JP2638018B2 - 記憶調光装置 - Google Patents

記憶調光装置

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JP2638018B2
JP2638018B2 JP62324935A JP32493587A JP2638018B2 JP 2638018 B2 JP2638018 B2 JP 2638018B2 JP 62324935 A JP62324935 A JP 62324935A JP 32493587 A JP32493587 A JP 32493587A JP 2638018 B2 JP2638018 B2 JP 2638018B2
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光治 中川原
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は1本のフエーダに対応して複数の照明負荷の
照明レベル(シーン)を記憶し、このようなフエーダが
複数設けられる記憶調光装置に関する。
背景技術 調光装置は操作手段によつて設定された複数の照明負
荷の照明レベルの実現、および複数の照明負荷の照明レ
ベルの集合である場面(シーン)の移行(クロスフエー
ド)を実現する装置である。そのクロスフエードは照明
レベルを緩やかに変化させ、なおかつ操作に忠実でなけ
ればならない。
従来では、プリセツトフエーダと呼ばれる複数のフエ
ーダが設けられ、この1本のフエーダによつて1つのチ
ヤンネルの照明負荷の照明レベルを設定、あるいは操作
する方法が採用されていた。しかしながら、多様化する
照明演出に対応するために、近年ではいわゆるサブマス
タフエーダと呼ばれるフエーダが設けられる。このサブ
マスタフエーダの1本に対応して、複数のチヤンネルの
照明負荷の照明レベル(シーン)を、メモリに予じめス
トアしておく。このサブマスタフエーダを複数操作して
シーンの合成など多様な照明演出を実現するという方式
も普及してきている。
このような調光装置においてクロスフエードに当つて
は、各フエーダからの信号にクロスフエード演算が施さ
れる。たとえばA段からB段へのクロスフエードにおい
て、A段クロスフエーダからの信号cfaおよびB段のク
ロスフエーダからの信号cfbと、A段のサブマスタフエ
ーダからの信号saj(j=1,2,…,m)およびB段のサブ
マスタフエーダからの信号sbjと、記憶装置に記憶され
るデータMijとが演算部に与えられる。演算部では、次
式で示される演算が各信号に施されて、得られた調光制
御信号Fiによつて各照明負荷が制御される。
Fi=MAX{(cfa×saj+cfb×sbj)×Mij} …(1) しかし、このような演算では、たとえば同一のシーン
を異なるサブマスタフエーダに対応する記憶領域に記憶
し、それぞれ現シーンおよび次シーンに設定した場合に
クロスフエードを行うと、クロスフエードの途中におい
て照明レベルが低下し、いわゆるデイツプが発生してし
まう。
たとえば第1表に示されるように、A段のサブマスタ
フエーダにおいて、チヤンネルCH1からチヤンネルCH5ま
でのレベルをそれぞれ30%、50%、80%、0%、100%
に設定し、B段のサブマスタフエーダのチヤンネルCH1
からチヤンネルCH5までのレベルをそれぞれ30%、50
%、80%、100%、0%に設定して、A段からB段への
クロスフエードを行う。
なおこのとき、クロスフエードの50%の進行途中にお
ける各照明負荷の照明レベルは、第1式によつて計算す
ると、それぞれ15%、25%、40%、50%、50%になる。
各チヤンネルにおける照明レベルの変化は第6図に示さ
れる。クロスフエードの途中において、チヤンネルCH
1、チヤンネルCH2、チヤンネルCH3において照明レベル
のデイツプが見られる。
目 的 本発明の目的は、上述の問題点を解決し、クロスフエ
ードの途中においても不所望な照明レベルの低下を生じ
ず、操作に忠実なクロスフエードを行うことができる調
光装置を提供することである。
発明の構成 本発明は、第1複数nのチヤンネルの照明負荷Fiと、 現シーンの調光レベルから次シーンの調光レベルへの
クロスフエードの進行が行われる操作に伴つて、現シー
ンに対応する1から0の出力cfaと、次シーンに対応す
る0から1の出力cfbを出力するクロスフエーダCFと、 一対のサブマスタフエーダSa,Sbであつて、各サブマ
スタフエーダSa.Sbは、第2複数mの各シーンj毎に、
1〜0の範囲で定められる各出力saj,sbjを導出する各
フエーダSa1〜Sam;Sb1〜Sbmをそれぞれ有するサブマス
タフエーダと、 各シーンj毎の各チヤンネルiの照明負荷の調光レベ
ルデータMijを記憶する記憶装置4と、 クロスフエーダCF、サブマスタフエーダSa,Sbおよび
記憶装置4の各出力に応答し、現シーンから次シーンへ
の各チヤンネルiの照明負荷毎に調光レベル信号Fi、 Fi=cfa×MAX(saj×Mij)+cfb×MAX(sbj×Mij) を演算する演算手段2と、 演算手段2の出力に応答し、各調光レベル信号Fiの表
す調光レベルで、その調光レベル信号Fiに対応する各チ
ヤンネルiの照明負荷を駆動する調光駆動手段3とを含
むことを特徴とする記憶調光装置である。
実施例 第1図は本発明の一実施例の調光装置1の構成を示す
ブロツク図である。調光装置1は、2つのフエーダCFa,
CFbを含むクロスフエーダCFと、複数のフエーダSaj(j
=1,2,…,m)と、やはり複数のフエーダSbjから構成さ
れるサブマスタフエーダSbと、記憶装置4と、演算部2
と、サンプルホールド回路3とを含んで構成される。
記憶調光装置1において、演算部2にはクロスフエー
ダCFからの信号cfa,cfbと、サブマスタフエーダSaから
の信号saj(j=1,2,…,m)と、サブマスタフエーダSb
からの信号sbj(j=1,2,…,m)と、記憶装置4に記憶
されているデータMijとが与えられる。演算部2では次
式で示される演算を施し、調光信号Fiが得られる。
Fi=cfa×MAX(saj×Mij)+cfb×MAX(sbj×Mij) …(2) 調光信号Fiはサンプルホールド回路3に与えられる。
サンプルホールド回路3の出力は、チヤンネル毎に設け
られる調光器などに与えられる。調光器はこの信号に従
つて照明負荷の照明レベルを制御する。
第2図は、本発明の一実施例である記憶調光装置1aの
具体的な構成を示すブロツク図である。記憶調光装置1a
は、前述した記憶調光装置1において演算部2は、第2
式で示される演算をデジタル処理によつて実行するもの
である。
演算部2aはマルチプレクサ10と、アナログ/デジタル
変換器(A/D変換器と略称する)11と、中央処理装置(C
PU)12と、デジタル/アナログ変換器(D/A変換器)13
と、リードオンリメモリ(ROM)14と、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)15とから構成される。
マルチプレクサ10には、フエーダCFaおよびフエーダC
Fbからの信号cfa,cfbと、サブマスタフエーダSaの各フ
エーダSajからの信号sajと、サブマスタフエーダSbの各
フエーダSbjからの信号sbjとが与えられる。マルチプレ
クサ10では、与えられた信号を順次切換えてA/D変換器1
1に導出する。A/D変換器11ではマルチプレクサ10からの
信号がデジタル信号に変換され、バス23を介して中央処
理装置12に出力する。
中央処理装置12はバス23を介して記憶装置4から所望
のデータMijを流出して、上述したA/D変換器11からの信
号との間で第2式に示される演算をランダムアクセスメ
モリ15において行う。このような演算のためのプログラ
ムは、リードオンリメモリ14にストアされている。
中央処理装置12による演算結果は、バス23を介してD/
A変換器13に出力されアナログ信号に変換される。D/A変
換器13からの出力は、サンプルホールド回路3に与えら
れる。マルチプレクサ10の切換え、およびサンプルホー
ルド3のサンプリングなどは、図示しないクロツク発生
器などのクロツク信号によつて同期的に行われる。
サンプルホールド回路3からの出力は、各チヤンネル
毎に設けられる調光器などに与えられ、これによつて各
調光器は各照明負荷の照明レベルを制御する。
第3図は、中央処理装置12における動作を説明するた
めのフローチヤートである。
中央処理装置12はステツプn1において、パラメータと
してi=1に初期設定する。この後ステツプn2において
クロスフエーダCFからの信号cfa,cfb、およびサブマス
タフエーダSa,Sbからの信号saj,sbjなどを、マルチプレ
クサ10およびA/D変換器11を介して読出す。
この後、第2式に示される演算を施し、調光信号Fiを
得る。ステツプn4では、得られた調光信号FiをD/A変換
器13に出力する。ステツプn5ではiの値を1増加させ、
ステツプn6に進む。
ステツプn6ではiの値がチヤンネルの総数nよりも大
きい場合には処理動作を終了し、iの値がnより小さい
場合にはステツプn3に戻つて、前述した処理動作を繰返
す。
このような記憶調光装置1aにおけるクロスフエードで
の照明レベルの変化は、第4図に示される。たとえばサ
ブマスタフエーダSaにおいて、設定されるシーンからサ
ブマスタフエーダSbによつて設定されるシーンへのクロ
スフエードを行う場合について説明する。サブマスタフ
エーダSa,Sbにおいて、先行技術に関連して説明した場
合と同様に第1表に示される各チヤンネルの照明レベル
が設定されていた場合について説明する。チヤンネルCH
4,CH5においては、従来技術で説明したのと同様に、サ
ブマスタフエーダSa4で設定される0%の照明レベルか
ら、サブマスタフエーダSb4で設定される100%の照明レ
ベルに直線的に変化し、逆にチヤンネルCH5においては
フエーダSa5で設定される100%の照明レベルから、フエ
ーダSb5で設定される0%の照明レベルに直線的に変化
する。サブマスタフエーダSaとサブマスタフエーダSbと
で、同じレベルに設定されるチヤンネルCH1,CH2,CH3に
ついては、クロスフエード期間において照明レベルは変
化しない。
このようにして記憶調光装置1aにおいて、クロスフエ
ードの中途における照明レベルの低下、いわゆるデイツ
プを解消することができる。このような記憶調光装置1a
は中央処理装置12の能力が高く、大規模なシステム(数
百〜千のシーンを有する)に効果的に実施される。
前述の第2式を参照して、本発明では、現シーンのサ
ブマスタ演算と、次シーンのサブマスタ演算とを行つた
後で、現シーンと次シーンのクロス演算を行うように
し、これによつて前述のように調光レベルの不所望な変
化を防ぐことができる。すなわち現シーンのサブマスタ
演算と言うのは第2式におけるMAX(saj×Mij)であ
り、次シーンのサブマスタ演算は、MAX(sbj×Mij)で
あり、クロス演算と言うのは、これらの各サブマスタ演
算結果にcfa,cfbを掛算して加算する演算である。第2
式における記号MAXについて説明すると、MAX(saj×Mi
j)と言うのは、現シーンjにおける値(saj×Mij)
と、次シーン(たとえばj+1)における値(saJ+1×M
i(j+1))とのうち、大きい方を選択するという意味であ
る。
発明の効果 本発明によれば、クロスフエード操作における開始レ
ベルと終了レベルとの演算を行い、すなわち現シーンの
サブマスタ演算と、次シーンのサブマスタ演算とを行
い、その後に前記演算結果である開始レベルと終了レベ
ルとの間のクロスフエード演算、すなわち現シーンから
次シーンへのクロスフエード演算を行うようにしたの
で、そのクロスフエードの途中においても、調光レベル
の異常な低下、いわゆるデイツプが発生することが防が
れる。したがつてクロスフエーダの操作による忠実なク
ロスフエードを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の記憶調光装置1の基本的構
成例を示すブロツク図、第2図は本発明の一実施例の記
憶調光装置1aの基本的構成を示すブロツク図、第3図は
記憶調光装置1aの中央処理装置12の動作を説明するため
のフローチヤート、第4図は記憶調光装置1aのクロスフ
エードにおける各チヤンネルの照明レベルを示すグラ
フ、第5図は従来技術の記憶調光装置のクロスフエード
における各チヤンネルの照明レベルを示すグラフであ
る。 1,1a,1b……記憶調光装置、2,2a,2b……演算部、3……
サンプルホールド回路、4……記憶装置、CF……クロス
フエーダ、Sa,Sb……サブマスタフエーダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1複数nのチヤンネルの照明負荷Fiと、 現シーンの調光レベルから次シーンの調光レベルへのク
    ロスフエードの進行が行われる操作に伴つて、現シーン
    に対応する1から0の出力cfaと、次シーンに対応する
    0から1の出力cfbを出力するクロスフエーダCFと、 一対のサブマスタフエーダSa,Sbであつて、各サブマス
    タフエーダSa.Sbは、第2複数mの各シーンj毎に、1
    〜0の範囲で定められる各出力saj,sbjを導出する各フ
    エーダSa1〜Sam;Sb1〜Sbmをそれぞれ有するサブマスタ
    フエーダと、 各シーンj毎の各チヤンネルiの照明負荷の調光レベル
    データMijを記憶する記憶装置4と、 クロスフエーダCF、サブマスタフエーダSa,Sbおよび記
    憶装置4の各出力に応答し、現シーンから次シーンへの
    各チヤンネルiの照明負荷毎に調光レベル信号Fi、 Fi=cfa×MAX(saj×Mij)+cfb×MAX(sbj×Mij) を演算する演算手段2と、 演算手段2の出力に応答し、各調光レベル信号Fiの表す
    調光レベルで、その調光レベル信号Fiに対応する各チヤ
    ンネルiの照明負荷を駆動する調光駆動手段3とを含む
    ことを特徴とする記憶調光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55122391A (en) * 1979-03-15 1980-09-20 Matsushita Electric Works Ltd Dimmer
JPS6097593A (ja) * 1983-10-31 1985-05-31 松下電工株式会社 調光装置
JPS6271194A (ja) * 1985-09-25 1987-04-01 松下電工株式会社 調光制御装置

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