JP2638888B2 - シリアルデータ送信装置 - Google Patents

シリアルデータ送信装置

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JP2638888B2
JP2638888B2 JP63042746A JP4274688A JP2638888B2 JP 2638888 B2 JP2638888 B2 JP 2638888B2 JP 63042746 A JP63042746 A JP 63042746A JP 4274688 A JP4274688 A JP 4274688A JP 2638888 B2 JP2638888 B2 JP 2638888B2
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善英 藤村
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Nippon Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシリアルデータ送信装置に関し、特にシリア
ルインタフェースを内蔵するシリアルデータ送信装置に
関する。
〔従来の技術〕
最近では、マイクロコンピュータの高集積化が進み、
タイマ,カウンタ,A−D変換器など様々な周辺ハードウ
ェアが1チップに集積されるようになった。この周辺ハ
ードウェアの中でも特にシリアルインタフェースは、マ
イクロコンピュータの高機能化による分散処理や各種端
末間の通信のために必要不可欠なものとなっている。
以下、第4図,第5図及び第6図を参照して従来のシ
リアルインタフェースによるシリアルデータ送信装置の
動作について説明する。
第4図は従来のシリアルデータ送信装置の一例のブロ
ック図である。
第4図に示すように、シリアルデータ送信装置はCPU1
と、プログラムメモリ2と、データメモリ3と、シリア
ルインタフェース4との各ブロックを備え各ブロックは
内部バス5を介して相互に接続されている。CPU1はプロ
グラムカウンタ(以下、PCと称す)11と、プログラムス
テータスワード(以下、PSWと称す)12と、汎用レジス
タ13とを有し、プログラムメモリ2から命令コードを読
出してデータ処理を実行し、処理データはデータメモリ
3に格納する。
シリアルインタフェース4は、送信線45と接続した送
信シフトレジスタ41と、送信シフトレジスタ41にシフト
クロック43を供給するボーレートジェネレータ42とを有
する。送信シフトレジスタ41内の送信データは送信線45
を介して送信端子46から外部に出力され、1バイト分の
送信が完了して送信バッファが空になると、送信完了信
号44を出力してCPU1に送信が完了したことを通知する。
次に、第5図の流れ図を参照してCPU1に送信完了信号
44が通知された後の割込みのソフトウェア処理手順につ
いて説明する。本割込み処理では、データメモリ3内に
送信データ格納領域33と、送信データ格納領域33内の送
信データのアドレス情報を格納する送信データアドレス
格納領域32と、連続して送信するデータの個数情報を格
納する送信回数格納領域31とを設定し、これらの各領域
には予め必要なデータが格納してある。
第5図の流れ図に示すように、送信シフトレジスタ41
からの送信完了信号44がCPU1に入力すると、CPU1は以下
の送信完了割込み処理を実行する。
まず、手順51において、それまでの処理内容を保持し
ておくために、PC11とPSW12と汎用レジスタ13の内容を
一時的にスタックに退避させる。
手順52において、送信回数格納領域31から送信回数情
報、送信データアドレス格納領域32から送信データ格納
領域33の送信データをアドレス指定するアドレスポイン
タを読出す。
次に、手順53において、手順52で読出した送信回数情
報をチェックし所定の回数に達していない時は手順54に
進む。又、所定の回数が終了した時は全データ送信完了
処理へ分岐する。
手順54において、手順52で読出したアドレスポインタ
で指定される送信データを送信データ格納領域33から読
出す。
手順55において、通信相手が先行するデータの処理を
終了するまで所定の時間をウェイトする。
手順56において、読出した送信データを送信シフトレ
ジスタ41へ転送する。
手順57において、アドレスポインタを1インクリメン
トし送信データアドレス格納領域32へ書き戻す。
手順58において、送信回数情報を1デクリメントし送
信回数格納領域31へ書戻す。
手順59において、スタックに退避しておいたPC11とPS
W12と汎用レジスタ13の内容を復帰し、メインルーチン
へ復帰する。
以上の割込み処理を繰返すことにより、第6図に示す
ように、シリアルデータの連続送信動作を実現する。
〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来のシリアルデータ送信装置は、シリアル
データの連続送信動作において、送信シフトレジスタの
送信完了信号によりただちに割込み処理を実行し、次の
送信データを送信シフトレジスタに書込んでいるので、
送信相手のデータ処理速度が遅い場合には各送信データ
の間にウェイト時間を挿入しなければならず、ウェイト
の処理を割込み処理内で行わせるとその間はメインルー
チンの処理は完全に停止してしまうため、ウェイトの処
理を挿入することは実際には不可能に近い。従って、送
信相手のデータ処理速度が遅い場合には通信のための割
込み処理とメインルーチンのデータ処理とは両立できな
いという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のシリアルデータ送信装置は、シリアルデータ
の送出を行い前記シリアルデータの送出を完了したとき
送信完了信号を発生する送信シフトレジスタと、前記送
信完了信号を受けて割込み処理を実行する中央処理部と
を備えるシリアルデータ送信装置において、前記送信完
了信号を所定の時間遅延させる遅延手段を有している。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例のブロック図である。
第1図に示すように、第1の実施例は前述した第4図
の従来のシリアルデータ送信装置に遅延回路6を追加し
ている。
第1図において、シリアルインタフェース4は送信シ
フトレジスタ41とボーレートジェネレータ42とを備え
る。ボーレートジェネレータ42は送信シフトレジスタ41
にシフトクロック43を供給するもので任意のボーレート
が設定できる。送信シフトレジスタ41はシフトクロック
43により、格納してあるデータを1ビットずつ送信線45
に送出する。送信シフトレジスタ41はデータが書込まれ
ると、ただちにスタートビットを自動的に付加して1ビ
ットずつデータを送出し、さらに所定のパリティビット
及びストップビットを送出して1つのデータの送信を完
了する。所定の送信が完了してレジスタ内が空になると
送信完了信号44を遅延回路6に出力する。遅延回路6は
送信完了信号44を受取ると所定の時間遅延して送信完了
割込み信号64をCPU1に対し出力する。
第2図は第1図の第1の実施例のシリアルデータの連
続送信動作を説明するためのデータフオーマット図であ
る。ここで、データメモリ3内の送信回数格納領域31
と、送信データアドレス格納領域32と、送信データ格納
領域33には予め所定のデータが設定してある。又、第2
図において、STはスタートビット,Pはパリティビット,S
TPはストップビットである。
まず、CPU1からの命令により最初の送信データを送信
シフトレジスタ41に書込む。送信シフトレジスタ41はシ
フトクロック43に書込まれたデータを1ビットずつシフ
トしながら送信端子46から出力する。そして、1バイト
分の送信が完了して送信シフトレジスタ41が空になると
送信完了信号44を遅延回路6に出力する。
遅延回路6は送信完了信号44を受領すると、今送信し
たデータを送信相手が処理し終える時間まで充分ウェイ
トした後、送信完了割込み信号64をCPU1に出力する。CP
U1は次の送信データを送信シフトレジスタ41に書込むた
め、以下の割込み処理を行う。
まず、PC11,PSW12及び汎用レジスタ13の内容を一時的
にスタックに退避する。
次に、送信回数格納領域31から送信回数情報、送信デ
ータアドレス格納領域32から送信データ格納領域33の送
信データのアドレス指定をするアドレスポインタを読出
す。
次に、読出された送信回数データが0であり所定の連
続送信が完了している場合は、全データ送信完了処理へ
分岐する。
送信完了データが0でない場合は読出されたアドレス
ポインタで指定される次の送信データを送信データ格納
領域33から読出し、送信シフトレジスタ41へ転送する。
次に、アドレスポインタ更新(1インクリメント)
し、送信データアドレス格納領域32へ書戻す。
更に、送信回数データを更新(1デクリメント)し、
送信回数格納領域31へ書戻す。
続いて、スタックに退避しておいたPC11,PSW12及び汎
用レジスタ13の内容を復帰し、メインルーチンへ復帰す
る。
以上の割込み処理は前述した第5図の流れ図における
手順55の所定時間ウェイトを省略した形になっている。
以上で1回の送信完了割込み処理が終了するが、送信
シフトレジスタ41の送信完了信号44の発生ごとに、本割
込み処理を断続的に実行させることにより、第2図に示
すように、シリアルデータの連続送信動作が実現でき
る。
本第1の実施例においては、送信シフトレジスタ41の
送信完了信号44による送信完了割込み信号64の発生をハ
ードウェアで遅延させて行っている。よって、送信完了
割込み信号64の発生までCPU1はメインの処理が実行でき
るため、CPU1の実行効率を低下させることなく各シリア
ルデータ間に所定のウェイト時間を挿入することができ
る。
次に、第3図は本発明の第2の実施例のブロック図で
ある。
第3図に示すように、第2の実施例は上述した第1図
の第1の実施例の遅延回路6の代りに、タイマ61と比較
器62と比較レジスタ63とを備える遅延回路6aを設けた点
が異なり、その他の点はすべて同一である。
第3図において、シリアルインタフェース4内の送信
シフトレジスタ41とボーレートジェネレータ42は上述し
た第1図の第1の実施例と同様の機能を持つもので、送
信シフトレジスタ41は所定の送信を終了するごとに、送
信完了信号44を遅延回路6aに出力する。
遅延回路6aはタイマ61と比較器62と比較レジスタ63を
内蔵し、タイマ61は送信シフトレジスタ41の送信完了信
号44を受領すると0からカウントアップを始める。比較
器62はタイマ61と比較レジスタ63の値を比較し、両者の
値が一致すると送信完了割込み信号64をCPU1に対し出力
する。比較レジスタ63はCPU1の命令により書込み可能な
レジスタで、任意の値を設定できる。
上記構成要素を用いたシリアルデータの連続送信の動
作は上述した第1の実施例と同様であるが、第2の実施
例においては、送信完了割込み信号の発生を遅延するた
めにタイマを用いているため、各シリアルデータ間のウ
ェイト時間が通信相手のデータ処理速度に応じて任意に
変更できる利点がある。
なお、上述した各実施例ではハードウェアの遅延回路
によりウェイト時間の設定を行っているが、CPUに内蔵
している割込み制御回路に割込み処理の開始を遅延させ
ても本発明を適用できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、送信完了割込み信号の発
生を遅延させる手段を内蔵することにより、シリアルデ
ータの連続送信において、各データ間のウェイト時間を
挿入できるという効果がある。又、このウェイト時間
中、CPUはメインプログラムの処理を行うことができる
ので、CPUの実行効率が低下することを防止できる効果
がある。更に、第2の実施例においては、ウェイト時間
をユーザが任意に設定することができるので、通信する
相手のデータ処理装置の処理速度に合せて柔軟な対応が
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のブロック図、第2図は
第1図の第1の実施例のシリアルデータの連続送信動作
を説明するためのデータフオーマット図、第3図は本発
明の第2の実施例のブロック図、第4図は従来のシリア
ルデータ送信装置の一例のブロック図、第5図は第4図
のシリアルデータ送信装置の送信完了割込み処理の流れ
図、第6図は第4図のシリアルデータ送信装置のシリア
ルデータの連続送信動作を説明するためのデータフオー
マット図である。 1……CPU、2……プログラムメモリ、3……データメ
モリ、4……シリアルインタフェース、5……内部バ
ス、6,6a……遅延回路、11……PC、12……PSW、13……
汎用レジスタ、31……送信回数格納領域、32……送信デ
ータアドレス格納領域、33……送信データ格納領域、41
……送信シフトレジスタ、42……ボーレートジェネレー
タ、43……シフトクロック、44……送信完了信号、45…
…送信線、46……送信端子、61……タイマ、62……比較
器、63……比較レジスタ、64……送信完了割込み信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアルデータの送出を行い前記シリアル
    データの送出を完了したとき送信完了信号を発生する送
    信シフトレジスタと、前記送信完了信号を受けて割込み
    処理を実行する中央処理部とを備えるシリアルデータ送
    信装置において、前記送信完了信号を前記シリアルデー
    タの受信側処理が完了する所定の時間遅延させる遅延手
    段を有することを特徴とするシリアルデータ送信装置。
JP63042746A 1988-02-24 1988-02-24 シリアルデータ送信装置 Expired - Lifetime JP2638888B2 (ja)

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JPH01216452A JPH01216452A (ja) 1989-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5878239A (ja) * 1981-11-04 1983-05-11 Toshiba Corp 演算制御回路
JPS60209845A (ja) * 1984-04-03 1985-10-22 Sony Corp 割り込み制御回路

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