JP2636617B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2636617B2
JP2636617B2 JP3357621A JP35762191A JP2636617B2 JP 2636617 B2 JP2636617 B2 JP 2636617B2 JP 3357621 A JP3357621 A JP 3357621A JP 35762191 A JP35762191 A JP 35762191A JP 2636617 B2 JP2636617 B2 JP 2636617B2
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卓 栗林
順太 平田
俊彦 山崎
融 磯目
敏雄 小野寺
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Hitachi Plant Construction Co Ltd
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Hitachi Plant Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調装置に係り、特に
オフィスオートメーション機器(以下、OA機器とい
う)、照明器具、人体等の発熱体からの熱の為、年間冷
房を必要とする事務室等における、冬期のペリメータゾ
ーンの空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の空調装置1は、図2に示す
ようにインテリアゾーン2とペリメータゾーン3とから
成り、床面に複数の送気口4、4…及び天井面に複数の
吸気口5、5…と吸気機9、9…を備えた事務室6と、
空調器7と、事務室6と空調器7との間に空気の循環系
路を形成する床下チヤンバ8及び天井チヤンバ10とか
ら構成されている。
【0003】このような空調装置1では、空調器7で空
調された冷房用空気11は、床下チヤンバ8に供給さ
れ、床面の送気口4、4…を介して事務室6内に供給さ
れる。事務室6内に供給された空気11は、事務室6内
のOA機器12、12、照明器具13、13…人体1
4、14等の発熱体から出る熱によって温められて軽く
なり上昇する。上昇した空気15は、天井面の吸気口
5、5…を介して吸気器9、9…で吸気され天井チヤン
バを通って空調器7に戻る。空調器7に戻った空気は、
一部を屋外に排気16し、代わりに屋外から吸気した新
鮮空気17と混合後、冷やされ、冷房用空調空気として
空調され再び事務室6に供給される。
【0004】このような空調装置では、冬期冷房の場
合、インテリアゾーンを快適な温度に設定すると、空調
器からペリメータゾーンに供給される冷房用空気は、冬
の冷たい外気によって冷えたペリメータゾーンの窓や壁
から出る冷気によって更に冷却される。この為、ペリメ
ータゾーンの温度は、インテリアゾーンの温度に比較し
冷え過ぎる傾向にある。このことから、前記空調器に加
え、別の空調器を設け暖房用空気をペリメータゾーンに
供給する空調装置も見られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空調装置による冬期冷房の場合、空調器からペリメータ
ゾーンに供給される冷房用空気は、冬の冷たい外気によ
って冷えたペリメータゾーンの窓や壁から出る冷気によ
って更に冷却される為、ペリメータゾーンの温度は、イ
ンテリアゾーンの温度に比較し冷え過ぎ、寒いという欠
点がある。また、この解決策としては、更に別の空調器
を設けてペリメータゾーンを暖房する従来の空調装置が
あるが、設備コスト及びランニングコストが上昇すると
いう欠点がある。
【0006】本発明は、このうような事情に鑑みてなさ
れたもので、インテリアゾーンで温められた空気の一部
をペリメータゾーンに供給し、ペリメータゾーンを暖房
する送風機を備えた空調装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、空調ゾーンがペリメータゾーンとインテリアゾ
ーンで構成され、外気の影響で前記ペリメータゾーンが
前記インテリアゾーンよりも低温状態にある時に前記空
調ゾーンを冷房空調する空調装置において、空調ゾーン
の下方に位置し、空調器からの冷房用空気が供給される
と共に空調ゾーンに向けて冷房用空気を吹出す床下チヤ
ンバと、空調ゾーンの上方に位置し、前記インテリアゾ
ーンの熱を吸収して温められた空調ゾーンの空気が吸込
まれる天井チヤンバと、天井チヤンバに設けられ、空調
ゾーンの空気を天井チヤンバに吸込む吸気装置と、天井
チヤンバ内の空気を空調器を介して床下チヤンバに送る
空気循環系と、天井チヤンバに設けられ、前記天井チヤ
ンバ内に吸気された温かい空気の一部をペリメータゾー
ンに送る送風機と、床下チヤンバに設けられ、ペリメー
タゾーンの空気を床下チヤンバに吸気する吸気機と、か
ら成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、空調器で空調された空調空気
は、床下チヤンバへ供給され複数の送気口を介して空調
ゾーンに供給される。供給された空気は、空調ゾーンを
空調した後、複数の吸気口を介し、吸気装置により天井
チヤンバに吸気される。天井チヤンバに吸気された空気
は、空調器へ戻り空調空気として再び空調ゾーンに供給
される。また、天井チヤンバに吸気された空気の一部
は、送風機により送気口を介してペリメータゾーンに供
給される。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る空調装置
の好ましい実施例について詳説する。本発明に係る空調
装置20は図1に示したように、インテリアゾーン22
とペリメータゾーン24とから成り、床面に4個の送気
口26、26…及び天井面に4個の吸気口28、28…
及び吸気機36、36…を備えた事務室30と、空調器
32と、事務室30と空調器32との間に空気の循環系
路を形成する床下チヤンバ34及び天井チヤンバ38
と、天井チヤンバ38に吸気された空気の一部をペリメ
ータゾーン24に供給するペリメータ用送風機40及び
ペリメータ用送気口42並びにペリメータゾーン24の
空気を床下チヤンバ34に吸気するペリメータ用吸気機
44及びペリメータ用吸気口46とから構成されてい
る。
【0010】このような構成の空調装置20では、空調
器32で空調された略20℃の冷房用空気48は、床下
チヤンバ34を通り、床面の送気口26、26…を介し
て事務室30に供給される。事務室30へ供給された空
気50は、事務室30のOA機器52、52照明器具5
4、54…人体56、56等の発熱体からの熱を吸収
し、略30℃程度まで温められて軽くなり上昇する。上
昇した空気58は、天井面の吸気口28、28…を介し
て吸気機36、36…により天井チヤンバ38へ吸気さ
れる。天井チヤンバ38へ吸気された空気60は、天井
チヤンバ38を通って空調器32に戻り、一部を屋外へ
排気し、代わりに屋外から吸気した新鮮空気と混合後、
冷やされ、冷房用空調空気として空調され再び事務室3
0に供給される。また、天井チヤンバ38へ吸気された
空気の一部は、ペリメータ用送風機40でペリメータ用
送気口42からペリメータゾーン24に供給される。ペ
リメータゾーン24に供給された略30℃の温かい空気
62は、冬の冷たい外気で冷えたペリメータゾーン24
の窓64や壁66を温める。逆に熱を奪われて冷やされ
た空気68は、床面のペリメータ用吸気口46を介して
ペリメータ用吸気器44により床下チヤンバ34に吸気
される。吸気された冷たい空気70は、空調器32で冷
やされた空調空気48と床下チヤンバ34内で合流し、
略20℃で再び事務室30に供給される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空調
装置によれば、インテリアゾーンで温められた空気の一
部をペリメータゾーンの暖房用空気として供給するペリ
メータ送風機を備えたことで、従来の空調装置に比較
し、ペリメータゾーンの快適性を向上させることができ
る。また、ペリメータゾーン暖房用空調機を別に設けた
従来の空調装置に比較し、設備コストやランニングコス
トを底コストにおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調装置の説明図
【図2】従来の空調装置の説明図
【符号の説明】 20…空調装置 22…インテリアゾーン 24…ペリメータゾーン 26…送気口 28…吸気口 30…事務室 32…空調器 34…床下チヤンバ 36…吸気機 38…天井チヤンバ 40…ペリメータ用送風機 42…ペリメータ用送気口 44…ペリメータ用吸気機 46…ペリメータ用吸気口 48、50…冷房用空調空気 52…OA機器 54…照明器具 56…人体 58、60、62…発熱体で温められた空気 64…窓 66…壁 68、70…窓や壁で冷却された空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 敏雄 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日立プラント建設株式会社内 審査官 粟津 憲一 (56)参考文献 特開 平3−293493(JP,A) 実開 平3−58545(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調ゾーンがペリメータゾーンとインテリ
    アゾーンで構成され、外気の影響で前記ペリメータゾー
    ンが前記インテリアゾーンよりも低温状態にある時に前
    記空調ゾーンを冷房空調する空調装置において、 空調ゾーンの下方に位置し、空調器からの冷房用空気が
    供給されると共に空調ゾーンに向けて冷房用空気を吹出
    す床下チヤンバと、 空調ゾーンの上方に位置し、前記インテリアゾーンの熱
    を吸収して温められた空調ゾーンの空気が吸込まれる天
    井チヤンバと、 天井チヤンバに設けられ、空調ゾーンの空気を天井チヤ
    ンバに吸込む吸気装置と、 天井チヤンバ内の空気を空調器を介して床下チヤンバに
    送る空気循環系と、 天井チヤンバに設けられ、前記天井チヤンバ内に吸気さ
    れた温かい空気の一部をペリメータゾーンに送る送風機
    と、床下チヤンバに設けられ、ペリメータゾーンの空気を床
    下チヤンバに吸気する吸気機と、 から成ることを特徴とする空調装置。
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