JP2638266B2 - 帯状体の巻取り方法 - Google Patents

帯状体の巻取り方法

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JP2638266B2 JP2204240A JP20424090A JP2638266B2 JP 2638266 B2 JP2638266 B2 JP 2638266B2 JP 2204240 A JP2204240 A JP 2204240A JP 20424090 A JP20424090 A JP 20424090A JP 2638266 B2 JP2638266 B2 JP 2638266B2
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正 細見
誠二 増井
河野  行弘
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Hitachi Ltd
Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば鋼板などの帯状体を、巻取りリー
ルに巻取るための方法に関する。
従来の技術 たとえば薄板圧延機からの鋼板である帯状体を連続的
に巻取りリールに巻取るにあたつては、大きな張力を帯
状体に付加しながら巻取る必要がある。実際の運転で
は、帯状体の巻取りリールへの巻取り外径が大きくなつ
て巻太つてきたときにも、帯状体の全長に亘つて一定の
張力を付加することができるようにするために、巻取り
設備の巻取りリールにおける最大規格外径のときでも発
生し得る張力で、帯状体を巻取つている。したがつて、
大きな張力を得るには、巻取りリールを駆動する電動機
の容量を大きくする必要がある。
発明が解決しようとする課題 このような先行技術では、コイルの重量が小さく、し
たがつて巻取り予定外径が前記最大規格外径未満である
ときにおいて、もつと大きい張力で巻取ることが可能で
あるにも拘わらず、前述のように最大規格外径のときで
も発生し得る張力で帯状体を巻取つている。しかしなが
ら、巻取りリールによつて帯状体を巻取る際には、帯状
体に付加する張力をできるだけ大きくすることが望まれ
る場合がある。
本発明の目的は、巻取りリールに巻取る帯状体に付加
する張力をできるだけ大きくすることができるようにし
た帯状体の巻取り方法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、帯状体の巻取りリールへの巻取り予定外径
と、その巻取りリールを駆動する電動機の最大出力と、
その電動機が最大出力を発生できる電動機の最低回転数
とに基づいて、電動機が帯状体に対して発生し得る最大
張力を帯状体ごとに求め、 この求めた最大張力以下の張力で、帯状体を巻取りリ
ールで巻取るように全巻取り期間中に亘つて電動機の出
力および回転数を制御することを特徴とする帯状体の巻
取り方法である。
また本発明は、前記最大張力に対応する帯状体の巻取
り速度上限値を求め、 帯状体の巻取り速度を、この速度上限値以下に選ぶこ
とを特徴とする。
また本発明は、帯状体の巻取りリールへの巻取り予定
外径と、その巻取りリールを駆動する電動機の最大出力
と、その電動機が最大出力を発生できる電動機の最低回
転数とに基づいて、電動機が帯状体に対して発生し得る
最大張力を帯状体ごとに求め、 前記最大張力に対応する帯状体の巻取り速度上限値を
求め、 帯状体の巻取り速度を、前記求めた巻取り速度上限値
を超える値に選び、帯状体の張力を、前記最大張力未満
で、かつ帯状体の巻取り速度に対応する値となるように
全巻取り期間中に亘つて電動機の出力および回転数を制
御することを特徴とする帯状体の巻取り方法である。
作 用 本発明に従えば、帯状体の巻取りリールへの巻取り予
定外径と、その巻取りリールを駆動する電動機の最大出
力と、その電動機が最大出力を発生できる電動機の最低
回転数とに基づいて、電動機によつて帯状体に付加して
発生することができる最大張力を帯状体ごとに求め、こ
の最大張力を、帯状体に付加する張力の上限値とし、電
動機の出力および回転数を、この最大張力以下の張力で
巻取りリールを駆動するように全巻取り期間中に亘つて
制御する。こうして帯状体に、電動機の容量を超えず
に、できるだけ大きな出力を発生させて、張力を大きく
することができ、これによつて帯状体がたとえば鋼板な
どの圧延材であるとき、その圧延材の形状改善などを図
ることができるようになる。
さらに本発明に従えば、電動機が帯状体に対して発生
し得る最大張力に対応する帯状体の巻取り速度上限値を
求め、帯状体の巻取り速度を、この速度上限値以下に選
び、これによつて帯状体には電動機によつて発生し得る
最大張力以下の張力を作用させて帯状体を巻取り、その
速度を、前記速度上限値以下に設定することによつて、
電動機の容量を超えない範囲で、帯状体を希望する張力
で巻取ることが可能となる。
さらに本発明に従えば、巻取りリールを駆動する電動
機による帯状体の巻取り速度を、前記速度上限値を超え
る値に選び、このときには、電動機が帯状体に対して発
生し得る前記最大張力未満の張力で全巻取り期間中に亘
つて電動機の出力および回転数を制御し、この巻取り時
の張力は電動機による帯状体の巻取り速度に対応した値
とし、これによつて電動機の容量を超えない範囲で、帯
状体の巻取り速度をできるだけ向上して、巻取ることが
可能となる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のブロック図である。巻
取りリール1は、減速機2を介して直流分巻電動機3に
よつて駆動される。この直流分巻電動機3は、電機子4
と界磁コイル5とを有する。圧延機6において圧延され
た鋼板などの圧延材である帯状体7は、巻取りリール1
に巻取られる。電動機3の電機子電流Iおよび界磁コイ
ル5の磁束φは、電動機3の駆動回路9によつて制御さ
れ、この駆動回路9はマイクロコンピユータなどによつ
て実現される処理回路10によつて制御される。巻取りリ
ールに巻取られる帯状体7の外径は、検出手段12によつ
て検出され、その検出信号は処理回路10に与えられる。
この検出手段12は、たとえば帯状体7の厚みと巻取りリ
ール1の回転数とに基づいて前記コイル径を算出する手
段を備える。
第2図は、駆動回路9による電動機3のいわゆる最大
トルク制御を行う説明をするグラフである。第2図
(1)は、電動機3の回転数N〔rpm〕とその電動機3
の出力P〔kW〕との関係を示すグラフである。電動機3
の出力を最大限に活用するために、予め定めるベース回
転数NB以下の回転数の範囲では、界磁コイル5によつて
発生される磁束φを第2図(2)で示されるように最大
値φ1に保つ。なおベース回転数NBは、電動機3が最大
出力を発生できる電動機3の最低回転数である。
電動機3の設計にあたつては、張力は大きい程、良い
ものとすると、帯状体7の巻取り速度を一定として、巻
取りリール1の最小コイル径から最大コイル径まで変化
したときの回転数の変化比に、電動機3の最大回転数NP
からベース回転数NBまで変化したときの回転数の比を一
致するように設計する。すなわち一定の巻取り速度で最
小コイル径から最大径まで巻取る際において、常に、電
動機3が最大定格出力を発生することができるように設
計する。
電動機3による帯状体7の張力をT〔kg〕とし、巻取
り速度をV〔m/分〕とし、電動機3の出力をP〔kW〕と
するとき、 ここでK1は定数である。この第1式から、張力Tを一定
に保つには、巻取り速度Vに比例した電動機3の出力P
を発生すればよいことが判る。
電動機3の出力Pと、回転数N(rpm〕と、発生トル
クτM(kg・m〕との間には、 の関係がある。ここでK2は定数である。この第2式か
ら、必要な出力Pを発生させるには、巻取り速度Vと巻
取りリール1に巻取られる帯状体7の巻取り外径とによ
つて決まる回転数Nに応じて、必要なトルクτMを発生
すればよいことが判る。
ここで目標とする張力Tを帯状体7に与えるために必
要なトルクτMは、前記巻取り外径をD〔m〕とする
と、 である。すなわち必要なトルクτMは、目標とする張力
Tと巻取り外径Dとから求められる。
電動機3の発生トルクτMは、 τM=K3・I・φ …(4) である。ここでIは電機子4の電流であり、φは界磁磁
束である。すなわち電動機3発生トルクτMは、電機子
電流Iと磁束φの積で決まる。
必要なトルクを電動機3に発生させるには、第3式と
第4式とが等しいものとし、 したがつて常に巻取り外径Dを検出手段12によつて実測
して求め、この測定結果に基づいて、電機子電流Iと界
磁磁束φとを制御すれば、張力Tを一定に保つことがで
きる。
最大トルク制御を行うにあたり、第2図(2)の界磁
磁束φは、電動機3の逆起電圧Eが第2図(3)のよう
に最大値E1であるときには、最大磁束φ1に設定し、逆
起電圧Eが最大値E1であるときには、この最大値E1に抑
えるように、したがつて界磁磁束φを小さくするよう
に、界磁電流を小さくする。すなわち他励力流分巻電動
機の界磁磁束は、張力制御とは別に、単独の制御を、駆
動回路9によつて行う。このような制御を逆起電圧一定
制御と呼ぶことにする。このような制御の下で、張力を
一定にする制御を行うには、電動機3の回転数Nが、 O≦N<NB …(6) であるとき、前述の第5式から、 ここでφは一定値φ1である。したがつて、 I=K6・D・T …(9) したがつて巻取り外径Dに比例した電機子電流Iを与
えることによつて、張力Tを一定にすることができるこ
とが判る。
また、 NB≦N≦NP …(10) では、 ここでφ・Nは、逆起電圧Eに比例するので、一定値で
あり、なぜならば、電動機3の回転数Nは、逆起電圧E
に比例し、界磁磁束φに反比例するからである。またD
・Nは、巻取り速度Vに比例する。
すなわち、 したがつて、 I=K9・V・T …(14) したがつて電動機3の回転数Nがベース回転数NB以
上、最高回転数NP以下の範囲では、巻取り速度Vに比例
した電機子電流Iを与えることによつて、張力Tを一定
に保つことができることが判る。
要約すると、(a)界磁磁束φは逆起電圧一定制御を
行い、(b)回転数Nがベース回転数NB未満では、巻取
り外径Dに比例した電機子電流Iに制御し、(c)回転
数Nがベース回転数NB以上、最高回転数NP以下では、巻
取り速度Vに比例した電機子電流Iに制御することによ
つて、帯状体7の張力Tを常に一定とすることができ
る。本件実施例では、このような最大トルク制御を行
う。なお、第1式〜第14式におけるK1〜K9は定数であ
る。
第3図は、第1図における処理回路10の具体的な構成
を示すブロツク図である。入力手段14によつて、帯状体
7である鋼板の板厚h、板幅b、コイル重量W、板長L
を入力する。巻取り予定外径D1は、たとえば第15式に基
づいて帯状体ごとに演算する。
ここでD0は、巻取りリール軸の外径であり、σは帯状
体の比重である。
なお、 W=h・b・L・σ …(16) 第2図(1)を参照して、巻取りリール1によつて帯
状体7を巻取る際に、電動機3の回転数Nが参照符A1で
示す範囲であるときには、回転数Nの範囲がA2の領域に
入つたときに電動機3の出力を超えてしまい、そこで、
本件実施例では、たとえば張力を低下させて、範囲A3で
示されるようにして、帯状体7の巻取りを行う。このよ
うな場合に本発明においては、次のように処理が行われ
る。帯状体7の巻取りリール1への巻取り予定外径D1
と、その巻取りリール1を駆動する電動機3の最大出力
Pmと、電動機3が最大出力を発生できる電動機3の最低
回転数であるベース回転数NBとに基づいて、第17式に従
つて、電動機3によつて発生し得る最大張力Tmを帯状体
7ごとに求める。
ここでiは減速機2の減速比を表し、ηは機械効率を
表し、πは円周率を表す。このような第17式の演算は、
入力手段14からの出力に応答する演算回路15において行
われる。演算回路16では、最大張力Tmを表す演算回路15
からの信号に応答し、この最大張力Tmに対応する帯状体
7の巻取り速度上限値Vmを、第18式に基づいて求める。
処理回路10にはメモリ17が備えられており、このメモ
リ17には、帯状体7の鋼種と、鋼種に対応した単位断面
積当りの張力tとが第4図に示されるようにテーブルと
してストアされている。巻取りリール1によつて巻取ら
れるべき帯状体7の鋼種に対応した単位断面積当りの予
め定める張力に基づき、板幅bと板厚hを入力手段14か
ら読出し、第19式の演算を行つて、全張力T0を演算回路
18において求める。
T0=t・b・h …(19) チエツク回路19では、前述の鋼種に対応した最適な全
張力T0と、帯状体7の巻取り予定外径D1に対応した最大
張力Tmとの比較を帯状体7ごとに行い、 T0≦Tm …(20) であるときには、演算回路20は駆動回路9を制御して帯
状体7の張力が最適な全張力T0となるように全巻取り期
間中に亘つて、電動機3の出力および回転数を制御す
る。また T0>Tm …(21) であるときには、最大張力Tmで帯状体7を巻取るように
全巻取り期間中に亘つて電動機3の出力および回転数を
制御する。
演算回路20ではまた、前述の全張力T0または最大張力
Tmで帯状体7を巻取る際に、実測される帯状体7の巻取
り速度Vが前記巻取り速度上限値Vmを超えないようにす
るために、第5図に示される動作を行う。ステツプa2で
は、帯状体7の巻取り希望速度が演算回路16において演
算された巻取り速度上限値Vm以下であるかどうかを判断
し、そうであればステツプa3において、帯状体7の巻取
り速度設定値を前記巻取り速度上限値Vm以下の巻取り希
望速度V1に設定し、前記巻取り速度Vが前記希望速度V1
となるように全巻取り期間中に亘つて電動機3の出力お
よび回転数を制御する。帯状体7の巻取り希望速度が前
記巻取り速度上限値Vmを超えるときには、ステツプa4で
帯状体7の巻取り速度設定値を前記巻取り速度上限値Vm
に設定し、前記巻取り速度Vが前記巻取り速度上限値Vm
となるように帯状体7を巻取る。
第6図は、本発明の他の実施例の演算回路20の動作を
説明するためのフローチヤートである。この実施例は前
述の実施例に類似し、対応するステツプには参照符bに
同一の数字を付す。注目すべきはステツプb2において帯
状体7の巻取り希望速度が前記巻取り速度上限値Vmを超
えるときには、ステツプb6に進み、帯状体7の巻取り速
度設定値を前記巻取り速度上限値Vmを超える巻取り希望
速度V2に設定し、前記巻取り速度Vが前記巻取り希望速
度V2となるように帯状体7を巻取ることである。さらに
ステツプb6では、帯状体7の張力を前記最大張力Tm未満
で、かつ前記巻取り希望速度V2に対応する張力値T2に設
定し、帯状体7の張力が前記設定張力T2となるように全
巻取り期間中に亘つて電動機3の出力および回転数を制
御する。これによつて電動機3の出力が、出力オーバー
となることを防ぐことができる。このとき設定張力T2
は、第22式から求められる。なお前記巻取り希望速度V
1,V2は、圧延パススケジユール等から定められる巻取り
速度の目標値である。
本発明は鋼板などの帯状体だけでなく、その他の帯状
体を巻取るために広範囲に実施することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、帯状体の巻取り予定外
径等に基づいて電動機が帯状体に対して発生し得る最大
張力を帯状体ごとに求め、前記求めた最大張力以下の張
力で帯状体を全巻取り期間中に亘つて巻取るようにした
ので、電動機の定格容量を超えない範囲で、帯状体に、
たとえばできるだけ大きな張力を作用して巻取ることが
でき、したがつて帯状体がたとえば圧延材などであると
きにその形状の改善などを図ることができる。
また本発明によれば、(a)帯状体の巻取り速度を、
前記最大張力に対応する帯状体の巻取り速度上限値以下
に選び、あるいはまた、(b)帯状体の巻取り速度を、
前記巻取り速度上限値を超える値に選ぶとともに、前記
最大張力未満で、かつ帯状体の巻取り速度に対応する値
となる張力で全巻取り期間中に亘つて電動機の出力およ
び回転数を制御するようにしたので、電動機の容量を超
えない範囲で、希望する張力で帯状体の巻取りを行うこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体のブロツク図、第2図
は電動機3の最大トルク制御の動作を説明するためのグ
ラフ、第3図は第1図における処理回路10の具体的な構
成を示すブロツク図、第4図はメモリ17のメモリマツプ
を示す図、第5図は演算回路20の動作を説明するための
フローチヤート、第6図は本発明の他の実施例の演算回
路20の動作を説明するためのフローチヤートである。 1……巻取りリール、2……減速機、3……電動機、4
……電機子、5……界磁コイル、6……圧延機、7……
帯状体、9……駆動回路、10……処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 行弘 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社日立製作所大みか工場内 (56)参考文献 特開 昭53−71215(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状体の巻取りリールへの巻取り予定外径
    と、その巻取りリールを駆動する電動機の最大出力と、
    その電動機が最大出力を発生できる電動機の最低回転数
    とに基づいて、電動機が帯状体に対して発生し得る最大
    張力を帯状体ごとに求め、 この求めた最大張力以下の張力で、帯状体を巻取りリー
    ルで巻取るように全巻取り期間中に亘つて電動機の出力
    および回転数を制御することを特徴とする帯状体の巻取
    り方法。
  2. 【請求項2】前記最大張力に対応する帯状体の巻取り速
    度上限値を求め、 帯状体の巻取り速度を、この速度上限値以下に選ぶこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の帯状体の巻取
    り方法。
  3. 【請求項3】帯状体の巻取りリールへの巻取り予定外径
    と、その巻取りリールを駆動する電動機の最大出力と、
    その電動機が最大出力を発生できる電動機の最低回転数
    とに基づいて、電動機が帯状体に対して発生し得る最大
    張力を帯状体ごとに求め、 前記最大張力に対応する帯状体の巻取り速度上限値を求
    め、 帯状体の巻取り速度を、前記求めた巻取り速度上限値を
    超える値に選び、帯状体の張力を、前記最大張力未満
    で、かつ帯状体の巻取り速度に対応する値となるように
    全巻取り期間中に亘つて電動機の出力および回転数を制
    御することを特徴とする帯状体の巻取り方法。
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