JP2639464B2 - 1,4―ブタンジオールおよびテトラヒドロフランの製法 - Google Patents

1,4―ブタンジオールおよびテトラヒドロフランの製法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1,4−ブタンジオールおよびテトラヒドロフ
ランの製法に関し、さらに詳しくは、無水マレイン酸お
よび/または無水コハク酸を、触媒の存在下に気相で接
触水素化して1,4−ブタンジオールおよびテトラヒドロ
フランを製造する方法に関する。
従来の技術 1,4−ブタンジオールはポリブチレンテレフタレート
樹脂やポリウレタン樹脂などの原料として有用な化合物
である。従って、1、4−ブタンジオールの安価でかつ
効率のよい製法の開発が強く望まれている。
従来公知である、無水マレイン酸および/または無水
コハク酸またはそれらの誘導体の接触水素化による、γ
−ブチロラクトンまたは1,4−ブタンジオールの製法と
しては、以下のようなものが開示されている。
(イ)無水マレイン酸または無水コハク酸などを亜鉛−
銅−クロムからなる触媒を用い、気相にて接触水素化す
るγ−ブチロラクトンの製法(特公昭44−32567号公
報)。
(ロ)無水マレイン酸および/または無水コハク酸を、
酸化銅−酸化ベリリウム−酸化亜鉛還元触媒存在下に、
気相で接触水素化することによるγ−ブチロラクトンの
製法(特公昭47−23294号公報)。
(ハ)無水マレイン酸および/またはマレイン酸をVII
亜族およびVIII亜族の元素または化合物を含む触媒の存
在下に、液相で水添することによる1,4−ブタンジオー
ルの製法(特開昭51−133212号公報)。
(ニ)マレイン酸ジエステルまたはフマル酸ジエステル
などを亜クロム酸銅触媒の存在下に、気相で水素添加分
解して、1,4−ブタンジオールを製造する方法(特開昭6
1−22035号公報、特表昭62−501702号公報)などであ
る。
また、本発明者らも、無水マレイン酸および/または
無水コハク酸を酸化銅−酸化亜鉛触媒の存在下に、気相
にて触媒水素化を行うことによる1,4−ブタンジオール
の製法を提案している(特願昭63−175062号)。
一方、テトラヒドロフランもポリテトラメチレングリ
コールなどの原料およびポリ塩化ビニルやポリウレタン
などの溶剤として有用な化合物であり、1,4−ブタンジ
オールとともに、安価でかつ効率のよい製法の開発が望
まれている。
従来公知である、無水マレイン酸および/または無水
コハク酸などの接触水素化によるテトラヒドロフランの
製法としては、以下のようなものが開示されている。
(イ)無水マレイン酸および/または無水コハク酸およ
び/またはγ−ブチロラクトンなどを銅系触媒および脱
水触媒の混合触媒の存在下に、気相で、水添、脱水する
ことによるテトラヒドロフランの製法(特公昭48−3027
2号公報)。
(ロ)無水マレイン酸および/または無水コハク酸など
をパラジウム、コバルトおよびニオブからなる固体触媒
の存在下に、液相で水素化することによるγ−ブチロラ
クトンおよび/またはテトラヒドロフランの製法(特開
昭62−111975号公報)などである。
また、本発明者らも、無水マレイン酸および/または
無水コハク酸を、銅、クロムおよびマンガンを含む固体
触媒の存在下に、気相にて接触水素化を行うことによる
テトラヒドロフランおよび1,4−ブタンジオールの製法
を提案している(特願昭63−313760号)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記に開示された1,4−ブタンジオール
の製法では、以下のような問題点を有していた。すなわ
ち、無水マレイン酸および/または無水コハク酸を触媒
の存在下、気相で接触水添する方法においては、本発明
者らが提案した方法を除いて、γ−ブチロラクトンしか
生成せず、目的とする1,4−ブタンジオールが得られな
いという問題点があった。また、無水マレイン酸および
/またはマレイン酸を触媒の存在下、液相で水添する方
法においては約200kg/cm2という高圧を必要とし、従っ
て膨大な設備費および運転費が必要であるという問題点
があった。さらに、マレイン酸ジエステルなどを触媒の
存在下で、気相で水添分解する方法においては、上記の
ような高圧は必要としないが、無水マレイン酸をジエス
テル化する工程が必要となりプロセスが極めて複雑にな
るという問題点があった。すなわち、モノエステルをジ
エステルに変換する反応は平衡反応であるため、充分に
反応を進行させるためには2段階の反応工程が必要とな
り、モノエステル化の工程を含めると3段階の反応工程
の追加が必要である。
一方、上記に開示されたテトラヒドロフランの製法で
は、以下のような問題点を有していた。すなわち、無水
マレイン酸などを銅系触媒および脱水触媒の混合触媒の
存在下で、テトラヒドロフランを製造する方法において
は、3つの反応帯域に分けて水添、脱水を行う必要があ
るため、反応装置が複雑となるとともに、プロセスが複
雑化するという問題点があった。また、パラジウム、コ
バルトおよびニオブからなる触媒を用いる方法では、液
相で水素化反応を行うため高圧を必要とするうえに、γ
−ブチロラクトンを多量に副生するという問題点があっ
た。
また、従来、無水マレイン酸および/または無水コハ
ク酸の気相における接触水素化による1、4−ブタンジ
オールおよびテトラヒドロフランの併産方法は本発明者
らが既に提案した以外には、知られていなかった。
本発明は無水マレイン酸および/または無水コハク酸
から1,4−ブタンジオールおよびテトラヒドロフランを
製造するに際し、設備費および運転費が高い、プロセス
が複雑化するという従来技術に伴う問題点を解決しよう
とするものであり、1,4−ブタンジオールおよびテトラ
ヒドロフランの安価でかつ効率のよい併産方法を提供す
ることを目的としている。
課題を解決するための手段 発明の要旨 本発明者らは、無水マレイン酸および/または無水コ
ハク酸の直接水添を低圧下で行って、1,4−ブタンジオ
ールおよびテトラヒドロフランが製造できうればそのメ
リットは大きいと考え、その気相水添法を種々検討し
た。
また、従来、無水マレイン酸および/または無水コハ
ク酸の気相水添においてγ−ブチロラクトンしか得られ
ていないのは、いずれも低い水素/原料比かつ常圧近辺
で反応を行っているためであると考え、従来より高い水
素/原料比および気相を保てる範囲内の加圧下で水素比
反応を行ったところ高収率で1,4ブタンジオールおよび
テトラヒドロフランを併産しうることを見出し、本発明
を完成するに至った。
すなわち、本発明は無水マレイン酸および/または無
水コハク酸を接触水素化して1,4−ブタンジオールおよ
びテトラヒドロフランを製造する方法において、銅およ
びアルミニウムを含む固体触媒の存在下に、気相で反応
を行うことを特徴とする1,4−ブタンジオールおよびテ
トラヒドロフランの製法に関するものである。
触媒 本発明で用いられる触媒は、通常は予め酸化銅−酸化
アルミニウム触媒を還元したものである。このような触
媒は、たとえば水に硝酸銅等の銅化合物および硝酸アル
ミニウムなどのアルミニウム化合物を溶解し、加温撹拌
下に炭酸ナトリウム水溶液を溶液が中性になるまで滴下
混合し、得られた固体を濾過により、回収し、乾燥、焼
成工程を経た後、成形機を用いて所定の形状に成形する
ことにより調製する。この調製法では酸化銅−酸化アル
ミニウム触媒が得られる。
本発明の触媒の還元は、たとえば、2容量%の水素を
含む窒素ガスを触媒に対して、常温・常圧換算でのガス
空間速度(G.H.S.V.、以下、G.H.S.V.は、すべて常温・
常圧換算値で示す。)2400時間-1程度で数十kg/cm2Gの
加圧下に170℃にて1昼夜流通後、さらに水素濃度を徐
々に上げ100容量%として、触媒床温度200℃にて数時間
流通することにより処理を行う。
溶媒 本発明で用いられる溶媒は特に限定しないが、たとえ
ばγ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、ジメチル
エーテル、ジエチルエーテル、1,4−ジオキサンなどが
用いられる。このうちγ−ブチロラクトンは、無水マレ
イン酸および無水コハク酸の良溶媒であるとともに水添
生成物の一つであり、かつ1,4−ブタンジオールの中間
体と考えられるので特に好ましい。また溶媒は用いなく
ともよい。
接触条件 無水マレイン酸および/または無水コハク酸と水素ガ
スとの混合気体と触媒との接触は、従来から知られてい
る方法の中から適宜選択できる。たとえば、混合気体と
触媒とを固定床方式で接触させる方法、移動床方式で接
触させる方法、流動床方式で接触させる方法などを採用
することができる。また場合によっては、混合気体と触
媒を回分方式で接触させることもできる。
無水マレイン酸および/または無水コハク酸と水素ガ
スとの混合気体と触媒との接触時間は、G.H.S.V.で1000
〜100000時間-1、好ましくは1500〜20000時間-1程度で
ある。
本発明における反応温度は170〜280℃程度であり、反
応圧力は10〜100kg/cm2G程度であり、無水マレイン酸お
よび/または無水コハク酸に対する水素ガスのモル比は
50〜1500程度である。反応温度、反応圧力および水素ガ
ス/原料モル比は系を気相に保ちうる範囲から適宜選択
される。
但し、水素ガス/原料モル比が50未満であると、反応
速度の低下および炭素状物質の生成による触媒劣化を引
起し易く、一方1500を超えると大量の水素をリサイクル
しなければならないので経済的に不利となりいずれも好
ましくない。
本発明における生成物中の1,4−ブタンジオールとテ
トラヒドロフランの生成比は、反応圧力および反応温度
により異なるものの、一般的には、モル比でテトラヒド
ロフラン/1,4−ブタンジオール=1/3〜100/0の範囲であ
る。
また、反応終了後の反応混合物中の1,4−ブタンジオ
ールおよびテトラヒドロフランは公知の方法、たとえば
蒸留などにより容易に分離できる。
発明の効果 本発明の方法により、無水マレイン酸および/または
無水コハク酸から1,4−ブタンジオールおよびテトラヒ
ドロフランを1段反応にて高収率で得ることができ、か
つその製造プロセスを著しく簡略化できうる。さらに、
液相水添技術と比較して、はるかに低圧下で1,4−ブタ
ンジオールおよびテトラヒドロフランを製造することが
できるので、設備費および運転費を低減できるという効
果が得られる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。
実施例1 銅、アルミニウムを金属として、それぞれ36.7重量%
および17.7重量%含有する市販の銅アルミニウム系酸化
物触媒(日揮化学(株)製商品名E20K2)15ccを固定床
反応器(15mmφ×600mm)に充填し、窒素気流中で40kg/
cm2Gに加圧するとともに170℃に加熱した。その後、窒
素気流中に水素を徐々に添加して、2容量%の水素を含
む窒素ガスを40kg/cm2G、170℃、G.H.S.V.2400時間-1
て1晩流通した。さらに触媒床温度が200℃を超えない
ように注意しながら、水素濃度を徐々に上げ100容量%
の水素とし、40kg/cm2G、200℃、G.H.S.V.2400時間-1
て2時間還元処理を行った。
上記の固定床反応器を230℃に加熱した後、無水マレ
イン酸のγ−ブチロラクトン溶液(無水マレイン酸/γ
−ブチロラクトン=1/1モル比)および水素を無水マレ
イン酸およびγ−ブチロラクトンの和1モルに対し200
モルの割合で40kg/cm2Gの加圧下G.H.S.V.9600時間-1
条件下で流通した。生成物はガスクロマトグラフィーに
より分析し、生成物の同定はGC−MSによって行った。
その結果、無水マレイン酸の転化率は100モル%であ
り、供給した無水マレイン酸に対し、1,4−ブタンジオ
ールが15.2モル%、テトラヒドロフランが82.9モル%お
よびn−ブタノールが1.0モル%生成した。その他にn
−プロパノールが微量生成したが、無水コハク酸は生成
物中より検出されなかった。
実施例2 触媒の還元処理時の圧力および反応圧力を15kg/cm
2G、反応温度を210℃、無水マレイン酸とγ−ブチロラ
クトンのモル比を1/3、G.H.S.V.を3200時間-1とした以
外は、実施例1と同様にして触媒の還元処理および反応
を行った。
その結果、無水マレイン酸の転化率は100モル%であ
り、供給した無水マレイン酸に対し、1,4−ブタンジオ
ールが14.8モル%、テトラヒドロフランが63.0モル%お
よびn−ブタノールが2.6モル%生成した。尚、無水コ
ハク酸は生成物中より検出されなかった。
実施例3 硝酸銅(Cu(NO3・3H2O)48.32gおよび硝酸アル
ミニウム(Al(NO3・9H2O)150.05gを水600mlに溶
解した。この溶液を70〜75℃に保ちながら撹拌下に1モ
ル/の濃度の炭酸ナトリウム水溶液を、溶液のpHが7.
3になるまで滴下し、その後約80℃に保って90分間撹拌
を続けた。放冷後、得られた固体を濾別し、60℃の温水
約10を用いて通水洗浄した。その後、120℃にて空気
を送気しながら12時間乾燥し、さらに400℃にて3時間
焼成して34gの固体を得た。この固体を成形、粉砕後6
〜10メッシュをふるいとり、酸化銅および酸化アルミニ
ウムからなる固体触媒を得た。得られた触媒の銅、アル
ミニウムの金属としての含有量はそれぞれ28.5重量%お
よび24.5重量%であった。
上記で調製した触媒15ccを用いて、実施例2と同様に
して触媒の還元処理および反応を行った。
その結果、無水マレイン酸の転化率は100モル%であ
り、供給した無水マレイン酸に対し、1,4−ブタンジオ
ールが0.2モル%、テトラヒドロフランが99.1モル%お
よびn−ブタノールが0.7モル%生成した。尚、無水コ
ハク酸は生成物中より検出されなかった。
実施例4 無水マレイン酸を無水コハク酸に代えた以外は、実施
例2と同様にして触媒の還元処理および反応を行ったと
ころ、実施例2とほぼ同様の反応生成物が得られた。
実施例5 実施例1で使用した還元触媒を用い、無水マレイン酸
の1,4−ジオキサン溶液(無水マレイン酸/1,4−ジオキ
サン=1/3モル比)および水素を無水マレイン酸1モル
に対し800モルの割合で、210℃、15kg/cm2Gの加圧下、
G.H.S.V.3500時間-1の条件下で流通した。
その結果、無水マレイン酸の転化率は100モル%であ
り、供給した無水マレイン酸に対して、1、4−ブタン
ジオールが3.8モル%、テトラヒドロフランが81.6モル
%およびγ−ブチロラクトンが14.1モル%生成した。
尚、無水コハク酸は生成物中より検出されなかった。
実施例6 実施例3で使用した還元触媒を用い、溶媒を使用せず
に、無水マレイン酸と水素の混合気体(1:600モル比)
を220℃、60kg/cm2Gの加圧下、G.H.S.V.4800時間-1の条
件下で流通した。
その結果、無水マレイン酸の転化率は100モル%であ
り、供給した無水マレイン酸に対し、1,4−ブタンジオ
ールが20.4モル%およびテトラヒドロフランが76.3モル
%生成した。尚、無水コハク酸は生成物中より検出され
なかった。
実施例7 無水マレイン酸のγ−ブチロラクトン溶液の代わり
に、無水マレイン酸と無水コハク酸をγ−ブチロラクト
ンに溶解した溶液(無水マレイン酸/無水コハク酸/γ
−ブチロラクトン=3/1/4モル比)を用い、水素を無水
マレイン酸、無水コハク酸およびγ−ブチロラクトンの
和1モルに対し200モルの割合で流通した以外は実施例
1と同様にして触媒の還元処理および反応を行った。
その結果、無水マレイン酸および無水コハク酸の転化
率はともに100モル%であり、供給した無水マレイン酸
と無水コハク酸の和に対して、1,4−ブタンジオールが1
7.0モル%、テトラヒドロフランが81.7モル%およびn
−ブタノールが1.0モル%生成した。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銅およびアルミニウムを含む固体触媒の存
    在下で、無水マレイン酸および/または無水コハク酸
    を、気相で接触水素化することを特徴とする1,4−ブタ
    ンジオールおよびテトラヒドロフランの製法。
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