JP2514623Y2 - 手術台テーブル搬送車 - Google Patents

手術台テーブル搬送車

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JP2514623Y2
JP2514623Y2 JP4021091U JP4021091U JP2514623Y2 JP 2514623 Y2 JP2514623 Y2 JP 2514623Y2 JP 4021091 U JP4021091 U JP 4021091U JP 4021091 U JP4021091 U JP 4021091U JP 2514623 Y2 JP2514623 Y2 JP 2514623Y2
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JP
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昌典 中村
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は分離式手術台のテーブル
を搬送する手術台テーブル搬送車に関する。
【従来の技術】手術室内では一般に、昇降コラムの上に
着脱可能に取り付けられたテーブルを持つ手術台と、こ
のテーブルを受け取るため車体に柱を介して受け台を持
つ搬送車が置かれている。そして、手術がすめば搬送車
を手術台に近付け、コラムを降ろしてテーブルを搬送車
受け台に移載し、搬送車を手術台から離なすようにして
いた。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】手術台テーブルの幅は
手術に適するように一般に狭くされている。従って手術
後に搬送車で患者を移送する場合、麻酔がかかっている
患者のからだの一部(腕など)がテーブルからはみ出す
危険性があった。
【0003】本考案は上記課題を解決し、テーブルが搬
送車に移されると同時に上方に張り出す柵を持つ搬送車
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の構成は次のとおりとする。即ち、分離式手
術台のテーブルを支持する受け台が柱を介して台車に装
備されてなる手術台テーブル搬送車において、前記受け
台に支持されるテーブルの両側部に位置し、前記搬送車
に設けられて、上方に移動可能な柵と、前記テーブルを
受け台が支持した際に、前記テーブルに設けられた作動
ピンの押圧力により回動し、前記柵を上方に移動させる
レバー状の当たり片とを設けたことである。
【0005】
【作用】テーブルが受け台に載せられると、作動ピンが
当たり片を下方に押圧し、柵が上方に出てくる。テーブ
ルを外すと、柵が下方に退避する。
【0006】
【実施例】以下に本考案の実施態様を図面に示す一実施
例にもとづいて説明する。図1,2で、昇降するコラム
1bに着脱自在にテーブル1aが取り付けられてなる手
術台1に、手術後の患者が横たわっている。そしてこれ
に搬送車2が接近した状態にある。搬送車2はテーブル
1aを着脱自在に支持する受け台2cが柱2bを介して
車体2aに装備されてなる。
【0007】さてここで図3,4のように、該搬送車2
の長さ方向に沿う両側における前記柱2bに設けられ
て、鉛直面内で上下に伸縮するリンク柵3と、前記テー
ブル1aを受けていない状態で、前記柵3が水平に長く
縮小しているように保持する引っ張りばね4と、前記柵
3の可動リンクに設けられたレバー状当たり片5と、前
記テーブル1a下面に設けられて、前記テーブル1aが
前記受け台2cに載せられたとき、前記当たり片5を下
方に押圧して前記柵3を上方に伸長させる作動ピンたる
位置決めピン7が設けられる。なお、位置決めピン7は
テーブル1aと受け台2cとの相対位置を規制するた
め、受け台2cに設けられた位置決め孔を貫通するもの
である。
【0008】前記柵3は平行四辺形4節リンクからな
り、水平に長い固定第1リンク3a、傾斜角度が変わる
可動第2リンク、第3リンク3b、3cおよび水平に長
い状態で移動する可動第4リンク3dからなる。そして
第1リンクの長さ方向がテーブルの長さ方向と平行とな
るよう、アーム3e(図2に示す)を介して柱2bの両
側面に取り付けられている。第4リンク3dの伸張方向
一端側が長くされ、他端にハンドル6が設けられる。引
っ張りばね4は第1、第4リンク3a、3d間で、か
つ、柵縮小時の最短結節ピン間に設けられている。
【0009】また、当たり片5は位置決めピン7に押さ
れて下降するように、テーブル1aの長さ方向に平行な
鉛直面内で、ほぼ90度の円周角を持つ円弧状の上面を
持ち、かつ、第3リンク3cの下端からテーブル1aの
幅方向に、テーブルの下方に張り出す円筒面状体となっ
ている。
【0010】以上において作動状態を説明する。手術台
1で手術が終わると、搬送車2がテーブル1aの後方か
ら前方に向かって近付けられる。そして、搬送車の受け
台2cがテーブル1aのほぼ真下に来た状態で手術台コ
ラム1bが下降する。そしてテーブル1aが受け台2c
の載った状態で、テーブルが受け台に固定され、コラム
1bからは分離される。
【0011】このとき、位置決めピン7が当たり片5を
下方に押しやるので、柵3の第2,第3,第4リンクが
上方に移動して、図3のように柵3が開状態となる。位
置決めピン7が当たり片5を上から押えているので、柵
はこの開状態で固定状態となっている。従って、人体が
テーブルからはみ出したり落下する危険が防止される。
【0012】今度は逆に、搬送車2にあるテーブル1a
を手術台1に載せるには、前記と逆の作動が行われる。
このときテーブル1aが受け台2cから上方に上げられ
ると、位置決めピン7が上がり、引っ張りばね4および
重力によって第2,第3,第4リンクは図4のように下
方に水平に長い状態に縮小する。
【0013】図5は柵の他の実施例で扇子の骨組状の柵
31を示す。即ち、水平固定棒31aと多数の可動棒3
1bがピン31cによって結合され、これら棒の先端す
べてにわたって鎖31dが連結されている。そして、可
動棒の端のものの基端に当たり片5が設けられている。
これによって位置決めピン7が当たり片5を下方に押せ
ば、扇子状に可動棒が開いて柵31を構成する。
【0014】図6はさらに他の実施例32を示す。即
ち、鉛直上下に移動する定形の柵本体32aの下部に複
数のガイド筒32bが設けられ、これらを上下に案内す
るガイド棒33が搬送車の柱2bに設けられる。そし
て、柵本体32aの下面を支えるレバー状作動片34の
下部が支点ピン35により鉛直面で揺動可能に設けられ
る。支点ピン35は柱2bに突設される。作動片34の
下端に当たり片5が固定される。
【0015】前記引っ張りばね4に代えて、リンクの結
節ピンにねじりばねを設け、柵閉方向のトルクを与えて
もよい。また、ばねを設けず、柵可動部分の重力で下方
移動させてもよい。前記位置決めピン7を利用せずに、
別個の作動ピンをテーブル1aに設けてもよい。
【0016】本考案は前記した実施例や実施態様に限定
されず、実用新案登録請求の精神および範囲を逸脱せず
に種々の変形を含む。
【0017】
【考案の効果】本考案の構成により、搬送車にテーブル
が載ると自動的に柵が上方に出て来るので、看護者の手
を煩わす事なく安全に患者を搬送できる。また、搬送車
にテーブルが載っていないときには、柵が下方に退避す
るので、搬送車の取り扱い時に邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の正面図
【図2】 図1の右側面図
【図3】 図1の要部拡大図
【図4】 柵が縮小した状態の拡大図
【図5】 柵の他の実施例の正面図
【図6】 柵の更に他の実施例の正面図
【図7】 図6の右側面図
【符号の説明】
1…手術台 1a…テーブル、1b…コラム 2…搬送車 2a…車体、2b…柱、2c…受け台 3…柵(平行四辺形4節リンク) 3a…第1リンク、3b…第2リンク、 3c…第3リンク、3d…第4リンク、3e…アーム、 31…柵(扇子骨組状) 31a…固定棒、31b…可動棒、 31c…ピン、31d…鎖 32…柵(定形) 32a…本体、32b…ガイド筒、 33…ガイド棒、 34…作動片、 35…支点ピン 4…引っ張りばね 5…当たり片、 6…ハンドル 7…作動ピン(位置決めピン)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離式手術台のテーブルを支持する受
    け台が柱を介して台車に装備されてなる手術台テーブル
    搬送車において、前記受け台に支持されるテーブルの両
    側部に位置し、前記搬送車に設けられて、上方に移動可
    能な柵と、前記テーブルを受け台が支持した際に、前記
    テーブルに設けられた作動ピンの押圧力により回動し、
    前記柵を上方に移動させるレバー状の当たり片とを設け
    たことを特徴とする手術台テーブル搬送車。
JP4021091U 1991-04-30 1991-04-30 手術台テーブル搬送車 Expired - Lifetime JP2514623Y2 (ja)

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JPH04126522U JPH04126522U (ja) 1992-11-18
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