JP2638863B2 - 記録再生装置の基準パルス出力回路 - Google Patents

記録再生装置の基準パルス出力回路

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JP2638863B2 JP62324679A JP32467987A JP2638863B2 JP 2638863 B2 JP2638863 B2 JP 2638863B2 JP 62324679 A JP62324679 A JP 62324679A JP 32467987 A JP32467987 A JP 32467987A JP 2638863 B2 JP2638863 B2 JP 2638863B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばビデオテープの編集時に使用される
基準パルスの出力回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、磁気テープの走行速度に応じた周期のパル
スを計数手段で計数し、補正基準パルスを出力するもの
において、磁気テープの走行速度に応じた周期のパルス
から磁気テープ上より再生される基準パルスの予想位置
を求め、磁気テープ上より再生される基準パルスが所定
回数連続して予想位置に入るときには、磁気テープ上よ
り再生される基準パルスで計数手段をリセットするよう
にしたことにより、補正基準パルスが正確に出力される
と共に簡単かつ安価に構成できるようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
従来回転ヘッド型のビデオテープレコーダにおいて、
磁気テープ上に、ビデオ信号の記録された傾斜記録トラ
ックが順次形成されると共に、この傾斜記録トラックに
対応してコントロールパルスが記録され長手方向に延び
るコントロールトラックが形成されるものがある。この
場合、例えば各傾斜トラックには、夫々1フィールド分
のビデオ信号が記録されると共に、コントロールパルス
は、傾斜トラックの2本に対して1個が対応するように
記録されている。
このように、磁気テープ上のコントロールトラックに
コントロールパルスが記録されるものにおいて、編集時
に、このントロールトラックよりコントロールパルスを
再生して、これを基準パルスとして使用することが知ら
れている。
この場合、コントロールトラックより再生されるコン
トロールパルスには、キャプスタンの停止,反転時にチ
ャタリング状ノイズが含まれることがある。
そこで、このチャタリング状ノイズを除去した補正基
準パルスを出力するようになされた基準パルス出力回路
が提案されている。
第4図はその一例を示すものであり、同図において、
(11)は1/N分周器を構成するカウンタである。このカ
ウンタ(11)のアップ/ダウン端子U/Dには、端子(1
2)より、磁気テープを走行させるキャプスタン(図示
せず)の回転方向を示す信号SF/Rが供給される。そし
て、このカウンタ(11)は、キャプスタンが正転方向及
び逆転方向に回転するときには、夫々アップカウンタ及
びダウンカウンタとして動作するようになされている。
また、カウンタ(11)のクロック端子CKには、端子
(13)よりキャプスタンに取り付けられた周波数発電機
(図示せず)からキャプスタンの回転に対応した周波数
のパルスCFGが供給される。そして、このカウンタ(1
1)は、パルスCFGの、例えば立下がりのタイミングでカ
ウントアップまたはカウントダウンされる。
また、このカウンタ(11)リセット端子REには、端子
(14)より、磁気テープのコントロールトラック(図示
せず)より再生される再生コントロールパルスCTL1が供
給される。そして、このカウンタ(11)は、例えば再生
コントロールパルスCTL1の立下がりのタイミングでリセ
ットされる。
ここで、カウンタ(11)の「N」の値は、例えば再生
コントロールパルスCTL1の1周期に存在するパルスCFG
の個数と等しく選ばれる。したがって、このカウンタ
(11)からは、再生コントロールパルスCTL1に同期した
擬似コントロールパルスCTL2が出力される。そして、こ
の擬似コントロールパルスCTL2は多数決回路(15)に供
給される。
また、多数決回路(15)には、端子(14)より再生コ
ントロールパルスCTL1が供給される。そして、この、多
数決回路(15)からは、コントロールパルスCTL1及びCT
L2の双方が一致するときに、信号が出力される。即ち、
この多数決回路(15)より導出された出力端子(16)に
は、チャタリング状ノイズの除去された補正コントロー
ルパルスCTL3が出力される。
例えば、磁気テープ上に、第5図Aに示すようにコン
トロールパルスが記録されており、同図Bに示すように
再生コントロールパルスCTL1にはチャタリング状ノイズ
NCTが含まれているとする。このとき、擬似コントロー
ルパルスCTL2は、同図Cに示すようにチャタリング状ノ
イズNCTが含まれないものとなるが、無記録部分に誤っ
た波形が存在するものとなる。結局、多数決回路(15)
からは、同図Dに示すようにチャタリング状ノイズNCT
が含まれず、かつ無記録部分に誤った波形が存在しない
補正コントロールパルスCTL3が出力される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この第4図例の基準パルスの出力回路によ
れば、キャプスタンの回転によって磁気テープが走行し
ている状態において、例えば再生コントロールパルスCT
L1に誤った波形部分が生じるときには、この波形部分で
もカウンタ(11)がリセットされるので、擬似コントロ
ールパルスCTL2が再生コントロールパルスCTL1と一致し
なくなり、多数決回路(15)より補正コントロールパル
スCTL3が出力されなくなる不都合があった。
また、この第4図例の基準パルスの出力回路によれ
ば、上述せずも1/5倍速以下で7秒以上磁気テープが走
行したときは、定常走行とみなし、カウンタ(11)が再
生コントロールパルスCTL1でリセットされないようにな
される。そのため、周波数発電機からのパルスCFGが再
生コントロールパルスCTL1に対して整数倍の関係にない
ときには、擬似コントロールパルスCTL2が再生コントロ
ールパルスCTL1に対してずれていくため、多数決回路
(15)より補正コントロールパルスCTL3が出力されなく
なる。したがって、周波数発電機からのパルスCFGが再
生コントロールパルスCTL1に対して整数倍の関係にある
ように構成する必要があり、構成が困難で、高価となる
不都合があった。
本発明はこのような点を考慮し、補正基準パルスが正
確に出力されるようにすると共に、簡単かつ安価に構成
できるようにすることを目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は磁気テープ上に記録された基準パルスを再生
する再生手段と、磁気テープの走行速度に応じた周期の
パルス4CFGを発生するパルス発生手段と、パルス発生手
段から出力されるパルス4CFGを計数し、擬似パルスCTL2
を発生する計数手段(1)と、この計数手段(1)より
発生される擬似パルスCTL2を補正基準パルスCTL3として
出力する出力手段(6)と、再生手段から出力される基
準パルスCTL1の1周期に対するパルス発生主段からのパ
ルス4CFGの個数が所定個数か否かを判断し、所定個数で
あることが所定回数続くときには、再生手段から出力さ
れる基準パルスCTL1の1の立上がり又は立下がりのタイ
ミングで計数手段(1)をリセットする手段(4)と、
計数手段(1)より所定個の擬似パルスCTL2が発生され
る間に再生手段より基準パルスCTL1が出力されないとき
には、出力手段(6)より補正基準パルスCTL3が出力さ
れないように制御する手段(4)とを備えるものであ
る。
〔作用〕
上述構成においては、基本的には計数手段(1)より
発生される擬似パルスCTL2が補正基準パルスCTL3として
出力されるものであるので、再生手段から出力される基
準パルスCTL1にチャタリング状ノイズNCTが含まれるも
のであっても、補正基準パルスCTL3にはチャタリング状
ノイズNCTが含まれないものとなる。また、磁気テープ
上より再生される基準パルスCTL1が所定回数、予想位置
に入る(再生手段から出力される基準パルスCTL1の1周
期に対するパルス発生手段からのパルス4CFGの個数が所
定個数である)ときのみ、磁気テープ上より再生される
基準パルスCTL1で計数手段(1)がリセットされるの
で、再生手段から出力される基準パルスCTL1に誤った波
形部分があっても、この波形部分で計数手段(1)がリ
セットされることがなく、誤った補正基準パルスCTL3は
出力されなくなる。さらに、磁気テープの無記録部分で
も計数手段(1)からは擬似パルスCTL2が出力される
が、この無記録部分では再生手段から基準パルスCTL1が
出力されず、擬似パルスCTL2が出力手段(6)より補正
基準パルスCTL3として出力されないので、補正基準パル
スCTL3には無記録部分に誤った波形が存在しないものと
なる。したがって、補正基準パルスCTL3が正確に出力さ
れるようになる。
また、上述構成においては、基本的には計数手段
(1)が再生手段から出力される基準パルスCTL1により
リセットされるので、パルス発生手段からのパルス4CFG
が再生手段から出力される基準パルスCTL1に対して整数
倍の関係になくてもよくなり、簡単かつ安価に構成し得
るようになる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例につい
て説明する。
同図において、(1)は1/N分周期を構成するカウン
タである。このカウンタ(1)のアップ/ダウン端子U/
Dには、端子(2)より、磁気テープを走行させるキャ
プスタン(図示せず)の回転方向を示す信号SF/Rが供
給される。そして、このカウンタ(1)は、キャプスタ
ンが正転方向及び逆転方向に回転するときには、夫々ア
ップカウンタ及びダウンカウンタとして動作するように
なされる。
また、カウンタ(1)のクロック端子CKには、端子
(3)よりキャプスタンに取り付けられた周波数発電機
(図示せず)からキャプスタン回転に対応した周波数の
パルスCFGの4逓倍されたパルス4CFGが供給される。そ
して、このカウンタ(1)はパルス4CFGの、例えば立下
がりのタイミングでカウントアップまたはカウントダウ
ンされる。
また、(4)はマイクロコンピュータ(以下「マイコ
ン」という)であり、このマイコン(4)には、端子
(2)より信号SF/Rが供給されると共に、端子(3)
よりパルス4CFGが供給され、さらに端子(5)より磁気
テープのコントロールトラック(図示せず)より再生さ
れる再生コントロールパルスCTL1が供給される。
また、マイコン(4)よりカウンタ(1)のリセット
端子REにはリセットパルスSREが供給され、このカウン
タ(1)はリセットパルスSREのタイミングでリセット
される。ここで、カウンタ(1)の「N」の値は、例え
ば再生コントロールパルスCTL1の1周期に存在するパル
ス4CFGの個数と等しく選ばれる。
また、このカウンタ(1)より出力される分周出力、
従って擬似コントロールパルスCTL2は出力手段を構成す
るアンド回路(6)に供給され、このアンド回路(6)
にはマイコン(4)よりミューティング信号SMUが供給
される。そして、このアンド回路(6)より導出された
出力端子(7)には、補正コントロールパルスCTL3が出
力される。
また、マイコン(4)には、カウンタ(1)よりカウ
ント出力SCU NTが供給されると共に、擬似コントロー
ルパルスCTL2が供給される。
また、マイコン(4)は、第2図に示すフローチャー
トに沿って動作するように構成される。
即ち、ステップで、イニシャルセットをしたのちス
テップで、再生コントロールパルスCTL1の立上がりの
検出及び擬似コントロールパルスCTL2の立上がりの検出
を行なう。
そして、再生コントロールパルスCTL1の立上がりでも
なく、擬似コントロールパルスCTL2の立上がりでもない
ときは、ステップ及びを介してステップで磁気テ
ープの走行速度を検出すると共に、後述する再生コント
ロールパルスCTL1の立上がり予想位置の範囲を切換えた
のちステップに戻る。この場合、磁気テープの走行速
度は、ステップからステップ,,を介して再び
ステップに戻る周期の間のカウント出力SCU NTの変
化幅によって検出される。また、再生コントロールパル
スCTL1の立上がり予想位置とは、再生コントロールパル
スCTL1のある立上がりを基準として、次の立上がりがパ
ルス4CFGの何個目にあるかを予想したものであり、この
「何個目」の幅を切換える。本例では、再生コントロー
ルパルスCTL1の1周期に対して、パルス4CFGが61.7個だ
け存在する関係とされる。そして、カウンタ(1)の
「N」の値は「61」とされ、予想位置は、磁気テープの
走行速度が、1/5倍速以下のときは「61±2」とされ、
それ以外のときには「61±4」とされる。このように予
想位置の範囲を切換えるのは、ソフト処理に要する時
間,リセット信号SREの遅延時間等を考慮したためであ
る。
また、擬似コントロールパルスCTL2の立上がりのとき
には、ステップを介して、ステップで、擬似コント
ロールパルスCTL2の立上がりをカウントするカウンタの
カウント値NOFGが規定値「M」、例えば「2」以上か否
かを判断する。カウント値NOFGが規定値「M」より小さ
いときには、ステップで、擬似コントロールパルスCT
L2の立上がりをカウントするカウンタを「1」だけカウ
ントアップしたのち、ステップに戻る。一方、カウン
ト値NOFGが規定値「M」以上であるときには、ステップ
で、ミューティング信号SMUを低レベル“0"としたの
ち、ステップに戻る。
また、再生コントロールパルスCTL1の立上がりのとき
には、ステップを介して、ステップで、ミューティ
ング信号SMUを高レベル“1"とすると共に、擬似コント
ロールパルスCTL2の立上がりをカウントするカウンタを
クリアして、カウンタ値NOFGを「0」とする。
つぎに、ステップで、測定スタートフラグより測定
スタートか否かを判断する。例えば、測定スタートフラ
グ高レベル“1"とされておりフラグオンのときには、測
定スタートと判断する。
ステップで、測定スタートではないと判断するとき
には、ステップで再生コントロールパルスCTL1の立上
がりの予想位置を求め、そしてステップで測定スター
トフラグ高レベル“1"としてフラグオンとしたのち、ス
テップに戻る。一方、ステップで、測定スタートで
あると判断するときには、ステップで信号SF/Rに基
づいて磁気テープの送行方向が前回の測定時と同一か否
かを判断する。このステップで同一でないと判断する
ときには、ステップで、再生コントロールパルスCTL1
の立上がりの予想位置の範囲内に入った回数をカウント
するカウンタをクリアして、カウンタ値NOINを「0」と
したのち、ステップに進む。
一方、ステップで同一であると判断するときには、
ステップで、パルス4CFGの個数から再生コントロール
パルスCTL1の立上がりが予想位置の範囲内にあるか否か
を判断する。
ステップで、予想位置の範囲内でないと判断すると
きには、ステップに進む。一方、ステップで、予想
位置の範囲内と判断するときには、ステップで、再生
コントロールパルスCTL1の立上がりが予想位置の範囲内
に入った回数をカウントするカウンタを「1」だけカウ
ントアップしたのち、ステップで、カウント値NOINが
規定値「L」(Lは1以上、例えば、「1」)以上か否
かを判断する。例えば、1/5倍速以下のときの予想位置
は、「61±2」であるので、再生コントロールパルスCT
L1とパルス4CFGとの関係が第3図A,Bに示すようになる
ときは、P1,P2点の再生コントロールパルスCTL1の立上
がりは予想位置の範囲内にあると判断される。
カウント値NOINが規定値「L」より小さいときには、
ステップに進む。一方、カウント値NOINが規定値
「L」以上であるときには、ステップで、リセット信
号SREを出力したのち、ステップに進む。
本例では以上のように構成され、基本的にはカウンタ
(1)より出力される擬似コントロールパルスCTL2がア
ンド回路(6)を介して補正コントロールパルスCTL3と
して出力される。そのため、再生コントロールパルスCT
L1に、第5図Bに示すようなチャタリング状ノイズNCT
が含まれるものであっても、補正コントロールパルスCT
L3には、同図Dに示すようにチャタリング状ノイズNCT
が含まれないものとする。また、再生コントロールパル
スCTL1の立上がりが検出されずに、カウンタ(1)から
出力される擬似コントロールパルスCTL2の立上がりが
「M」回以上連続して検出されるときには、ミューティ
ング信号SMUが低レベル“0"とされ、擬似コントロール
パルスCTL2がアンド回路(6)より補正コントロールパ
ルスCTL3として出力されない。そのため、磁気テープの
無記録部分において、擬似コントロールパルスCTL2に、
第5図Cに示すように誤った波形が存在したとても、補
正コントロールパルスCTL3には、同図Dに示すように誤
った波形が存在しないものとなる。
また、本例においては、コントロールパルスCTL1の立
上がりが予想位置の範囲内に「L」回以上連続して入る
ときのみ、再生コントロールパルスCTL1の立上がりに同
期してリセット信号SREが出力されてカウンタ(1)が
リセットされる。そのため、再生コントロールパルスCT
L1に誤った波形部分があっても、この波形部分でカウン
ト(1)がリセットされることがなく、補正コントロー
ルパルスCTL3として、誤った波形部分のない正確なもの
が得られる。
このように本例によれば、補正コントロールパルスCT
L3が正確に出力される。そのため、この補正コントロー
ルパルスCTL3を編集に使用することにより、編集精度を
大幅に向上させることができる。また、カウンタ(1)
は、基本的には再生コントロールパルスCTL1の立上がり
に同期してリセットされるので、パルス4CFGが再生コン
トロールパルスCTL1に対して整数倍の関係になくてもよ
くなり、簡単かつ安価に構成することができる。
なお、上述実施例によれば、カウンタ(1)は再生コ
ントロールパルスCTL1の立上がりのタイミングでリセッ
トされるようにしたものであるが立下がりのタイミング
でリセットされるように構成してもよい。上述実施例に
よれば、カウンタ(1)は、マイコン(4)に外付けさ
れるものを示したが、このカウンタ(1)をマイコン
(4)に構成することもでき、より一層のコストダウン
を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、基本的には計数手段より
発生される擬似パルスが補正基準パルスとして出力さ
れ、また磁気テープの無記録部分では、擬似パルスが補
正基準パルスとして出力されず、さらに磁気テープより
再生される基準パルスが所定回数、予想位置に入るとき
のみ、この基準パルスで計数手段がリセットされるよう
にしたので、補正基準パルスにはチャタリング状ノイズ
が含まれず、無記録部分に誤った波形が存在せず、さら
に再生手段から出力される基準パルスに誤った波形部分
があっても誤った補正基準パルスは出力されず、補正基
準パルスが正確に出力される。また、基本的には計数手
段が再生手段から出力される基準パルスによりリセット
されるので、パルス発生手段からのパルスが再生手段か
ら出力される基準パルスに対して整数倍の関係になくて
もよくなり、簡単かつ安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図及び第
3図はその説明のための図、第4図は従来例の構成図、
第5図はその説明のための図である。 (1)はカウンタ、(4)はマイクロコンピュータ、
(6)はアンド回路、(7)は出力端子である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上に記録された基準パルスを再
    生する再生手段と、 上記磁気テープの走行速度に応じた周期のパルスを発生
    するパルス発生手段と、 上記パルス発生手段から出力されるパルスを計数し、擬
    似パルスを発生する計数手段と、 この計数手段より発生される擬似パルスを補正基準パル
    スとして出力する出力手段と、 上記再生手段から出力される基準パルスの1周期に対す
    る上記パルスの個数が所定個数か否かを判断し、所定個
    数であることが所定回数続くときには、上記再生手段か
    ら出力される基準パルスの立上がり又は立下がりのタイ
    ミングで上記計数手段をリセットする手段と、 上記計数手段より所定個の擬似パルスが発生される間に
    上記再生手段より基準パルスが出力されないときには、
    上記出力手段より補正基準パルスが出力されないように
    制御する手段とを備えることを特徴とする記録再生装置
    の基準パルス出力回路。
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