JP2639306B2 - シフトレジスタ回路 - Google Patents

シフトレジスタ回路

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JP2639306B2
JP2639306B2 JP5154044A JP15404493A JP2639306B2 JP 2639306 B2 JP2639306 B2 JP 2639306B2 JP 5154044 A JP5154044 A JP 5154044A JP 15404493 A JP15404493 A JP 15404493A JP 2639306 B2 JP2639306 B2 JP 2639306B2
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low
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delay circuit
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裕之 井倉
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの簡便な転送方法
を実現するシフトレジスタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ転送においては大きく分け
て図5に示すように3つの方法が考えられる。 で示し
たパラレル伝送では2本以上のデータ信号線および1本
以上のコントロール線を用いて伝送する方法である。
、で示したものはシリアル伝送と呼ばれるが、で
示したものはデータを取り込むためのクロック信号を外
部から供給したもの、で示したものはクロック信号を
内部で生成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送にお
いて、図5のに示すクロック内部生成型のシリアル伝
送においてはクロックを内部で生成するための複雑な回
路が必要であった。また、図5のに示すパラレル伝送
においては供給する信号線を多数必要とする。
【0004】図6に図5のに示す外部クロック供給型
のシリアル伝送における代表的回路として従来型のシフ
トレジスタを示す。この回路は構成が簡単で、またパラ
レル型に較べると信号線の数も少なくて済むという特徴
がある。しかし、この場合でも最低でも、データ線とク
ロック線の2本の信号線が必要であり、より簡便なシス
テムを構成する上でこの2つの信号線を1本にすること
が望まれる。
【0005】本発明の目的は、信号線が1本で転送する
ことを簡単な受信回路で実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシフトレジスタ
は、入力信号が変化することによって出力信号が立ち下
がる過程において、出力信号のレベルが大きいとき立ち
下がり速度が小さく、出力信号のレベルが小さい時立ち
下がり速度が大きい遅延回路、もしくは、出力信号が立
ち上がる過程において、出力信号のレベルが小さい時
ち上がり速度が小さく、出力信号のレベルが大きい時
ち上がり速度が大きい遅延回路、のどちらか一方の遅延
回路と、前記遅延回路の出力端子を初段のフリップフロ
ップのデータ入力端子に接続し、前記遅延回路の入力端
子を各段のクロック入力端子に接続し、初段以外のデー
入力端子をその前段の出力端子に接続した複数段のフ
リップフロップ回路、により構成され、入力信号として
幅の狭いパルス波形および幅の広いパルス波形を用い、
前記遅延回路の遅延時間はこの二種類のパルス波形の幅
の間にあることを特徴とする。
【0007】
【作用】図2に本発明のシフトレジスタ回路に入力する
信号の例を示す。この信号の様に幅が狭いパルスと広い
パルスによってデータの1、0を表す。つまり、1を送
るときは幅の狭いパルスを送り、0を送る時は幅の広い
パルスを送る。この様に幅の狭いパルスと広いパルスで
データの1、0を割り当てることによって1本の信号線
でデータを転送出来るようになる。例えば遅延回路にL
ow→High→Lowと変化するパルスが入力され、
その時出力がHigh→Low→Highと変化すると
きについて考える。遅延回路の入力がLow→High
に変化したとき、遅延回路の出力はHigh→Low
に、立ち下がり遅延時間だけ遅れて変化する。もし、こ
の出力信号がLowに変化する前に入力信号がHigh
→Lowに変化したとする、つまり幅の狭いパルスが入
力されたとすると、この入力信号は次段の立ち下がりラ
ッチフリップフロップのクロック端子にも接続されてい
るので、このときの遅延回路の出力信号1がラッチされ
る。
【0008】一方、この出力信号がLowに変化した後
に入力信号がHigh→Lowに変化したとき、つまり
幅の広いパルスが入力されたときは、次段のフリップフ
ロップにはこのときの遅延回路の出力信号0がラッチさ
れる。これらがそれぞれ、幅の狭いパルス、幅の広いパ
ルスが入力したときの動作となる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の回路例を示す。この回路に用
いる遅延回路は請求の範囲でいう、出力信号のレベルが
大きいとき立ち下がり速度が小さく、出力信号のレベル
が小さいとき立ち下がり速度が大きい遅延回路、であ
る。この回路に図2に示す様な幅が狭いパルスと広いパ
ルスによって、それぞれ、1、0のデータを与える。入
力(ノード1)がLowレベルになった時pMOSトラ
ンジスタ2はonし、ノード3はHighレベルへと変
化する。ところが、ノード1がHighレベルへと変化
してnMOSトランジスタ4がonとなっても、ノード
3がHighレベルの間はnMOSトランジスタ5がo
ffになるようにフィードバックがかかっているので、
このnMOSトランジスタ5の漏れ電流によってノード
3の電位が少し下がるまである一定期間nMOSトラン
ジスタ5はoffの状態のままである。nMOSトラン
ジスタ5がonになると直ちにノード3がLowレベル
に下がる。
【0010】ここでもし、このノード3がLowレベル
に変化する前に入力信号(ノード1)が立ち下がったと
すると、この入力信号は次段のシフトレジスタを構成す
る立ち下がりラッチフリップフロップのクロック端子に
も接続されているので、このときのノード3の状態であ
るHighレベルがシフトレジスタの初段のフリップフ
ロップにラッチされ、初段以外のフリップフロップはそ
の前段のフリップフロップの出力データをラッチする。
同様に、このノード3がLowレベルに変化した後に入
力信号(ノード1)が立ち下がったとすると、ノード3
の状態であるLowレベルがシフトレジスタのシフトレ
ジスタの初段のフリップフロップにラッチされ、初段以
外のフリップフロップはその前段のフリップフロップの
出力データをラッチする。
【0011】これらがそれぞれ、幅の狭いパルス、幅の
広いパルスが入力したときの動作を示す。
【0012】次に、遅延回路9にフィードバックを用い
た理由を説明する。遅延回路には、ゲート回路を直列
に複数段接続したもの、CR時定数を用いたもの、が
考えられる。本発明のシフトレジスタでは、0と1のデ
ータの区別をパルスの幅が遅延回路の遅延時間より狭い
か広いかで判断する、いいかえれば0のパルス幅<遅延
時間<1のパルス幅と設定するため、データを確実に転
送するためにはなるべく大きな遅延時間が必要となる。
のゲートを直列接続したものでは大きな遅延をつくる
のに多数のゲートを必要とし、またのCR時定数を用
いたものでも大きな容量、または大きな抵抗を必要とす
るためLSIの実装上問題となる。また、大きなCR時
定数を作ると出力が中間電位になってしまいデータを確
実に転送する上で問題となる。そこで、本発明で用いら
れる遅延回路を使用すると、nMOSトランジスタ5は
offのときは流れる電流が漏れ電流程度の大きな抵抗
となり、これによって大きな遅延時間が得られる。ま
た、このトランジスタがいったんonになるとフィード
バックによって完全にonとなり、出力は確定し転送が
確実に行えるようになる。
【0013】図3は図1以外の遅延回路の例である。
【0014】この回路の動作は、入力がLowレベルに
なった時pMOSトランジスタ2はonし、出力3はH
ighレベルへと変化する。ところが、入力がHigh
レベルへと変化してnMOSトランジスタ4がonとな
っても、出力3の電圧がリファレンス20の電圧より大
きい時コンパレータ30はLowレベルを出力するので
nMOSトランジスタ5がoffとなる。この間コンデ
ンサ11にたまった電荷はnMOSトランジスタ4およ
び抵抗10を経路として流れるが、抵抗8があるためこ
の時の電流は小さく出力3の立ち下がり速度は遅い。出
力3の電圧がリファレンス20の電圧より小さくなった
ときコンパレータ30はHighレベルを出力するので
nMOSトランジスタ5がonとなり、コンデンサ9に
たまった電荷はnMOSトランジスタ4およびnMOS
トランジスタ5を経路として流れるので、この時の電流
は大きく出力3は急激に立ち下がる。抵抗10およびリ
ファレンス電圧20を精度よく与えることができれば遅
延時間も比較的精度良く得られる。
【0015】図4は請求の範囲でいう、出力信号のレベ
ルが小さいとき立ち上がり速度が小さく、出力信号のレ
ベルが大きいとき立ち上がり速度が大きい遅延回路の例
である。これは図1の遅延回路9のnMOSとpMO
S、電源とグランドをいれかえたものである。
【0016】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明のシフ
トレジスタを用いると、簡単な回路で、また信号線は1
本のみで確実にデータを転送することが出来るようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシフトレジスタ回路の実施例を示す図
である。
【図2】本発明のシフトレジスタ回路に入力する信号例
を示す図である。
【図3】本発明の別の遅延回路を示す図である。
【図4】本発明の別の遅延回路を示す図である。
【図5】従来の信号転送方法を示す図である。
【図6】従来のシフトレジスタを示す図である。
【符号の説明】
1 遅延回路の入力端子 2 pMOSトランジスタ 3 遅延回路の出力端子 4、5 nMOSトランジスタ 6、7、8 フリップフロップ 9 遅延回路 10 抵抗 11 コンデンサ 20 リファレンス 30 コンパレータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が変化することによって出力信
    号が立ち下がる過程において、出力信号のレベルが大き
    いとき立ち下がり速度が小さく、出力信号のレベルが小
    さい時立ち下がり速度が大きい遅延回路、もしくは、出
    力信号が立ち上がる過程において、出力信号のレベルが
    小さい時立ち上がり速度が小さく、出力信号のレベルが
    大きい時立ち上がり速度が大きい遅延回路、のどちらか
    一方の遅延回路と、前記遅延回路の出力端子を初段のフ
    リップフロップのデータ入力端子に接続し、前記遅延回
    路の入力端子を各段のクロック入力端子に接続し、初段
    以外のデータ入力端子をその前段の出力端子に接続した
    複数段のフリップフロップ回路、により構成され、入力
    信号として幅の狭いパルス波形および幅の広いパルス波
    形を用い、前記遅延回路の遅延時間はこの二種類のパル
    ス波形の幅の間にあることを特徴としたシフトレジスタ
    回路。
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JPH0714396A JPH0714396A (ja) 1995-01-17
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