位置にはピン62がそれぞれ垂設されている。
次に、当該ウエーハ自動ラッピング装置の作用を説明
する。
作業に先立ちステージS1のターンテーブル60上には5
枚のキャリア6…が同位相で多重セットされている。即
ち、各キャリア6はこれの中央に穿設された円孔8に前
記軸61を通し、円孔9にピン62を通すことによって同位
相にセットされ、5枚のウエーハ6…が同位相で多重セ
ットされると、これら多重セットされたウエーハ6…に
は同位相の5つの円孔7…が縦方向に並んで1つの貫通
孔を形成する。
上記キャリア6…のステージS1におけるターンテーブ
ル60上への多重セットが終了すると、アーム旋回ロボッ
ト20が駆動され、該アームロボット20はカセット10に収
納されたウエーハW…の中から1枚のウエーハWを取り
出してこれをアーム旋回ロボット30に受け渡す。即ち、
アーム旋回ロボット20はアーム24の先部に設けられた吸
着部24aに1枚のウエーハWを吸着してこれを第1図の
実線位置で待機するアーム旋回ロボット30を受け渡す。
尚、カセット10から1枚のウエーハWが取り出せると、
カセット10は1ピッチ分だけ上動して次のウエーハWの
取り出しに備える。
ウエーハWを受け渡されたアーム旋回ロボット30は、
アーム32の先部に設けられた吸着部32aにウエーハWを
保持した状態でアーム32が軸31を中心に図示矢印イ方向
に180゜回動することによって、ステージS1におけるタ
ーンテーブル60上にセットされた1枚のキャリア6の1
つの円孔7内にウエーハWをセットする。
次に、ターンテーブル60が駆動されてこれに多重セッ
トされたキャリア6…が所定角度(本実施例では、90
゜)だけ回動せしめられ、前記と同様の操作によって次
のカセット10から取り出された2枚目のウエーハWがキ
ャリア6の次の円孔7にセットされる。
以上の操作が所要回数(本実施例の場合、4×5=20
回)だけ繰り返されると、ステージS1におけるターンテ
ーブル60上の全てのキャリア6…の円孔7…には計20枚
ウエーハW…がセットされる。
次に、アーム旋回ロボット40が駆動され、ステージS1
にある1枚のキャリア6がこれにセットされた4枚のウ
エーハW…と共にラップ盤本体Aの下定盤2上にセット
される。即ち、アーム旋回ロボット40のアーム42が軸41
を中心に回動され、これに支持された吸着板43が第2図
に鎖線にて示すようにステージS1にセットされたキャリ
ア6…上に位置すると、該吸着板43に設けられた前記吸
着部43a…,43b…が共にONされて最上部に位置する1枚
のキャリア6とこれにセットされた4枚のウエーハW…
が吸着板43に吸着される。この状態でアーム42が軸41を
中心に第1図に矢印ロ方向に旋回し、これに支持された
吸着板43がラップ盤本体Aの所定位置に位置したときに
アーム42の旋回が停止され、吸着板43の吸着部43a…,43
b…が共にOFFされて該吸着板43からキャリア6及びウエ
ーハW…が離れ、キャリア6は太陽歯車4と内歯歯車5
に噛合して下定盤2上の所定位置S3にセットされる。
尚、太陽歯車4と内歯歯車5は、前述のようにその各歯
4a,5aの上部端面がテーパ面4a−1,4a−1,5a−1,5a−1
によって面取りされている(第4図(a),(b)参
照)ため、キャリア6の外周歯6a…は太陽歯車4と内歯
歯車5の歯4a…,5a…に確実に噛合し、如何なる場合も
互いに干渉することがなく、キャリア6の下定盤2上へ
のセットが確実になされる。
上記のようにキャリア6の下定盤2上へのセットが終
了すると、下定盤2が所定角度(72゜)だけ回動されて
これの割り出しがなされ、以後は前記と同様の操作によ
ってステージS1上にセットされた次のキャリア6が4枚
のウエーハW…と共に下定盤2上の所定位置S3にセット
される。
上記操作をステージS1上にセットされた残り3枚のキ
ャリア6…についても繰り返すことによって、第1図に
示すようにラップ盤本体Aの下定盤2上には5枚のキャ
リア6…がこれらにセットされた計20枚のウエーハW…
と共に配置される。
以上の操作が完了すると、ラップ盤本体Aが駆動さ
れ、前述のようにキャリア6…に保持された計20枚のウ
エーハW…の上下面が研磨される。
上記研磨加工が終了すると、上定盤1が第3図に示す
ように軸3に沿って持ち上げられるとともに、1枚目の
キャリア6が所定の位置S3に割り出される。すると、ア
ーム旋回ロボット40が再び駆動され、1枚目のキャリア
6がこれにセットされた4枚のウエーハW…と共に位置
S3からステージS2に移動せしめられる。即ち、アーム旋
回ロボット40のアーム42が軸41を中心に回動してこれに
支持された吸着板43が位置S3にある1枚目のキャリア6
上に位置すると、該吸着板43に設けられた吸着部43a…,
43b…が共にONされて1枚目のキャリア6とこれにセッ
トされた4枚のウエーハW…が吸着板43に吸着される。
この状態でアーム42が軸41を中心に第1図の矢印ハ方向
に180゜旋回し、これに支持された吸着板43がステージS
2上に位置したときにアーム42の旋回が停止される。次
に、吸着板43が旋回せしめられ、これに吸着された1枚
目のウエーハWが第1図のS4位置に割り出され、次に該
ウエーハWを吸着していた1つの吸着部43aのみOFFされ
る。すると、1枚目のウエーハWの吸着が解除され、該
ウエーハWは吸着板43から離れて水槽50の水中に落下
し、第3図に示すように水槽50の傾斜面50bに沿ってカ
セット55方向へ移動し、第3図に鎖線にて示すようにそ
の下限位置で待機するカセット55の最上段に収納され
る。尚、この1枚目のウエーハWが収納されると、エア
シリンダ51が駆動されてカセット55が1ピッチ分だけ上
動せしめられて次の2枚目のウエーハWの収納に備えら
れる。
上記作業が終了すると、吸着板43が所定角度(90゜)
だけ回動されて次の2枚目のウエーハWがS4位置に割り
出され、以後は前記と同様の操作によってこの2枚目の
ウエーハWがカセット55内に収納される。
以下、同様にして1枚目のキャリア6の4枚全てのウ
エーハW…がカセット55内に収納されると、アーム旋回
ロボット40のアーム42が再び駆動されて第1図の矢印ニ
方向に旋回せしめられ、空になったキャリア6がステー
ジS2からステージS1′に移され、ここで吸着板43の吸着
部43b…がOFFされてキャリア6がステージS1′に設置さ
れたターンテーブル60上にセットされる。
以上の一連の操作をラップ盤本体Aの下定盤2上の2
枚目乃至5枚目のキャリア6…についても繰り返せば、
研磨加工が施された計20枚のウエーハW…の全てがカセ
ット55内に収納されるとともに、ステージS1′のターン
テーブル60上には空になった5枚のキャリア6…が同位
相で多重セットされる。すると、第3図に示すエアシリ
ンダ51が駆動されて保持部材53が凹部50aの斜面50a−1
に沿って上動せしめられ、該保持部材53は凹部50aを越
えて上動せしめらると斜面50a−1によるガイドを解除
されるため、第3図に破線にて示すように軸54を中心に
回動してその開口部が上になるようにして静止する。従
って、保持部材53に保持されたカセット55を水槽50の水
中から容易に取り出すことができる。
以上によって研磨加工の1サイクルが自動的に完了す
るが、続けて研磨加工を実施するには、再びステージS1
のターンテーブル60上に別の5枚のキャリア6…がセッ
トされ、以上と同様の操作が繰り返し行なわれるが、2
サイクル目以降においては、ラップ盤本体Aによって研
磨加工が行なわれている間にローダー部B′によってス
テージS1′において多重セットされている空のキャリア
6…にカセット10′に収納されている未加工ウエーハW
…をセットすることができる。以後同様にしてラップ盤
本体Aによる研磨加工中にローダー部B,B′を交互に用
いてステージS1,S1′に多重セットされた空のキャリア
6…に予めウエーハW…をセットするようにすれば、ウ
エーハW…のキャリア6…上へのセット時間分だけサイ
クルタイムを短縮することができ、作業能率の向上を図
ることができる。
又、本実施例では、各5枚のキャリア6…はステージ
S1,S1′において多重セットされるため、これらが大き
なスペースを占めることがなく、装置の小型化が図られ
る。
尚、本実施例において1サイクルの加工枚数に満たな
い20枚未満のウエーハW…について研磨加工を実施する
には、カセット10(10′)内にウエーハW…と共に不足
枚数分のダミーウエーハを収納しておけばよい。又、ラ
ップ盤本体Aやキャリア6…の清掃は、ロード及びアン
ロード時にスプレーや水タワシによって行なわれる。
ところで、本発明は半導体ウエーハの鏡面加工を行な
う場合にも適用可能であることは勿論である。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く、本発明によれば、複数の
キャリアは多重セットされるため、これらが大きなスペ
ースを占めることがなく、省スペースが図られる。
又、本発明によれば、ローダー部は2系列設けられる
ため、これらローダー部を交互に用いれば、研磨加工中
に一方のローダー部で次の加工に供されるウエーハをキ
ャリア上に予めセットしておくことができ、ウエーハの
キャリア上へのセット時間分だけサイクルタイムを短縮
することができて作業能率と向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るウエーハ自動ラッピング装置の平
面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第1
図のIII−III線断面図、第4図(a),(b)はそれぞ
れ太陽歯車、内歯歯車の歯端面の面取りを示す斜視図で
ある。 A……ラップ盤本体、B,B′……ローダー部、C……ア
ンローダー部、a,a′……ウエーハ収納部、b,b′……ウ
エーハ取出し・セット手段、c……キャリアセット手
段、d……ウエーハ回収部、e……キャリア取出し・搬
送手段、f……ウエーハ取出し・排出手段、W……ウエ
ーハ、1……上定盤、2……下定盤、4……太陽歯車、
5……内歯歯車、6……キャリア、10,55……カセッ
ト、20,30,40……アーム旋回ロボット、50……水槽。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラップ盤本体と、該ラップ盤本体の近傍に
    配される2系列のローダー部と1系列のアンローダー部
    を備え、前記各ローダー部は複数のウエーハを収納する
    ウエーハ収納部と、該ウエーハ収納部からウエーハを1
    枚ずつ取り出してこれを多重セットされた各キャリア上
    にセットするウエーハ取出し・セット手段と、ウエーハ
    がセットされた各キャリアを前記ラップ盤本体に順次セ
    ットするキャリアセット手段を含んで構成され、前記ア
    ンローダー部はラップ盤本体から各キャリアを順次取り
    出してこれをウエーハ回収部まで搬送するキャリア取出
    し・搬送手段と、ウエーハ回収部に搬送された各キャリ
    アにセットされたウエーハを1枚ずつ取り出してこれを
    ウエーハ回収部に排出するウエーハ取出し・排出手段
    と、排出されたウエーハを順次回収する前記ウエーハ回
    収部を含んで構成されることを特徴とするウエーハ自動
    ラッピング装置。
  2. 【請求項2】前記ローダー部を構成するキャリアセット
    手段と、アンローダー部を構成するキャリア取出し・セ
    ット手段及びウエーハ取出し・排出手段とは共通の機構
    によって構成されることを特徴とする請求項1記載のウ
    エーハ自動ラッピング装置。
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