JP2640284B2 - ドロップリフタ装置 - Google Patents

ドロップリフタ装置

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JP2640284B2
JP2640284B2 JP14665690A JP14665690A JP2640284B2 JP 2640284 B2 JP2640284 B2 JP 2640284B2 JP 14665690 A JP14665690 A JP 14665690A JP 14665690 A JP14665690 A JP 14665690A JP 2640284 B2 JP2640284 B2 JP 2640284B2
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幸次郎 三木
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば吊下げ搬送装置においてハンガを
有するトロリ装置を、上位走行経路と下位走行経路との
間で乗り移つらせるのに使用されるドロツプリフタ装置
に関するものである。
従来の技術 従来、この種の装置としては、たとえば実公昭61-451
06号公報に見られる位置決めストツパ装置が提供されて
いる。この従来形式では、昇降自在な可動軌条を固定軌
条に接続された状態で、固定軌条側に設けたシリンダの
作動により突出動する連結ロツドを、可動軌条側のロツ
ド挿入部材に形成した挿入孔に進入させることによつ
て、両軌条の位置決め固定を行つている。そして、たと
えば走行搬送装置を可動軌条から固定軌条へと走行さ
せ、次いで連結ロツドを退出させたのち空の可動軌条を
上昇して別の固定軌条側に接続させ、上述と同様の位置
決め固定を行つたのち、固定軌条から可動軌条へと別の
走行搬送装置を走行させている。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、連結ロツドにより位置決め
固定を行い、可動軌条から固定軌条へと走行搬送装置を
走行させる際に、走行搬送装置が固定軌条へ移るにつれ
て可動軌条の非接続端部側の荷重が次第に少なくなり、
吊り上げ力が作用している可動軌条の非接続端部側が弾
性反発で上昇し、かつ連結ロツドを抜出する方向に移動
することになる。その結果、両軌条の接続姿勢に乱れが
生じ、走行搬送装置の移動が途中で不可能になつたり、
あるいは可動軌条側に設けた引き込みや送り出し用のフ
イーダ装置に異常が発生したりする。また可動軌条の昇
降停止が正確に行われなかつたとき、たとえば連結ロツ
ドがロツド挿入部材に衝突するなどして、可動軌条を支
持した昇降フレームを可動軌条の長さ方向で変形させる
ことになり、その結果、上昇させた可動軌条の端が上位
固定軌条の下面に当接するなど、所期の接続が行えなく
なる。さらに可動レールに吊り上げ力が作用しているこ
とから、連結ロツドを抜出した際に、可動軌条側が瞬間
的に5〜10mm上昇することになり、その結果、可動軌条
や昇降フレームに変形を招くことになる。
本発明の目的とするところは、可動レールの位置決め
固定を、この可動レール側を変形させることなく、かつ
可動レール側の停止乱れに関係なく常に良好に行えるド
ロツプリフタ装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成すべく本発明のドロツプリフタ装置
は、レールに支持案内される移動体を上位走行経路と下
位走行経路との間で乗り移つらせるドロツプリフタ装置
であつて、両経路の側方間に亘つて昇降自在なフレーム
を設け、このフレームに上位レールと下位レールとに接
続自在な可動レールを設けるとともに、この可動レール
側に被押え部材を設け、下位走行経路側に、前記被押え
部材に上方から当接自在な押え部材を設け、これら被押
え部材と押え部材との当接面を、円周方向をレール長さ
方向とした凸円弧面と凹円弧面とにより形成している。
作用 かかる本発明の構成によると、上位レールに可動レー
ルを接続させることで、上位レールから可動レールへと
移動体を移動させ得る。そして移動体を支持した可動レ
ールを下降して下位レールに接続させたのち、被押え部
材に対して押え部材を上方から当接させることで可動レ
ールの位置決め固定を行える。その際に当接が凸円弧面
と凹円弧面との嵌合により行われることから、嵌合と同
時に円周方向、すなわちレール長さ方向の位置形めが行
われる。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は上位走行経路で、上位レール2と、この上位レー
ル2の上方に配設されかつチエンなど駆動装置3を支持
案内する駆動用レール4と、上位レール2の側方に配設
したガイドレール5などにより構成される。6は下位走
行経路で、同様に下位レール7、駆動装置8を支持案内
する駆動用レール9、ガイドレール10などにより構成さ
れる。両レール2,7に支持案内される移動体の一例であ
るトロリ装置11は、両レール2,7にローラ12を介して支
持される複数のトロリ13や、トロリ13間の連結杆14など
から構成され、そして下部には前後方向から見てC字状
のハンガ15が取付けられている。なお走行経路1,6にお
けるトロリ装置11の走行は、駆動装置3,8とトロリ13と
の間に係脱自在な伝動構造を設けることで強制的に行わ
れる。16はハンガ15に取付けたガイドローラを示す。
両走行経路1,6間でトロリ装置11を乗り移つらせるド
ロツプリフタ装置20が設けられる。すなわち両走行経路
1,6の側方間に亘つてポスト21が立設され、このポスト2
1に取付けたガイドレール22に複数個のローラ23を介し
て支持案内されるフレーム24を昇降自在に設けるととも
に、その昇降を行わせる昇降駆動装置25を設けている。
前記フレーム24には、前記トロリ装置11が乗り移り自在
な可動レール26が取付けられ、この可動レール26は、上
昇限において一端26aが上位レール2に接続自在とな
り、また下降限において他端26bが下位レール7に接続
自在となる。そしてフレーム24には、両ガイドレール5,
10に接続自在なガイドレール27が設けられる。前記可動
レール26の上方には、トロリ装置11の引き込みと押し出
しとを行うフイーダ装置28が設けられ、このフイーダ装
置28はフレーム24側で支持される。前記フイーダ装置28
におけるレール部の他端には、ブラケツト29を介して左
右方向の軸30が配設され、この軸30には、被押え部材の
一例であるローラ31が遊転自在に取付けられている。こ
のローラ31の上部に形成される当接面は、円周方向をレ
ール長さ方向とした凸円弧面31aとなる。
前記下位走行経路6における下位レール7の上方に
は、前記ローラ31に作用するロツク装置40が設けられ
る。すなわち下位レール7の上方に架台41が設けられ、
この架台41の先端に左右方向の支軸42がブラケツト43を
介して取付けられている。前記支軸42には押えリンク44
が揺動自在に取付けられ、この押えリンク44の遊端には
前記ローラ31に上方から当接自在な押え部材45が設けら
れる。この押え部材45は長形ブロツク状であつて、その
下部に形成される当接面は、円周方向をレール長さ方向
とした凹円弧面45aに形成している。前記支軸42の上方
において、前記架台41側には左右方向の第1ピン46がブ
ラケツト47を介して取付けられ、この第1ピン46には第
1リンク48が揺動自在に取付けられる。前記押えリンク
44の遊端近くには左右方向の第2ピン49を介して第2リ
ンク50が揺動自在に取付けられ、そして第1リンク48と
第2リンク50の遊端間が連結ピン51にて連結される。前
記架台41には、ボルト式の位置調整具52などを介して支
持用ブラケツト53が取付けられ、この支持用ブラケツト
53にピン54を介してシリンダ装置55を取付けるととも
に、このシリンダ装置55のピストンロツド55aを前記連
結ピン51に連結している。以上、41〜55によりロツク装
置40を構成する。
なお、ドロツプリフタ装置20の上部には前記ローラ31
を案内するガイド部材32が設けられる。またハンガ15の
下部には、被搬送物の支持を行う受け台56が上向きに設
けられる。57は電着塗装などの処理層を示す。
次に上記実施例において、上位走行経路1のトロリ装
置11を下位走行経路6に移す作業を説明する。
まず昇降駆動装置25の作動によりフレーム24を上昇さ
せ、第1図実線で示すように上位レール2に可動レール
26の一端26aを接続させる。このときガイドレール27も
ガイドレール5に接続し、またローラ31はガイド部材32
に案内されている。この状態で駆動装置3による送り込
み作用とフイーダ装置28による引き込み作用とによつ
て、トロリ装置11を上位レール2から可動レール26へと
移動させる。このようにしてトロリ装置11を可動レール
26に完全に乗り移つらせたのち、昇降駆動装置25の逆作
動によりフレーム24を下降させ、第1図仮想線で示すよ
うに、下位レール7に可動レール26の他端を接続させる
とともに、ガイドレール10にガイドレール27を接続させ
る。このとき第3図に示すようにシリンダ装置55は収縮
しており、ピストンロツド55aを介して第1リンク48な
らびに第2リンク50を引き込み動させ、以つて押えリン
ク44を支軸42の周りで起立揺動させている。したがつて
押え部材45はフレーム24側の昇降経路から退出し、この
フレーム24側の下降は何んら支障なく行われるととも
に、押え部材45の下方にローラ31が位置することにな
る。次いでシリンダ装置55を伸展させ、ピストンロツド
55aを介して両リンク48,50を押し出して開動させる。こ
れにより押えリンク44が支軸42の周りで横倒し、第4図
に示すように押え部材45をローラ31に対して上方から当
接させる。これにより可動レール26の位置決め固定を行
えるのであるが、その際に押え部材45は外側上方から内
側下方へと円弧経路A上を下降することから、可動レー
ル26の停止位置が乱れていたとしても、上方からの当接
による位置決め固定は何んら支障なく行える。また第1
リンク48と第2リンク50とを使用することでドグル形状
に近い作用を得られ、以つてシリンダ装置55が小型であ
つても大きな押え力を期待し得る。前述したように押え
部材45を位置決めした際に、当接は凸円弧面31aと凹円
弧面45aとの嵌合により行われることから、嵌合と同時
に円周方向、すなわち可動レール26の長さ方向での位置
決めが行われる。このように可動レール26を下位レール
7に接続させた状態で、フイーダ装置28による送り出し
作用と駆動装置8による引き込み作用とによつて、トロ
リ装置11を可動レール26から下位レール7へと移動させ
る。その際に、トロリ装置11が下位レール7に乗り移る
につれて、可動レール26の一端26a側の荷重が次第に少
なくなり、この一端26a側が弾性反発で上昇するが、凸
円弧面31aと凹円弧面45aの嵌合による拘束によつて可動
レール26の長さ方向での移動は阻止される。したがつて
両レール26,7間での接続姿勢は殆んど乱れず、トロリ装
置11の移動やフイーダ装置28の作動は何んら支障なく円
滑に行われる。所期の移動を行つたのち、シリンダ装置
55の作動で固定解除が行われるが、このとき押え部材45
は円弧経路A上を上昇することから、吊り上げ力が作用
しているフレーム24の5〜10mmの上昇は徐々に行われる
ことになる。
発明の効果 上記構成の本発明によると、移動体を支持した可動レ
ールを下降して下位レールに接続させたのち、被押え部
材に対して押え部材を上方から当接させることで可動レ
ールの位置決め固定を行うことができ、その際に可動レ
ールの停止に乱れがあつたとしても、可動レール側に変
則的な外力を与えることなく所期の位置決め固定を行う
ことができる。また位置決め固定のための当接が凸円弧
面と凹円弧面の嵌合により行われることから、嵌合と同
時に円周方向、すなわちレール長さ方向での相対的な移
動を拘束でき、これにより荷重変動による離間などを防
止できて、移動体の移動などを常に円滑に行うことがで
きる。そして位置決め固定の解除は押え部材を上方へ離
間させることで行うことができ、したがつて押し付け開
放によるフレームの上昇は徐々に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は正面図、第3図、第4図はロツク装置部の側面図、
第5図は第4図における平面図である。 1……上位走行経路、2……上位レール、3……駆動装
置、6……下位走行経路、7……下位レール、8……駆
動装置、11……トロリ装置(移動体)、20……ドロツプ
リフタ装置、21……ポスト、24……フレーム、26……可
動レール、28……フイーダ装置、31……ローラ(被押え
部材)、31a……凸円弧面、40……ロツク装置、44……
押えリンク、45……押え部材、45a……凹円弧面、48…
…第1リンク、50……第2リンク、55……シリンダ装
置、A……円弧経路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レールに支持案内される移動体を上位走行
    経路と下位走行経路との間で乗り移つらせるドロツプリ
    フタ装置であつて、両経路の側方間に亘つて昇降自在な
    フレームを設け、このフレームに上位レールと下位レー
    ルとに接続自在な可動レールを設けるとともに、この可
    動レール側に被押え部材を設け、下位走行経路側に、前
    記被押え部材に上方から当接自在な押え部材を設け、こ
    れら被押え部材と押え部材との当接面を、円周方向をレ
    ール長さ方向とした凸円弧面と凹円弧面とにより形成し
    たことを特徴とするドロツプリフタ装置。
JP14665690A 1990-06-05 1990-06-05 ドロップリフタ装置 Expired - Lifetime JP2640284B2 (ja)

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