JPS6135288Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135288Y2 JPS6135288Y2 JP10893281U JP10893281U JPS6135288Y2 JP S6135288 Y2 JPS6135288 Y2 JP S6135288Y2 JP 10893281 U JP10893281 U JP 10893281U JP 10893281 U JP10893281 U JP 10893281U JP S6135288 Y2 JPS6135288 Y2 JP S6135288Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamping arm
- coil
- coil support
- movable
- fixed clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、吊下げ搬送装置と、この吊下げ搬送
装置の側部に設けたコイル支持枠との間でコイル
の受け渡しを行なうコイル受け渡し装置に関する
ものである。
装置の側部に設けたコイル支持枠との間でコイル
の受け渡しを行なうコイル受け渡し装置に関する
ものである。
コイルはその周方向の複数箇所が結束されてい
る。しかし結束は充分な引締め力で強固に行なわ
れていない。したがつてこの結束済みのコイルを
横置きしたとき、その形状が崩れて倒れることに
なる。この場合にコイルの嵩が高いときには横置
きしても何とか形状を維持できるが、嵩が低いと
きには横置きしたときに横巾が小さいことから、
形状は簡単に崩れてしまう。そして形状が崩れて
しまうと、吊下げ搬送装置とコイル支持枠との間
でのコイルの受け渡しが、整然と且つ確実に行な
えなくなる。
る。しかし結束は充分な引締め力で強固に行なわ
れていない。したがつてこの結束済みのコイルを
横置きしたとき、その形状が崩れて倒れることに
なる。この場合にコイルの嵩が高いときには横置
きしても何とか形状を維持できるが、嵩が低いと
きには横置きしたときに横巾が小さいことから、
形状は簡単に崩れてしまう。そして形状が崩れて
しまうと、吊下げ搬送装置とコイル支持枠との間
でのコイルの受け渡しが、整然と且つ確実に行な
えなくなる。
そこで本考案は、吊下げ搬送装置の下部と、こ
の吊下げ搬送装置の側部に設けたコイル支持枠の
下部とに亘つて走行可能な台車を設け、この台車
の上部に昇降可能なコイル支持台を設け、このコ
イル支持台の一端に固定挟持腕を設け、コイル支
持台側に設けた水平方向のレールを介して前記固
定挟持腕に対して接近離間移動すべく案内される
可動台を設け、この可動台に可動挟持腕を揺動可
能に取付け、この可動挟持腕の下端を案内するガ
イドレールをコイル支持台に設け、このガイドレ
ールは、固定挟持腕に近づく側が水平部で且つ離
れる側が下方への湾曲部に形成している。かかる
構成によると、可動台を固定挟持腕とは離れた位
置で移動させることにより、可動挟持部の下端が
湾曲部に案内されることから該可動挟持腕は起立
横倒することになり、また可動台を固定挟持台に
接近移動させることにより、下端が水平部に案内
されることから可動挟持腕は、起立姿勢で該固定
挟持腕に接近離間移動することになる。
の吊下げ搬送装置の側部に設けたコイル支持枠の
下部とに亘つて走行可能な台車を設け、この台車
の上部に昇降可能なコイル支持台を設け、このコ
イル支持台の一端に固定挟持腕を設け、コイル支
持台側に設けた水平方向のレールを介して前記固
定挟持腕に対して接近離間移動すべく案内される
可動台を設け、この可動台に可動挟持腕を揺動可
能に取付け、この可動挟持腕の下端を案内するガ
イドレールをコイル支持台に設け、このガイドレ
ールは、固定挟持腕に近づく側が水平部で且つ離
れる側が下方への湾曲部に形成している。かかる
構成によると、可動台を固定挟持腕とは離れた位
置で移動させることにより、可動挟持部の下端が
湾曲部に案内されることから該可動挟持腕は起立
横倒することになり、また可動台を固定挟持台に
接近移動させることにより、下端が水平部に案内
されることから可動挟持腕は、起立姿勢で該固定
挟持腕に接近離間移動することになる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。１は吊下げ搬送装置で、駆動装置案内用レ
ール２と、その下方に配設したトロリ案内用レー
ル３と、これに案内されるトロリ４と、このトロ
リ４に取付けたハンガ５とからなり、このハンガ
５の横杆部５Ａで結束済みのコイル６を横向きで
支持するものである。７は前記吊下げ搬送装置１
の適所側部に設けたコイル支持枠で、支柱枠８の
上部に前後一対設けられる。９は吊下げ搬送装置
１の下部とコイル支持枠７の下部とに亘つて敷設
した前後一対のレール、１０はこれらレール９に
複数個の車輪１１を介して載置される台車であ
る。この台車１０の一端下部にはブラケツト１
２，１３を介して案内輪体１４，１５が遊転可能
に取付けられ、そして両案内輪体１４，１５間の
位置で台車１０上に正逆駆動可能なモータ１６を
取付けると共に、その出力軸に駆動輪体１７を取
付けている。この駆動輪体１７に上方から掛回さ
れる有端チエン１８の両側は前記案内輪体１４，
１５に下側から掛回され、そしてその両端は前記
レール９の長さ方向両端部近くにおいて固定され
ている。したがつてモータ１６を正逆駆動するこ
とにより、台車１０は吊下げ搬送装置１の下部と
コイル支持枠７の下部とに亘つて走行可能とな
る。前記台車１０の上部には昇降可能なコイル支
持台１９が設けられる。すなわち台車１０の複数
箇所に上下方向のガイド筒２０が設けられ、これ
らガイド筒２０に案内されるガイド棒２１が昇降
台２２の下面に取付けられる。そして昇降台２２
からは前後一対の側板２３が立設され、これら側
板２３の上端内面に前記コイル支持台１９が取付
けてある。また台車１０と昇降台２２の下面との
間には、この昇降台２２を昇降させるためのシリ
ンダ２４が設けられる。前記昇降台２２の一端に
は固定挾持腕（挾持板）２５が設けられ、他端に
は前後一対の可動挾持腕２６が設けられる。この
可動挾持腕２６は、前記固定挾持腕２５とは離れ
た位置において起立横倒可能で且つ起立姿勢で該
固定挾持腕２５に対して接近離間可能に構成して
ある。すなわち側板２３の下部内面に水平方向の
レール２７が取付けられ、これらレール２７にロ
ーラ２８を介して移動案内される可動台２９が設
けられる。そして他端側のローラ軸に前記可動挾
持腕２６の中間が揺動可能に取付けられ、さらに
これら可動挾持腕２６の下端に取付けた遊転ロー
ラ３０を案内するガイドレール３１が前記昇降台
２２側に取付けてある。このガイドレール３１
は、固定挾持腕２５に近づく側が水平部で且つ離
れる側が下方への湾曲部に形成してある。そして
昇降台２２と可動台２９との間にはシリンダ３２
が設けられる。
する。１は吊下げ搬送装置で、駆動装置案内用レ
ール２と、その下方に配設したトロリ案内用レー
ル３と、これに案内されるトロリ４と、このトロ
リ４に取付けたハンガ５とからなり、このハンガ
５の横杆部５Ａで結束済みのコイル６を横向きで
支持するものである。７は前記吊下げ搬送装置１
の適所側部に設けたコイル支持枠で、支柱枠８の
上部に前後一対設けられる。９は吊下げ搬送装置
１の下部とコイル支持枠７の下部とに亘つて敷設
した前後一対のレール、１０はこれらレール９に
複数個の車輪１１を介して載置される台車であ
る。この台車１０の一端下部にはブラケツト１
２，１３を介して案内輪体１４，１５が遊転可能
に取付けられ、そして両案内輪体１４，１５間の
位置で台車１０上に正逆駆動可能なモータ１６を
取付けると共に、その出力軸に駆動輪体１７を取
付けている。この駆動輪体１７に上方から掛回さ
れる有端チエン１８の両側は前記案内輪体１４，
１５に下側から掛回され、そしてその両端は前記
レール９の長さ方向両端部近くにおいて固定され
ている。したがつてモータ１６を正逆駆動するこ
とにより、台車１０は吊下げ搬送装置１の下部と
コイル支持枠７の下部とに亘つて走行可能とな
る。前記台車１０の上部には昇降可能なコイル支
持台１９が設けられる。すなわち台車１０の複数
箇所に上下方向のガイド筒２０が設けられ、これ
らガイド筒２０に案内されるガイド棒２１が昇降
台２２の下面に取付けられる。そして昇降台２２
からは前後一対の側板２３が立設され、これら側
板２３の上端内面に前記コイル支持台１９が取付
けてある。また台車１０と昇降台２２の下面との
間には、この昇降台２２を昇降させるためのシリ
ンダ２４が設けられる。前記昇降台２２の一端に
は固定挾持腕（挾持板）２５が設けられ、他端に
は前後一対の可動挾持腕２６が設けられる。この
可動挾持腕２６は、前記固定挾持腕２５とは離れ
た位置において起立横倒可能で且つ起立姿勢で該
固定挾持腕２５に対して接近離間可能に構成して
ある。すなわち側板２３の下部内面に水平方向の
レール２７が取付けられ、これらレール２７にロ
ーラ２８を介して移動案内される可動台２９が設
けられる。そして他端側のローラ軸に前記可動挾
持腕２６の中間が揺動可能に取付けられ、さらに
これら可動挾持腕２６の下端に取付けた遊転ロー
ラ３０を案内するガイドレール３１が前記昇降台
２２側に取付けてある。このガイドレール３１
は、固定挾持腕２５に近づく側が水平部で且つ離
れる側が下方への湾曲部に形成してある。そして
昇降台２２と可動台２９との間にはシリンダ３２
が設けられる。
次にコイル受け渡し作業を説明する。吊下げ搬
送装置１からコイル支持枠７にコイル６を渡すに
際して、コイル支持台１９は下降しており、また
可動挾持腕２６は、第２図仮想線に示すように固
定挾持腕２５から最も離れて横倒している。この
状態で吊下げ搬送装置１によつてコイル６が搬送
され、そして該コイル６が台車１０の真上に達し
たとき搬送が停止される。次いでシリンダ２４を
伸展させ、昇降台２２を介してコイル支持台１９
を上昇させ、横杆部５Ａに支持されているコイル
６を該コイル支持台１９によつて持上げる。持上
げたのちシリンダ３２を伸展させる。すると可動
台２９が前進するに伴つて遊転ローラ３０がガイ
ドレール３１の湾曲部から水平部に移り、これに
より可動挾持腕２６は起立する。そして起立状態
の可動挾持腕２６は固定挾持腕２５に接近し、以
つて両挾持腕２５，２６によつて横向きのコイル
６を挾持する。これによりコイル６は崩れること
なくコイル支持台１９側に支持される。この状態
でモータ１６を駆動して台車１０を走行させ、コ
イル６を横杆部５Ａから抜出させると共にコイル
支持枠７の上方に位置させる。次いで可動挾持腕
２６を後退して横倒させたのち、コイル支持台１
９を下降して横向きのコイル６をコイル支持枠７
に渡す。これにより吊下げ搬送装置１からコイル
支持枠７にコイル６を渡せ得、また逆操作を行な
うことによつてコイル支持枠７から吊下げ搬送装
置１へコイル６を渡せ得る。
送装置１からコイル支持枠７にコイル６を渡すに
際して、コイル支持台１９は下降しており、また
可動挾持腕２６は、第２図仮想線に示すように固
定挾持腕２５から最も離れて横倒している。この
状態で吊下げ搬送装置１によつてコイル６が搬送
され、そして該コイル６が台車１０の真上に達し
たとき搬送が停止される。次いでシリンダ２４を
伸展させ、昇降台２２を介してコイル支持台１９
を上昇させ、横杆部５Ａに支持されているコイル
６を該コイル支持台１９によつて持上げる。持上
げたのちシリンダ３２を伸展させる。すると可動
台２９が前進するに伴つて遊転ローラ３０がガイ
ドレール３１の湾曲部から水平部に移り、これに
より可動挾持腕２６は起立する。そして起立状態
の可動挾持腕２６は固定挾持腕２５に接近し、以
つて両挾持腕２５，２６によつて横向きのコイル
６を挾持する。これによりコイル６は崩れること
なくコイル支持台１９側に支持される。この状態
でモータ１６を駆動して台車１０を走行させ、コ
イル６を横杆部５Ａから抜出させると共にコイル
支持枠７の上方に位置させる。次いで可動挾持腕
２６を後退して横倒させたのち、コイル支持台１
９を下降して横向きのコイル６をコイル支持枠７
に渡す。これにより吊下げ搬送装置１からコイル
支持枠７にコイル６を渡せ得、また逆操作を行な
うことによつてコイル支持枠７から吊下げ搬送装
置１へコイル６を渡せ得る。
上記構成の本考案によると、可動台を固定挟持
腕とは離れた位置で移動させることにより、可動
挟持部の下端が湾曲部に案内されることから該可
動挟持腕は起立横倒することになり、したがつて
コイル支持台との間でのコイルの受け渡しは、可
動挟持腕を横倒させて該可動挟持腕に邪魔される
ことなく確実に行なうことができる。また可動台
を固定挟持台に接近移動させることにより、下端
が水平部に案内されることから可動挟持腕は、起
立姿勢で該固定挟持腕に接近離間移動することに
なり、したがつて崩れ易いコイルは、固定挟持腕
と可動挟持腕との協働による挟持によつて崩れる
ことを防止でき、台車利用の搬送を含んだコイル
支持台とコイル支持枠との間でのコイルの受け渡
しを整然と且つ確実に行なうことができる。しか
も両動作は、１つの駆動装置により可動台を移動
させるだけで行なえ、構造ならびに操作を簡素化
できる。
腕とは離れた位置で移動させることにより、可動
挟持部の下端が湾曲部に案内されることから該可
動挟持腕は起立横倒することになり、したがつて
コイル支持台との間でのコイルの受け渡しは、可
動挟持腕を横倒させて該可動挟持腕に邪魔される
ことなく確実に行なうことができる。また可動台
を固定挟持台に接近移動させることにより、下端
が水平部に案内されることから可動挟持腕は、起
立姿勢で該固定挟持腕に接近離間移動することに
なり、したがつて崩れ易いコイルは、固定挟持腕
と可動挟持腕との協働による挟持によつて崩れる
ことを防止でき、台車利用の搬送を含んだコイル
支持台とコイル支持枠との間でのコイルの受け渡
しを整然と且つ確実に行なうことができる。しか
も両動作は、１つの駆動装置により可動台を移動
させるだけで行なえ、構造ならびに操作を簡素化
できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は正面
図、第２図は要部の一部切欠正面図、第３図は同
平面図である。 １……吊下げ搬送装置、５……ハンガ、５Ａ…
…横杆部、６……コイル、７……コイル支持枠、
１０……台車、１９……コイル支持台、２２……
昇降台、２３……側板、２５……固定挾持腕、２
６……可動挾持腕、２７……レール、２８……ロ
ーラ、２９……可動台、３０……遊転ローラ、３
１……ガイドレール、３２……シリンダ。
図、第２図は要部の一部切欠正面図、第３図は同
平面図である。 １……吊下げ搬送装置、５……ハンガ、５Ａ…
…横杆部、６……コイル、７……コイル支持枠、
１０……台車、１９……コイル支持台、２２……
昇降台、２３……側板、２５……固定挾持腕、２
６……可動挾持腕、２７……レール、２８……ロ
ーラ、２９……可動台、３０……遊転ローラ、３
１……ガイドレール、３２……シリンダ。
Claims (1)
- 吊下げ搬送装置の下部と、この吊下げ搬送装置
の側部に設けたコイル支持枠の下部とに亘つて走
行可能な台車を設け、この台車の上部に昇降可能
なコイル支持台を設け、このコイル支持台の一端
に固定挟持腕を設け、コイル支持台側に設けた水
平方向のレールを介して前記固定挟持腕に対して
接近離間移動すべく案内される可動台を設け、こ
の可動台に可動挟持腕を揺動可能に取付け、この
可動挟持腕の下端を案内するガイドレールをコイ
ル支持台に設け、このガイドレールは、固定挟持
腕に近づく側が水平部で且つ離れる側が下方への
湾曲部に形成したことを特徴とするコイル受け渡
し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10893281U JPS5813809U (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | コイル受け渡し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10893281U JPS5813809U (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | コイル受け渡し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813809U JPS5813809U (ja) | 1983-01-28 |
| JPS6135288Y2 true JPS6135288Y2 (ja) | 1986-10-14 |
Family
ID=29903322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10893281U Granted JPS5813809U (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | コイル受け渡し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813809U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60103386U (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-15 | 株式会社 ヨコタ | カ−テンレ−ルのキヤツプストツプ |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP10893281U patent/JPS5813809U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5813809U (ja) | 1983-01-28 |
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